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JP4830872B2 - 濾過装置 - Google Patents
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Description

本発明は、各種液体を濾過する濾過装置に関する。
各種液体を濾過するための濾過装置は食品分野や工業分野等において広く用いられている。このような濾過装置では、長時間濾過を続けることによりフィルタに目詰りが生じる。このような場合、フィルタを取り外して洗浄したり、新たなフィルタと交換すると、煩雑な手間がかかる。この手間を省くため、従来、フィルタを濾過装置から取り外すことなく逆洗浄を施すことにより目詰りを解消することが行われている。
例えば特許文献1に記載された濾過装置では、液体の供給源側と供給先側とを繋ぐ流路にポンプや複数のバイパス流路を設けると共にこの流路上に二つのフィルタを設け、流路上に備えた複数の弁を開閉制御することにより、一方のフィルタに順方向に液体を通過させて濾過をしている間は、他方のフィルタに濾過後の液体の一部を逆方向に通過させて逆洗浄を行い、前記一方のフィルタに目詰りが生じたら前記他方のフィルタに順方向に液体を通過させて濾過を行うと共に、前記一方のフィルタに濾過後の液体の一部を逆方向に通過させて逆洗浄を行うようにしている。
しかし、上記従来技術では、一方のフィルタで濾過を行っている間に、他方のフィルタの逆洗浄が終了した場合でも、この他方のフィルタに濾過後の液体の一部を逆方向に通過させることとなり、そのためポンプで余分な駆動力が消費されることとなる。また、二つのフィルタを設ける必要があることから装置の大型化とコストの増大を招くこととになる。更に、流路の切り替えを円滑に行うためには複数の弁の開閉のタイミングに複雑な制御を要し、制御動作も煩雑になってしまう。
特開2004−57983号公報
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、フィルタの逆洗が可能であり、且つ装置構成の小型化、低コスト化、及び切り替え制御の容易化を図ることができる濾過装置を提供することを目的とする。
本発明に係る濾過装置は、濾過対象の液体1の供給源2として濾過前の液体1を貯留する貯留容器2aと、液体1の供給先3として濾過後の液体1が供給される供給容器3aと、前記供給源2と前記供給先3とを接続する主流路4と、前記主流路4を流通する液体1を濾過するフィルタ5と、前記フィルタ5の供給源2側又は供給先3側に設けられ、主流路4における液体1の流通のための駆動力を供給すると共に前記液体1の流通方向を切り替える流通切替手段6と、前記主流路4のフィルタ5及び流通切替手段10よりも供給源2側から分岐する排出路13とを具備し、前記流通切替手段6が、主流路4上に設けられ液体1に供給源2側から供給先3側への駆動力を供給する駆動源7と、前記駆動源7を跨ぐように主流路4から分岐した第一バイパス流路8と、前記駆動源7を跨ぐように主流路4から分岐すると共にその分岐位置が駆動源7に対する供給源2側と供給先3側のそれぞれにおいて主流路4と第一バイパス流路8との分岐位置よりも供給先3側に配置された第二バイパス流路9を具備し、且つ第一バイパス流路8及び第二バイパス流路9での液体1の流通を阻止すると共に駆動源7の上流側及び下流側それぞれにおいて各バイパス流路8,9と主流路4との分岐位置間での液体1の流通を許容する順方向状態と、第一バイパス流路8及び第二バイパス流路9での液体1の流通を許容すると共に駆動源7の上流側及び下流側それぞれにおいて各バイパス流路8,9と主流路4との分岐位置間での液体1の流通を阻止する逆方向状態とを切り替える第一流路開閉手段10を具備し、前記順方向状態では排出路13における液体1の流通を阻止すると共に排出路13との分岐位置よりも供給源2側での主流路4での液体1の流通を許容し、前記逆方向状態では排出路13における液体1の流通を許容すると共に排出路13との分岐位置よりも供給源2側での主流路4での液体1の流通を阻止する第二流路開閉手段12を具備することを特徴とする。
また、本発明に係る濾過装置は、上記流通切替手段6が、順方向状態と逆方向状態との切り替えを自動で行うものであることが好ましい
また、本発明に係る濾過装置は、上記流通切替手段6が、所定時間が経過するごとに順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであることが好ましい
また、本発明に係る濾過装置は、液体1からフィルタ5にかかる圧力を測定する圧力センサ11を備え、上記流通切替手段6が、順方向状態での前記圧力センサ11における検知結果が所定値を超えた場合に、順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであることが好ましい
