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JP4819528B2 - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents
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JP4819528B2 - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置及び撮像装置の制御方法に関し、特に光電変換素子を有する固体撮像素子を備えた撮像装置に用いて好適なものである。
図7に、ローリング電子シャッタを用いたCMOS型固体撮像素子において、電子ズーム倍率に応じて駆動モードを切替えて画像変倍を行う場合の各フレームの露光期間を模式的に示す。モードAは電子ズーム倍率を切替える前の駆動モードであり、モードBは電子ズーム倍率を切替えた後の駆動モードである。モードAにおける水平走査期間HDの長さはlA、モードBにおける水平走査期間HDの長さはlB(lB<lA)である。
フレームN−1はモードAでの駆動期間中に撮影されたフレームであり、フレームN+1はモードBでの駆動期間中に撮影されたフレームである。フレームNは駆動モードがモードAからモードBに切替わる際に撮影されたフレームである。ここで、駆動モードがモードAからモードBに切替わることにより電子ズーム倍率は縮小されている。
時刻t701はフレームN−1における第1行目の画素の露光開始時刻であり、時刻t702はフレームN−1における第Q行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻である。時刻t703はフレームN−1における第1行目の画素の読み出し開始時刻であり、時刻t704はフレームN−1における第Q行目の読み出し開始時刻である。なお、時刻t704は、駆動モードの切替え時刻でもある。
同様に、時刻t705、t706はフレームNにおける第1行目、第Q行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻であり、時刻t707、t708はフレームNにおける第1行目、第Q行目の画素の読み出し開始時刻である。時刻t709、t710はフレームN+1における第1行目、第R行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻であり、時刻t711、t712はフレームN+1における第1行目、第R行目の画素の読み出し開始時刻である。
フレームN−1では、時刻t701から時刻t702までの期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次露光が開始される。それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t703から時刻t704の期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次読み出される。このフレームN−1における各行の画素の露光期間は一定でTN-1である。
フレームN+1では、時刻t709から時刻t710までの期間において第1行目から第R行目まで1行ずつ順次露光が開始される。それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t711から時刻t712の期間において第1行目から第R行目まで1行ずつ順次読み出される。このフレームN+1における各行の画素の露光期間は一定でTN+1である(TN-1=TN+1)。
フレームNでは、時刻t705から時刻t706までの期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次露光が開始される。それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t707から時刻t708の期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次読み出される。しかしながら、このフレームNでは時刻t704において駆動モードが切替わるため、第1行目から第P行目までの各行の露光開始時刻の時間間隔と、第P+1行目から第Q行目(読み出し領域の最終行目)までの各行の露光開始時刻の時間間隔が異なる。そのため、図7に示したように露光期間が期間TNとなるラインもあれば期間T’Nとなるラインも存在してしまい、同一フレーム内であってもラインに応じて露光期間が異なってしまう。
そこで、特開2005−94142号公報に記載のものでは、モード切替え時刻をまたいで露光を行う場合に、すべての行の露光開始時間を切替わり後のモードの露光開始時間にタイミングを合せることでフレーム全体の露光期間を一定にすることを実現している。図8は、特開2005−94142号公報に記載の撮像装置における各フレームの露光期間を模式的に示す図である。モードAは電子ズーム倍率を切替える前の駆動モードであり、モードBは電子ズーム倍率を切替えた後の駆動モードである。モードA、Bにおける水平走査期間HDの長さは、それぞれlA、lB(lA>lB)である。
フレームN−1、N+1は、モードA、Bでの駆動期間中にそれぞれ撮影されたフレームあり、フレームNは駆動モードがモードAからモードBに切替わる際に撮影されたフレームである。ここで、駆動モードがモードAからモードBに切替わることにより電子ズーム倍率は縮小されている。
