以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
(国際エネルギースタープログラムの説明)
本発明の実施例に先んじて、OA機器の省エネルギモードを定めた国際エネルギースタープログラムについて説明する。国際エネルギースタープログラムでは、例えば、融合機の電力モードとして、通常モードの他に、低電力モード、及び、スリープモードが定められ、さらに、融合機のうち拡張機能つきデジタル複写機の電力モードとして、上記の融合機の電力モードに加えて、オフモードが定められている。
融合機における低電力モードとは、入力ソースからの情報の受取によらず、一定時間出力動作が行われなかった後自動的に切り換えられ実現される最初の低電力状態である。低電力モードでは、画像の出力動作に遅延が生じてもよいが、入力ソースからの情報の受取に遅延を生じてはならない。
また、融合機におけるスリープモードとは、低電力モードに移行後、引き続き出力動作が行われなかった場合、電源を切ることなしに自動的に切り替えられ連続的に実現される第二の低電力状態をいう。スリープモードでは、画像の出力動作及び入力ソースからの情報の受取に遅延を生じてもよい。
また、拡張機能つきデジタル複写機におけるオフモードとは、拡張機能つきデジタル複写機が適切に電源に接続され、自動オフ機能によって電源を切った状態をいう。
以下の説明では、画像処理装置の電力モードとして、国際エネルギースタープログラムにおける融合機の電力モードを例に説明するが、本発明の画像処理装置は、国際エネルギースタープログラムに限らず、省エネルギモードの設定を行う画像処理装置であればよい。
また、融合機において、ユーザの利便性を高めるために、主要なデバイスの種類又は属性、及び、当該デバイスの状態によって、電力モードの変更を行わない場合がある。例えば、スキャナデバイスがスキャンの動作中には、電力モードの変更を行わない。また、例えば、プロッタデバイスが印刷の動作中には、電力モードの変更は行わないが、所定の時間が経過した後に再度電力モードの変更を行う。
また、例えば、HDDデバイスが書き込み又は読み出しの動作中、又は、通信デバイスが通信の動作中には、オフモードに対応する電力状態への移行は行わないが、低電力モード又はスリープモードに対応した電力状態への移行は行う。オフモードへの移行ができなかった場合には、所定の時間が経過した後に、再度オフモードへの移行を設定してもよい。
以上の電力モードの設定条件は、一例であり、本発明の実施の形態に係る画像処理装置は上記の例に限らず、複数の電力モードの設定が可能な画像処理装置であればよい。
なお、以下の実施の形態において、「通常モード」と「オンモード」とは同一である。
〔第一の実施の形態〕
(図1の説明)
図1は、本発明の第一の実施の形態に係る画像処理装置の機能構成の例を説明する図である。図1の画像処理装置1は、電力モード設定手段によって設定された電力モードに従い、一又は複数のデバイスの電力状態を、当該デバイスに対応するデバイス制御手段が制御する。画像処理装置1は、電力モード設定手段10、デバイス制御手段20a〜20c、デバイス30a〜30c、及び、電源40を有する。
電力モード設定手段10は、画像処理装置1の電力モードを設定する手段である。電力モード設定手段10は、例えば、国際エネルギースタープログラムに従い、画像処理装置1の電力モードの設定を行う。電力モード設定手段10は、デバイス登録手段11及び直前電力モード保持手段12を有する。
デバイス登録手段11は、画像処理装置1に接続されたデバイスを登録する手段である。デバイス登録手段11は、デバイス30に対応したデバイス制御手段20からの登録要求に基づき、デバイスの登録を行う。直前電力モード保持手段12は、電力モード設定手段10が、デバイス制御手段20に対して設定を要求する電力モードの直前の電力モードを保持する手段である。
デバイス制御手段20a〜20cは、それぞれデバイス30a〜30cを制御する手段であって、電力モード設定手段10から取得した電力モードに基づき、対応するデバイスの電力状態の設定を行う。電力モード設定手段10が定める電力モードに対応する電力状態は、各デバイスによってそれぞれ異なっている。そこで、デバイス制御手段20は、各デバイス制御手段20が制御するデバイスに応じた電力状態の制御を、電力モードに対応させて行う。
デバイス制御手段20a〜20cは、それぞれ、デバイス状態取得手段21a〜21cを有する。デバイス状態取得手段21a〜21cは、それぞれ、デバイス30a〜30cの状態を取得する手段である。デバイス制御手段20は、デバイス状態取得手段21が取得したデバイス30の状態が、電力モード設定手段10より取得した電力モードに対応しない場合には、デバイス30の電力状態の変更を行わず、電力モード設定手段10に対して電力状態変更拒絶通知を行う。
例えば、スキャナデバイスにおけるスキャンの動作中、又は、プロッタデバイスにおけるプロットの動作中等には、電力モードの変更は行われない。そこで、スキャナデバイスに対応するデバイス制御手段20が有するデバイス状態取得手段21が、スキャンの動作中であることを取得した場合には、デバイス制御手段20は、電力モード設定手段10に対して電力状態変更拒絶通知を行う。また、プロッタデバイスに対応するデバイス制御手段が有するデバイス状態取得手段21が、プロットの動作中であることを取得した場合には、デバイス制御手段20は、電力モード設定手段10に対して電力状態変更拒絶通知を行う。電力モード設定手段10は、プロットの動作中であった場合には、所定の時間が経過した後に、再度、電力モードの設定を行うように構成してもよい。
デバイス30a〜30cは、画像処理装置1の機能を実現するためのデバイスであり、デバイス制御手段20a〜20cによって、それぞれ制御される。電源40は、画像処理装置1の電源である。
なお、本発明の第一の実施の形態に係る画像処理装置が有する電力モード設定手段10が設定する電力モードに基づき、電力状態を制御されるデバイス及びデバイス制御手段は、図1の3つのデバイス及びデバイス制御手段に限らない。画像処理装置が有する機能に応じて、一以上のデバイス及びそのデバイス毎に対応するデバイス制御手段があればよい。
(図2から図8の制御部等と図1との関連)
図2から8における電力状態監視部100から120は、電力モード設定手段に対応する。また、デバイス制御部200aから200c、プロッタ制御部210a及び220a、スキャナ制御部210b及び220b、HDD制御部210c、並びに、ネットワークデバイス220dは、デバイス制御手段に対応する。
(図2の説明)
図2は、本発明の第一の実施の形態に係る画像処理装置における電力制御の基本シーケンスの例の図である。図2では、画像処理装置の主電源が「ON」の状態になることにより、画像処理装置が有するデバイスが登録され、電力モードが設定される。なお、図2では、デバイス制御部200a及びデバイス制御部200bが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行っている。デバイス制御部200aに係るシーケンス(S101a〜S110a)、及び、デバイス制御部200bに係るシーケンス(S101b〜S110b)は、それぞれ図示される順で実行される。一方、デバイス制御部200aに係るシーケンスとデバイス制御部200bに係るシーケンスとの間の実行順は、必ずしも図示される順でなくてもよい。
図2のステップS101では、主電源が投入されてONの状態になり、電力状態監視部100が起動する。ステップS101と同時又はステップS101に続いて、ステップS101aではデバイス制御部200aが起動し、ステップS101bではデバイス制御部200bが起動する。
デバイス制御部200aに係るステップは、ステップS101aに続いてステップS102aに進み、デバイス制御部200aが、電力状態監視部100に対し登録要求を行う。ステップS102aに続いてステップS103aに進み、電力状態監視部100が有するデバイス登録手段が、デバイス制御部200aの登録を行う。
一方、デバイス制御部200bに係るステップは、ステップS101bに続いてステップS102bに進み、デバイス制御部200bが、電力状態監視部100に対し登録要求を行う。ステップS102bに続いてステップS103bに進み、電力状態監視部100が有するデバイス登録手段が、デバイス制御部200bの登録を行う。
なお、ステップS102a及びステップS102bにおいて実行される登録要求は、デバイス制御手段が、電力状態監視部100に対し、所定の情報を通知することにより行われる。所定の情報とは、例えば、デバイス制御部が制御する、デバイスの種類、デバイスの属性等である。デバイスの属性とは、例えば、当該デバイスの状態が、設定しようとした電力状態に対応しなかったために電力状態を直前の状態に戻した場合に、所定の時間の経過後に、電力状態の再設定を行うか否かを表すものである。
また、デバイス制御部200aに係るステップでは、ステップS103aに続いてステップS104aに進み、電力状態監視部100がデバイス制御部200aに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS104aに続いてステップS105aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
一方、デバイス制御部200bに係るステップでは、ステップS103bに続いてステップS104bに進み、電力状態監視部100がデバイス制御部200bに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS104bに続いてステップS105bに進み、デバイス制御部200bが、図示しないデバイス300bをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
また、デバイス制御部200aに係るステップでは、ステップS105aに続いてステップS106aに進み、デバイス制御部200aが電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
一方、デバイス制御部200bに係るステップでは、ステップS105bに続いてステップS106bに進み、デバイス制御部200bが電力状態監視部100に対し、デバイス300bの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
以上の、ステップS101からステップS106a、及び、ステップS101からS106bが、画像処理装置1の主電源投入からデバイスが起動されオンモードになるまでの電力状態の遷移である。
次に、画像処理装置1がオンモードから低電力モードに移行する場合について、ステップS107から説明する。ステップS107では、電力状態監視部100が、電力モードを低電力モードに設定する。電力状態監視部100は、例えば、通常モードにおいて一定時間画像の出力動作が行われなかった場合に、低電力モードを設定する。
デバイス制御部200aに係るステップでは、ステップS107に続いてステップS108aに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200aに対し、低電力モードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS108aに続いてステップS109aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aを低電力モードに対応する電力状態に移行させる。
一方、デバイス制御部200bに係るステップでは、ステップS107に続いてステップS108bに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200bに対し、低電力モードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS108bに続いてステップS109bに進み、デバイス制御部200bが、図示しないデバイス300bを低電力モードに対応する電力状態に移行させる。