また、本発明に係る濾過装置は、液体1からフィルタ5にかかる圧力を測定する圧力センサ11を備え、上記流通切替手段6が、所定時間ごとに順方向状態での前記圧力センサ11における検知結果が所定値を超えた場合に、順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであると共に、順方向状態で前記圧力センサ11における検知結果が所定値を超えた場合にも前記一連の動作を行うものであることが好ましい
また、本発明に係る濾過装置は、液体1からフィルタ5にかかる圧力を測定する圧力センサ11を備え、上記流通切替手段6が、順方向状態での前記圧力センサ11における検知結果が所定値を超えた場合に順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであると共に、順方向状態が所定時間継続した場合にも前記一連の動作を行うものであることが好ましい
本発明に係る濾過装置は、順方向状態では液体1が駆動源7による駆動力で主流路4を供給源2から供給先3側へ向けて流通すると共にその間にフィルタ5を通過することで濾過され、逆方向状態では液体1が駆動源7による駆動力で主流路4を供給先3側から供給源2側に向けて流通すると共にその間に順方向状態とは逆向きに液体1がフィルタ5を通過することでフィルタ5の逆洗浄を行うことができ、また、逆洗浄液は排出路13を通じて排出されるので、簡便な構成にて効率的に目詰りが生じたフィルタ5の逆洗浄を行って濾過能力を回復することができ、装置構成の小型化、低コスト化、並びに切り替え制御の容易化を達成することができるものである。
また、上記流通切替手段6が、順方向状態と逆方向状態との切り替えを自動で行うものであるときには、フィルタ5の目詰りの程度を人間が監視することなく、自動制御にて濾過能力を回復することができるものである。
また、上記流通切替手段6が、所定時間が経過するごとに順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであるときには、一定期間ごとに自動的にフィルタ5の逆洗浄を行うことができ、これにより濾過能力を維持することができるものである。
また、液体1からフィルタ5にかかる圧力を測定する圧力センサ11を備え、上記流通切替手段6が、順方向状態での前記圧力センサ11における検知結果が所定値を超えた場合に、順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであるときには、フィルタ5の目詰りの程度が一定範囲を超えるごとに自動的にフィルタ5の逆洗浄を行うことができ、これにより濾過能力を維持することができるものである。
また、液体1からフィルタ5にかかる圧力を測定する圧力センサ11を備え、上記流通切替手段6が、所定時間ごとに順方向状態での前記圧力センサにおける検知結果が所定値を超えた場合に、順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであると共に、順方向状態で前記圧力センサ11における検知結果が所定値を超えた場合にも前記一連の動作を行うものであるときには、時間制御にて一定期間ごとに自動的にフィルタ5の逆洗浄を行っている間に、不測の事態等によりフィルタ5の目詰りの程度が大きくなった場合に、追加的に逆洗浄を行うことができ、濾過能力を更に確実に維持することができるものである。
また、液体1からフィルタ5にかかる圧力を測定する圧力センサ11を備え、上記流通切替手段6が、順方向状態での前記圧力センサ11における検知結果が所定値を超えた場合に順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであると共に、順方向状態が所定時間継続した場合にも前記一連の動作を行うものであるときには、フィルタ5の目詰りの程度が一定範囲を超えるごとに自動的にフィルタ5の逆洗浄を行うと共に、時間制御も併用して濾過能力を更に確実に維持することができ、且つ逆洗浄の頻度上昇を抑制して濾過動作の効率化を図ることができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1,2を示して説明する。
図示の実施形態では、液体1の供給源2として濾過前の液体1を貯留する貯留容器2aが設けられ、液体1の供給先3として濾過後の液体1が供給される供給容器3aが設けられている。この貯留容器2aと供給容器3aとの間は、液体1が流通する流路である一本の主流路4にて接続されている。
主流路4には、流路の途中にフィルタ5と流通切替手段6とが設けられている。
