JP4839181B2 - 電話システム - Google Patents
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Description
従来の電話システムにおけるグループ通話について図10を用いて説明する。図10は、従来のグループ通話の通話イメージを示す模式説明図である。
そして、メンバーのいずれかがグループ特番を発呼すると、制御装置が他のメンバーを発呼して、オフフックしたメンバーを、グループ通話トランクに接続し、グループ通話トランクが、受話ポートの音声を合成して送話ポートに出力することにより、複数のメンバーが同時に通話するグループ通話が行われるようになっている。
この従来技術は、グループ通話を管理するグループ情報テーブルに、グループ員以外の参加の可否を記憶しておき、グループ通話中に、グループ員以外の電話機からグループ特番が発呼されると、回線制御部がグループ情報テーブルを参照して、当該グループがグループ員以外の参加可能であれば、発呼者を当該グループ通話に参加させる電話システムであり、会議トランク(グループ通話トランク)の有効利用を図り、多者同時通話を効率的に行うことができるものである。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係る電話システムは、制御装置に特定の携帯無線機の接続が切断されそうである旨の音声メッセージを出力する通知部を備え、制御部が、グループ通話中に、各々のメンバーからグループ通話トランクへの信号受信を監視し、メンバーから電界強度に関する情報(電界強度の情報)の信号をグループ通話トランクで受信した場合に、通知部に当該メンバーの携帯無線機の接続が切断されそうである旨の音声メッセージ出力を指示して、当該音声メッセージを、グループ通話トランクを介して全てのメンバーに出力するものであり、特定のメンバーがグループ通話から切断されそうなことを全てのメンバーに報知して、例えば切断されそうな携帯無線機の所有者を電波の良好な場所に移動させるよう促すことができ、情報の伝達漏れを無くすことができるものである。
本発明の実施の形態に係る電話システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る電話システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る電話システム(本システム)は、図1に示すように、制御装置1と、保守端末2と、基地局3と、電話機4と、携帯無線機5とから構成されており、更に、制御装置1は、制御部11と、グループ通話トランク12と、通知部13とを備えている。
制御装置1は、構内PHSシステム及び構内電話システムを含む本システム全体の交換制御やグループ通話の制御を行い、また、外線との接続を行うものである。
保守端末2は、グループ特番及びメンバーの設定や、後述する重要端末の設定等を行うものである。
電話機4は、有線回線で制御装置1に接続された電話端末であり、グループ通話に参加可能な端末である。
携帯無線機5は、構内PHSシステムの無線端末装置であり、基地局3を介してグループ通話に参加可能である。電話機4及び携帯無線機5をまとめて「端末」と称する。
携帯無線機5の端末では、内部の記憶部に電界強度のしきい値(特定値)を記憶しておき、電界強度を測定し、しきい値を下回った場合に、端末の識別子(端末ID)としきい値を下回った旨の情報を電界強度の情報として送信する。
尚、携帯無線機5の端末が、しきい値を記憶しておらず、定期的に電界強度を測定して、端末IDと電界強度の値を送信するものであってもよい。
特に、制御部11は、内部の記憶部に、後述するグループ通話管理テーブルと、電話機4及び携帯無線機5の端末の識別番号(端末ID)と電話番号(内線番号)とを対応付けて記憶している。
制御部11は、電界強度の情報から、送信元の端末IDを抽出し、送信元の端末を特定して、端末IDに対応する電話番号(内線番号)を記憶部から取得する。
また、識別番号(端末ID)に携帯無線機5の使用者の名前を対応付けて記憶しておき、音声メッセージに名前を付加して出力するようにしても構わない。
次に、制御装置1の制御部11に記憶されているグループ通話管理テーブルについて図2を用いて説明する。図2は、グループ通話管理テーブルの模式説明図である。
図2に示すように、グループ通話管理テーブルは、グループ通話特番と、それに対応するメンバーの端末の固有番号(端末番号=端末識別子[端末ID])が対応付けられて記憶されているものである。図2の例では、グループ特番「90」に対応して、メンバーの電話機や携帯機の固有番号「1」「2」「3」…が登録されている。尚、これとは別の利用者管理用のテーブルで、各端末番号に対応する名前を登録しておくことも可能である。
次に、本システムにおける接続が切断しそうな端末があることを報知する際の動作について図3を用いて説明する。図3は、本システムの動作を示す模式説明図である。
図3に示すように、端末1〜端末nがグループ通話を行っている状態において、制御装置1の制御部11は、グループ通話トランク12が各端末から電界強度の情報を受信したか否かを常時監視している(1)。そして、例えば端末[1]の電界強度が低下して端末1が切断しそうにあるとする(2)。
尚、上記の例では、携帯無線機が電界強度を測定し、特定の値(しきい値)を下回った場合に、電界強度の情報を送信するようにしたが、携帯無線機が定期的に端末の識別番号と電界強度の値とを含む電界強度の情報を制御装置1に送信し、制御部11が電界強度の情報から電界強度の値を読み込み、しきい値と判定してしきい値を下回っていれば、端末の識別番号から電話番号を特定してメッセージ送出指令を通知部13に出力するものであってもよい。
次に、端末での処理について図4を参照しながら説明する。図4は、携帯無線機5での処理を示すフローチャートである。
尚、携帯無線機5は、図4の処理を実現するために、基地局から送信される無線信号をアンテナを介して受信する受信手段、受信手段で受信した無線信号の電界強度を測定(検出)する検出手段、電界強度を判定する判定手段、電界強度の情報を生成する生成手段、電界強度の情報をアンテナを介して基地局に無線信号として送信する送信手段等を備えている。具体的には、判定手段、生成手段は、端末内の制御部が、記憶部に記憶するプログラムを動作させて実現するものである。