ステップS109aに続いてステップS110aに進み、デバイス制御部200aが電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS109bに続くステップS110bでは、デバイス制御部200bが電力状態監視部100に対し、デバイス300bの電力状態変更完了通知を行う。
なお、上記のステップS105a、S105b、S109a、及び、S109bでは、デバイス制御部200a及び200bが有するデバイス状態取得手段によって取得された各デバイスの電力状態と、要求された電力状態が異なる場合に、デバイス制御部200a等が電力状態の変更を行うようにしてもよい。
(図3の説明)
図3は、デバイス制御部が3つの場合のシーケンスの例である。なお、図3では、デバイス制御部200a、デバイス制御部200b、及び、デバイス制御部200cが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行っている。デバイス制御部200aに係るシーケンス(S201a〜S210a)、デバイス制御部200bに係るシーケンス(S201b〜S210b)、及び、デバイス制御部200cに係るシーケンス(S201c〜S210c)は、それぞれ図示される順で実行される。一方、デバイス制御部200aに係るシーケンス、デバイス制御部200bに係るシーケンス、及び、デバイス制御部200cに係るシーケンスの間の実行順は、必ずしも図示される順でなくてもよい。
また、デバイス制御部200aに係るシーケンス(S201a〜S206a、及び、S208a〜S210a)、並びに、デバイス制御部200bに係るシーケンス(S201b〜S206b、及び、S208b〜S210b)は、それぞれ、図2におけるデバイス制御部200aに係るシーケンス(S101a〜S106a、及び、S108a〜S110a)、並びに、デバイス制御部200bに係るシーケンス(S101b〜S106b、及び、S108b〜S110b)と略同一である。より詳細には、図2において「低電力モード」が設定されるのに対し図3では「オフモード」が設定されている他は、同じである。したがって、ここでは説明を省略する。
デバイス制御部200cに係るシーケンスでは、主電源が投入されてONの状態になり、電力状態監視部100が起動し、ステップS201と同時又はステップS201に続いて、ステップS201cではデバイス制御部200cが起動する。
ステップS201cに続いてステップS202cに進み、デバイス制御部200cが電力状態監視部100に対し登録要求を行う。ステップS202cに続いてステップS203cに進み、電力状態監視部100が有するデバイス登録手段が、デバイス制御部200の登録を行う。
ステップS203cに続いてステップS204cに進み、電力状態監視部100がデバイス制御部200cに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS204cに続いてステップS205cに進み、デバイス制御部200cが、図示しないデバイス300cをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
ステップS205cに続いてステップS206cに進み、デバイス制御部200cが電力状態監視部100に対し、デバイス300cの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
以上の、ステップS201からステップS206a、ステップS201からS206b、及び、ステップS201からステップS206cが、画像処理装置1の主電源投入からデバイスが起動されオンモードになるまでの電源状態の遷移である。
次に、画像処理装置1がオンモードからオフモードに移行する場合について、ステップS207から説明する。ステップS207では、電力状態監視部100が、電力モードをオフモードに設定する。電力状態監視部100は、例えば、低電力モードにおいて一定時間画像の出力動作が行われなかった場合に、オフモードを設定する。
デバイス制御部200cに係るステップでは、ステップS207に続いてステップS208cに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200cに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS208cに続いてステップS209cに進み、デバイス制御部200cが、図示しないデバイス300cをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
ステップS209cに続いてステップS210cに進み、デバイス制御部200cが電力状態監視部100に対し、デバイス300cの電力状態変更完了通知を行う。
なお、上記のステップS205a、S205b、S205c、S209a、S209b、及び、S209cでは、デバイス制御部200aから200cが有するデバイス状態取得手段によって取得された各デバイスの電力状態と、要求された電力状態が異なる場合に、デバイス制御部200a等が電力状態の変更を行うようにしてもよい。
(図4の説明)
図4は、デバイスの状態が設定しようとする電力状態に対応しない場合のシーケンスの例である。図4のシーケンスは、例えば、電源が「ON」の状態になりデバイス300aから300cが、通常モードに対応する電力状態になった後に続いてもよい。
なお、図4では、デバイス制御部200a、デバイス制御部200b、及び、デバイス制御部200cが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行っている。デバイス制御部200aに係るシーケンス(S308a〜S314a)、デバイス制御部200bに係るシーケンス(S308b〜S314b)、及び、デバイス制御部200cに係るシーケンス(S308c〜S314c)は、それぞれ図示される順で実行される。一方、デバイス制御部200aに係るシーケンス、デバイス制御部200bに係るシーケンス、及び、デバイス制御部200cに係るシーケンスの間の実行順は、必ずしも図示される順でなくてもよい。
ステップS307では、電力状態監視部100が、電力モードをオフモードに設定する。電力状態監視部100は、例えば、通常モードにおいて一定時間画像の出力動作が行われなかった場合に、オフモードを設定する。
デバイス制御部200aに係るステップでは、ステップS307に続いてステップS308aに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200aに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS308aに続いてステップS309aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
一方、デバイス制御部200bに係るステップでは、ステップS307に続いてステップS308bに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200bに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS308bに続いてステップS309bに進み、デバイス制御部200bが、図示しないデバイス300bをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
デバイス制御部200cに係るステップでは、ステップS307に続いてステップS308cに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200cに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS308cに続いてステップS309cに進み、デバイス制御部200cが、図示しないデバイス300cをオフモードに対応する電力状態に移行させようとするが、デバイス状態取得手段によって取得したデバイス300cの状態が、オフモードに対応する電力状態に対応しないため、電力状態の変更を中止する。
ステップS309aに続いてステップS310aに進み、デバイス制御部200aが電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS309bに続くステップS310bでは、デバイス制御部200bが電力状態監視部100に対し、デバイス300bの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS309cに続くステップS310cでは、デバイス制御部200cが電力状態監視部100に対し、デバイス300cの電力状態変更拒絶通知を行う。
ステップS310cの電力状態変更拒絶通知に続いて、ステップS311では、電力状態監視部100が、電力モードを、オフモードから直前の電力モードである通常モードに設定する。直前の電力モードは、電力状態監視部100が有する直前電力モード保持手段が保持している。直前電力モード保持手段は、例えば、画像処理装置1が有する記憶手段として構成されてもよい。
デバイス制御部200aに係るステップでは、ステップS311に続いてステップS312aに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200aに対し、通常モードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS312aに続いてステップS313aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aを通常モードに対応する電力状態に移行させる。
一方、デバイス制御部200bに係るステップでは、ステップS311に続いてステップS312bに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200bに対し、通常モードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS312bに続いてステップS313bに進み、デバイス制御部200bが、図示しないデバイス300bを通常モードに対応する電力状態に移行させる。
また、デバイス制御部200cに係るステップでは、ステップS311に続いてステップS312cに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200cに対し、通常モードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS312cに続いてステップS313cに進み、デバイス制御部200cが、図示しないデバイス300cを通常モードに対応する電力状態に移行させる。
なお、ステップS313cでは、デバイス300cの直前の電力状態は、通常モードに対応する電力状態となっている。従って、ステップS313cでは、デバイス制御部200cが有するデバイス状態取得手段によって取得された電力状態と、要求された電力状態が同じであるため、デバイス制御部200cは、デバイス300cに対して電力状態の変更の処理を行わないように構成してもよい。
ステップS313aに続いてステップS314aに進み、デバイス制御部200aが電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS313bに続いてステップS314bに進み、デバイス制御部200bが電力状態監視部100に対し、デバイス300bの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS313cに続いてステップS314cに進み、デバイス制御部200cが電力状態監視部100に対し、デバイス300cの電力状態変更完了通知を行う。
