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JP4808084B2 - 容器 - Google Patents
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JP4808084B2 - 容器 - Google Patents

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本発明は、所定の収納物を収納可能な容器に関する。
従来より、例えば、化粧用・医療用等のパフ(化粧用パフ、パフ、カット綿、コットンなども呼称される)は、使用時に使い易いように所定の大きさにカットされ、所定の容器に収納された状態で販売等されている。
このパフは、例えば、シート状の素材で中綿を包んで袋状した物や、中綿の上下にシート素材を配し端部を圧着した物や、また、所定の脱脂綿を交絡させた物等を例示できるが、いずれにおいても、概ね剛性に乏しく、厚みが薄いものである。このため、例えば、複数のパフの端部を天地方向に配して、言い換えると、パフの広い面が横を向いた状態で該横方向において積層的に並べた状態で容器に収納される。この場合、容器に収納されたパフが取り出されるにしたがい、残された未使用のパフが容器内で倒れることがあり、その後の使用性を損なうという問題があった。
この問題を解決するため、例えば、容器内に複数の室を有する容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−167256号公報
しかし、特許文献1における複数の室を有する容器は、容器の構造が複雑になり、容器を構成する部材の使用量も多くなる。更に、これらにより容器の製造コストが増加する。そして、これらが本発明における課題である。
本発明は、外周を形成する部材を用いて内部空間を仕切ることが可能な容器を提供することを課題とする。
本発明者らは、容器に形成される内容物の取り出し口における蓋を、この取り出し口から容器の内部空間に入り込むよう折り曲げると共に、折り曲げられた状態の蓋を所定の係止手段により係止することで、容器の内部空間を複数に仕切ることができることを見出し、本発明を完成させた。
(1) 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、前記上面に形成される所定の上面側開口を少なくとも含む開口部と、前記上面に形成される所定の折曲線を介して前記開口部の全部又は一部を覆うように連設される蓋部と、前記蓋部における前記折曲線とは反対側の端部に形成される取手部と、前記底面に形成され前記取手部を挿入可能な被挿入部と、を備え、前記蓋部における前記折曲線から前記取手部の先端までの長さは、前記折曲線から前記被挿入部までの距離よりも長い容器。
(2) 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、前記上面に形成される折曲線と、前記折曲線の両端それぞれから該上面における所定の外周辺を介して所定の側面に連続して形成される2本の切り込み線と、前記2本の切り込み線の終端それぞれを繋ぐように配置される取手部と、前記底面に所定長さの切り込みにより形成される前記取手部を挿入可能な被挿入部と、を備え、前記折曲線から前記所定の外周辺を介した前記取手部の先端までの長さは、前記折曲線から前記被挿入部までの距離よりも長い容器。
(3) 前記2本の切り込み線それぞれに沿って該切り込み線を挟む一方側と他方側とを分離させることで、前記所定の側面から前記上面に連続して形成される開口部と、前記折曲線を介して前記開口部の全部又は一部を覆うように連設される蓋部と、を形成可能である(2)に記載の容器。
(4) 前記蓋部は、前記折曲線を軸として前記開口部に入り込むよう折り曲げられ、前記取手部は、前記被挿入部に挿入され、前記蓋部における全部又は一部は、該容器における内部空間を複数の空間に仕切る(3)に記載の容器。
(5) 前記蓋部における前記折曲線から前記所定の外周辺までの長さは、前記折曲線から前記底面までの距離と略同じ長さであり、前記所定の外周辺から前記取手部における前記2本の切り込み線の終端の位置である根元部までの長さは、前記折曲線から前記底面に垂直に引いた線が前記底面と交差して形成される線から前記被挿入部までの距離と略同じ長さである(3)又は(4)に記載の容器。
(6) 前記所定の側面には、前記取手部を挿入可能な封緘部が形成され、前記開口部の全部又は一部を覆うように前記蓋部を配置すると共に、前記取手部を前記封緘部に挿入することで、前記蓋部を前記開口部を覆った状態で位置決めする(3)から(5)のいずれかに記載の容器。
(7) 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、前記上面に形成される所定の上面側開口を少なくとも含む開口部と、前記上面に形成される所定の折曲線を介して前記開口部の全部又は一部を覆うように連設される蓋部と、前記所定の側面に略直交する他の側面に形成される側面側係止部と、前記蓋部に形成され前記側面側係止部が挿入可能な上面側被係止部と、を備える容器。
(8) 前記他の側面には、前記側面側係止部が複数形成され、前記蓋部には、前記折曲線と略平行に形成される1又は複数の蓋上折曲線が形成され、前記複数の蓋上折曲線それぞれにおける前記折曲線側とは反対の側には、前記上面側被係止部が複数形成される請求項7に記載の容器。
(9) 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、前記上面に形成される折曲線と、前記折曲線の両端それぞれから該上面における所定の外周辺を介して所定の側面に連続して形成される2本の切り込み線と、前記所定の側面に略直交する他の側面に形成され、前記所定の側面側又は前記所定の側面と対向する側面の側に突出する略U字状の切り込みにより形成される側面側係止部と、前記2本の切り込み線に挟まれた領域に形成され、前記所定の外周辺に対し略垂直な方向に延びる切り込みにより形成される上面側被係止部と、を備え、前記上面側被係止部の前記所定の外周辺に対して略垂直な方向における長さは、前記側面側係止部の幅方向における長さよりも長く、前記側面側係止部は、該側面側係止部における幅方向における中心から前記所定の外周辺と略直交し前記上面と前記他の側面とにより形成される他の外周辺までの長さが、前記折曲線から前記上面側被係止部における前記所定の外周辺と略直交する方向における中心までの長さが略同じ長さとなるよう形成される容器。
