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JP4808690B2 - 物理的アクセス制御(pac)クラスターが書込まれた記録媒体、並びに記録媒体の形成、記録媒体への記録、及び記録媒体からの再生方法及び装置 - Google Patents
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JP4808690B2 - 物理的アクセス制御(pac)クラスターが書込まれた記録媒体、並びに記録媒体の形成、記録媒体への記録、及び記録媒体からの再生方法及び装置 - Google Patents

物理的アクセス制御(pac)クラスターが書込まれた記録媒体、並びに記録媒体の形成、記録媒体への記録、及び記録媒体からの再生方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、物理的アクセス制御(PAC;physical access control)の管理、及びデータの書き込みに関し、PACを含み、データを記録する媒体(例えば、ブルーレイディスクなどの高密度光ディスク)、及び、その媒体上に又はその媒体からデータを記録/再生する方法及び装置に関する。
記録媒体として、例えば、大容量のデータを書込むことができる光ディスクが、広く使用されている。中でも、高画質のビデオデータと高音質のオーディオデータとを長時間書込んで格納することができる高密度光記録媒体(HD−DVD)、例えば、ブルーレイディスク(以下、「BD」と称する)が開発されている。
BDには、書換え可能なブルーレイディスク(BD−RE)、1度だけ書込み可能なブルーレイディスク(BD−WO)、及び再生専用ブルーレイディスク(BD-ROM)が含まれる。
しかしながら、従来のシステムでは、バージョンが異なるドライブ間に潜在的な非互換性が存在するという問題点がある。例えば、旧バージョンの機能を持つドライブは、新バージョンの少なくとも一つの機能を含むドライブと情報をやりとりする媒体との対話に困難さが存在し得る。
よって、本発明の目的は、高密度光ディスクのような媒体上にPACクラスターを提供し、PACクラスターを用いて媒体内にデータを記録し、媒体からデータを再生する方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、データ保護、データ管理、及び/又は再生互換性を向上させ、データの破壊を避け、及び/又は、不要な繰り返しの動作を減少させるために、PACクラスターを提供することにある。
本発明の他の目的は、高密度光ディスクのような媒体、及び、PACクラスターを管理する方法及び装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、少なくとも一つ以上の物理的アクセス制御(PAC)クラスターを持つ少なくとも一つのPAC領域と、前記少なくとも一つのPACクラスターの各々についての、記録媒体への記録及び/又は再生を管理するための状態情報を持つ少なくとも一つの管理領域とを含み、前記状態情報は、各PACクラスターについての無効状態を含む。
また、本発明は、PAC領域内の少なくとも一つのPACクラスターに関する状態情報を記録媒体内において更新する方法であって、前記PACクラスターが更新されると、更新される前記PACクラスターをPAC領域内の次の書込み可能なクラスター位置に書込むこと、当該PACクラスターの状態情報を無効として書込み、前記更新されたPACクラスターの状態情報を有効として書込むことによって、前記状態情報を更新することを含む。
また、本発明は、PAC領域内の少なくとも一つのPACクラスターに関する状態情報を記録媒体内において更新する方法であって、前記PACクラスターの記録又は再生中に、前記PACクラスターが欠陥であると確認された場合に、前記PACクラスターのデータを前記PAC領域内の次の書込み可能なクラスターの位置に書込むこと、及び、当該PACクラスターの状態情報を無効又は欠陥として書込み、前記PACクラスターの前記データを含む次の書込み可能なPACクラスターの状態情報を有効として書込むことによって、状態情報を更新することを含む。
また、本発明は、1度だけ書込み可能な記録媒体上でPACクラスターを更新する方法であって、PAC領域内に前記PACクラスターを書込むこと、及び、前記PACクラスターを更新することを含み、前記PACクラスターの旧バージョンの状態情報を無効として記録し、前記更新されたPACクラスターの状態情報を有効として記録し、前記PACクラスターの前記更新されたバージョンは、PAC領域内の他の使用可能なクラスター位置に書込まれる。
また、本発明は、記録媒体への記録及び/又は記録媒体からの再生装置であって、前記記録媒体上にデータを記録し、前記記録媒体からデータを再生する光記録デバイスを駆動する駆動部(driver)と、少なくとも一つのPACクラスターを含む少なくとも一つのPAC領域と、前記少なくとも一つのPACクラスターの各々についての状態情報を有する少なくとも一つの管理領域とに基づき、データを記録し又は再生するように前記駆動部を制御する制御部とを備え、前記PACクラスターが更新されると、前記制御部は、更新されたPACクラスターを前記PAC領域内の次の書込み可能なクラスター位置に書込み、前記PACクラスターの状態情報を無効として書込み、前記更新されたPACクラスターの状態情報を有効として書込むことによって、前記状態情報を更新する。
また、本発明は、記録媒体への記録及び/又は記録媒体からの再生装置であって、前記記録媒体上にデータを記録し、前記記録媒体からデータを再生する光記録デバイスを駆動する駆動部と、少なくとも一つのPACクラスターを含む少なくとも一つのPAC領域と、前記少なくとも一つのPACクラスターの各々についての状態情報を有する少なくとも一つの管理領域とに基づき、データを記録し又は再生するように前記駆動部を制御する制御部とを備え、前記PACクラスターの記録又は再生中に、前記PACクラスターが欠陥であると確認された場合に、前記制御部は、前記PACクラスターのデータを前記PAC領域内の次の書込み可能なクラスター位置に書込み、当該PACクラスターの状態情報を無効又は欠陥として書込み、前記PACクラスターのデータを含む前記次の書込み可能なPACクラスターを有効として書込むことによって、前記状態情報を更新する。
また、本発明は、1度だけ書込み可能な記録媒体への記録及び/又は前記1度だけ書込み可能な記録媒体からの再生装置であって、前記1度だけ書込み可能な記録媒体上にデータを記録し、前記1度だけ書込み可能な記録媒体からデータを再生する光記録デバイスを駆動する駆動部と、少なくとも一つのPACクラスターを含む少なくとも一つのPAC領域と、前記少なくとも一つのPACクラスターの各々についての状態情報を有する少なくとも一つの管理領域とに基づき、データを記録し又は再生するように前記駆動部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、PAC領域内に前記PACクラスターを書込み、前記PACクラスターを更新し、前記制御部は、前記PACクラスターの旧バージョンの状態情報を無効として記録し、前記更新されたPACクラスターの更新されたバージョンの状態情報を有効として記録し、かつ、前記制御部は、前記PACクラスターの前記更新されたバージョンを、前記PAC領域内の他の使用可能なクラスター位置に書込む。
本発明の上述した一般的な説明及び以下の詳細な説明は、例示及び説明のためのものであり、特許請求の範囲に記載された発明についてのさらなる説明を提供するためのものである。
