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JP4844332B2 - 内線電話システム、主装置および内線電話機 - Google Patents
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JP4844332B2 - 内線電話システム、主装置および内線電話機 - Google Patents

内線電話システム、主装置および内線電話機 Download PDF

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Description

本発明は、内線電話システムのメモデータ転送技術に関する。
特許文献1には、メモ書きされたメモ用紙をスキャナで取り込んでデータ化して手書きメモデータを生成し、この手書きメモデータを顧客情報あるいは顧客担当者情報に対応付けてデータベースに登録する技術が開示されている。この技術によれば、顧客担当者が作成した手書きメモを有効活用することができる。
特開2004−102649号公報
電話の通話相手の伝言を手書きメモデータとして保存したい場合がある。この場合、特許文献1に記載の技術によれば、メモ用紙に伝言内容をメモ書きし、このメモ書きされたメモ用紙をスキャナで読み込まなければならず、煩雑である。また、手書きメモデータを特定の相手(例えば通話相手が伝言を残したい人物)に転送することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、メモ用紙を用いることなく手書きメモデータを生成し転送することができる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、内線電話機が、外付けもしくは内蔵のデータタブレットを介してユーザより受け付けた座標情報を基に、手書きメモデータを生成する。そして、この手書きメモデータを主装置に送信する。主装置は、内線電話機から受信した手書きメモデータを蓄積するとともに、手書きメモデータの送信元以外の内線あるいは外線に、この蓄積された手書きメモデータを送信する。そして、当該内線に接続された内線電話機あるいは当該外線に接続された電話機に、この手書きメモデータを出力させる。
例えば、本発明は、少なくとも1つの外線および複数の内線を収容する主装置と、前記複数の内線にそれぞれ接続される複数の内線電話機と、を有する内線電話システムであって、
前記主装置は、
前記内線からの代表応答要求に従い、当該内線に、当該内線を含む複数の前記内線に対する呼を中継する代表応答処理手段と、
前記代表応答要求の送信元から手書きメモデータを受信する主装置側メモ受信手段と、
前記主装置側メモ受信手段が受信した手書きメモデータを、前記代表応答処理手段が、当該手書きメモデータの送信元からの代表応答要求に従い、当該送信元に中継した呼のあて先であって、当該送信元を除くすべてのあて先に対応付けて蓄積するメモ蓄積手段と、
前記メモ蓄積手段に蓄積された手書きメモデータを、当該手書きメモデータに対応付けられているすべての前記内線に送信する主装置側メモ送信手段と、を有し、
前記内線電話機は、
自内線電話機が接続されている前記内線を含む複数の前記内線への呼に代表応答するための前記代表応答要求を、前記主装置に送信する代表応答要求手段と、
入力された座標情報を基に手書きメモデータを生成するメモ生成手段と、
前記メモ生成手段が生成した手書きメモデータを前記主装置に送信する電話機側メモ送信手段と、
前記主装置から手書きメモデータを受信する電話機側メモ受信手段と、
前記電話機側メモ受信手段が受信した手書きメモデータを出力するメモ出力手段と、を有する。
本発明によれば、前記の構成により、メモ用紙を用いることなく手書きメモデータを生成し転送する技術を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された内線電話システムの概略図である。
図示するように、本実施形態の内線電話システムは、少なくとも1つの外線3および複数の内線4を収容する主装置1と、複数の内線4にそれぞれ接続された内線電話機2と、を有する。
主装置1は、ダイヤルイン、代表(グループ)着信、代理応答等の一般的な機能に加え、手書きメモデータ(イメージデータ)を蓄積・転送する機能を有する。図2は、主装置1の概略ブロック図である。
図示するように、主装置1は、外線IF(インターフェース)部11と、内線IF部12と、局データ記憶部13と、手書きメモデータ記憶部14と、手書きメモデータ処理部15と、通信制御部16と、主制御部17と、を有する。
外線IF部11は、主装置1を少なくとも1つの外線3と接続するための物理的なインターフェースである。
内線IF部12は、主装置1を複数の内線4と接続するための物理的なインターフェースである。
局データ記憶部13には、電話番号と内線4との対応関係を示す局データが記憶されている。図3は、局データ記憶部13の登録内容(局データ)を模式的に表した図である。
図示するように、局データ記憶部13には、電話(外線)番号毎にレコード130が登録されている。レコード130は、電話番号を登録するフィールド1301と、この電話番号の番号種別(代表番号、グループ番号、およびダイヤルイン番号のいずれか)を登録するフィールド1302と、この電話番号に割り当てられている内線番号を登録するフィールド1303と、を有する。
