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JP4813344B2 - ダイポールアンテナ - Google Patents
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JP4813344B2 - ダイポールアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、放射素子を備え、この放射素子の中央部に給電された時に励起されるダイポールアンテナに関し、特に、放射素子を短絡する短絡部を備えたダイポールアンテナに関する。
図5は、従来のダイポールアンテナの一例を示す概略平面図である。
この例のダイポールアンテナ100は、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点101a,102aを有する一対の放射素子101,102と、放射素子101の給電点101a近傍、並びに、放射素子102の給電点102a近傍を短絡する短絡部103とから概略構成されている。
このようなダイポールアンテナ100では、その長手寸法を短縮するために、放射素子101,102をメアンダ形状(蛇行形状)に形成して、誘導負荷を装荷させている。誘導負荷を装荷するとアンテナの電気長が延びるため、見かけ上の長手寸法を短縮することができる(例えば、特許文献1参照)。
ダイポールアンテナ100は、ほぼ形状が同一な一対の放射素子101,102の対向する側の端部に設けられた給電点101a,102aに給電して励起させるものである。この給電点101a,102aは、給電回路(図示略)に接続されている。
このダイポールアンテナ100は、絶縁基板上に導電性インクまたは導電性ペーストを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷により形成されるか、もしくは、絶縁基板上に貼着した導電性箔をエッチングしてされる。
特開2005−80200号公報
近年、ダイポールアンテナの形成方法としては、工程が簡略であることなどから、導電性インクまたは導電性ペーストを用いたスクリーン印刷法が多用されている。しかしながら、導電性インクや導電性ペーストは高価なものであるため、この材料を使用することは、アンテナの製造コストを高くするという問題があった。そこで、アンテナとしての機能(共振周波数、通信距離など)を低下することなく、安価にダイポールアンテナを製造する方法が望まれていた。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、アンテナとしての機能を低下することなく、低コストで製造が可能なダイポールアンテナを提供することを目的とする。
本発明のダイポールアンテナは、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点を有する放射素子と、前記放射素子の一方の給電点近傍、並びに、前記放射素子の他方の給電点近傍を短絡する短絡部とを備えたダイポールアンテナであって、前記放射素子は前記短絡部と前記放射素子の分岐点よりも、前記放射素子における前記給電点とは反対側の端部側の部分が中抜きされており、かつ、前記短絡部は前記放射素子の中抜きされていない部分に接続されていることを特徴とする。
前記短絡部は、前記放射素子の一方との分岐点を基端とし、前記放射素子の他方との分岐点に至る部分が中抜きされていることが好ましい。
前記放射素子および前記短絡部は、アディティブ法により形成されたことが好ましい。
本発明のダイポールアンテナは、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点を有する放射素子と、前記放射素子の一方の給電点近傍、並びに、前記放射素子の他方の給電点近傍を短絡する短絡部とを備えたダイポールアンテナであって、前記放射素子は前記給電点およびその近傍を除く部分が中抜きされており、かつ、前記短絡部は前記放射素子の中抜きされていない部分に接続されているので、従来のダイポールアンテナと同等のアンテナ機能を維持したまま、アンテナを形成する材料の使用量を削減することができる。特に、絶縁基材上にポリマー型導電性インクまたは導電性ペーストを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷してなるダイポールアンテナの場合、材料の無駄を省くことができる。
また、ダイポールアンテナの給電点にICチップなどを実装する際の発熱によりアンテナ、ICチップまたはアンテナが形成されている絶縁基材が破壊されるのを防止することができる。
本発明のダイポールアンテナの最良の形態について説明する。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(第一の実施形態)
図1は、本発明のダイポールアンテナの第一の実施形態を示す概略平面図である。
