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JP4830766B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description

本発明は、複数の画像再生手段を備える電子機器に関する。
再生画像を複数の画像再生手段で再生可能な表示装置が知られている(特許文献1参照)。特許文献1によれば、複数の画像再生手段でそれぞれ同じ画像を再生するモードと、複数の画像再生手段で異なる画像を再生するモードとが備えられている。
特開2002−341438号公報
複数の画像再生手段のいずれかで画像再生したいという要求がある。
(1)請求項1に記載の電子機器は、異なる解像度で画像再生する複数の画像再生手段と、画像ファイルを再生する前記複数の画像再生手段の一つを画像ファイルごとに指定する管理情報記録手段と、再生する画像ファイルを指示する指示手段と、前記指示手段によって指示された画像ファイルの管理情報に指定された画像再生手段の解像度に応じて、前記画像ファイル内の画像データから再生データを生成すると共に、該画像再生手段に対して前記再生データの再生指令を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2)請求項2に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、前記制御手段は、操作部材からの操作信号、ケーブル接続検知信号、および操作メニューによる指示のいずれかに応じて、前記画像再生の指示および前記再生データ生成手段の制御を行うことを特徴とする。
(3)請求項3に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、前記再生データの管理情報は、画像データを格納するファイルと別のファイルに設けられ、画像データを格納するファイルごとに画像再生する画像再生手段が示されていることを特徴とする。
(4)請求項4に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、前記再生データの管理情報は、画像データを格納するファイルと別のファイルに設けられ、画像データを格納するファイルが格納されるフォルダごとに画像再生する画像再生手段が示されていることを特徴とする。
(5)請求項5に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、前記再生データの管理情報は、画像データを格納するファイルと別のファイルに設けられ、画像データを格納するファイルが格納される記録媒体ごとに画像再生する画像再生手段が示されていることを特徴とする。
(6)請求項6に記載の電子機器は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子機器において、前記第1の画像再生手段は投影装置であることを特徴とする。
本発明によれば、複数の画像再生手段のいずれかで画像再生する電子機器を低コストで提供できる。
他の発明によれば、複数の画像再生手段のいずれかで画像再生する電子機器を提供できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態によるプロジェクタの斜視図である。図1において、プロジェクタ10は、操作部材11と、液晶表示器12と、TV出力端子105と、HD出力端子106と、後述するプロジェクタ部6(図2)とを有し、AC/DCアダプタ13を介して電源供給されている。
プロジェクタ10は机上などに載置され、スクリーンもしくは壁に向けて画像などの情報を投影する。プロジェクタ10は、情報を投影する代わりに、情報を液晶表示器12に表示したり、情報を外部のTVモニタ(不図示)や外部のHDモニタ(不図示)に表示させたりすることも可能に構成されている。HDモニタは、通常のTVモニタより走査線の数が多い高精細TVモニタである。プロジェクタ10は、TVモニタに表示させるための映像信号をTV出力端子105から出力し、HDモニタに表示させるための映像信号をHD出力端子106から出力する。
図2は、以上説明したプロジェクタ10の構成を説明するブロック図である。図2においてプロジェクタ10は、プロジェクタ部6と、CPU101と、メモリ102と、操作部材11と、液晶表示器12と、ハードディスクドライブ装置(HDD)103と、外部インターフェイス(I/F)104と、TV出力端子105と、HD出力端子106と、ステレオスピーカ107と、電源回路108と、近接センサ111とを有する。不図示のカードスロットには、着脱可能なメモリカード110が実装されている。不図示の電池フォルダには、バッテリー109が装填されている。
プロジェクタ10は、電子カメラで撮影された画像データ(画像ファイル)をメモリカード110やハードディスクドライブ装置(HDD)103から読出すなどして、画像データによる再生画像をプロジェクタ部6で投影したり、液晶表示器12で表示したりする。プロジェクタ10は、プロジェクタ10内に保存されている画像データの他、外部インターフェイス(I/F)104を介して外部機器から供給される画像データによる再生画像を投影する(もしくは表示する)ことも可能である。プロジェクタ10はさらに、再生データをコピーしてハードディスクドライブ装置(HDD)103に保存したり、再生データの管理情報を作成・保存したりする。
CPU101は、制御プログラムに基づいて、プロジェクタ10を構成する各部から入力される信号を用いて所定の演算を行うなどして、プロジェクタ10の各部に対する制御信号を送出することにより、プロジェクタ10による情報再生動作の制御を行う。なお、制御プログラムはCPU101内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。
メモリ102はCPU101の作業用メモリとして使用される。操作部材11は、メインスイッチ、表示装置切替えスイッチ、ソース切替えスイッチ、十字キーなどを含む複数の操作部材によって構成される。操作部材11は、操作内容に応じた操作信号をCPU101へ送出する。
メモリカード110は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリによって構成される。メモリカード110は、CPU101の指令により映像データや音声データの書き込み、保存および読み出しが可能である。ハードディスクドライブ装置(HDD)103は、メモリカード110に比べて大容量の記録装置である。ハードディスクドライブ装置(HDD)103は、CPU101からの指令により映像データや音声データなどのデータの書き込み、保存および読み出しが可能である。