添付図面は、本発明の追加的な理解のために含まれるもので、本発明の原理を説明するために提供される説明と共に本出願の一部及び本発明の実施形態を構成して結合される。
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。また、図において、同一又は類似な部分は、出来る限り同じ参照符号を付いて説明する。
本発明の実施形態において、「物理的アクセス制御(PAC;physical access control)」は、一般的な用語の意味に加えて、ディスクの物理的領域でディスクの全体又は特定セグメントに対するデータの記録/再生制御のためにディスク上に記録される付加的な情報を含む。物理的アクセス制御は、簡単に、「PAC」、「PAC情報」及び「PAC制御情報」とすることができる。また、便宜の上、PACが記録されるディスク上の領域を「PAC領域」とし、ディスク上のPAC領域に記録されるクラスター単位のPACを「PACクラスター」とする。さらに、本発明の実施形態によるPACは、従来バージョン(例えば、「legacy version」)のドライブを含む特定の「PAC_ID」を知らないドライブのために、ディスクの全体又は特定領域に対するデータの記録/再生を制限する「unknown rule」を持つ。「unknown rule」が適用されるPACを「Unknown PAC」とする。同様に、PAC上に記録された既知の「PAC_ID」を「known rule」とし、「PAC specific information」が適用されるPACを「Known PAC」とする。
以下、図面を参照して、PAC領域上に書込まれたPAC構造の例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの全体構造を示す図である。図1によれば、1度だけ書込み可能な高密度光ディスクは、ディスクの内周から外周の方向にリード−イン領域、データ領域、リード−アウト領域が割り当てられている。リード−イン領域は、光ディスクの欠陥管理領域と記録管理領域とを含むTDMA(temporary disc management area)をさらに含む。1度だけ書込み可能な高密度光ディスクにおいて、TDMAは、ディスク上にデータを1度だけ物理的に書込み可能である。よって、ディスク使用期間の間1回以上更新される欠陥管理情報及び記録管理情報をディスク上に書込むためには、追加的なTDMAがデータ領域内のISA(inner spare area)及びOSA(outer spare area)に含まれることもできる。TDMAは、欠陥リストの最初物理的セクター番号やデータ領域の位置情報のような情報を持つTDDS(Temporary disc defenition structure)及び/又はTDFL(Temporary defect list)を含む。
リード−イン領域内には、ディスクの各種管理情報が書込まれるINFO2領域及びINFO1領域が割り当てられ、INFO2領域及びINFO1領域にPAC領域を含むことができる。INFO2領域に割り当てられたPAC領域をPAC2領域とし、INFO1領域に割り当てられたPAC領域をPAC1領域とする。PAC2領域及びPAC1領域の一方はオリジナルPACを有し、もう一方はオリジナルPACのコピーを書込むバックアップ領域になり得る。
前述したように、PAC領域は、ディスクの全体又は特定セグメントにおけるデータ記録/再生を制御し、ドライブ記録/再生の機能を制限する「unknown rule」を含むことができる。「unknown rule」により制御されるディスク領域は、DMA(disc management area)、スペア領域、ユーザーデータ領域及び/又は他の領域を含む。より詳細には、ユーザーデータ領域は、「unknown rule」が適用されるディスク上に定義されたセグメント領域に分けられる。セグメントについては以下に詳細に説明する。
「unknown rule」はディスクの予測可能な動作のために使用されるが、例えば、再生、記録、欠陥領域の線形置換(linear replacement)、1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの論理的重ね書き(logical overwrite)などのような動作制御を含む。ディスク上に提供され、「unknown rule」が適用される領域を示すものとして、例えば、ディスクの全体又は特定部分を定義するためのセグメントが提供される。よって、ディスクの領域の定義により、旧バージョンのドライブ装置は「unknown rule」を用いてアクセス可能になり、新バージョンのディスクは旧バージョンのドライブ装置の不要なアクセスを低減できる。また、旧バージョンのドライブ装置のためにPACを用いてディスクの物理的領域上にアクセス可能な領域を定義することで、領域上に書込まれたユーザーデータを含むデータ領域をより強く保護でき、ディスクに対する不正アクセス(例えば、ハッキング)の防止及び低減が可能である。
次いで、1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のPAC2領域とPAC1領域とを有するINFO2領域及びINFO1領域について詳細にする。図2は、本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスクのINFO2領域及びINFO1領域を示す図である。図2によれば、INFO2領域は、32クラスターのPAC2領域と、管理のための32クラスターのDMA2領域と、制御情報が書込まれる32クラスターのCD(Control Data)2領域と、バッファ領域である32クラスターのBZ(Buffer Zone)3領域とを含む256クラスターを備える。INFO1領域は、バッファ領域である32クラスターのBZ2領域と、欠陥管理領域である32クラスターのDMA1領域と、制御情報が書込まれる32クラスターのCD1領域と、32クラスターのPAC1領域と、128クラスターのドライブ領域とを含む。
すなわち、本発明の実施形態によるPAC領域は、リード−イン領域内のINFO2領域及びINFO1領域に、各々32クラスターのサイズを有するように割り当てられる。32クラスターのサイズを有するPAC領域が割り当てられ、各PACは1クラスターのサイズを有する。さらに、各々1クラスターのサイズを有するPACの個数は、最大値(例えば、32クラスター)まで選択可能である。1クラスターのサイズで書込まれるPAC構造の例を、図3を参照して説明する。
図3は、本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク上に書込まれたPACを示す図である。図3によれば、1クラスターのサイズ(これは32セクターフレーム)を有する一つのPACは、ヘッダ領域と、特定ディスクドライブ(例えば、光ディスクドライブ)に対する固有情報領域とを含む。PACヘッダ領域はPACの最初フレームに割り当てられる384バイトを有し、「unknown PAC rule」及びセグメントに関する情報などの多様なPAC情報が書込まれる。また、PAC領域内の残り領域は、光ディスクドライブの固有の情報が書込まれ、これを「known rule」とする。
前述した構造内に書込まれたPAC構造の一例を、図4を参照して説明する。また、 より詳細な説明が必要なPACの特定フィールドについては、当該フィールドを示す図面を参照して説明する。図4は、本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスクのPAC構造を示す図である。図4によれば、PACは、ヘッダ(最初フレームの384バイトまで、全てのPACに適用される)と、PACの固有特定情報が書込まれる領域とに分けられる。より詳しくは、ヘッダ部分は、更に3バイトの「PAC_ID」、1バイトの「PAC format」、4バイトの「PAC Update Count」、4バイトの「Unknown PAC Rules」、1バイトの「Entire_Disc_Flags」、1バイトの「Number of Segments」、各々8バイトの総32個の「セグメント(Segment_0〜Segment_31)」を含んで構成される。
