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JP4825437B2 - 監視ベルト - Google Patents
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JP4825437B2 - 監視ベルト - Google Patents

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Description

本発明は、主として、アタッシュケースのような可搬型収容体に装着し、対象物への装着状態を検出することによりアタッシュケースを不正に開放しようとする行為を監視する監視ベルトに関する。
従来、GPS等を利用して位置情報を取得する携帯端末を用いて、携帯端末を所持する人や物の位置を検出可能な位置検出システムが利用されている。例えば、アタッシュケース等の可搬型の収容ケースの内部に携帯端末を収容し、ケースの盗難・紛失時の位置を検出可能とした位置検出システムが提案されている。
この位置検出システムによれば、ケースを盗難・紛失してしまった場合には、通信端末を使って携帯端末と無線通信することにより、携帯端末の位置情報を取得することができる。したがって、盗難・紛失したケースを早期に発見し、回収することが可能となる。
特開2003−57331号公報
しかしながら、従来の位置検出システムでは、ケースを盗難・紛失された際、収容された携帯端末を悪意ある第3者によって取り出され、捨てられてしまう可能性がある。よって、ケースの所持者が盗難・紛失に気付いたときに既に携帯端末が取り出されていた場合、ケースの位置を知ることができなくなるという問題がある。
この問題に対し、ケースの開閉部にマグネットセンサを設けるなどしてケースが開放されたことを警報する方法が考えられる。しかし、センサを取り付けるというケース自体を改造する必要が生じる。さらには、使用する全てのケースに同様の改造が必要となり、システム導入のコストが高くなってしまう。
本発明は、上述した課題を解決するために、携帯端末が不正に取り出されることを防止するとともに、簡易かつ汎用性が高い構成とした監視ベルトを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明による監視ベルトは、対象物に巻き付けて装着可能なベルト本体と、ベルト本体の対象物への装着状態を検出する検出部と、検出部と着脱可能に接続され、検出部が非装着を検出したことを通報する通報端末と、ベルト本体に設けられ、通報端末を収容する収容部と、収容部の開口部を開閉する開閉部と、ベルト本体を装着した状態で開閉部を閉鎖状態に固定する固定部と、を具備することを特徴とする。
上記構成によれば、ベルト本体の装着を解除したときに通報端末を収容部から取り出し可能としたため、通報端末を取り出そうとする前にベルト本体の装着を解除する必要がある。しかし、ベルト本体の装着状態は検出部にて監視しており、非装着となった場合には通報端末にて発生した異常を通報する。このように、検出部が非装着を検出する前に通報端末が不正に取り出されてしまうことがないため、異常を検出した際には確実に通報端末によって異常発生を通報することができる。
上記監視ベルトにおいて、収容部は、ベルト本体が対象物へ装着されているときは露出されず、ベルト本体が対象物へ装着されていないときは露出されて通報端末を取出可能とする開口部を有する。
また、上記監視ベルトにおいて、さらに、開口部を開閉する開閉部を具備し、開閉部は、ベルト本体が対象物へ装着されているときは開口部を閉鎖して保持され、ベルト本体が装着されていないときは開口部を開放操作可能する。
上記監視ベルトにおいて、収容部は、ベルト本体を対象物へ装着した際に対象物と接触する面に設けられる。ベルト本体は、長手状の帯体であり、対象物に巻き付けて装着されたとき、外から触れることができる外側面と対象物に密接して外から触れることができない内側面とを有する。本発明の監視ベルトは、収容部から通報端末を不正に取り出せなくするように、ベルト本体の内側面に収容部を設ける。
