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JP4810983B2 - ディスクローディング装置 - Google Patents
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Description

本発明は、CD,DVD等のディスクを保持して当該ディスクをターンテーブルに載置する、ディスクローディング装置に関するものである。
従来より、このようなディスクに対して記録或いは再生を行うディスクプレーヤとして、例えばケース外面に設けられたディスク挿入口からディスクを挿入することにより、このディスクを所定位置に自動で搬入する形式の、いわゆるスロットインモデルのディスクローディング装置を備えたディスクプレーヤが知られている。
このようなディスクプレーヤは、上記ディスクローディング装置によって、前記挿入口に挿入されたディスクを、ターンテーブル上の所定位置に移動させ、クランパーによりこのディスクをターンテーブル上に固定保持するようになっている。そして、ターンテーブルを回転駆動することによりディスクを回転させ、回転するディスクの記録面に対してピックアップにより信号を書き込み或いは読み出す構成としている。
図6は、従来のディスクローディング装置の概略右側面断面図である。同図に示すように、本例のディスクローディング装置においては、例えばPS(ポリスチレン)等の樹脂材料よりなるフロントパネル1の後方に、図示しないフラップがシーソー様に前後に回動自在に取り付けられ、またターンテーブル2が図示しないシャーシの中心付近に配設されている。同図に示すように、ディスクDがフロントパネル1に形成される挿入口1aから挿入されると、図示しないフラップとその下側に設けたローラ3との間に、ディスクDが挟み込まれ、この状態でローラ3が回転すると、ディスクDがシャーシの内部へと引き込まれる。
ここで、上記ローラ3はシャーシの前部で左右方向に延在しており、比較的径が小さい中央部分から左右両側に向かって、テーパ状に漸次径が大きくなるいわゆる略鼓形状に形成されている。この形状により、ローラ3の回転により搬送されるディスクDは、搬送方向に垂直な方向に関して、内側に向かう力を受けることになる。従ってディスクDは、挿入時に左或いは右にずれていたとしても、ローラ3による搬送の際に、ローラ3の形状に基づいてセンタリングが行われ得る。
さて、挿入口1aから挿入されたディスクDは、シャーシ内部に搬送され、センタリングされつつ更に奥側に搬送される。そして、所定の位置まで搬送されたときに、チャッキング開始のトリガーがかかる。このとき、ディスクDの中心孔が、ターンテーブル2の真上に位置し、またクランパー4の真下に位置しているので、ターンテーブル2を搭載した図示しないトラバースメカが上昇することにより、クランパー4とターンテーブル2との間にディスクDが挟み込まれ、チャッキングが終了する仕組みである。
その他、部品点数を増加させることなく、しかも装置全体の薄型化および小型化を図りつつ、ディスクの搬送姿勢の安定化を図るとしたディスク装置が、特許文献1に開示されている。具体的には、ディスク挿入口から挿入されるディスク状記憶媒体を挟持して装置本体内方に搬送するディスク搬送保持部材と、前記ディスク搬送保持部材によって搬送されてきた前記ディスク状記憶媒体の前端部を保持可能な第1ディスク保持部材と、前記装置本体内方の所定位置に搬送された前記ディスク状記憶媒体の後端部を保持可能な第2ディスク保持部材と、前記ディスク状記憶媒体が前記第1ディスク保持部材に安定保持されるように該ディスク状記憶媒体の搬送姿勢を規制するディスク規制保持部材とを備えた構成としている。
そしてこの構成により、以下の効果が得られるとしている。即ち、ディスク状記憶媒体の搬送姿勢の規制をディスク搬送保持部材に加えてディスク規制保持部材によっても行うため、ディスク状記憶媒体は第1ディスク保持部材に確実に保持される。また、ディスク規制保持部材はディスク状記憶媒体の保持搬送にも兼用されるため部品点数の増加を招くことなくディスク状記憶媒体の搬送姿勢の安定化を図ることができる。さらに、ディスク規制保持部材とディスク搬送保持部材との間に距離を設定することができるため、装置全体の薄型化および小型化を図ることができる。
