JP4829655B2 - 文献情報分析システム及び文献情報分析プログラム - Google Patents
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Description
また、分析結果を平面上にマッピングすることにより、当該技術分野における全体的な傾向を視覚的に把握できるように工夫することも実践されている。
(1) 電子化された膨大な数の特許文献を、国際特許分類(IPC)やFターム、出願人名、公報発行年度、フリーワード等によって数十件〜数百件程度に絞り込む。
(2) 各特許文献のタイトルや要約書、代表図面をチェックし、不要な文献を排除する。
(3) 残った文献の内容を詳細に検討し、発明の内容(目的、構成、効果等)を短くまとめて書き出す。
(4) 各特許文献の番号、出願日、分類、出願人、内容等を1枚のカードに書き写し、縦軸に技術分類、横軸に年代等を設定した平面上に配置する。
(4) の代わりに、各特許文献から特徴的なキーワード(技術用語)を抽出し、これらを平面状に配置すると共に、関連する特許文献の番号や出願人名等を列記する場合もある。あるいは、各キーワードに関連する特許文献の数量を円の面積で表現することにより、キーワード間の関係(重要度)を一覧表示する手法もある。
このような特許マップの作成を支援するツールとして、下記の特許文献1においては、予め配置条件設定画面上において特許マップの外形寸法、表示項目、縦軸と横軸に用いる項目等を設定しておき、特許マップ化の対象となる二次元配列データ(出願日、分類、公開番号、コメント等のデータを含むCSVファイル)の座標をこれらの配置条件に従って算出する特許マップ作成システムが開示されている。
しかしながら、特許マップ作成において最も時間を要する特許文献の内容分析や評価自体は人間が行うことが前提となっているため、その省力化効果は限定的なレベルにとどまる。
また、事前に分析対象となる特許文献数自体を厳しく絞り込むことが不可欠であり、その過程で重要な特許文献の取りこぼしが生じる危険性が高い。
さらに、このように特許文献の評価や内容分析を人為的に処理する限りは、作業者の主観や能力、経験によって成果物の品質が大きく左右され、安定性に欠けることとなる。
しかも、上記システムによって得られる特許マップは、平面上に一定の面積を有するカードを配置する形式であるため一覧性に欠け、当該技術分野における全体的な傾向や方向性を直感的に把握する用途には不向きである。
このシステムによれば、膨大な文献情報の中から自動的にキーワードあるいはキーワード候補を抽出し、これらを統計的手法を用いて分析することによって二次元平面上に各キーワードに対応したシンボルを配置させると共に、各文献の存在をも同じ二次元平面上に分布密度として表現することができる。
このため、文献情報として特許文献を用いることにより、多数の特許文献の全体的な広がりや集中具合、出願の方向性を一覧できる特許マップを自動生成することが可能となる。
また、各文献の評価や分析が基本的に自動化されるため、客観的な分析結果が得られるのみならず、従来のように対象文献数を無理に絞り込む必要がなくなり、比較的広い範囲における傾向を概観することが可能となる。
このため、特許文献2の分析システムによって得られた特許マップ上に、経済的なリターンの可能性を示す情報を適切に表示することができれば、さらに利便性が高まることが期待できる。
上記「文献情報」には、特許公開公報や特許登録公報などの特許文献の他、論文などの学術文献、雑誌の記事などが含まれる(以下同様)。
上記「分布密度に対応した表示パターンを割り当てる」とは、例えば分布密度に応じて異なった色彩や模様、濃淡度を割り当てることが該当する(以下同様) 。
上記「キーワード」には、キーワードを表す文字列の他、キーワードの略語やイニシャルをも含まれる(以下同様)。
上記「主成分分析」とは、多くの変量の値をできるだけ情報の損失なしに、数個の総合的指標(主成分) で代表して表す統計的手法を意味する(以下同様)。
この文献情報分析システムを所謂クライアント−サーバ型のシステム構成によって実現する場合、上記「ディスプレイ上に表示させる手段」は、クライアント端末に表示用の情報(Webファイル等)を配信し、クライアント端末のディスプレイ上に必要情報(分布密度に対応した図形やキーワードの存在を示すシンボル等)を表示させるサーバ側の機能を指す(以下同様)。