なお、デバイス300cに係るステップS312c〜S314cは、実行されないように構成してもよい。
なお、上記のステップS309a、S309b、S313a、及び、S313bでは、デバイス制御部200aから200cが有するデバイス状態取得手段によって取得された各デバイスの電力状態と、要求された電力状態が異なる場合に、デバイス制御部200a等が電力状態の変更を行うようにしてもよい。
(図5の説明)
図5は、電力状態の変更ができなかった場合に、再度電力モードの設定を行う場合のシーケンスの例である。図5のシーケンスは、例えば、電源が「ON」の状態になりデバイス300aから300cが、通常モードに対応する電力状態になった後に続いてもよい。
なお、図5では、デバイス制御部200a、デバイス制御部200b、及び、デバイス制御部200cが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行っている。デバイス制御部200aに係るシーケンス(S408a〜S418a)、デバイス制御部200bに係るシーケンス(S408b〜S418b)、及び、デバイス制御部200cに係るシーケンス(S408c〜S418c)は、それぞれ図示される順で実行される。一方、デバイス制御部200aに係るシーケンス、デバイス制御部200bに係るシーケンス、及び、デバイス制御部200cに係るシーケンスの間の実行順は、必ずしも図示される順でなくてもよい。
また、デバイス制御部200aに係るシーケンス(S408a〜S410a、及び、S412a〜S414a)、デバイス制御部200bに係るシーケンス(S408b〜S410b、及び、S412b〜S414b)、並びに、デバイス制御部200cに係るシーケンス(S408c〜410c、及び、S412c〜S414c)は、それぞれ、図4におけるデバイス制御部200aに係るシーケンス(S308a〜S310a、及び、S312a〜S314a)、デバイス制御部200bに係るシーケンス(S308b〜S310b、及び、S312b〜S314b)、並びに、デバイス制御部200cに係るシーケンス(S308c〜310c、及び、S312c〜S314c)と同じであるので、ここでは説明を省略する。
ステップS415では、電力状態監視部100が、ステップS414a〜S414cにおいて、電力状態変更完了通知を取得してから所定の時間が経過したことに基づき、電力モードを再びオフモードに設定する。電力状態監視部100は、直前に設定しようとした電力モードであるオフモードを、電力状態監視部100が保持する記憶手段等に格納し、所定の時間が経過した後にオフモードへの設定を再び行うようにしてもよい。
デバイス制御部200aに係るステップでは、ステップS415に続いてステップS416aに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200aに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS416aに続いてステップS417aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
一方、デバイス制御部200bに係るステップでは、ステップS415に続いてステップS416bに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200bに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS416bに続いてステップS417bに進み、デバイス制御部200bが、図示しないデバイス300bをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
また、デバイス制御部200cに係るステップでは、ステップS415に続いてステップS416cに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200cに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS416cに続いてステップS417cに進み、デバイス制御部200cが、図示しないデバイス300cをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
ステップS417aに続いてステップS418aに進み、デバイス制御部200aが電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS417bに続いてステップS418bに進み、デバイス制御部200bが電力状態監視部100に対し、デバイス300bの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS417cに続いてステップS418cに進み、デバイス制御部200cが電力状態監視部100に対し、デバイス300cの電力状態変更完了通知を行う。
なお、上記のステップS409a、S409b、S413a、S413b、S417a、S417b、及び、S417cでは、デバイス制御部200aから200cが有するデバイス状態取得手段によって取得された各デバイスの電力状態と、要求された電力状態が異なる場合に、デバイス制御部200a等が電力状態の変更を行うようにしてもよい。
(図6の説明)
図6は、本発明の第一の実施の形態に係るデバイス制御プログラムの概念図である。図6では、デバイス制御インタフェース部P100において、共通な値として「電力モード」が定められている。「電力モード」は、「オンモード」「低電力モード」「スリープモード」及び「オフモード」のうちの何れか一つの値と等価である。デバイス制御部P200a〜P200cにおいて、「電力モード」の値は継承され、P201a〜P201cに反映される。
電力モードの設定又は変更等を行う際は、デバイス制御インタフェースのP102に記述されている仕様に従い、電力状態変更要求を行う。デバイス制御部P200a〜P200cが有する電力状態設定部P202a〜P202cでは、各々が制御するデバイスに応じたプログラムにより、電力状態の設定を行い、その結果をデバイス制御インタフェースのP102に対して返り値として与える。デバイス制御インタフェースのP102は、返り値として「電力状態変更完了」又は「電力状態変更拒絶」を受け取る。
なお、デバイス制御インタフェースP100は、コンピュータを電力モード設定手段として機能させるプログラムであり、デバイス制御部P200a〜P200cは、コンピュータをデバイス制御手段として機能させるプログラムである。
(図7の説明)
図7は、本発明の第一の実施の形態に係る画像処理装置として、複写機の電力モードを設定するシーケンスの例の図である。図7の複写機は、図示しないプロッタ310a、図示しないスキャナ310b、及び、図示しないHDD310cを有し、それぞれに対応した、プロッタ制御部210a、スキャナ制御部210b、及び、HDD制御部210cを有する。
図7のステップS501では、主電源が投入されてONの状態になり、電力状態監視部110が起動する。ステップS501と同時又はステップS501に続いて、ステップS501aではプロッタ制御部210aが起動し、ステップS501bではスキャナ制御部210bが起動し、ステップS501cではHDD制御部210cが起動する。
プロッタ制御部210aに係るステップは、ステップS501aに続いてステップS502aに進み、プロッタ制御部210aが、電力状態監視部110に対し登録要求を行う。ステップS502aに続いてステップS503aに進み、電力状態監視部110が有するデバイス登録手段が、プロッタ制御部210aの登録を行う。
一方、スキャナ制御部210bに係るステップは、ステップS501bに続いてステップS502bに進み、スキャナ制御部210bが、電力状態監視部110に対し登録要求を行う。ステップS502bに続いてステップS503bに進み、電力状態監視部110が有するデバイス登録手段が、スキャナ制御部210bの登録を行う。
また、HDD制御部210cに係るステップは、ステップS501cに続いてステップS502cに進み、HDD制御部210cが、電力状態監視部110に対し登録要求を行う。ステップS502bに続いてステップS503bに進み、電力状態監視部110が有するデバイス登録手段が、HDD制御部210cの登録を行う。
なお、ステップS502a〜S502cにおいて実行される登録要求は、それぞれのデバイス制御手段が、電力状態監視部110に対し、所定の情報を通知することにより行われる。所定の情報とは、例えば、デバイス制御部が制御する、デバイスの種類、デバイスの属性等である。デバイスの属性とは、例えば、当該デバイスの状態が、設定しようとした電力状態に対応しなかったために電力状態を直前の状態に戻した場合に、所定の時間の経過後に、電力状態の再設定を行うか否かを表すものである。
また、プロッタ制御部210aに係るステップでは、ステップS503aに続いてステップS504aに進み、電力状態監視部110がプロッタ制御部210aに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS504aに続いてステップS505aに進み、プロッタ制御部210aが、図示しないプロッタ310aをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
一方、スキャナ制御部210bに係るステップでは、ステップS503bに続いてステップS504bに進み、電力状態監視部110がスキャナ制御部210bに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS504bに続いてステップS505bに進み、スキャナ制御部210bが、図示しないスキャナ310bをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
また、HDD制御部210cに係るステップでは、ステップS503cに続いてステップS504cに進み、電力状態監視部110がHDD制御部210cに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS504cに続いてステップS505cに進み、HDD制御部210cが、図示しないHDD310cをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
また、プロッタ制御部210aに係るステップでは、ステップS505aに続いてステップS506aに進み、プロッタ制御部210aが電力状態監視部110に対し、プロッタ310aの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
一方、スキャナ制御部210bに係るステップでは、ステップS505bに続いてステップS506bに進み、スキャナ制御部210bが電力状態監視部110に対し、スキャナ310bの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
また、HDD制御部210cに係るステップでは、ステップS505cに続いてステップS506cに進み、HDD制御部210cが電力状態監視部110に対し、HDD310cの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
以上の、ステップS501からステップS506a、ステップS501からS506b、及び、ステップS501からステップS506cが、複写機の主電源投入からデバイスが起動されオンモードになるまでの電源状態の遷移である。
次に、複写機がオンモードからオフモードに移行する場合について、ステップS507から説明する。ステップS507では、電力状態監視部110が、電力モードをオフモードに設定する。電力状態監視部100は、例えば、通常モードにおいて電源キーが押下られた場合にオフモードを設定する。
