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JP4836764B2 - 米の炊飯情報提供システム - Google Patents
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JP4836764B2 - 米の炊飯情報提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの好みに合った米の炊飯情報を提供する米の炊飯情報提供システムに関する。
近年、米を炊くための電気調理機器である炊飯器においては、ユーザの好みに合ったご飯を炊き上げることができるように、炊飯器に予め設定された炊飯シーケンス情報(前炊き工程の情報、昇温工程の情報、沸騰維持工程の情報、むらし工程の情報の主として4つの工程の情報からなり、各工程を順に行うにあたって、各工程において通電時間、加熱温度、加熱時間、加熱出力等が予め決められている炊飯の手順)を変更できる炊飯器が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2003−111669号公報)に開示された炊飯器は、バーコードを読み取るバーコード読取手段を備え、バーコード読取手段からの信号に基づいて、炊飯器に予め設定された炊飯シーケンス情報をユーザの好み(例えば硬め、柔らかめ、粘り強、粘り弱等)に合った炊飯シーケンス情報に変更(調整)できるように構成されている。
特許文献1の炊飯器においては、ユーザが一度米を炊飯して食してみて、もう少し米を硬く炊き上げたいとか、もっと米を粘り強く炊き上げたいと思ったときに、その好みに対応するバーコードをユーザがバーコード読取手段に読み取らせることで、炊飯器に予め設定された炊飯シーケンス情報を、好みに対応する炊飯シーケンス情報に変更することができる。これにより、次回の炊飯時に、前回より好みに合ったご飯を炊き上げることが可能となる。
特開2003−111669号公報
しかしながら、例えば、同じ炊飯器を使用して、コシヒカリを標準の炊飯シーケンス情報で炊飯したときにはユーザの好みに合った米の特性であっても、ササニシキを同じ標準の炊飯シーケンス情報で炊飯したときには、硬すぎたり、粘りが不足していたりすることが有り得る。また、同じコシヒカリを、IHタイプの炊飯器で炊飯したときにはユーザの好みに合った米の特性であっても、ヒータタイプの炊飯器で炊飯したときには硬すぎたり、粘りが不足していたりすることが有り得る。
つまり、硬さや粘り等の炊飯後の米の特性情報は、米の銘柄情報等の米質情報や使用する炊飯器等の炊飯に関連する炊飯情報が1つでも違えば異なるものである。したがって、ユーザが好みに合ったご飯を炊くためには、上記炊飯情報を変更する度に、その変更した炊飯情報において米を一度炊飯して食してみて、好みに合った米の特性を備えたご飯が炊ける炊飯シーケンス情報を試行錯誤して探す必要がある。
また、例えば、ユーザがもっと柔らかく炊きたいと思っても、米本来の特性が硬いものにおいては、柔らかくすることにも限界がある。つまり、1つの米に対して炊飯シーケンス情報を変更することで米の硬さや粘り等を変更するにも限界がある。
このため、1つの米に対して試行錯誤しても好みに対応する炊飯シーケンス情報を見つけることができなかった場合には、上記炊飯情報(例えば米の銘柄情報)を変更する必要がある。つまり、ユーザが自分の好みに合った硬さや粘りのご飯を炊き上げるためには、どのような炊飯情報に変更したらよいのかという試行錯誤も必要である。
しかしながら、市場に出回る米は非常に多種多様であり、炊飯器も多種多様である。このため、専門知識のない一般のユーザが、自分の好みに合った硬さや粘りのご飯を炊き上げるために、上記炊飯情報をどのように変更すればよいのかを判断することは、非常に困難なことである。
本発明は、上記課題を解決することにあって、ユーザの好みに合ったご飯を炊き上げるのに必要なユーザの試行錯誤の負担を少なくすることができる米の炊飯情報提供システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、以下のように構成している。
本発明の第1態様によれば、炊飯器の情報と、上記炊飯器を使用して炊飯する米の米質情報と、前炊き工程情報と昇温工程情報と沸騰維持工程情報とむらし工程情報とにより構成されて上記炊飯器を使用して上記米を炊飯するときの炊飯の手順を示す炊飯シーケンス情報と、上記炊飯シーケンス情報を基に上記炊飯器で炊飯された上記米の特性を示す米の特性情報とが互いに関連付けられて記憶される炊飯情報データベースと、
ユーザが使用する炊飯器の情報と、上記炊飯器を使用して上記ユーザが過去に炊飯した米の米質情報及びその米の評価情報との入力を促すとともに、米の炊飯情報を出力可能な情報入出力装置と、
上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とに関連する炊飯シーケンス情報を上記炊飯情報データベースから抽出して上記情報入出力装置へ提供する一方、上記炊飯シーケンス情報が抽出できないときには、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とに関連する米の米質情報を上記炊飯情報データベースの中から抽出して上記情報入出力装置へ提供する炊飯情報提供装置と、
を備える米の炊飯情報提供システムを提供する。
本発明の第2態様によれば、上記炊飯情報データベースには、
上記米の特性情報として、上記炊飯された米の硬さ特性情報が記憶され、
上記炊飯シーケンス情報として、上記米の米質情報と上記米の硬さ特性情報に関連した標準の炊飯シーケンス情報と、上記米の米質情報が同じ条件で上記標準の炊飯シーケンス情報により炊飯したときの米の硬さ特性情報よりも硬く又は柔らかくなるように米を炊飯するための硬さ変更用炊飯シーケンス情報とが記憶されていることを特徴とする第1態様に記載の米の炊飯情報提供システムを提供する。
本発明の第3態様によれば、上記炊飯情報データベースには、
上記米の特性情報として、上記炊飯された米の粘り特性情報が記憶され、
上記炊飯シーケンス情報として、上記米の米質情報と上記米の粘り特性情報に関連した標準の炊飯シーケンス情報と、上記米の米質情報が同じ条件で上記標準の炊飯シーケンス情報により炊飯したときの米の粘り特性情報よりも粘りが強く又は弱くなるように米を炊飯するための粘り変更用炊飯シーケンス情報とが記憶されていることを特徴とする第1又は2態様に記載の米の炊飯情報提供システムを提供する。
本発明の第4態様によれば、上記炊飯情報データベースには、
上記米の特性情報として、上記炊飯された米の硬さ特性情報と粘り特性情報が記憶され、
上記炊飯シーケンス情報として、上記米の米質情報と上記米の硬さ特性情報と上記米の粘り特性情報に関連した標準の炊飯シーケンス情報と、上記米の米質情報と上記米の粘り特性情報とが同じ条件で上記標準の炊飯シーケンス情報により炊飯したときの米の硬さ特性情報よりも硬く又は柔らかくなるように米を炊飯するための硬さ変更用炊飯シーケンス情報と、上記米の米質情報と上記米の硬さ特性情報が同じ条件で上記標準の炊飯シーケンス情報により炊飯したときの米の粘り特性情報よりも粘りが強く又は弱くなるように米を炊飯するための粘り変更用炊飯シーケンス情報とが記憶されていることを特徴とする第1態様に記載の米の炊飯情報提供システムを提供する。
本発明の第5態様によれば、上記炊飯情報提供装置は、上記米質情報を上記炊飯情報データベースの中から抽出して提供するとき、上記米質情報に関連する炊飯シーケンス情報を上記米の米質情報と共に提供することを特徴とする第1〜4態様のいずれか1つに記載の米の炊飯情報提供システムを提供する。
本発明の第6態様によれば、上記情報入出力装置から複数回入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とを関連付けて記憶するユーザ情報データベースをさらに備え、
上記炊飯情報提供装置は、上記ユーザ情報データベースに記憶された情報のうち、上記複数の上記米の特性情報と上記複数の上記米の評価情報とを統合してユーザ要求の米の特性情報を得、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と、上記ユーザ要求の米の特性情報と、に関連する上記炊飯シーケンス情報を上記炊飯情報データベースから抽出して提供する一方、上記炊飯シーケンス情報が抽出できないときには、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と、上記ユーザ要求の米の特性情報とに関連する上記米の米質情報を上記炊飯情報データベースの中から抽出して提供することを特徴とする第1〜5態様のいずれか1つに記載の米の炊飯情報提供システムを提供する。
本発明の第7態様によれば、上記米の特性情報には米の特性を数値化した米の特性値情報が含まれ、
上記米の評価情報には上記米の特性値情報を増減させる米の評価値情報が含まれ、
上記ユーザ情報データベースには、上記炊飯情報提供装置が前々回及び前回に提供した上記情報に関連する前々回及び前回の米の特性値情報と、上記情報入出力装置より前々回及び前回に入力された前々回及び前回の米の評価値情報と、が記憶され、
上記炊飯情報提供装置は、上記前回の米の特性値情報と上記前回の米の評価値情報との加算値と、上記前回の米の特性値情報との間の範囲に、上記前々回の米の特性値情報が含まれるとき、上記情報入出力装置から入力された上記前回の米の評価値情報の絶対値が上記前々回の米の評価値情報の絶対値よりも小さくなるように、上記米の評価値情報を補正し、上記補正後の米の評価値情報を上記前回の米の特性値情報に加算して上記ユーザ要求の米の特性値情報を得、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と、上記ユーザ要求の米の特性値情報と、に関連する炊飯シーケンス情報を上記炊飯情報データベースから抽出して提供する一方、上記炊飯シーケンス情報が抽出できないときには、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と、上記ユーザ要求の米の特性値情報とに関連する米の米質情報を上記炊飯情報データベースの中から抽出して提供することを特徴とする第6態様に記載の米の炊飯情報提供システムを提供する。
本発明の第8態様によれば、上記情報入出力装置から複数回入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とを関連付けて記憶するユーザ情報データベースをさらに備え、
上記炊飯情報提供装置は、上記炊飯シーケンス情報が抽出できないときにおいて、
上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の特性情報とに関連する米質情報を上記炊飯情報データベースの中から抽出して提供するときに上記米質情報が複数抽出されたとき、上記ユーザ情報データベースに記憶された情報のうち、上記炊飯シーケンス情報が抽出できないときに提供した上記米質情報を参照して、複数抽出された上記米質情報のうちから1つの米質情報を選択して提供することを特徴とする第1〜5態様のいずれか1つに記載の米の炊飯情報提供システムを提供する。
本発明にかかる米の炊飯情報提供システムによれば、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とに関連する炊飯シーケンス情報を上記炊飯情報データベースから抽出して提供するよう構成されている。したがって、ユーザは一度炊飯した米を食して好みの米の特性との違いを評価情報し、上記炊飯に使用した炊飯器の情報と、上記炊飯した米の米質情報と、上記評価情報とをユーザ入力装置に入力することで、上記評価情報に対応した炊飯シーケンス情報、つまりユーザの好みに対応したご飯が炊ける炊飯シーケンス情報を得ることができる。この上記炊飯シーケンス情報は上記米の特性情報に関連する情報であるので、炊飯する米をどの炊飯シーケンス情報で炊けばどのような米の特性になるのかということを、ユーザが試行錯誤して知る必要がない。したがって、ユーザの好みに合ったご飯を炊き上げるのに必要なユーザの試行錯誤の負担を少なくすることができる。
また、本発明にかかる米の炊飯情報提供システムによれば、上記炊飯シーケンス情報が抽出できないときには、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とに関連する米の米質情報を上記炊飯情報データベースの中から抽出して提供するよう構成されている。したがって、ユーザは、自分の好みに合ったご飯を炊き上げるのにどのような米に変更すればよいのか、ユーザ自身が試行錯誤することなく知ることができる。したがって、ユーザの好みに合ったご飯を炊き上げるのに必要なユーザの試行錯誤の負担を少なくすることができる。
本発明の記述を続ける前に、まず、明細書及び特許請求の範囲にて用いられている用語の定義等について述べる。
「米の特性情報」とは、米を炊飯した結果得られる米の特性に関する情報をいう。例えば、硬さ、粘り、外観、香り、味等の特性情報が挙げられる。この「米の特性情報」は、炊飯したご飯が好みに合っているか否かをユーザが評価する際の指標(判断基準)となるものである。この「米の特性情報」は、例えば食味官能試験や米の食味計などにより数値化すると、炊飯情報提供処理が容易となるので好ましい。なお、「米の特性情報」を数値化した情報を「米の特性値情報」という。上記米の食味計の一例としては、株式会社サタケ製、商品名炊飯食味計「STA1A」が挙げられる。
「米の評価情報」とは、ユーザが過去に炊飯して食した米の特性(硬さ、粘り等)に対するユーザの評価情報に関する情報をいう。この「米の評価情報」により、ユーザの好みに合ったご飯の特性情報がどのようなものであるか知ることが可能になる。「米の評価情報」を数値化した情報を「米の評価値情報」という。
「炊飯情報」とは、米の特性情報を変動させる要因となる情報をいう。この「炊飯情報」により、上記米の評価情報に対応して、どの炊飯情報を変更すれば、ユーザの好みに合った特性情報を持つご飯を炊くことができるのかを知ることができる。「炊飯情報」としては、例えば、ユーザが使用する炊飯器の情報、炊飯する米の米質情報、炊飯シーケンス情報等が挙げられる。
「炊飯器の情報」とは、加熱方式の異なる炊飯器の種類の情報をいう。「炊飯器の情報」としては、例えば、ヒータタイプ、IHタイプ、スチームIHタイプ等の炊飯器が挙げられる。上記米の特性情報は、炊飯に使用する炊飯器が違えば、他の炊飯情報が同一であっても、大きく変動するものである。したがって、「炊飯器の情報」は、ユーザの好みに合った特性情報を持つご飯を炊くのに必要な情報である。下記各実施形態においては、「炊飯器の情報」としてヒータタイプとIHタイプとを例に挙げて説明する。
「米質情報」とは、炊飯器を使用して炊飯する前に米自体に備えている、米の性質に関する情報をいう。上記米質情報としては、例えば米の産地及び品種の組み合わせにより規定される銘柄情報や、米の収穫時期からの経過期間による新米、古米などの情報が挙げられる。上記米の特性情報は、炊飯に使用する米質情報が違えば、他の炊飯情報が同一であっても、大きく変動するものである。したがって、「米質情報」は、ユーザの好みに合った特性情報を持つご飯を炊くのに必要な情報である。下記各実施形態においては、「米質情報」として米の銘柄情報を例に挙げて説明する。
「炊飯シーケンス情報」とは、炊飯器を使用して炊飯するときの、前炊き工程の情報、昇温工程の情報、沸騰維持工程の情報、むらし工程の情報の主として4つの工程の情報からなり、各工程を順に行うにあたって、各工程において通電時間、加熱温度、加熱時間、加熱出力等が予め決められている炊飯の手順の情報をいう。
「ユーザ情報」とは、炊飯器を使用するユーザの個別情報をいう。例えば、ユーザの氏名及び住所や、ユーザ登録番号などのユーザ識別情報、ユーザが使用する炊飯器の情報、上記炊飯器を使用してユーザが過去に炊飯した米の米質情報及びその米の評価情報などが挙げられる。
以下に、本発明の最良の実施形態の米の炊飯情報提供システムを図面に基づいて詳細に説明する。
《第1実施形態》
本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムの概要を、図1から図4を用いて説明する。図1は、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムの概要を示すブロック図である。図2は、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムに備えられる情報入出力装置1の表示部(図示せず)に表示されるユーザ情報入力画面の一例を示す図である。図3は、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムに備えられる炊飯情報データベース(以下、炊飯情報DBという)3に記憶されている炊飯情報の一例を示す図である。図4は、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムに備えられるユーザ情報データベース(以下、ユーザ情報DB)4に記憶されたユーザ情報の一例を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムは、ユーザ情報の入力を促すとともに米の炊飯情報を出力可能な情報入出力装置1と、各種炊飯情報が記憶されている炊飯情報DB3と、情報入出力装置1から入力されたユーザ情報が記憶されるユーザ情報DB4と、炊飯情報DB3とユーザ情報DB4とに記憶されかつ情報入出力装置1から入力されたユーザ情報と炊飯情報DB3とユーザ情報DB4とに記憶されている情報に基づき、炊飯情報を提供可能な炊飯情報提供装置2と、情報入出力装置1と炊飯情報提供装置2とを互いに接続するインターネットなどのネットワーク5とを備えている。
