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JP4832159B2 - 携帯電話機を使った自動券売システム - Google Patents
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Description

本発明は、電子マネーとICカード機能部を搭載した携帯電話機で電子チケットを購入し、前記電子マネーで安全かつ高速に決済する携帯電話機の自動券売システムに関する。
現在の電子マネーはインターネットを経由してWebサーバが決済サーバに対して手続き代行を行うだけなので、決済の結果は、例えば電子メールで携帯電話に通知して確認する必要がある。しかも、携帯電話機のひ弱なCPUを使ってインターネットのブラウジングをするので画面表示や処理に時間がかかって不便である。しかし、一方では、コンビニエンスストアなどではPOS端末にICカードのリーダ/ライタ装置を接続してダイレクト決済が可能である。
そこで、携帯電話機に対するサービス提供装置の他にディスパッチャを使い、該ディスパッチャは携帯電話機のスレーブとなり、サービス提供の為の受付を行い、前記デシスパッチャはマスタとして、携帯電話機を自身のスレーブとしてサービス提供の為の受付を行うと共に、ディスパッチャは取得された固有識別番号をサービス提供装置に通知し、サービス提供装置は、サービスの混雑度を考慮しながら、通知された固有識番号を元に携帯電話機を自身のスレーブとしてネットワークに呼び込みサービスを提供するサービスシステムが開示されている。
特開2002−135424
しかし、特許文献1の方法においても、携帯電話機の無線ネットワークを使う限りにおいては、無線インターフェースの通信スピードが遅く、しかも携帯電話機に備えられた電子マネーを使おうとすると、携帯電話機のCPUとICカード機能部との間には、ICカード機能部と外部のリーダ/ライタ装置との間の通信のようなセキュリティーが無いので、この内部通信を許してしまうとICカード機能を持った携帯電話機全体のセキュリティーが下がってしまうという問題がある。かと言って、内部通信のセキュリティー改善だけの目的で携帯電話機の内部にICカード機能部のリーダ/ライタ装置を設けるのはコスト的にも無駄であるし、軽さが重要な携帯電話機を重くする要因にもなる。
解決しようとする問題点は、安全かつ高速で携帯電話機に内蔵される電子マネーを決済手段として電子チケットを購入する方法を提供することである。
本発明は、乗車券や特急券などの電子チケットを安全かつ短時間で購入や決済することの出来る携帯電話を提供するために、電子チケットのネットショッピングを提供するデーターベースと電子マネーによる決済をする電子マネー決済サーバとが接続された外部のリーダ/ライタ装置、及び前記外部のリーダ/ライタ装置とアンテナを介して電波で通信したデータを表示する機能と、電子マネー機能部と、CPUで制御されるICカード機能部と、表示手段を持つ携帯電話機で構成された自動券売システムにおいて、前記ICカード機能部のCPUがICカード機能部のメモリと接続するポートと携帯電話機のCPUと接続するポートを切り替えるポート切替手段を持ち、
前記ICカード機能部のCPUには常時電源が供給されていて、前記ICカード機能部のCPUは、アンテナを介して外部のリーダ/ライタ装置と通信して、前記外部のリーダ/ライタ装置に接続される切符データのデーターベースのデータを前記携帯電話機のCPUと接続するポートから前記携帯電話機の表示手段に送出し、前記表示手段を使って選択した電子チケット購入代金は、前記CPUの前記ICカード機能部のメモリと接続するポートから前記ICカード機能部のメモリに格納された電子マネーを使って決済するようにした。これにより、ICカード機能部の持つセキュリティーを確保しながら外部からデータ受信および電子マネー決済が可能となる。
また、前記電子マネーの残高が不足する場合には、前記アンテナを介して前記外部のリーダ/ライタ装置を使って外部金融機関のネットバンキングあるいはクレジットカード会社のサーバから電子マネーにチャージするようにした。これにより、電子マネー残高が不足する場合でも適宜のチャージが可能となり利便性が向上する。