プロッタ制御部210aに係るステップでは、ステップS507に続いてステップS508aに進み、電力状態監視部100からプロッタ制御部210aに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS508aに続いてステップS509aに進み、プロッタ制御部210aが、図示しないプロッタ310aをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
一方、スキャナ制御部210bに係るステップでは、ステップS507に続いてステップS508bに進み、電力状態監視部100からスキャナ制御部210bに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS508bに続いてステップS509bに進み、スキャナ制御部210bが、図示しないスキャナ310bをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
また、HDD制御部210cに係るステップでは、ステップS507に続いてステップS508cに進み、電力状態監視部100からHDD制御部210cに対し、オフモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS508cに続いてステップS509cに進み、HDD制御部210cが、図示しないHDD310cをオフモードに対応する電力状態に移行させる。
ステップS509aに続いてステップS510aに進み、プロッタ制御部210aが電力状態監視部100に対し、プロッタ310aの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS509bに続くステップS510bでは、スキャナ制御部210bが電力状態監視部100に対し、スキャナ310bの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS509cに続くステップS510cでは、HDD制御部210cが電力状態監視部100に対し、HDD310cの電力状態変更完了通知を行う。
なお、上記のステップS505a、S505b、S505c、S509a、S509b、及び、S509cでは、プロッタ制御部210a、スキャナ制御部210b、及び、HDD制御部210cがそれぞれ有するデバイス状態取得手段によって取得された各デバイスの電力状態と、要求された電力状態が異なる場合に、プロッタ制御部210a等が電力状態の変更を行うようにしてもよい。
(図8の説明)
図8は、本発明の第一の実施の形態に係る画像処理装置として、融合機の電力モードを設定するシーケンスの例の図である。図8の融合機は、電力状態監視部120、図示しないプロッタ320a、図示しないスキャナ320b、及び、図示しないネットワークデバイス320dを有し、それぞれに対応した、プロッタ制御部220a、スキャナ制御部220b、及び、ネットワークデバイス制御部220dを有する。
図8のステップS601では、主電源が投入されてONの状態になり、電力状態監視部120が起動する。ステップS601と同時又はステップS601に続いて、ステップS601aではプロッタ制御部220aが起動し、ステップS601bではスキャナ制御部220bが起動し、ステップS601dではネットワークデバイス制御部220dが起動する。
プロッタ制御部220aに係るステップは、ステップS601aに続いてステップS602aに進み、プロッタ制御部220aが、電力状態監視部120に対し登録要求を行う。ステップS602aに続いてステップS603aに進み、電力状態監視部120が有するデバイス登録手段が、プロッタ制御部220aの登録を行う。
一方、スキャナ制御部220bに係るステップは、ステップS601bに続いてステップS602bに進み、スキャナ制御部220bが、電力状態監視部120に対し登録要求を行う。ステップS602bに続いてステップS603bに進み、電力状態監視部120が有するデバイス登録手段が、スキャナ制御部220bの登録を行う。
また、ネットワークデバイス制御部220dに係るステップは、ステップS601dに続いてステップS602dに進み、ネットワークデバイス制御部220dが、電力状態監視部120に対し登録要求を行う。ステップS602dに続いてステップS603dに進み、電力状態監視部120が有するデバイス登録手段が、ネットワークデバイス制御部220dの登録を行う。
なお、ステップS602a〜S602dにおいて実行される登録要求は、それぞれのデバイス制御手段が、電力状態監視部120に対し、所定の情報を通知することにより行われる。所定の情報とは、例えば、デバイス制御部が制御する、デバイスの種類、デバイスの属性等である。デバイスの属性とは、例えば、当該デバイスの状態が、設定しようとした電力状態に対応しなかったために電力状態を直前の状態に戻した場合に、所定の時間の経過後に、電力状態の再設定を行うか否かを表すものである。
また、プロッタ制御部220aに係るステップでは、ステップS603aに続いてステップS604aに進み、電力状態監視部120がプロッタ制御部220aに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS604aに続いてステップS605aに進み、プロッタ制御部220aが、図示しないプロッタ310aをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
一方、スキャナ制御部220bに係るステップでは、ステップS603bに続いてステップS604bに進み、電力状態監視部120がスキャナ制御部220bに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS604bに続いてステップS605bに進み、スキャナ制御部220bが、図示しないスキャナ310bをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
また、ネットワークデバイス制御部220dに係るステップでは、ステップS603dに続いてステップS604dに進み、電力状態監視部120がネットワークデバイス制御部220dに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS604dに続いてステップS605dに進み、ネットワークデバイス制御部220dが、図示しないネットワークデバイス320dをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
また、プロッタ制御部220aに係るステップでは、ステップS605aに続いてステップS606aに進み、プロッタ制御部220aが電力状態監視部120に対し、プロッタ310aの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
一方、スキャナ制御部220bに係るステップでは、ステップS605bに続いてステップS606bに進み、スキャナ制御部220bが電力状態監視部120に対し、スキャナ310bの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
また、ネットワークデバイス制御部220dに係るステップでは、ステップS605dに続いてステップS606dに進み、ネットワークデバイス制御部220dが電力状態監視部120に対し、ネットワークデバイス320dの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態変更完了通知を行う。
以上の、ステップS601からステップS606a、ステップS601からS606b、及び、ステップS601からステップS606dが、複写機の主電源投入からデバイスが起動されオンモードになるまでの電源状態の遷移である。
次に、複写機がオンモードからスリープモードに移行する場合について、ステップS607から説明する。ステップS607では、電力状態監視部120が、電力モードをスリープモードに設定する。電力状態監視部120は、例えば、通常モードにおいて所定の時間出力が無い場合にスリープモードを設定する。
プロッタ制御部220aに係るステップでは、ステップS607に続いてステップS608aに進み、電力状態監視部120からプロッタ制御部220aに対し、スリープモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS608aに続いてステップS609aに進み、プロッタ制御部220aが、図示しないプロッタ310aをスリープモードに対応する電力状態に移行させる。
一方、スキャナ制御部220bに係るステップでは、ステップS607に続いてステップS608bに進み、電力状態監視部120からスキャナ制御部220bに対し、スリープモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS608bに続いてステップS609bに進み、スキャナ制御部220bが、図示しないスキャナ310bをスリープモードに対応する電力状態に移行させる。
また、ネットワークデバイス制御部220dに係るステップでは、ステップS607に続いてステップS608dに進み、電力状態監視部120からネットワークデバイス制御部220dに対し、スリープモードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が行われる。ステップS608dに続いてステップS609dに進み、ネットワークデバイス制御部220dが、図示しないネットワークデバイス320dをスリープモードに対応する電力状態に移行させる。
ネットワークデバイス320dのスリープモードにおける電力状態は、通常モードと同じであるように構成してもよい。これにより、スリープモードの場合でも、ネットワークを介してデータを受信する画像処理装置を提供することができる。
ステップS609aに続いてステップS610aに進み、プロッタ制御部220aが電力状態監視部120に対し、プロッタ310aの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS609bに続くステップS610bでは、スキャナ制御部220bが電力状態監視部120に対し、スキャナ310bの電力状態変更完了通知を行う。
ステップS609cに続くステップS610cでは、ネットワークデバイス制御部220dが電力状態監視部120に対し、スキャナ310cの電力状態変更完了通知を行う。
なお、上記のステップS605a、S605b、S605d、S609a、S609b、及び、S609dでは、プロッタ制御部220a、スキャナ制御部220b、及び、ネットワークデバイス制御部220dがそれぞれ有するデバイス状態取得手段によって取得された各デバイスの電力状態と、要求された電力状態が異なる場合に、プロッタ制御部220a等が電力状態の変更を行うようにしてもよい。
〔第二の実施の形態〕
(図9の説明)
図9は、本発明の第二の実施の形態に係る画像処理装置の機能構成の例を説明する図である。図9の画像処理装置2は、電力モード設定手段によって設定された電力モードに従い、一又は複数のデバイスの電力状態を、当該デバイスに対応するデバイス制御手段が制御し、さらに、デバイス毎に対応する機能提供手段がそれぞれの電力モードに対応させてデバイスの機能提供を行う。
画像処理装置2は、電力モード設定手段10a、デバイス制御手段20a〜20c、デバイス30a〜30c、電源40、及び、機能提供手段50a〜50cを有する。画像処理装置2が有する各手段のうち、図1の画像処理装置1が有する手段と同一の構成及び機能を有するものについては、図1と同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