このため、各選択キーワードに関連した市場の規模の大きさ、すなわち経済的なリターンの可能性を示す情報を、特許マップ上に極めて容易に配置可能となる。
サーバ群12は、Webサーバ16と、AP(Application)サーバ18と、DB(Database)サーバ20とを備えており、APサーバ18には検索処理部22と、市場−キーワード対応テーブル23と、描画処理部24と、市場規模額テーブル25と、座標算出部26と、言語解析事前処理部28と、キーワード抽出部30と、表示データ蓄積部32と、要置換・削除単語データベース34と、類義語・必要語データベース36とが設けられている。
また、DBサーバ20は、文献データベース38を備えている。
APサーバ18の検索処理部22、描画処理部24、座標算出部26、言語解析事前処理部28、キーワード抽出部30は、APサーバ18のCPUがOS及び専用のアプリケーション・プログラムに従って必要な処理を実行することによって実現される。また、市場−キーワード対応テーブル23、市場規模額テーブル25、表示データ蓄積部32、要置換・削除単語データベース34、類義語・必要語データベース36は、APサーバ18のハードディスク内に格納されている。
まずユーザは、クライアント端末14からインターネット13経由でWebサーバ16にアクセスする。そして、ID及びパスワードの入力を伴う認証ステップをクリアすると、Webサーバ16からクライアント端末14に検索条件入力用のフォームが送信され(S10)、ディスプレイに表示される(S12)。
例えば、検索条件入力フォームにおいて、「文献種別(特開、特許登録、実開、実用登録等)」、「年度範囲(1992年〜2003年など)」、「国際特許分類(IPC)」、「Fターム」、「出願人/権利者」の中で必要な項目に検索条件を入力し、実行ボタンをクリックする。
ディスプレイに表示された検索結果に納得したユーザが、分析開始ボタンをクリックして分析リクエストを送信すると(S20)、検索処理部22は各特許文献の電子データ(文献情報)を文献データベース38から抽出する(S22)。
図4は抽出データの一例を示すものであり、「出願番号」、「出願日」、「出願人」、「発明者」、「発明の名称」、「抄録」の各データ項目を備えている。また、これらのデータは汎用的なCSV形式を備えている。
検索処理部22によって抽出されたデータは、表示データ蓄積部32に格納される。
まず、言語解析事前処理部28は、テキストマイニングのアルゴリズムに従い抽出データを単語レベルに分解する。
つぎに言語解析事前処理部28は、要置換・削除単語データベース34を参照し、抽出データに含まれる不要な単語を削除すると共に、必要な置換処理を実行する。
ここで不要な単語とは、例えば抄録中に含まれる「課題」や「解決手段」、「効果」などの定型的な段落タイトル、あるいは「ところで」や「しかしながら」、「そこで」などの接続詞、「である。」、「この場合」など技術的な意味を有さない言葉が該当する。要置換・削除単語データベース34内には、予め分析対象外とすべき多数の要削除単語が登録されている。
また必要な置換処理としては、例えば出願番号中に含まれる「特願昭55-」の和暦表示を、「特願1980-」の西暦表示に変換することが該当する。このため、要置換・削除単語データベース34内には、予め和暦と西暦との対応データが格納されている。
言語解析事前処理部28によって整形された抽出データは、表示データ蓄積部32に格納される。
まず、キーワード抽出部30は類義語・必要語データベース36を参照し、実質的に同義である複数の技術用語を一つの用語(代表語)に統一させる。例えば、ある特許文献中に「炭素繊維」とあり、他の特許文献中に「カーボンファイバ」の記載があった場合、キーワード抽出部はそれぞれについて「炭素繊維」の記載ありと認定し、それぞれを当該キーワード候補の出現文献としてカウントする。
例えば、抽出件数の上限を100件と設定されていた場合、キーワード抽出部30は出現文献数の上位100位内の単語をキーワード候補として選定する。