この実施形態のダイポールアンテナ10は、各種導電体からなり、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点11a,12aを有する一対の放射素子11,12と、放射素子11の給電点11a近傍、並びに、放射素子12の給電点12a近傍を短絡する短絡部13とから概略構成されている。
また、放射素子11,12は、その長手方向の形状が蛇行したメアンダ形状(蛇行形状)をなしている。
また、放射素子11,12の給電点11a,12aとは反対側の端部11b,12bは、放射素子11,12におけるその他の部分よりも幅広に形成されている。
さらに、放射素子11,12は給電点11a,12aおよびその近傍を除く部分が、線条の導電体11c,12cにより、その外郭のみが形成されて、中抜きされており、かつ、短絡部13は放射素子11,12の中抜きされていない部分11d,12dに接続されている。
ダイポールアンテナ10は、絶縁基板上に形成されるが、その厚みは特に限定されるものではなない。
ダイポールアンテナ10の長手方向における長さは、非接触ICカードなどの非接触ICモジュールに利用できる極超短波帯〈UHF〉やマイクロ波帯の電波帯の周波数(300MHz〜30GHz)の1/2波長に相当する長さとなっている。すなわち、放射素子11,12の長手方向における長さは、1/4波長に相当する長さとなっている。
このようなダイポールアンテナ10のインピーダンス(Z)は、下記の式(1)で表される。
Z≡R+jX (1)
この式(1)中、Zは誘導性インピーダンス、Rは抵抗分(実部)、jXは抵抗分(虚部)を表す。
ダイポールアンテナ10は、アンテナ形成が容易であることや、材料の無駄を省くことができることなどから、絶縁基材上にアディティブ法により形成されたものである。
アディティブ法により、ダイポールアンテナ10を形成するには、(1)絶縁基材上にメッキ触媒(白金など)を含む材料を用いて、所定のパターンのメッキの下地層を形成し、無電解メッキなどにより所定のパターンのアンテナを得る、(2)ポリマー型導電性インクまたは導電性ペーストなどの導電材を用いて所定のパターン状にスクリーン印刷する印刷法により形成する。
本発明におけるポリマー型導電性インクまたは導電性ペーストとしては、例えば、銀粉末、金粉末、白金粉末、アルミニウム粉末、パラジウム粉末、ロジウム粉末、カーボン粉末(カーボンブラック、カーボンナノチューブなど)などの導電微粒子が樹脂組成物に配合されたものが挙げられる。
樹脂組成物として熱硬化型樹脂を用いれば、ポリマー型導電性インクまたは導電性ペーストは、200℃以下、例えば100〜150℃程度でダイポールアンテナ10をなす塗膜を形成することができる熱硬化型となる。ダイポールアンテナ10をなす塗膜の電気の流れる経路は、塗膜をなす導電微粒子が互いに接触することによる形成され、この塗膜の抵抗値は10-5Ω・cmオーダーである。
また、本発明におけるポリマー型導電インクまたは導電性ペーストとしては、熱硬化型の他にも、光硬化型、浸透乾燥型、溶剤揮発型といった公知のものが用いられる。
光硬化型のポリマー型導電性インクまたは導電性ペーストは、光硬化性樹脂を樹脂組成物に含むものであり、硬化時間が短いので、製造効率を向上させることができる。光硬化型のポリマー型導電性インクまたは導電性ペーストとしては、例えば、熱可塑性樹脂のみ、あるいは熱可塑性樹脂と架橋性樹脂(特にポリエステルとイソシアネートによる架橋系樹脂など)とのブレンド樹脂組成物に、導電微粒子が60質量%以上配合され、ポリエステル樹脂が10質量%以上配合されたもの、すなわち、溶剤揮発型かあるいは架橋/熱可塑併用型(ただし熱可塑型が50質量%以上である)のものや、熱可塑性樹脂のみ、あるいは熱可塑性樹脂と架橋性樹脂(特にポリエステルとイソシアネートによる架橋系樹脂など)とのブレンド樹脂組成物に、ポリエステル樹脂が10質量%以上配合されたもの、すなわち、架橋型かあるいは架橋/熱可塑併用型のものなどが好適に用いられる。
このダイポールアンテナ10は、図5に示す従来のダイポールアンテナ100と同等に、アンテナとして機能する。すなわち、ダイポールアンテナ10は、共振周波数、通信距離などに関して、ダイポールアンテナ100と同等に機能する。
この実施形態のダイポールアンテナ10は、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点11a,12aを有する一対の放射素子11,12と、放射素子11の給電点11a近傍、並びに、放射素子12の給電点12a近傍を短絡する短絡部13とを備え、放射素子11,12は給電点11a,12aおよびその近傍を除く部分が中抜きされており、かつ、短絡部13は放射素子11,12の中抜きされていない部分11d,12dに接続されているので、従来のダイポールアンテナと同等のアンテナ機能を維持したまま、アンテナを形成する材料の使用量を削減することができる。特に、絶縁基材上にポリマー型導電性インクまたは導電性ペーストを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷してなるダイポールアンテナの場合、材料の無駄を省くことができるため、その効果は絶大である。
