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JP4839849B2 - 浴槽 - Google Patents
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JP4839849B2 - 浴槽 - Google Patents

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本発明は浴槽に関し、更に詳しくは入浴者が半身浴等に使用できるよう、湯船の長手方向の一方側が浅く形成され、底面が、底の浅い浅底部と、この浅底部に隣接する底の深い深底部とに形成されている浴槽に関するものである。
従来この種の浴槽は、通常、脚が深底部に4本設けられると共に、浅底部の下面中央に1本追加され、5本脚で支持するよう形成されている。
また従来、例えば特許文献1に記載されているように、浅底部の下面に支持部材が一対設けられ、浅底部を2本脚で支持している浴槽もある。
ところでこの種の浴槽の場合、浅底部を1本脚で支持し、深底部の脚と合わせて5本脚の構造にすると、4本脚に比べ、脚の本数が増える分、レベル出しが難しくなり、またコストが割高に付くのを避けられない。
また脚の本数が増えると、浴槽載置用の防水パンに必要な平面箇所が増加し、防水パンのフラット部を多く形成する必要がある。しかも現状、この種の腰掛け付き浴槽の脚の位置は、通常、LR仕様(設置時に腰掛け部が左側又は右側になる仕様形態)で非対称である。換言すると、この種の腰掛け付き浴槽の脚の位置は、湯船の立面を長手方向から見た場合に、非対称であるということになる。従ってこれらの点でも従来、脚の本数の増加は、浴槽周りの設備品のコストの増加を招き、排水の流れを変え、整然と排水できない、という不利益があった。
またこの種の浴槽の場合、浅底部を支持する脚の長さは、長くなるのが通例である。従って特許文献1に係る浴槽のように、浅底部に、単に脚を2本設けるのでは、脚の起立状態、起立姿勢が不安定化し、また湯船の長手方向に沿った揺れに対する耐振性が弱くなる、という問題点があった。
特開2002−112911号公報
本発明は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、腰掛け付き浴槽において、支持の安定化やコストの低廉化を図り、LR仕様が異なるときでも浴槽載置用の防水パンの共通化、共用化を可能にし、コストの低廉化や排水の流れの整然化を図り、更には浅底部を支持する脚の起立状態の安定化、堅固化を図り、耐振性が良くなるよう形成した浴槽を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、湯船の長手方向の一方側が浅く形成され、底面1が、底の浅い浅底部2と、この浅底部2に隣接する底の深い深底部3とに形成されている浴槽であって、上記の浅底部2を支持する脚4が、浅底部2と深底部3の間の縦面8と、浅底部2の下面とが作る角に位置決めされて浅底部2の下面に設けられ、上記の深底部3を支持する脚7の接地面における重心位置が、浴槽を平面から横長状に見て浴槽の縁部分の長さを左右に2等分する中心線Lを介して浅底部2を支持する脚4の接地面における重心位置と対称な位置に設けられていると共に、底面1に、浅底部2と深底部3に連ねて補強用のリブ5が設けられ、このリブ5に、浅底部2を支持する脚4が固定されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の場合、脚4、脚7の個数、形態、及びリブ5の形態は任意である。
また本発明は、図4等に示されるように、湯船の長手方向の一方側が浅く形成され、底面1が、底の浅い浅底部2と、この浅底部2に隣接する底の深い深底部3とに形成されている浴槽であって、底面1に、浅底部2と深底部3に連ねて補強用のリブ5が設けられ、このリブ5の、浅底部2と深底部3の間の縦面8と、浅底部2の下面とが作る角に対応する位置が下方に延ばされ、この延ばされた部分が接地されて浅底部2を支持する脚4に形成され、上記の深底部3を支持する脚7の接地面における重心位置が、浴槽を平面から横長状に見て浴槽の縁部分の長さを左右に2等分する中心線Lを介して浅底部2を支持する脚4の接地面における重心位置と対称な位置に設けられていることを特徴とする(請求項2)。