(10) 前記2本の切り込み線に沿って該切り込み線を挟む一方側と他方側とを分離させることで、前記所定の側面から前記上面に連続して形成される開口部と、前記折曲線を介して前記開口部の全部又は一部を覆うように連設される蓋部と、を形成可能である(9)に記載の容器。
(11) 前記蓋部は、前記折曲線を軸として前記開口部に入り込むよう折り曲げられ、前記側面側係止部は、前記略U字状における根元部を軸として該容器における内部空間側に入りこむよう折り曲げられ、前記側面側係止部の全部又は一部は、前記上面側被係止部に挿入され、前記蓋部における全部又は一部は、該容器における内部空間を複数の空間に仕切る(10)に記載の容器。
(12) 前記他の側面には、前記側面側係止部が複数形成され、前記2本の切り込み線に挟まれた領域には、前記折曲線と略平行に形成される1又は複数の蓋上折曲線が形成され、前記複数の蓋上折曲線それぞれにおける前記折曲線側とは反対の側には、前記上面側被係止部が複数形成される(9)から(11)のいずれかに記載の容器。
(13) 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、前記上面に形成される所定の折曲線を介して連設される蓋部と、前記蓋部における前記折曲線とは反対側の端部に形成される取手部と、前記取手部又はその近傍に形成される端部側係止部と、前記折曲線の一方側に形成され該容器を複数の分離容器に分離可能な分離部と、前記分離部により該容器が複数の分離容器に分離された場合における前記折曲線を有する分離容器の底面部分に形成され前記端部側係止部を挿入可能な底面側被係止部と、を備える容器。
(14) 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、前記上面に形成される折曲線と、前記折曲線の両端それぞれから該上面における所定の外周辺を介して所定の側面に連続して形成される2本の切り込み線と、前記2本の切り込み線の終端それぞれを繋ぐように配置される取手部と、前記折曲線の両端を繋ぎ該容器の外周を周回するように形成される周回切り込み線と、前記取手部の近傍に形成され前記取手部側とは反対側に突出するような略U字状の切り込みにより形成される端部側係止部と、前記底面における前記周回切り込み線に対して前記所定の側面と反対側に形成される前記端部側係止部を挿入可能な底面側被係止部と、を備える容器。
(15) 前記切り込み線に沿って該切り込み線を挟む一方側と他方側とを分離させることで、前記折曲線に連設された蓋部を形成可能であり、前記周回切り込み線に沿って該周回切り込み線を挟む一方側と他方側を分離させることで、該容器を、前記蓋部を有する第1分離容器と、前記蓋部を有しない第2分離容器とに分離可能である(14)に記載の容器。
(16) 前記第1分離容器において、前記蓋部は、前記折曲線を軸として、前記周回切り込み線を挟む一方側と他方側とを分離させることで形成される側面側開口部の全部又は一部を覆うように折り曲げられ、前記端部側係止部は、前記底面側被形成部に挿入され、前記蓋部の全部又は一部は、該第1分離容器における新たな側面を形成する(15)に記載の容器。
また、上記容器に形成される切り込み線は、例えば、ミシン目状の切り込みや、シート状部材における厚さを薄くするような処理をした線状の部分を例示できるが、これに限定されない。
本発明によれば、外周を形成する部材を用いて内部空間を仕切ることが可能な容器を提供できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明における第1実施形態の容器における斜視図である。図2は、第1実施形態の容器における平面図である。図3は、第1実施形態の容器における側面30側の側面図である。図4は、第1実施形態の容器における側面40側の側面図である。図5は、第1実施形態の容器における底面図である。図6は、図3における蓋部が開口した場合の図である。図7は、第1実施形態の容器における第1使用形態を説明する図である。図8は、第1実施形態の容器における第1使用形態を説明する図である。図9は、第1実施形態の容器における第2使用形態を説明する図である。図10は、第1実施形態の容器における第2使用形態を説明する図である。
図11は、第1実施形態の容器における第2使用形態を説明する図である。図12は、図11における分離容器の底面側からの斜視図である。図13は、本発明における第2実施形態容器における斜視図である。図14は、第2使用形態における使用形態を説明する図である。図15は、第2使用形態における使用形態を説明する図である。図16は、本発明における第3実施形態の容器における斜視図である。図17は、第1実施形態の容器における展開図である。図18は、パフを容器の長手方向に積層するように収納した場合の収納状態を説明する図である。図19は、パフを容器の幅方向に積層するように収納した場合の収納状態を説明する図である。
「1」第1実施形態
図1から図12、及び図17により、本発明における第1実施形態の容器について説明する。
「1.1」概要
図1から12に示すように、本実施形態における容器1は、上面10と、上面10に対向する底面20と、上面10の外周辺11、12、13、14それぞれと底面20の外周辺21、22、23、24それぞれを繋ぐように配置される4つの側面30、40、50、60と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器である。
容器1は、上面10に形成される所定の上面側開口2aを少なくとも含む開口部2と、上面10に形成される所定の折曲線3a、3bを介して開口部2の全部又は一部を覆うように連設される蓋部4a、4bと、蓋部4a、4bにおける折曲線3a、3bとは反対側の端部に形成される取手部5a、5bと、底面20に形成され取手部5a、5bを挿入可能な被挿入部210、220と、を備える。
そして、容器1は、蓋部4a、4bにおける折曲線3a、3bから取手部5a、5bの先端までの長さK1+K2は、折曲線3a、3bから被挿入部210、220までの距離Lよりも長くなるよう形成される。
また、本実施形態における容器1は、上面10に形成される所定の折曲線3a、3bを介して連設される蓋部4a、4bと、蓋部4a、4bにおける折曲線3a、3bとは反対側の端部に形成される取手部5a、5bと、取手部5a、5b又はその近傍に形成される端部側係止部8a、8bと、折曲線3a、3bの一方側に形成され容器1を複数の分離容器に分離可能な分離部93a、93bと、分離部93a、93bにより容器1が複数の分離容器に分離された場合における折曲線3a、3bを有する分離容器の底面部分に形成され端部側係止部8a、8bを挿入可能な底面側被係止部230、240と、を備える。
