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JP4828351B2 - 照明装置付き机 - Google Patents
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Description

本発明は、天板に、照明装置を、使用位置と不使用位置とに昇降可能に設けてなる照明装置付き机に関する。
このような照明装置付き机としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
特開平7−184721号公報
上記特許文献に記載されている照明装置付き机においては、使用位置と不使用位置とに昇降可能な昇降台が、上下の水平板(棚板)と背板とにより、側面視前向きコ字状に形成され、上部の水平板の下面に照明具が取り付けられているため、
昇降台を使用位置に上昇させた際に、背板が後方視界を遮り、視野が狭くなって圧迫感を呈したり、対面する机の使用者とのコミュニケーションがとりにくくなるなど、机の使い勝手が悪い。
また、背板が、照明具による天板後部側への照明光を遮るため、天板の後部が暗くなる。
さらに、照明具は、昇降台に固定的に取付けられているので、天板の前部側を効果的に照明したいときに、それができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、照明装置を使用位置に上昇させても、後方視界を遮ることがなく、かつ天板の後部や前部を効果的に照明しうるようにした照明装置付き机を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)天板に、照明装置を、使用位置と不使用位置とに昇降可能に設けてなる照明装置付き机において、前記照明装置を、下面が投光面をなす左右方向を向く照明具と、その一側端を支持する支柱とにより、正面視倒立L字状をなすものとし、前記天板の上面に、前記照明具が不使用時において収容される凹部を設け、この凹部の一側端と連続するように、前記天板に穿設した挿通孔に、前記支柱を挿通するとともに、この支柱を、天板の下面に設けた支持手段をもって、上下に摺動可能に支持する。
(2)上記(1)項において、天板に取付孔を設け、この取付孔に、凹部と挿通孔と支持手段を有する取付枠を嵌着する。
(3)上記(1)または(2)項において、支持手段を、支柱の少なくとも前後に対向する2側面を弾性的に挟持する1対の挟持片を有するものとする。
(4)上記(3)項において、支柱と挟持片との対向面のいずれか一方に、上下方向を向くガイド突条を、かつ他方に、ガイド突条に上下に摺動可能に嵌合する凹条を設ける。
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、照明具の他側端にも支柱を取付けることにより、照明装置を、正面視下向コ字状とする。
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、照明具の少なくとも一側端部の上面を凹ませ、その上面中央に指掛け部を突設する。
(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、照明具を、その下面の投光面が斜め前下方を向くように、支柱に回動可能に枢着する。
(8)上記(1)〜(7)項のいずれかにおいて、凹部の内底面に、凹部に照明具を収容したときこれが消灯し、凹部より照明具を引き上げたとき点灯するようにしたスイッチを設ける。
(9)上記(1)〜(8)項のいずれかにおいて、照明具内に配線した電源線を、支柱の内部へ挿通して、その下端より天板の下方に引き出す。
(10)上記(1)〜(9)項のいずれかにおいて、照明具と支柱とを、同一の断面形状を有するものとする。
請求項1記載の発明によれば、照明装置は、左右方向を向く照明具と、その一側端を支持する支柱とにより、正面視倒立L字状をなしているため、使用位置に上昇させても、天板の後方視界を遮ることはなく、視野が狭くなったり、圧迫感を呈したりすることはない。
また、照明装置不使用時には、照明具は天板の凹部に収容されるので、天板面を広く使うことができる。
請求項2記載の発明によれば、凹部、挿通孔及び支持手段は、全て取付枠に設けられているので、照明装置を予め取付枠に取付け、この取付枠を天板の取付孔に嵌着するのみでよく、照明装置の天板への取付作業が容易となる。