また、上記監視ベルトにおいて、検出部は、さらに、ベルト本体の切断を検出する。このように、監視ベルトの対象物への装着状態を監視するとともに、監視ベルトが切断されたことを検出することで、監視ベルトが対象物から外れたことを確実に通報する。
上記監視ベルトにおいて、ベルト本体は、開閉機構を有する収容体に対し、開閉機構を閉状態に固定するように収容体に巻き付けて装着される。開閉機構を有する収容体とは、例えば、カバン、スーツケース、ジュラルミンケース等、中に貴重品を収容して持ち歩かれるものである。
また、上記監視ベルトにおいて、通報端末は、自己の位置情報を取得する手段を有し、検出部が非装着を検出すると位置情報を含む異常信号を外部へ送出する機能を持つ。
上記監視ベルトにおいて、さらに、ベルト本体の両端を係合する係合部と、ベルト本体の一端から延出された分岐ベルト帯とを有し、収容部は、ベルト本体の他端側に設けられ、固定部は、ベルト本体の両端を係合させた状態で他端側の収容部に導かれた分岐ベルト帯とベルト本体とで閉鎖状態にある開閉部を挟み込んで固定する構造とする。
本発明の監視ベルトによれば、ベルト本体を装着している状態では通報端末を取り外すことができない構成としたため、ベルト本体の装着状態を監視することにより通報端末が取り外される前に確実に異常発生を検出して通報することができる。
また、監視対象物とは別体の構成であるため、種々の監視対象物に利用することができ、簡易な構成で汎用性が高い監視サービスを提供することが可能となる。
以下、本発明による監視ベルトの実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。本実施の形態においては、現金や貴重品等の搬送に利用されるジュラルミンケースの盗難・紛失を監視する監視システムをとして説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る監視システムの全体構成を示す図である。本実施形態の監視システムは、監視対象物であるジュラルミンケース1に装着される監視ベルト2、外部との無線通信機能を有し監視ベルト2に収容された携帯端末3、監視センタに配置されたセンタ装置4を含んで構成される。
監視ベルト2は、監視対象物であるジュラルミンケース1に巻き付け、両端部を係合させてジュラルミンケース1に装着される。監視ベルト2は、ジュラルミンケースへ1の装着状態を検出するセンサを備える。
また、監視ベルト2は、携帯端末3を収容する収容部を有する。この収容部は、監視ベルト2が監視対象物に非装着状態のときのみ携帯端末3を取り出し可能となっており、前述のセンサにて携帯端末3を不正に取り出す行為を事前に検出可能としている。つまり、携帯端末3が捨てられる等して、ジュラルミンケース1の異常監視・通報が行えない状態が放置されることを防止する。なお、監視ベルト2の詳細については後述する。
携帯端末3は、携帯電話基地局5、携帯電話網やインターネット網などの通信網6を介してセンタ装置4と接続され、センタ装置4と間で無線通信を行い、ジュラルミンケース1に生じた異常及び位置情報をセンタ装置4に通報する。
携帯端末3は、GPS衛星7から受信したGPS信号や携帯電話基地局5から受信した基地局情報に基づいて緯度経度からなる位置情報を算出して記憶する。算出・記憶した位置情報は、所定のタイミングでセンタ装置に送信される。また、携帯端末3は、センタ装置4から受信する位置情報要求コマンドに応答して位置情報をセンタ装置4に送信する。
また、携帯端末3は、監視ベルト2のセンサと着脱可能に接続されて監視ベルト2に収容され、センサを介して監視ベルト2の装着状態を監視する。携帯端末3は、動作モードとして監視モードと解除モードとを備えており、監視モード中にセンサにて監視ベルト2の非装着を検出した際には、周囲に異常発生を報知するとともに、現在位置情報を取得して異常信号とともにセンタ装置4へ送信する。