情報入出力装置1は、ユーザが使用する炊飯器10の情報と、炊飯器10を使用してユーザが過去に炊飯した米の米質情報及びその米の評価情報を、キーやマウスやマイクなどの入力部(図示せず)へ入力することを促すとともに、ユーザが使用する炊飯器10へ米の炊飯情報を出力可能な、パーソナルコンピュータ、携帯電話、又は、PDAなどの携帯情報端末機であり、例えば米を炊飯するユーザや、ユーザの代わりに入力を行う米屋などのユーザ側に配置されるものである。情報入出力装置1は、ユーザが使用する炊飯器に搭載されてもよい。情報入出力装置1は、図示していないが、例えば、上記入力部と、必要な情報を表示する表示部と、ネットワーク5に接続可能な接続部と、これらの各部を制御する制御部とを有している。
情報入出力装置1の炊飯器10への米の炊飯情報の出力は、情報入出力装置1と炊飯器10とを無線又は有線で接続して直接的に行われるようにしてもよいし、また、炊飯器10にバーコード読取装置を設け、情報入出力装置1に米の炊飯情報をバーコード形態で出力させて、ユーザを介して炊飯器10に読み取らせることなどにより間接的に行われるようにしてもよい。また、バーコード読取装置などの情報受信装置が備えられていない炊飯器であってもユーザの好みにあったご飯を炊くことができるように、情報入出力装置1の表示部に、米の炊飯情報に応じて、ユーザに炊飯器10への入力操作を促す情報を表示させ、その情報に基づいてユーザが炊飯器10に入力するようにしてもよい。
上記のようにして米の炊飯情報を情報入出力装置1から直接的又は間接的に入力された炊飯器10は、当該炊飯情報に基づいて炊飯動作することが可能になる。
情報入出力装置1は、図2に示すように、ユーザの氏名及び住所、ユーザ登録番号などのユーザ識別情報と、ユーザが使用する炊飯器の情報と、上記炊飯器を使用してユーザが過去に炊飯した米の米質情報の一例である前回炊飯した米の銘柄情報(以下、前回の銘柄情報という)と、上記前回炊飯した米の評価情報(以下、前回の米の評価情報という)と、を含むユーザ情報が入力可能に構成されている。
第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムをユーザが初めて利用する場合には、情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に、ユーザの氏名及び住所の情報と、ユーザが使用する炊飯器の情報と、前回の銘柄情報とが入力されることで、炊飯情報提供装置2によりそれらの情報がユーザ情報DB4に記憶されてユーザ登録がなされ、ユーザ登録の情報に関連するユーザ登録番号をユーザが、炊飯情報提供装置2から情報入出力装置1を介して取得することができるように、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムが構成されている。情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、図4に示すように互いに関連付けられて、ユーザ情報DB4に記憶される。上記ユーザ登録番号を得たユーザは、ユーザ識別情報として上記ユーザ登録番号を情報入出力装置1に入力することで、ユーザ登録に必要なユーザの氏名及び住所の情報、及びユーザが使用する炊飯器の情報の入力を省略することができる。
また、情報入出力装置1は、次回炊飯する米の銘柄情報(以下、次回の銘柄情報という)をユーザが予め決めており、ユーザが自ら、次回の銘柄情報を前回の銘柄情報より変更したい場合などに備えて、次回の銘柄情報が入力できるように構成されている。
なお、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムにおいて、情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に次回の銘柄情報が入力されないときには、次回の銘柄情報と前回の銘柄情報とが同一であるとして、以下の炊飯情報提供処理(情報入出力装置1に入力されるユーザ情報に基づいて、炊飯情報提供装置2が上記炊飯情報を情報入出力装置1に提供するために行う各種情報の処理)が行われるものとする。なお、これに代えて、標準的な銘柄情報をユーザが予め決めておき、情報入出力装置1に次回の銘柄情報が入力されないときには、ユーザが予め決めた標準的な銘柄情報に基づいて、以下の炊飯情報提供処理が行われるようにしてもよい。
また、情報入出力装置1へのユーザ情報の入力などのユーザが行う操作は全て、ユーザの代理をする米屋などが行っても良く、ユーザが行うことに限定されるものではない。
炊飯情報提供装置2は、パーソナルコンピュータなどの情報端末機であり、例えば米屋や炊飯器のメーカー等の米の専門家側に配置されるものである。炊飯情報提供装置1は、情報入出力装置1と同様に、ユーザが使用する炊飯器に搭載されることも可能である。炊飯情報提供装置2は、制御部21と、制御部21により動作制御される情報処理部22と、制御部21により動作制御され、情報入出力装置1からネットワーク5を介して入力されるユーザ情報を一時的に記憶する記憶部23と、制御部21に接続されるタイマー部24と、ネットワーク5に接続可能に構成され、そのネットワーク5への接続のタイミングを制御部21に動作制御される接続部25と、を少なくとも備えている。また、情報処理部22は、抽出部22Aと、演算部22Bと、判断部22Cと、情報更新部22Dと、を備えており、各部は互いに接続されるとともに制御部21にも接続されている。
抽出部22Aは、情報入出力装置1に入力されるユーザ情報に基づいて、炊飯情報DB3から関連する炊飯情報を抽出するとともにユーザ情報DB4より関連するユーザ情報を抽出する。
演算部22Bは、抽出部22Aにより、炊飯情報DB3から抽出された炊飯情報又はユーザ情報DB4から抽出されたユーザ情報の中の、過去に炊飯した米の特性情報の一例である前回炊飯した米の特性値情報(以下、前回の米の特性値情報という)と、情報入出力装置1に入力された、その前回の米の評価情報を数値化した前回の米の評価値情報とを統合(例えば加算や平均。以下では、一例として加算するものとする。)して、次回の米に対してユーザが要求すると思われる(ユーザの好みに合うと思われる)米の特性値情報(以下、ユーザ要求の米の特性値情報という)を算出する。
判断部22Cは、抽出部22Aが炊飯情報DB3又はユーザ情報DB4から各情報を抽出できたか否か等の炊飯情報提供処理の状況を判断する。
情報更新部22Dは、情報入出力装置1に入力されたユーザ情報と、そのユーザ情報がネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2に入力されたときのタイマー部24からの情報に基づく日時情報と、抽出部22Aに抽出されて制御部21により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報等とを互いに関連付けてユーザ情報DB4に記憶させ、ユーザ情報DB4のユーザ情報を更新する。
制御部21は、記憶部23と接続部25と情報処理部22の各部の、それぞれの動作を制御するとともに、情報入出力装置1に入力されるユーザ情報に応じて抽出部22Aが炊飯情報DB3より抽出した炊飯情報の中の炊飯シーケンス情報及び/又は銘柄情報を、情報入出力装置1に接続部25を介して出力(提供)するように制御する。
また、制御部21は、情報入出力装置1からネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にユーザ情報が入力されたときのタイマー部24からの情報に基づいて、その入力された日時情報がユーザ情報DB4に記憶されるように、情報処理部22の情報更新部22Dを制御する。
炊飯情報DB3には、図3に示すように、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムを利用する多数のユーザが使用する可能性のある炊飯器の情報と、上記炊飯器を使用して炊飯する米の銘柄情報と、炊飯シーケンス情報と、上記銘柄情報の米を上記炊飯シーケンス情報で炊飯したときの米の特性値情報(図3では一例として硬さ特性値情報を示す)と、が互いに関連付けられて記憶されている。また、炊飯情報DB3においては、柔らかめ、硬め等の米の硬さ特性に応じた炊き分けを可能とするために、1つの銘柄情報に対して、標準の炊飯シーケンス情報と、上記標準の炊飯シーケンス情報により炊飯したときの米の硬さ特性よりも硬く又は柔らかくなるように米を炊飯するための硬さ変更用炊飯シーケンス情報とが対応するように記憶されている。例えば、IHタイプの炊飯器で新潟産コシヒカリを炊飯する場合においては、図3に示すように、標準の炊飯シーケンス情報として「NK230」、標準の炊飯シーケンス情報で炊いた米よりも少し硬めの米が炊ける硬さ変更用炊飯シーケンス情報として「NK220」、「NK220」の炊飯シーケンス情報で炊いた米よりもさらに硬めの米が炊ける硬さ変更用炊飯シーケンス情報として「NK210」、標準の炊飯シーケンス情報で炊いた米よりも少し柔らかめの米が炊ける硬さ変更用炊飯シーケンス情報として「NK240」、及び「NK240」の炊飯シーケンス情報で炊いた米よりもさらに柔らかめの米が炊ける硬さ変更用炊飯シーケンス情報として「NK250」の各炊飯シーケンス情報が対応しており、当該各炊飯シーケンス情報で炊飯することにより、0.0〜4.0の硬さ特性値情報を示すご飯を炊き上げることができる。なお、ここでは、上記硬さ特性値情報は、数値が大きくなる程、柔らかい米であることを示している。
なお、第1実施形態において、1つの銘柄情報の米を標準の炊飯シーケンス情報で炊飯したときに示す米の特性値情報を、その米の標準特性値情報という。この標準特性値情報は、1つの銘柄情報の米を複数の炊飯シーケンス情報で炊飯したときに得られる特性値情報の範囲の中間値に設定されることが好ましい。例えば、上述した新潟産コシヒカリを炊飯する場合においては、図3に示すように、0.0〜4.0の中間値である「2.0」が標準硬さ特性値情報となる。
ユーザ情報DB4には、図4に示すように、情報入出力装置1より入力された、上記ユーザ識別情報と、ユーザが使用する炊飯器の情報と、その炊飯器を用いて炊飯した米の銘柄情報と、その米の評価値情報と、それらの情報がネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2に入力されたときのタイマー部24からの情報に基づく日時情報と、その米に対して制御部21により接続部25を介して出力された炊飯シーケンス情報と、上記炊飯シーケンス情報に関連する米の特性値情報とが互いに関連付けられて記憶されている。なお、上記炊飯シーケンス情報及び上記日時情報は、必ずしもユーザ情報DB4に記憶される必要はない。
本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムは、以上のように構成されている。
次に、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムにおける炊飯情報提供処理について、図1及び図5を参照しつつ説明する。図5は、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムの炊飯情報提供装置2の炊飯情報提供処理を示すフローチャートである。炊飯情報提供装置2の炊飯情報提供処理は、制御部21の制御の下に行われる。
なお、ここでは、予め、情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に、ユーザの氏名及び住所の情報と、ユーザが使用する炊飯器の情報と、前回の銘柄情報とが入力されて、ユーザ情報DB4に上記ユーザ登録が行われており、炊飯情報提供装置2から情報入出力装置1を介してユーザ登録番号がユーザに付与されているものとする。
また、ここでは、炊飯情報提供処理の概要を説明し、炊飯情報提供処理の具体的な実施例については、後で詳しく説明するものとする。
まず、ステップS1では、次回の炊飯前にユーザが情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、ユーザ識別情報としてユーザ登録番号(例えば「12345」)と、前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)とが情報入出力装置1を介して炊飯情報提供装置2に入力されるとともに、次回の銘柄情報が決定している場合には、当該次回の銘柄情報(例えば「岩手産あきたこまち」)も情報入出力装置1を介して炊飯情報提供装置2に入力される。上記入力されたユーザ登録番号(例えば「12345」)と前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と(次回の銘柄情報(例えば「岩手産あきたこまち」)と)は、炊飯情報提供装置2の記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、ステップS2では、炊飯情報提供装置2の抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号(例えば「12345」)を基にユーザ情報DB4にアクセスして、上記ユーザ登録番号に関連する炊飯器の情報(例えば「IH」)と前回の銘柄情報(例えば「新潟産コシヒカリ」)とをユーザ情報DB4から抽出部22Aにより抽出する。なお、ステップS1において、次回の銘柄情報が炊飯情報提供装置2に入力された場合には、以下の炊飯情報提供処理は次回の銘柄情報に基づいて行われるので、前回の銘柄情報を抽出部22Aより抽出しないようにしてもよい。後述する各実施例では、上記の場合、前回の銘柄情報を抽出部22Aより抽出しないものとして説明する。
次いで、ステップS3では、ステップS2でユーザ情報DB4から抽出した炊飯器の情報(例えば「IH」)と前回の銘柄情報(例えば「新潟産コシヒカリ」)とに基づいて、それらの情報に関連する米の特性値情報(例えば「2.0」)を、抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出する。
なお、ステップS3において、ステップS2でユーザ情報DB4から抽出した炊飯器の情報と前回の銘柄情報とに関連する米の特性値情報が複数ある場合には、その中の標準特性値情報を抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出するようにする。例えば、炊飯器の情報が「IH」であり、前回の銘柄情報が「新潟産コシヒカリ」であり、炊飯情報DB3に図3に示すような炊飯情報が記憶されている場合には、抽出部22Aにより炊飯情報DB3から、「IH」及び「新潟産コシヒカリ」の標準硬さ特性値情報「2.0」を抽出するようにする。
次いで、ステップS4では、炊飯情報提供装置2の演算部22Bが、ステップS1で情報入出力装置1に入力されて記憶部23に一時的に記憶された前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と、ステップS3で抽出された米の特性値情報(例えば「2.0」)とを加算して、次回の米に対するユーザ要求の米の特性値情報(例えば「0.0」)を算出する。ユーザが前回の米の特性値情報に対して、前回炊飯した米を食べたユーザの、前回炊飯した米に対する前回の米の評価値情報を加味することにより、ユーザは、前回炊飯した米(言い換えれば、前回炊飯した米に対応する米の特性値情報)に満足しているか、又は、もう少し変更したいのかが判明する。
次いで、ステップS5では、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回の銘柄情報(例えば「岩手産あきたこまち」)が入力されたか否か判断し、入力されたと判断したときには後述するステップS6へ進み、入力されていないと判断したときには後述するステップS11へ進む。
ステップS6では、ステップS4で演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の特性値情報(例えば「0.0」)と、ステップS1で情報入出力装置1に入力されて記憶部23に一時的に記憶された次回の銘柄情報(例えば「岩手産あきたこまち」)と、ステップS2でユーザ情報DB4から抽出した炊飯器の情報(例えば「IH」)とに関連する炊飯シーケンス情報(例えば「IA240」(図3参照))を、炊飯情報DB3から抽出部22Aにより抽出する。
次いで、ステップS7では、ユーザ要求の米の特性値情報(例えば「0.0」)に関連する炊飯シーケンス情報がステップS6で抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出できたか否か、判断部22Cにより判断される。
ステップS7において、ユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報が抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出できたと判断部22Cが判断した場合、例えば、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報が「0.0」であり、次回の銘柄情報が「岩手産あきたこまち」であり、炊飯器の情報が「IH」である場合には、図3に示す炊飯情報DB3より、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「IA240」が抽出できるので、ステップS8に進む。