フィルタ5を設けるにあたっては、例えば内部にフィルタ5を収納した中空容器にて構成される濾過器18を主流路4の途中に設けることができる。
流通切替手段6はフィルタ5に対して供給源2側と供給先3側のいずれに設けても良いが、図示の例では供給源2側に設けられている。流通切替手段6は、ポンプ等の駆動源7と、第一バイパス流路8と、第二バイパス流路9と、複数の弁等からなる流路開閉手段10(第一流路開閉手段10)とで構成されている。また、この流通切替手段6を制御する制御部20も設けられている。
駆動源7は主流路4に設けられ、その設置位置において液体1に供給源2側から供給先3側への駆動力を供給するものであり、上記のようにポンプ等の適宜のもので構成される。
第一バイパス流路8と第二バイパス流路9とは、共に主流路4から分岐し、且つ駆動源7を供給源2側と供給先3側との間で跨ぐように設けられている。以下、第一バイパス流路8と主流路4との間の、駆動源7よりも供給源2側における分岐位置を上流第一分岐14、駆動源7よりも供給側における分岐位置を下流第一分岐15といい、また第二バイパス流路9と主流路4との間の、駆動源7よりも供給源2側における分岐位置を上流第二分岐16、駆動源7よりも供給側における分岐位置を下流第二分岐17という。上流第一分岐14は上流第二分岐16よりも供給源2側に設けられ、また下流第一分岐15は下流第二分岐17よりも供給源2側に設けられている。
第一流路開閉手段10は、第一バイパス流路8及び第二バイパス流路9での液体1の流通を阻止すると共に上流第一分岐14と上流第二分岐16との間、並びに下流第一分岐15と下流第二分岐17との間での液体1の流通を許容する状態(順方向状態、図1参照)と、第一バイパス流路8及び第二バイパス流路9でのそれぞれの液体1の流通を許容すると共に上流第一分岐14と上流第二分岐16との間及び下流第一分岐15と下流第二分岐17との間の液体1の流通を阻止する状態(逆方向状態、図2参照)とを切り替えるものである。第一流路開閉手段10は適所に設けられた複数の弁にて構成することができ、この弁の開閉制御を行うことで液体1の流通の切り替えを行うことができる。
弁の設置位置は前記のような順方向状態と逆方向状態との切り替えが可能な適宜の位置とすることができるが、図示の例では、第一バイパス流路8に設けられた開閉弁(バイパス第一弁10a)、第二バイパス流路9に設けられた開閉弁(バイパス第二弁10b)、主流路4における上流第一分岐14と上流第二分岐16との間に設けられた開閉弁(主流路第一弁10c)及び主流路4における下流第一分岐15と下流第二分岐17との間に設けられた開閉弁(主流路第二弁10d)という、四つの開閉弁が設けられている。この場合、バイパス第一弁10a及びバイパス第二弁10bを閉状態とすると共に主流路第一弁10c及び主流路第二弁10dを閉状態とすることで図1に示すような順方向状態とし、バイパス第一弁10aとバイパス第二弁10bを開状態とすると共に主流路第一弁10c及び主流路第二弁10dを閉状態とすることで図2に示すような逆方向状態とすることができる。勿論、弁の種類、個数、設置位置は前記のものに限られない。例えば上流第一分岐14、上流第二分岐16、下流第一分岐15、下流第二分岐17にそれぞれ三方弁を設置しても良い。
また、図示のように主流路4から分岐する排出路13を設けても良い。主流路4からの排出路13の分岐位置(以下、排出路分岐19という)は、フィルタ5及び流通切替手段6よりも供給源2側とするものであり、図示の例では流通切替手段6の供給源2側となっている。また、このとき、上記順方向状態では排出路13における液体1の流通を阻止すると共に排出路分岐19よりも供給源2側での主流路4での液体1の流通を許容し、逆方向状態では排出路13における液体1の流通を許容すると共に排出路分岐19よりも供給源2側での主流路4での液体1の流通を阻止する流路開閉手段12(第二流路開閉手段12)を設ける。この第二流路開閉手段12は、適所に設けた弁にて構成することができ、例えば図示のように排出路分岐19に設けた三方弁12aにて構成することができる。この場合、順方向状態では三方弁12aにて排出路分岐19における主流路4の供給源2側と供給先3側との間の液体1の流通のみを開き、逆方向状態では三方弁12aにて排出路分岐19における排出路13側と主流路4の供給先3側との間の液体1の流通のみを開くようにする。