また、複数枚のディスクを取り外し可能なマガジンなしで収納して各々動作する、即ち各々のディスクを選択的に搬入、搬出または再生等の動作をするよう構成し、小型化が図れるとしたディスク装置が、特許文献2に開示されている。そして、使用者がどのような向きでディスクを挿入しようとも、ディスク挿入時にディスク搬送路へ正確に案内するよう規制できるので、ディスク装置の搬送エラーや再生エラー等の誤動作を防止することができ、装置の信頼性が向上するとしている。
具体的には、ディスクを装置内へ挿入または装置外へ排出を行う際に、回動可能なディスクローラとディスクとが当接し、ディスクを装置内外に搬送するとともに、装置内のディスク搬送路に沿って移動可能なディスクローラ機構部と、一端が装置に形成されたディスクの挿入口近傍の上方に取り付けられ、他端がディスク挿入口と対面するディスクローラ機構部のディスク搬送路の上方の一部に取り付けられるとともに、ディスクの挿入または排出時にディスクがディスク搬送路上方に移動することを規制する第1のディスク移動規制手段と、一端が装置に形成されたディスクの挿入口近傍の下方に取り付けられ、他端がディスク挿入口と対面するディスクローラ機構部のディスク搬送路の下方の一部に取り付けられるとともに、ディスクの挿入または排出時にディスクがディスク搬送路下方に移動することを規制する第2のディスク移動規制手段とを備えた構成としている。
また、大きさの異なるディスクの表面に傷を付けることなく薄型化を図ることができるとしたディスクローディング装置が、特許文献3に開示されている。具体的には、ディスクの挿入口に配置されて挿入口内に搬入されたディスクが通過できるようにディスクの外縁を保持する第1の保持手段と、この第1の保持手段により保持されたディスクを所定位置に搬送する搬送手段と、挿入口の奥側に配置されて第1の保持手段により保持され搬送手段により搬送されるディスクの外縁を保持する第2の保持手段と、ディスクを所定位置で回転させる回転手段を備えた構成としている。
そしてこの構成により、以下の効果が得られるとしている。即ち、ディスクの搬送中第1の保持手段と第2の保持手段でディスクの外縁を保持するので、装置内のディスクの高さおよび位置を規制することができる。このため、装置内の部材とディスクとの接触を回避し各ディスクの表面に傷を付けないために、搬送されるディスクと装置内の部材の距離を大きく設計する必要が無いので装置の薄型化が図れ、しかも大きさの異なるディスクに適用できる。
また、ディスク状記録媒体を厚さにかかわらず挿入口に安定に支持することができるとしたディスク装置が、特許文献4に開示されている。具体的には、ディスク状記録媒体が挿入される挿入口に該ディスク状記録媒体を移動可能に支持する支持手段を有し、該挿入口から挿入されたディスク状記録媒体に対して情報の読み出し又は書き込みを行うディスク装置において、前記支持手段は、前記挿入口に挿入されるディスク状記録媒体のディスク面に対し、ディスク中央に向かうに従ってディスク面から離間する方向に傾斜する傾斜部を有し、且つ前記傾斜部が前記挿入口に挿入される前記ディスク状記録媒体の最外周の縁に当接して前記ディスク状記録媒体をディスク面延在方向に移動可能に支持する構成としている。
そしてこの構成によれば、支持手段が挿入口に挿入されるディスク状記録媒体のディスク面に対し、ディスク中央に向かうに従ってディスク面から離間する方向に傾斜する傾斜部を有し、且つ傾斜部が挿入口に挿入されるディスク状記録媒体の最外周の縁に当接してディスク状記録媒体をディスク面延在方向に移動可能に支持するため、ディスクの厚さが薄かったり、あるいは厚かったりしてもディスク状記録媒体の最外周の縁を安定的に支持することができるとしている。
特開2005−85440号公報 W02002/025650号公報 特開2002−74800号公報 特開平11−120658号公報