この必要語の設定は、予めシステム運用者の側で準備して類義語・必要語データベース36に格納しておく他に、分析要求時にユーザが指定することもできる。
このキーワード候補の抽出結果は、Webサーバ16からクライアント端末14に送信され(S28)、ディスプレイに表示される(S30)。
これに対しユーザは、上記リストの中から必要なキーワード候補のチェックボックスにレ点を入力し、「選択」ボタン(図示省略)をクリックする(S32)。
この際、各特許文献の出願番号と抽出したキーワード、及び各キーワードの出現数との対応関係も登録される。
すなわち、座標算出部26は、各特許文献に関連付けられたキーワードの組合せ及びそれぞれの出現数のデータを多変量解析の主成分分析用アルゴリズムに入力することにより、図6に示すように、各特許文献のX軸座標(第1主成分)及びY軸座標(第2主成分)が算出される。
この算出結果は、表示データ蓄積部32に格納される。
すなわち、座標算出部26は、座標軸上の一定の面積に含まれる文献数を当該の領域の分布密度に変換する。
図7はその変換処理のイメージを示すものであり、二次元平面52上に各特許文献を座標通りにプロットした後(図中の黒点が各特許文献の位置を示している)、X軸及びY軸を所定の間隔で仕切ることによって複数の領域に区分し、各領域内に含まれる文献数を当該領域の分布密度として集計する。
例えば、αの領域には4件の特許文献が含まれているため、分布頻度は「4」とカウントされる。これに対し、βの領域には1件の特許文献も含まれていないため、分布頻度は「0」となる。
この分布密度データは、表示データ蓄積部32に格納される。
この算出結果は、表示データ蓄積部32に格納される。
Webサーバ16は、この特許マップ表示用のWebファイルを生成し、クライアント端末14に送信することにより(S44)、クライアント端末14のディスプレイに表示させる(S46)。
図9は特許マップ54の一例を示すものであり、各キーワードの存在を示す点が該当の座標上にプロットされると共に、各点の近傍には対応のキーワード(文字列)が表示されている。
すなわち、上記のように特許マップ54を構成する細分化された領域には分布密度が予め関連付けられており、描画処理部24がその分布密度に応じて異なった色彩(表示パターン)を当該領域に割り当てることにより、特許マップ54上に分布密度を反映した図形(紋様)55が描画されることとなる。
各領域に対する色彩の割当て方に限定はないが、一例を挙げれば以下のようになる。
(1) 分布密度が50以上の領域 →赤色
(2) 分布密度が40〜49の領域→橙色
(3) 分布密度が30〜39の領域→黄色
(4) 分布密度が20〜29の領域→黄緑色
(5) 分布密度が10〜19の領域→水色
(6) 分布密度が1〜9の領域 →青色
(7) 分布密度が0の領域 →藍色
分布密度の変化を色彩によって表現する代わりに、他の表示パターンによって表現することもできる。例えば、同一色彩における濃淡に差を付けることによって分布密度の変化を表現することが該当する。あるいは、各領域に分布密度に応じて異なった模様(斜線、網線等)を割り当てることにより、分布密度の変化を表現してもよい。
(1) まずユーザは、特定のキーワードの周辺に広がる分布密度を参照することにより、当該キーワード(技術テーマ)に関連する特許出願の多寡を認識することができる。例えば、「光励起」のキーワードの周辺が赤色で取り囲まれている場合、「光励起」に関連している特許出願件数が多いことを意味している。
(2) つぎにユーザは、各キーワードのマップ上における位置により、当該キーワードのユニーク度を確認することができる。すなわち、特許マップ54の中心に近い位置に配置されたキーワードは比較的オーソドックスであることを意味し、中心から外れるほどユニークな技術要素であることを読み取ることができる。
(3) またユーザは、複数のキーワード間の距離や組合せに基づき、各技術要素間の関係や位置付けを推察することもできる。
あるいは、「吸水性」、「防曇性」、「防露性」、「防汚性」の近傍で分布密度がゼロの領域には、光励起作用を利用して他の効果を実現する技術が配置されるべきことが予想できるため、つぎの技術開発の方向性を探る際の一助となる。