時刻t801、t802はフレームN−1における第1行目、第Q行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻であり、時刻t803、t804はフレームN−1における第1行目、第Q行目の画素の読み出し開始時刻である。時刻t804は,駆動モードの切替え時刻でもある。時刻t805、t806はフレームNにおける第1行目、第Q行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻であり、時刻t807、t807はフレームNにおける第1行目、第Q行目の画素の読み出し開始時刻である。時刻t809、t810はフレームN+1における第1行目、第R行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻であり、時刻t811、t812はフレームN+1における第1行目、第R行目の読み出し開始時刻である。
フレームN−1では、時刻t801から時刻t802までの期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次露光が開始される。それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t803から時刻t804の期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次読み出される。このフレームN−1における各行の画素の露光期間は一定でTN-1である。
フレームN+1では、時刻t809から時刻t810までの期間において第1行目から第R行目まで1行ずつ順次露光が開始される。それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t811から時刻t812の期間において第1行目から第R行目まで1行ずつ順次読み出される。このフレームN+1における各行の画素の露光期間は一定でTN+1である(TN-1=TN+1)。
フレームNでは、フレームN+1での各行間の露光開始時刻の時間間隔と同様の間隔で露光開始が行えるように、時刻t809、t810間の所要期間TXから時刻t806に基づき時刻t805を決定する。所要期間TX及びフレームN+1の垂直ライン数Rから求めた時間間隔ΔT(=TX/R)で、時刻t805より第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次露光が開始される。そして、それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t807から時刻t808の期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次読み出される。このときフレームNにおける第1行目から第Q行目までの画素の露光期間は一定の期間TNとなる。
特開2005−94142号公報
しかしながら、上記従来例では同一フレーム内における画素の露光期間は一定になるが、駆動モードの切替え時刻をまたぐフレームとその前後のフレームとは露光期間が異なってしまう。例えば、図8に示した例では、駆動モードの切替え時刻をまたぐフレームNにおける露光期間TNと、その前後のフレームN−1、N+1における露光期間TN-1、TN+1が異なってしまう(TN-1=TN+1≠TN)。そのため、撮影時に電子ズームを用いた場合には、電子ズーム倍率の切替え前後(駆動モードの切替え前後)で一時的に撮影画像が明るく又は暗くなり、ユーザーに不自然な印象を与えてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、駆動モードの切替えを行った際のちらつきの発生を防止して良好な撮影画像を得られるようにすることを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、複数の画素からなるラインが複数配置された撮像手段と、上記撮像手段を駆動して上記画素から画像信号を読み出す駆動手段と、上記駆動手段により上記撮像手段を第1の水平走査期間で水平走査駆動する第1の駆動モードと、上記第1の水平走査期間と長さが異なる第2の水平走査期間で水平走査駆動する第2の駆動モードとのいずれかに切替える駆動モード切替え手段と、上記撮像手段から連続的に読み出される第1フレームの画像データと第2フレームの画像データの露光時間が異なる場合に、上記第1フレームの画像データと上記第2フレームの画像データの露光時間差を抑制するようにゲイン補正を行うゲイン補正手段と、上記駆動モード切替え手段による駆動モードの切替え指示と露出制御による露光時間の変更指示が同時に与えられた場合に、上記駆動モード切替え手段による駆動モードの切替えを現フレームで行うように制御するとともに、上記露出制御による露光時間の変更を次フレームで行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置の制御方法は、複数の画素からなるラインが複数配置された撮像手段と、上記撮像手段を駆動して上記画素から画像信号を読み出す駆動手段とを有する撮像装置の制御方法であって、上記駆動手段により上記撮像手段を第1の水平走査期間で水平走査駆動する第1の駆動モードと、上記第1の水平走査期間と長さが異なる第2の水平走査期間で水平走査駆動する第2の駆動モードとのいずれかに切替える駆動モード切替えステップと、上記撮像手段から連続的に読み出される第1フレームの画像データと第2フレームの画像データの露光時間が異なる場合に、上記第1フレームの画像データと上記第2フレームの画像データの露光時間差を抑制するようにゲイン補正を行うゲイン補正ステップと、上記駆動モード切替えステップによる駆動モードの切替え指示と露出制御による露光時間の変更指示が同時に与えられた場合に、上記駆動モード切替えステップによる駆動モードの切替えを現フレームで行うように制御するとともに、上記露出制御による露光時間の変更を次フレームで行うように制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、露光時間が異なっても画像データの出力レベルの違いを抑制にすることができる。これにより、駆動モード切替えを行った際のちらつきの発生を抑制し良好な撮影画像を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による撮像装置の構成例を示すブロック図である。