また、ダイポールアンテナ10の給電点11a,12aにICチップなどを実装する際、超音波などによる融着がなされるが、この時、給電点11a,12a近傍が発熱して、その熱によりアンテナ、ICチップまたはアンテナが形成されている絶縁基材が破壊されることがある。そこで、ダイポールアンテナ10のように放射素子11,12を中抜きすれば、放射素子11,12の熱容量を下げることができるので、ICチップなどを実装する際の発熱によりアンテナ、ICチップまたは絶縁基材が破壊されるのを防止することができる。
なお、この実施形態では、放射素子11,12が、その長手方向の形状が蛇行したメアンダ形状をなしているダイポールアンテナ10を例示したが、本発明のダイポールアンテナはこれに限定されない。本発明のダイポールアンテナにあっては、放射素子の長手方向の形状は、直線状など、いかなる形状であってもよい。
(第二の実施形態)
図2は、本発明のダイポールアンテナの第二の実施形態を示す概略平面図である。
この実施形態のダイポールアンテナ20は、各種導電体からなり、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点21a,22aを有する一対の放射素子21,22と、放射素子21の給電点21a近傍、並びに、放射素子22の給電点22a近傍を短絡する短絡部23とから概略構成されている。
また、放射素子21,22は、その長手方向の形状が蛇行したメアンダ形状(蛇行形状)をなしている。
また、放射素子21,22の給電点21a,22aとは反対側の端部21b,22bは、放射素子21,22におけるその他の部分よりも幅広に形成されている。
さらに、放射素子21,22は給電点21a,22aおよびその近傍を除く部分が、線条の導電体21c,22cにより、その外郭のみが形成されて、中抜きされており、かつ、短絡部23は放射素子21,22の中抜きされていない部分21d,22dに接続されている。
そして、短絡部23は、放射素子21の給電点21a近傍から放射素子22の給電点22a近傍に渡る線条の導電体23a,23bにより、その外郭のみが形成されて、中抜きされている。
ダイポールアンテナ20は、絶縁基板上に形成されるが、その厚みは特に限定されるものではなない。
ダイポールアンテナ20の長手方向における長さは、非接触ICカードなどの非接触ICモジュールに利用できる極超短波帯〈UHF〉やマイクロ波帯の電波帯の周波数(300MHz〜30GHz)の1/2波長に相当する長さとなっている。すなわち、放射素子11,12の長手方向における長さは、1/4波長に相当する長さとなっている。
ダイポールアンテナ20は、上記のダイポールアンテナ10と同様に、絶縁基材上にアディティブ法により形成されたものである。
このダイポールアンテナ20は、図5に示す従来のダイポールアンテナ100と同等に、アンテナとして機能する。すなわち、ダイポールアンテナ20は、共振周波数、通信距離などに関して、ダイポールアンテナ100と同等に機能する。
この実施形態のダイポールアンテナ20は、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点11a,12aを有する一対の放射素子11,12と、放射素子11の給電点11a近傍、並びに、放射素子12の給電点12a近傍を短絡する短絡部13とを備え、放射素子21,22は給電点21a,22aおよびその近傍を除く部分が中抜きされており、かつ、短絡部23は放射素子21,22の中抜きされていない部分21d,22dに接続されており、さらに、短絡部23は中抜きされているので、従来のダイポールアンテナと同等のアンテナ機能を維持したまま、アンテナを形成する材料の使用量をさらに削減することができる。特に、絶縁基材上にポリマー型導電性インクまたは導電性ペーストを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷してなるダイポールアンテナの場合、材料の無駄を省くことができるため、その効果は絶大である。
また、ダイポールアンテナ20の給電点21a,22aにICチップなどを実装する際、超音波などによる融着がなされるが、この時、給電点21a,22a近傍が発熱して、その熱によりアンテナ、ICチップまたはアンテナが形成されている絶縁基材が破壊されることがある。そこで、ダイポールアンテナ20のように放射素子21,22を中抜きし、さらに、短絡部23を中抜きすれば、放射素子21,22の熱容量を下げることができるので、ICチップなどを実装する際の発熱によりアンテナ、ICチップまたは絶縁基材が破壊されるのを防止することができる。
なお、この実施形態では、放射素子21,22が、その長手方向の形状が蛇行したメアンダ形状をなしているダイポールアンテナ20を例示したが、本発明のダイポールアンテナはこれに限定されない。本発明のダイポールアンテナにあっては、放射素子の長手方向の形状は、直線状など、いかなる形状であってもよい。