なお、監視モードとは、携帯端末3を収容したジュラルミンケース1の盗難を監視するモードである。解除モードとは、監視モードが解除されたモードである。この監視モードの切替は、携帯端末3での操作により行われる。
監視センタに配置されるセンタ装置4は、監視員により監視され、携帯端末3から通報を受けてその携帯端末3の位置情報を確認する装置である。センタ装置4は、警備保障会社など、複数の対象者に安全確認のサービスを提供する組織により管理運営される。センタ装置4にて携帯端末3から異常信号を受信すると、監視員はセンタ装置4を介して該当する携帯端末3が収容されたジュラルミンケース1の位置を特定することができる。そして、監視員は所持者または管理者(配送業者等)に対して異常発生およびジュラルミンケース1の現在位置を連絡する。また、必要であれば、対処員による適切な対処を指示する。また、ジュラルミンケース1の所持者または管理者からジュラルミンケース1の盗難・紛失が届け出られた場合は、該当する携帯端末3に対して位置情報要求コマンドを送信し、携帯端末3が取得・記憶した位置情報を受信する。
上述の如く、本実施形態の監視システムは、監視対象物であるジュラルミンケース1への監視ベルト2の装着状態を監視し、ジュラルミンケース1の不正開放行為を検出して監視ベルト2に収容した携帯端末3にて異常通報するシステムである。
次に、携帯端末3の構成を説明する。図2は、携帯端末3の機能ブロックを示す図である。
携帯端末3は、電源部31、無線通信部32、操作部35、記憶部36、報知部37、外部インターフェース38、制御部39を含んで構成される。
電源部31は、携帯端末3の動作電源、監視ベルト2に設けられたセンサでの装着状態監視を実行するための監視電源を供給し、バッテリにて構成される。
無線通信部32は、GPS衛星7からのGPS信号を受信するGPS受信部33、センタ装置4と無線通信を行う送受信部34を含んで構成される。
操作部35は、所持者が携帯端末3の動作モードを切り替える操作を行うための入力手段である。また、電源部31の電源供給をON/OFF制御するための入力手段を兼ねる。
記憶部36は、ROMやRAM等からなり、処理に用いる各種情報を記憶する。また、記憶部36は、携帯端末3の位置情報(取得時刻を含む)を所定数だけ記憶する。新たに位置情報を取得したとき既に所定数の位置情報が記憶されていた場合は、最も古い位置情報を消去して新たな位置情報を記録する。
報知部37は、異常発生時に警報音を出力するスピーカを含んで構成される。
外部インターフェース38は、監視ベルト2の装着状態を検出するセンサを接続する接続端子である。また、外部インターフェース38は、電源部31のバッテリを充電するための充電器の接続する端子を兼ねており、携帯端末3を使用しないときは監視ベルト2から取り出して充電しておく。
制御部39は、マイクロプロセッサや半導体メモリなどからなり、携帯端末3全体の制御を司る。制御部39は、無線通信部32における通信を制御する通信制御部40、GPS受信部33にて受信した情報に基づき位置情報を取得する位置検出部41、外部インターフェース38を介して接続されるセンサによる異常監視を行う異常監視部42を含んで構成される。
制御部39は、無線通信部32を介してセンタ装置4からの位置情報要求コマンドを受信すると、携帯端末3の位置情報を取得してセンタ装置4に送信する。また、制御部39は、操作部35から監視モードへの移行操作を入力すると所定の遅延時間を経た後に監視モードに設定され、各部の動作により携帯端末3が収容されたジュラルミンケース1の盗難などの異常を監視する。ここで、遅延時間とは、監視ベルト2に携帯端末3を接続・収容し、監視対象物であるジュラルミンケース1に監視ベルト2を装着するまでの間、センサによる装着監視を行わないようにするための時間である。