ステップS7において、ユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報が抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出できていないと判断部22Cが判断した場合、例えば、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報が「2.0」であり、次回の銘柄情報が「岩手産あきたこまち」であり、炊飯器の情報が「IH」である場合には、図3に示す炊飯情報DB3より、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報が抽出できないので、ステップS9に進む。
ステップS8では、ステップS6で抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報(例えば「IA240」)を情報入出力装置1に、制御部21の制御により接続部25を介して出力するとともに、制御部21の制御により炊飯情報提供装置2の情報更新部22Dが、記憶部23に一時的に記憶された前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報(例えば「IA240」に関連する各炊飯情報とをユーザ情報DB4に、タイマー部24からの情報に基づく日時情報(例えば「1月20日12時20分」)とともに記憶させて、上記した一連の炊飯情報提供処理を終了する。情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報(例えば「IA240」)は、上記したように直接的又は間接的に、ユーザが使用する炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報(例えば「IA240」)に基づいて炊飯動作可能に設定される。
ステップS9では、ユーザ要求の米の特性値情報(例えば「2.0」)に関連する炊飯シーケンス情報を、上記ステップS7で抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出できなかったので、ユーザ要求の米の特性値情報に最も近い、次回の銘柄情報で実現可能な米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報を、抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出する。例えば、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報が「2.0」であり、次回の銘柄情報が「岩手産あきたこまち」である場合には、「岩手産あきたこまち」で実現可能な米の硬さ特性値情報「−3.0〜1.0(図3参照)」のうち、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報「2.0」に最も近い、米の硬さ特性値「1.0」を実現することが可能な炊飯シーケンス情報「IA250」を、抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出する。
次いで、ステップ10では、ステップS9で抽出部22Aにより抽出した炊飯シーケンス情報(例えば「IA250」)を情報入出力装置1に、制御部21の制御により接続部25を介して出力するとともに、情報更新部22Dが、記憶部23に一時的に記憶された前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報(例えば「IA250」)に関連する各炊飯情報とをユーザ情報DB4に、タイマー部24からの情報に基づく日時情報(例えば「1月20日12時20分」)とともに記憶させて、一連の炊飯情報提供処理を終了する。情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報は、上記したように直接的又は間接的に、ユーザが使用する炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報(例えば「IA250」)に基づいて炊飯動作可能に設定される。
一方、ステップS11では、ステップS4で、演算部22Bが算出したユーザ要求の米の特性値情報(例えば「0.0」)と、ステップS2でユーザ情報DB4より抽出した前回の銘柄情報(例えば「新潟産コシヒカリ」)及び炊飯器の情報(例えば「IH」)とに関連する炊飯シーケンス情報(例えば「NK210」)を、抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出する。
次いで、ステップS12では、ユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報を、ステップS11で抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出できたか否か、判断部22Cにより判断される。
ステップS12において、ユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報が抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出できたと判断部22Cにより判断された場合、例えば、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報が「0.0」であり、前回の銘柄情報が「新潟産コシヒカリ」であり、炊飯器の情報が「IH」である場合には、図3に示す炊飯情報DB3より、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「NK210」が抽出できるので、ステップS13に進む。
ステップS12において、ユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報が抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出できなかったと判断部22Cにより判断された場合、例えば、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報が「−1.0」であり、次回の銘柄情報が「新潟産コシヒカリ」であり、炊飯器の情報が「IH」である場合には、図3に示す炊飯情報DB3より、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報が抽出できないので、ステップS14に進む。
ステップS13では、ステップS11で、抽出部22Aにより抽出された炊飯シーケンス情報(例えば「NK210」)を情報入出力装置1に、制御部21の制御により接続部25を介して出力するとともに、制御部21の制御により、情報更新部22Dが、記憶部23に一時的に記憶された前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報(例えば「NK210」)に関連する各炊飯情報とをユーザ情報DB4に、タイマー部24からの情報に基づく日時情報(例えば「1月20日12時20分」)とともに記憶させて、一連の炊飯情報提供処理を終了する。情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報(例えば「NK210」)は、上記したように直接的又は間接的に、ユーザが使用する炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報(例えば「NK210」)に基づいて炊飯動作可能に設定される。
ステップS14では、ユーザ要求の米の特性値情報(例えば「−1.0」)に関連する炊飯シーケンス情報を上記ステップS12で抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出できなかったので、ユーザ要求の米の特性値情報(例えば「−1.0」)に関連する、前回の銘柄情報(例えば「新潟産コシヒカリ」)とは別の銘柄情報及び炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出する。例えば、ユーザ要求の米の特性値情報が「−1.0」であり、前回の銘柄情報が「新潟産コシヒカリ」である場合には、標準の炊飯シーケンス情報で炊くことでユーザ要求の米の特性値情報「−1.0」を実現できる(すなわち、標準特性値情報が「−1.0」である)銘柄情報「岩手産あきたこまち」と、その炊飯シーケンス情報「IA230」とを抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出する。
次いで、ステップS15では、ステップS14で抽出部22Aにより抽出した炊飯シーケンス情報(例えば「IA230」)を情報入出力装置1に、制御部21の制御により接続部25を介して出力するとともに、制御部21の制御により、情報更新部22Dが、前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報(例えば「IA230」)に関連する各炊飯情報と、をユーザ情報DB4に、タイマー部24からの情報に基づく日時情報(例えば「1月20日12時20分」)とともに記憶させて、一連の炊飯情報提供処理を終了する。情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報は、上記したように直接的又は間接的に、ユーザが使用する炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報(例えば「IA230」)に基づいて炊飯動作可能に設定される。
第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムにおいては、以上のようにして一回の炊飯を行うための炊飯情報提供処理が行われる。
上記では、一回の炊飯を行うための炊飯情報提供処理について説明したが、複数回炊飯を行う場合には、上記一回の炊飯を行うための炊飯情報提供処理、つまりステップS1〜ステップS15までの処理を繰り返せばよい。なお、このとき、ステップS3においては、抽出部22Aが、ステップS2でユーザ情報DB4から抽出した炊飯器の情報と前回の銘柄情報とに関連する米の特性値情報を炊飯情報DB3から抽出することに代えて、前回の米に対するユーザ要求の米の特性値情報をユーザ情報DB4から抽出するようにする。これにより、抽出部22Aが抽出する米の特性値情報は、ユーザの前回の米の評価情報を考慮した情報となるので、前回よりもユーザの好みに合ったご飯を炊くことが可能となる。したがって、上記炊飯情報提供処理を繰り返せば繰り返すほど、ユーザの好みに合ったご飯を炊き上げることができるようになる。
《第1実施例》
次に、本発明の第1実施形態の具体例の1つである第1実施例にかかる米の炊飯情報提供システムの炊飯情報提供処理を、主に図1、図4、及び図5を参照しつつ説明する。第1実施例では、情報入出力装置1に次回の銘柄情報が入力されることなく、図5のステップS11において炊飯情報提供装置2の抽出部22Aがユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたときの炊飯情報提供処理(すなわち、図5のステップS1〜S5、S11〜S13の処理)、及び情報入出力装置1に次回の銘柄情報が入力され、図5のステップS7において炊飯情報提供装置2の抽出部22Aがユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたときの炊飯情報提供処理(すなわち、図5のステップS1〜S8の処理)について説明する。図4は、「3月3日16時40分」までの時点で、ユーザ情報DB4に記憶されている1人のユーザに対するユーザ情報(履歴情報)を示している。
なお、第1実施例では、予め、「1月20日12時20分」において、情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に、ユーザの氏名及び住所の情報「○○太郎」,「△△県×市◇町・・・」と、使用する炊飯器の情報「IH」と、前回の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」とが入力されてユーザ情報DB4にユーザ登録が行われており、炊飯情報提供装置2から情報入出力装置1を介してユーザ登録番号「12345」がユーザに付与されているものとする。
以下では、「2月1日13時30分」に情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に入力されたユーザ情報がユーザ情報DB4に記憶されてから、「3月3日16時40分」に情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に入力されたユーザ情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理の過程を、順を追って説明する。
なお、日時情報のうちの時刻情報は、複数回、情報入出力装置1にユーザ情報が入力されたときに、それらのユーザ情報の入力の前後関係を判断するために必要な情報であるが、ここでは、その前後関係を日付情報によって明確に区別できるようにしているので、下記の説明では省略する。
なお、情報入出力装置1に前回の米の硬さ評価情報として「硬い方が良い(硬く)」が入力(選択)された場合には、硬さ評価値情報「−1.0」が入力されたものと炊飯情報提供装置2がみなして、前回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報から1.0だけ減少させたものを次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報とする。情報入出力装置1に前回の米の硬さ評価情報として「柔らかい方が良い(柔らかく)」が入力(選択)された場合には、硬さ評価値情報「+1.0」が入力されたものと炊飯情報提供装置2がみなして、前回のユーザ要求の米の特性値情報から1.0だけ増加させたものを次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報とする。情報入出力装置1に前回の米の硬さ評価情報として「適当」が入力された場合には、ユーザは前回の炊飯された米の硬さに満足していると考えられるため、炊飯情報提供装置2はユーザ要求の米の硬さ特性値情報を増減しないものする。つまり、次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報を前回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報と同一とする。
まず、図4の表のうち、日時情報「2月1日」に関連付けられて、「2月1日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2より提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「2月1日」において、ユーザが次回(2月1日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、次回(2月1日)の銘柄情報が入力されることなく、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」及び前回(1月20日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、炊飯情報提供装置2の抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「12345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」、及び前回(1月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」を抽出する(ステップS2)とともに、それらの情報に関連する米の硬さ特性値情報を抽出する(ステップS3)。ここでは、ユーザ情報DB4に前回(1月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報が記憶されていないので、抽出部22Aは、炊飯情報DB3より炊飯器の情報「IH」及び前回(1月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」の標準硬さ特性値情報「2.0」を抽出する。