更に、本発明のシステムは、電子チケットだけでなく、同様のシステムはショップの無人販売機、例えば音楽データや電子ブックなどにも使えるし、現在も数多く設置された自動販売機や商品を選択して取り出し口に自動搬送する自動販売機に外部のリーダ/ライタ装置を設け、商品データーベースをもったサーバと電子マネー決済サーバと接続したホストコンピュータを前記リーダ/ライタ装置に接続することにより無人の自動販売機や無人のコンビニエンスストアとして使うことも考えられる。これにより、自動販売機に現金を蓄積する必要が無くなるので自動販売機荒し事件が減少し、また深夜勤務が敬遠されるコンビニエンスストアにおける人手不足も解消される。
本発明の自動自動券売システムは、ICカード機能と電子マネー機能を持つ携帯電話機を使って駅などの端末から前記ICカード機能の無線インターフェースを使って高速通信(例えば211kbps)することにより快適な画面操作によりオンサイトで乗車券や特急切符などをICカード機能部の持つ電子マネーを使って購入し、この切符を電子データとして携帯電話機のICカード機能部に格納出来るので携帯電話機の電波を使うiモード(登録商標)を使ったネットワークバンキングなどよりも高速かつ安全に決済が可能となり、また携帯電話機の電波状況に左右されないので利用者も安心して使えるメリットがある。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一機能を有するものは同一の符号とし、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、交通機関の事業者の自動自動券売システムを示している。ここで、前記事業者のサーバは、電子マネーサーバとシステムサーバが同一システムとなっているが、これはお互いにリンクする別のサーバでも機能としては同じ効果を提供することが可能である。
また、携帯電話機はあらかじめ交通機関の事業者(東日本旅客鉄道株式会社や西東日本旅客鉄道株式会社など)のサーバに利用登録がなされ、かつ携帯電話利用者本人名義のビューカード(登録商標)など特定の決済手段とのネットワーク決済も登録されているものとする。
該自動自動券売システムを利用するには、まずICカード機能部11を持つ携帯電話機を所持する利用者が、所定の外部リーダ/ライタ装置4のアンテナ5に携帯電話機の持つICカード機能部11のアンテナ6を近づける必要がある。この時に、必要であれば、事前にiアプリ(登録商標)のような携帯電話機用アプリケーションを立ち上げておく。
外部リーダ/ライタ装置4のアンテナ5から発射される電波を携帯電話機が検出すると、ICカード機能部11のCPU9の指示で送受信部に電源が供給され、ICカード機能部のCPU9は所定のプロトコルでリーダ/ライタ装置4との通信を開始する。ICカード機能部11の通信スピードは、例えば、Felica(登録商標)インターフェースを使えば211kbpsである。
ここで、事業者のシステムサーバ1からリーダ/ライタ装置4、5アンテナを介してジョブメニューデータが提供され、このジョブメニューデータはICカード機能部11のCPU9によってジョブメニューデータとして認識されると、CPUはポート切替手段8を携帯電話機のCPUと接続するインターフェース12に切替て携帯電話機の表示手段でのメニュー表示を可能とする。
携帯電話機のCPUと接続するインターフェース12から携帯電話機の表示手段に送られたジョブメニューデータは携帯電話機の表示手段により画面表示され、前記利用者により目視認識される。これにより、前記利用者は目的の商品(例えば、特急券及び/あるいは乗車券など)の購入選択が可能となる。
前記利用者による購入選択が終了すると、利用者は利用金額合計処理を選択し、所望の商品(例えば、特急券及び/あるいは乗車券など)の購入金額の合計を知ることが出来る。
更に前記利用者が購入金額を承諾すると、画面に設けられたクリックボタンなどの承諾手段によって金額承諾を意志表示する。この意志表示を受けて、事業者のサーバは該サーバ内あるいは該サーバに接続された電子マネーサーバとリンクして電子決済を実行する。この際に、ICカード機能部11のCPU9は、ポート切替手段8を適宜のタイミングでICカード機能部のメモリ10に切り替えて、ICカード機能部のメモリ10に格納されている電子マネーデータを更新して、決済金額を減算することにより電子マネー決済を実行する。
