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JP4816899B2 - 汎用部品選択支援装置及び汎用部品選択支援方法 - Google Patents
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Description

本発明は、複数の汎用部品を使用した製品を設計する場合に、汎用部品を選択する作業を支援する汎用部品選択支援装置及び汎用部品選択支援方法に関する。
従来より、例えば車両用のエンジンを設計するに際して、異なる種類のエンジンのそれぞれによって新規に汎用部品を選択する作業が行われており、当該汎用部品の選択に対する検討期間を設けていた。このような作業は、異なる種類のエンジンで共通に使用できる汎用部品を選択する時でも、設計者によって任意に汎用部品を選択することが行われていた。
しかしながら、上述した従来の汎用部品の選択作業では、機種毎に新規にエンジンを設計するので、開発工数の増加、コスト増加が発生するという問題があった。また、汎用部品を選択するときに当該汎用部品の3次元データが無い場合には、当該汎用部品を使用したときの干渉確認ができず、レイアウト上での確認作業にある程度の期間を要するという問題もある。更に、設計作業を終了した後に、汎用部品の不具合を確認する作業にも工数がかかってしまう。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、汎用部品の選択作業を容易なものとして、製品の開発期間の短縮及び製品のコストを低減できる汎用部品選択支援装置及び汎用部品選択支援方法を提供することを目的とする。
本発明は、汎用部品を使用した製品を設計する時に、複数の汎用部品のうちの何れかの汎用部品を選択する作業を支援する汎用部品選択支援装置であって、上述の課題を解決するために、汎用部品ごとに、汎用部品を識別する識別情報と当該汎用部品の寸法情報と当該汎用部品の性能情報を対応付けて記憶しておき、汎用部品を一覧表示させるコマンドが発生した場合に、識別情報と寸法情報と性能情報とを一覧で表示させる表示データを作成し、作成された表示データを用いて、汎用部品の識別情報の一覧と、当該各汎用部品の寸法情報と性能情報との一覧とを一画面内で表示させる。
この本発明において、汎用部品の3次元データを識別情報に対応付けて更に記憶しておき、製品の3次元データと、汎用部品の3次元データとを合成した表示データを作成する共に、当該製品を構成する他の部品と汎用部品との干渉度合いを求め、製品と汎用部品とを合成した3次元データと干渉度合いとを表示させる
本発明に係る汎用部品選択支援装置及び汎用部品選択支援方法によれば、汎用部品を使用した製品を設計する時に、汎用部品の識別情報と形状情報とを一覧で表示させる表示データを作成して表示させるので、当該一覧表示によって汎用部品の選択作業を容易とすることができ、製品の開発期間の短縮や、製品のコストの低減を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、例えば図1に示すように構成された汎用部品選択支援装置に適用される。この汎用部品選択支援装置は、所謂パーソナルコンピュータで構成され、CPU(Central Processing Unit)1に、一覧表示用データ記憶部2,3Dデータ記憶部3,図面データ記憶部4,懸念項目記憶部5,キーボードやマウス等の操作入力部6,I/F回路等のデータ入力部7及び表示部8が接続されて構成されている。なお、以下の説明では、製品としてエンジンを設計するに際して汎用部品としてのボルトを選択する作業を支援することについて説明する。
この汎用部品選択支援装置は、図2に示すように、汎用部品であるボルトの選択作業において、一覧表示用データ記憶部2に記憶されたデータを用いて、当該ボルトの形状概略情報11,部品番号情報12,名称情報13,図面番号情報14,3Dデータリンク情報15,干渉チェックリンク情報16,懸念項目リンク情報17、形状情報18を一覧として一画面内に表示させる。これらの情報11〜18は、各種のボルトごとに対応付けられて登録されている。なお、形状概略情報11、部品番号情報12及び名称情報13は、ボルトを識別するための識別情報として機能する。