上記により、本実施形態における容器1の概要について説明したが、その詳細な態様について、特に、販売時における態様や実際に使用される場合における所定の使用態様について説明する。
「1.2」各種態様
図1から図12、及び図17により、本実施形態における容器1の使用前や使用時における態様について説明する。
「1.2.1」使用前における態様
図1から図5に示すように、本実施形態における容器1は、上面10と、上面10に対向する底面20と、上面10の外周辺11、12、13、14それぞれと底面20の外周辺21、22、23、24それぞれを繋ぐように配置される4つの側面30、40、50、60と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器である。
この容器1は、上面10に形成される折曲線3aと、折曲線3aの両端それぞれから上面10における所定の外周辺11を介して所定の側面30に連続して形成される2本の切り込み線6a、7aと、2本の切り込み線6a、7aの終端それぞれを繋ぐように配置される取手部5aと、底面20に所定長さの切り込みより形成される取手部5aを挿入可能な被挿入部210と、を備える。
そして、容器1における折曲線3aから所定の外周辺11を介した取手部5aの先端までの長さK1+K2は、折曲線3aから被挿入部210までの距離Lよりも長くなるよう形成されている。
また、容器1は、上面10に形成される折曲線3aの両端を繋ぎ該容器1の外周を周回するように形成される第1周回切り込み線90aと、取手部5aの近傍に形成され取手部側とは反対側に突出するような略U字状の切り込み80により形成される端部側係止部8aと、底面20における周回切り込み線90aに対して所定の側面30と反対側に形成される端部側係止部を挿入可能な底面側被係止部240と、を備える。
また、所定の側面30には、取手部5aを挿入可能な封緘部50aが形成される。後述する開口部2の全部又は一部を覆うように蓋部4aを配置すると共に、取手部5aを封緘部50aに挿入することで、蓋部4aを開口部2を覆った状態で位置決めすることができる。
また、側面30と対向する側面である側面50の側にも、上記構成と同じ構成が略対称的に形成される。この側面50側における所定の構成は、上記側面30側における所定の構成要件と同様であるので、以下においては、主に側面30側における構成等について説明する。
「1.2.2」容器の構造
容器1は、略所定のシート状部材により形成される略直方体の容器である。この略直方体は、例えば、図17に示す所定形状に形成されたシート状部材800を組み立てることで形成される。
図17に示すように、シート状部材800は、側面60を形成する側面60シート部860と、上面10を形成する上面シート部810と、側面40を形成する側面40シート部840と、底面20を形成する底面シート部820とが折り曲げ可能に連設される。
側面40シート部840における底面シート部820又は上面シート部810が連設されていない上下縁には、所定幅の補強部材841、842が形成される。同様に、側面60シート部860における上下縁には、所定幅の補強部材861、862が形成される。
底面シート部820における側面40シート部840が連設された側とは反対側の側縁には、所定幅の接合部材865が連設される。
上面シート部810における側面40シート部840又は側面60シート部860が連設されていない上下縁には、それぞれ側面30又は側面50の一部を構成する上側フラップ832又は上側フラップ852が連設される。
底面シート部820における側面40シート部840又は接合部材865が連設されていない上下縁には、それぞれ側面30又は側面50の一部を構成する下側フラップ871又は下側フラップ851が連設される。
上述したシート状部材800により略立方体を形成するための手順を以下に例示する。まず、補強部材841及び補強部材842を互いに向かい合うように起立させる。同様に、補強部材861及び補強部材862を互いに向かうように起立させる。
次いで、接合部材865を所定側に起立させると共に、側面60シート部860と、上面シート部810と、側面40シート部840と、底面シート部820とにより所定の筒状を形成するようにシート状部材800を折り曲げる。
この折り曲げられた状態において、接合部材865が内部空間側に配置されるよう該接合部材865と側面60シート部860とを互いに重なるように配置すると共に、所定の接着剤等で接合する。
この形成された所定の筒状における両端側に連設された所定のフラップを、該両端それぞれに形成される開口を塞ぐように折り返すことで、側面30、50が形成される。具体的には、下側フラップ851を一方の端部側に形成される開口を塞ぐように折り返すと共に、上側フラップ832を下側フラップ851の外側に重なるよう折り返すことで側面30を形成する。同様に、下側フラップ851を他方の端部側に形成される開口を塞ぐように折り返すと共に、上側フラップ852を下側フラップ851の外側に重なるよう折り返すことで側面50を形成する。
そして、所定の接着剤等により下側フラップ851と上側フラップ831とを接合し、下側フラップ851と上側フラップ831とを接合することで、本実施形態の容器1を形成することができる。
ここで、シート状部材800には、後述する折曲線3a、3bや切り込み線6a、7a、6b、7b等を予め形成しておくことができる。
このシート状部材800の材質としては、例えば、コートボール紙と呼ばれる積層紙を用いることができる。更には、例えば、ポリプロピレン(PP)やポリエチレンテレフタレート(PET)などのプラスチック素材や、他の紙素材、もしくはそれらの複合素材を用いることができる。
上述したシート状部材800により形成された容器1は、上面10と、上面10に対向する底面20と、上面10の外周辺11、12、13、14それぞれと底面20の外周辺21、22、23、24それぞれを繋ぐように配置される4つの側面30、40、50、60と、を有する略直方体の容器である。
「1.2.3」折曲線
図1又は図2に示すように、折曲線3aは、上面10における外周辺11に対して略平行に形成される。折曲線3aは、容器1における本体側と使用時に形成される蓋部4aとの間に形成される。言い換えると、折曲線3aは、使用時に形成される蓋部4aを該折曲線3aを軸として回動可能に容器1の本体側と連設させる。
この折曲線3aの両端から外周辺11を介して後述する取手部5aまで、連続して切り込み線6a及び7aが形成される。
また、折曲線3aの両端から上面における外周辺12、底面における外周辺22、底面における外周辺24及び、上面における外周辺14を介し、容器1の外周を周回するように後述する第1の周回切り込み線90aが形成される。