「PAC_ID」は、現在のPACの状態及び識別コードを提供する。例えば、「PAC_ID=00 00 00 00h」であれば、現在のPACは使用されていないことを意味する。書換え可能な高密度光ディスクの場合、「PAC_ID=FF FF FFh」であれば、現在のPAC領域は以前使用されたが、再使用可能であることを意味する。また、「PAC_ID」を所定のビット、例えば、「PAC_ID=54 53 54h」などの所定のビットで書込みことで、現在のドライブが自由にアクセス可能なディスクか否かを確認するコードとして活用することができる。換言すれば、現在のドライブが上記のように入力された「PAC_ID」を認識できない場合、現在のドライブは、バージョンが異なる等の理由のために、入力された「PAC_ID」が分からないと判断される。よって、「PAC_ID=54 53 54h」は、「Unknown PAC Rules」フィールドに書込まれた情報を参照する必要のあるコードとして活用される。
前述したように、「Unknown PAC Rules」フィールドは、現在のPACを認識しないドライブの動作範囲を指定するフィールドとして活用され、これを図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施形態による「Unknown PAC Rules」フィールドの構成を示す図である。図5によれば、4バイト(32ビット)で示される「Unknown PAC Rules」フィールドによって、ディスク上の様々な領域の制御及び/又は当該領域へのアクセスを定義する。図5のテーブルにおいて、「領域」カラムはディスク上の制御可能な領域を示し、「ビット数」カラムは制御ビット数を示し、「制御タイプ」カラムは読み/書き及び/又はその他の類似の動作などの、制御種類を示す。
「Unknown PAC Rules」フィールドの制御可能な/アクセス可能な領域/ゾーンは、複数の制御を含むことができる。例えば、「Unknown PAC Rules」は、「TDMA領域(TDDSを除く)」に関する書き込み制御と、データ領域内の「スペア領域」に関する書き込み制御と、INFO領域内のCD(Control Data)領域に関する書き込み及び読み出し制御と、データ領域内にセグメント領域又はユーザーデータ領域が定義された場合、セグメント領域に関する書き込み及び読み出し制御と、INFO領域のPACクラスターに関する書き込み及び読み出し制御とを含む。前述して定義したものなどのように、フィールドを使用することにより、「PAC_ID」を認識しないドライブのためのディスク内の制御可能な領域を、「Unknown PAC Rules」を用いて指定することができる。よって、ドライブバージョンが異なったり、或いは、ユーザーがアクセス制御を所望したりする場合に、「Unknown PAC Rules」は、ディスクの全体又はディスクの物理的領域内の特定の領域に対するアクセスを制御するために活用される。
図4に戻ると、「PAC Update Count」フィールドは、PACの更新回数を示すフィールドである(最初は「0」に設定される)。その数はPACの書換え毎に増加する。また、「Entire Disc Flags」フィールドは、「unknown PAC」のための割当てに関係なく、ディスクの全体領域に適用されるフィールドとして活用され、これは再初期化を許容するか否かを示すことができる。但し、1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの場合には、再初期化は許容されない。この場合、「Entire Disc Flags」フィールドは、当該PACがディスクの全体領域に適用可能であることを示し、また、「Number of Segments」フィールドは、PACが適用可能なセグメント領域の数を示すフィールドである。
「Number of Segments」フィールドは、PACに適用可能なセグメント領域の数を示す。セグメントは、一つのPACに割り当てることができるセグメントの最大数(例えば、32個)を含む。割り当てられたセグメントに関する情報は、各々8バイトの「Segment_0」〜「Segment_31」のフィールドに書込まれる。「Segment_0」〜「Segment_31」フィールドの各々には、最初の4バイトのセグメント領域内の最初のクラスターの最初の物理的セクター番号(PSN;Physical Sector Number)が書き込まれる。
図6を参照して、セグメントについてより詳細に説明する。図6は、本発明の実施形態による高密度光ディスク上のセグメント領域を示す図である。図6によれば、必要に応じて、高密度光ディスク上にPACを適用するために、「segment 0」からスタートしてセグメント領域の最大数(例えば、32個)まで割り当てられる。すなわち、一つのPACにより管理されるセグメントは「segment 0」から昇順に最大数(例えば、32個)まで割り当てられ、複数のPACが存在する場合にも、それぞれのPACにより管理されるセグメント領域の合計数は最大数(例えば、32個)を超過しない。
例えば、割り当てられたセグメント領域のスタート位置を示す最初のクラスターの最初のPSNと、割り当てられたセグメント領域の終り位置を示す最後のクラスターの最後のPSNとを、「Segements」フィールド上に書込むことで、光ディスクドライブはセグメント領域の位置を確認することができる。例えば、一つのPACにより割り当てられて管理される、複数のセグメントは、互いに重複(overlap)せず、スタート位置及び終り位置はクラスター間の境界領域に指定される。
したがって、本発明の実施形態では、セグメント領域の数(例えば、32個)を管理する複数のPACを提供する。これについては後でより詳細に説明する。
図7は、本発明の実施形態による高密度光ディスク上のPAC領域を示す図である。図7によれば、複数の「有効PAC(Valid PAC)」の各々は、1クラスターのサイズとして32クラスターのPAC領域(例えば、INFO1又はINFO2内のPAC領域)上に書込まれる。有効PACは前述したようないろいろな種類のPAC情報を持つ領域であり得る。更新の記録、欠陥及び/又は同様の条件などの理由により、光ディスクドライブがアクセスできないPACを、「無効PAC(Invalid PAC)」とする。
前述したように、有効PACは、PACが書込まれる光ディスクドライブのバージョンに従属する所定のPAC_IDを含む。また、使用されていないPAC領域はスペアPACとして存在する。書換え可能な光ディスクの場合、00ビット(「PAC_ID=00 00h」)は、光ディスクドライブの設定に依存し、当該領域が使用されていないことを示すスペアPAC領域を占め、或いは、記録されていない(または未使用)領域として存在し得る。
しかしながら、1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの場合、前述した情報はディスク上に物理的に1度だけ書込み可能である。よって、書込みが完了したり、ディスクがクローズされたりする(ユーザーがもう書き込みを実行しないことを選択した場合)まで、スペア領域は未記録状態のままである。
