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JP4841306B2 - ガス漏れ警報器の取付構造、及びその取付板 - Google Patents
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ガス漏れ警報器の取付構造、及びその取付板 Download PDF

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本発明は、ガス漏れ警報器を被取付面に取付けるための取付構造、及びその取付板に関するものである。
ガス漏れ警報器は、一般に壁等の被取付面に設置されているが、設置後一定期間(例えば5年)が経過すると動作保証対象外となり、新しいものと交換する必要がある。このため、ガス漏れ警報器は、その着脱が容易にできるものであることが望ましい。
ガス漏れ警報器について、各種の技術が出願されている。例えば、特許文献1に開示された技術は、壁内に埋設したコンセントにガス漏れ警報器の本体部を取付けるものである。しかし、通常のガス漏れ警報器の電源プラグは、ケーブルを介して延設されている。このため、特許文献1に開示された技術では、特殊形状のガス漏れ警報器を使用せざるを得なくなり、交換時に新たなガス漏れ警報器の選定が限られてしまう。
また、特許文献2に開示された技術では、取付板を利用して、ガス漏れ警報器の本体部を壁に取り付けている。この技術の場合、汎用のガス漏れ警報器を使用することができるが、取付板とは別の部分に設けられたコンセントに電源プラグが差し込まれるため、電源プラグのケーブルを引っ掛けるおそれがあると共に、美観も損なわれる。
実用新案登録第2549013号公報 特開平10−124774号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、美観を損なうことなく、被取付面に対するガス漏れ警報器の着脱が容易にできるようにすることを課題としている。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記した課題を解決するための本発明は、ケーブルを介して電源プラグが延設されたガス漏れ警報器を、取付板を介して被取付面に取付けるためのガス漏れ警報器の取付構造であって、前記取付板は枠状であり、被取付面に形成された取付孔部に入り込み、被取付面内の配線と接続されるコンセントを引っ掛けて支持する引掛け片が設けられたコンセント支持部と、ガス漏れ警報器の本体部を支持するために、弾性変形可能な係止部が設けられた警報器支持部とを備えていて、前記コンセント支持部の前記引掛け片に引掛けられて前記コンセントが支持され、かつ前記警報器支持部にガス漏れ警報器の本体部が前記係止部を弾性変形させることによって支持された前記取付板が前記被取付面に取り付けられるとともに、前記ガス漏れ警報器から延設された電源プラグが前記コンセント支持部に支持されたコンセントに差し込まれることを特徴としている。
ガス漏れ警報器は、被取付面の取付孔部に取付けられた取付板を介して取付けられる。このとき、ガス漏れ警報器の本体部は、取付板の警報器支持部に支持されると共に、ガス漏れ警報器からケーブルを介して延設された電源プラグは、被取付面の取付孔部に配置され、取付板のコンセント支持部に支持されたコンセントに差し込まれる。即ち、ケーブル及び電源プラグは、双方とも取付孔部に配置され、外部に露出されることはない。これにより、ケーブルを引っ掛けるおそれがなくなると共に、取付状態におけるガス漏れ警報器の美観も良好になる。
請求項2の発明は、請求項1の発明を前提として、前記被取付面の取付孔部にはスイッチボックスが埋設されていて、前記取付板は、前記スイッチボックスに固定されることを特徴としている。
取付板は、取付孔部に埋設されたスイッチボックスに固定されるため、被取付面にねじ孔等を形成しなくても済む。これにより、ガス漏れ警報器の美観が更に良好になる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明を前提として、前記警報器支持部は、前記取付板における被取付面との接合面から突設されて、ガス漏れ警報器の本体部に設けられた被係止部を係止する係止部を備えていることを特徴としている。
ガス漏れ警報器は、取付板から突設された警報器支持部が、ガス漏れ警報器の本体部に設けられた被係止部に係止されることによって取付板に保持される。このため、ガス漏れ警報器の取付け・取外しが容易である。