この折曲線3aは、例えば、押罫や切れ込みを入れた鎖線・点線などのミシン目を例示することができる。
ここで、折曲線3bにおいても、上述した折曲線3aにおける説明を援用することができる。
「1.2.4」切り込み線
図1又は図2に示すように、切り込み線6a、7aは、折曲線3aの両端それぞれから上面10における外周辺11を介して側面30における所定の位置まで連続して形成される。
具体的には、切り込み線6aは、上面10に形成され折曲線3aの外周辺12側の端部から外周辺11に直交するように形成される直線状の上面側切り込み線610と、該上面側切り込み線610に連続して取手部5aの一方の端部に繋がるように形成される側面側切り込み線620と、を有する。この側面側切り込み線620は、底面側の外周辺21に直交するように延びる直線部分と該直線部分に対して所定の角度をなし側面30における中央側に向かうように延びる部分とを有する。
切り込み線7aは、上記切り込み線6aと同様に、上面10に形成され折曲線3aの外周辺14側の端部から外周辺11に直交するように形成される直線状の上面側切り込み線710と、該上面側切り込み線710に連続して側面30に形成され取手部5aの他方の端部に繋がるように形成される側面側切り込み線720と、を有する。この側面側切り込み線720は、底面側の外周辺21に直交するように延びる直線部分と該直線部分に対して所定の角度をなし側面30における中央側に向かうように延びる部分とを有する。
この切り込み線6a、7aに沿って、該切り込み線6a、7aを挟む一方側と他方側とに分離することで、後述する蓋部4を形成することができる。
切り込み線6a、7aは、例えば、鎖線・点線などのミシン目やジッパーを例示することができる。
ここで、切り込み線6b、7bにおいても、上述した切り込み線6a、7aにおける説明を援用することができる。
「1.2.5」取手部
図1又は図3に示すように、取手部5aは、側面30に配置される。取手部5aは、折曲線3aの両端それぞれから連続して形成される2本の切り込み線6a、7aの終端それぞれを繋ぐように配置される。また、取手部5aは、使用時に形成される蓋部4aにおいて折曲線3aとは反対側の端部に配置される。
取手部5aは、図1又は図8に示すように、容器1における折曲線3aから所定の外周辺11を介した取手部5aの先端までの長さK1+K2が、折曲線3aから被挿入部210までの距離Lよりも長くなるよう形成されている。
好ましくは、蓋部4aにおける折曲線3aから所定の外周辺11までの長さK1が、折曲線3aから底面20までの距離K3と略同じ長さであり、外周辺11から取手部5aにおける2本の切り込み線の終端の位置である根元部までの長さK4が、折曲線3aから底面20に垂直に引いた線が底面20と交差して形成される線から被挿入部210までの距離K5と略同じ長さである。
このように形成することで、図8に示すように、取手部5aを被挿入部210に挿入可能に形成することができる。
ここで、取手部5bにおいても、上述した取手部5aにおける説明を援用することができる。
「1.2.6」被挿入部
図5に示すように、被挿入部210は、底面20に所定長さの切り込みにより形成することができる。例えば、図5に示すように底面側の外周辺23側に緩やかに突出するような曲線状の切り込みにより形成することができる。そして、被挿入部210は、取手部5aを挿入可能に形成される。
ここで、被挿入部220においても、上述した被挿入部210における説明を援用することができる。
「1.2.7」周回切り込み線及び分離部
図1、図2又は図4に示すように、第1周回切り込み線90aは、折曲線3aの両端部を繋ぎ該容器1の外周を周回するように形成される。また、第2周回切り込み線91aは、第1周回切り込み線90aの側面30側に略平行に形成され、切り込み線6aの所定位置から切り込み線7aの所定位置を繋ぐように形成される。そして、この第1周回切り込み線90aと第2切り込み線91aとの挟まれた領域である分離部93aが形成される。
第1周回切り込み線90aに沿って該第1周回切り込み線90aを挟む一方側と他方側とを分離することで、該容器1を2つの分離容器に分離することができる。例えば、分離部93を容器1から切り離すことで、容器1を2つの分離容器に分離することができる。
ここで、被挿入部220においても、上述した被挿入部210における説明を援用することができる。
「1.2.8」端部側係止部
端部側係止部8aは、取手部5aの近傍に形成され取手部側とは反対側に突出するような略U字状の切り込み80により形成される。
端部側係止部8aは、後述する使用時において形成される蓋部4aにおける折曲線3aとは反対側の端部側に形成される。そして、端部側係止部8aが後述する底面側被係止部240に挿入されることで、分離容器における新たな側面を形成することができる。
ここで、不図示の端部側係止部8bにおいても、上述した端部側係止部8aにおける説明を援用することができる。
「1.2.9」底面側被係止部
底面側被係止部240は、底面20における周回切り込み線90aに対して所定の側面30と反対側に端部側係止部8aを挿入可能に形成される。言い換えると、上述した分離部等により分離された分離容器における折曲線3aを有する分離容器における底面を形成する底面20における領域に形成される。
上述の通り、底面側被係止部240には、端部側係止部8aを挿入することができる。また、底面側被係止部240は、取手部5aを挿入可能に形成することもでき、この場合、端部側係止部8aに換えて取手部5aを底面側被係止部240に挿入することもできる。
ここで、底面側被係止部230においても、上述した底面側被係止部240における説明を援用することができる。
「1.2.10」蓋部
蓋部4は、後述する使用態様において2本の切り込み線6a、7aそれぞれに沿って該切り込み線6a、7aを挟む一方側と他方側とを分離させることにより形成される。蓋部4aは、該蓋部4aを形成することで同時に形成される開口部2を開閉可能に形成される。詳細には、蓋部4aは折曲線3aを介して開口部2の全部又は一部を覆うように連設される。
蓋部4aは、使用時においては、折曲線3aを軸として開口部2に入り込むよう折り曲げられる。これにより、蓋部4aにおける全部又は一部は、該容器1における内部空間を複数の空間に仕切るよう配置される。
本実施形態において、蓋部4aは、切り込み線6a、7aに沿うようにして該切り込み線6a、7aを挟む一方側と他方側を分離することで形成されるが、本発明の容器は、これに限定されない。例えば、他の蓋部を新たに設け、その一端側を容器1に連結する事によっても形成可能である。