前述した構造のPAC領域において、(次の書込み可能な領域を迅速に検索するために、以前の記録及び無効PACに起因して、)有効PAC領域の位置を検索したり、或いは、もう記録を必要としない領域を避けたりすることは、ディスクの記録速度に影響を及ぼす(複数のリトライ(retry)プロセスが、欠陥領域を読み出すために必要とされる)。したがって、本発明の実施形態は、多様な種類のPAC関連状態情報を記録する方法を含む。例えば、複数の有効PACの位置、次の書込み可能なPACの位置、及び/又は、他の関連情報を、ディスク構造内、例えば、ディスククローズが実行されるまでTDDS内に書込む。ディスククローズが実行される場合、最近のTDDS情報は、光ディスク内の別個のDMA(disc management area)のDDS(disc definition structure)に移される。
前述したように、TDDSは、欠陥リストにおける最初の物理的セクター番号、ユーザーデータ領域の位置、及び/又はその他の類似の情報などの情報を含む領域である。より詳細には、ディスクのTDDS内に書込まれる情報は、TDFL(temporary defect list)及び/又はTDDS情報を含む。TDDS内に書込まれた情報は、ディスクがドライブ内にロードされる際に、プリスキャン(pre-scan)され、プリロード(pre-load)される。したがって、複数の有効PACの位置、及び次の書込み可能なPAC位置などの多様な状態情報がTDDS内に書込まれた場合、光ディスクドライブは、PAC領域の全体をスキャンしなくても、PAC領域上の情報を容易に得られる。
次いで、PAC領域の状態に係る多様な種類の情報を含むTDDSの構造の一例を詳細に説明する。図8は、本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のTDDSの構造を示す図である。図8によれば、1度だけ書込み可能な光ディスクのTDDSは、TDDS識別子を示す「TDDS identifier」フィールド、TDDSフォーマットを示す「TDDS format」フィールド、ユーザーデータ領域のLSN(Logical Sector Number)0の位置を示す「Location of LSN O of User Data Area」フィールド、PAC状態情報を示す「PAC Status L0」フィールド、及び/又はデュアルレイヤ(dual layer)のためのPAC状態情報を示す「PAC Status L1」フィールドを含むことができる。
「PAC Status L0」フィールドは、合計16ビットからなり、INFO1領域のPAC1領域に存在するPACの状態を示すフィールドとしてだけでなく、INFO2領域のPAC2領域としても使用される。ディスクがデュアルレイヤディスクである場合、「PAC Status L1」フィールドは、PACが書込まれたデュアルレイヤディスクのレイヤを示すために使用される。
TDDS内にPAC状態情報を書込む方法の一例を詳細に説明する。図9A〜図9Cは、本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内で、PAC領域及びPAC状態情報を書き込む方法を示す図である。
図9Aによれば、それぞれ1クラスターのサイズを有するPACの最大数(例えば、32個)は、32クラスターが割り当てられているINFO2領域内のPAC2領域に割り当てられる。PAC2領域内に書込まれたPACはオリジナルPACであり、オリジナルPACのコピーはINFO1領域内のPAC1領域に書込まれる。また、INFO1領域内のPAC1領域をオリジナルPAC領域とし、INFO2領域内のPAC2領域にオリジナルのコピーを書込むこともできる。
図9Bに示すように、一つの「PAC Status L0」フィールドは、合計128ビット(又は16バイト)を使用して、INFO2領域内のPAC2領域及びINFO1領域内のPAC1領域のPAC状態を示すことができる。デュアルレイヤの場合には、「PAC Status L1」フィールドが追加されるので、合計256ビット(又は32バイト)が使用される。したがって、一つのPAC領域に含まれる情報を示すために、2ビットが使用される。例えば、PAC状態ビットマップ(bitmap)上のPAC2状態情報を有する64ビットのうち、ビットb63及びb62はPAC2領域内のPAC#1(「location 1」)の状態情報を含み、ビットb61及びb60はPAC2領域内のPAC#2(「location 2」)の状態情報を含む。同様の方法で連続的に適用すれば、ビットb1及びb0は、PAC2領域内のPAC#32(「location 32」)の状態情報を含む。換言すれば、一つのPACに対して2ビットが割り当てられ、これによりPAC2領域のPAC状態を示すことになる。同様に、PAC1領域上の状態情報も、同じ方法を用いてPAC状態ビットマップ上に表現される。
図9Cは、2ビットで表現されるPAC領域に対するPAC状態を示す図である。図9Cによれば、PAC状態を示す2ビットが、「00」の場合、当該PACは書き込まれていない。当該2ビットが「01」の場合、当該PACは1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内で使用されていない。書換え可能な高密度光ディスクの場合には、2ビットの「01」は、当該PACが書込まれていないことを示す「PAC_ID=00 00 00h」、或いは、当該PACが以前に使用されたが、再使用可能なPACであることを示す「PAC_ID=FF FF FFh」として使用される。また、2ビットが「10」の場合、当該PACは欠陥領域、或いは、無効PACであることを示す。2ビットが「11」の場合、当該PACは有効PACであることを示す。
よって、次の書込み可能なPAC領域は、「PAC Status」フィールド内のPAC状態ビットが「00」として示されるPAC領域に該当する。また、欠陥領域の位置又は無効PACは、「PAC Status」フィールド内のPAC状態ビットが「10」として示されるPAC領域に該当する。さらに、有効PACの位置は、「PAC Status」フィールド内のPAC状態ビットが「11」として示されるPAC領域に該当する。前述した方法を使用することによって、TDDS領域内に含まれた16バイト(又はデュアルレイヤの場合は32バイト)の「PAC Status」フィールドを介して、PAC2領域及びPAC1領域上に書込まれたPACのうち、有効PACの位置、欠陥領域又は無効PACの位置、次の書込み可能なPACの位置についての情報を、光ディスクドライブが得ることができる。より詳細な説明は、後述する。
図10A及び図10Bは、本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク上に書込まれたPAC領域及びPAC状態情報の例を示す図である。図10Aによれば、オリジナルPACが書込まれるINFO2領域内のPAC2領域は、有効PAC、無効PAC及び未記録PAC(unrecorded PAC)領域を含むことができる。また、PAC2領域内に書込まれたオリジナルPACのコピーは、PAC1領域内に書込まれる。この際、例えば当該PAC領域が欠陥領域であれば、記録処理においてエラーが発生し得る。したがって、エラーが発生すると、当該PACはエラーが発生したPAC領域の次の連続するPAC領域内に記録される。オリジナルPACを記録する処理においてエラーが発生する場合にも、同じルールが適用される。