(第三の実施形態)
図3は、本発明のダイポールアンテナの第三の実施形態を示す概略平面図である。
この実施形態のダイポールアンテナ30は、各種導電体からなり、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点31a,32aを有する放射素子31,32と、この放射素子31,32と直交し、かつ、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点33a,34aを有する放射素子33,34と、放射素子31の給電点31a近傍、および、放射素子34の給電点34a近傍を短絡する短絡部35と、放射素子34の給電点34a近傍、および、放射素子32の給電点32a近傍を短絡する短絡部36と、放射素子32の給電点32a近傍、および、放射素子33の給電点33a近傍を短絡する短絡部37と、放射素子33の給電点33a近傍、および、放射素子31の給電点31a近傍を短絡する短絡部38とから概略構成されている。
また、放射素子31,32,33,34は、その長手方向の形状が蛇行したメアンダ形状(蛇行形状)をなしている。
また、放射素子31,32は給電点31a,32aおよびその近傍を除く部分が、線条の導電体31b,31c,32b,32cにより、その外郭のみが形成されて、中抜きされている。同様に、放射素子33,34は給電点33a,34aおよびその近傍を除く部分が、線条の導電体33b,33c,34b,34cにより、その外郭のみが形成されて、中抜きされている。
また、短絡部35は放射素子31,34の中抜きされていない部分31d,34dに接続されている。同様に、短絡部36は放射素子34,32の中抜きされていない部分34d,32dに接続されている。短絡部37は放射素子32,33の中抜きされていない部分32d,33dに接続されている。短絡部38は放射素子33,31の中抜きされていない部分33d,31dに接続されている。
さらに、短絡部35,36,37,38は、放射素子31,32,33,34と接続している側とは反対側の長手方向の形状が、放射素子31,32,33,34と同様に、メアンダ形状をなしている。
そして、短絡部35,37のメアンダ形状をなしている部分と、短絡部36,38のメアンダ形状をなしている部分とは直交するように設けられている。
この短絡部35,36,37,38のメアンダ形状をなしている部分は、放射素子31,32,33,34と同様に、アンテナとして機能する。
この実施形態のダイポールアンテナ30は、互いに直交する放射素子31,32と、放射素子33,34とを有し、さらに、アンテナとしての機能を備えた短絡部35,36,37,38を有しているので、平面視すると、給電点31a,32a,33a,34aを中心とする円状にアンテナが配されているから、第一の実施形態のダイポールアンテナ10よりも指向性が緩和され、ほぼ全方向に通信可能なアンテナとなる。
(第四の実施形態)
図4は、本発明のダイポールアンテナの第四の実施形態を示す概略平面図である。
この実施形態のダイポールアンテナ40は、各種導電体からなり、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点41a,42aを有する放射素子41,42と、この放射素子41,42と直交し、かつ、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点43a,44aを有する放射素子43,44と、放射素子41の給電点41a近傍、および、放射素子44の給電点44a近傍を短絡する短絡部45と、放射素子44の給電点44a近傍、および、放射素子42の給電点42a近傍を短絡する短絡部46と、放射素子42の給電点42a近傍、および、放射素子43の給電点43a近傍を短絡する短絡部47と、放射素子43の給電点43a近傍、および、放射素子41の給電点41a近傍を短絡する短絡部48とから概略構成されている。
また、放射素子41,42,43,44は、その長手方向の形状が蛇行したメアンダ形状(蛇行形状)をなしている。
また、放射素子41,42は給電点41a,42aおよびその近傍を除く部分が、線条の導電体41b,41c,42b,42cにより、その外郭のみが形成されて、中抜きされている。同様に、放射素子43,44は給電点43a,44aおよびその近傍を除く部分が、線条の導電体43b,43c,44b,44cにより、その外郭のみが形成されて、中抜きされている。
また、短絡部45は放射素子41,44の中抜きされていない部分41d,44dに接続されている。同様に、短絡部46は放射素子44,42の中抜きされていない部分44d,42dに接続されている。短絡部47は放射素子42,43の中抜きされていない部分42d,43dに接続されている。短絡部48は放射素子43,41の中抜きされていない部分43d,41dに接続されている。