上記構成の濾過装置Aでは、順方向状態では、図1に示すように、供給源2に貯留されている液体1が駆動源7による駆動力で主流路4を供給先3側へ向けて流通し、その間にフィルタ5を通過することで濾過され、濾過後の液体1が供給先3に供給される。また、逆方向状態では、、図2に示すように、供給先3の液体1が主流路4を供給源2側に向けて流通し、下流第二分岐17から第二バイパス流路9に流入した後、主流路4を上流第二分岐16から下流第一分岐15まで流通し、第一バイパス流路8に流入して主流路4を上流第一分岐14から供給源2まで流通する。このように液体1は供給先3から供給源2へ向けて流通すると共に、このとき上記順方向状態とは逆向きに液体1がフィルタ5を通過する。このため、フィルタ5に目詰りが生じている場合は逆洗浄されてフィルタ5の能力が回復する。また、このとき排出路13を設けている場合には、逆洗浄に用いられた後の、目詰りの原因物質を多く含む液体1は、供給源2に返送されずに排出路13を通じて排出される。
また、制御部20は、上記第一流路開閉手段10と第二流路開閉手段12とを制御するものであり、例えばマイクロコンピュータにて構成される。この制御部20は第一流路開閉手段10と第二流路開閉手段12をそれぞれ構成する弁に制御信号を伝達することで、上記順方向状態と逆方向状態との間の切り替えを行う。この切り替えは、制御部20による自動制御にて行うようにすることができる。この自動制御は適宜の手法で行うことができるが、例えば時間制御や、圧力制御にて行うことができる。
時間制御による切り替えを行う場合には、例えば制御部20に予め記憶されている所定時間ごとに、順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作(以下、逆洗浄動作という)を行うように、制御部20にて第一流路開閉手段10と第二流路開閉手段12とを制御する。すなわち、まず順方向状態で液体1の濾過を行い、この状態で所定時間が経過したら、制御部20にて第一流路開閉手段10と第二流路開閉手段12を制御して逆方向状態とし、フィルタ5の逆洗浄を行った後、更に制御部20にて第一流路開閉手段10と第二流路開閉手段12とを制御して順方向状態に切り替え、再び液体1の濾過を行う。この動作を繰り返すことで、所定時間ごとにフィルタ5の逆洗浄を行い、濾過能力を維持することができる。前記所定時間はフィルタ5の目詰りが過剰にならないように適宜設定することができ、また逆方向状態から順方向状態への切り替えは、例えば十分な逆洗浄が可能な適宜の設定時間が経過した時点で切り替えるようにする。
また、圧力制御を行う場合には、順方向状態でのフィルタ5の供給源2側における液体1の圧力を測定する圧力センサ11を設ける。圧力センサ11は、例えば濾過器18内におけるフィルタ5に対する供給源2側の空間に設けることができる。この圧力センサ11による検知結果は制御部20に伝達されるようにする。そして、前記圧力センサ11による検知結果が制御部20に予め記憶されている所定値を超える場合に、制御部20にて第一流路開閉手段10と第二流路開閉手段12とを制御し、逆洗浄動作を行うようにする。このようにすると、フィルタ5の目詰りの程度が一定範囲を超えたことが圧力センサ11にて検知された場合にのみ、フィルタ5の逆洗浄を行うことができて、フィルタ5の能力を常に一定範囲に維持することができる。前記所定値は、フィルタ5の目詰りが過剰にならないように適宜設定される。また逆方向状態から順方向状態への切り替えは、例えば十分な逆洗浄が可能な適宜の設定時間が経過した時点で切り替えるようにする。
また、時間制御と圧力制御とを併用して順方向状態と逆方向状態との切り替えを行うようにしても良い。例えば制御部20による制御にて、所定時間T1ごとに逆洗浄動作を行うようにし、更に、順方向状態における圧力センサ11による検知結果が制御部20に予め記憶されている所定値を超えた場合には、時間制御による切り替え時期でなくても更に逆洗浄動作を行うようにする。図3(a)はこのような動作を時系列で示した例であり、●は時間制御による逆洗浄動作を、□は圧力制御による洗浄動作を示す。このようにすると、時間制御による切り替え制御を行っている間に、不測の事態等により急にフィルタ5の目詰りが発生した場合であっても、その都度追加的にフィルタ5の逆洗浄を行うことができ、濾過性能を維持することができるものである。
また、制御部20にて圧力制御による切り替え制御を行うようにし、更に、順方向状態が所定時間T2だけ継続した場合は、前記圧力センサ11における検知結果に関わらず制御部20にて切り替え制御を行うようにしても良い。すなわち、時間制御による切り替え動作を、図3(a)の場合のような所定時間ごとに行うのではなく、順方向状態の継続時間を基準に行うものである。図3(b)はこのような動作を時系列で示した例であり、●は時間制御による逆洗浄動作を、□は圧力制御による洗浄動作を示す。このようにすると、時間制御を併用することによる逆洗浄の頻度上昇を抑制することができ、濾過性能を維持すると共に濾過動作の効率化を図ることができる。