図10Bは、PAC状態情報を示すTDDSの「PAC Status」フィールド内に書込まれるPAC領域の例を示す図である。より詳細には、INFO2領域のPAC2領域内において、PAC#1(「location 1」)は、有効PACとして「PAC Status」フィールドの当該フィールドに「11」が書込まれ、PAC#2(「location 2」)は、無効PACとして当該フィールドに「10」が書込まれる。当該領域の残りは、未記録状態として当該フィールドに「00」が書込まれ、これにより未記録状態を示す。一方、INFO1領域のPAC1領域は、記録処理中にエラーが発生することで、PAC#1(「location 1」)は欠陥領域として定義されるので、「PAC Status」フィールドの当該フィールドに「10」が書込まれる。次のPAC#2(「location 2」)は、有効PACとして当該フィールドに「11」が書込まれる。また、次のPAC#3(「location 3」)は、無効PACとして当該フィールドに「10」が書込まれる。当該領域の残りは、未記録状態なので、当該フィールドに「00」が書込まれる。
図11A〜図11Dは、本発明の他の実施形態によるPAC領域及びPAC状態情報を書込む方法を示す図である。図11Aによれば、オリジナルPACはINFO2領域のPAC2領域上に書込まれ、オリジナルPACのコピーはPAC1領域上に書込まれる。本発明の他の実施形態による方法において、記録中に一方にエラーが発生すれば、当該領域は使用されない。同じ規則が、再生中に検出されたエラーにも適用される。より詳細には、オリジナルPACのコピーが書込まれたPAC1領域のPAC#1(「location 1」)においてエラーが発生すれば、対応するPAC2の領域1(「location 1」)も同様に使用されない。次いで、PACは領域1に連続した領域に再記録(re-write)される。
同様に、オリジナルPACが書込まれたPAC2領域のPAC#3(「location 3」)においてエラーが発生すれば、対応するPACは領域3の連続する領域上に書込まれる。よって、PAC1領域の対応する領域3も同様に使用されず、オリジナルPACのコピーはPAC1領域内において領域3の連続する次の領域に書込まれる。前述した方法を利用する場合、PAC2領域及びPAC1領域上に書込まれた複数のPACは、各々同一であり、同一領域内に位置する。よって、ドライブがINFO2領域のPAC2領域を読み出す間にエラーが発生すれば、他の追加的な情報を必要とすることなく、ドライブは代替的に、INFO1領域のPAC1領域内の同じ位置のPACにアクセスして、読み出すことが可能である。
また、TDDS上に書込まれるPAC領域の状態情報を示す場合、PACは、PAC2領域及びPAC1領域上の同一位置上に書込まれる。よって、PAC2及びPAC1の何れか一つの情報だけを示すことができる。以下、図11Bを参照して詳細に説明する。図11Bによれば、TDDSの「PAC Status」フィールド内において8バイト(又はデュアルレイヤディスクの場合は16バイト)を使用することができ、PAC2領域及びPAC1領域の何れか一つだけの状態情報を示す必要がある。状態情報が、図9Bにおいて示した実施形態で説明したように、2ビットマップを用いて示される場合、2ビットマップは、同じ情報を含むことになる。書込まれる2ビット情報は図11Cに示したが、これは、図9Cで説明した同じ方法を用いて表現される。
図11Aにおいて示したように書込まれたPAC領域は、図11Dに示すような「PAC Status」フィールド内に書込まれる。より詳細には、図11Dによれば、PAC2領域又はPAC1領域内において、領域1(「location 1」)はエラー領域であり、対応するフィールドに「10」が書込まれ、領域2(「location 2」)は有効PACであり、対応するフィールドに「11」が書込まれる。また、領域3(「location 3」)はエラー領域であり、対応するフィールドに「10」が書込まれ、領域4(「location 4」)は有効PACであり、対応するフィールドに「11」が書込まれる。当該領域の残りは未記録状態であり、対応するフィールドに「00」が書込まれる。
図12は、本発明の実施形態による書込まれたPACが更新される場合に、TDDS上のPAC状態情報を表示する方法を示す図である。特に、図12の部分(a)によれば、PACは、INFO2領域のPAC2領域及びINFO1領域のPAC1領域上に書込まれ、PAC状態情報は、TDDSの「PAC Status」フィールド内に書込まれる。一つの有効PAC(PAC1)を持つフィールドの例を説明する。前述したように書込まれたPACのために、書込まれた一つの有効PAC情報の更新が必要である。本例において、光ディスクが高密度書換え可能な光ディスクの場合、情報は重ね書きにより書換え可能である。しかしながら、1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの場合、重ね書きは活用できない。
したがって、1度だけ書込み可能な高密度光ディスクを使用する場合、更新された有効PACは、図12の部分(b)に示すように、PAC1の連続する次の領域内に書込まれる。最終的に、以前に書込まれたPAC1は無効PACになり、対応する状態情報は有効PACを示す「11」から「10」に更新される。また、新しく更新される次の有効PAC1は、初めに記録された領域から有効PACに、PAC状態は「00」から「11」に更新される。
また、図12の部分(c)に示すように、次の有効PAC2を記録する場合、有効PAC2のコピーがINFO1領域のPAC1領域内に書込まれる。この際、INFO1領域のPAC1領域内に有効PAC2を書込む過程においてエラーが発生し得る。エラーが発生すると、有効PAC2はエラー領域の次に連続する書込み可能な領域内に書込まれる。よって、有効PAC2の書込みにより、PAC2領域を示すPAC状態情報は、PAC2が未記録領域であったことを示す「00」から、「11」に更新される。さらに、有効PAC2を書込む間にエラーが発生したので、PAC1領域を示すPAC状態情報は「00」から「11」に更新される。また、有効PAC2が、次の書込み可能な領域上に書込まれたので、PAC状態情報は「00」から「11」に更新される。
図示されていないが、有効PAC領域内での読み出し中にエラーが発生する場合、状態情報は「11」から「00」に更新される。また、TDDS情報は、TDMA内で、ディスクがクローズされるまで、必要に応じて連続的に更新される。また、前述したように、TDMAが充分でなければ、追加のTDMAを割り当てることができる。
図13は、本発明の他の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のTDDSを示す図である。図13によれば、1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のTDDSは、TDDS識別子を示す「TDDS identifier」フィールド、TDDSフォーマットを示す「TDDS format」フィールド、ユーザーデータ領域のLSN0の位置を示す「Location of LSN 0 of User Data Area」フィールド、ユーザーデータ領域の最後のLSNの位置を示す「Last LSN of User Data Area」フィールド、PACのエラー状態を示す「PAC Clusters Defect Status」フィールド、及び/又はPAC領域の割当て状態を示す「PAC Allocated Space」フィールドを含むことができる。前述した構造を持つTDDS内の「PAC Clusters Defect Status」フィールド及び「PAC Allocated Space」フィールドは、様々なタイプのPAC状態情報、例えば、欠陥クラスターの位置やPAC領域上に割り当てられた有効PACの位置等、を示すために使用される。