監視モード中において、制御部39は、所定時間(例えば10分)毎に位置検出部を作動させ、現在位置情報を取得し、取得した位置情報を記憶部36に記録する。異常監視部42にて監視ベルト2の装着が解除されたことを検出すると、報知部37を作動させて警報音を発生させ、位置検出部41を作動させて現在位置情報を取得する。また、無線通信部40を作動させて異常信号、現在位置情報、当該携帯端末3の識別コードをセンタ装置4へ送信する。このとき、記憶部36に記録してある過去の位置情報を付すことで、異常発生前のジュラルミンケース1の移動経路を監視センタにて把握可能となる。
次に、監視ベルト2について、図3乃至図6を参照して詳細に説明する。
図3は、監視ベルト2の全体構成を説明する図である。図4は、収容部214に携帯端末3を収容した状態を表す図である。図5は、図3に示した監視ベルトの右端部分を拡大した図である。図6は、図3に示した監視ベルトの左端部分を拡大した図である。
監視ベルト2は、監視対象物に巻き付けて装着する帯形状のものであり、ベルト帯200と、ベルト帯200の長手方向の両端に設けられてベルト帯の両端部を係脱可能に係合する係合部202とを含んで構成される。監視対象物をジュラルミンケースのような収容体とした場合には、ベルト帯をケースが有する環状の取っ手部分に挿通し、ケースの開閉機構を閉状態に固定するようにケースに巻き付けて係合部202を係合させて装着する。これにより、装着された監視ベルト2を外さない限り開閉機構を操作することができず、ケースを開けることをできなくする。
ベルト帯200は、強化ナイロン等の軽量、高剛性、高靭性の繊維を長手帯状に編み込んで形成する。監視ベルト2は、ベルト帯200を監視対象物に巻き付け、図3の一点差線で示すようにベルト帯200両端の係合部202を係合して、監視対象物に装着される。なお、ベルト帯200の長さを調整可能とすることで、監視対象物の形状・大きさを限定せずに汎用的に利用可能とする。図示しないが、長さ調整は一般的なベルトにおける調整機構を利用できる。
監視ベルト2は、ベルト帯200の一端から延出された分岐ベルト帯204を有する。この分岐ベルト帯204はベルト帯200と一体的に構成され、ベルト帯200と同一の素材でよい。
また、監視ベルト2には、監視ベルト2の監視対象物への装着状態を検出するセンサが備えられている。センサは、センサライン206、マグネット208、リードスイッチ210、接続端子212で構成される。
センサライン206は、図3に示すように、ベルト帯200の端部から分岐ベルト帯204の端部にかけてベルト内に縫い込まれて配設されている。マグネット208は、図4に示すように、分岐ベルト帯204の分岐部分とは逆の端部に設けられている。リードスイッチ210は、マグネット208の接離状況により接点を切り替えるスイッチであり、図5に示すように、センサライン206と直列に接続され、ベルト帯200の分岐ベルト帯204と反対側の端部に設けられている。
接続端子212は、携帯端末3の外部インターフェース38とセンサライン206とを着脱可能に接続する端子であり、同図に示すように、センサライン206と直列に接続され、後述の収容部214の収容空間内に導出して設けられる。このように、センサライン206は、リードスイッチ210、接続端子212を介してループ回路を形成し、マグネット208の接離変化でON/OFFを切り替えるリードスイッチ210によってループ回路を開閉する。
監視ベルト2は、携帯端末3を収容する収容部214を有する。収容部214は、ベルト帯200の分岐ベルト帯204と逆端の近傍に設けられる。センサの接続端子212は、収容部214の内部空間に導出されており、図4に示すように、収容部214に収容された携帯端末3の外部インターフェース38と接続される。
接続端子212と接続された携帯端末3は、異常監視部42にて監視ベルト2の装着状態を監視する。リードスイッチ210は、マグネット208が近接している場合にはON状態であり携帯端末3を介して閉回路を形成する。逆に、マグネット208が離れると接点が切り替わってOFF状態となり、閉回路を断線する。携帯端末3は、センサライン206に微小の監視電圧を印加し、ループ回路の抵抗値に基づいてリードスイッチ210のON/OFFの状態を検出する。このようにして、携帯端末3にてマグネット208とリードスイッチ210とが近接しているか否かを監視する。また、ベルト帯200や分岐ベルト帯204が切断された場合にも、センサライン206が断線するためループ回路の抵抗値が変化する。したがって、監視ベルト2を切断する行為についても携帯端末3にて検出可能である。なお、磁気を利用した上記センシングの方法は従来から知られたものであるため、ここでの詳細な説明は省略する。