電力モード設定手段10aは、デバイス登録手段11、直前電力モード保持手段12、及び、機能登録手段13を有する。デバイス登録手段11は、画像処理装置2が有するデバイス及びそのデバイスの属性情報等を登録する手段である。直前電力モード保持手段12は、電力モード設定手段10aによって設定される電力モードのうち、最新及び/又は最新の一つ前の電力モードを保持する手段である。これにより、電力モードの設定が、デバイス制御手段20a等によって拒否された場合に、直前の電力モードに戻す処理を行うことができる。なお、直前電力モード保持手段12は、例えば、電力モードの設定の処理が開始されてから完了するまでの間は、設定の処理を行っている電力モードの直前の電力モードを保持し、その他の場合には、現在の電力モードを保持する。したがって、例えば、各機能提供手段及びデバイス制御手段から、電力モードの変更が完了した通知を受けた時に、保持する電力モードを更新してもよい。
機能登録手段13は、機能提供手段50aから50cを登録する手段である。機能登録手段13は、さらに、機能提供手段に対応するデバイス制御手段を対応づける。なお、機能提供手段とデバイス制御手段との対応付けは、デバイス登録手段11が行ってもよく、また、図示しないその他の対応づけ手段によって行われてもよい。
機能提供手段50a〜50cは、デバイスによって実現される機能を提供する手段である。機能提供手段50a〜50cは、デバイス毎に対応して設けられ、電力モードに対応させてデバイスの機能を提供する。より詳細には、例えば、デバイス制御手段20a等に対し、デバイスが有する機能を実行させる要求を出力する。したがって、機能提供手段は、デバイス毎、デバイス制御手段毎、又は、デバイスによって実現される機能毎に設けられ、それらのデバイス、デバイス制御手段、又は、デバイスによって実現される機能と対応づけて登録される。
機能提供手段50a〜50cは、例えば、図示しないインタフェース部や制御部からの要求に基づき、デバイスによって実現される機能を提供する。これにより、例えば、画像処理装置2のジョブが実現される。
(図10から図18の制御部等と図9との関連)
図10から図18における電力状態監視部100は、電力モード設定手段に対応する。また、デバイス制御部200a及び200bは、デバイス制御手段に対応する。サービス提供部500a及び500bは、機能提供手段に対応する。
(図10の説明)
図10は、本発明の第二の実施形態に係る画像処理装置における電力制御の基本シーケンスの例の図である。図10では、画像処理装置の主電源がONになることにより、画像処理装置が有するデバイス、そのデバイスを制御するデバイス制御部、及び、サービス提供部が登録され、電力モードが設定される。なお、図10では、デバイス制御部200aとサービス提供部500aとが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行い、電力状態の制御を実現している。なお、デバイス制御部200aは、例えば、図示しないデバイス300aを制御する。
なお、ステップS701からステップS707までの間において、デバイス制御部200aに係るシーケンスであるステップS701aからステップS706aと、サービス提供部500aに係るシーケンスであるステップS751aからステップS756aとは、非同期に実行されてもよい。また、ステップS707以降の、デバイス制御部200aに係るシーケンスであるステップS708aからステップS710aと、サービス提供部に係るシーケンスであるステップS758aからステップS760aとは、非同期に実行されてもよい。
図10のステップS701では、画像処理装置の主電源が投入されてONの状態になり、電力状態監視部100が起動される。ステップS701と同時又はステップS701に続いて、ステップS701aではデバイス制御部200aが起動され、ステップS751bでは、サービス提供部500aが起動される。
デバイス制御部200aに係るステップは、ステップS701aに続いてステップS702aに進み、デバイス制御部200aから電力状態監視部100に対し、デバイスの登録要求が出力される。登録要求は、例えば、デバイス制御部200aが制御するデバイス300aの種類、又は、デバイスの属性等の情報を含む。ステップS702aに続いてステップS703aに進み、電力状態監視部100が有するデバイス登録手段が、デバイス制御部200aの登録を行う。
ステップS703aに続いてステップS704aに進み、電力状態監視部100がデバイス制御部200aに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS704aに続いてステップS705aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
ステップS705aに続いてステップS706aに進み、デバイス制御部200aから電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態完了通知を行う。
一方、サービス提供部500aに係るステップは、ステップS751aに続いてステップS752aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービスの登録要求を行う。登録要求は、例えば、サービス提供部500aによって提供される機能の種類、又は、その機能の属性等の情報を含む。ステップS752aに続いてステップS753aに進み、電力状態監視部100が有する機能登録手段が、サービス提供部500aの登録を行う。機能登録手段は、また、サービス提供部500aとデバイス提供部200aとを対応づけて登録してもよい。
ステップS753aに続いてステップS754aに進み、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、電力状態をオンモードに対応するための電力状態変更要求が出力される。ステップS754aに続いてステップS755aに進み、サービス提供部500aが要求された電力モードに対応する状態に遷移する。
ステップS755aに続いてステップS756aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aの電力モードに対応する状態への遷移が完了したことを通知する、電力状態変更完了通知が行われる。
以上のステップS701からステップS706a及びステップS756aにより、デバイス制御部200aとサービス提供部500aとが、オンモードに対応する状態になる処理が行われる。
ステップS706a及びステップS756aが終了した時から、所定の時間が経過した後、ステップS707に進む。所定の時間に係る情報は、例えば、画像処理装置2が有する図示しない記憶手段等に格納されてもよく、操作者によって入力される値に基づいてもよい。なお、ステップS707に進むのは、所定の時間、画像処理装置2が画像に係る処理又は通信処理等を実行しない場合でもよい。ステップS707では、電力状態監視部100が、電力モードを低電力モードに設定する。ステップS707に続いてステップS708a及びステップS758aに進む。
デバイス制御部200aに係るステップS708aでは、電力状態監視部100からデバイス制御部200aに対し、低電力モードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が出力される。ステップS708aに続いてステップS709aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aの電力状態を低電力モードに対応する電力状態に変更する。ステップS709aに続いてステップS710aに進み、デバイス制御部200aから電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態が低電力モードに対応する電力状態に変更された通知が出力される。
一方、サービス提供部500aに係るステップS758aでは、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、低電力モードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS758aに続いてステップS759aに進み、サービス提供部500aが、低電力モードに対応する状態への遷移を行う。ステップS759aに続いてステップS760aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aの状態が低電力モードに対応する状態に遷移されたことを通知する電力状態変更完了通知が出力される。
以上のステップS707からステップS710a及びステップS760aの処理により、画像処理装置が有するデバイス300aと、そのデバイスに対応するサービス提供部500aとが、オンモードから低電力モードに変更される。
これにより、デバイスの機能を提供するサービス提供部の電力に係る状態と、デバイスの電力状態とを、同一にすることができ、例えば、デバイスが休止している時にその機能に対応するサービス提供部からの要求が発生することを減らすことができ、画像処理装置の制御を好適に行うことができる。
(図11の説明)
図11は、デバイス制御部200aとサービス提供部500aとで、電力モードの設定する順を定める場合の例である。例えば、消費電力が高い電力モードから消費電力が低い電力モードに変更する場合に、サービス提供部500aが電力モードの変更に対応する前に、デバイス制御部200aが電力モードの変更に対応した状態のときに、サービス提供部500aからデバイス制御部200aに対しデバイスの機能を実行させる要求が発生すると、デバイスが停止しているにも関わらず、その機能を実行させる要求が発生するという矛盾が生じる。
これを解決するために、電力モードを低電力側へ変更する場合には、サービス提供部500aの電力モードを変更した後に、デバイス制御部200aの電力モードを変更し、電力モードを高電力側へ変更する場合には、まずデバイス制御部200aの電力モードを変更し、その後、サービス提供部500aの電力モードを変更する。
これにより、低電力側にデバイスの電力状態の変更処理を行っている途中で、デバイスの機能を利用する要求が発生することを防ぐことができる。また、高電力側に変更する場合には、デバイスに電源が供給された後にサービス提供部が実行可能になることで、デバイスが休止中にその機能の実現が要求されることがなくなる。
図11では、図10と同様に、画像処理装置が有するデバイス制御部200aとサービス提供部500aとが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行い、電力状態の制御を実現している。
図10では、デバイス制御部200aに係る処理とサービス提供部500aに係る処理とが非同期であったのに対し、図11では、デバイス制御部200aに係る処理とサービス提供部500aに係る処理とは、同期しており、図示する順に従って実行される。
図11のステップS801では、画像処理装置の主電源が投入されてONの状態になり、電力状態監視部100が起動される。ステップS801と同時又はステップS801に続いて、ステップS801aではデバイス制御部200aが起動され、ステップS851bでは、サービス提供部500aが起動される。
ステップS801aに続いてステップS802aに進み、デバイス制御部200aから電力状態監視部100に対し、デバイスの登録要求が出力される。登録要求は、例えば、デバイス制御部200aが制御するデバイス300aの種類、又は、デバイスの属性等の情報を含む。ステップS802aに続いてステップS803aに進み、電力状態監視部100が有するデバイス登録手段が、デバイス制御部200aの登録を行う。
ステップS851aとステップS803aとが終了した後、ステップS852aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービスの登録要求を行う。登録要求は、例えば、サービス提供部500aによって提供される機能の種類、又は、その機能の属性等の情報を含む。ステップS852aに続いてステップS853aに進み、電力状態監視部100が有する機能登録手段が、サービス提供部500aの登録を行う。機能登録手段は、また、サービス提供部500aとデバイス提供部200aとを対応づけて登録してもよい。