CPU1は、図2に示す汎用部品を一覧させるデータを表示させると共に、操作入力部6からの操作入力情報に従って、ボルトの情報を表示部8に表示させる。このとき、CPU1は、3Dデータ記憶部3、図面データ記憶部4及び懸念項目記憶部5(記憶手段)に記憶された3Dデータデータベース、図面データデータベース、懸念項目データベースから、必要な情報を取り出して、表示データを作成する。
一覧表示用データ記憶部2に記憶されているデータは、ボルトを始めとするあらゆる汎用部品ごとに、形状概略情報11、部品番号情報12、名称情報13、図面番号情報14、3Dデータリンク情報15、干渉チェックリンク情報16、懸念項目リンク情報17、形状情報18を記憶している。この一覧表示用データは、予めデータ入力部6から入力されて、CPU1によるデータ登録処理によって記憶されている。なお、一覧表示用データ記憶部2には、後述のボルトに関する情報のみならず、他の汎用部品に関する情報も格納されている。
3Dデータ記憶部3に記憶された3Dデータデータベースは、3Dデータリンク情報15と、3Dデータとが対応付けられて構成されている。この3Dデータは、予めデータ入力部6から入力されて、3Dデータリンク情報15と共にCPU1によるデータ登録処理によって記憶されている。また、この3Dデータ記憶部3としては、CAD(computer aided design)で作成された3Dデータを登録して記憶しておいても良く、汎用部品選択支援装置がCADを実装した他の装置とネットワーク経由で接続されていても良い。
図面データ記憶部4に記憶された図面データデータベースは、図面番号情報14と、図面データとが対応付けられて構成されている。この図面データは、予めデータ入力部6から入力されて、図面番号情報14と共にCPU1によるデータ登録処理によって記憶されている。
懸念項目記憶部5に記憶された懸念項目データベースは、懸念項目リンク情報17と、懸念項目データとが対応付けられて構成されている。この懸念項目データは、予めデータ入力部6から入力されて、懸念項目リンク情報17と共にCPU1によるデータ登録処理によって記憶されている。
なお、一覧表示用データ記憶部2、3Dデータ記憶部3、図面データ記憶部4及び懸念項目記憶部5は、ネットワーク経由でCPU1と接続されていても良く、単一のパーソナルコンピュータ内でCPU1と接続されていても良い。
CPU1は、データ入力部7から出力された各種データを、3Dデータ記憶部3、図面データ記憶部4及び懸念項目記憶部5に記憶させる機能と、操作入力部6からの操作入力信号を入力して3Dデータ記憶部3、図面データ記憶部4及び懸念項目記憶部5から必要なデータを読み出して表示部8で表示させる表示データを作成する機能を有する。また、CPU1は、表示部8に3Dデータを表示させるに際して、3Dデータ処理ソフトウェアを実行して、3次元の表示データを作成する。
このような汎用部品選択支援装置は、操作入力部6からの操作入力信号によってボルトの一覧表示をさせるコマンドをCPU1で入力した場合には、CPU1により、一覧表示用データ記憶部2からボルトに関する一覧表示用データを読み出し、図2に示す表示内容の表示データを作成して、表示部8で表示させる。このとき、CPU1は、形状情報18の項目(呼び径、ピッチ、全長、首下等)ごとに、操作入力部6のクリック操作によって選択された場合に形状情報18の項目ごとに並び替えを行うソートボタン18aを表示させる。これによって、図3に示すように、今回のエンジンに搭載できるボルトのみを選択的(3個のボルトのみ)に表示させる絞り込み処理を行うことができる。なお、ボトルにおいては、寸法そのものが汎用部品の性能となるが、他の電制スロットル等では、形状情報18として、寸法情報と性能情報の双方を表示させることになる。