さらに、このリストの中の特定文献をユーザがクリックすると、描画処理部24によって他のウィンドウ58が開かれ、表示データ蓄積部32内に格納された当該文献の抄録データが表示される。
すなわち、図9の特許マップ54は、最初の検索要求時にユーザが指定した年次範囲(例えば10年分)の特許出願に基づいて生成されたものであるが、この中からユーザが特定の年次を指定した場合、描画処理部24は各領域の分布密度から指定された年次以外の文献数を間引いて分布密度を再計算し、その結果を特許マップ54上に反映させる(図示省略)。
この際、キーワードのシンボル(点及び文字列)はそのままの位置で表示されるため、ユーザは分布密度を表す図形55を観察することにより、特定年次における出願傾向を読み取ることができる。
この場合も、キーワードのシンボル(点及び文字列)はそのままの位置で表示されるため、ユーザは分布密度を表す図形55の変化を観察することにより、出願傾向の推移を読み取ることができる。
すなわち、最初の検索要求時にユーザが出願人を限定しなかった場合、図9の特許マップ54は当該技術分野における全特許出願に基づいて生成されたこととなり、出願人選択欄には各特許文献の出願人がリスト表示される。
この中からユーザが特定の出願人を指定した場合、座標算出部26は各領域の分布密度から指定された出願人以外の件数を間引いて分布密度を再計算し、描画処理部24はその結果を特許マップ54上に反映させる(図示省略)。
この場合も、キーワードのシンボル(点及び文字列)はそのままの位置で表示されるため、ユーザは分布密度を表す図形55を観察することにより、特定出願人による出願傾向を読み取ることができる。
この結果、例えばM&Aに際して合併候補となる複数企業の得意分野を順に俯瞰し、最も補完効果の高い企業を選択することが可能となる。
例えば、ユーザが出願人選択欄64においてA社とB社を選択し、「差集合」ボタン68にチェックを入れて「選択」ボタン70をクリックすると、座標算出部26は各領域の分布密度から両社以外の出願人に係る文献数を除外すると共に、一方の出願人に係る文献数と他方の出願人に係る文献数とを比較し、その差を何れかの出願人に係る文献数として当該領域に関連付ける。
また、他の領域においてA社の文献数が1でB社の文献数が5の場合、当該領域にはB社の文献数として4が計上される。
これに対し、A社の文献のみが存在している領域には、当該文献数がそのままA社の文献数として当該領域に計上され、B社の文献のみが存在している領域には、当該文献数がB社の文献数として当該領域に計上される。
なお、A社及びB社の共同出願に関しては、何れの文献数としても計上されない。
例えば、A社に係る領域には赤系の色彩を割当て、その濃度によって文献数の多寡を表現すると共に、B社に係る領域には青系の色彩を割当て、その濃度によって文献数の多寡を表現する。
この結果ユーザは、一目で両社の優位な領域を把握することが可能となる。
この結果、カテゴリ、市場規模額、トレンド、図形指定の入力項目を備えた市場規模入力フォーム72が特許マップ54上に表示される(S50)。
これに対しユーザは、カテゴリ欄に市場のタイトルを入力すると共に、市場規模額欄に金額を入力する(S52)。
また、市場規模が拡大傾向を示している場合にはトレンド欄の「拡大傾向」にチェックを入れ、縮小傾向を示している場合には「縮小傾向」にチェックを入れる。
さらに、図形指定欄に希望の図形(円または棒グラフ)を指定し、「OK」ボタンをクリックする。
具体的には、各キーワードのX軸座標値及びY軸座標値に対し、出現文献数に基づく加重平均をとり、それぞれの算出結果を中心座標とする。
例えば、図13に示すように、五つの選択キーワードA〜EのそれぞれのX軸座標、Y軸座標、出現文献数が表の通りである場合、中心座標のX軸の値は数式(1)より−0.182となり、Y軸の値は数式(2)より−1.994となる。
つぎに描画処理部24は、ユーザが入力した金額を所定の金額/ドット換算スケールに当てはめて円の半径を導く(S56)。例えば、10億円=1ドットという換算スケールである場合、ユーザが入力した市場規模額が800億円であれば、円の半径は80ドットとなる。ユーザが図形指定で棒グラフを選択した場合には、金額を所定の金額/ドット換算スケールに当てはめることにより、棒グラフの長さがドット数として求められる。
