JP4829592B2 - 作業車の遠隔操作装置 - Google Patents
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Description
移動式クレーンの場合、車両(基台)上に作業機としてのクレーンが取り付けられており、このクレーンは、その制御対象部位たるブーム先端部または当該ブーム先端部から巻き上げ巻き下げ自在に吊下したフックの車両(基台)に対する相対的な三次元位置を、複数のアクチュエータの作動により任意に制御可能となっている。
持ち運び自在な携帯操作部6に取り付けられ制御対象部位(作業台)5の到達目標の絶対座標位置を到達目標絶対座標位置B(図3参照)として指示する到達目標位置指示手段7、基台1に配置され当該基台1の絶対姿勢に係る情報を発生する基台絶対姿勢情報発生手段8−1、制御対象部位(作業台)5の基台(車両)1に対する相対的な三次元位置を決定するのに必要な動作パラメータの現在値を検出する動作パラメータ値検出手段8−2、作業機2に取り付けられ前記制御対象部位(作業台)5の現在の絶対座標位置を現在絶対座標位置A(図3参照)として検出する現在位置検出手段9、これら各手段7,8−1,8−2,9からの信号を適宜の通信手段を介して受け取り前記制御対象部位5を前記目標位置指示手段7の指示する到達目標絶対座標位置Bへ移動させるための移動経路S(図3参照)を設定しこの設定した移動経路Sに沿って前記制御対象部位(作業台)5を移動させるのに必要な前記各アクチュエータ3a〜3cの駆動制御信号を生成出力するコントローラ10、とで構成している。
遠隔操作装置における前記動作パラメータ値検出手段8−2は、この例では、基台(車両)1に対する旋回台3の旋回角度を検出する旋回角度センサー8−2a、ブーム4の起伏角度を検出するブーム起伏角度センサー8−2b、ブーム4の伸縮長さを検出するブーム長さセンサー8−2cで構成している。
遠隔操作装置における前記現在位置検出手段9は、制御対象部位(作業台)5の現在の絶対座標位置を現在絶対座標位置Aとして検出するものである。この現在位置検出手段9は、制御対象部位(作業台)5に配置したGPS(グローバル・ポジショニング・システム)受信手段を介して制御対象部位(作業台)5の現在絶対座標位置Aを直接検出するようにしたもの、あるいは、基台(車両)1に配置され当該基台(車両)1の現在位置を絶対座標位置として検出するGPS受信手段、基台(車両)1に配置され当該基台(車両)1の方向(水平面内での磁北に対する偏角、鉛直線に対する偏角)を検出する基台方向検出手段、および、基台(車両)1に対する作業台(制御対象部位)5の相対位置を検出する前記動作パラメータ値検出手段8−2の検出情報を用いて制御対象部位(作業台)5の現在位置を絶対座標位置とてして算出することで、制御対象部位(作業台)5の現在絶対座標位置Aを間接的に検出するようにしたものが用いられている。
変動しない一定値であるので、基台絶対姿勢情報発生手段8−1は、所要の一定値を記憶しこれを発生する記憶手段(メモリー)で構成する。
遠隔操作装置における前記コントローラ10は、先ず、到達目標位置指示手段7からの信号(到達目標絶対座標位置Bを示す信号)と、現在位置検出手段9からの信号(制御対象部位5の現在絶対座標位置Aを示す信号)とを用いて、制御対象部位(作業台)5を現在位置から到達目標位置へ移動させるための所要の移動経路Sを算出設定する。次いで、この算出設定した移動経路S情報、基台絶対姿勢情報発生手段8−1からの信号、および、動作パラメータ値検出手段8−2からの信号(制御対象部位5の基台1に対する相対的な三次元位置を決定するのに要する信号)を用いて、制御対象部位(作業台)5を、設定した移動経路Sに沿って到達目標位置(到達目標絶対座標位置B)まで移動させるのに必要な各アクチュエータ3a〜3cの駆動制御信号を生成出力するようになっている。
本発明の目的は、制御対象部位5の到達目標位置の入力を簡単且つ容易に行うことのできる遠隔操作装置を提供しようとするものである。
前記携帯操作部6に、当該携帯操作部6の現在の絶対座標位置を操作部絶対座標位置Cとして検出して前記コントローラ10に入力する操作部絶対座標位置検出手段11を取り付けると共に、携帯操作部6における前記目標位置指示手段7を、携帯操作部6を到達目標位置方向に指向させることで操作部絶対座標位置Cを基点とする到達目標位置の方位を指示する方位指示手段12と、携帯操作部6の現在位置から到達目標位置までの離隔距離を指示する距離指示手段13とで構成し、
前記コントローラ10は、前記駆動制御信号を生成出力するに際して使用する到達目標絶対座標位置Bを、操作部絶対座標位置検出手段11から入力された携帯操作部6の操作部絶対座標位置C、目標位置指示手段7における前記方位指示手段12からの方位、および、目標位置指示手段7における距離指示手段13からの離隔距離から算出するよう構成してあることを特徴とする作業車の遠隔操作装置。