次いで、炊飯情報提供装置2の演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(1月20日)の米の硬さ評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aより抽出された上記標準硬さ特性値情報「2.0」とを加算して、次回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」を算出する(ステップS4)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(2月1日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(2月1日)の銘柄情報が入力されていないので、判断部22Cは、次回(2月1日)の銘柄情報が入力されていないと判断する(すなわち、ステップS11に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び前回(1月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bにより算出された次回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」とに基づいて、図3に示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「NK220」を抽出する(ステップS11)。
次いで、判断部22Cが、次回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンス「NK220」が抽出部22Aにより抽出されるので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたと判断する(すなわち、ステップS13に進む)。
次いで、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報「NK220」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「NK220」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「NK220」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「NK220」の上記出力動作と同時的に、炊飯情報提供装置2の情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「2月1日」と、抽出部22Aがユーザ情報DB4より抽出した銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「NK220」と、記憶部23に一時的に記憶された前回(1月20日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」と、をユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる(ステップS13)。
以上のようにして、日時情報「2月1日」に関連付けられて、「2月1日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
次いで、図4の表のうち、日時情報「2月20日」に関連付けられて、「2月20日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「2月20日」において、ユーザが次回(2月20日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、次回(2月20日)の銘柄情報が入力されることなく、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」及び前回(2月1日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「12345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」及び前回(2月1日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」を抽出する(ステップS2)とともに、前回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」をユーザ情報DB4より抽出する(ステップS3)。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月1日)の米の硬さ評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aにより抽出された前回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」とを加算して、次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」を算出する(ステップS4)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(2月20日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(2月20日)の銘柄情報が入力されていないので、判断部22Cは、次回(2月20日)の銘柄情報が入力されていないと判断する(すなわち、ステップS11に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び前回(2月1日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bにより算出された次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」とに基づいて、図3に示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「NK210」を抽出する(ステップS11)。
次いで、判断部22Cが、次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンス「NK210」が抽出部22Aにより抽出されるので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたと判断する(すなわち、ステップS13に進む)。
次いで、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報「NK210」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「NK210」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「NK210」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「NK210」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「2月20日」と、抽出部22Aがユーザ情報DB4より抽出した銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「NK210」と、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月1日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」と、をユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる(ステップS13)。
以上のようにして、日時情報「2月20日」に関連付けられて、「2月20日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
次いで、図4の表のうち、日時情報「3月3日」に関連付けられて、「3月3日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「3月3日」において、ユーザが次回(3月3日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」、前回(2月20日)の米の硬さ評価情報「適当」、及び次回(3月3日)の銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「12345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」を抽出する(ステップS2)とともに、前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」をユーザ情報DB4より抽出する。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の硬さ評価値情報と、抽出部22Aにより抽出された前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」とを加算して、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報を算出する(ステップS4)。しかしながら、このとき、前回(2月20日)の米の硬さ評価情報が「適当」であるので、炊飯情報提供装置2の演算部22Bは、前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報を増減せず、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報は前回(2月20日)と同じ「0.0」となる。ここで、この硬さ特性値情報「0.0」がユーザの好みに合った米の硬さ特性値情報であることがわかる。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(3月3日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(3月3日)の銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」が入力されているので、判断部22Cは、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されていると判断する(すなわち、ステップS6に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び次回(3月3日)の銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」と、演算部22Bにより算出された次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」とに基づいて、図3に示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「HH250」を抽出する(ステップS6)。
次いで、判断部22Cが、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS7)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンス「HH250」が抽出部22Aにより抽出されるので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたと判断する(すなわち、ステップS8に進む)。
次いで、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報「HH250」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「HH250」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「HH250」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「HH250」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「3月3日」と、記憶部23に一時的に記憶された銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」と、演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「HH250」と、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の硬さ評価情報「適当」とをユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる(ステップS8)。
以上のようにして、日時情報「3月3日」に関連付けられて、「3月3日」における銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
第1実施例にかかる米の炊飯情報提供システムでは、以上のようにして炊飯情報提供処理が行われる。
第1実施例においては、銘柄情報が「新潟産コシヒカリ」から「北海道産ひとめぼれ」に変更されたとき、「新潟産コシヒカリ」において「適当」と評価されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」に基づいて、関連する炊飯シーケンス情報を提供する。したがって、第1実施例においては、銘柄情報を「新潟産コシヒカリ」から「北海道産ひとめぼれ」に変更した1回目の炊飯時から、好みに合った硬さ特性値情報を示す好みに合った硬さのご飯を食べることができる。
これに対して、従来においては、銘柄情報が変わるごとにその銘柄情報の、例えば標準硬さのご飯を食べて、試行錯誤して好みに合った炊飯シーケンス情報を探す必要があるため、上記のように「3月3日」に米の銘柄情報が「新潟産コシヒカリ」から「北海道産ひとめぼれ」に変更されたときには、例えば、下記のように段階を踏んで炊飯シーケンス情報を変更する必要がある。
すなわち、まず、「北海道産ひとめぼれ」を炊飯シーケンス情報「HH230」(図3参照)により標準硬さ特性値情報「−2.0」のご飯を炊き上げて、好みの硬さであるか評価する。次いで、炊飯シーケンス情報「HH240」(図3参照)に変更して硬さ特性値情報「−1.0」のご飯を炊き上げて、好みの硬さであるか評価する。次いで、炊飯シーケンス情報「HH250」(図3参照)に変更して硬さ特性値情報「0.0」のご飯を炊き上げて、好みの硬さであるか評価する。ここで、上記したようにユーザの好みに合った硬さ特性値情報が「0.0」であるので、従来において、好みに合った硬さのご飯を食べるためには、「北海道産ひとめぼれ」を合計3回炊飯する必要があることがわかる。
したがって、第1実施例にかかる米の炊飯情報提供システムを利用すれば、従来よりも炊飯回数を3回から1回に、つまり2回分減らすことができるので、その分、ユーザの試行錯誤の負担を少なくすることができ、米の銘柄情報を変えても、ユーザの好みの硬さの米をすぐに食べることができる。
また、第1実施例においては、情報入出力装置1から複数回入力された炊飯器の情報と米の銘柄情報とその米の評価情報と、それらの情報に関連する米の特性情報とをユーザ情報DB4に記憶している。そして、ユーザ情報DB4に記憶された情報のうち、米の特性情報とその米の評価情報とを統合(加算)して、ユーザ要求の米の特性情報を得、このユーザ要求の米の特性情報に関連する炊飯情報を情報入出力装置1に提供するようにしている。これにより、ユーザは、前回の米の評価情報を情報入出力装置1に入力するだけの簡単な作業で、前回よりも好みに合ったご飯を食べることができる。そして、ユーザは、第1実施例にかかる米の炊飯情報提供システムを利用すればするほど、より好みに合ったご飯を食べることができる。ここで、ユーザは、過去の炊飯に関する情報を記憶して、その記憶に基づいて炊飯シーケンス情報を変更する必要がない。したがって、ユーザが好みに合ったご飯を炊き上げるのに必要な試行錯誤の負担は大幅に低減される。
以上、第1実施例では、情報入出力装置1に次回の銘柄情報が入力され、図5のステップS7において炊飯情報提供装置2の抽出部22Aがユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたときの炊飯情報提供処理(すなわち、図5のステップS1〜S8の処理)を含む例について説明した。具体的には、「3月3日」において、情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に入力された前回(2月20日)の米の硬さ評価情報が「適当」であり、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されたものとして説明した。
次に、第1実施例の他の例として、情報入出力装置1に次回の銘柄情報が入力されることなく、図5のステップS11において炊飯情報提供装置2の抽出部22Aがユーザ要求の米の特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報を抽出できなかったときの炊飯情報提供処理(すなわち、図5のステップS1〜S5、S11、S12、S14、S15の処理)を含む例について、図1、図3及び図6を用いて説明する。具体的には、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されることなく、前回(2月20日)の米の硬さ評価情報として「硬く」が入力された場合について説明する。
図6は、ユーザ情報DB4に記憶されたユーザ情報の他の例を示す図である。なお、上記と重複する部分については説明を省略する。