本実施形態による撮像装置は、電子シャッタとしてローリング電子シャッタを用いられる固体撮像素子を備える。そして、当該固体撮像素子の駆動モードとして、画素の加算平均及び間引きにより出力サイズの異なる複数の駆動モードを有し、撮像装置では電子ズーム倍率に応じて駆動モードを適宜切替えることにより画像変倍を行うことが可能となっている。
図1において、401はレンズ部(「レンズ」と表記)、402はレンズ駆動部、403はメカニカルシャッタ(「メカシャッタ」と表記)、404はメカニカルシャッタ駆動部(「シャッタ駆動部」と表記)である。405は後述する図2に示す構成を有する固体撮像素子、406は撮像信号処理回路、407はタイミング発生部、408はメモリ部、409は全体制御演算部である。410は記録媒体制御インターフェース部(「記録媒体制御I/F部」と表記)、411は記録媒体、412は外部インターフェース部(「外部I/F部」と表記)、413は測光部、414は測距部である。
レンズ部401を通った被写体像は撮像素子405に結像される。撮像素子405に結像された被写体像は画像信号として取り込まれ、撮像信号処理回路406にて所定の信号処理が施される。撮像信号処理回路406にて施される信号処理には、画像信号の増幅、アナログ信号からディジタル信号への変換を行うA/D変換、A/D変換後の画像データに対する各種補正、及び画像データの圧縮等がある。
レンズ部401は、ズーム、フォーカス、及び絞り等がレンズ駆動部402によって駆動制御される。メカニカルシャッタ403は、一眼レフカメラに使用されるフォーカルプレーン型のシャッタの後幕に相当する幕のみを有するシャッタ機構であり、メカニカルシャッタ駆動部404によって駆動制御される。
タイミング発生部407は、撮像素子405及び撮像信号処理回路406に各種タイミング信号を出力する。全体制御演算部409は、図1に示す撮像装置全体の制御と各種演算を行う。メモリ408は、画像データを一時的に記憶する。記録媒体制御インターフェース部410は、記録媒体411に対して画像データの記録又は読み出しを行う。記録媒体411は、画像データを格納可能な、半導体メモリ等の着脱可能記録媒体である。外部インターフェース部412は、外部コンピュータ等と通信を行うためのインターフェースである。測光部413は被写体の明るさ情報の検出を行い、測距部414は被写体までの距離情報を検出する。
図2は、図1に示した固体撮像素子405の構成例を示す図である。固体撮像素子405は、例えばCMOS型固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)であり、X−Yアドレス型の走査方法を採る。
201は単位画素であり、フォトダイオード(PD)202、転送スイッチ203、フローティングデフュージョン部(FD)204、ソースフォロアとして機能する増幅MOSアンプ205、選択スイッチ206、及びリセットスイッチ207を有する。208は信号出力線、209は増幅MOSアンプ205の負荷となる定電流源、210は選択スイッチ、211は出力アンプである。212は垂直走査回路、213は読み出し回路、214は水平走査回路である。なお、図2においては、図の簡略化のために単位画素201を4行×4列のみ図示しているが、実際には2次元マトリクス状に非常に多数の単位画素201が配置されている。
単位画素201は、PD202において光を電荷に変換し、PD202で発生した電荷を転送パルスφTXに基づいて転送スイッチ203により転送してFD204に一時的に蓄積しておく。FD204、増幅MOSアンプ205、及び定電流源209でフローティングディフュージョンアンプが構成される。
そして、選択パルスφSELに応じて選択される選択スイッチ206で単位画素201の信号電荷が電圧に変換され、その電圧が信号出力線208を経て読み出し回路213に出力される。さらに、水平走査回路214により駆動された選択スイッチ210により出力する信号が選択され、出力アンプ211を介して撮像素子405の外部に出力される。
ここで、FD204に蓄積された電荷の除去は、リセットパルスφRESにより制御されるリセットスイッチ207により行われる。また、垂直走査回路212は、転送スイッチ203、選択スイッチ206、及びリセットスイッチ207の選択を行う。すなわち、垂直走査回路212は、それらスイッチ203、206、及び207をそれぞれ制御する転送パルスφTX、選択パルスφSEL、及びリセットパルスφRESを出力する。
なお、図2においては、パルス信号φTX、φRES、φSELのそれぞれについて、垂直走査回路212により走査選択される、例えばn番目の走査行に印加する各パルス信号を、nを添え字としてφTXn、φRESn、φSELnと記述している。後述する図4においても同様。