この図2に示す一覧表示を行うと、形状概略情報11によってユーザに概略形状を認識させることができると共に、形状情報18によってユーザに寸法を認識させることができる。この図2に示す一覧を表示している時、CPU1は、操作入力部6から3Dデータリンク情報15がクリック操作されたことを表す操作入力信号を入力すると、当該3Dデータリンク情報15に対応付けられた3Dデータを3Dデータ記憶部3から検索する。そして、CPU1は、3Dデータリンク情報15に対応した3Dデータを3Dデータ記憶部3から読み出すと、図4に示すように、ボルトの詳細な情報を表す属性情報21と、3Dデータ22とを含む表示データを作成する。なお、属性情報21は、属性情報21と関連づけられて3Dデータ記憶部3に記憶されているものとする。これによって、ユーザは、3Dデータ22の詳細な形状を確認できる。
また、図2に示す一覧を表示している時、操作入力部6から図面番号情報14がクリック操作されたことを表す操作入力信号を入力すると、当該図面番号情報14に対応付けられた図面データを図面データ記憶部4から検索する。そして、CPU1は、図面番号情報14に対応した図面データを図面データ記憶部4から読み出すと、図5に示すように、ボルトの上面図データ及び側面図データを含む図面データ23の表示データを作成する。これによって、ユーザは、図2に示した形状情報18より更に詳しいボルト各部の寸法を確認できる。
更に、図2に示す一覧を表示している時、操作入力部6から干渉チェックリンク情報16がクリック操作されたことを表す操作入力信号を入力すると、当該干渉チェックリンク情報16に対応付けられた3Dデータ記憶部3からボルトの3Dデータを読み出すと共に、データ入力部7からエンジンの3Dデータを取得する。そして、CPU1は、エンジンの3Dデータとボルトの3Dデータとを用いて、合成処理等の画像処理を行うことによって、図6に示すように、選択済のボルトが使用されたエンジンを表す3Dデータ24を表示させる。この3Dデータ24は、エンジンに電制スロットルを取り付けるためのボルトが選択された一例を示している。なお、現在選択しようとしているボルトを電制スロットルの取付用として使用することは、操作入力部6の操作によって予め設定しておく必要がある。
また、CPU1は、選択済のボルトで電制スロットルを取り付けた場合に、電制スロットルとエンジン構成部品との間隔を3Dデータ24の座標距離から求めて、3Dデータ24に重畳表示させても良い。これによって、ユーザは、選択したボルトを使用した時の他のエンジン構成部品との干渉度合いをチェックすることができる。
更にまた、図2に示す一覧を表示している時、操作入力部6から懸念項目リンク情報17がクリック操作されたことを表す操作入力信号を入力すると、当該懸念項目リンク情報17に対応付けられた懸念項目データを懸念項目記憶部5から検索する。そして、CPU1は、懸念項目リンク情報17に対応した懸念項目データを懸念項目記憶部5から読み出すと、図7に示すように、ツリー状に整理された不具合発生可能性を表示させる。この懸念項目データは、例えば「緩めた」とのボルトの不具合情報25aの下位項目として、原因情報25b、25c、25d、25eがあり、ユーザが操作入力部6の操作によって詳細な項目を確認可能としている。
以上詳細に説明したように、本発明を適用した汎用部品選択支援装置によれば、ボルトを使用したエンジンを設計する時に、ボルトの名称情報13等の識別情報と形状情報18とを一覧で表示させる表示データを作成して、表示部8の一画面内に表示させるので、当該一覧表示によってボルトの選択作業を容易とすることができ、エンジンの開発期間の短縮や、エンジンのコストの低減を実現できる。
また、この汎用部品選択支援装置によれば、ボルトとエンジンに取り付けた時の3Dデータを表示すると共に干渉度合いを求めて表示させることができるので、実際にボルトを使用してエンジンに取り付ける段階で干渉度合いに関する不具合を検出してしまうことなく、干渉度合いが少ないボルトを確実に選択でき、ボルト選択作業の後の干渉確認作業を省くことによるエンジンの開発期間の短縮や、エンジンのコストの低減を実現できる。