また、収容部214は、携帯端末3を出し入れする開口部216を開閉する開閉部218を有する。開閉部218は、開口部216を閉鎖し外部に露出しない状態として、ベルト帯200に固定される。ここで、開閉部218は、ベルト帯200及び分岐ベルト帯204との固定手段として、両面に面ファスナ220が配置されている。
ベルト帯200は、収容部214が配置された面上に、収容部214の開口部216を閉鎖し露出しない状態で開閉部218を固定する手段として面ファスナ220が設けられている(図6参照)。
分岐ベルト帯204は、分岐部分とは逆の端部の、係合部202を係合したときに開閉部218及びベルト帯200と接触する面上に、開閉部を固定する手段として面ファスナ224が設けされている(図5及び図6参照)。
監視ベルト2は、収容部214の開口部216を閉鎖し露出しない状態とした開閉部218とベルト帯200とを面ファスナ220、222によって固定する。さらに、係合部202を係合させた状態で分岐ベルト帯204を開閉部218の固定位置まで導き、ベルト帯200との間で開閉部218の一部を挟み込むようにして、面ファスナ220、222、224によって固定する。このとき、面ファスナ224を面ファスナ220のみと接触させてもよいが、面ファスナ220及び面ファスナ222の両方に接触させるようにしてもよい。
なお、各図に示すように、ベルト帯200のリードスイッチ210の配設位置近傍に面ファスナ222を、分岐ベルト帯204のマグネット208の配設位置近傍に面ファスナ224を設けることで、監視ベルト2を装着した際、マグネット208とリードスイッチ210とを確実に近接させる。
上記の構成により、監視ベルト2を装着した状態においては、開閉部218が開口部216を閉鎖した状態でベルト帯200と分岐ベルト帯204とに挟まれて固定されるため、分岐ベルト帯204を剥がさない限り開閉部218を開閉操作することができない。したがって、携帯端末3を収容部214から取り出すことができなくなる。
なお、本実施形態の監視ベルト2の構成では、監視対象物に監視ベルト2を装着したとき、ベルト帯200のどちらの面を内側(監視対象物との接触面)にするかは任意であるが、外的要因により分岐ベルト帯204が剥がれてしまうことを防ぐためにも収容部214を設けた面を内側とするのが好ましい。
また、本実施形態では、ベルト帯200、開閉部218、分岐ベルト帯204の固定を面ファスナによって行うこととしたが、開閉部214を閉鎖した状態で開口部216を固定する目的を達することができれば、他の固定方法を用いてもよい。
また、図7に示すように、上記の実施形態とは別の構成で本発明の監視ベルト2を構成することもできる。
図7に示す監視ベルト2は、収容部212が備える開口部216の向きが異なる点で前述の実施形態と相違する。この場合の監視ベルト2は、収容部214が内側にして環を形成して監視対象物へ装着する。装着の際は、ベルト帯200のリードスイッチ210配置部分と分岐ベルト帯204のマグネット208配置部分とを固定し、収容部214の開閉部218はベルト帯200の別の部分において固定する。
本構成によっても、監視ベルト2を監視対象物に装着している状態では、ベルト帯200と監視対象物とが密着しているため、開閉部218を開閉操作できない状態となる。
以上に説明したように、本発明の実施形態に係る監視ベルト2は、監視対象物に監視ベルト2を監視対象物に装着している状態では収容部214の開口部216が露出しない構成としたため、収容部214から携帯端末3を取り出す際には、マグネット208を配した分岐ベルト帯204を剥がす必要がある。このため、携帯端末3が取り出される前に確実にセンサが異常を検知し、携帯端末3にて監視センタに異常発生を通報することができる。したがって、携帯端末3を不正に取り出されて異常通報が行えない状態になることを防止できる。