この円Yの上方には、当該市場のカテゴリ「コーティング材」と、市場規模額「800億円」が表示されている。
この円Yは拡大傾向を反映する赤色で描かれているが、ユーザがフォーム72において縮小傾向を選択した場合にはこれを反映する青色で描かれることとなる。
なお、ユーザが図形指定で棒グラフを選択した場合には、上記星印Xから対応の長さを備えた赤色の棒グラフが伸びる図形が、描画処理部24によって特許マップ54上に加えられる。
このようにして描画処理部24によって市場規模対応図形が追加された新たな特許マップ54は、Webサーバ16経由でクライアント端末14に送信され(S60)、ディスプレイに表示される(S62)。
以下、図16のフローチャートに従い、市場規模対応図形の自動表示に係る処理手順を説明する。
すなわち、市場−キーワード対応テーブル23には、図17に示すように、各市場カテゴリと複数のキーワードとの対応関係が予め多数定義されている。ここで例えば、特許マップ54上にハイブリッド、発電機、エンジン、変速のキーワードが所定の距離内に存在していた場合、描画処理部24は「ハイブリッド車」の市場カテゴリを特定すると共に、ハイブリッド、発電機、エンジン、変速を関連キーワードと認定する(S76)。
これに対し、対応の市場カテゴリが存在しない場合には、「対応データなし」の表示がクライアント端末14に返される(S78)。
つぎに描画処理部24は、市場規模額テーブル25を参照し、ハイブリッド車に関する最新の市場規模額と拡大/縮小傾向を取得する(S82)。
図18に示すように、市場規模額テーブル25には、各市場カテゴリと過去数年における市場規模額が格納されているため、各年の市場規模額の推移によって市場規模が拡大傾向にあるのか縮小傾向にあるのかを判断できる。例えば、ハイブリッド車の場合には2004年度の市場規模額よりも2005年度の市場規模額の方が大きいため、描画処理部24は拡大傾向と判定する。
つぎに描画処理部24は、上記と同様の手法により、この2005年度の市場規模額に対応した円の半径を算出する(S84)。
最後に、円の近傍に市場タイトル及び市場規模額を挿入した特許マップ54が生成され、クライアント端末14に送信される(S88)。
以上の結果、クライアント端末14のディスプレイには、図14に示したのと同様、市場規模額を示す円Yが表示されることとなる。
もちろん、S74で該当する市場カテゴリが複数存在する場合、描画処理部24はS76〜S86を繰り返すことにより、特許マップ54上に複数の円を描く(図15参照)。
これにより、ユーザが直感的に興味を持った技術領域やキーワードについて、関連する市場の規模の大きさを極めて容易に知ることができる。
この場合、文献データベース38をパソコン等のハードディスクに格納しておくこともできるが、ネットワークを介して接続されたDBサーバ内に格納された文献データベースから必要な文献情報を抽出することもできる。
例えば、「水の汚れ(名詞+名詞)」、「高い親水性(形容詞+名詞)」、「紫外線を照射する(名詞+動詞)」などが該当する。
また、上記にあっては、キーワード抽出部30によって特許文献の抄録(要約書の内容)からキーワード候補が抽出される例を示したが、特許明細書の全文からキーワードを抽出することも当然に可能である。
すなわち、文献データベース38には各言語による特許文献情報が蓄積されており、要置換・削除単語データベース34及び類義語・必要語データベース36にも言語毎に単語が登録されている。
また、検索処理部22による特許文献情報の検索・抽出処理、言語解析事前処理部28による整形処理、キーワード抽出部30によるキーワード候補の抽出処理、座標算出部26による各種算出処理、描画処理部24による特許マップの生成処理も、多言語対応となされている。
例えば、特許文献の代わりに学術文献(学会誌や専門雑誌に掲載された研究論文など)の電子データを文献情報として文献データベースに格納しておけば、学界における研究動向を俯瞰するための研究マップを生成・表示することが可能となる。