ここで、蓋部4bにおいても、上述した蓋部4aにおける説明を援用することができる。
「1.2.11」封緘部
封緘部50aは、側面30に取手部5aを挿入可能に形成される。封緘部50aには、例えば、使用時に形成される蓋部4aの端部側に配置される取手部5aが挿入される。これにより、蓋部4を封緘することができる。詳細には、開口部2の全部又は一部を覆うように蓋部4aを配置すると共に取手部5aを封緘部50aに挿入することで、蓋部4aを、開口部2を覆った状態で位置決めすることができる。
ここで、封緘50bにおいても、上述した封緘部50aにおける説明を援用することができる。
「1.3」第1使用形態
図1から図8により、本実施形態における容器1の第1使用形態について説明する。
図1に示す容器1において、上面10から側面30aに連続して形成される2本の切り込み線6a、7aそれぞれに沿って、該切り込み線6a、7aを挟む一方側と他方側とを分離させる。これにより、所定の側面30から上面10に連続して形成される開口部2が形成されると共に、折曲線3aを介して開口部2の全部又は一部を覆うように連設される蓋部が形成される。
また、図7に示すように、例えば、取手部5aを摘んで矢印F1方向に引き上げることで、開口部2と蓋部4aとを形成することができる。この開口部2から、不図示の収納物を取り出すことができる。
図8に示すように、蓋部4aは、折曲線3aを軸として開口部2に入り込むよう折り曲げると共に、蓋部4aにおける端部側に配置される取手部5aを底面20に形成される被挿入部210に挿入する。これにより、蓋部4aにおける全部又は一部は、容器1における内部空間を複数の空間に仕切ることができる。
具体的には、まず、蓋部4aを矢印F2の方向に折曲線3aを軸として開口部2に入り込むように折り曲げる。次いで、蓋部4aにおける取手部5a側の領域を、該蓋部4aにおける外周辺11が配置されていた折曲線111を軸にして、図7における場合とは反対側に向かうよう折り曲げる。そして、蓋部4aにおける端部に配置される取手部5aを底面20に形成される被挿入部210に挿入する。これにより、上述のように、蓋部4aにおける全部又は一部は、容器1における内部空間を複数の空間に仕切ることができる。
ここで、容器1には所定の収納物が収納されるが、例えば、収納物がパフ等の厚さの薄く自立性のない物である場合、開口部2からパフを取り出していくにつれて、開口部2に対向する方向に空間が生じ、自立性のない化粧パフは倒立しやすくなる。本実施形態における容器1は、収納されたパフが半減した時点で、蓋部4aを上述したように開口部2に入り込むよう折り込み、取手部5aを被挿入部210に挿入して係止することで、内部空間に仕切り板を形成することができるため、内部空間において空隙部と、パフの残余部とを仕切ることができる。また、パフの倒立を防止できる。また、形成された空隙部には、新たに他の物を収納等することができる。
本実施形態における容器1にパフを収納する場合、例えば、図18に示すように容器の長手方向にパフ900が積層的に配列されるようにして収納することができる。また、図19に示すように、容器の幅方向にパフ900が積層的に配列されるようにして収納することもできる。ここで、図19に示すようにパフ900を幅方向に積層的に配列した場合には、本実施形態における容器1に形成される蓋部4a、4b等は、長手方向の端部側ではなく、幅方向おいて対向する面に形成することもできる。更には、図示しないが、パフを容器の高さ方向に積層するように配列して収納することもできる。この場合にも、パフの使用により容器の内部空間には空隙が生じるため、容器1は、図18や図19に示す収納態様の場合と同様に使用することができる。
「1.4」第2使用形態
図8から図10により、本実施形態における容器の第2使用形態について説明する。
図8に示す容器1における第2使用形態において、第1周回切り込み線90aに沿って該周回切り込み線90aを挟む一方側と他方側とを分離させることで、容器1を、図9及び図10に示す蓋部4aを有する第1分離容器1aと、蓋部4aを有しない不図示の第2分離容器とに分離可能である。具体的には、第1周回切り込み線90aと第2周回切り込み線91aとの間に形成される分離部93aを、容器1の外周に沿うように剥離することで、第1分離容器1aと、不図示の第2分離容器とに分離することができる。
図9及び図10に示すように、第1分離容器1aにおいて、蓋部4aは、第1周回切り込み線90aを挟む一方側と他方側とを分離させることで形成される側面側開口部222aの全部又は一部を覆うように配置される。蓋部4aの全部又は一部は、第1分離容器1aにおける新たな側面を形成する。
図9及び図10に示すように、蓋部4aにおける折曲線111を軸として、蓋部4aの端部に配置される取手部5a及び端部側係止部8aが第1分離容器1aにおける底面20aが外面に重なるように折り曲げる。具体的には、折曲線111を軸として、蓋部4aにおける端部側を矢印T1→矢印T2の方向に折り曲げる。
そして、底面側被係止部240に端部側係止部8aを挿入させることで、蓋部4aを係止する。これにより、上述のように、蓋部4aの全部又は一部が、第1分離容器1aにおける新たな側面を形成する。
本使用形態によれば、容器1に収納されていた所定の収納物の残余量(枚数)に応じて容器1の大きさを変えることができる。例えば、容器1をコンパクト化することができる。
「2」第2実施形態
図13から図15により、本発明における第2実施形態の容器について説明する。
「2.1」概要
図13から図15に示すように、本実施形態における容器1Aは、第1実施形態における容器1における蓋部4a等の係止を、側面40等により形成される所定の係止部により係止する点で異なる。
具体的には、所定の側面30に略直交する他の側面40に形成される側面側係止部410と、蓋部4aに形成され側面側係止部410が挿入可能な上面側被係止部450が形成される点で異なる。
上記により、本実施形態における容器1Aの概要について説明したが、その詳細な態様について、特に、販売時における態様や実際に使用される場合における所定の使用態様について説明する。また、以下において、本実施形態における容器1Aにおける第1実施形態の容器1と異なる点を中心に説明する。
「2.2」各種態様
図13から図15により、本実施形態における容器1Aの使用前や使用時における態様について説明する。
「2.2.1」使用前における態様