外部インターフェイス(I/F)104は、ビデオカメラなどの外部機器から送信されるビデオ信号を画像データに変換し、変換後の画像データをCPU101へ送出する。また、外部インターフェイス(I/F)104は、外部機器から送信される信号をスピーカ107で再生させるための音声データに変換し、変換後の音声データをCPU101へ送出する。
液晶表示器12は、CPU101の指令により画像やテキストなどの情報を再生表示する。テキスト情報は、プロジェクタ10の動作状態、操作メニューなどである。CPU101が液晶表示器12へ再生表示を指示する場合、上記画像データを用いて液晶表示器12の表示解像度(たとえば横320×縦200ピクセル)に応じた再生用データを生成し、生成したデータを液晶表示器12へ送出する。ステレオスピーカ107は、CPU101から出力される音声データによる音声を再生する。
バッテリー109は充電可能な二次電池によって構成され、プロジェクタ10内の各部へ電力を供給する。電源回路108は充電回路および電圧検出回路を含み、バッテリー109の電圧をプロジェクタ10内の各部で必要な電圧に変換する他、バッテリー109の電圧が低く、残容量が低下している場合にAC/DCアダプタ13を介して供給される充電用電流でバッテリー109を充電する。
近接センサ111は、プロジェクタ10の筐体においてプロジェクタ部6の開口を有する面に上記開口と並べて配設される。近接センサ111は、赤外光を発するLEDと赤外光を受光するフォトダイオードとを有し、赤外受光光が所定レベル以上の場合に検出信号をCPU101へ送信する。
プロジェクタ10の筐体がプロジェクタ部6の開口面を下にして載置された場合や、上記開口面がスクリーンなどの他の物体に近づき過ぎている場合には、LEDが発した赤外光が載置面や物体で反射されてフォトダイオードで受光される。
(プロジェクタ部)
プロジェクタ部6は、CPU101の指令により画像やテキストなどの情報を再生投影する。プロジェクタ部6は、投影レンズ61と、液晶パネル62と、LED光源63と、投射制御回路64と、レンズ駆動回路65とを含む。投射制御回路64は、CPU101から出力される投影指令に応じてLED光源63に駆動電流を供給する。LED光源63は、供給された電流に応じた明るさで液晶パネル62を照明する。
CPU101がプロジェクタ部6へ再生投影を指示する場合、上記画像データを用いて液晶パネル62の表示解像度(プロジェクタ部6による投影解像度に相当し、たとえば横640×縦400ピクセル)に応じた再生用データを生成し、生成したデータをプロジェクタ部6へ送出する。投射制御回路64は、CPU101から送出される再生用データに応じて液晶パネル駆動信号を生成し、生成した駆動信号で液晶パネル62を駆動する。具体的には、液晶層に対して再生用データに応じた電圧を画素ごとに印加する。電圧が印加された液晶層は液晶分子の配列が変わり、当該液晶層の光の透過率が変化する。このように、再生用データに応じてLED光源63からの光を変調することにより、液晶パネル62が光像を生成する。
投影レンズ61は、液晶パネル62から射出される光像をスクリーンなどへ向けて投影する。レンズ駆動回路65は、投射制御回路64から出力されるオフセット調節信号に基づいて、投影レンズ61を光軸に対して直交する方向へ進退駆動する。また、レンズ駆動回路65は、投射制御回路64から出力されるフォーカス調節信号に基づいて、投影レンズ61を構成するフォーカスレンズ(不図示)を光軸方向へ進退駆動する。レンズ駆動回路65はさらに、投射制御回路64から出力されるズーム調節信号に基づいて、投影レンズ61を構成するズームレンズ(不図示)を光軸方向へ進退駆動する。オフセット調節量、フォーカス調節量およびズーム調節量は、CPU101から投射制御回路64へ指示される。
(投射像のオフセット)
投影レンズ61が光軸と直交する向きにシフトされることにより、プロジェクタ部6から射出される光束の射出方向が変化し、投射像がオフセットされる。投射像のオフセットは、投影レンズ61をシフトさせて行う他にも、液晶パネル62、LED光源63を光軸に対して垂直方向にシフトさせて行う構成としてもよい。すなわち、投影レンズ61と液晶パネル62の相対的位置関係を光軸に垂直な方向に変化させることで、投射像のオフセットを実現できる。
(投射像のキーストン補正)
投影レンズ61、液晶パネル62、LED光源63の一部を光軸に対して垂直方向にシフトさせる際には、そのシフト量に応じて投影するデータに対するキーストン補正を行う。投射像に上記オフセットを与えるだけでは投射像が台形状に変化するので、CPU101は、投射像を台形状から長方形状に補正するために画像処理による電気的なキーストン補正を施す。CPU101内のメモリには、あらかじめ投射像を長方形状に補正するための初期補正値が記憶されている。CPU101は、オフセット調節量に対応する初期補正値を読み出し、読み出した初期補正値をもとに投影する像のデータに対するキーストン補正処理をメモリ102上で施し、キーストン補正処理後の画像データを投射制御回路64へ送出する。
(投射像のフォーカス調節)
投影レンズ61を構成するフォーカスレンズを光軸方向にシフトすることにより、プロジェクタ部6は投射像のフォーカス調節を行う。フォーカス調節を行う場合のCPU101は、操作部材11からの操作信号に応じてフォーカス調節信号を投射制御回路64へ送る。
(投射像のズーム調節)
投影レンズ61を構成するズームレンズを光軸方向にシフトすることにより、プロジェクタ部6は投射像のズーム調節を行う。CPU101は、操作部材11からの操作信号に応じてズーム調節信号を投射制御回路64へ送る。
(安全装置)
CPU101は、近接センサ111から検出信号が入力された場合、プロジェクタ部6による投影を禁止する。投影禁止時は、少なくともLED光源63による照明をオフさせる。
(表示装置切替え)
CPU101がプロジェクタ部6で画像再生させるか、液晶表示器12で画像再生させるか、外部のTVモニタに表示させるか、外部のHDモニタに表示させるかは、表示装置切替えスイッチによって設定される。CPU101は、操作部材11を構成する表示装置切替えスイッチから表示装置切替え操作信号が入力されるごとに、画像再生する表示装置を「プロジェクタ部6」→「液晶表示器12」→「TVモニタ」→「HDモニタ」→「プロジェクタ部6」…の順にサイクリックに切替える。