(1)携帯操作部6に、当該携帯操作部6の現在の絶対座標位置を操作部絶対座標位置Cとして検出して前記コントローラ10に入力する操作部絶対座標位置検出手段11を取り付けると共に、携帯操作部6における前記目標位置指示手段7を、携帯操作部6を到達目標位置方向に指向させることで操作部絶対座標位置Cを基点とする到達目標位置の方位を指示する方位指示手段12と、携帯操作部6の現在位置から到達目標位置までの離隔距離を指示する距離指示手段13とで構成したこと。
(2)前記コントローラ10は、前記駆動制御信号を生成出力するに際して使用する到達目標絶対座標位置Bを、操作部絶対座標位置検出手段11から入力された携帯操作部6の操作部絶対座標位置C、目標位置指示手段7における前記方位指示手段12からの方位、および、目標位置指示手段7における距離指示手段13からの離隔距離から算出するよう構成したこと。
また、携帯操作部6における目標位置指示手段7は、携帯操作部6を到達目標位置方向に指向させることで当該携帯操作部6の現在の絶対座標位置(操作部絶対座標位置C)を基点とする到達目標位置(到達目標絶対座標位置B)の方位を指示する方位指示手段12と、携帯操作部6の現在位置から到達目標位置(到達目標絶対座標位置B)までの離隔距離を指示する距離指示手段13とで構成している。
前記方位指示手段12は、携帯操作部6を、到達目標位置(到達目標絶対座標位置B)方向に向けた時の携帯操作部6の姿勢(例えば、携帯操作部6の前端を到達目標位置側に位置するようにして当該携帯操作部6の前後中心線が到達目標位置を指すようにした時の姿勢であり、以下この姿勢を単に「指向姿勢」という)
方位検出手段12は、「指向姿勢」にある携帯操作部6の、水平面内での磁北に対する偏角(傾斜角)を検出する水平偏角検出手段12aと、鉛直線に対する偏角(傾斜角)を検出する鉛直偏角検出手段12bとで構成している。水平偏角検出手段12aには基準となる方位を検出する方位磁石が内臓されており、また、鉛直偏角検出手段12bには、基準となる鉛直を検出する鉛直検出器(水準器等)が内蔵されている。
2 作業機
3 旋回台
3a 旋回アクチュエータ
3b 起伏アクチュエータ
3c 伸縮アクチュエータ
4 ブーム
5 制御対象部位
6 携帯操作部
7 目標位置指示手段
8−1 基台絶対姿勢情報検出手段
8−2 動作パラメータ検出手段
9 (制御対象部の)現在位置検出手段
10 コントローラ
11 操作部絶対座標位置検出手段
12 方位検出手段
12a 水平偏角検出手段
12b 鉛直偏角検出手段
13 距離指示手段
A (制御対象部位の)現在絶対座標位置
B (制御対象部位の)到達目標絶対座標位置
C 操作部絶対座標位置
S 移動経路
L 離隔距離
以上
Claims (1)
- 基台1に取り付けられ複数のアクチュエータ3a〜3cの作動によりその制御対象部位5の基台1に対する相対的な三次元位置を任意に制御可能な作業機2の遠隔操作装置であって、持ち運び自在な携帯操作部6に取り付けられ制御対象部位5の到達目標の絶対座標位置を到達目標絶対座標位置Bとして指示する到達目標位置指示手段7、基台1に配置され当該基台1の絶対姿勢に係る情報を発生する基台絶対姿勢情報発生手段8−1、制御対象部位5の基台1に対する相対的な三次元位置を決定するのに必要な動作パラメータの現在値を検出する動作パラメータ値検出手段8−2、作業機2に取り付けられ前記制御対象部位5の現在の絶対座標位置を現在絶対座標位置Aとして検出する現在位置検出手段9、これら各手段7,8−1,8−2,9からの信号を適宜の通信手段を介して受け取り前記制御対象部位5を前記目標位置指示手段7の指示する到達目標絶対座標位置Bへ移動させるための移動経路を設定しこの設定した移動経路に沿って前記制御対象部位5を移動させるのに必要な前記各アクチュエータ3a〜3cの駆動制御信号を生成出力するコントローラ10、とで構成したものにおいて、
前記携帯操作部6に、当該携帯操作部6の現在の絶対座標位置を操作部絶対座標位置Cとして検出して前記コントローラ10に入力する操作部絶対座標位置検出手段11を取り付けると共に、携帯操作部6における前記目標位置指示手段7を、携帯操作部6を到達目標位置方向に指向させることで操作部絶対座標位置Cを基点とする到達目標位置の方位を指示する方位指示手段12と、携帯操作部6の現在位置から到達目標位置までの離隔距離を指示する距離指示手段13とで構成し、
前記コントローラ10は、前記駆動制御信号を生成出力するに際して使用する到達目標絶対座標位置Bを、操作部絶対座標位置検出手段11から入力された携帯操作部6の操作部絶対座標位置C、目標位置指示手段7における前記方位指示手段12からの方位、および、目標位置指示手段7における距離指示手段13からの離隔距離から算出するよう構成してあることを特徴とする作業車の遠隔操作装置。
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