図13から図15に示すように、本実施形態における容器1Aは、所定の側面30に略直交する他の側面40に形成され、所定の側面30側又は所定の側面と対向する側面50の側に突出する略U字状の切り込み413により形成される側面側係止部410と、2本の切り込み線6a、7aに挟まれた領域に形成され、所定の外周辺11に対し略垂直な方向に延びる切り込みにより形成される上面側被係止部450と、を備える。
側面側係止部410は、側面40における側面30側に突出するような略U字状の切り込み413により形成される。側面側係止部410は、略U字状における開口側である根元部415において容器1Aに固定される。ここで、略U字状とは、厳密なU字を意味するのではなく、コの字状やV字状を含むものである。
側面側係止部410は、根元部415を軸として、容器1Aの内部空間に入り込むように折り曲げることができる。この折り曲げられた側面側係止部410が蓋部4a(上面10)に形成された上面側被係止部450に挿入されることで蓋部4aを係止することができる。
上面側被係止部450は、上面10に形成され外周辺11に直交する方向における所定長さの切り込みにより形成される。上面側被係止部450は、切り込み線6a、7aに挟まれる領域に形成される。言い換えると、上面側被係止部450は、使用時に形成される蓋部4aに形成される。この使用時に形成される蓋部4aが開口部2に入り込むように折り曲げられた状態において、上面側被係止部450には、側面側係止部410が挿入される。
ここで、側面側係止部410が、使用時に形成される蓋部4aが開口部2に入り込むように折り曲げられた場合に上面側被係止部450に挿入可能となるために、側面側係止部410と上面側被係止部450とは、その大きさや位置において所定の関係を有する。
例えば、上面側被係止部450は、該上面側被係止部450における外周辺11に垂直な方向における長さが、側面側係止部410における幅よりも長くなるよう形成される。
また、例えば、折曲線3aから上面側被係止部450までの距離と、外周辺12から側面側係止部410における幅方向の中心までの距離とが略同じになるように形成される。
第1実施形態における底面20に形成される被挿入部210は、本実施形態の容器1Aにおいては必須ではなく、該被挿入部210を形成しないようにすることもできる。この場合において、第1実施形態における折曲線3aから取手部5aまでの長さと折曲線3aから被挿入部210までの距離との関係や、折曲線3aから外周辺11までの長さと折曲線3aから底面20までの距離との関係等についての制約はない。
ここで、上面側被係止部451においても、上述した上面側被係止部450における説明を援用することができる。また、上面側被係止部460、461において、同様に、上述した上面側被係止部450における説明を援用することができる。
「2.2.2」使用形態
図14又は図15に示すように、蓋部4aは、折曲線3aを軸として開口部2に入り込むよう折り曲げられる。側面側係止部410は、略U字状における根元部415を軸として容器1Aにおける内部空間側に入りこむよう折り曲げられる。例えば、指等により外側から内側に押すようにして矢印F3の方向に側面側係止部410を折り曲げて容器1の内部空間に入り込ませると共に、該側面側係止部410を蓋部4(上面10)の形成される上面側被係止部450に挿入させることができる。これにより、蓋部4aを側面から係止することができる。
「3」第3実施形態
図16により、本発明における第3実施形態の容器について説明する。
「3.1」概要
図16に示すように、本実施形態における容器1Bは、第2実施形態における容器1Aにおける側面からの係止部を複数形成し、多段階に蓋部4aを係止できる点で容器1Aと異なる。
具体的には、側面40には、複数の側面側係止部430、440、470が形成され、蓋部4aには、折曲線3aと略平行に形成される蓋上折曲線320、330が形成され、蓋上折曲線320、330それぞれにおける折曲線300側とは反対の側には、上面側被係止部451、452が形成される点で異なる。
上記により、本実施形態における容器1Bの概要について説明したが、その詳細な態様について、特に、販売時における態様や実際に使用される場合における所定の使用態様について説明する。また、以下において、本実施形態の容器1Bにおける第2実施形態の容器1Aと異なる点を中心に説明する。
「3.2」各種態様
図13から図16により、本実施形態における容器1Bの使用前や使用時における態様について説明する。
図16に示すように、本実施形態における容器1Bは、側面40に、側面側係止部430、440、470が形成され、2本の切り込み線6a、7aに挟まれた領域には、折曲線300と略平行に形成される蓋上折曲線320、330が形成され、蓋上折曲線320、330それぞれにおける折曲線300側とは反対の側には、上面側被係止部451、452が形成される。
側面側係止部430、440、470は、根元部435、445、475それぞれを軸として、容器1Bの内部空間に入り込むように折り曲げることができる。この折り曲げられた側面側係止部430、440、470それぞれは、蓋部4a(上面10)に形成された上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれに挿入されることで蓋部4aを多段階で係止することができる。
上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれ、上面10に形成され外周辺11に直交する方向において所定長さである切り込みにより形成される。上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれは、切り込み線6a、7aに挟まれる領域に形成される。言い換えると、上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれは、使用時に形成される蓋部4a上に形成される。この使用時に形成される蓋部4aが開口部2に入り込むように折り曲げられた状態において、上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれには、側面側係止部430、440、470それぞれが挿入される。
ここで、側面側係止部430、440、470それぞれが、使用時に形成される蓋部4aが開口部に入り込むように折り曲げられた場合における上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれに挿入できるために、側面側係止部430、440、470と上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれとは、その大きさや位置において所定の関係を有する。