CPU101は、プロジェクタ部6から投影させる場合、プロジェクタ部6へ投影指令を送る。CPU101は、液晶表示器12で表示させる場合、液晶表示器12へ表示指令を送る。CPU101は、TVモニタに表示させる場合、たとえば、走査線数525本に対応する映像信号を生成し、生成した信号をTV出力端子105から出力する。CPU101は、HDモニタに表示させる場合、たとえば、走査線数1125本に対応する映像信号を生成し、生成した信号をHD出力端子106から出力する。
(ソース(source)切替え)
CPU101がいずれのコンテンツ画像を再生させるかは、ソース切替えスイッチによって設定される。CPU101は、操作部材11を構成するソース切替えスイッチからソース切替え操作信号が入力されるごとに、画像再生するコンテンツをソース1.→ソース2.→ソース3.→ソース1.…の順にサイクリックに切替え、画像データの入力元を変更する。ただし、プロジェクタ10にメモリカード110が装着されていない場合にはソース1.をスキップさせる。また、外部インターフェイス(I/F)104に外部機器が接続されていない場合にはソース3.をスキップさせる。
ソース1.メモリカード110から読出したデータによる再生画像
ソース2.ハードディスクドライブ装置(HDD)103から読出したデータによる再生画像
ソース3.外部インターフェイス(I/F)104から入力されたデータによる再生画像
CPU101は、上記ソース1.またはソース2.に対応する画像を再生する場合、記録日時が最も新しい(記録されている画像データの中で最後に撮影されたもの)画像データをメモリカード110(もしくはハードディスクドライブ装置103)から順に読出す。読出されたデータは、プロジェクタ部6または液晶表示器12へ送出する再生用データの生成に用いられる他、外部のTVモニタ(もしくはHDモニタ)へ出力する映像信号の生成に用いられる。
以上説明した第一の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)設定されている表示装置に応じて、異なる解像度の表示用データ、投影用データ、および映像信号のいずれか一つを択一的に生成するようにしたので、プロジェクタ部6、液晶表示器12、外部のTVモニタおよびHDモニタ間でCPU101を再生データ生成手段として共用でき、コスト低減がはかれる。また、複数の解像度のデータ(映像信号)を同時に生成する必要がないので、CPU101の負担が軽減され、高速処理用のCPUを用いなくても、再生画像を快適な速度で表示(投影)させることができる。
(2)表示装置に応じた解像度の再生用データ(もしくは映像信号)の生成は、画像再生時にリアルタイムに行うので、あらかじめ異なる解像度の表示用データ、投影用データ、および映像信号を生成してハードディスクドライブ装置(HDD)103などの記憶装置に保存しておかなくてもよい。これにより、記憶装置の使用容量を節約できる。
(3)近接センサ111から検出信号が入力された場合にプロジェクタ部6による投影を禁止したので、無駄な投影動作を防止するとともに、電力消費や発熱を抑えることもできる。
(変形例1)
近接センサ111に代えてメカニカルスイッチを備える構成にしてもよい。この場合には、マイクロスイッチをプロジェクタ10の筐体においてプロジェクタ部6の開口を有する面に配設する。マイクロスイッチは、プロジェクタ10の筐体がプロジェクタ部6の開口面を下にして載置された場合や、上記開口面が他の物体に接触している場合に、検出信号をCPU101へ出力する。
(第二の実施形態)
表示装置の切替えが、表示装置切替えスイッチからの操作信号に代えて「メニュー画面」において設定されるように構成してもよい。この場合にプロジェクタ10に対して行われるメニュー設定について説明する。
プロジェクタ10は、操作部材11を構成するメニューキーが押下操作されると液晶表示器12に「表示装置の設定メニュー」画面を表示させる。図3は、「表示装置の設定メニュー」画面を例示する図である。図3において、「1.LCD」、「2.プロジェクタ投影」、「3.TV出力」、「4.HD出力」という4項目が表示されている。
この状態で操作部材11を構成する画面操作用のカーソルキー(十字キー)が下方向に操作されると、プロジェクタ10はカーソル位置を下方向に移動させ、十字キーが上方向に操作されると、プロジェクタ10はカーソル位置を上方向に移動させる。メニュー画面表示中の十字キーによる上下方向の操作信号は、項目選択指示に対応する。図3の例では、「2.プロジェクタ投影」の項目にカーソルが置かれている。なお、メニューキーの押下操作に応じて最初に起動される「表示装置の設定メニュー」画面でカーソルが置かれる項目は、その時点で設定されている表示装置を示す。
プロジェクタ10は、項目選択指示に連動して、表示装置を示す「出力先」ボックス内にカーソルが置かれている項目番号を表示(図3の例では「2」)させる。プロジェクタ10は、操作部材11を構成する十字キー11が左方向に操作されるとチェックボックス「OK」を表示し、さらにメニューキーが押下操作されると「表示装置の設定メニュー」画面の表示を終了させるとともに、「出力先」ボックス内に表示されている番号に対応する表示装置に決定する。つまり、表示装置がプロジェクタ部6に設定変更される。
プロジェクタ10は、操作部材11を構成する十字キー11が右方向に操作されるとチェックボックス「キャンセル」を表示し、さらにメニューキーが押下操作されると「出力先」ボックス内に表示されている番号にかかわらず、メニュー画面表示前の設定内容に戻し、「表示装置の設定メニュー」画面の表示を終了させる。この場合には表示装置を設定変更しない。
以上説明した第二の実施形態によれば、表示装置の切替えを「メニュー画面」で設定可能に構成したので、表示装置の切替え状態を使用者に報知できる。すなわち、使用者は、液晶表示器12に表示されるメニュー画面から表示装置の設定状態を確認することができる。
(変形例2)
TV出力端子105およびHD出力端子106にそれぞれケーブル接続検出スイッチを設け、ケーブル接続を検出した方の出力端子へ映像信号を出力する構成にしてもよい。この場合のCPU101は、表示装置切替えスイッチもしくは「表示装置の設定メニュー」によって表示装置がプロジェクタ部6および液晶表示器12のいずれに切替えられている場合でも、TV出力端子105に対するケーブル接続を検出すると、プロジェクタ部6用の投影用データ(もしくは液晶表示器12用の表示用データ)の生成に代えて走査線数525本に対応する映像信号を生成し、この映像信号をTV出力端子105から出力する。