特許文献の場合、出願後1年6ヶ月を経過しなければ情報が開示されないという制約があるが、研究論文はいち早く発表される傾向があるため、特許出願動向を先読みするためのツールとして活用することが期待できる。
この場合も、研究分野と市場規模額との関連性を示す図形を研究マップ上に表示することにより、研究テーマと経済的なリターンとの関係を視覚的に認識可能となる。
12 サーバ群
13 インターネット
14 クライアント端末
16 Webサーバ
18 APサーバ
20 DBサーバ
22 検索処理部
23 市場−キーワード対応テーブル
24 描画処理部
25 市場規模額テーブル
26 座標算出部
28 言語解析事前処理部
30 キーワード抽出部
32 表示データ蓄積部
34 要置換・削除単語データベース
36 類義語・必要語データベース
38 文献データベース
50 キーワード候補の抽出結果リスト
52 二次元平面
54 特許マップ
55 特許文献の分布密度に対応した図形
56 別ウィンドウ
58 他のウィンドウ
60 「年次表示」ボタン
62 「アニメ表示」ボタン
64 出願人指定欄
66 「和集合」ボタン
68 「差集合」ボタン
70 「選択」ボタン
72 市場規模入力フォーム
X 中心座標を示す星印
Y 市場規模対応円
Claims (9)
- 電子化された複数の文献情報の中から、所定の基準に従って複数のキーワードを抽出する手段と、
各文献情報に含まれるキーワードの組合せ及び出現数に対して主成分分析を施すことにより、二次元平面上における各文献の座標を算出する手段と、
各文献の座標を一定の面積を備えた領域毎に集計することにより、各領域の分布密度を算出する手段と、
各領域に対し、その分布密度に対応した表示パターンを割り当てる手段と、
二次元平面上に各領域の表示パターンを反映させることにより、文献の分布密度に対応した図形を生成する手段と、
上記キーワードを含む文献の総数及び各キーワードの出現総数に対して主成分分析を施すことにより、二次元平面上における各キーワードの座標を算出する手段と、
各キーワードの座標に従い、上記二次元平面上に当該キーワードを配置する手段と、
上記文献の分布密度に対応した図形及びキーワードを含む文献情報分析マップを生成する手段と、
この文献情報分析マップをディスプレイ上に表示させる手段と、
入力手段を介して、上記文献情報分析マップに表示されたキーワードが選択されると共に、市場規模の表示を求める選択がされた場合に、上記ディスプレイ上に市場規模額を入力するためのフォームを表示させる手段と、
入力手段を介して上記フォームに入力された金額に所定の換算比率を適用することにより、市場規模対応図形の寸法を算出する手段と、
当該寸法を備えた所定の市場規模対応図形を生成し、入力手段を介して選択された上記キーワードの近傍に表示させる手段と、
を備えたことを特徴とする文献情報分析システム。 - 入力手段を介して選択された複数のキーワードの座標に対し、それぞれの出現文献数に基づく加重平均を求めて各キーワード間の中心座標を特定する手段と、
上記市場規模対応図形を当該中心座標上に表示させる手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の文献情報分析システム。 - 上記フォームには市場カテゴリを入力する欄が設けられており、
入力手段を介して入力された市場カテゴリを上記市場規模対応図形の近傍に表示させる手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の文献情報分析システム。 - 上記フォーム中には市場規模額の拡大傾向または縮小傾向を選択的に入力する欄が設けられており、
入力手段を介して選択入力された傾向に対応した色彩を備えた市場規模対応図形を生成する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の文献情報分析システム。 - 電子化された複数の文献情報の中から、所定の基準に従って複数のキーワードを抽出する手段と、
各文献情報に含まれるキーワードの組合せ及び出現数に対して主成分分析を施すことにより、二次元平面上における各文献の座標を算出する手段と、
各文献の座標を一定の面積を備えた領域毎に集計することにより、各領域の分布密度を算出する手段と、