例えば、上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれは、該上面側被係止部451、452又は上面側被挿入部453それぞれにおける外周辺11に垂直な方向における長さが、側面側係止部430、440、470それぞれにおける幅よりも長くなるよう形成される。
また、例えば、蓋上折曲線320から上面側被係止部451までの距離と、外周辺12から側面側係止部430における幅方向の中心までの距離とが略同じになるように形成される。また、例えば、蓋上折曲線330から上面側被係止部452までの距離と、外周辺12から側面側係止部440における幅方向の中心までの距離とが略同じになるように形成される。また、例えば、折曲線300から上面側被挿入部453までの距離と、外周辺12から側面側係止部470における幅方向の中心までの距離とが略同じになるように形成される。
ここで、容器1Bには所定の収納物が収納されるが、例えば、パフ等の厚さが薄く自立性のない物を長手方向に積層的に配列した場合、開口部からパフを取り出していくにつれて、開口部から対向する方向に空隙が生じる。このような場合、自立性のないパフは倒れやすくなる。本実施形態における容器1Bは、パフの減少に伴い多段的に仕切りを形成することで、パフが倒れることを抑制すると共に、パフを開口部側に押し出すようにして取り出しやすい位置に配置させることが可能である。また、パフを容器1Bにおける高さ方向に積層するように配列して収納した場合、開口部から積層された1列のパフを取り出すごとに多段的に空隙が生じる。本実施形態における容器1Bは、この多段的に生じる空隙を埋めるためパフ全体を開口側に移動させた場合に、該移動により生じた開口側と対向する側に生じる空隙とパフとを多段的に仕切ることができる。
例えば、蓋部4bを開口してパフ等の収納物を該蓋部4b側から取り出すと共に、蓋部4aにより多段的に仕切りを形成することができる。具体的には、まず、蓋部4a側を、蓋上折曲線320を軸にして内部空間に入り込むように折り曲げると共に側面側係止部430を上面側被係止部451に挿入することで、側面30から所定距離だけ離れた仕切りを形成することができる。
次いで、蓋部4a側を、蓋上折曲線330を軸にして内部空間に入り込むように折り曲げると共に側面側係止部440を上面側被係止部452に挿入することで、側面30から更に所定距離だけ離れた仕切りを形成することができる。
そして、蓋部4a側を、折曲線300を軸にして内部空間に入り込むように折り曲げると共に側面側係止部470を上面側被挿入部453に挿入することで、側面30から更に所定距離だけ離れた仕切りを形成することができる。
ここで、本実施形態に限らないが、蓋部4aと蓋部4bとの大きさや形状が同じである必要はない。例えば、一方の蓋部をパフ等の収納物の取り出しができる最低限度の大きさにして、反対側の蓋部により上記仕切りを形成してパフ等の内容物を一方側の蓋側に押し出すように構成することができる。
また、本実施形態において、仕切りとしての蓋部は側面に形成された所定の係止部により係止された容器について説明しているが、例えば、第1実施形態に示すような、底面部に所定の被挿入部等を形成して、蓋部の端部側に配置される取手部等を挿入することで形成することもできる。また、この場合、底面に複数の挿入部を形成することで、上記と同様に多段的に仕切り形成等することができる。
本発明における第1実施形態の容器における斜視図である。 第1実施形態の容器における平面図である。 第1実施形態の容器における側面30側の側面図である。 第1実施形態の容器における側面40側の側面図である。 第1実施形態の容器における底面図である。 図3における蓋部が開口した場合の図である。 第1実施形態の容器における第1使用形態を説明する図である。 第1実施形態の容器における第1使用形態を説明する図である。 第1実施形態の容器における第2使用形態を説明する図である。 第1実施形態の容器における第2使用形態を説明する図である。 第1実施形態の容器における第2使用形態を説明する図である。 図11における分離容器の底面側からの斜視図である。 本発明における第2実施形態容器における斜視図である。 第2使用形態における使用形態を説明する図である。 第2使用形態における使用形態を説明する図である。 本発明における第3実施形態の容器における斜視図である。 第1実施形態の容器における展開図である。 パフを容器の長手方向に積層するように収納した場合の収納状態を説明する図である。 パフを容器の幅方向に積層するように収納した場合の収納状態を説明する図である。
符号の説明
1 容器
3a 折曲線
4a 蓋部
5a 取手部
6a 切り込み線
7a 切り込み線
10 上面
11 外周辺
20 底面
30 側面
40 側面
90a 第1周回切り込み線
91a 第2周回切り込み線
93a 分離部

Claims (16)

  1. 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、
    前記上面に形成される所定の上面側開口を少なくとも含む開口部と、
    前記上面に形成される所定の折曲線を介して前記開口部の全部又は一部を覆うように連設される蓋部と、
    前記蓋部における前記折曲線とは反対側の端部に形成される取手部と、
    前記底面に形成され前記取手部を挿入可能な被挿入部と、
    を備え、
    前記蓋部における前記折曲線から前記取手部の先端までの長さは、前記折曲線から前記被挿入部までの距離よりも長い
    容器。
  2. 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、
    前記上面に形成される折曲線と、
    前記折曲線の両端それぞれから該上面における所定の外周辺を介して所定の側面に連続して形成される2本の切り込み線と、
    前記2本の切り込み線の終端それぞれを繋ぐように配置される取手部と、
    前記底面に所定長さの切り込みにより形成される前記取手部を挿入可能な被挿入部と、
    を備え、
    前記折曲線から前記所定の外周辺を介した前記取手部の先端までの長さは、前記折曲線から前記被挿入部までの距離よりも長い
    容器。
  3. 前記2本の切り込み線それぞれに沿って該切り込み線を挟む一方側と他方側とを分離させることで、
    前記所定の側面から前記上面に連続して形成される開口部と、
    前記折曲線を介して前記開口部の全部又は一部を覆うように連設される蓋部と、
    を形成可能である請求項2に記載の容器。
  4. 前記蓋部は、前記折曲線を軸として前記開口部に入り込むよう折り曲げられ、