以下、図6の表のうち、日時情報「3月3日」に関連付けられて、「3月3日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「3月3日」において、ユーザが次回(3月3日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されることなく、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」、及び前回(2月20日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「12345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」及び前回(2月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」を抽出する(ステップS2)とともに、前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」をユーザ情報DB4より抽出する(ステップS3)。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の硬さ評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aより抽出された前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」とを加算して、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」を算出する(ステップS4)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(3月3日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(3月3日)の銘柄情報が入力されていないので、判断部22Cは、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されていないと判断する(すなわち、ステップS11に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び前回(2月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bで算出された次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」の情報とに基づいて、図3に示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報を抽出する(ステップS11)。しかしながら、このとき、抽出部22Aは、上記関連する炊飯シーケンス情報が存在しないため、上記関連する炊飯シーケンス情報を抽出できない。
次いで、判断部22Cが、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンスが抽出部22Aにより抽出されないので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できなかったと判断する(すなわち、ステップS14に進む)。
次いで、抽出部22Aが、前回の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」とは別の銘柄情報で且つ標準硬さ特性値情報が次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」と同一又は最も近似する銘柄情報「岩手産あきたこまち」と、上記銘柄情報及び上記硬さ特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報「IA230」とを、炊飯情報DB3より抽出する(ステップS14)。
次いで、抽出部22Aが抽出した、銘柄情報「岩手産あきたこまち」及び炊飯シーケンス情報「IA230」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「IA230」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「IA230」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「NK210」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「3月3日」と、情報入出力装置1に出力される銘柄情報「岩手産あきたこまち」と、演算部22Bにより算出された次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「IA230」と、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」とをユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる(ステップS15)。
以上のようにして、日時情報「3月3日」に関連付けられて、「3月3日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
第1実施例にかかる米の炊飯情報提供システムが上記のように炊飯情報提供処理を行うことで、ユーザは、前回の銘柄情報に対して「硬く」、「柔らかく」といった単純な評価をしたのち、その硬さ評価情報を情報入出力装置1に入力するだけの簡単な作業で、前回の銘柄情報では好みに合った硬さ特性値情報を示すご飯を炊くことができないことを知ることができるとともに、どの銘柄情報の米に変更すればより好みに合った硬さ特性値情報を示すご飯を炊くことができるのか知ることができる。
また、第1実施例の他の例では、判断部22Cが、変更する銘柄情報とともに、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報も併せて出力するので、ユーザが改めて情報入出力装置1を操作して、上記変更する銘柄情報に関連する炊飯シーケンス情報を取得する必要がない。
したがって、第1実施例にかかる米の炊飯情報提供システムによれば、ユーザの試行錯誤の負担を従来よりも大幅に少なくすることができる。
また、第1実施例では、前回の銘柄情報及び次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報を、炊飯情報DB3より抽出できなかった場合、次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報を、「標準硬さ特性値情報」とする銘柄情報を情報入出力装置1に提供するようにしているので、銘柄情報を変更することなく炊飯シーケンス情報を変更することによってユーザの硬さ評価情報に対応することができる割合をアップさせることができる。これにより、例えば各米の標準硬さ特性値の大きさの順に一段階ずつ銘柄情報を変更、つまり「新潟産コシヒカリ」、「宮城産ササニシキ」、「秋田産日本晴」、・・・の順に段階的に銘柄情報を変更するよりも、好みの硬さ特性値情報を見つけるまでに要する銘柄情報変更の回数を少なくすることができる。
なお、第1実施例では、抽出部22Aが、前回の銘柄情報及び次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報を、炊飯情報DB3より抽出できなかった場合には、前回の銘柄情報とは別の銘柄情報を、情報入出力装置1に提供するようにしている。しかしながら、例えば、ユーザが次回の銘柄情報を情報入出力装置1に入力するような場合においては、既にその銘柄情報の米を購入しているなどの理由で、次回の銘柄情報を変更できない場合が有り得る。つまり、このような場合、別の銘柄情報をユーザに提供することは意味をなさない。
このため、図5のフローチャートで説明したように、情報入出力装置1に次回の銘柄情報が入力された場合、次回の銘柄情報で実現可能な硬さ特性値情報の中で次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報に最も近い特性値情報を示すご飯が炊ける炊飯シーケンス情報を提供するように、本発明にかかる米の炊飯情報提供システムは構成されることが好ましい。
このように構成されることにより、次回の銘柄情報が好みの硬さ特性値情報を実現できる銘柄情報でなかったとしても、ユーザは、より好みに近い硬さ特性値情報を示すご飯を、試行錯誤することなく食べることができる。
また、第1実施例では、情報入出力装置1に次回の銘柄情報が入力されない場合、前回の銘柄情報とは別の銘柄情報として1つの銘柄情報のみが、抽出部22Aにより炊飯情報DB3から抽出されるものとして説明した。しかしながら、上記の場合、複数の銘柄情報が抽出されることも有り得る。このような場合には、ユーザ情報DB4に記憶された銘柄情報、つまりユーザが過去に炊飯した銘柄情報を参照して、上記複数の銘柄情報の中から1つの銘柄情報を提供するように炊飯情報提供装置2が構成されることが好ましい。例えば、抽出部22Aにより3つの銘柄情報が抽出され、その3つの銘柄情報のうち、過去に2つの銘柄情報が炊飯されたことがあったならば、残りの1つの銘柄情報を提供するように炊飯情報提供装置2を構成してもよい。上記複数の銘柄情報の中から1つの銘柄情報を選択する方法は、任意に設定されればよい。
また、上記では、炊飯情報提供装置2は、1つの銘柄情報のみを情報入出力装置1に提供するように説明してきたが、複数の銘柄情報を情報入出力装置1に提供するように構成されてもよい。このように構成することで、ユーザが次回購入する米の選択肢を広げることができる。
なお、第1実施例では、米の炊飯情報提供システムが、ユーザの「硬さ」の好みに応じて各炊飯情報を提供するように構成されているものとして説明してきたが、「粘り」の好みに応じて各炊飯情報を提供するように構成されてもよい。この場合、炊飯情報DB3には、米の粘り特性に応じた炊き分けを可能とするために、1つの銘柄情報に対して、標準の炊飯シーケンス情報と、上記標準の炊飯シーケンス情報により炊飯したときの米の粘り特性よりも強く又は弱くなるように米を炊飯するための粘り変更用炊飯シーケンス情報とが対応するように記憶される。例えば、IHタイプの炊飯器で新潟産コシヒカリを炊飯する場合においては、図7に示すように、標準の炊飯シーケンス情報として「NK203」、標準の炊飯シーケンス情報で炊いた米よりも少し粘り強い米が炊ける粘り変更用炊飯シーケンス情報として「NK202」、「NK202」の炊飯シーケンス情報で炊いた米よりもさらに粘り強い米が炊ける粘り変更用炊飯シーケンス情報として「NK201」、標準の炊飯シーケンス情報で炊いた米よりも少し粘りの弱い米が炊ける粘り変更用炊飯シーケンス情報として「NK204」、及び「NK240」の炊飯シーケンス情報で炊いた米よりもさらに粘りの弱い米が炊ける粘り変更用炊飯シーケンス情報として「NK205」の各炊飯シーケンス情報が対応しており、当該各炊飯シーケンス情報で炊飯することにより、0.0〜4.0の粘り特性値情報を示すご飯を炊き上げることができる。なお、ここでは、上記粘り特性値情報は、数値が大きくなる程、粘り強い米であることを示している。
上記したように米の炊飯情報提供システムが、「粘り」の好みに応じて各炊飯情報を提供するように構成された場合、ユーザ情報DB4には、例えば図8に示すような情報が記憶される。その他の炊飯情報提供処理については、「硬さ」の好みに応じて各炊飯情報を提供するように米の炊飯情報提供システムを構成した場合と同様であるので、説明は省略する。
《第2実施例》
次に、本発明の第1実施形態の他の具体例である第2実施例にかかる米の炊飯情報提供システムの炊飯情報提供処理を、図1、図9、図10A〜図10C、及び図11を参照しつつ説明する。第2実施例においては、米の炊飯情報提供システムが、ユーザの「硬さ」及び「粘り」の両方の好みに応じて各炊飯情報を提供するように構成されている点で第1実施例と異なる。それ以外の点については、第1実施例と同様であるので、重複する説明は省略する。
図9は、第2実施例にかかる米の炊飯情報提供システムの炊飯情報DB3に記憶された炊飯情報の一例を示す図である。図10Aは、IHタイプの炊飯器において「新潟産コシヒカリ」に関連する複数の炊飯シーケンス情報を示す図である。図10Bは、IHタイプの炊飯器において「秋田産日本晴」に関連する複数の炊飯シーケンス情報を示す図である。図10Cは、IHタイプの炊飯器において「岩手産あきたこまち」に関連する複数の炊飯シーケンス情報を示す図である。図11は、第2実施例にかかる米の炊飯情報提供システムのユーザ情報DB3に記憶されたユーザ情報の一例を示す図である。
なお、第2実施例では、第1の実施例と同様に、予め、「1月20日12時20分」において、情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に、ユーザの氏名及び住所の情報「○○太郎」,「△△県×市◇町・・・」と、使用する炊飯器の情報「IH」と、前回の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」とが入力されてユーザ情報DB4にユーザ登録が行われ、炊飯情報提供装置2から情報入出力装置1を介してユーザにユーザ登録番号「12345」が付与されているものとする。
以下では、「1月20日12時20分」に情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に入力されたユーザ情報がユーザ情報DB4に記憶されてから、「3月15日9時20分」に情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に入力されたユーザ情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理の過程を、順を追って説明する。
なお、日時情報のうちの時刻情報は、複数回、情報入出力装置1にユーザ情報が入力されたときに、それらのユーザ情報の入力の前後関係を判断するために必要な情報であるが、ここでは、その前後関係を日付情報によって明確に区別できるようにしているので、下記の説明では省略する。
まず、図11の表のうち、日時情報「2月1日」に関連付けられて、「2月1日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「2月1日」において、ユーザが次回(2月1日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、次回(2月1日)の銘柄情報が入力されることなく、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」、前回の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」、前回の米の粘り評価情報「弱く(−1.0)」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「12345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」及び前回(1月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」を抽出する(ステップS2)とともに、それらの情報に関連する米の硬さ及び粘り特性値情報を抽出する(ステップS3)。ここでは、ユーザ情報DB4に前回(1月20日)のユーザ要求の米の硬さ及び粘り特性値情報が記憶されていないので、抽出部22Aは、炊飯情報DB3より炊飯器の情報「IH」及び前回(1月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」の、標準硬さ特性値情報「2.0」及び標準粘り特性値情報「2.0」を抽出する。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(1月20日)の米の硬さ評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aより抽出された上記標準硬さ特性値情報「2.0」とを加算して、次回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」を算出するとともに、記憶部23に一時的に記憶された前回(1月20日)の米の粘り評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aより抽出された上記標準粘り特性値情報「2.0」とを加算して、次回(2月1日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報「1.0」を算出する(ステップS4)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(2月1日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(2月1日)の銘柄情報が入力されていないので、判断部22Cは、次回(2月1日)の銘柄情報が入力されていないと判断する(すなわち、ステップS11に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び前回(1月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bにより算出された次回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」及び粘り特性値情報「1.0」とに基づいて、図9及び図10Aに示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「NK222」を抽出する(ステップS11)。