しかしながら、上記図6に示したような従来の構成では、フロントパネル1の正面において、左右方向にスリット状に延びる挿入口1aの、上下方向の開口が比較的広くなっていたので、ディスクDを前後に傾けて挿入すると、ターンテーブル2やクランパー4にディスクDが接触してしまい、ディスクDの下面或いは上面にキズが付くという不具合が生じるおそれがあった。また、ディスクが傾いて搬送されるため姿勢が悪く、ユーザーに不快感を与えるという問題もあった。
具体的には同図において、まず、ディスクDが破線で示すD1のように、挿入口1aの上下部に接触せず水平状態であれば、ターンテーブル2とクランパー4との間に、接触せずに搬送される。ところが、D2のように挿入口1aの上部に接触しつつ、ローラ3を支点として前方に傾いた状態になると、ディスクDの下面がターンテーブル2の頂部に接触してキズが付くおそれがある。また、D3のように挿入口1aの下部に接触しつつ、ローラ3を支点として後方に傾いた状態になると、ディスクDの上面がクランパー4の下部に接触してキズが付くおそれがある。
その他、上記各引用文献に記載のような構成では、いずれの構造も複雑且つ大掛かりであり、コストアップとなる上に、製造時や使用時におけるトラブルの要因となるおそれがある。本発明は、以上のような問題点に鑑み、簡単な構成で、ディスクの挿入時にディスクが傾くことを抑制し、内部の部品と接触することを防止したディスクローディング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、挿入口より挿入されたディスクをフラップとローラとの間で挟持し、前記ローラの回転により前記ディスクを搬送して、クランパーとターンテーブルとの間に前記ディスクを挟み込むようにしてなるディスクローディング装置において、前記挿入口の左右端における開口を肉盛により規制し、前記ディスクの挿入時に該ディスクが前記クランパー及びターンテーブルに接触しないようにしてなることを特徴とする。
また、前記挿入口の中央と左右端は滑らかな曲線で繋がれていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、ディスクの挿入時にディスクが傾くことを抑制し、内部の部品と接触することを防止したディスクローディング装置を提供することができる。
具体的には、ディスクをどのような姿勢で挿入しても、挿入口の左右端に設けられた肉盛に規制され、クランパーやターンテーブルとの間には十分な隙間が生じるので、ディスクがこれらに接触することはなくなる。
また、挿入口の中央部には上下に余裕のある開口が設けられ、左右端とは円弧等の滑らかな曲線で繋がれているので、従来と同様にディスクが十分挿入しやすいものとなっている。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、上記従来の技術と同様の機能を有する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。
図1は、本発明の実施例1に係るディスクローディング装置の挿入口の正面図である。本実施例では同図の斜線部で示すように、従来の挿入口の上下面に肉盛を施し、上下非対称に開口した構成としている。具体的には、フロントパネル1の挿入口1aにおいて、開口部の左右方向の長さは125mm(c寸法)であり、上下方向の長さが中央ではセンター振り分けで4.6mm(d寸法)であって、左右端では中心から上方に0.35mm(e寸法)、下方に1.35mm(f寸法)で計1.7mmとなっており、中央と左右端は円弧で繋がれた形状となっている。但し、円弧に限定されるものではなく、その他の滑らかな曲線等としても良い。
図2は、この挿入口の左右端における右側面断面図である。ここでは斜線で示すように、挿入口1aの上面には高さ1.45mmの肉盛aが施され、下面には高さ0.45mmの肉盛bが施されており、結果的に挿入口1aの上下方向の長さが上述したように1.7mmとなっている。これは、厚さ1.2mmのディスクDが通過するのには十分な開口となっている。また、挿入口1aの上下面前縁部それぞれよりフロントパネル1の前面にかけて、ディスクDの挿入時にこれを案内する斜面1bが設けられている。