各領域に対し、その分布密度に対応した表示パターンを割り当てる手段と、
二次元平面上に各領域の表示パターンを反映させることにより、文献の分布密度に対応した図形を生成する手段と、
上記キーワードを含む文献の総数及び各キーワードの出現総数に対して主成分分析を施すことにより、二次元平面上における各キーワードの座標を算出する手段と、
各キーワードの座標に従い、上記二次元平面上に当該キーワードを配置する手段と、
上記文献の分布密度に対応した図形及びキーワードを含む文献情報分析マップを生成する手段と、
この文献情報分析マップをディスプレイ上に表示させる手段と、
複数のキーワードと特定の市場カテゴリとの対応関係を定義しておく市場−キーワード対応記憶手段と、
各市場カテゴリに係る所定期間毎の市場規模額データを格納しておく市場規模額記憶手段と、
上記ディスプレイ上に表示されている各キーワードと上記市場−キーワード対応記憶手段のキーワードとを比較し、一または複数の市場カテゴリを特定する手段と、
上記市場規模額記憶手段を参照し、各市場カテゴリに関連付けられた市場規模額を特定する手段と、
当該金額に所定の換算比率を適用することにより、市場規模対応図形の寸法を算出する手段と、
当該寸法を備えた市場規模対応図形を生成し、当該市場カテゴリに含まれる各キーワードの近傍に表示させる手段と、
を備えたことを特徴とする文献情報分析システム。 - 上記の市場規模額記憶手段に格納された複数期間における市場規模額の増減に応じて、市場規模の拡大または縮小傾向を判断する手段と、
この傾向に対応した色彩を備えた市場規模対応図形を生成する手段とを備えたことを特徴とする請求項5に記載の文献情報分析システム。 - 上記市場カテゴリに係る各キーワードの座標に対し、出現文献数に基づく加重平均を求めて各キーワード間の中心座標を特定する手段と、
上記市場規模対応図形を上記中心座標上に配置させる手段と、
を備えたことを特徴とする請求項6に記載の文献情報分析システム。 - 上記市場規模対応図形が、上記中心座標を中心点とし、上記寸法に対応した半径または直径を備えた円であることを特徴とする請求項2または7に記載の文献情報分析システム。
- コンピュータを、
電子化された複数の文献情報の中から、所定の基準に従って複数のキーワードを抽出する手段、
各文献情報に含まれるキーワードの組合せ及び出現数に対して主成分分析を施すことにより、二次元平面上における各文献の座標を算出する手段、
各文献の座標を一定の面積を備えた領域毎に集計することにより、各領域の分布密度を算出する手段、
各領域に対し、その分布密度に対応した表示パターンを割り当てる手段、
二次元平面上に各領域の表示パターンを反映させることにより、文献の分布密度に対応した図形を生成する手段、
上記キーワードを含む文献の総数及び各キーワードの出現総数に対して主成分分析を施すことにより、二次元平面上における各キーワードの座標を算出する手段、
各キーワードの座標に従い、上記二次元平面上に当該キーワードを配置する手段、
上記文献の分布密度に対応した図形及びキーワードを含む文献情報分析マップを生成する手段、
この文献情報分析マップをディスプレイ上に表示させる手段、
入力手段を介して、上記文献情報分析マップに表示されたキーワードが選択されると共に、市場規模の表示を求める選択がされた場合に、上記ディスプレイ上に市場規模額を入力するためのフォームを表示させる手段、
入力手段を介して上記フォームに入力された金額に所定の換算比率を適用することにより、市場規模対応図形の寸法を算出する手段、
当該寸法を備えた所定の市場規模対応図形を生成し、入力手段を介して選択された上記キーワードの近傍に表示させる手段、
として機能させることを特徴とする文献情報分析プログラム。
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP2006088965A JP4829655B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 文献情報分析システム及び文献情報分析プログラム |
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