次に、「PAC Clusters Defect Status」フィールド及び「PAC Allocated Space」フィールドを用いて、PAC状態情報を示す方法について詳細に説明する。図14A及び図14Bは、本発明の他の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスクのPAC領域及びPAC状態情報を書込む方法を示す図である。図14Aによれば、PACの合計数(例えば、32個)は、一つのPAC領域内に書込まれる。書込まれたそれぞれのPACについて、図14Bに示すように、PACクラスター内における欠陥を示すために、「PAC Clusters Defect Status」フィールド内において32ビットを使用することができる。また、オリジナルPACのコピーを有するPAC1領域の状態を示すためには、64ビットが必要であり得、デュアルレイヤの場合には128ビットが必要になる。より詳細には、図14Bによると、対応するクラスターの欠陥状態を示すために、PAC欠陥状態(「PDS」)Nビットを使用することができる。「0」はPACクラスターNが欠陥領域でないことを示し、「1」はPACクラスターNが欠陥領域であることを示す。PDS31ビット及びPDS30ビットは、各々PAC#1領域及びPAC#2領域の状態を示すために連続的に割り当てられる。32個のPDSビットが、一つのPAC領域内の可能な欠陥状態を示すために提供される。さらに、PAC領域の割り当て状態を示すために、「PAC Allocated Space」フィールド内において32ビットを使用することができる。同様に、オリジナルPACのコピーを有するPAC1領域の状態を示すためには、64ビットが必要になり、デュアルレイヤの場合は128ビットが必要になる。
図14Bに示すPAC状態ビット(「PSB」)Nビットは、PAC領域の割当て状態を示すために使用される。「0」はPACクラスターNが新しく割当て可能な状態であることを示し(すなわち、該当PACは未用状態である)、「1」はPACクラスターNが既に使用されていることを示す。PDSビットについての説明と同様に、PSBビットは、PAC#1からPAC#30まで連続的に割り当てられる。例えば、ビットPSB31は、PAC#1領域の状態を示し、PSB30は、PAC#2領域の状態を示す。
図15A及び図15Bは、本発明の他の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内に書込まれたPAC領域及びPAC状態情報の例を示す図である。図15Aによれば、TDDS内においてPAC#1、PAC#2及びPAC#3が割り当てられる。図15Bによれば、PAC#2が欠陥領域である場合、「PAC Clusters Defect Status」フィールド内のビットマップにおいて、PAC#2領域を示すPDSビットを「1」として記録する。また、「PAC Allocated Space」フィールド内のビットマップにおいて、ビットPSB31、ビットPSB30及びビットPSB29は、各々PAC#1、PAC#2及びPAC#3を示し、これらも、予め割り当てられた状態を示す「1」として設定される。よって、前述した例のTDDS情報により、光ディスクドライブはPAC#4を次の書込み可能な領域として識別することができる。
図16は、本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの記録/再生装置の構成を示す図である。図16によれば、記録/再生装置は、光ディスクに記録/再生を行う記録/再生部10と、これを制御するホスト又は制御部20とを含んで構成される。例えば、記録/再生部10は、前述した本発明の多様な実施形態と関連した「光ディスクドライブ」として動作する。
一実施形態では、ホスト20は、記録/再生部10に、光ディスクの特定領域への記録又は再生を命令し、記録/再生部10は、ホスト20の命令に従って特定領域への記録/再生を行うように動作する。
記録/再生部10は、ホスト20とデータ及び命令をやりとりする等の通信を行うインターフェース部12と、光ディスクにデータを書込み、光ディスクからデータを読取るピックアップ部11と、ピックアップ部11から読取った信号を受信して、所望の信号値に復元し、記録する信号を光ディスクに記録される信号に変調して伝達するデータプロセッサー13と、光ディスクから正確に信号を読み出し、光ディスクに信号を正確に記録するためにピックアップ部11を制御するサーボ部14と、管理情報を含んだ様々な情報及びデータが仮格納されるメモリ15と、記録/再生部10内の構成要素の制御を担当するマイクロコンピュータ16とをさらに含む。
記録/再生装置を用いて1度だけ書込み可能な高密度光ディスクへPACを記録する方法について説明する。まず、光ディスクが記録/再生装置内に挿入されると、光ディスク内の全ての管理情報が読み出されて記録/再生部10内のメモリに格納され、これらの管理情報は光ディスクの記録/再生時に活用される。このような状態で、ユーザーが光ディスクの特定領域に記録することを所望する場合、ホスト20は、これを記録命令として受け取り、所望の記録位置についての情報を、記録するデータと共に記録/再生部10に伝達する。
記録/再生部10内のマイクロコンピュータ16は、記録命令を受信し、メモリ15に格納された管理情報からホスト20の記録しようとする光ディスク内の領域が欠陥領域か否かを確認して、欠陥領域でない領域にホスト20の記録命令に従ってデータの記録を実行する。ディスクの全体又は特定領域への記録が従来バージョンの記録/再生装置にない新しい機能を含んでいるため、従来バージョンの記録/再生装置が認識できないと判断される場合、或いは、ユーザーの要求に従ってディスク上の特定領域の記録や再生などの機能を制限しようとする場合には、記録/再生部10内のマイクロコンピュータ16は、領域に関する制御情報をディスク上のPAC領域に「Unknown PAC rule」として記録する。また、記録/再生部10内のマイクロコンピュータ16は、記録された状態についての「PAC_ID」、及びディスク上の特定領域に対する制御情報であるセグメント情報などの、PAC情報を記録する。
PAC情報は、INFO2領域のPAC2領域に、必要に応じて複数個の有効PACとして各々1クラスターのサイズで書込まれ、INFO1領域のPAC1領域に、バックアップ用として複数個の有効PACのコピーを書込む。本実施例では、マイクロコンピュータ16は、データが書込まれる領域又はPAC領域の位置情報及びデータを、サーボ部14とデータプロセッサー13とに伝達し、ピックアップ部11を介して光ディスク内の所望の位置で記録を完了できるようにする。
本発明の実施形態にかかる、PACが書込まれた高密度光ディスクの記録/再生方法を説明する。光ディスクが記録/再生装置内に挿入されると、光ディスクに記録し、光ディスクを再生する際に使用される管理情報が、光ディスクから読み出されて、記録/再生部10内のメモリ15に格納される。メモリ15に格納された情報には、ディスク上のPAC領域おける各種領域の位置情報が含まれる。次いで、PAC領域内のPACのPAC_IDが識別され、PAC_IDが認識可能なPAC_IDであるか否かが判断される。
PAC_IDが認識可能である場合、本方法では、ディスクにデータを書込んだ記録/再生装置が現在使用している記録/再生装置と同じバージョンである、または、別個の記録/再生制限がないと判断され、ホスト20からの命令に従って記録/再生が実行される。
PAC_IDが認識可能でない場合、本方法では、ディスクにデータを書込んだ記録/再生装置が現在使用している記録/再生装置と異なるバージョンであると判断され、「Unknown PAC Rule」を含むディスク上の記録/再生制限領域を参照して、ホスト20からの命令に従って記録/再生が実行される。したがって、マイクロコンピュータ16は、ホストからの命令に従って位置情報及びデータを、サーボ部14及びデータプロセッサー13に伝達し、ピックアップ部11を介して光ディスク上の所望の位置において記録/再生を完了できるようにする。