図3〜図5は、本実施例のディスクローディング装置の概略右側面断面図であり、ディスク挿入時の状態を示している。同図に示すように、本実施例のディスクローディング装置においては、フロントパネル1の後方にフラップ6が、シーソー様に前後に回動自在に取り付けられ、またターンテーブル2が図示しないシャーシの中心付近に配設されている。同図に示すように、ディスクDがフロントパネル1に形成される挿入口1aから挿入されると、フラップ6とその下側に設けたローラ3との間に、ディスクDが挟み込まれ、この状態でローラ3が回転すると、ディスクDがシャーシの内部へと引き込まれる。
そして、ディスクDはシャーシ内部に搬送され、センタリングされつつ更に奥側に搬送される。そして、所定の位置まで搬送されたときに、チャッキング開始のトリガーがかかる。このとき、ディスクDの中心孔が、ターンテーブル2の真上に位置し、またクランパー4の真下に位置しているので、ターンテーブル2を搭載したトラバースメカ5が上昇することにより、クランパー4とターンテーブル2との間でディスクDが挟み込まれ、チャッキングが終了する仕組みである。
さて、図3に示すように、ディスクDが挿入口1aに無接触で水平に挿入された場合、ディスクDとクランパー4との隙間を示すA寸法は図面上で0.8mm、ディスクDとターンテーブル2との隙間を示すB寸法は図面上で1.54mmとなる。また、図4に示すように、ディスクDが挿入口1aの下側に接触しつつ若干上向きに挿入された場合、A寸法は図面上で0.56mmとなる。そして、図5に示すように、ディスクDが挿入口1aの上側に接触しつつ若干下向きに挿入された場合、B寸法は図面上で1.28mmとなる。
このように、本実施例の構成によれば、ディスクをどのような姿勢で挿入しても、挿入口の左右端に設けられた肉盛に規制され、クランパーやターンテーブルとの間には十分な隙間が生じるので、ディスクがこれらに接触することはなくなる。また、挿入口の中央部には上下に余裕のある開口が設けられ、左右端とは円弧等の滑らかな曲線で繋がれているので、従来と同様にディスクが十分挿入しやすいものとなっている。
本発明の実施例1に係るディスクローディング装置の挿入口の正面図。 挿入口の左右端における右側面断面図。 本実施例のディスクローディング装置の概略右側面断面図(無接触)。 本実施例のディスクローディング装置の概略右側面断面図(下側接触)。 本実施例のディスクローディング装置の概略右側面断面図(上側接触)。 従来のディスクローディング装置の概略右側面断面図。
符号の説明
1 フロントパネル
1a 挿入口
1b 斜面
2 ターンテーブル
3 ローラ
4 クランパー
5 トラバースメカ
6 フラップ
D ディスク

Claims (1)

  1. 挿入口より挿入されたディスクをフラップとローラとの間で挟持し、前記ローラの回転により前記ディスクを搬送して、クランパーとターンテーブルとの間に前記ディスクを挟み込むようにしてなるディスクローディング装置において、
    前記挿入口に設けられ、前記ディスクの挿入時に該ディスクを前記挿入口に案内する斜面と、
    前記ディスクの挿入時に該ディスクが前記クランパー及び前記ターンテーブルに接触しないように、前記挿入口の左右端における開口を規制する肉盛と、
    を備え、
    前記斜面は、前記挿入口の上面及び下面の前縁部に設けられ、
    前記肉盛は、前記挿入口の前記上面及び前記下面に設けられ、前記挿入口の前記上面の左右端に設けられる肉盛は前記下面の左右端に設けられる肉盛よりも厚く、
    前記挿入口の前記上面及び前記下面において中央と左右端は滑らかな曲線で繋がれており、
    前記挿入口の前記上面及び前記下面における前記滑らかな曲線の中央では、前記上面における前記滑らかな曲線の中央と前記下面における前記滑らかな曲線の中央との間の上下方向の長さが、前記挿入口の前記上下方向の中央に対して均等に振り分けられることを特徴とするディスクローディング装置。
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