請求項4の発明は、請求項3の発明を前提として、前記警報器支持部は、弾性変形可能な樹脂材より成ることを特徴としている。
請求項4の発明では、警報器支持部が弾性変形可能な樹脂材であるため、ガス漏れ警報器の取付け・取外しが繰り返されても、前記警報器支持部が損傷するおそれはない。
請求項5の発明は、ケーブルを介して電源プラグが延設されたガス漏れ警報器を被取付面に取付けるために、前記ガス漏れ警報器と前記被取付面との間に介装される枠状のガス漏れ警報器の取付板であって、被取付面内配線と接続されるコンセントを引っ掛けて支持する引掛け片が設けられたコンセント支持部と、
ガス漏れ警報器の本体部を支持するために、弾性変形可能な係止部が設けられた警報器支持部とを備えていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1のガス漏れ警報器の取付構造の発明に使用される取付板であるため、請求項1の発明と同様な作用効果が奏される。
本発明の実施例について説明する。図1は本実施例のガス漏れ警報器Gの取付構造を示す分解斜視図、図2は壁Wに取付けられたガス漏れ警報器Gの正面図、図3の(a)は図2のA−A線断面図であり、(b)はB部の拡大図、図4の(a)は本実施例の取付板Pの正面側から見た斜視図であり、(b)は同じく背面側から見た斜視図、図5はコンセントCが取付けられた取付板Pを、背面側の別方向から見た斜視図である。
図1ないし図3に示されるように、本実施例のガス漏れ警報器Gは、壁Wに埋設されたスイッチボックスSに、取付板Pを介して取付けられる。最初に、スイッチボックスSについて説明する。図3に示されるように、壁Wの所定位置に形成された取付孔部1に、樹脂材より成るスイッチボックスSが埋設されている。スイッチボックスSは、正面部が開口した正方形状の箱体であり、その天井壁部2には、コンセントCに接続される電線ケーブル3と、ガス漏れ警報器Gと接続される信号ケーブル4とを通すための各通し孔2aが設けられている。また、スイッチボックスSの内壁面部における上下の部分には、横方向(左右方向)に所定間隔をおいて、ねじ取付部5が2個ずつ設けられている。取付板Pの本体部(取付板本体部6)には、スイッチボックスSの各ねじ取付部5に対応するねじ孔6bが設けられていて、各ねじ孔6bに挿通されたねじ7が対応するねじ取付部5に螺合される。これによって、取付板PがスイッチボックスSに固定される。なお、図1に示されるように、スイッチボックスSの縦方向を「上下方向」と、同じく横方向を「左右方向」と、同じく厚さ方向を「奥行方向」と記載する。
次に、ガス漏れ警報器Gについて、簡単に説明する。図1及び図3に示されるように、ガス漏れ警報器Gは、警報器本体部8と、警報器本体部8の背面から延設されたケーブル9と、ケーブル9の先端部に取付けられた電源プラグ10とを備えている。警報器本体部8の天井壁部11と底壁部(図示せず)には、左右方向に沿って各溝部11aが形成されている。
次に、取付板Pについて説明する。図1に示されるように、取付板Pは樹脂材より成り、ガス漏れ警報器Gの警報器本体部8を挿通させるために、警報器本体部8に対応する挿通孔6aが形成された方形枠状の取付板本体部6と、挿通孔6aの周縁部から奥行方向に沿って背面側に突設された周壁部12とを備えている。図4の(a),(b)に示されるように、周壁部12における上下の部分には、一対の係止部13が相対向して設けられている。一対の係止部13の構成は向きが反対であることを除いて同一であるため、ここでは、上側の周壁部12に設けられた係止部13についてのみ説明する。図5に示されるように、周壁部12は、2箇所において奥行方向に切り欠かれていて、当該部分に各切欠部14が設けられており、それらの間に係止部13が形成されている。係止部13の基端部13aは周壁部12と一体に接続されている(換言すれば、基端部13aは周壁部12の一部である)ため、係止部13は、基端部13aを支点として回動可能である。これにより、一対の係止部13は弾性変形して拡開可能である。そして、各係止部13における内壁面の部分には、ガス漏れ警報器Gの天井壁部11及び底壁部の溝部11a(図3参照)に係止される係止片13bが突設されている。ガス漏れ警報器Gは、一対の係止部13を拡開させながら取付板Pの挿通孔6aに挿通される。ガス漏れ警報器Gの天井壁部11及び底壁部の溝部11aが、各係止部13の係止片13bの部分に到達すると、各係止片13bが対応する溝部11aに入り込んで係止される。これにより、ガス漏れ警報器Gが取付板Pから抜け出ることが防止される。なお、図1において、15は、ガス漏れ警報器Gの挿通を容易にするためのガイド部である。