ステップS853aに続いてステップS804aに進み、電力状態監視部100がデバイス制御部200aに対し、オンモードに対応する電力状態変更要求を行う。ステップS804aに続いてステップS805aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aをオンモードに対応する電力状態に移行させる。
ステップS805aに続いてステップS806aに進み、デバイス制御部200aから電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態がオンモードに対応する状態に変更されたことを通知する、電力状態完了通知を行う。
ステップS806aに続いてステップS854aに進み、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、電力状態をオンモードに対応させるための電力状態変更要求が出力される。ステップS854aに続いてステップS855aに進み、サービス提供部500aが要求された電力モードに対応する状態に遷移する。
ステップS855aに続いてステップS856aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aの電力モードに対応する状態への遷移が完了したことを通知する、状態変更完了通知が行われる。
以上のステップS801からステップS856aにより、デバイス制御部200aとサービス提供部500aとが、オンモードに対応する状態になる処理が行われる。
また、この処理の順が、デバイス制御部200aのオンモードの設定の後にサービス提供部500aのオンモードの設定となっていることで、機能の実現を要求するサービス提供部500aとデバイス制御部200aとの間の調停処理を簡易にすることができる。
ステップS856aが終了した時から、所定の時間が経過した後、ステップS807に進む。所定の時間に係る情報は、例えば、画像処理装置2が有する図示しない記憶手段等に格納されてもよく、操作者によって入力される値に基づいてもよい。なお、ステップS807に進むのは、所定の時間、画像処理装置2が画像に係る処理又は通信処理等を実行しない場合でもよい。ステップS807では、電力状態監視部100が、電力モードを低電力モードに設定する。
ステップS807に続いてステップS858aに進み、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、低電力モードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS858aに続いてステップS859aに進み、サービス提供部500aが、低電力モードに対応する状態への遷移を行う。ステップS859aに続いてステップS860aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aの状態が低電力モードに対応する状態に遷移されたことを通知する電力状態変更完了通知が出力される。
ステップS860aに続いてステップS808aに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200aに対し、低電力モードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が出力される。ステップS808aに続いてステップS809aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aの電力状態を低電力モードに対応する電力状態に変更する。ステップS809aに続いてステップS810aに進み、デバイス制御部200aから電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態が低電力モードに対応する電力状態に変更された通知が出力される。
以上のステップS807からステップS810aの処理により、画像処理装置が有するデバイス300aと、そのデバイスに対応するサービス提供部500aとが、オンモードから低電力モードに変更される。
また、この処理の順が、サービス提供部500aの変更の後にデバイス制御部200aの変更となっていることで、機能の実現を要求する機能の実現を要求するサービス提供部500aとデバイス制御部200aとの間の調停処理を簡易にすることができる。
(図12の説明)
図12は、サービス提供部500aに対し、電力モードの設定の準備要求を行うことで、サービス提供部500aとデバイス制御部200aとが、電力モードの変更処理を行っている途中に、デバイスの機能を実現する要求が生じることを防ぐ例である。
図12では、図11と同様に、画像処理装置が有するデバイス制御部200aとサービス提供部500aとが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行い、電力状態の制御を実現している。
図10では、デバイス制御部200aに係る処理とサービス提供部500aに係る処理とが非同期であり、図11では、デバイス制御部200aに係る処理とサービス提供部500aに係る処理とが同期していたのに対し、図12では、サービス提供部500aに対する電力モードの設定の準備要求に続いて、デバイス制御部200aとサービス提供部500aとが非同期に電力モードの設定の処理を実行する。これにより、処理を平行して行うことができ、処理時間を短縮することができる。
また、電力モードを低電力側へ変更する場合と、高電力側へ変更する場合とで、処理の順を同一にすることができるので、デバイス制御部200aとサービス提供部500aとの電力モードの設定に係る処理の調停を簡易にすることができる。
図12のステップS901からステップS953aの処理は、図11のステップS801からステップS853の処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。なお、図12のステップS901からステップS903a及びステップS901からステップS953aの処理は、図10のステップS701からステップS703a及びステップS701からステップS753aの処理と同一でもよい。
図12のステップS954aでは、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、電力状態を変更する準備要求が出力される。ステップS954aからステップS955aに進み、サービス提供部500aがステップS954aの準備要求に基づいて、デバイスの機能を実行する処理を要求する処理を停止する。又は、図示しない制御部等からのデバイスの機能を実行する処理の要求を受け付けないようにする。ステップS955aからステップS956aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、電力状態を変更する準備が完了した通知が出力される。
ステップS956aに続いてステップS907a及び/又はステップS957aに進む。デバイス制御部200aに係るステップS907aからステップS909aの処理は、図10のステップS704aからステップS706aの処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。また、サービス提供部500aに係るステップS957aからステップS959aの処理は、図10のステップS754aからステップS756aの処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。なお、ステップS907aからステップS909aの処理と、ステップS957aからステップS959aの処理とは、非同期に実行されてもよい。
ステップS909a及び/又はステップS959aに続いてステップS910に進む。ステップS910では、所定の時間、画像処理装置2が画像に係る処理又は通信処理等を実行しない場合に、電力状態監視部100が、電力モードを低電力モードに設定する。
ステップS910に続いてステップS961aに進み、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、電力状態を変更する準備要求が出力される。ステップS961aからステップS962aに進み、サービス提供部500aがステップS961aの準備要求に基づいて、デバイスの機能を実行する処理を要求する処理を停止する。又は、図示しない制御部等からのデバイスの機能を実行する処理の要求を受け付けないようにする。ステップS962aからステップS963aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、電力状態を変更する準備が完了した通知が出力される。
ステップS963aに続いて、ステップS914a及び/又はステップS964aに進む。デバイス制御部200aに係るステップS914aからステップS916aの処理は、図10のステップS708aからステップS710aの処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。また、サービス提供部500aに係るステップS964aからステップS966aの処理は、図10のステップS758aからステップS760aの処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。なお、ステップS914aからステップS916aの処理と、ステップS964aからステップS966aの処理とは、非同期に実行されてもよい。
(図13の説明)
図13は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置2にデバイスが追加された場合の処理の例である。図13では、画像処理装置の主電源がONになることにより、画像処理装置が有するデバイス、そのデバイスを制御するデバイス制御部、及び、サービス提供部が登録され、電力モードが設定される。なお、図13では、デバイス制御部200a及び20bとサービス提供部500aとが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行い、電力状態の制御を実現している。なお、デバイス制御部200aは、例えば、図示しないデバイス300aを制御し、デバイス制御部200bは、例えば、図示しないデバイス300bを制御する。
図13において、デバイス制御部200aに係る処理であるステップS1001aからS1010a、及び、サービス提供部500aに係る処理であるステップS1051aからS1060aは、それぞれ、図10における、デバイス制御部200aに係る処理であるステップS701aからS710a、及び、サービス提供部500aに係る処理であるステップS751aからS760aと、略同一であり、より詳細には、ステップS1007において電力状態監視部100が設定する電力モードが「オフモード」であり、それに続くステップが低電力モードに代えてオフモードに対応する他は同一であるので、ここでは説明を省略する。
さらに、図13においてデバイス制御部200bに係る処理は、デバイス制御部200aに係る処理と略同一であり、より詳細には、デバイス制御部200aとデバイス制御部200bとで、それぞれが制御するデバイス又はそのデバイスの属性が異なる他は同一であるので、ここでは説明を省略する。