図3は、図2に示した固体撮像素子で使用される色フィルタアレイの一部を示している。第1の色フィルタを赤(R)、第2の色フィルタを緑(G)、第3の色フィルタを緑(G)、及び第4の色フィルタを青(B)とした場合を示している。この色フィルタアレイの配列は、原色の色フィルタ配列のなかでも、特にベイヤ配列と呼ばれるものであり、高い解像度及び優れた色再現性を備えた色フィルタ配列である。
次に、本実施形態における固体撮像素子の動作シーケンスについて説明する。図4は、本実施形態の固体撮像素子に係るローリング電子シャッタ動作における駆動パルス及び動作シーケンスを示した図である。なお、説明を簡略にするために、図4においては、垂直走査回路212により走査選択されたn行からn+3行の4行分の駆動制御に関して図示している。
固体撮像素子のn行において、まず時刻t501から時刻t502までの期間、リセットパルスφRESn及び転送パルスφTXnを印加する。これにより、転送スイッチ203及びリセットスイッチ207をオンにし、n行目の各画素201内におけるPD202及びFD204に蓄積されている不用電荷を除去するリセット動作を行う。そして、時刻t502において転送スイッチ203がオフになり、PD202で発生した光電荷が蓄積される蓄積動作が開始される。
次に、時刻t504において、時刻t504から時刻t505までの期間、転送パルスφTXnを印加して転送スイッチ203をオンにすることで、PD202に蓄積された光電荷をFD204に転送する転送動作を行う。なお、リセットスイッチ207は、転送動作に先んじてオフする必要があり、図4に示す駆動制御では時刻t502においてn行目のリセットスイッチ207はn行目の転送スイッチ203と同時にオフとなる。ここで、リセット動作終了の時刻t502から転送動作開始の時刻t505までが、n行目における蓄積時間となる。
n行目の転送動作終了後、選択パルスφSELnを印加して選択スイッチ206をオンにすることにより、FD204に保持した電荷が電圧に変換されて読み出し回路213に出力される。読み出し回路213で一時的に保持された信号が水平走査回路212によって時刻t506より順次出力される。
時刻t504の転送動作開始から時刻t507の読み出し動作終了までの時間をT3Readとし、時刻t501から時刻t503までの時間をT3Waitとする。
なお、他の行においても同様に駆動制御され、転送動作開始から読み出し動作終了までの時間がT3Readとなり、ある行のリセット動作開始から次の行のリセット動作開始までの間の時間がT3Waitとなる。
図5は、本実施形態による撮像装置における露光時間制御を概念的に示す図である。図5において、モードAは電子ズーム倍率を切替える前の撮像装置の駆動モードであり、モードBは電子ズーム倍率を切替えた後の撮像装置の駆動モードである。モードAにおける水平走査期間HDの長さはlAであり、モードBにおける水平走査期間HDの長さはlB(lB<lA)である。
また、フレームN−1はモードAでの駆動期間中に撮影されたフレームであり、フレームN+1はモードBでの駆動期間中に撮影されたフレームである。フレームNは撮像装置の駆動モードがモードAからモードBに切替わる際に撮影されたフレームである。ここで、駆動モードがモードAからモードBに切替わることにより電子ズーム倍率は縮小されている。
時刻t101はフレームN−1における第1行目の画素の露光開始時刻であり、時刻t102はフレームN−1における第Q行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻である。時刻t103はフレームN−1における第1行目の画素の読み出し開始時刻であり、時刻t104はフレームN−1における第Q行目の画素の読み出し開始時刻である。時刻t104は、撮像装置における駆動モードの切替え時刻でもある。
時刻t105はフレームNにおける第1行目の画素の露光開始時刻であり、時刻t106はフレームNにおける第Q行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻である。時刻t107はフレームNにおける第1行目の画素の読み出し開始時刻であり、時刻t108はフレームNにおける第Q行目の画素の読み出し開始時刻である。
時刻t109はフレームN+1における第1行目の画素の露光開始時刻であり、時刻t110はフレームN+1における第R行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻である。時刻t111はフレームN+1における第1行目の画素の読み出し開始時刻であり、時刻t112はフレームN+1における第R行目の画素の読み出し開始時刻である。
フレームN−1では、時刻t101から時刻t102までの期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次露光が開始される。それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t103から時刻t104までの期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次読み出される。このとき、各行の画素の露光期間は一定でTN-1である。
フレームN+1では、時刻t109から時刻t110までの期間において第1行目から第R行目まで1行ずつ順次露光が開始される。それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t111から時刻t112までの期間において第1行目から第R行目まで1行ずつ順次読み出される。このとき、各行の画素の露光期間は一定でTN+1である(TN-1=TN+1)。