また、CPU101は、HD出力端子106に対するケーブル接続を検出すると、プロジェクタ部6用の投影用データ(もしくは液晶表示器12用の表示用データ)の生成に代えて走査線数1125本に対応する映像信号を生成し、この映像信号をHD出力端子106から出力する。
なお、TV出力端子105およびHD出力端子106の双方に対するケーブル接続を検出した場合は、解像度が高い走査線数1125本に対応する映像信号を生成し、この映像信号をHD出力端子106から出力する。
(変形例3)
TV出力端子105およびHD出力端子106の双方に対するケーブル接続を検出した場合に生成する映像信号の走査線数を、解像度が高い方に限らず選択可能に構成してもよい。選択操作は、「メニュー画面」において行うと好適である。
(第三の実施形態)
第三の実施形態のプロジェクタ10は、メモリカード110やハードディスクドライブ装置(HDD)103から再生データの管理情報を読出し、この管理情報に基づいて表示装置の切替えを行う。再生データの管理情報は、画像データが格納されるファイルごとに、画像再生する表示装置を指定することが可能に構成される。
図4は、再生データの管理情報が記録される管理ファイルを説明する図である。管理ファイルは、画像ファイルと別に設けられ、ハードディスクドライブ装置(HDD)103もしくはメモリカード110に保存される。図4において、「file id=1」、「file id=2」、…という画像ファイルごとに、画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)が示されている。図4によれば、「file id=1」のファイル名称は「image.jpg」であり、この画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)は「projector」、すなわちプロジェクタ部6である。
CPU101は、ファイル名称「image.jpg」の画像ファイルに記録されているデータによる画像を再生するように指示されると管理ファイルを参照し、管理ファイルで定められている出力先(この例ではプロジェクタ部6)へ投影指令を送る。CPU101はさらに、ファイル名称「image.jpg」のファイルから画像データを読出し、このデータを用いて投影用データを生成し、生成したデータをプロジェクタ部6へ送出する。
以上説明した第三の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)再生データの管理情報を記録する管理ファイルを設け、画像ファイルごとに、画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)を設定可能に構成した。たとえば、他人に見せたくない画像のファイルについての出力先(表示装置)を液晶表示器12にし、他人に見せたい画像のファイルについての出力先(表示装置)をプロジェクタ部6にすることにより、プロジェクタ10が自動的に画像再生する表示装置を選択できる。
(2)管理ファイルを画像ファイルと別に設けたので、1つの管理ファイルで全ての画像ファイルについての出力先(表示装置)を指定できるため、管理しやすい。
(変形例4)
画像ファイルの名称に再生画像の出力先(表示装置)を示す情報を含めてもよい。たとえば、画像ファイルの名称「proj_out.jpg」に記録されているデータによる画像を再生するように指示されると、CPU101は、当該ファイル名が示す出力先(この例ではプロジェクタ部6)へ投影指令を送る。CPU101はさらに、ファイル名称「proj_out.jpg」のファイルから画像データを読出し、このデータを用いて投影用データを生成し、生成したデータをプロジェクタ部6へ送出する。
(第四の実施形態)
第四の実施形態による再生データの管理情報は、画像ファイルが格納されるフォルダごとに、画像再生する表示装置を指定することが可能に構成される。
図5は、再生データの管理情報が記録される管理ファイルを説明する図である。管理ファイルは、画像ファイルと別に設けられ、ハードディスクドライブ装置(HDD)103もしくはメモリカード110に保存される。図5において、「folder id=1」、「folder id=2」、…というフォルダごとに、フォルダ内の画像ファイルによる再生画像の出力先(表示装置)が示されている。図5によれば、「folder id=1」のフォルダ名称は「image」であり、このフォルダ内に格納される全ての画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)は「projector」、すなわちプロジェクタ部6である。
CPU101は、フォルダ名称「image」のフォルダ内に記録されている画像ファイルのデータによる画像を再生するように指示されると管理ファイルを参照し、管理ファイルで定められている出力先(この例ではプロジェクタ部6)へ投影指令を送る。CPU101はさらに、指定された画像ファイルから画像データを読出し、このデータを用いて投影用データを生成し、生成したデータをプロジェクタ部6へ送出する。
以上説明した第四の実施形態によれば、再生データの管理情報を記録する管理ファイルを設け、画像ファイルを格納するフォルダごとに、画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)を設定可能に構成した。再生画像の出力先(表示装置)に応じて異なるフォルダに画像ファイルを格納することにより、使用者にとって扱いやすく、管理も容易である。
(変形例5)
再生データの管理情報を記録する管理ファイルにおいて、画像ファイルを格納する記録媒体ごとに、画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)を設定可能に構成してもよい。再生画像の出力先(表示装置)に応じて異なる記録媒体に画像ファイルを格納することにより、使用者にとって扱いやすく、管理も容易である。
(変形例6)
フォルダの名称に再生画像の出力先(表示装置)を示す情報を含めてもよい。たとえば、フォルダの名称「proj_out」に記録されている画像ファイルのデータによる画像を再生するように指示されると、CPU101は、当該フォルダ名が示す出力先(この例ではプロジェクタ部6)へ投影指令を送る。CPU101はさらに、指定された画像ファイルから画像データを読出し、このデータを用いて投影用データを生成し、生成したデータをプロジェクタ部6へ送出する。
(第五の実施形態)
上記実施形態では複数の表示装置のうち1つの表示装置で画像再生する例を説明したが、複数の表示装置のうち2つの表示装置で画像再生したり、いずれの表示装置にも画像再生させない(すなわち画像再生を禁止する)ようにしてもよい。この場合、第三の実施形態と同様に、画像ファイルごとの画像再生の出力先(表示装置)を管理ファイルに記録しておくのが好ましい。