請求項3記載の発明によれば、支柱は、1対の挟持片により弾性的に挟持されているので、使用位置とした照明装置が妄りに下降する恐れはない。
請求項4記載の発明によれば、支柱及び照明装置を安定して昇降させることができる。
請求項5記載の発明によれば、左右1対の支柱を有しているので、照明装置を安定して昇降させることができる。
請求項6記載の発明によれば、指掛け部をつまんで、不使用位置にある照明装置を容易に引き上げることができる。
請求項7記載の発明によれば、必要に応じて、天板の前部側を効果的に照明することができる。
請求項8記載の発明によれば、使用位置と不使用位置とにおいて、その都度、照明具のスイッチを手でオン、オフする手間が省けるとともに、不使用時に、照明具を消し忘れることもない。
請求項9記載の発明によれば、照明装置の使用時において、電源線が外部に露呈しないので、体裁がよい。
請求項10記載の発明によれば、照明具と支柱とを、1種類の部材で形成可能となるので、コスト低減とデザインの共通化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における照明装置付き机の第1の実施形態の斜視図、図2は、照明装置の斜視図、図3は、図2のIII-III線縦断側面図、図4は、照明装置不使用時における照明装置取付部の拡大平面図、図5は、図4のV-V線縦断正面図である。
机(1)は、前後方向(以下、図1の斜め左手前を前として説明する)を向くベース脚(2)と、その後端より起立する脚柱(3)とからなる左右1対の脚体(4)(4)(4)の上端に、左右方向に長い長方形の天板(5)を固着したものよりなっている。 (6)は、左右の脚柱(3)の後端上部に取付けられた幕板、(7)は、天板(5)の下面に取付けられた前方に開口する小物入れである。
図2に示すように、照明装置(8)は、下面が投光面をなすとともに、内部にLED等の照明灯(図示略)が収容された横長の扁平角筒状をなす照明具(9)と、これを支持する支柱(10)と、照明具(9)の一側端(右端)と支柱(10)の上端同士を連結する連結具(11)とからなり、連結具(11)の起立片(11a)には、照明具(9)の右端面が、ボルト(12)(12)により固定され、また、連結具(11)の倒立L字状をなす折曲片(11b)には、支柱(10)が、その上面と外側面が当接するようにして、外側方より挿入したボルト(13)により相対回動可能に取り付けられている。
これにより、照明装置(8)は、正面視倒立L字状をなすように組み付けられている。
図6に示すように、支柱(10)は、平面視内向きコ字状断面をなすチャンネル材(10a)における内側の開口部に、透明又は半透明の透光板(10b)を、着脱可能に嵌合することにより、左右寸法が前後寸法よりも短寸をなす方形断面とされている。
図示は省略するが、照明具(9)も、支柱(10)の断面形状と同一とされ、透光板を下方に向けて使用されている。従って、例えば長寸に形成したチャンネル材(10a)と透光板(10b)を適宜の寸法に切断することにより、1種類の部材で、照明具(9)と支柱(10)とを形成することができ、コスト低減とデザインの共通化が図れる。
また、支柱(10)の内部にも照明灯を収容することが可能であるので、天板(5)の上面をより明るく照明することができる。
図3に示すように、支柱(10)の上端後部には、後下方に45°に傾斜する傾斜面(14)が形成され、この傾斜面(14)に、連結具(11)における折曲片(11b)の下面が当接するまで、照明具(9)を、2点鎖線のように、連結具(11)と共に側面視時計方向、すなわち下面の投光面が斜め前下方を向くように、45°まで回動させうるようになっている。
連結具(11)における折曲片(11b)の上面中央には、側面視ほぼ逆台形をなす指掛け突条(15)が、上面を照明具(9)の上面と整合させて突設され、これを指でつまんで引き上げることにより、照明装置(8)を、不使用位置から使用位置に引き出すことができる。(16)は、照明具(11)内の照明灯に接続された電源線で、支柱(10)の内部を挿通して下方に引き出されている。
天板(5)の後端部には、同一構造の3個の照明装置(8)が設けられているが、各照明装置(8)は同じ取付構造であるため、以下の説明については、一つのもののみとする。
図4及び図5に示すように、天板(5)の後端部には、左右方向に長い長方形をなす取付孔(17)が、上下に貫通して形成されており、この取付孔(17)には、底板(18a)を有するアルミニウム合金又は合成樹脂製の取付枠(18)が、上端の周縁に形成された外向き鍔(18b)を、天板(5)の上面における取付孔(17)の開口縁部に当接させて嵌合されている。底板(18a)には、その上にたまった塵埃等を下方に落とすための左右方向に長い方形孔(19)が穿設されている。