フレームNでは、フレームN+1での各行間の露光開始時刻の時間間隔と同様の間隔で露光開始が行えるように、時刻t109から時刻t110までの間の所要期間TXから時刻t106に基づいて時刻t105を決定する。決定した時刻t105より、その所要期間TX及びフレームN+1の垂直ライン数Rから求めた時間間隔ΔT(=TX/R)で、第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次露光が開始する。そして、それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t107から時刻t108までの期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次読み出される。このときフレームNにおける第1行目から第Q行目までの露光期間は一定の値TNとなる。
フレームNについては、さらに、全体制御演算部409が、フレームNにおける露光期間TN及びフレームN+1における露光期間TN+1の比(TN+1/TN)を算出する。そして、撮像信号処理回路406が、フレームN及びN+1における露光期間TN及びTN+1の差を補うゲインG(=TN+1/TN)を、フレームNの出力信号YN(x,y)に乗算する。これにより、露光期間TN及びTN+1の差に基づく補正が施された出力信号Y'N(x,y)(=G×YN(x,y))を得る。ここで、x、yは、フレームNにおける水平読み出し画素数をJとし、フレームNにおける垂直読み出し画素数をQとして、0≦x<J、0≦y<Qを満たす整数である。
本実施形態によれば、図5に示した時刻t101から時刻t112までの間に被写体が変化しなければ、撮像装置によりフレームN−1、フレームN、及びフレームN+1ともに同じ出力を得ることができる。すなわち、電子ズーム倍率(駆動モード)の切替え時刻をまたぐフレームNにおいても、画像データに露光期間の差に係る補正を施すことで、その前後のフレームN−1、N+1における露光期間に相当するレベルの出力を得ることができる。したがって、電子ズーム倍率の切替え前後に一時的に撮影画像が明るく又は暗くなることを防止して安定した被写体輝度を得ることができ、撮影画像にちらつきが発生することを解消することができ、良好な撮影画像を得ることができる。
また、本実施形態による撮像装置において、駆動モードの切替え及び露出制御による蓄積期間の変更が重なった場合の駆動方法について図6に示す。
図6において、モードA、Bはそれぞれ電子ズーム倍率の切替え前、切替え後の駆動モードであり、モードA、Bにおける水平走査期間HDの長さはそれぞれlA、lB(lA>lB)である。また、フレームN−1、N+1は、モードA、Bでの駆動期間中にそれぞれ撮影されたフレームであり、フレームNはモードAからモードBに切替わる際に撮影されたフレームである。
時刻t601、t602は、フレームN−1における第1行目、第Q行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻であり、時刻t603、t604は、フレームN−1における第1行目、第Q行目の画素の読み出し開始時刻である。時刻t604は、モードAからモードBへのモード切替え時刻でもある。時刻t605、t606は、フレームNにおける第1行目、第Q行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻であり、時刻t607、t608は、フレームNにおける第1行目、第Q行目の画素の読み出し開始時刻である。時刻t609、t610は、フレームN+1における第1行目、第R行目(読み出し領域の最終行目)の画素の露光開始時刻であり、時刻t611、t612は、フレームN+1における第1行目、第R行目の画素の読み出し開始時刻である。
駆動モードの切替え及び露光期間の変更に係るそれぞれの指令が撮像装置に対して同時に与えられた場合、上述した方法と同様に、フレームNではフレームN+1での各行間の露光開始時刻の時間間隔と同様の間隔で露光開始が行えるようにする。すなわち、時刻t609から時刻t610までの間の所要期間TXから時刻t606に基づいて時刻t605を決定する。その時刻t605より、所要期間TX及びフレームN+1の垂直ライン数Rから求めた時間間隔ΔT(=TX/R)で、第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次露光を開始する。そして、それぞれのラインの画素に蓄積された電荷は時刻t607から時刻t608までの期間において第1行目から第Q行目まで1行ずつ順次読み出される。
さらに、全体制御演算部409が、フレームN、N+1におけるそれぞれの露光期間TN、TN+1の比(TN+1/TN)を算出し、撮像信号処理回路406がフレームNの出力信号YN(x,y)に露光期間の差を補うゲインG(=TN+1/TN)を乗算する。そして、露光期間の差に応じた補正が施された出力信号Y'N(x,y)(=G×YN(x,y))を得る。ここで、x、yは、フレームNにおける水平読み出し画素数をJとし、フレームNにおける垂直読み出し画素数をQとして、0≦x<J、0≦y<Qを満たす整数である。
その後、フレームN+1において、第1行目の画素読み出し開始時刻t611から時刻t612において開始される読み出し動作を指定の変更量Δt(=TV)だけ遅らせる、又は早めることにより露光期間の変更を行う。このように、駆動モードの切替え対応を行った後、露光期間の変更を行うことにより、結果として全体制御演算部409が行う演算量や、全体制御演算部409に要求される必要な演算速度などの性能を抑えることができ、コスト削減効果が期待できる。