次いで、判断部22Cが、次回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」及び粘り特性値情報「1.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンス「NK222」が抽出部22Aにより抽出されるので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたと判断する(すなわち、ステップS13に進む)。
次いで、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報「NK222」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「NK222」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「NK222」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「NK222」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「2月1日」と、抽出部24Aがユーザ情報DB4より抽出した銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」及び粘り特性値情報「1.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「NK222」と、記憶部23に一時的に記憶された前回(1月20日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」及び粘り評価情報「弱く(−1.0)」と、をユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる(ステップS13)。
以上のようにして、日時情報「2月1日」に関連付けられて、「2月1日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
次いで、図11の表のうち、日時情報「2月20日」に関連付けられて、「2月20日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「2月20日」において、ユーザが次回(2月20日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、次回(2月20日)の銘柄情報が入力されることなく、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」、前回(2月1日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」及び粘り評価情報「弱く(−1.0)」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「123345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」及び前回(2月1日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」を抽出する(ステップS2)とともに、前回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」及び粘り特性値情報「1.0)」をユーザ情報DB4より抽出する(ステップS3)。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月1日)の米の硬さ評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aにより抽出された前回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」とを加算して、次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」を算出するとともに、前回(2月1日)の米の粘り評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aにより抽出された前回(2月1日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報「1.0」とを加算して、次回(2月20日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報「0.0」を算出する(ステップS4)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(2月20日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(2月20日)の銘柄情報が入力されていないので、判断部22Cは、次回(2月20日)の銘柄情報が入力されていないと判断する(すなわち、ステップS11に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び前回(2月1日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bにより算出された次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値情報「0.0」とに基づいて、図9及び図10Aに示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「NK211」を抽出する(ステップS11)。
次いで、判断部22Cが、次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値情報「0.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンス「NK211」が抽出部22Aにより抽出されるので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたと判断する(すなわち、ステップS13に進む)。
次いで、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報「NK211」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「NK211」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「NK211」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「NK211」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「2月20日」と、抽出部22Aがユーザ情報DB4より抽出した銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値情報「0.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「NK211」と、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月1日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」及び粘り評価情報「弱く(−1.0)」と、をユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる(ステップS13)。
以上のようにして、日時情報「2月20日」に関連付けられて、「2月20日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
次いで、図11の表のうち、日時情報「3月3日」に関連付けられて、「3月3日」の炊飯における銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「3月3日」において、ユーザが次回(3月3日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されることなく、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」、前回(2月20日)の米の硬さ評価情報「適当」及び粘り評価情報「弱く(−1.0)」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「12345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」及び前回(2月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」を抽出する(ステップS2)とともに、前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値情報「0.0」をユーザ情報DB4より抽出する(ステップS3)。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の硬さ評価値情報と、抽出部22Aより抽出された前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」とを加算して、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報を算出するとともに、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の粘り評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aより抽出された前回(2月20日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報「0.0」とを加算して、次回(3月3日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報「−1.0」を算出する(ステップS4)。しかしながら、このとき、前回(2月20日)の米の硬さ評価情報が「適当」であるので、炊飯情報提供装置2の演算部22Bは、前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報を増減せず、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報は前回(2月20日)と同じ「0.0」となる。ここで、この硬さ特性値情報「0.0」がユーザの好みに合った米の硬さ特性値情報であることがわかる。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(3月3日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(3月3日)の銘柄情報が入力されていないので、判断部22Cは、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されていないと判断する(すなわち、ステップS11に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び前回(2月20日)の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」と、演算部22Bで演算された次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値情報「−1.0」とに基づいて、図9及び図10Aに示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報を抽出する。しかしながら、抽出部22Aは、上記関連する炊飯シーケンス情報が存在しないため、上記関連する炊飯シーケンス情報を抽出できない。
次いで、判断部22Cが、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値「−1.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンスが抽出部22Aにより抽出されないので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できなかったと判断する(すなわち、ステップS14に進む)。
次いで、抽出部22Aが、前回の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」とは別の銘柄情報で且つ次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」を実現可能であるとともに、標準粘り特性値情報が次回(3月3日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報「−1.0」と同一又は最も近似する銘柄情報「岩手産あきたこまち」と、上記銘柄情報、上記硬さ及び粘り特性値情報に関連する炊飯シーケンス情報「IA234」とを、図9及び図10Cに示す炊飯情報DB3より抽出する(ステップS14)。
次いで、抽出部22Aが抽出した、銘柄情報「岩手産あきたこまち」及び炊飯シーケンス情報「IA234」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「IA234」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「IA234」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「IA234」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「3月3日」と、情報入出力装置1に出力される銘柄情報「岩手産あきたこまち」と、演算部22Bにより算出された次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「IA234」と、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の硬さ評価情報「適当」及び粘り評価情報「弱く(−1.0)」と、をユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる(ステップS15)。
以上のようにして、日時情報「3月3日」に関連付けられて、「3月3日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
次いで、図11の表のうち、日時情報「3月15日」に関連付けられて、「3月15日」における銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「3月15日」において、ユーザが次回(2月1日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、ユーザ登録番号「12345」、前回(3月3日)の米の硬さ評価情報「適当」及び粘り評価情報「適当」、及び次回(3月15日)の銘柄情報「秋田産日本晴」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「123345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」を抽出する(ステップS2)とともに、前回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値情報「−1.0」をユーザ情報DB4より抽出する(ステップS3)。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(3月3日)の米の硬さ評価値情報と、抽出部22Aより抽出された前回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」とを加算して、次回(3月15日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報を算出するとともに、記憶部23に一時的に記憶された前回(3月3日)の米の粘り評価値情報と、抽出部22Aより抽出された前回(3月3日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報「−1.0」とを加算して、次回(3月15日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報を算出する(ステップS4)。しかしながら、このとき、前回(3月3日)の米の硬さ及び粘り評価情報が「適当」であるので、演算部22Bは、前回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値情報「−1.0」を増減せず、次回(3月15日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報は前回(3月3日)と同じ「0.0」となり、次回(3月15日)のユーザ要求の米の粘り特性値情報は前回(3月3日)と同じ「−1.0」となる。ここで、この粘り特性値情報「−1.0」がユーザの好みに合った米の粘り特性値情報であることがわかる。