なお、取付枠(18)の凹部(18c)の形状は、上記照明具(9)の形状とほぼ同形で、かつ深さも照明具(9)の上下寸法とほぼ等しくされている。
取付枠(18)における底板(18a)の右端部の下面には、正面視倒立L字状のブラケット(20)の水平片(20a)が、ねじ(21)により固着されている。底板(18a)の右端部と水平片(20a)の右端部とには、上記支柱(10)が挿通可能な挿通孔(22)(22)が穿設されている。
ブラケット(20)における下向片(20b)の内側面には、図6に示すように、前後1対の垂直平板状の挟持片(23)(23)が、上下に近接して、ねじ(24)により固着されている。両挟持片(23)の遊端部(内側端部)の対向面には、上下方向を向くガイド突条(25)(25)が内向きに突設されている。なお、両挟持片(23)の対向面間の寸法は、支柱(10)の前後寸法よりも若干小としてある。
照明装置(8)を天板(5)に取付けるには、照明具(9)を取付枠(18)の上方に臨ませた状態で、支柱(10)を、取付枠(18)とブラケット(20)との挿通孔(22)に、上方より挿入するとともに、前後の挟持片(23)間に、これを外開き状に弾性変形させて挟入し、支柱(10)の前後両面に形成された上下方向を向く凹条(26)(26)を、上記前後の挟持片(23)のガイド突条(25)(25)に嵌合させる。
これにより、支柱(10)は、前後の挟持片(23)により弾性的に挟持されるとともに、ブラケット(20)における下向片(20b)の内側面に当接した状態で、上下に摺動することができる。支柱(10)の下端には、下部の挟持片(23)の下端に当接することにより、支柱(10)を上限位置で停止させるストッパ部材(10C)が取り付けられている。
支柱(10)を上下に摺動させる際、前後の挟持片(23)は、支柱(10)の前後両面に弾性的に圧接しているので、照明装置(8)の自重により妄りに下方に移動する恐れはない。
支柱(10)の下方に引き出された電源線(16)は、取付枠(18)における底板(18a)の右端部の通孔(27)に、ブラケット(28)をもって取付けられたマイクロスイッチ(29)に接続されている。マイクロスイッチ(29)の上面の作動片(29a)は、照明具(9)を取付枠(18)内に収容して不使用状態としたとき、その下面により押下されてスイッチ(29)がオフとなり、照明具(9)の照明灯が自動的に消灯されるようになっている。
また、照明具(9)を引き上げて使用状態とすると、作動片(29a)が上向回動して、照明灯が自動的に点灯するようになっている。
(30)は、電源に接続するためのコネクタである。
以上説明したように、上記第1の実施形態の照明装置付き机においては、図5に示す不使用位置では、照明具(9)は有底の取付枠(18)の凹部(18c)内に収容されて、天板(5)の上面とほぼ同一面をなしているので、天板面を広く使うことができる。
図7は、照明装置(8)を上限の使用位置まで引き上げたときのものであるが、照明装置(8)は、正面視倒立L字状をなしているため、前方視界を遮ることはなく、視野が狭くなったり、圧迫感を呈したりすることはない。
また、対面する他の机の使用者とのコミュニケーションも容易にとることができる。
さらに、照明具(9)の前後両面は解放されているので、それによる照明光が前後方向に拡散し、天板(5)の後部も照明されるようになる。
照明具(9)を、側面視時計方向に45°まで回動させて、その下面の投光面を斜め前下方に向けることができるので、天板(5)の前部側を効果的に照明することができる。
照明装置(8)及びそれを支持する部材の全てが、取付枠(18)に取付けられているので、各部材を予め取付枠(18)に組み付けておき、天板(5)の取付孔(17)に取付枠(17)を嵌着するだけの簡単な作業で、照明装置(8)を容易に取り付けることができる。
図8及び図9は、本発明の照明装置付き机の第2の実施形態を示す。
この実施形態では、照明具(9)の左端にも、上記第1の実施形態と同様の支柱(10)の上端を、同じ連結具(11)により相対回動可能に取付け、照明装置(8)を、正面視下向コ字状(門型)としてある。左方の支柱(10)の天板(5)への取付構造は、上記右方の支柱(10)のものと同じで、左右対称であるため、図示を省略する。