前述したように、本発明の実施形態にかかる1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの記録/再生方法及び装置は、次のような一つ以上の長所を持つ。
第一に、PACを用いることによる、互いに異なるバージョンのドライブのディスク内のアクセス可能な領域の定義は、ユーザーデータが記録されたデータ領域のより強固な保護を可能にし、例えば、不正アクセス(例えば、ハッキング)を防止し、減少させる。
第二に、複数の有効PACをディスク上に割当て、PAC状態情報を示す情報をTDDS内に書込むことで、高密度光ディスク内のPACを管理することができる。
第三に、PACを用いてデータを記録/再生する方法及び装置は、高密度光ディスク上へデータをより効率的に記録し、高密度光ディスクからデータをより効率的に再生することを可能にする。
前述した本発明の実施形態は、当業者であれば、特許請求の範囲に開示された本発明の技術的思想から逸脱しない範囲内で、多様に変更・実施できることは明らかである。よって、本発明は、本発明の特許請求の範囲及びその等価の範囲内での変形及び修正を含む。
本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの全体構造を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスクのINFO2領域及びINFO1領域を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク上に書込まれたPACの構造を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク上のPACの構造を示す図である。 本発明の実施形態による「Unknown PAC Rules」フィールドの構造を示す図である。 本発明の実施形態による高密度光ディスク内のセグメント領域を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のPAC領域を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のTDDSの構造を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のPAC領域及びPAC状態情報を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のPAC領域及びPAC状態情報を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のPAC領域及びPAC状態情報を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内に書込まれたPAC領域及びPAC状態情報を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内に書込まれたPAC領域及びPAC状態情報を示す図である。 本発明の実施形態によるPAC領域及びPAC状態情報を書込む方法を示す図である。 本発明の実施形態によるPAC領域及びPAC状態情報を書込む方法を示す図である。 本発明の実施形態によるPAC領域及びPAC状態情報を書込む方法を示す図である。 本発明の実施形態によるPAC領域及びPAC状態情報を書込む方法を示す図である。 本発明の実施形態による書込まれたPACを更新する際に、TDDS上のPAC状態情報を表示する方法を示す図である。 本発明の他の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のTDDSの構造を示す図である。 本発明の他の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のPAC領域及びPAC状態情報を書込む方法を示す図である。 本発明の他の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内のPAC領域及びPAC状態情報を書込む方法を示す図である。 本発明の他の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内に書き込まれたPAC領域及びPAC状態情報の例を示す図である。 本発明の他の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスク内に書き込まれたPAC領域及びPAC状態情報の例を示す図である。 本発明の実施形態による1度だけ書込み可能な高密度光ディスクの記録/再生装置のブロック図である。

Claims (27)

  1. 記録媒体であって、
    ユーザデータを格納する複数のセグメント領域を含むユーザデータ領域と、
    物理的アクセス制御データを格納する複数の物理的アクセス制御領域を含む少なくとも一つの制御データ領域であって、前記物理的アクセス制御データは、前記記録媒体へのアクセスを管理し、
    前記物理的アクセス制御領域の識別コードと、
    前記記録媒体上にデータを記録し、前記記録媒体からデータを再生しようとする装置によって前記識別コードが認識された場合に使用される第1の規則と、
    前記装置によって前記識別コードが認識されない場合に使用される第2の規則とを含む、少なくとも一つの制御データ領域と、
    前記物理的アクセス制御領域のそれぞれの状態を示す状態情報を格納する少なくとも一つの管理領域であって、前記状態情報は、前記物理的アクセス制御領域が欠陥であるかどうかを少なくとも示す管理領域とを備え、
    欠陥のある前記物理的アクセス制御領域はスキップされ、前記物理的アクセス制御データが次の正常な物理的アクセス制御領域に書き込まれることを特徴とする記録媒体。
  2. 前記状態情報は、少なくとも一つのビットパターンを含むことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  3. 前記スキップされた物理的アクセス制御領域についての前記状態情報は、無効状態を示すことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  4. 前記次の正常な物理的アクセス制御領域についての前記状態情報は、有効状態を示すことを特徴とする請求項3に記載の記録媒体。
  5. 前記記録媒体への前記アクセスは、データの書込み、及び/又は読み出しを含むことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  6. 前記少なくとも一つの制御データ領域、及び、前記少なくとも一つの管理領域は、前記記録媒体の内部領域(inner area)であることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  7. 前記状態情報は、未記録、使用可能、欠陥、または有効状態を示すことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  8. 前記少なくとも一つの制御データ領域は、前記物理的アクセス制御データのコピーを含むことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  9. 記録媒体へデータを書込む方法であって、
    少なくとも一つの制御データ領域内の複数の物理的アクセス制御領域に物理的アクセス制御データを書込むことであって、前記物理的アクセス制御データは、前記記録媒体のユーザデータ領域へのアクセスを管理し、