なお、ステップS1001からステップS1007までの間において、デバイス制御部200aに係るシーケンスであるステップS1001aからステップS1006a、サービス提供部500aに係るシーケンスであるステップS1051aからステップS1056a、及び、デバイス制御部200bに係るシーケンスであるステップS1001bからステップS1006bは、非同期に実行されてもよい。また、ステップS1007以降の、デバイス制御部200aに係るシーケンスであるステップS1008aからステップS1010a、サービス提供部500aに係るシーケンスであるステップS1058aからステップS1060aは、及び、デバイス制御部200bに係るシーケンスであるステップS1008bからステップS1010bは、非同期に実行されてもよい。
以上の図13の処理から明らかなように、デバイスとそのデバイスに対応するデバイス制御部が追加された場合でも、電力状態監視部100にそのデバイス制御部が登録されることにより、電力モードに対応した電力状態の設定を行うことができる。
(図14の説明)
図14は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置2にサービス提供部が追加された場合の処理の例である。図14では、画像処理装置の主電源がONになることにより、画像処理装置が有するデバイス、そのデバイスを制御するデバイス制御部、及び、サービス提供部が登録され、電力モードが設定される。なお、図14では、デバイス制御部200aとサービス提供部500a及び500bとが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行い、電力状態の制御を実現している。なお、デバイス制御部200aは、例えば、図示しないデバイス300aを制御する。
図14において、デバイス制御部200aに係る処理であるステップS1101aからS1110a、及び、サービス提供部500aに係る処理であるステップS1151aからS1160aは、それぞれ、図10における、デバイス制御部200aに係る処理であるステップS701aからS760a、及び、サービス提供部500aに係る処理であるステップS751aからS760aと、略同一であり、より詳細には、ステップS1107において電力状態監視部100が設定する電力モードが「オフモード」であり、それに続くステップが低電力モードに代えてオフモードに対応する他は同一であるので、ここでは説明を省略する。
さらに、図14においてサービス提供部500bに係る処理は、サービス提供部500aに係る処理と略同一であり、より詳細には、サービス提供部500aとサービス提供部500bとで、それぞれが制御するデバイス又はそのデバイスの属性が異なる他は同一であるので、ここでは説明を省略する。
なお、ステップS1101からステップS1107までの間において、デバイス制御部200aに係るシーケンスであるステップS1101aからステップS1106a、サービス提供部500aに係るシーケンスであるステップS1151aからステップS1156a、及び、サービス提供部500bに係るシーケンスであるステップS1151bからステップS1156bは、非同期に実行されてもよい。また、ステップS1107以降の、デバイス制御部200aに係るシーケンスであるステップS1108aからステップS1100a、サービス提供部500aに係るシーケンスであるステップS1058aからステップS1060aは、及び、サービス提供部500bに係るシーケンスであるステップS1058bからステップS1060bは、非同期に実行されてもよい。
以上の図14の処理から明らかなように、サービス提供部が追加された場合でも、電力状態監視部100にそのサービス提供部が登録されることにより、電力モードに対応した電力状態の設定を行うことができる。
(図15の説明)
図15は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置2において、サービス提供部が要求された電力モードに対応する状態に遷移できない場合の処理の例である。図15では、画像処理装置の主電源がONになることにより、画像処理装置が有するデバイス、そのデバイスを制御するデバイス制御部、及び、サービス提供部が登録され、電力モードが設定される。なお、図15では、デバイス制御部200aとサービス提供部500a及び500bとが、それぞれ電力状態監視部100と要求と応答を繰り返すことにより、画像処理装置の電力モードの設定を行い、電力状態の制御を実現している。なお、デバイス制御部200aは、例えば、図示しないデバイス300aを制御する。
図15のデバイス制御部200aに係る処理であるステップS1201aからS1204は、図10のデバイス制御部200aに係る処理であるステップS701aからS706aと同一である。また、図15のサービス提供部500aに係る処理であるステップS1251aからS1260a、及び、サービス提供部500bに係る処理であるステップS1251bからS1260bは、図10のサービス提供部500aに係る処理であるステップS751aからステップS756aと同一である。したがって、以上の処理については、ここでは説明を省略する。
ステップS1207では、電力状態監視部100が、電力モードをオフモードに設定する。ステップS1207に続いてステップS1258a及びステップS1258bに進む。
サービス提供部500aに係るステップS1258aでは、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、オフモードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS1258aに続いてステップS1259aに進み、サービス提供部500aが、オフモードに対応する状態への遷移を行う。ステップS1259aに続いてステップS1260aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aの状態がオフモードに対応する状態に遷移されたことを通知する電力状態変更完了通知が出力される。
一方、サービス提供部500bに係るステップS1258bでは、電力状態監視部100からサービス提供部500bに対し、オフモードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS1258bに続いてステップS1259bに進み、サービス提供部500bが、オフモードに対応する状態への遷移を行おうとするが、サービス提供部500bの状態がオフモードに対応する状態に遷移できないため、電力状態の変更不可の判定を行う。ステップS1259bに続いてステップS1260bに進み、サービス提供部500bから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500bの状態がオフモードに対応する状態に遷移できないことを通知する電力状態変更拒否通知が出力される。
ステップS1260bに続いてステップS1211に進み、電力状態監視部100が、電力モードを通常モードに再設定する。ステップS1211に続いてステップS1262a及びステップS1262bに進む。
サービス提供部500aに係るステップS1262aでは、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、通常モードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS1262aに続いてステップS1263aに進み、サービス提供部500aが、通常モードに対応する状態への遷移を行う。ステップS1263aに続いてステップS1264aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aの状態が通常モードに対応する状態に遷移されたことを通知する電力状態変更完了通知が出力される。
一方、サービス提供部500bに係るステップS1262bでは、電力状態監視部100からサービス提供部500bに対し、通常モードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS1262bに続いてステップS1263bに進み、サービス提供部500bが、通常モードに対応する状態への遷移の処理を行う。なお、サービス提供部500bの状態は、既に通常モードに対応する状態であるため、ステップS1263bの処理は行われず、ステップS1264bに進んでもよい。
ステップS1263bに続いてステップS1264bに進み、サービス提供部500bから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500bの状態が通常モードに対応する状態に遷移されたことを通知する電力状態変更完了通知が出力される。
なお、ステップS1264b等に続いて、デバイス制御部200aの電力状態を通常モードに対応する状態に設定する処理が行われてもよい。ここでは、デバイス制御部200aの電力状態が、既に通常モードに対応する状態であるため、電力状態監視部100がデバイス制御部200aに対して変更要求を出力しない。これにより、処理のステップを少なくすることができ、画像処理装置が実行するジョブ等の所要時間を短くすることができる。
以上の処理により、一のサービス提供部が要求された電力モードに対応する電力状態に遷移できない場合に、他のサービス提供部及びデバイス制御部を、元の電力モード対応する電力状態に戻すことができる。
(図16の説明)
図16は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置2において、サービス提供部が要求された電力モードに対応する状態に遷移できない場合の処理の例であって、要求された状態に遷移できないサービス提供部が、遷移可能な状態を通知する処理の例である。
図16のステップS1301からステップS1304の処理は、図15のステップS1201からステップS1204の処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。
図16のステップS1307では、電力状態監視部100が、電力モードをオフモードに設定する。ステップS1307に続いてステップS1358a及びステップS1358bに進む。
サービス提供部500aに係るステップS1358aでは、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、オフモードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS1358aに続いてステップS1359aに進み、サービス提供部500aが、オフモードに対応する状態への遷移を行う。ステップS1359aに続いてステップS1360aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aの状態がオフモードに対応する状態に遷移されたことを通知する電力状態変更完了通知が出力される。
一方、サービス提供部500bに係るステップS1358bでは、電力状態監視部100からサービス提供部500bに対し、オフモードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。
ステップS1358bに続いてステップS1359bに進み、サービス提供部500bが、オフモードに対応する状態への遷移を行おうとするが、サービス提供部500bの状態がオフモードに対応する状態に遷移できないため、電力状態の変更不可の判定を行い、さらに、遷移可能な状態に対応する電力モードを選択する。ここでは、低電力モードが選択される。
なお、遷移可能な状態とは、サービス提供部500bの状態に対して設定することが可能な電力モードに対応する状態である。サービス提供部500bに対して要求された電力モードが、現在設定されている電力モードよりも低電力側の場合には、遷移可能な状態に対応する電力モードのうち、低電力側の電力モードを選択する。要求された電力モードが高電力側の場合は高電力側の電力モードを選択する。さらに、要求された電力モードに対して、最もその状態が近い電力モードを選択することにより、より好適な電力モードを選択することができる。