図6は、再生画像を出力する表示装置を設定するメニュー画面を例示する図である。プロジェクタ10は、操作部材11を構成するメニューキーが押下操作されると液晶表示器12に図6の設定メニュー画面を表示させる。図6によれば、画像ファイルごとに「LCD」および「プロジェクタ」用のチェックボックスが設けられている。プロジェクタ10は、チェックボックス内がチェックされた場合、対応する画像ファイルによる再生画像を該当する表示装置で表示するように制御する。
ファイル名称「DSCN0001.JPG」、「DSCN0003.JPG」、「DSCN0007.JPG」の画像ファイルのチェックボックスは「LCD」側のみチェックされている。この場合の各画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)は液晶表示器12とし、プロジェクタ部6からは投影しないように制御する。
ファイル名称「DSCN0002.JPG」、「DSCN0004.JPG」、「DSCN0005.JPG」、「DSCN0008.JPG」の画像ファイルのチェックボックスは「LCD」および「プロジェクタ」のそれぞれがチェックされている。この場合の各画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)は、液晶表示器12およびプロジェクタ部6の両方として制御する。
ファイル名称「DSCN0006.JPG」の画像ファイルのチェックボックスは「LCD」および「プロジェクタ」のいずれもチェックされていない。この場合の画像ファイル内のデータによる再生画像は、液晶表示器12にもプロジェクタ部6にも表示(投影)しないように制御する。
ファイル名称「DSCN0009.JPG」、「DSCN0010.JPG」の画像ファイルのチェックボックスは「プロジェクタ」側のみチェックされている。この場合の画像ファイル内のデータによる再生画像の出力先(表示装置)はプロジェクタ部6とし、液晶表示器12には表示しないように制御する。
ファイル名称「DSCN0010.JPG」の次のファイルは、ファイル「DSCN0010.JPG」を選択した状態で操作部材11を構成する画面操作用のカーソルキー(十字キー)が下方向に操作されると表示される。プロジェクタ10は、操作部材11を構成するポインタ操作部材によってチェックボックス「OK」が選択され、さらに決定キーが押下操作されると「表示装置の設定メニュー」画面の表示を終了させるとともに、再生画像の出力先(表示装置)をチェックボックス内にチェックされている表示装置に決定する。プロジェクタ10は、操作部材11を構成するポインタ操作部材によってチェックボックス「キャンセル」が選択され、さらに決定キーが押下操作されると「表示装置の設定メニュー」画面の表示を終了させるとともに、チェックボックス内にチェックされている内容にかかわらず、以前の設定内容を保持する。
プロジェクタ10は、上述したように決定した各画像ファイルごとの再生画像の出力先(表示装置)を記した管理情報を、メモリカード110またはハードディスクドライブ装置(HDD)103へ記録する。なお、設定メニューにおいて設定変更が行われる前の初期状態は、全ての画像ファイルについて、「LCD」側のチェックボックスがチェック、「プロジェクタ」側のチェックボックスがブランク(未チェック)である。
プロジェクタ10が画像再生を行う際にCPU101が実行する再生処理の流れについて、図7のフローチャートを参照して説明する。CPU101は、情報再生開始を指示する操作信号が操作部材11から入力されると、図7の処理を開始させる。
図7のステップS61において、CPU101は、メモリカード110またはハードディスクドライブ装置(HDD)103から画像ファイルを読み出し、当該ファイル内の画像データをメモリ102に展開させてステップS62へ進む。画像ファイルの読み出しは、メモリカード110またはハードディスクドライブ装置(HDD)103の中で、あらかじめ指示されているフォルダから読み出す。
プロジェクタ10は、1画面に1画像を表示(投影)する1コマ再生方式と、1画面に複数画像を表示(投影)する一覧再生方式とが操作部材11からの操作信号によって選択可能に構成されている。本実施形態では一覧再生方式の場合を例に説明する。一覧再生方式では、1画面にたとえば9コマの画像を表示するため、9つの画像ファイルを読み出す。
ステップS62において、CPU101はLCDがオンか否かを判定する。CPU101は、操作部材11を構成するLCDスイッチ(不図示)からオン操作信号が入力されている場合にステップS62を肯定判定してステップS63へ進み、LCDスイッチ(不図示)からオン操作信号が入力されていない場合にはステップS62を否定判定し、ステップS75へ進む。CPU101は、ステップS62を肯定判定した場合に液晶表示器12を作動させ、ステップS62を否定判定した場合は液晶表示器12を作動させない。
ステップS63において、CPU101はPJがオンか否かを判定する。CPU101は、操作部材11を構成するプロジェクタスイッチ(不図示)からオン操作信号が入力されている場合にステップS63を肯定判定してステップS64へ進み、プロジェクタスイッチ(不図示)からオン操作信号が入力されていない場合にはステップS63を否定判定し、ステップS72へ進む。CPU101は、ステップS63を肯定判定した場合にプロジェクタ部6を作動させ、ステップS63を否定判定した場合はプロジェクタ部6を作動させない。
ステップS64において、CPU101はPJ用の設定内容を取得してステップS65へ進む。具体的には、上述した管理情報を読み出し、ステップS61で読み出した画像ファイルに関する「プロジェクタ」のチェックボックスのチェック内容を取得する。
ステップS65において、CPU101はLCD用の設定内容を取得してステップS66へ進む。具体的には、上述した管理情報を読み出し、ステップS61で読み出した画像ファイルに関する「LCD」のチェックボックスのチェック内容を取得する。
ステップS66において、CPU101はPJ用チェック有りか否かを判定する。CPU101は、ステップS61で読み出した画像ファイルに関して「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている場合にステップS66を肯定判定してステップS67へ進み、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされていない場合にはステップS66を否定判定してステップS70へ進む。