    前記物理的アクセス制御領域の識別コードと、
    前記記録媒体上にデータを記録し、前記記録媒体からデータを再生しようとする装置によって前記識別コードが認識された場合に使用される第1の規則と、
    前記装置によって前記識別コードが認識されない場合に使用される第2の規則とを含み、
    欠陥のある物理的アクセス制御領域はスキップされ、前記物理的アクセス制御データは次の正常な物理的アクセス制御領域に書き込まれることと、
    少なくとも1つの管理領域に、前記物理的アクセス制御領域のそれぞれの状態を示す状態情報を書き込むことであって、前記状態情報は、前記物理的アクセス制御領域が欠陥であるかどうかを少なくとも示すことと
    を含むことを特徴とする方法。
  10. 前記スキップされた物理的アクセス制御領域についての前記状態情報は、無効状態を示すことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記次の正常な物理的アクセス制御領域についての前記状態情報は、有効状態を示すことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記状態情報は、少なくとも一つのビットパターンを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記状態情報は、未記録、使用可能、欠陥、または有効状態を示すことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 前記少なくとも一つの制御データ領域は、前記物理的アクセス制御データのコピーを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  15. 前記記録媒体への前記アクセスは、データの読み出し、及び/または書込みを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  16. 記録媒体からデータを再生する方法であって、
    管理領域から物理的アクセス制御領域のそれぞれの状態を示す状態情報を読み出すことであって、前記状態情報は、前記物理的アクセス制御領域が欠陥であるかどうかを少なくとも示すことと、
    前記状態情報に基づいて、少なくとも一つの制御データ領域内の前記物理的アクセス制御領域から物理的アクセス制御データを読み出すことであって、前記物理的アクセス制御データは前記記録媒体のユーザデータ領域へのアクセスを管理し、
    前記物理的アクセス制御領域の識別コードと、
    前記記録媒体上にデータを記録し、前記記録媒体からデータを再生しようとする装置によって前記識別コードが認識された場合に使用される第1の規則と、
    前記装置によって前記識別コードが認識されない場合に使用される第2の規則とを含み、
    前記物理的アクセス制御データは、前記状態情報に基づいて、欠陥のある物理的アクセス制御領域ではなく、次の正常な物理的アクセス制御領域から読み出されることを特徴とする方法。
  17. 前記状態情報は、少なくとも一つのビットパターンを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記状態情報は、未記録、使用可能、欠陥、または有効状態を示すことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記記録媒体への前記アクセスは、データの読み出し、及び/又は、書込みを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 記録媒体へデータを記録する装置であって、
    前記記録媒体上にデータを記録する光学ユニットと、
    少なくとも一つの制御データ領域内の複数の物理的アクセス制御領域に物理的アクセス制御データを書き込むように前記光学ユニットを制御する制御ユニットであって、前記物理的アクセス制御データは、前記記録媒体のユーザデータ領域へのアクセスを管理し、
    前記物理的アクセス制御領域の識別コードと、
    前記記録媒体上にデータを記録し、前記記録媒体からデータを再生しようとする装置によって前記識別コードが認識された場合に使用される第1の規則と、
    前記記録媒体上にデータを記録し、前記記録媒体からデータを再生しようとする装置によって前記識別コードが認識されない場合に使用される第2の規則とを含み、
    欠陥のある物理的アクセス制御領域はスキップされ、前記物理的アクセス制御データは次の正常な物理的アクセス制御領域に書き込まれ、
    少なくとも1つの管理領域に、前記物理的アクセス制御領域のそれぞれの状態を示す状態情報を書き込み、前記状態情報は、前記物理的アクセス制御領域が欠陥であるかどうかを少なくとも示す、制御ユニットと
    を備えることを特徴とする装置。
  21. 前記制御ユニットは、前記スキップされた物理的アクセス制御領域についての状態情報を、無効状態として書込むように前記光学ユニットを制御することを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 前記記録媒体への前記アクセスは、データの読み出し、及び/または書込みを含むことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  23. 前記状態情報は、未記録、使用可能、欠陥、または有効状態を示すことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  24. 前記装置は、データを記録する命令を、前記制御ユニットに与えるホストデバイスをさらに備えることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  25. 前記物理的アクセス制御データは、前記物理的アクセス制御データが適用される前記セグメント領域の数を示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  26. 前記物理的アクセス制御データが適用される前記セグメント領域の数は、事前定義された値に限定されることを特徴とする請求項25に記載の記録媒体。
  27. 記録媒体からデータを再生する装置であって、
    前記記録媒体からデータを再生するように構成されたピックアップと、
    制御装置であって、
    管理領域から物理的アクセス制御領域の状態を示す状態情報を読み出すように前記ピックアップを制御し、前記状態情報は、前記物理的アクセス制御領域が欠陥であるかを少なくとも示し、
    前記状態情報に基づいて少なくとも1つの制御データ領域内の前記物理的アクセス制御領域から物理的アクセス制御データを読み出すように前記ピックアップを制御し、前記物理的アクセス制御データは、前記記録媒体のユーザデータ領域へのアクセスを管理し、
    前記物理的アクセス制御領域の識別コードと、
    前記記録媒体上にデータを記録し、前記記録媒体からデータを再生しようとする装置によって前記識別コードが認識された場合に使用される第1の規則と、
    前記識別コードが、前記制御装置によって認識されない場合に使用される第2の規則とを含み、
    前記状態情報に基いて、欠陥のある物理的アクセス制御領域ではなく、次の正常な物理的アクセス制御領域から、前記物理的アクセス制御データを読み出すように、前記ピックアップを制御するように構成された制御装置と
    を備えることを特徴とする装置。
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