図3の(a),(b)に示されるように、一対の係止部13の先端部は断面L字状に屈曲されている。このため、取付板Pにガス漏れ警報器Gが取付けられた状態で、各係止部13とガス漏れ警報器Gの警報器本体部8との間には、隙間16が形成されている。作業者は、いずれかの隙間16にドライバ等の工具を差し込んで、天井壁部11では係止部13を上方に、底壁部では下方に押し広げることにより、係止片13bと天井壁部11又は底壁部の各溝部11aとの係止状態を解除することができる。これにより、取付板Pからガス漏れ警報器Gを容易に取り外すことができる。
また、図4の(a),(b)及び図5に示されるように、取付板Pの周壁部12における左右方向の一端部には、コンセントCを支持するためのコンセント支持部17が設けられている。ここで、本実施例のコンセントCは略直方体形状であり、その正面部18(一対の差込孔18aが設けられている側)を内方に向けて、コンセント支持部17に装着される(図5参照)。また、正面視におけるコンセントCの左右方向(取付板Pに取付けられた状態においては上下方向)の両端部には、各止め金具19(図1参照)が突設されている。
図4の(b)に示されるように、コンセント支持部17は、上下方向に所定の間隔をおいて周壁部12から突設された一対の支持板20,21と、一対の支持板20,21の間に突設された引掛け板22とを備えている。各支持板20,21には、それらの奥行方向に沿って切欠部20aと溝部21aが相対向して設けられている。また、引掛け板22の先端部は内方に向って屈曲されていて、当該屈曲部に引掛け片22aが形成されている。図4及び図5に示されるように、コンセント支持部17にコンセントCが装着される。コンセントCは、一対の支持板20,21に挟み込まれることにより、上下方向に移動することが抑止される。また、コンセントCの左右方向の両端部に設けられた各止め金具19が、支持板20の切欠部20a及び支持板21の溝部21aに入り込むことにより、コンセントCが左右方向に移動することが抑止される。更に、引掛け部22の先端部に設けられた引掛け片22aが、コンセントCの背面部に引っ掛けられることにより、コンセントCが奥行方向に移動することが抑止される。上記した結果、コンセント支持部17に装着されたコンセントCは、いずれの方向においても移動不能の状態で保持される。
次に、化粧カバー23について説明する。図1に示されるように、ガス漏れ警報器Gが取付板Pに取付けられたあと、枠状の化粧カバー23が取付けられる。化粧カバー23には、ガス漏れ警報器Gの警報器本体部8を挿通させるための挿通孔23aが設けられていて、警報器本体部8に嵌め込まれた化粧カバー23は、図示しない手段によって取付板Pに固定される。これにより、取付板Pを固定する各ねじ7の頭部が覆われて、美観が良好になる。
本実施例のガス漏れ警報器Gを取付ける場合の作用について説明する。図1及び図3の(a)に示されるように、壁Wの所定位置に形成された取付孔部1にスイッチボックスSが埋設される。壁W内に配線された電源ケーブル3が、スイッチボックスSの天井壁部2の一方側の通し孔2aに挿通されて、コンセントCと接続される。同じく信号ケーブル4が、スイッチボックスSの天井壁部2の他方側の通し孔2aに挿通されて、ガス漏れ警報器Gと接続される。
続いて、スイッチボックスSに取付板Pが固定される。このとき、コンセントCは、取付板Pに設けられたコンセント支持部17の一対の支持板20,21に挟み込まれると共に、引掛け板22の引掛け片22aに係止されて、移動不能となる。これにより、地震等によってコンセントCがずれたり、外れたりするおそれはない。取付板Pは、取付板本体部6の各ねじ孔6bに挿通されたねじ7が、対応するスイッチボックスSのねじ取付部5に螺合されることによって、スイッチボックスSに固定される。
次に、ガス漏れ警報器Gが取付板Pに取付けられる。ガス漏れ警報器Gの警報器本体部8から延設された電源プラグ10は、取付板本体部6の挿通孔6aを通ってスイッチボックスS内に配置され、コンセントCの一対の差込孔18aに差し込まれる。続いて、ガス漏れ警報器Gの警報器本体部8が、取付板本体部6の挿通孔6aに挿通される。ガス漏れ警報器Gの警報器本体部8を、そのまま奥行方向に沿って押し込むと、警報器本体部8の天井壁部11及び底壁部が、一対の係止部13を弾性変形させながら拡開させる。そして、それらの溝部11aが、一対の係止部13の係止片13bの部分に達すると、一対の係止部13は弾性復元されて、各係止片13bが、天井壁部11及び底壁部の溝部11aに入り込む。これにより、一対の係止部13とガス漏れ警報器Gの警報器本体部8の溝部11aとが相互に係止され、ガス漏れ警報器Gは抜け止め状態に保持される。