次いで、判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(3月15日)の銘柄情報が入力されたか否か判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(3月15日)の銘柄情報「秋田産日本晴」が入力されているので、判断部22Cは、次回(3月15日)の銘柄情報が入力されたと判断する(すなわち、ステップS6に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」と、演算部22Bにより算出された、前回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ及び粘り特性値情報と同じ、硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値情報「−1.0」と、記憶部23に一時的に記憶された次回(3月15日)の銘柄情報「秋田産日本晴」に基づいて、図9及び図10Bに示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「AN223」を抽出する(ステップS6)。
次いで、判断部22Cが、次回(3月15日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」及び粘り特性値「−1.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS7)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンス「AN223」が抽出部22Aにより抽出されるので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたと判断する(すなわち、ステップS8に進む)。
次いで、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報「AN223」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「AN223」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「AN223」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「AN223」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「3月15日」と、記憶部23に一時的に記憶された銘柄情報「秋田産日本晴」と、演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「1.0」及び粘り特性値情報「1.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「AN223」と、記憶部23に一時的に記憶された前回(3月3日)の米の硬さ評価情報「適当」及び粘り評価情報「適当」と、をユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる(ステップS8)。
以上のようにして、日時情報「3月15日」に関連付けられて、「3月15日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
第2実施例にかかる米の炊飯情報提供システムでは、上記のようにして炊飯情報提供処理が行われることで、第1実施例と同様の効果、すなわち、ユーザの試行錯誤の負担を従来よりも大幅に少なくすることができるという効果を得ることができる。
また、第2実施例においては、ユーザの評価情報項目を「硬さ」と「粘り」の2つの好みに応じて炊飯情報を提供するように構成したが、同様して、ユーザの評価情報項目を増やし、それら評価情報項目に応じて適切な炊飯情報を提供するように米の炊飯情報提供システムを改良することにより、ユーザが、硬さや粘りの他に、外観、香り、味等の多種多様な好みに合ったご飯を食べられるようにすることもできる。
《第2実施形態》
以下に、本発明の第2実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムについて説明する。
第2実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムは、情報入出力装置1に入力される前々回の米の評価情報と前回の米の評価情報とが相反する場合、例えば前々回の米の硬さ評価情報が「硬く(−2.0)」であり、前回の米の硬さ評価情報が「柔らかく(−2.0)」である場合に、前々回に提供した炊飯シーケンス情報と同じ炊飯シーケンス情報を提供することがないように、次回のユーザ要求の米の特性値情報を増減させる前回の米の評価値情報を、その前回の米の評価値情報の絶対値が前々回の米の評価値情報の絶対値よりも小さくなるように補正したのち、演算部22Bが次回のユーザ要求の米の特性値情報を算出するように構成されている。すなわち、第2実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムは、ユーザ要求の米の特性値情報のとり得る範囲を自動的に徐々に狭くしていくように構成されている。
その他の点については、第1実施形態と同様であるので重複する説明は省略し、相違点を中心に以下に説明する。
まず、第2実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムにおける炊飯情報提供処理について、図12を用いて説明する。図12は、第2実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムの、情報入出力装置1と炊飯情報提供装置2と炊飯情報DB3とユーザ情報DB4との間での炊飯情報提供処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS1では、次回の炊飯前にユーザが情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、ユーザ識別情報としてユーザ登録番号(例えば「12345」)と、前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)とが情報入出力装置1を介して炊飯情報提供装置2に入力されるとともに、次回の銘柄情報が決定している場合には、当該次回の銘柄情報(例えば「北海道産ひとめぼれ」)も情報入出力装置1を介して炊飯情報提供装置2に入力される。上記入力されたユーザ登録番号(例えば「12345」)と前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と(次回の銘柄情報(例えば「北海道産ひとめぼれ」)と)が、炊飯情報提供装置2の記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、ステップS21では、炊飯情報提供装置2の抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号(例えば「12345」)を基にユーザ情報DB4にアクセスして、上記ユーザ登録番号に関連する炊飯器の情報(例えば「IH」)と、前回の銘柄情報(例えば「北海道産ひとめぼれ」)と、前回及び前々回の米の特性値情報(前回及び前々回に炊飯した米が示す特性値の情報)の一例である前回及び前々回のユーザ要求の米の特性値情報(例えば(前回)「0.0」、(前々回)「−2.0」)と、をユーザ情報DB4から抽出部22Aにより抽出する。
次いで、ステップS22では、炊飯情報提供装置2の演算部22Bが、ステップS1で記憶部23に一時的に記憶された前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と、ステップS21でユーザ情報DB4から抽出した前回のユーザ要求の米の特性値情報(例えば「0.0」)との加算値(例えば「−2.0」)を算出する。
次いで、ステップS23では、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、ステップS21で抽出部22Aにより抽出された前回のユーザ要求の米の特性値情報(例えば「0.0」)と、ステップS21で演算部22Bにより算出された上記加算値(例えば「−2.0」)との間の範囲に、ステップS21で抽出部22Aにより抽出された前々回のユーザ要求の米の特性値情報(例えば「−2.0」)が含まれるか否かを判断し、含まれると判断した場合には後述するステップS24へ進み、含まれないと判断した場合には後述するステップS26へ進む。
ステップS24では、抽出部22Aがユーザ情報DB4より前々回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)を抽出し、ステップS1で情報入出力装置1に入力されて記憶部23に一時的に記憶された前回の米の評価値情報の絶対値(例えば「2.0」)が、抽出部22Aが抽出した前々回の米の評価値情報の絶対値(例えば「2.0」)より小さくなるように、演算部22Bが前回の米の評価値情報を補正する。例えばステップS1で情報入出力装置1に入力されて記憶部23に一時的に記憶された前回の米の評価値情報が絶対値が「2.0」)であり、抽出部22Aが抽出した前々回の米の評価値情報の絶対値が「2.0」である場合には、前回の米の評価値情報の絶対値を例えば「1.0」に補正する。
次いで、ステップS25では、ステップS24で演算部22Bが補正した上記補正後の前回の米の評価値情報(例えば「−1.0」)と、ステップS21で抽出部22Aにより抽出された前回のユーザ要求の米の特性値情報(例えば「0.0」)とを、演算部22Bが加算して、(次回の)ユーザ要求の米の特性値情報(例えば「−1.0」)を算出する。一方、ステップS23において判断部22Cが、前回のユーザ要求の米の特性値情報と上記加算値との間の範囲に前々回のユーザ要求の米の特性値情報が含まれないと判断した場合、例えば前回のユーザ要求の米の特性値情報が「0.0」であり、上記加算値が「−2.0」であり、前々回のユーザ要求の米の特性値情報が「−3.0」である場合には、演算部22Bが、ステップS1で記憶部23に一時的に記憶された前回の米の評価値情報(例えば「−2.0」)と、ステップS21で抽出部22Aより抽出された前回のユーザ要求の米の特性値情報(例えば「0.0」)と、を加算して、(次回の)ユーザ要求の米の特性値情報(例えば「−2.0」)を算出する。
次いで、第1実施形態で上述したステップS5に進み、以下、第1実施形態と同様にして炊飯情報提供処理を行う。
《第3実施例》
次に、本発明の第2実施形態の具体例の1つである第3実施例にかかる米の炊飯情報提供システムの炊飯情報提供処理を、主に図1及び図13を参照しつつ、説明する。第3実施例にかかる米の炊飯情報提供システムは、ユーザ要求の米の特性値情報のとり得る範囲を自動的に徐々に狭くしていくように構成されたものである。図13は、第3実施例において、ユーザ情報DB4に記憶されているユーザ情報の一例を示す図である。
なお、第3実施例においては、米の炊飯情報提供システムが、一例として、ユーザの「硬さ」の好みに応じて炊飯情報を提供するように構成されているものとする。
また、情報入出力装置1に前回の米の硬さ評価情報として「硬い方が良い(硬く)」が入力(選択)された場合には、硬さ評価値情報「−4.0」が入力されたものと炊飯情報提供装置2がみなして、前回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報から4.0減少させたものを次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報とする。情報入出力装置1に前回の米の硬さ評価情報として「柔らかい方が良い(柔らかく)」が入力(選択)された場合には、硬さ評価情報「+4.0」が入力されたものと炊飯情報提供装置2がみなして、前回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報から4.0増加させたものを次回のユーザ要求の米の硬さ特性値情報とする。情報入出力装置1に前回の米の硬さ評価情報として「適当」が入力された場合には、炊飯情報提供装置2はユーザ要求の米の硬さ特性値情報を増減しないものする。
なお、第3実施例では、第1の実施例と同様に、予め、「1月20日12時20分」において、情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に、ユーザの氏名及び住所の情報「○○太郎」,「△△県×市◇町・・・」と、使用する炊飯器の情報「IH」と、前回の銘柄情報「新潟産コシヒカリ」とが入力されて、炊飯情報提供装置2によりユーザ情報DB4にユーザ登録が行われ、炊飯情報提供装置2から情報入出力装置1を介してユーザにユーザ登録番号「12345」が付与されているものとする。また、日時情報「2月1日」に関連付けられて、銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−2.0」、炊飯シーケンス情報「HH230」、及び前回(1月20日)の米の評価情報「硬く(−4.0)」とが、既に記憶されているものとする。
以下では、「2月20日10時10分」に情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に入力されたユーザ情報がユーザ情報DB4に記憶されてから、「3月3日16時40分」に情報入出力装置1を使用して炊飯情報提供装置2に入力されたユーザ情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理の過程を、順を追って説明する。
なお、日時情報のうちの時刻情報は、複数回、情報入出力装置1にユーザ情報が入力されたときに、それらのユーザ情報の入力の前後関係を判断するために必要な情報であるが、ここでは、その前後関係を日付情報によって明確に区別できるようにしているので、下記の説明では省略する。
まず、図13の表のうち、日時情報「2月20日」に関連付けられて、「2月20日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「2月20日」において、ユーザが次回(2月20日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、次回(2月20日)の銘柄情報が入力されることなく、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」及び前回(2月1日)の米の硬さ評価情報「柔らかく(+4.0)」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「12345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」、前回(2月1日)の銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」、前回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−2.0」、及び前々回(1月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報を抽出する(ステップS21)。なお、ここでは、ユーザ情報DB4に、前々回(1月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報が記憶されていないので、抽出部22Aは、前々回(1月20日)の銘柄情報である「新潟産コシヒカリ」の標準硬さ特性値情報「2.0」を抽出し、これを前々回(1月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報であるものとする。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月1日)の米の硬さ評価値情報「+4.0」と、抽出部22Aより抽出された前回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−2.0」との加算値「2.0」を算出する(ステップS22)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、抽出部22Aにより抽出された前回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−2.0」と、演算部22Bにより算出された上記加算値「2.0」との間の範囲に、抽出部22Aにより抽出された前々回(1月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報が含まれるか否か判断する(ステップS23)。