ステップS1359bに続いてステップS1360bに進み、サービス提供部500bから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500bの状態がオフモードに対応する状態に遷移できないことを通知する電力状態変更拒否通知が出力される。ここで出力される電力状態変更拒否通知は、ステップS1359bで選択された電力モードに係る情報を含む。
ステップS1360bに続いてステップS1311に進み、電力状態監視部100が、電力モードをステップS1360bの電力状態変更拒否通知に含まれていた低電力モードに設定する。ステップS1311に続いてステップS1362a及びステップS1362bに進む。
サービス提供部500aに係るステップS1362aでは、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、低電力モードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS1362aに続いてステップS1363aに進み、サービス提供部500aが、低電力モードに対応する状態への遷移を行う。ステップS1363aに続いてステップS1364aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aの状態が低電力モードに対応する状態に遷移されたことを通知する電力状態変更完了通知が出力される。
一方、サービス提供部500bに係るステップS1362bでは、電力状態監視部100からサービス提供部500bに対し、低電力モードに対応した状態に遷移する電力状態変更要求が出力される。ステップS1362bに続いてステップS1363bに進み、サービス提供部500bが、低電力モードに対応する状態への遷移の処理を行う。ステップS1363bに続いてステップS1364bに進み、サービス提供部500bから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500bの状態が低電力モードに対応する状態に遷移されたことを通知する電力状態変更完了通知が出力される。
ステップS1364bに続いてステップS1312aに進み、電力状態監視部100からデバイス制御部200aに対し、低電力モードに対応した電力状態に変更する電力状態変更要求が出力される。ステップS1312aに続いてステップS1313aに進み、デバイス制御部200aが、図示しないデバイス300aの電力状態を低電力モードに対応する電力状態に変更する。ステップS1313aに続いてステップS1314aに進み、デバイス制御部200aから電力状態監視部100に対し、デバイス300aの電力状態が低電力モードに対応する電力状態に変更された通知が出力される。
以上の処理により、サービス提供部が要求された電力モードに対応する状態に遷移できない場合に、そのサービス提供部が遷移可能な状態に、全てのサービス提供部及びデバイス制御手段を遷移させることができる。
(図17の説明)
図17は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置2において、サービス提供部が要求された電力モードに対応する状態に遷移できない場合の処理の例であって、電力モードの変更要求に先んじて電力モードを変更する準備要求が出力される処理の例である。
図17のステップS1401からステップS1404の処理は、図15のステップS1201からステップS1204の処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。
図17のステップS1407では、電力状態監視部100が、電力モードをオフモードに設定する。ステップS1407に続いてステップS1458a及びステップS1458bに進む。
サービス提供部500aに係るステップS1458aでは、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、電力モードをオフモードに変更するための準備要求が出力される。ステップS1458aに続いてステップS1459aに進み、サービス提供部500aが、オフモードに対応する状態へ遷移するための準備として、例えば、新たな要求の受付を停止する。ステップS1459aに続いてステップS1460aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500aにおいてオフモードに対応する状態に遷移するための準備が完了したことを通知する準備完了通知が出力される。
一方、サービス提供部500bに係るステップS1458bでは、電力状態監視部100からサービス提供部500bに対し、オフモードに対応した状態に遷移するための準備要求が出力される。
ステップS1458bに続いてステップS1459bに進み、サービス提供部500bが、オフモードに対応する状態へ遷移するための準備として、例えば、新規の要求の受付を停止しようとするが、サービス提供部500bの状態が準備状態に遷移できないため、準備不可の判定を行う。
ステップS1459bに続いてステップS1460bに進み、サービス提供部500bから電力状態監視部100に対し、サービス提供部500bの状態が準備状態に遷移できないことを通知する準備拒否通知が出力される。
ステップS1460bに続いてステップS1411に進み、電力状態監視部100が、ステップS1460bの準備拒否通知に基づき、電力モードをオフモードに変更するための準備を解除する判断を行う。ステップS1411に続いてステップS1462aに進む。
サービス提供部500aに係るステップS1462aでは、電力状態監視部100からサービス提供部500aに対し、電力モードの準備を解除する要求が出力される。ステップS1462aに続いてステップS1463aに進み、サービス提供部500aが、ステップS1459aで遷移した準備状態を解除する。例えば、新規の要求の受付を開始する。
ステップS1463aに続いてステップS1464aに進み、サービス提供部500aから電力状態監視部100に対し、準備状態が解除された通知が出力される。
なお、サービス提供部500bに係るステップS1462bからステップS1464bの処理は、ステップS1462aからステップS1464aの処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。また、ステップS1462bからステップS1464bの処理は、省略されてもかまわない。これにより、準備状態に遷移していないサービス提供部に係る準備状態を解除する処理が行われないので、処理を簡易にすることができる。
(図18の説明)
図18は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置2において、デバイス制御部が要求された電力モードに対応する状態に遷移できない場合の処理の例である。
図18のデバイス制御部200aに係る処理であるステップS1501aからS1504とデバイス制御部200bに係る処理であるステップS1501bからS1504は、図10のデバイス制御部200aに係る処理であるステップS701aからS706aと同一である。したがって、以上の処理については、ここでは説明を省略する。
また、図18のサービス提供部500aに係る処理であるステップS1251aからS1260aは、図10のサービス提供部500aに係る処理であるステップS751aからステップS756aと同一である。したがって、以上の処理については、ここでは説明を省略する。
また、図18のデバイス制御部200aに係る処理であるステップS1507からステップS1514aの処理は、図4のデバイス制御部200bに係る処理であるステップS307からステップS314bの処理と同一であり、図15のデバイス制御部200bに係る処理であるステップS1507からステップS1514bの処理は、図4のデバイス制御部200cに係る処理であるステップS307からステップS314cの処理と同一である。したがって、以上の処理については、ここでは説明を省略する。
さらに、図18のサービス提供部500aに係る処理であるステップS1507からステップS1564aの処理は、図18のサービス提供部500aに係る処理であるステップS1207からステップS1264aと同一である。したがって、以上の処理については、ここでは説明を省略する。
図18の処理により、デバイス制御部200bが、ステップS1509bにおいて電力状態の設定ができなかった場合に、デバイス制御部200a及びサービス提供部500aが、対応する電力モードを通常モードへ戻すことができる。
(図19の説明)
図19は、本発明の第一の実施の形態に係るデバイス制御プログラムの概念図である。図19では、デバイス制御インタフェース部P110において、共通な値として「電力モード」が定められている。「電力モード」は、「オンモード」「低電力モード」「スリープモード」及び「オフモード」のうちの何れか一つの値と等価である。デバイス制御部P210a及びP210bとサービス提供部510aとにおいて、「電力モード」の値は継承され、P201a〜P201cに反映される。
電力モードの設定又は変更等を行う際は、デバイス制御インタフェースP112に定められている仕様に従い、電力状態変更要求を行う。デバイス制御部P210a及びP210bとサービス提供部510aとが有する電力状態設定部P212a、P212b、P512aでは、各々が制御するデバイスに応じたプログラムにより、電力状態の設定を行い、その結果をデバイス制御インタフェースP112に対して返り値として与える。デバイス制御インタフェースP112は、返り値として「電力状態変更完了」、「電力状態変更拒絶」、「準備完了」又は「準備拒絶」を示す値を受け取る。さらに、「電力状態変更拒絶」又は「準備拒絶」の場合には、設定可能な電力モードのパラメータとして「オンモード」、「低電力モード」、「スリープモード」又は「オフモード」を示す値が付加されてもよい。
なお、デバイス制御インタフェース部P110は、コンピュータを電力モード設定手段として機能させるプログラムであり、デバイス制御部P210a及びP210bは、コンピュータをデバイス制御手段として機能させるプログラムであり、サービス提供部P510aは、コンピュータを機能提供手段として機能させるプログラムである。
(コンピュータの構成)
図20は、本実施形態の画像処理装置を実現するコンピュータの構成図である。図20のコンピュータは、例えば、主処理部900、入力デバイス910、表示装置920、プリンタ930、スキャナ940、及び、HDD990を有する。主処理部900は、コンピュータの機能を実現する主たる部分であり、CPU901、ROM908、及び、RAM909を有する。CPU901は、本発明の一実施の形態に係るコンピュータプログラムをROM908等から読み出し、RAM909に展開することにより、本発明の一実施の形態に係るコンピュータプログラムを実行する。ROM908は不揮発性のメモリであり、CPU901によって実行されるプログラム、及び、画像処理装置の制御に必要なパラメータ等を保持する。RAM909は、CPU901が処理を行う際の、ワークメモリである。
入力デバイス910は、例えば、キーボード等であり、操作者が指示の入力を行う際に使用する。表示装置920は、コンピュータの状態等の表示を行う。プリンタ930は、画像を媒体に形成して出力する装置であり、スキャナ940は、媒体上に形成された画像を光学的に読み取る装置である。HDD990は、画像のデータ等の大容量のデータを格納する。
本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムは、HDD990、又は、ROM908に格納される他に、その他図示しないドライブ装置に挿入可能なコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納されていてもよい。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能である。