この第2の実施形態においても、照明装置(8)は、正面視下向コ字状をなしているため、使用状態において、天板(5)の前方視界を遮ったり、圧迫感を呈したりすることはなく、かつ天板(5)の後部も照明される。
また、左右両側に支柱(10)を有しているので、照明装置(8)を安定して昇降させることができる。
なお、上記実施形態では、天板(5)に取付孔(17)を設け、これに嵌合した有底の取付枠(18)に照明装置(8)を取り付けているが、天板(5)の上面に、照明具(9)が嵌合される凹部と、支柱(10)の挿通孔を設け、取付枠(18)を省略することもある。
また、上記実施形態では、ブラケット(20)に前後1対の挟持片(23)を上下に並べて取付け、これにより支柱(10)を支持しているが、平面視内向きコ字状をなす挟持部材を用いてもよく、このようにすると、部品点数を削減することができる。
本発明の照明装置付き机における第1の実施形態の斜視図である。 同じく、照明装置の斜視図である。 図2のIII−III線拡大縦断側面図である。 照明装置不使用時における天板の要部の平面図である。 図4のV−V線縦断正面図である。 図5のVI−VI線拡大縦断平面図である。 照明装置使用時の縦断正面図である。 本発明の第2の実施形態の斜視図である。 同じく、照明装置の斜視図である。
符号の説明
(1)机
(2)ベース脚
(3)脚柱
(4)脚体
(5)天板
(6)幕板
(7)小物入れ
(8)照明装置
(9)照明具
(10)支柱
(10a)チャンネル材
(10b)透光板
(10C)ストッパ部材
(11)連結具
(11a)起立片
(11b)折曲片
(12)ボルト
(13)ボルト
(14)傾斜面
(15)指掛け突条(指掛け部)
(16)電源線
(17)取付孔
(18)取付枠
(18a)底板
(18b)外向き鍔
(18c)凹部
(19)方形孔
(20)ブラケット
(20a)水平片
(20b)下向片
(21)ねじ
(22)挿通孔
(23)挟持片
(24)ねじ
(25)ガイド突条
(26)凹条
(27)通孔
(28)ブラケット
(29)マイクロスイッチ
(29a)作動片
(30)コネクタ

Claims (10)

  1. 天板に、照明装置を、使用位置と不使用位置とに昇降可能に設けてなる照明装置付き机において、前記照明装置を、下面が投光面をなす左右方向を向く照明具と、その一側端を支持する支柱とにより、正面視倒立L字状をなすものとし、前記天板の上面に、前記照明具が不使用時において収容される凹部を設け、この凹部の一側端と連続するように、前記天板に穿設した挿通孔に、前記支柱を挿通するとともに、この支柱を、天板の下面に設けた支持手段をもって、上下に摺動可能に支持したことを特徴とする照明装置付き机。
  2. 天板に取付孔を設け、この取付孔に、凹部と挿通孔と支持手段を有する取付枠を嵌着してなる請求項1記載の照明装置付き机。
  3. 支持手段を、支柱の少なくとも前後に対向する2側面を弾性的に挟持する1対の挟持片を有するものとした請求項1または2記載の照明装置付き机。
  4. 支柱と挟持片との対向面のいずれか一方に、上下方向を向くガイド突条を、かつ他方に、ガイド突条に上下に摺動可能に嵌合する凹条を設けてなる請求項3記載の照明装置付き机。
  5. 照明具の他側端にも支柱を取付けることにより、照明装置を、正面視下向コ字状としてなる請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置付き机。
  6. 照明具の少なくとも一側端部の上面を凹ませ、その上面中央に指掛け部を突設してなる請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置付き机。
  7. 照明具を、その下面の投光面が斜め前下方を向くように、支柱に回動可能に枢着してなる請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置付き机。
  8. 凹部の内底面に、凹部に照明具を収容したときこれが消灯し、凹部より照明具を引き上げたとき点灯するようにしたスイッチを設けてなる請求項1〜7のいずれかに記載の照明装置付き机。
  9. 照明具内に配線した電源線を、支柱の内部へ挿通して、その下端より天板の下方に引き出してなる請求項1〜8のいずれかに記載の照明装置付き机。
  10. 照明具と支柱とを、同一の断面形状を有するものとしてなる請求項1〜9のいずれかに記載の照明装置付き机。
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