ステップS67において、CPU101は、メモリ102に展開した画像ファイルのうち、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルによる再生画像をプロジェクタ部6から投影させ、ステップS68へ進む。なお、1コマ再生方式の場合には、1コマずつ再生画像をプロジェクタ部6から投影させる。
ステップS68において、CPU101はLCD用チェック有りか否かを判定する。CPU101は、ステップS67において投影した画像ファイルに関して「LCD」のチェックボックスがチェックされている場合にステップS68を肯定判定してステップS69へ進み、「LCD」のチェックボックスがチェックされていない場合にはステップS68を否定判定してステップS79へ進む。
ステップS69において、CPU101は、ステップS67において投影した画像ファイルのうち、「LCD」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルによる再生画像を液晶表示器12に表示させ、ステップS70へ進む。図8は、ステップS61で読み出した全画像ファイルに関して全てのチェックボックスがチェックされている場合に液晶表示器12に表示される一覧表示画面を例示する図である。CPU101は、メモリ102上で一覧表示用の表示データを生成し、生成した表示データを液晶表示器12へ送る。なお、1コマ再生方式の場合には、ステップS61で読み出した1コマの画像ファイルによる再生画像を表示するデータを生成し、生成した表示データを液晶表示器12へ送る。
図9は、ステップS61で読み出した画像ファイルに関して図6に例示したようにチェックボックスがチェックされている場合に、ステップS67においてプロジェクタ部6から投影される一覧表示画面を例示する図である。図9によれば、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルの再生画像のみが投影され、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルの存在は投影画面において伏せられている。もし、ステップS61で読み出した全画像ファイルに関して「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされているとすれば、プロジェクタ部6からは図8と同様の一覧表示画面を投影する。
ステップS79において、CPU101は、「LCD」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルについてはメモリ102に展開した画像ファイルによる再生画像を液晶表示器12に表示させ、「LCD」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルについては非表示(非再生)設定を示すマーク(たとえば四角形の中に×)を液晶表示器12に表示させてステップS70へ進む。
図10は、ステップS61で読み出した画像ファイルに関して図6に例示したようにチェックボックスがチェックされている場合に、ステップS79において液晶表示器12に表示される一覧表示画面を例示する図である。図10によれば、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルのみの存在が明らかにされ、そのうち「LCD」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルの再生画像のみが表示され、「LCD」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルについては非表示設定を示すマークが表示される。なお、1コマ再生方式の場合には、ステップS61で読み出した1コマの画像ファイルに関して「LCD」のチェックボックスがチェックされていない場合、非表示設定を示すマークを液晶表示器12に表示させる。
ステップS70において、CPU101は、画像切換指示されたか否かを判定する。CPU101は、再生表示(投影)する画像を他の画像ファイルによる再生画像へ切換え指示する操作信号が操作部材11から入力された場合、ステップS70を肯定判定してステップS61へ戻る。CPU101は、再生画像を切換え指示する操作信号が操作部材11から入力されない場合、ステップS70を否定判定してステップS71へ進む。
ステップS71において、CPU101は、他モード(たとえば第一の実施形態)へ切換指示されたか否かを判定する。CPU101は、他モードへ切換え指示する操作信号が操作部材11から入力された場合、ステップS71を肯定判定して図7による処理を終了して他モードの処理を開始する。CPU101は、他モードへ切換え指示する操作信号が操作部材11から入力されない場合、ステップS71を否定判定してステップS62へ戻る。
ステップS72において、CPU101はLCD用の設定内容を取得してステップS73へ進む。具体的には、上述した管理情報を読み出し、ステップS61で読み出した画像ファイルに関する「LCD」のチェックボックスのチェック内容を取得する。
ステップS73において、CPU101はLCD用チェック有りか否かを判定する。CPU101は、ステップS61で読み出した画像ファイルに関して「LCD」のチェックボックスがチェックされている場合にステップS73を肯定判定してステップS74へ進み、「LCD」のチェックボックスがチェックされていない場合にはステップS73を否定判定してステップS80へ進む。
ステップS74において、CPU101は、メモリ102に展開した画像ファイルのうち、「LCD」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルによる再生画像を液晶表示器12に表示させ、ステップS70へ進む。ステップS80において、CPU101は、「LCD」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルについてはメモリ102に展開した画像ファイルによる再生画像を液晶表示器12に表示させ、「LCD」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルについては非表示設定を示すマーク(たとえば四角形の中に×)を液晶表示器12に表示させてステップS70へ進む。