前記電子決済の履歴は随時、携帯電話機で前記事業者のサーバをアクセスすることにより利用履歴として閲覧して確認することが可能であるのみならず、当然ながら外部のリーダ/ライタ装置4から見ればICカード機能部14を持つ携帯電話機はISO7816サイズの非接触ICカードとして認識されるので、リーダ/ライタ装置4を使ってICカード機能部のメモリ10の内容は外部からも閲覧が可能である。よって、常時電源が入っているCPU9の接続されたポート切替手段8においては、ICカード機能部のメモリ10との接続がデフォルトとなっていて、リーダ/ライタ装置4から送信された画面表示データが認識された場合にのみ携帯電話機のCPUと接続するインターフェース12側に切り替える。
ポート切替手段8の切替方法としては、ICカード機能部11が採用しているプロトコル、例えばISO14443などのプロトコルに準拠する通信においては、デフォルトのままICカード機能部メモリ10側との接続を維持し、既定プロトコル以外のデータが送られて来た場合には、携帯電話機のCPUと接続するインターフェース12側に切り替えるという方法が考えられる。
図2は、本発明における携帯電話機、リーダ/ライタ装置、システムサーバ、電子マネー決済サーバ間のデータの流れを示す図である。ここで、◎はデータ供給側、●はデータ受取側を示している。
まず1番目のステップとして、システムサーバ15からリーダ/ライタ装置15を介して携帯電話機16のICカード機能部11に電波を送信して、ICカード機能部11では受信電波を整流して直流信号を検出するなどの方法でリーダ/ライタ装置の存在を検知する。次に第2ステップとして、データーベースサーバ13から携帯電話機16にサービスのメニューデータを送信して、携帯電話機16の表示手段で画面表示する。
更に、第3ステップでは、携帯電話機16の画面に表示されたメニューから希望する商品などを選択し、その選択結果を携帯電話機16からデーターベースサーバ13に発注データとして送信する。ここで、不図示の内部作業としてシステムサーバ14から電子マネー決済サーバ12へ決済確認の指示が出る。そして、第4ステップとして、電子マネー決済サーバ12から携帯電話機16に対して決済の承認要求が出され、利用者は画面を見て内容を確認する。ここで決済内容に問題が無ければ、第5ステップで携帯電話画面から決済を承認するコマンドボタンなどを選択することにより、電子マネー決済サーバ12に対して決済の承認および携帯電話機のICカード機能部11に備えられた電子マネーの残高更新を行う。この場合にも、ICカード機能部11は外部のリーダ/ライタ装置15との認証の後に電子マネーデータの更新作業を行うのでセキュリティーに関しては問題ない。
最後に、電子マネーによる決済が完了した時点で、第6番目のステップとしてデーターベースサーバ13から携帯電話機16に対して購入された電子チケットデータが送信され、ICカード機能部11を介して、携帯電話16の所定位置に電子チケットデータが格納される。
上記において、矢印で示した全ての処理はリーダ/ライタ装置15を経由したトランザクションであり、ICカード機能部11がデフォルトで持つセキュリティー性は確保されている。
本発明は、ミュージックショップにおける音楽データの自動購入システムにも応用が可能である。ここで、顧客は、携帯電話機のICカード機能部を使うことにより、携帯電話の画面にミュージックショップのサーバから提供を受けた購入可能商品リストを入手し、その中から任意のファイルを選択することにより購入を申し込み、前記携帯電話機のICカード機能部が持つ電子マネー機能を使ってオンサイト決済をすることができる。
まず、顧客は、ミュージックショップのサーバに接続する外部リーダ/ライタ装置のアンテナに携帯電話機のICカード機能部と接続されたアンテナ部を近づける。前記携帯電話機は外部のリーダ/ライタ装置からの電波の搬送波を整流した直流などで電波の存在を検出すると、ICカード機能部のCPUはICカード機能部の送受信回路を使って外部のリーダ/ライタ装置との通信を開始する。
外部のリーダ/ライタ装置はミュージックショップのサーバと接続されており、該サーバからは販売可能な音楽データのリストを外部のリーダ/ライタ装置のアンテナから携帯電話機のICカード機能部アンテナに送出する。
ICカード機能部アンテナから受信された電波は、送受信回路からCPUに入り、携帯電話機のCPUと通信するインターフェースを介して携帯電話機の表示手段によって音楽データのリストを画面表示する。