次に、制御装置1の制御部11における処理について図5を参照しながら説明する。図5は、制御部における処理を示すフローチャートである。
制御部11は、携帯無線機5から受信した信号について、電界強度の情報を受信したか否かを判定する(S21)。電界強度の情報を受信していなければ(Noの場合)、処理S21の判定処理に戻る。
当該メッセージには、携帯無線機を特定するための電話番号(内線番号)の情報が含まれる。
これにより、グループ通話トランク12は、当該グループ特番でグループ通話を行っている電話機4や携帯無線機5にのみ音声メッセージを出力するものである。尚、グループ通話トランク12が1組のグループ通話しかサポートしない場合には、処理S23は不要である。
また、本システムは、制御装置1に以下の機能を備えるようにすることで、端末の接続が切断されそうな状態にある旨の音声メッセージを通知するに止まらず、端末の接続が切断されてしまったことも通知できるようにしているので、更に情報の伝達漏れを無くすことができるものとなっている。
尚、端末の接続が切断される一例は、電話機4ではオフフック動作であり、携帯無線機5では通信状態が悪くなることによる回線の切断である。
これにより、グループ通話中の複数の端末に、切断した端末があることを報知する通知音が出力され、通話中のユーザが、誰かが切断したことを知ることができるものである。また、通知音が端末の番号や名前を含む音声メッセージであれば、通話中の端末はどの端末の接続が切断したのかを正確に認識できるものである。
次に、本システムにおける切断端末があったことを報知する際の動作について図6を用いて説明する。図6は、本システムの追加技術の動作を示す模式説明図である。
図6に示すように、端末1〜端末nがグループ通話を行っている状態において、制御装置1の制御部11は、グループ通話トランク12と各端末との接続状態を常時監視している(1)。そして、例えば端末1が切断したとする(2)。
通知部13は、制御部11からの指示を受けると、予め用意されている信号音を通知音としてグループ通話トランク12に出力する(5)。
通知部13では当該端末番号や名前を音声データに変換して、メッセージに組み込んで音声メッセージとしてグループ通話トランク12に出力する。
尚、グループ通話トランク12が通知音を出力する際には、各端末からの音声と通知音とを合成せず、通知音のみを各端末の送話ポートに出力してもよい。
次に、制御部11の追加的処理について図7を用いて説明する。図7は、制御部の追加的処理を示すフローチャート図である。
図7に示すように、制御部11は、グループ通話が開始されると、当該グループにおける、各端末と、グループ通話トランク12との接続状況(「接続」又は「切断」)を監視する(S31)。
また、処理S32で切断した端末を検出した場合(Yesの場合)には、制御部11は、通知部13に通知音送出指令を出力する(S33)。このとき、通知部13に対して、切断した端末の番号やそれに対応する利用者の名前を通知してもよい。
このようにして本システムの制御部11の追加的処理が行われるものである。
本システムにおいて、制御部に、グループ特番に対応する重要端末の端末番号を記憶しておき、グループ通話中に重要端末が切断した場合には、他の端末に重要端末が切断したことを報知する通知音又は音声メッセージを出力するようにしてもよい。
または、本システムにおいて、重要端末が切断したためグループ通話を終了する旨の音声メッセージを出力して、グループ通話そのものを終了するようにしてもよい。
これにより、当該グループの中心的な人が参加していない状態であることを他のメンバーに報知したり、またはそのような状態でのグループ通話を中止でき、時間の浪費を防ぐことができるものである。
重要端末は、当該グループ特番でグループ通話を行う際に重要な人の端末であり、その人がグループ通話に参加しなければ不都合である、という場合に登録されるものである。したがって、必ずしも全てのグループ特番に対応して重要端末を登録する必要はない。また、重要端末を複数登録しても構わない。
別の追加技術について図8,9を参照しながら説明する。図8は、携帯無線機の構成ブロック図であり、図9は、本システムの別の追加技術の動作を示す模式説明図である。
本システムにおける図8に示す携帯無線機は、各部の制御を行う制御部51と、無線信号を受信する受信部52と、音声信号を無線信号として送信する送信部53と、電話帳データ等を記憶する記憶部54と、音声信号を音声として出力するスピーカ56と、音声を入力して音声信号として出力するマイク57と、無線機を識別可能な背景ノイズを発生させる背景ノイズ発生器58とを有している。
図8では、背景ノイズをマイク57から入力するようにしているが、背景ノイズを制御部51に対してデータとして出力し、マイク57から入力された音声信号に制御部51で背景ノイズのデータを重畳するようにしてもよい。
Claims (1)
- 接続された複数の携帯無線機又は電話機からの音声を合成して各携帯無線機又は電話機に送出するグループ通話トランクと、グループ通話を行うグループの固有番号と当該グループに属する複数の携帯無線機又は電話機の番号とを記憶しておき、グループの固有番号が発呼されると前記グループに属する複数の携帯無線機又は電話機を発呼してオフフックした携帯無線機又は電話機をグループ通話トランクに接続する制御部とを備えた電話システムであって、
前記携帯無線機は、電界強度が特定値より低くなると、当該電界強度の情報及び携帯無線機の識別子を前記制御部に送信し、
前記制御部は、前記電界強度の情報に基づいて、電界強度が特定値より低い携帯無線機の識別子に対応して当該携帯無線機を特定するための情報を取得し、携帯無線機が切断されそうな状況にある旨のメッセージを、当該携帯無線機を特定するための情報と共に前記グループ通話トランクに通知し、
前記グループ通話トランクは、グループ通話中の複数の携帯無線機又は電話機に対して前記通知された前記携帯無線機を特定するための情報を含むメッセージを音声として合成して送出することを特徴とする電話システム。
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