次いで、演算部22Bが、上記範囲に抽出部22Aにより抽出された前々回(1月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「2.0」が含まれるため、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月1日)の米の硬さ評価値情報の絶対値が前々回(1月20日)の米の硬さ評価値情報(日時情報「2月1日」に関連付けられて記憶されている前回の米の硬さ評価値情報「−4.0」)の絶対値「4.0」よりも小さくなるように補正する(ステップS24)。ここでは、前回(2月1日)の米の硬さ評価値情報を半減させ、前回(2月1日)の米の硬さ評価値情報を「+4.0」から「+2.0」に補正するものとする。
次いで、演算部22Bが、上記補正後の前回(2月1日)の米の硬さ評価値情報「+2.0」と、抽出部22Aにより抽出された前回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−2.0」とを加算して、次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」を算出する(ステップS25)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(2月20日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(2月20日)の銘柄情報が入力されていないので、判断部22Cは、次回(2月20日)の銘柄情報が入力されていないと判断する(すなわち、ステップS11に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び前回(2月1日)の銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」と、演算部22Bで算出された次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」とに基づいて、図3に示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「HH250」を抽出する(ステップS11)。
次いで、判断部22Cが、次回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンス「HH250」が抽出部22Aにより抽出されるので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたと判断する(すなわち、ステップS13に進む)。
次いで、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報「HH250」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「HH250」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「HH250」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「HH250」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「2月20日」と、抽出部22Aにより抽出された銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」と、演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「HH250」と、演算部22Bにより補正された前回(2月1日)の米の硬さ評価情報「柔らかく(+2.0)」と、をユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる。
以上のようにして、日時情報「2月20日」に関連付けられて、「2月20日」の炊飯における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される(ステップS13)。
次いで、図13の表のうち、日時情報「3月3日」に関連付けられて、「3月3日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶されるまでの炊飯情報提供処理について説明する。
「3月3日」において、ユーザが次回(3月3日)の炊飯前に情報入出力装置1によりネットワーク5を介して炊飯情報提供装置2にアクセスし、炊飯情報提供装置2に、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されることなく、ユーザ情報としてユーザ登録番号「12345」及び前回(2月20日)の米の硬さ評価情報「硬く(−2.0)」が入力される(ステップS1)。炊飯情報提供装置2に入力された上記ユーザ情報は、記憶部23に一時的に記憶される。
次いで、抽出部22Aが、記憶部23に一時的に記憶されたユーザ登録番号「12345」に基づいて、ユーザ情報DB4より上記ユーザ登録番号「12345」に関連する炊飯器の情報「IH」及び前回(2月20日)の銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」、前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」、及び前々回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−2.0」を抽出する(ステップS21)。
次いで、演算部22Bが、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の硬さ評価値情報「−2.0」と、抽出部22Aにより抽出された前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」との加算値「−2.0」を算出する(ステップS22)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、抽出部22Aにより抽出された前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」と、演算部22Bにより算出された上記加算値「−2.0」との間の範囲に、抽出部22Aにより抽出された前々回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−2.0」が含まれるか否か判断する(ステップS23)。
次いで、演算部22Bが、上記範囲に前々回(2月1日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−2.0」が含まれるため、記憶部23に一時的に記憶された前回(2月20日)の米の硬さ評価値情報の絶対値が、前々回(2月1日)の米の硬さ評価値情報(日時情報「2月20日」に関連付けられて記憶されている前回の米の硬さ評価値情報「+2.0」)の絶対値「2.0」よりも小さくなるように補正する(ステップS24)。ここでは、前回(2月20日)の米の硬さ評価値情報を半減させ、前回(2月20日)の米の硬さ評価値情報を「−2.0」から「−1.0」に補正するものとする。
次いで、演算部22Bが、上記補正後の前回(2月20日)の米の硬さ評価値情報「−1.0」と、抽出部22Aにより抽出された前回(2月20日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「0.0」とを加算して、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」を算出する(ステップS25)。
次いで、炊飯情報提供装置2の判断部22Cが、情報入出力装置1から次回(3月3日)の銘柄情報が入力されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、上記したように情報入出力装置1から次回(3月3日)の銘柄情報が入力されていないので、判断部22Cは、次回(3月3日)の銘柄情報が入力されていないと判断する(すなわち、ステップS11に進む)。
次いで、抽出部22Aが、ユーザ情報DB4より抽出した炊飯器の情報「IH」及び前回(2月20日)の銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」と、演算部22Bより算出された次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」に基づいて、図3に示す炊飯情報DB3から、それらの情報に関連する炊飯シーケンス情報「HH240」を抽出する(ステップS11)。
次いで、判断部22Cが、次回(3月3日)のユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」に関連する炊飯シーケンス情報を抽出部22Aにより抽出できたか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、上記したように関連する炊飯シーケンス「HH240」が抽出部22Aにより抽出されるので、判断部22Cは、関連する炊飯シーケンス情報を抽出できたと判断する(すなわち、ステップS13に進む)。
次いで、抽出部22Aが抽出した炊飯シーケンス情報「HH240」が、制御部21の制御により接続部25を介して情報入出力装置1に出力される。この情報入出力装置1に出力された炊飯シーケンス情報「HH240」は、上記したように直接的又は間接的に炊飯器10に出力される。これにより、炊飯器10が情報入出力装置1から入力された炊飯シーケンス情報「HH240」に基づいて炊飯動作可能に設定される。
また、情報入出力装置1への炊飯シーケンス情報「HH240」の上記出力動作と同時的に、情報更新部22Dが、タイマー部24からの情報に基づく日時情報「3月3日」と、抽出部22Aがユーザ情報DB4より抽出した銘柄情報「北海道産ひとめぼれ」と、演算部22Bにより算出されたユーザ要求の米の硬さ特性値情報「−1.0」と、情報入出力装置1に出力される炊飯シーケンス情報「HH240」と、演算部22Bにより補正された前回(2月20日)の米の硬さ評価情報「硬く(−1.0)」と、をユーザ情報DB4に互いに関連付けて記憶させる。
以上のようにして、日時情報「3月3日」に関連付けられて、「3月3日」における、銘柄情報、ユーザ要求の米の硬さ特性値情報、炊飯情報提供装置2が提供した炊飯シーケンス情報、及び前回の米の評価情報がユーザ情報DB4に記憶される。
第3実施例にかかる米の炊飯情報提供システムによれば、前回の米の特性値情報と前回の米の評価値情報との加算値と、前回の米の特性値情報との間の範囲に、前々回の米の特性値情報が含まれるとき、前回の米の評価値情報の絶対値が前々回の米の評価値情報の絶対値よりも小さくなるように前回の米の評価値情報を補正したのち、演算部22Bがユーザ要求の米の特性値情報を算出するように構成されている。この構成により、第3実施例にかかる米の炊飯情報提供システムは、ユーザ要求の米の特性値情報のとり得る範囲を自動的に徐々に狭くすることができ、ユーザの試行錯誤の負担を大幅に低減して、よりユーザの好みに合ったご飯が炊ける炊飯情報を提供することが可能となる。
なお、第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムにおいて、ユーザや米屋等による外部からの操作により、上記評価値情報を任意で変更できるようにすることで、第3実施例にかかる米の炊飯情報提供システムと同様の効果を得られるようにすることもできる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明にかかる米の炊飯情報提供システムは、ユーザの好みに合ったご飯を炊き上げるのに必要なユーザの試行錯誤の負担を少なくすることができる効果を有し、ユーザの好みに合った米の炊飯情報を提供する米の炊飯情報提供システムに有用である。
本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムの概要を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムにおいて、情報入出力装置の表示部に表示されるユーザ情報入力画面の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムの炊飯情報データベースに記憶される炊飯情報の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムのユーザ情報データベースに記憶されたユーザ情報の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムにおいて、炊飯情報提供装置の炊飯情報提供処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムのユーザ情報データベースに記憶されたユーザ情報の他の例を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムの炊飯情報データベースに記憶される炊飯情報の他の例を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムのユーザ情報データベースに記憶されたユーザ情報のさらに他の例を示す図である。 第2実施例にかかる米の炊飯情報提供システムの炊飯情報データベースに記憶された炊飯情報の一例を示す図である。 図9のIHタイプの炊飯器において新潟産コシヒカリに関連する複数の炊飯シーケンス情報を示す図である。 図9のIHタイプの炊飯器において秋田産日本晴に関連する複数の炊飯シーケンス情報を示す図である。 図9のIHタイプの炊飯器において岩手産あきたこまちに関連する複数の炊飯シーケンス情報を示す図である。 第2実施例にかかる米の炊飯情報提供システムのユーザ情報データベースに記憶されたユーザ情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる米の炊飯情報提供システムにおいて、情報入出力装置と炊飯情報提供装置と炊飯情報データベースとユーザ情報データベースとの間での炊飯情報提供処理を示すフローチャートである。 第3実施例にかかる米の炊飯情報提供システムのユーザ情報データベースに記憶されたユーザ情報の一例を示す図である。
符号の説明
1 情報入出力装置
2 炊飯情報提供装置
3 炊飯情報データベース
4 ユーザ情報データベース
5 ネットワーク
10 炊飯器
21 制御部
22 情報処理部
22A 抽出部
22B 演算部
22C 判断部
22D 情報更新部
23 記憶部
24 タイマー部
25 接続部

Claims (1)

  1. 炊飯器の情報と、上記炊飯器を使用して炊飯する米の米質情報と、前炊き工程情報と昇温工程情報と沸騰維持工程情報とむらし工程情報とにより構成されて上記炊飯器を使用して上記米を炊飯するときの炊飯の手順を示す炊飯シーケンス情報と、上記炊飯シーケンス情報を基に上記炊飯器で炊飯された上記米の特性を示す米の特性情報とが互いに関連付けられて記憶される炊飯情報データベースと、
    ユーザが使用する炊飯器の情報と、上記炊飯器を使用して上記ユーザが過去に炊飯した米の米質情報及びその米の評価情報との入力を促すとともに、米の炊飯情報を出力可能な情報入出力装置と、
    上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とに関連する炊飯シーケンス情報を上記炊飯情報データベースから抽出して上記情報入出力装置へ提供する一方、上記炊飯シーケンス情報が抽出できないときには、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とに関連する米の米質情報を上記炊飯情報データベースの中から抽出して上記情報入出力装置へ提供する炊飯情報提供装置と、
    上記情報入出力装置から複数回入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と上記米の評価情報と、上記炊飯情報データベースに記憶された上記米の特性情報とを関連付けて記憶するユーザ情報データベースとを備え、
    上記米の特性情報には米の特性を数値化した米の特性値情報が含まれ、
    上記米の評価情報には上記米の特性値情報を増減させる米の評価値情報が含まれ、
    上記ユーザ情報データベースには、上記炊飯情報提供装置が前々回及び前回に提供した上記情報に関連する前々回及び前回の米の特性値情報と、上記情報入出力装置より前々回及び前回に入力された前々回及び前回の米の評価値情報と、が記憶され、
    上記炊飯情報提供装置は、上記前回の米の特性値情報と上記前回の米の評価値情報との加算値と、上記前回の米の特性値情報との間の範囲に、上記前々回の米の特性値情報が含まれるとき、上記情報入出力装置から入力された上記前回の米の評価値情報の絶対値が上記前々回の米の評価値情報の絶対値よりも小さくなるように、上記米の評価値情報を補正し、上記補正後の米の評価値情報を上記前回の米の特性値情報に加算して上記ユーザ要求の米の特性値情報を得、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と上記米の米質情報と、上記ユーザ要求の米の特性値情報と、に関連する炊飯シーケンス情報を上記炊飯情報データベースから抽出して提供する一方、上記炊飯シーケンス情報が抽出できないときには、上記情報入出力装置から入力された上記炊飯器の情報と、上記ユーザ要求の米の特性値情報とに関連する米の米質情報を上記炊飯情報データベースの中から抽出して提供することを特徴とする米の炊飯情報提供システム。
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