顧客は、前記画面表示の中から所望する音楽ファイル名を選択し、画面内にある選択意志表示手段によって購入意志表示をする。
ミュージックショップのサーバは、購入合計額を計算し、外部のリーダ/ライタ装置、ICカード機能部経由で携帯電話機の画面に前記購入合計額を表示して、顧客の購入意志を再確認する。
顧客が、画面表示内のアイコンなどの意志表示手段によって購入意志を確認すると、ミュージックショップのサーバは電子マネーを管理する電子マネーサーバと接続して、この電子マネーサーバに対して前記購入合計額の引き落とし設定をしてから外部のリーダ/ライタ装置の接続をミュージックショップのサーバから電子マネーサーバに切替て、携帯電話機のICカード機能部に接続される電子マネー機能から前記購入合計額に相当する額を電子マネーデータから支払う手続きを実行する。
上記いずれの実施例においても、例えば鉄道事業者やレコードショップFC事業者などのサービス提供者は単独である必要はなく、ICカード機能部12の中に独立したセキュリティーで守られるエレメントファイルなどで個別管理することにより、同一携帯電話機に複数事業者の切符などが共存出来るので、例えば電車とバスとフェリーの相乗りが可能となる。また、もし電子マネーとは別にレコード協会で共通化したポイント格納ファイルを用意すれば、異なるレコードショップチェーン間であっても共通ポイントサービスの提供も可能となるので、決済、商品引き渡し、ポイント加算などがICカード機能部12の安全なインターフェースを使って実行可能となる。
携帯電話機の台数増加に伴うトラフィックの増大でベストエフォート方式では通信速度に限界があり、これをICカード機能部の無線インターフェースを活用することにより解消するので通信インフラの健全化に寄与し、また携帯電話機内部におけるICカード機能部のセキュリティーレベルを確保しつつ、前記無線インターフェースを介して電子マネーの決済が可能となるので金融業界の活性化にも寄与出来る。
携帯電話機を使った無人決済システムの概念図 メニュー表示から決済までの処理工程図
符号の説明
1…システムサーバ、 2…データーベースサーバ、 3…電子マネー決済サーバ、 4…リーダ/ライタ装置、 5…アンテナ、 6…アンテナ、 7…送受信回路、 8…ポート切替手段、 9…ICカード機能部のCPU、 10…ICカード機能部のメモリ、 11…携帯電話機のCPUと接続するインターフェース、 12…ICカード機能部、13…電子マネー決済サーバ、 14…データーベースサーバ、 15…システムサーバ、 16…リーダ/ライタ装置、 17…携帯電話機。

Claims (2)

  1. 電子チケットのネットショッピングを提供するデーターベースと電子マネーによる決済をする電子マネー決済サーバとが接続された外部のリーダ/ライタ装置、及び前記外部のリーダ/ライタ装置とアンテナを介して電波で通信したデータを表示する機能と、電子マネー機能部と、CPUで制御されるICカード機能部と、表示手段を持つ携帯電話機で構成された自動券売システムにおいて、
    前記ICカード機能部のCUPがICカード機能部のメモリと接続するポートと携帯電話機のCPUと接続するポートを切り替えるポート切替手段を持ち、
    前記ICカード機能部のCPUには常時電源が供給されていて、
    前記ICカード機能部のCPUは、アンテナを介して外部のリーダ/ライタ装置と通信して、前記外部のリーダ/ライタ装置に接続される切符データのデーターベースのデータを前記携帯電話機のCPUと接続するポートから前記携帯電話機の前記表示手段に送出し、前記表示手段を使って選択した電子チケット購入代金は、前記CPUの前記ICカード機能部のメモリと接続するポートから前記ICカード機能部のメモリに格納された電子マネーを使って前記電子マネー決済サーバで決済することを特徴とする携帯電話機の自動券売システム。
  2. 請求項1に記載の携帯電話機の自動券売システムにおいて、前記電子マネーの残高が不足する場合には、前記アンテナを介して前記外部のリーダ/ライタ装置を使って外部金融機関のネットバンキングあるいはクレジットカード会社のサーバから電子マネーにチャージすることを特徴とする携帯電話機の自動券売システム。
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