なお、上述した実施形態では、モードAにおける水平走査期間HDの長さlA及びモードBにおける水平走査期間HDの長さlBは、(lA>lB)としているが、(lA<lB)の場合であっても上述した方法と同様の方法を適用することが可能である。また、上述した実施形態では、電子ズーム倍率が縮小する例を示したが、電子ズーム倍率が拡大する場合にも同様の方法を適用することが可能である。
上記では、電子ズーム動作を行う場合について記載した。しかしながら、上記に限らず、下記のようなものであっても良い。
消費電力軽減のために、連続的にフレーム画像を読み出している際に、あるフレーム画像までは、第1の期間間隔で所定ラインごとに順次リセットし、第1の期間間隔で上記所定ラインごとにフォトダイオードの信号を読み出す。そして、それ以降のフレーム画像は、第1の期間間隔と異なる第2の期間間隔で所定ラインごとに順次リセットし、第2の期間間隔で所定ラインごとにフォトダイオードの信号を読み出すように駆動を変更する。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置内のコンピュータ(CPU又はMPU)に対し、上記実施形態の機能を実現するためのプログラムを供給し、そのコンピュータに格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体は本発明を構成する。また、そのプログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)又は他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態による撮像装置の構成例を示す図である。 本実施形態における固体撮像素子の構成例を示す図である。 本実施形態における固体撮像素子に用いる色フィルタを示す図である。 本実施形態における固体撮像素子に係るローリング電子シャッタ動作時の駆動パルス及び動作シーケンスを示す図である。 本実施形態による撮像装置における露光時間制御を概念的に示す図である。 本実施形態による撮像装置における露光時間制御を概念的に示す図である。 従来の撮像装置における駆動モード切替え時のフレームの露光期間を説明するための図である。 従来の撮像装置における駆動モード切替え時のフレームの露光期間を説明するための図である。
符号の説明
401 レンズ部
402 レンズ駆動部
403 メカニカルシャッタ
404 メカニカルシャッタ駆動部
405 固体撮像素子
406 撮像信号処理回路
407 タイミング発生部
409 全体制御演算部

Claims (3)

  1. 複数の画素からなるラインが複数配置された撮像手段と、
    上記撮像手段を駆動して上記画素から画像信号を読み出す駆動手段と、
    上記駆動手段により上記撮像手段を第1の水平走査期間で水平走査駆動する第1の駆動モードと、上記第1の水平走査期間と長さが異なる第2の水平走査期間で水平走査駆動する第2の駆動モードとのいずれかに切替える駆動モード切替え手段と、
    上記撮像手段から連続的に読み出される第1フレームの画像データと第2フレームの画像データの露光時間が異なる場合に、上記第1フレームの画像データと上記第2フレームの画像データの露光時間差を抑制するようにゲイン補正を行うゲイン補正手段と、
    上記駆動モード切替え手段による駆動モードの切替え指示と露出制御による露光時間の変更指示が同時に与えられた場合に、上記駆動モード切替え手段による駆動モードの切替えを現フレームで行うように制御するとともに、上記露出制御による露光時間の変更を次フレームで行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 上記第1フレームの画像データに係る露光時間と上記第2フレームの画像データに係る露光時間の比を上記第2フレームの画像データに乗ずることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 複数の画素からなるラインが複数配置された撮像手段と、上記撮像手段を駆動して上記画素から画像信号を読み出す駆動手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    上記駆動手段により上記撮像手段を第1の水平走査期間で水平走査駆動する第1の駆動モードと、上記第1の水平走査期間と長さが異なる第2の水平走査期間で水平走査駆動する第2の駆動モードとのいずれかに切替える駆動モード切替えステップと、
    上記撮像手段から連続的に読み出される第1フレームの画像データと第2フレームの画像データの露光時間が異なる場合に、上記第1フレームの画像データと上記第2フレームの画像データの露光時間差を抑制するようにゲイン補正を行うゲイン補正ステップと、
    上記駆動モード切替えステップによる駆動モードの切替え指示と露出制御による露光時間の変更指示が同時に与えられた場合に、上記駆動モード切替えステップによる駆動モードの切替えを現フレームで行うように制御するとともに、上記露出制御による露光時間の変更を次フレームで行うように制御する制御ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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