また、監視ベルト2の装着状態を監視するセンサによって携帯端末3の取り出しをも監視するように構成されているため、携帯端末3の取り出しを検出するセンサを別途設ける必要がない。したがって、監視ベルト2を簡易な構成かつ低コストで実現できる。
さらに、監視対象物とは別体の監視ベルト2にて監視システムを構成するため、単体の監視ベルト2を多種の監視対象物に対して利用可能でき、汎用性が高い。したがって、監視対象物自体にセンサを設置する場合に比べて、監視システムを利用する際のコストを低減することができる。
また、監視対象物として記載したジュラルミンケース1は、電磁波を遮蔽する性質を持つためケース内に携帯端末3を収容した状態では通信ができない。これに対し、本発明の実施形態に係る監視ベルト2は、ジュラルミンケース1のように電波を遮蔽する収容体の監視が可能となる。
なお、本発明の実施形態に係る監視ベルトは、監視対象物がジュラルミンケースに限定されるものではなく、バッグ、スーツケース等の種々の可搬型収容体に対して適用可能である。また、徘徊老人の腕や腰に装着して位置情報を監視する場合の装着ベルトなど、装着状態を監視する種々のシステムに有効である。
本発明の実施形態に係る監視システムの全体構成を示す図である。 携帯端末3の機能ブロックを示す図である。 監視ベルト2の全体構成を説明する図である。 監視ベルト2の収容部214に携帯端末3を収容した状態を表す図である。 監視ベルト2の一部を拡大して表した図である。 監視ベルト2の別の一部を拡大して表した図である。 上記実施形態とは別形態の監視ベルト2の構成を示す図である。
符号の説明
1・・・ジュラルミンケース
2・・・監視ベルト
3・・・携帯端末
4・・・センタ装置
5・・・携帯電話基地局
6・・・通信網
7・・・GPS衛星
200・・・ベルト帯
202・・・係合部
204・・・分岐ベルト帯
206・・・センサライン
208・・・マグネット
210・・・リードスイッチ
212・・・接続端子
214・・・収容部
216・・・開口部
218・・・開閉部
220、222、224・・・面ファスナ

Claims (5)

  1. 対象物に巻き付けて装着可能なベルト本体と、
    前記ベルト本体の対象物への装着状態を検出する検出部と、
    前記検出部と着脱可能に接続され、前記検出部が非装着を検出したことを通報する通報端末と、
    前記ベルト本体に設けられ、前記通報端末を収容する収容部と、
    前記収容部の開口部を開閉する開閉部と、
    前記ベルト本体を装着した状態で前記開閉部を閉鎖状態に固定する固定部と、
    前記ベルト本体の両端を係合する係合部と、
    前記ベルト本体の一端から延出された分岐ベルト帯と、を具備し、
    前記収容部は、前記ベルト本体の他端側に設けられ、
    前記固定部は、前記ベルト本体の両端を係合させた状態で前記他端側の収容部に導かれた前記分岐ベルト帯と前記ベルト本体とで閉鎖状態にある前記開閉部を挟み込んで固定する構造とすることを特徴とした監視ベルト。
  2. 前記収容部及び前記開口部は、前記ベルト本体を対象物へ装着した際に対象物と接触する面に設けられた請求項1に記載の監視ベルト。
  3. 前記検出部は、さらに、前記ベルト本体の切断を検出する請求項1又は2に記載の監視ベルト。
  4. 前記ベルト本体は、開閉機構を有する収容体に対し、開閉機構を閉状態に固定するように前記収容体に巻き付けて装着される請求項1乃至のいずれかに記載の監視ベルト。
  5. 前記通報端末は、自己の位置情報を取得する手段を有し、前記検出部が非装着を検出すると前記位置情報を含む異常信号を外部へ送出する請求項1乃至のいずれかに記載の監視ベルト。
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