この本発明の場合は、リブ5で底面1を補強できるだけではなく、リブ5が浅底部2を支持する機能を持つため、浅底部2用の脚を特別に講じる必要がなく、その分、コストの低廉化を図ることができる。
また本発明の場合は、湯船の長手方向縦断面で見て、浅底部2に位置するリブ5aが略三角形状に形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、浅底部2と深底部3の境の縦面8と、浅底部2の下面にわたってリブ5が三角フィン状に形成され、補強の強度を高く得られながら、形成材料を節減できるからである。
またこの本発明の場合は、浅底部2に位置するリブ5aが、平行一対のプレート状に形成されているのが好ましい。
なぜならこれによると、リブ5を厚くすることなく強度を高く得られ、また例えば浅底部2を支持する脚4を間に挟み込んで脚4を堅固に取り付けできるからである。
また本発明の場合は、リブ5が、底面1に一体成型されているのが好ましい(請求項)。
なぜならこれによると、リブ5を底面1に接着剤等を使用して後付けする場合より、強度を高くでき、底面1の歪みや変形等を確実に防止できるからである。
本発明は、このように湯船の長手方向の一方側を浅く形成し、底面を、底の浅い浅底部と、この浅底部に隣接する底の深い深底部とに形成している浴槽であって、上記の浅底部を支持する脚を、浅底部と深底部の間の縦面と、浅底部の下面とが作る角に位置決めして浅底部の下面に設け、上記の深底部を支持する脚の接地面における重心位置を、浴槽を平面から横長状に見て浴槽の縁部分の長さを左右に2等分する中心線を介して浅底部を支持する脚の接地面における重心位置と対称な位置に設けていると共に、底面に、浅底部と深底部に連ねて補強用のリブを設け、このリブに、浅底部を支持する脚を固定しているものである。
従って本発明によれば、コストを抑えながら、安定した状態の腰掛け付き浴槽を提供できる。
また本発明は、浅底部(腰掛け部)の位置が左又は右側の何れの仕様でも、脚が同じ位置の浴槽を提供できる。従ってこれによれば、LR仕様が異なる場合でも、浴槽を載置する防水パンを共通化、共用化でき、ロスがなくなってこの種の防水パンのコストを低廉化できる。またこれによると、LR仕様で排水の流れを同一化でき、排水の流れを整然化できる。
更に本発明は、上記の通り、浅底部を支持する脚が、浅底部と深底部の間の縦面と、浅底部の下面とが作る角に位置決めされて浅底部の下面に設けられているから、これによれば、浅底部を支持する脚を、堅固に且つ安定的に設けることができ、また湯船の長手方向に沿った揺れや振動に対する耐振性を向上できる。
また本発明によると、リブで底面を補強できるだけではなく、荷重を、リブを介して浅底部を支持する脚に効率良く伝達でき、しかも浅底部を支持する脚の固定状態を堅固にできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の浴槽は、図1等に示されるように、湯船の長手方向の一方側が浅く形成され、底面1が、底の浅い浅底部2と、この浅底部2に隣接する底の深い深底部3とに形成されている。浅底部2は、通常、半身浴用の腰掛けとして使用される。
4は、浅底部2を支持する脚である。この浅底部2を支持する脚4は、浅底部2と深底部3の境の位置、即ち、浅底部2と深底部3の間の縦面8と、浅底部2の下面とが作る角に位置決めされて浅底部2の下面に、例えば一対設けられている。5は、底面1に一体成型されている補強用のリブである。このリブ5は、底面1に、浅底部2と深底部3に連ねて、且つ深底部3においては交差し、浅底部2で湯船の長手方向に沿って平行一対状に設けられている。
またリブ5の浅底部2に対応する位置5aは、この実施形態では湯船の縦断面を長手方向から見て略三角形状に形成されると共に、平行一対のプレート状に形成されている。浅底部2を支持する脚4は、この平行一対のプレート状のリブ5の間に挟み込まれてネジ6で固定されている。