    前記取手部は、前記被挿入部に挿入され、
    前記蓋部における全部又は一部は、該容器における内部空間を複数の空間に仕切る請求項3に記載の容器。
  5. 前記蓋部における前記折曲線から前記所定の外周辺までの長さは、前記折曲線から前記底面までの距離と略同じ長さであり、
    前記所定の外周辺から前記取手部における前記2本の切り込み線の終端の位置である根元部までの長さは、前記折曲線から前記底面に垂直に引いた線が前記底面と交差して形成される線から前記被挿入部までの距離と略同じ長さである請求項3又は4に記載の容器
  6. 前記所定の側面には、前記取手部を挿入可能な封緘部が形成され、
    前記開口部の全部又は一部を覆うように前記蓋部を配置すると共に、前記取手部を前記封緘部に挿入することで、前記蓋部を前記開口部を覆った状態で位置決めする請求項3から5のいずれかに記載の容器。
  7. 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、
    前記上面に形成される所定の上面側開口を少なくとも含む開口部と、
    前記上面に形成される所定の折曲線を介して前記開口部の全部又は一部を覆うように連設される蓋部と、
    前記所定の側面に略直交する他の側面に形成される側面側係止部と、
    前記蓋部に形成され前記側面側係止部が挿入可能な上面側被係止部と、
    を備える容器。
  8. 前記他の側面には、前記側面側係止部が複数形成され、
    前記蓋部には、前記折曲線と略平行に形成される1又は複数の蓋上折曲線が形成され、
    前記複数の蓋上折曲線それぞれにおける前記折曲線側とは反対の側には、前記上面側被係止部が複数形成される請求項7に記載の容器。
  9. 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、
    前記上面に形成される折曲線と、
    前記折曲線の両端それぞれから該上面における所定の外周辺を介して所定の側面に連続して形成される2本の切り込み線と、
    前記所定の側面に略直交する他の側面に形成され、前記所定の側面側又は前記所定の側面と対向する側面の側に突出する略U字状の切り込みにより形成される側面側係止部と、
    前記2本の切り込み線に挟まれた領域に形成され、前記所定の外周辺に対し略垂直な方向に延びる切り込みにより形成される上面側被係止部と、を備え、
    前記上面側被係止部の前記所定の外周辺に対して略垂直な方向における長さは、前記側面側係止部の幅方向における長さよりも長く、
    前記側面側係止部は、該側面側係止部における幅方向における中心から前記所定の外周辺と略直交し前記上面と前記他の側面とにより形成される他の外周辺までの長さが、前記折曲線から前記上面側被係止部における前記所定の外周辺と略直交する方向における中心までの長さが略同じ長さとなるよう形成される
    容器。
  10. 前記2本の切り込み線に沿って該切り込み線を挟む一方側と他方側とを分離させることで、
    前記所定の側面から前記上面に連続して形成される開口部と、
    前記折曲線を介して前記開口部の全部又は一部を覆うように連設される蓋部と、
    を形成可能である請求項9に記載の容器。
  11. 前記蓋部は、前記折曲線を軸として前記開口部に入り込むよう折り曲げられ、
    前記側面側係止部は、前記略U字状における根元部を軸として該容器における内部空間側に入りこむよう折り曲げられ、
    前記側面側係止部の全部又は一部は、前記上面側被係止部に挿入され、
    前記蓋部における全部又は一部は、該容器における内部空間を複数の空間に仕切る請求項10に記載の容器。
  12. 前記他の側面には、前記側面側係止部が複数形成され、
    前記2本の切り込み線に挟まれた領域には、前記折曲線と略平行に形成される1又は複数の蓋上折曲線が形成され、
    前記複数の蓋上折曲線それぞれにおける前記折曲線側とは反対の側には、前記上面側被係止部が複数形成される請求項9から11のいずれかに記載の容器。
  13. 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、
    前記上面に形成される所定の折曲線を介して連設される蓋部と、
    前記蓋部における前記折曲線とは反対側の端部に形成される取手部と、
    前記取手部又はその近傍に形成される端部側係止部と、
    前記折曲線の一方側に形成され該容器を複数の分離容器に分離可能な分離部と、
    前記分離部により該容器が複数の分離容器に分離された場合における前記折曲線を有する分離容器の底面部分に形成され前記端部側係止部を挿入可能な底面側被係止部と、
    を備える容器。
  14. 上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との外周辺それぞれを繋ぐように配置される4つの側面と、を有する所定のシート状部材により形成される略直方体の容器であって、
    前記上面に形成される折曲線と、
    前記折曲線の両端それぞれから該上面における所定の外周辺を介して所定の側面に連続して形成される2本の切り込み線と、
    前記2本の切り込み線の終端それぞれを繋ぐように配置される取手部と、
    前記折曲線の両端を繋ぎ該容器の外周を周回するように形成される周回切り込み線と、
    前記取手部の近傍に形成され前記取手部側とは反対側に突出するような略U字状の切り込みにより形成される端部側係止部と、
    前記底面における前記周回切り込み線に対して前記所定の側面と反対側に形成される前記端部側係止部を挿入可能な底面側被係止部と、
    を備える容器。
  15. 前記切り込み線に沿って該切り込み線を挟む一方側と他方側とを分離させることで、前記折曲線に連設された蓋部を形成可能であり、
    前記周回切り込み線に沿って該周回切り込み線を挟む一方側と他方側を分離させることで、該容器を、前記蓋部を有する第1分離容器と、前記蓋部を有しない第2分離容器とに分離可能である請求項14に記載の容器。
  16. 前記第1分離容器において、
    前記蓋部は、前記折曲線を軸として、前記周回切り込み線を挟む一方側と他方側とを分離させることで形成される側面側開口部の全部又は一部を覆うように折り曲げられ、
    前記端部側係止部は、前記底面側被形成部に挿入され、
    前記蓋部の全部又は一部は、該第1分離容器における新たな側面を形成する請求項15に記載の容器。
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