さらに、短絡部45,46,47,48は、放射素子41,42,43,44と接続している側とは反対側の長手方向の形状が、放射素子41,42,43,44と同様に、メアンダ形状をなしている。
そして、短絡部45,47のメアンダ形状をなしている部分と、短絡部46,48のメアンダ形状をなしている部分とは直交するように設けられている。
この短絡部45,46,47,48のメアンダ形状をなしている部分は、放射素子41,42,43,44と同様に、アンテナとして機能する。
この実施形態のダイポールアンテナ40は、互いに直交する放射素子41,42と、放射素子43,44とを有し、さらに、アンテナとしての機能を備えた短絡部45,46,47,48を有しているので、平面視すると、給電点41a,42a,43a,44aを中心とする円状にアンテナが配されているから、第二の実施形態のダイポールアンテナ20よりも指向性が緩和され、ほぼ全方向に通信可能なアンテナとなる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
「実施例1」
絶縁基材上にポリマー型導電性インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷して、図1に示すダイポールアンテナを作製した。
「実施例2」
絶縁基材上にポリマー型導電性インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷して、図2に示すダイポールアンテナを作製した。
「実施例3」
絶縁基材上にポリマー型導電性インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷して、図3に示すダイポールアンテナを作製した。
「実施例4」
絶縁基材上にポリマー型導電性インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷して、図4に示すダイポールアンテナを作製した。
「比較例1」
絶縁基材上にポリマー型導電性インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷して、図5に示すダイポールアンテナを作製した。
「比較例2」
絶縁基材上にポリマー型導電性インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷して、図6に示すダイポールアンテナを作製した。
実施例1〜4と比較例1,2で得られたダイポールアンテナそれぞれについて、700MHz〜1200MHzにおけるインピーダンスを測定した。
その結果、実施例1,2のダイポールアンテナと、比較例1のダイポールアンテナとでは、インピーダンスにほとんど変化がないことが確認された。したがって、実施例1、2のダイポールアンテナと比較例1のダイポールアンテナは、ほぼ同等のアンテナ特性を有することが分かった。
同様に、実施例3,4のダイポールアンテナと比較例2のダイポールアンテナとでは、インピーダンスにほとんど変化がなく、実施例3,4のダイポールアンテナと比較例2のダイポールアンテナは、ほぼ同等のアンテナ特性を有することが分かった。
本発明のダイポールアンテナの第一の実施形態を示す概略平面図である。 本発明のダイポールアンテナの第二の実施形態を示す概略平面図である。 本発明のダイポールアンテナの第三の実施形態を示す概略平面図である。 本発明のダイポールアンテナの第四の実施形態を示す概略平面図である。 従来のダイポールアンテナの一例を示す概略平面図である。 従来のダイポールアンテナの他の例を示す概略平面図である。
符号の説明
10,20,30,40・・・ダイポールアンテナ、11,12,21,22,23,24,31,32,33,34,41,42,43,44・・・放射素子、13,25,26,27,28,35,36,37,38,45,46,47,48・・・短絡部。

Claims (3)

  1. 互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点を有する放射素子と、前記放射素子の一方の給電点近傍、並びに、前記放射素子の他方の給電点近傍を短絡する短絡部とを備えたダイポールアンテナであって、
    前記放射素子は前記短絡部と前記放射素子の分岐点よりも、前記放射素子における前記給電点とは反対側の端部側の部分が中抜きされており、かつ、前記短絡部は前記放射素子の中抜きされていない部分に接続されていることを特徴とするダイポールアンテナ。
  2. 前記短絡部は、前記放射素子の一方との分岐点を基端とし、前記放射素子の他方との分岐点に至る部分が中抜きされていることを特徴とする請求項1に記載のダイポールアンテナ。
  3. 前記放射素子および前記短絡部は、アディティブ法により形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のダイポールアンテナ。
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