7は、深底部3を支持する脚である。この深底部3を支持する脚7の接地面における重心位置は、浴槽を平面から横長状に見て浴槽の縁部分の長さを左右に2等分する中心線Lを介して浅底部2を支持する脚4の接地面における重心位置と対称な位置に、例えば一対設けられている。この実施形態の本発明品は、図1Aに示されるように、長手方向の全長D1が1598mm、左右の端から脚4、脚7までの長さD2が419mm、脚4、脚7の間の長さD3が760mmに選定されている。従って、浅底部2を支持する脚4と、深底部3を支持する脚7は、中心線Lから同寸法の380mmの位置にあることになる。なお、本発明の場合、脚4、脚7は、各々接地面が正方形状の脚2個を一対設けているが、接地面を長方形状の脚として、脚4、脚7を各々1個としたり、或いは脚7だけをそのような形態で1個としたりすることも可能である。
而して本発明は、このように浅底部2を支持する脚4が、浅底部2と深底部3の境に設けられている。従って浅底部2を支持する脚4は、浅底部2と深底部3の境の角に、また境の縦面8に当接するときは縦面8によっても支持される。その結果これによると、脚4の支持状態、起立状態が堅固になり、また湯船の長手方向に沿った揺れや振動に対する耐振性が向上する。
また本発明は、底面1にリブ5が設けられ、浅底部2を支持する脚4は、このリブ5に固定されているから、リブ5によって底面1の強度が高くなるだけではなく、荷重が、リブ5を介して浅底部2を支持する脚4に効率良く伝達される。
以上の処において、本発明は、図4〜図6に示されるように、湯船の長手方向の一方側が浅く形成され、底面1が、底の浅い浅底部2と、この浅底部2に隣接する底の深い深底部3とに形成されている浴槽であって、底面1に、浅底部2と深底部3に連ねて補強用のリブ5が設けられ、このリブ5の、浅底部2と深底部3の間の縦面8と、浅底部2の下面とが作る角に対応する位置が下方に延ばされ、この延ばされた部分が接地されて浅底部2を支持する脚4に形成され、上記の深底部3を支持する脚7の接地面における重心位置が、浴槽を平面から横長状に見て浴槽の縁部分の長さを左右に2等分する中心線Lを介して浅底部2を支持する脚4の接地面における重心位置と対称な位置に設けられているのでも良い。
この実施形態の場合、湯船の長手方向縦断面で見て、浅底部2に位置するリブ5aは、略三角形状に形成されていると共に、平行一対のプレート状に形成されている。なお9は、補強用のフィン形部材である。
本発明の浴槽の好適な一実施形態を示し、Aは正面図、Bは平面図である。 同上の浴槽を裏返した状態の斜視図である。 同上の浴槽の右側面図である。 本発明の浴槽の他の構成を示す要部縦断面図である。 図4に係る本発明品の平面図である。 図4に係る本発明品を裏返した状態の斜視図である。
1 底面
2 浅底部
3 深底部
4 浅底部を支持する脚
5 リブ
5a 浅底部に対応する位置
6 ネジ
7 深底部を支持する脚
8 縦面
9 フィン形部材
L 中心線

Claims (4)

  1. 湯船の長手方向の一方側が浅く形成され、底面が、底の浅い浅底部と、この浅底部に隣接する底の深い深底部とに形成されている浴槽であって、上記の浅底部を支持する脚が、浅底部と深底部の間の縦面と、浅底部の下面とが作る角に位置決めされて浅底部の下面に設けられ、上記の深底部を支持する脚の接地面における重心位置が、浴槽を平面から横長状に見て浴槽の縁部分の長さを左右に2等分する中心線を介して浅底部を支持する脚の接地面における重心位置と対称な位置に設けられていると共に、底面に、浅底部と深底部に連ねて補強用のリブが設けられ、このリブに、浅底部を支持する脚が固定されていることを特徴とする浴槽。
  2. 湯船の長手方向の一方側が浅く形成され、底面が、底の浅い浅底部と、この浅底部に隣接する底の深い深底部とに形成されている浴槽であって、底面に、浅底部と深底部に連ねて補強用のリブが設けられ、このリブの、浅底部と深底部の間の縦面と、浅底部の下面とが作る角に対応する位置が下方に延ばされ、この延ばされた部分が接地されて浅底部を支持する脚に形成され、上記の深底部を支持する脚の接地面における重心位置が、浴槽を平面から横長状に見て浴槽の縁部分の長さを左右に2等分する中心線を介して浅底部を支持する脚の接地面における重心位置と対称な位置に設けられていることを特徴とする浴槽。
  3. 請求項1又は2記載の浴槽であって、湯船の長手方向縦断面で見て、浅底部に位置するリブが略三角形状に形成されていることを特徴とする浴槽。
  4. 請求項乃至の何れかに記載の浴槽であって、リブが、底面に一体成型されていることを特徴とする浴槽。
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