このような濾過装置Aは、食品分野や工業分野等の広い分野において使用することができるが、その一例として、プリント配線板の製造等に使用されるプリプレグを作製する際に用いられる樹脂ワニスの濾過処理への適用が挙げられる。このような樹脂ワニスには粉体状の無機充填材が含有される場合が多いが、この無機充填材に粗大な粒子が含まれているとプリント配線板の絶縁信頼性が低下するおそれがあるため、これを濾過処理するものである。このような樹脂ワニスの濾過においては、粗大粒子によりフィルタ5が目詰りするだけでなく、樹脂ワニス中のゲル状になった樹脂がフィルタ5に付着してそれにより目詰りが生じることもあるため、目詰りの発生頻度が高く、このため、上記のような濾過装置Aを用いたフィルタ5の逆洗浄による濾過性能の維持による寄与が大きいものである。
本発明の実施の形態の一例における順方向状態を示す概略図である。 同上の逆方向状態を示す概略図である。 (a)及び(b)は、時間制御及び圧力制御を併用した場合の逆洗浄動作の間隔を時系列で示し説明図である。
符号の説明
1 液体
2 供給源
3 供給先
4 主流路
5 フィルタ
6 流通切替手段
7 駆動源
8 第一バイパス流路
9 第二バイパス流路
10 流路開閉手段(第一流路開閉手段)
11 圧力センサ
12 流路開閉手段(第二流路開閉手段)
13 排出路

Claims (6)

  1. 濾過対象の液体の供給源として濾過前の液体を貯留する貯留容器と、液体の供給先として濾過後の液体が供給される供給容器と、前記供給源と前記供給先とを接続する主流路と、前記主流路を流通する液体を濾過するフィルタと、前記フィルタの供給源側又は供給先側に設けられ、主流路における液体の流通のための駆動力を供給すると共に前記液体の流通方向を切り替える流通切替手段と、前記主流路のフィルタ及び流通切替手段よりも供給源側から分岐する排出路とを具備し、
    前記流通切替手段が、主流路上に設けられ液体に供給源側から供給先側への駆動力を供給する駆動源と、前記駆動源を跨ぐように主流路から分岐した第一バイパス流路と、前記駆動源を跨ぐように主流路から分岐すると共にその分岐位置が駆動源に対する供給源側と供給先側のそれぞれにおいて主流路と第一バイパス流路との分岐位置よりも供給先側に配置された第二バイパス流路を具備し、且つ第一バイパス流路及び第二バイパス流路での液体の流通を阻止すると共に駆動源の上流側及び下流側それぞれにおいて各バイパス流路と主流路との分岐位置間での液体の流通を許容する順方向状態と、第一バイパス流路及び第二バイパス流路での液体の流通を許容すると共に駆動源の上流側及び下流側それぞれにおいて各バイパス流路と主流路との分岐位置間での液体の流通を阻止する逆方向状態とを切り替える第一流路開閉手段を具備し、
    前記順方向状態では排出路における液体の流通を阻止すると共に排出路との分岐位置よりも供給源側での主流路での液体の流通を許容し、前記逆方向状態では排出路における液体の流通を許容すると共に排出路との分岐位置よりも供給源側での主流路での液体の流通を阻止する第二流路開閉手段を具備することを特徴とする濾過装置。
  2. 上記流通切替手段が、順方向状態と逆方向状態との切り替えを自動で行うものであることを特徴とする請求項1に記載の濾過装置。
  3. 上記流通切替手段が、所定時間が経過するごとに順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであることを特徴とする請求項2に記載の濾過装置。
  4. 液体からフィルタにかかる圧力を測定する圧力センサを備え、上記流通切替手段が、順方向状態での前記圧力センサにおける検知結果が所定値を超えた場合に、順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであることを特徴とする請求項2に記載の濾過装置。
  5. 液体からフィルタにかかる圧力を測定する圧力センサを備え、上記流通切替手段が、所定時間ごとに順方向状態での前記圧力センサにおける検知結果が所定値を超えた場合に、順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであると共に、順方向状態で前記圧力センサにおける検知結果が所定値を超えた場合にも前記一連の動作を行うものであることを特徴とする請求項2に記載の濾過装置。
  6. 液体からフィルタにかかる圧力を測定する圧力センサを備え、上記流通切替手段が、順方向状態での前記圧力センサにおける検知結果が所定値を超えた場合に順方向状態から逆方向状態に切り替えた後、再び順方向状態に切り替える一連の動作を行うものであると共に、順方向状態が所定時間継続した場合にも前記一連の動作を行うものであることを特徴とする請求項2に記載の濾過装置。
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