図11は、ステップS61で読み出した画像ファイルに関して図6に例示したようにチェックボックスがチェックされている場合に、ステップS80において液晶表示器12に表示される一覧表示画面を例示する図である。図11によれば、ステップS61で読み出した全ての画像ファイルの存在が明らかにされ、そのうち「LCD」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルの再生画像のみが表示され、「LCD」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルについては非表示設定を示すマークが表示される。なお、1コマ再生方式の場合には、ステップS61で読み出した1コマの画像ファイルに関して「LCD」のチェックボックスがチェックされていない場合、非表示設定を示すマークを液晶表示器12に表示させる。
ステップS75において、CPU101はPJがオンか否かを判定する。CPU101は、操作部材11を構成するプロジェクタスイッチ(不図示)からオン操作信号が入力されている場合にステップS75を肯定判定してステップS76へ進み、プロジェクタスイッチ(不図示)からオン操作信号が入力されていない場合にはステップS75を否定判定し、ステップS71へ進む。
ステップS76において、CPU101はPJ用の設定内容を取得してステップS77へ進む。具体的には、上述した管理情報を読み出し、ステップS61で読み出した画像ファイルに関する「プロジェクタ」のチェックボックスのチェック内容を取得する。
ステップS77において、CPU101はPJ用チェック有りか否かを判定する。CPU101は、ステップS61で読み出した画像ファイルに関して「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている場合にステップS77を肯定判定してステップS78へ進み、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされていない場合にはステップS77を否定判定してステップS70へ進む。
ステップS78において、CPU101は、メモリ102に展開した画像ファイルのうち、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルによる再生画像をプロジェクタ部6から投影させ、ステップS70へ進む。ステップS61で読み出した画像ファイルに関して図6に例示したようにチェックボックスがチェックされている場合、ステップS78においてプロジェクタ部6から投影される一覧表示画面は図9と同様である。なお、1コマ再生方式の場合には、ステップS61で読み出した1コマの画像ファイルによる再生画像をプロジェクタ部6から投影させる。
以上説明した第五の実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)プロジェクタ10による再生画像の出力先4種類のうち、LCDおよびプロジェクタへ出力させる態様と、LCDまたはプロジェクタへ出力させる態様と、LCDにもプロジェクタにも出力させない態様とを切換可能に構成したので、必ず1つの出力先へ出力させる場合に比べて、画像再生の選択肢を広げることができる。なお、液晶表示器12の解像度とプロジェクタ部6の解像度は共通であってもよい(たとえば、横640×縦400ピクセル)。
(2)液晶表示器12を作動させてプロジェクタ部6を非作動にする場合、ステップS61で読み込んだ画像ファイルのうち、「LCD」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルによる再生画像を液晶表示器12に表示させ、「LCD」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルについては非表示設定を示すマークを液晶表示器12に表示させた(ステップS73、S74、S80)。非表示設定を示すマークを表示することにより、表示(再生)しない画像ファイルが存在することをプロジェクタ10の使用者に知らせることができる。
(3)プロジェクタ部6を作動させて液晶表示器12を非作動にする場合、ステップS61で読み込んだ画像ファイルのうち、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルによる再生画像をプロジェクタ部6から投影させ、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルについては画像ファイルの存在を示す情報を投影内容に含めないようにした(ステップS77、S78)。非表示設定を示すマークを投影しないことにより、投影像の観察者がマークに不審を抱くおそれがない。
(4)プロジェクタ部6と液晶表示器12の双方を作動させる場合、ステップS61で読み込んだ画像ファイルのうち、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルのみを表示対象にする。この場合のプロジェクタ部6からは表示対象の画像ファイルによる再生画像を投影させ、表示対象でない画像ファイルについては画像ファイルの存在を示す情報を投影内容に含めない(ステップS66、S67)。一方の液晶表示器12には、表示対象の画像ファイルのうち「LCD」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルによる再生画像を表示させ、「LCD」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルについては非表示設定を示すマークを表示させた(ステップS68、S69、S79)。プロジェクタ部6による投影画面と液晶表示器12の表示画面とで共通の画像ファイルを投影(表示)することにより、プロジェクタ10の使用者にとって対応関係がわかりやすい。さらに、プロジェクタ部6の投影画面においては非表示設定を示すマークを投影しないため、投影像の観察者がマークに不審を抱くおそれがない。
(変形例7)
第五の実施形態では、一覧表示および1コマ表示の場合に、チェックボックスがチェックされているか否かに応じて再生画像の出力先(表示装置)を決定する例を説明した。一覧表示および1コマ表示の場合に加えて、スライドショー表示を行う場合にも適用してよい。
(変形例8)
また、チェックボックスがチェックされているか否かに応じて再生画像の出力先(表示装置)を決定する構成を、一覧表示および1コマ表示の場合に適用する方式と、スライドショー表示の場合に適用する方式と、いずれの場合にも適用する方式とを、操作部材11からの操作信号によって選択可能に構成してもよい。この場合の初期状態は、「LCD」のチェックボックスに関してはスライドショー表示を行う場合のみに適用し、「プロジェクタ」のチェックボックスに関してはスライドショー表示、一覧表示および1コマ表示の場合のそれぞれに適用するようにすることが好ましい。