更に、この汎用部品選択支援装置によれば、ボルトを使用した時の不具合発生可能性を表示させることができるので、ボルトの使用箇所に応じて、発生させるべきでない不具合を未然に避けてボルトの選択ができ、エンジンの開発期間の短縮及びエンジンの高信頼性を実現できる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した汎用部品選択支援装置の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した汎用部品選択支援装置によって表示させる汎用部品の一覧を示す図である。 本発明を適用した汎用部品選択支援装置によって形状情報によって汎用部品を絞り込みできることを説明する図である。 汎用部品の3次元データを示す図である。 汎用部品の図面データを示す図である。 汎用部品と製品とを合成した3次元データを示す図である。 汎用部品の懸念項目データを示す図である。
符号の説明
1 CPU
2 一覧表示用データ記憶部
3 3Dデータ記憶部
4 図面データ記憶部
5 懸念項目記憶部
6 操作入力部
7 データ入力部
8 表示部
11 形状概略情報
12 部品番号情報
13 名称情報
14 図面番号情報
15 3Dデータリンク情報
16 干渉チェックリンク情報
17 懸念項目リンク情報
18 形状情報
21 属性情報
22 3Dデータ
23 図面データ
24 3Dデータ

Claims (3)

  1. 汎用部品を使用した製品を設計する時に、複数の汎用部品のうちの何れかの汎用部品を選択する作業を支援する汎用部品選択支援装置において、
    前記汎用部品ごとに、前記汎用部品を識別する識別情報と当該汎用部品の寸法情報と当該汎用部品の性能情報を対応付けて記憶した記憶手段と、
    前記汎用部品を一覧表示させるコマンドが発生した場合に、前記記憶手段に記憶された識別情報と寸法情報と性能情報とを一覧で表示させる表示データを作成するデータ処理手段と、
    前記データ処理手段で作成された表示データを用いて、前記汎用部品の識別情報の一覧と、当該各汎用部品の寸法情報と性能情報との一覧とを一画面内で表示させる表示手段とを備え
    前記記憶手段は、前記汎用部品の3次元データを前記識別情報に対応付けて更に記憶しており、
    前記データ処理手段は、前記製品の3次元データと、前記汎用部品の3次元データとを合成した表示データを作成する共に、当該製品を構成する他の部品と前記汎用部品との干渉度合いを求めて、前記製品と前記汎用部品とを合成した3次元データと干渉度合いとを表示させることを特徴とする汎用部品選択支援装置。
  2. 前記記憶手段は、前記汎用部品を製品に使用した時の不具合に関する懸念項目データを前記識別情報に対応付けて更に記憶しており、
    前記データ処理手段は、前記懸念項目データを表示させる表示データを作成することを特徴とする請求項1に記載の汎用部品選択支援装置。
  3. 汎用部品を使用した製品を設計する時に、複数の汎用部品のうちの何れかの汎用部品を選択する作業を支援する汎用部品選択支援方法において、
    予め、前記汎用部品ごとに、前記汎用部品を識別する識別情報と当該汎用部品の寸法情報と当該汎用部品の性能情報を対応付けてメモリに記憶しておき、
    コンピュータが、前記汎用部品を一覧表示させるコマンドが発生した場合に、前記メモリに記憶された識別情報と寸法情報と性能情報とを一覧で表示させる表示データを作成するステップと、
    前記コンピュータが、前記作成された表示データを用いて、前記汎用部品の識別情報の一覧と、当該各汎用部品の寸法情報と性能情報との一覧とを一画面内で表示させるステップと、を有し、
    前記メモリに、前記汎用部品の3次元データを前記識別情報に対応付けて更に記憶しておき、
    前記表示データを作成するステップにおいて、前記コンピュータが、前記製品の3次元データと、前記汎用部品の3次元データとを合成した表示データを作成する共に、当該製品を構成する他の部品と前記汎用部品との干渉度合いを求め、
    前記表示させるステップにおいて、前記コンピュータが、前記製品と前記汎用部品とを合成した3次元データと干渉度合いとを表示させること
    を特徴とする汎用部品選択支援方法。
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