最後に、化粧カバー23が、ガス漏れ警報器Gの警報器本体部8に嵌め込まれ、図示しない手段により取付板Pに固定される。これにより、各ねじ7の頭部が覆われて外部から視認されなくなるため、美観が良好になる。
交換時にガス漏れ警報器Gを取り外す場合、化粧カバー23を取り外す。続いて、各係止部13とガス漏れ警報器Gの警報器本体部8との間に形成された隙間16に、ドライバ等の工具を差し込み、いずれかの係止部13を上方又は下方に押し広げる。これにより、一対の係止部13と警報器本体部8との係止状態が解除され、ガス漏れ警報器Gを手前側に引き出して取り外すことができる。そして、コンセントCから電源プラグ10が抜き取られる。このため、ガス漏れ警報器Gの取外しも容易である。更に、コンセントCが、取付板Pのコンセント支持部17に移動不能に装着されているため、電源プラグ10の抜差しが容易であると共に、コンセントCに余分な力をかけることもない。
本発明に係るガス漏れ警報器Gの取付構造では、ガス漏れ警報器Gの警報器本体部8から延設されたケーブル9及び電源プラグ11は、いずれもスイッチボックスS内に配置され、外部に露出することはない。このため、美観が良好であると共に、ケーブル9を引っ掛けるおそれもない。しかも、ガス漏れ警報器Gとして通常のものを使用することができるため、一定期間が経過した後で交換しなければならなくなった場合であっても、そのまま汎用のガス漏れ警報器Gと交換するだけで済む。
本実施例のガス漏れ警報器Gの取付構造を示す分解斜視図である。 壁Wに取付けられたガス漏れ警報器Gの正面図である。 (a)は図2のA−A線断面図であり、(b)はB部の拡大図である。 (a)は本実施例の取付板Pの正面側から見た斜視図であり、(b)は同じく背面側から見た斜視図である。 コンセントCが取付けられた取付板Pを、背面側の別方向から見た斜視図である。
符号の説明
C:コンセント
G:ガス漏れ警報器
P:取付板
S:スイッチボックス
W:壁(被取付面)
1:取付孔部
3:電源ケーブル(配線)
4:信号ケーブル(配線)
8:警報器本体部(ガス漏れ警報器の本体部)
9:ケーブル
10:電源プラグ
13:係止部(警報器支持部)

Claims (5)

  1. ケーブルを介して電源プラグが延設されたガス漏れ警報器を、取付板を介して被取付面に取付けるためのガス漏れ警報器の取付構造であって、
    前記取付板は枠状であり、被取付面に形成された取付孔部に入り込み、被取付面内の配線と接続されるコンセントを引っ掛けて支持する引掛け片が設けられたコンセント支持部と、
    ガス漏れ警報器の本体部を支持するために、弾性変形可能な係止部が設けられた警報器支持部とを備えていて、
    前記コンセント支持部の前記引掛け片に引掛けられて前記コンセントが支持され、かつ前記警報器支持部にガス漏れ警報器の本体部が前記係止部を弾性変形させることによって支持された前記取付板が前記被取付面に取り付けられるとともに、前記ガス漏れ警報器から延設された電源プラグが前記コンセント支持部に支持されたコンセントに差し込まれることを特徴とするガス漏れ警報器の取付構造。
  2. 前記被取付面の取付孔部にはスイッチボックスが埋設されていて、前記取付板は、前記スイッチボックスに固定されることを特徴とする請求項1に記載のガス漏れ警報器の取付構造。
  3. 前記警報器支持部は、前記取付板における被取付面との接合面から突設されて、ガス漏れ警報器の本体部に設けられた被係止部を係止する係止部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス漏れ警報器の取付構造。
  4. 前記警報器支持部は、弾性変形可能な樹脂材より成ることを特徴とする請求項3に記載のガス漏れ警報器の取付構造。
  5. ケーブルを介して電源プラグが延設されたガス漏れ警報器を被取付面に取付けるために、前記ガス漏れ警報器と前記被取付面との間に介装される枠状のガス漏れ警報器の取付板であって、
    被取付面内配線と接続されるコンセントを引っ掛けて支持する引掛け片が設けられたコンセント支持部と、
    ガス漏れ警報器の本体部を支持するために、弾性変形可能な係止部が設けられた警報器支持部と、
    を備えていることを特徴とするガス漏れ警報器の取付板。
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