(変形例9)
図10に例示した画面を液晶表示器12に表示させる場合のように、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルのみが表示対象にされる場合(画像ファイルの存在を知らせる場合)は、全コマの画像ファイルを削除する操作、画像ファイルを含むフォルダを削除する操作、およびメモリカード110もしくはハードディスクドライブ装置(HDD)103をフォーマットし直す操作のいずれかが行われた場合、液晶表示器12に警告表示を行わせるようにする。たとえば、「液晶画面に表示されていない画像ファイルがあります。これらの画像ファイルが失われてもよいですか?」とメッセージを表示すれば、誤って画像ファイルを消失させてしまうおそれを防止できる。
(変形例10)
変形例9の代わりに、「プロジェクタ」のチェックボックスがチェックされている画像ファイルのみが表示対象にされる場合(画像ファイルの存在を知らせる場合)には、全コマの画像ファイルを削除する操作、画像ファイルを含むフォルダを削除する操作、およびメモリカード110もしくはハードディスクドライブ装置(HDD)103をフォーマットし直す操作をいずれも禁止(無効扱いにする)してもよい。
(変形例11)
一覧再生方式における1画面内の表示コマ数は、上述した9コマに限らず、4コマでも16コマでもよい。
(変形例12)
「LCD」のチェックボックスがチェックされていない画像ファイルについては、非表示設定を示すマーク(たとえば四角形の中に×)を液晶表示器12に表示させたが、一覧再生方式において1画面内の表示コマ数が所定数以上の場合(1コマ当たりの表示サイズが所定サイズ以下の場合)には、非表示設定マークを表示しないで当該コマの画像を再生表示させてもよい。表示画像サイズがある程度小さくなれば、表示画像を見たとしてもその内容がわからないからである。
(変形例13)
チェックボックスのチェック/非チェックの変更を設定メニューの中で行う例を説明したが、一覧表示および1コマ表示している場合にも変更可能に構成してよい。この場合のCPU101は、たとえば、一覧表示および1コマ表示している状態であらかじめ定められたパスワードが入力されると表示中の再生画像のファイル名称の隣にチェックボックスを表示させ、再生画像を見ながらチェックボックスのチェック/非チェックの変更を行うように制御する。
(変形例14)
「LCD」と「プロジェクタ」についてチェックボックスを設ける例を説明したが、「TV出力」や「HD出力」についてもチェックボックスを設けるように構成してもよい。この場合にも第五の実施形態と同様に、「LCD」は専らプロジェクタ10の使用者が観察することから、表示(再生)しない画像ファイルの存在についても表示内容に含めるようにし、「TV出力」や「HD出力」については「プロジェクタ」と同様に多数の観察者が観察することから、表示(再生)しない画像ファイルについてはその存在がわからないように表示内容から除外する。
複数の画像再生手段を備える電子機器としてプロジェクタ10を例に挙げて説明したが、プロジェクタ付き携帯電話機、プロジェクタ付きカメラ、プロジェクタ付きテレビ、プロジェクタ付きラジオなどにも本発明を適用できる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の第一の実施形態によるプロジェクタの斜視図である。 プロジェクタの構成を説明するブロック図である。 「表示装置の設定メニュー」画面を例示する図である。 再生データの管理情報が記録される管理ファイルを説明する図である。 再生データの管理情報が記録される管理ファイルを説明する図である。 第五の実施形態によるメニュー画面を例示する図である。 再生処理の流れを説明するフローチャートである。 液晶表示器に表示される一覧表示画面を例示する図である。 プロジェクタ部から投影される一覧表示画面を例示する図である。 液晶表示器に表示される一覧表示画面を例示する図である。 液晶表示器に表示される一覧表示画面を例示する図である。
符号の説明
6…プロジェクタ部
10…プロジェクタ
11…操作部材
12…液晶表示器
101…CPU
102…メモリ
103…ハードディスクドライブ装置(HDD)
105…TV出力端子
106…HD出力端子
110…メモリカード
111…近接センサ

Claims (6)

  1. 異なる解像度で画像再生する複数の画像再生手段と、
    画像ファイルを再生する前記複数の画像再生手段の一つを画像ファイルごとに指定する管理情報記録手段と、
    再生する画像ファイルを指示する指示手段と、
    前記指示手段によって指示された画像ファイルの管理情報に指定された画像再生手段の解像度に応じて、前記画像ファイル内の画像データから再生データを生成すると共に、該画像再生手段に対して前記再生データの再生指令を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記制御手段は、操作部材からの操作信号、ケーブル接続検知信号、および操作メニューによる指示のいずれかに応じて、前記画像再生の指示および前記再生データ生成手段の制御を行うことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記再生データの管理情報は、画像データを格納するファイルと別のファイルに設けられ、画像データを格納するファイルごとに画像再生する画像再生手段が示されていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記再生データの管理情報は、画像データを格納するファイルと別のファイルに設けられ、画像データを格納するファイルが格納されるフォルダごとに画像再生する画像再生手段が示されていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記再生データの管理情報は、画像データを格納するファイルと別のファイルに設けられ、画像データを格納するファイルが格納される記録媒体ごとに画像再生する画像再生手段が示されていることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記第1の画像再生手段は投影装置であることを特徴とする電子機器。
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