レコード130のフィールド1302に番号種別として「代表番号」が登録されている場合、このレコード130のフィールド1301に登録されている電話番号には、主装置1が収容する全ての内線4の内線番号が割り当てられる。この場合、本実施の形態においては、このレコード130のフィールド1303に、該全ての内線4の内線番号を登録しているが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、このフィールド1303はNullであってもよい。また、レコード130のフィールド1302に番号種別として「グループ番号」が登録されている場合、このレコード130のフィールド1301に登録されている電話番号には、主装置1が収容する内線4のうち、この電話番号により特定されるグループに属する全ての内線4の内線番号が割り当てられる。そして、レコード130のフィールド1302に番号種別として「ダイヤルイン番号」が登録されている場合、このレコード130のフィールド1301に登録されている電話番号には、主装置1が収容する内線4のうちの1つの内線番号が割り当てられる。
手書きメモデータ記憶部14には、手書きメモデータが記憶される。図4は、手書きメモデータ記憶部14の登録内容を模式的に表した図である。
図示するように、手書きメモデータ記憶部14には、手書きメモデータ毎にレコード140が登録される。レコード140は、手書きメモデータ(イメージデータ)を登録するフィールド1401と、この手書きメモデータを作成(送信)した内線電話機2が接続されている内線4の内線番号(作成元内線番号)を登録するフィールド1402と、この手書きメモデータを転送すべき内線4の内線番号(転送先内線番号)を登録するフィールド1403と、この手書きメモデータの作成者にこの手書きメモデータの元となる伝言を残した者(手書きメモデータ作成者の通話相手)の電話番号(発信元外線番号)を登録するフィールド1404と、この手書きメモデータの作成日時を登録するフィールド1405と、を有する。
呼の着番号がダイヤルイン番号の場合、フィールド1402には、代理応答した内線電話機2に接続されている内線4の内線番号が登録され、フィールド1403には、このダイヤルイン番号に割り当てられている内線4の内線番号が登録される。また、呼の着番号が代表番号の場合、フィールド1402には、代表応答した内線電話機2に接続されている内線4の内線番号が登録され、フィールド1403には、代表応答した内線電話機2に接続されている内線4を除く全ての内線4の内線番号が登録される。また、呼の着番号がグループ番号の場合、フィールド1402には、代理もしくは代表応答した内線電話機2に接続されている内線4の内線番号が登録され、フィールド1403には、代理応答の場合はこのグループ番号に割り当てられている全ての内線4の内線番号が登録され、代表応答の場合はこのグループ番号に割り当てられている内線4のうち代表応答した内線電話機2に接続されている内線4を除く全ての内線4の内線番号2が登録される。
ここで、代表応答とは、複数の内線4に呼出しを送出した場合において、これらの内線4のいずれかに接続された内線電話機2がこの呼出しに対して行う応答を意味する。また、代理応答とは、呼出しが送出された内線4以外の内線4に接続された内線電話機2がこの呼出しに対して行う応答を意味する。また、以下の説明において、通常応答とは、1つの内線4に呼出しを送出した場合において、この内線4に接続された内線電話機2がこの呼出しに対して行う応答を意味する。
手書きメモデータ処理部15は、主制御部17の指示に従い、手書きメモデータ記憶部14から手書きメモデータを読み出し、この手書きメモデータを、MH、MR、MMR、JBIG等の符号化方式に従って符号化してファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を通信制御部16に出力する。また、通信制御部16から入力されたファクシミリ信号を、MH、MR、MMR、JBIG等の符号化方式に従って復号化して手書きメモデータを復元し、復元した手書きメモデータを手書きメモデータ記憶部14に記憶する。
通信制御部16は、主制御部17の指示に従い、外線IF部11、内線IF部12、および手書きメモデータ処理部15間の接続(中継)を制御する。
そして、主制御部17は、主装置1の各部11〜16を統括的に制御する。
図5は、主装置1の動作を説明するためのフロー図である。
通信制御部16は、内線IF部12を介していずれかの内線4からメモ要求メッセージを受信すると(S101でYES)、メモ要求を、この内線4に割り当てられている内線番号と共に、主制御部17に通知する。これを受けて、主制御部17は、後述するメモ転送処理を実施し(S102)、S101に戻る。なお、メモ要求メッセージには、例えば所定のPB(プッシュボタン)信号またはPB信号列を用いることができる。
また、通信制御部16は、外線3から外線IF部11に呼が着信すると(S103でYES)、この呼を主制御部17に通知する。これを受けて、主制御部17は、局データ記憶部13を参照し、この呼の着番号(電話(外線)番号)に対応付けられている内線番号を特定する。そして、特定した内線番号を、この呼の発番号と共に、図示していないメモリ等に一時記憶する(S104)。それから、主制御装置17は、この呼に対して一次応答し(S105)、例えば所定期間に通話相手からメモ要求メッセージが送られてくるのを待つ(S106)。
主制御部17は、通話相手からメモ要求メッセージを受信したならば(S106でYES)、後述するメモ転送処理を実施し(S102)、S101に戻る。一方、メモ要求メッセージを受信しなかった場合(S106でNo)、S107に進む。
S107において、主制御部17は、通信制御部16を制御し、S104で記憶した内線番号に対応する内線4に、呼出しメッセージを送出する。そして、いずれかの内線4からこの呼出しメッセージに対する応答メッセージを受信したならば(S108でYES)、通信制御部16を制御し、この内線4に、S105で一次応答した呼を接続する(S109)。これにより、この内線4に接続されている内線電話機2と、S105で一次応答した呼の発信者端末との間で、通話が開始される。また、この際、主制御部17は、応答メッセージの種別(通常応答、代表応答、代理応答のいずれか)を、図示していないメモリ等に一時記憶する。
さて、通信制御部16は、接続中の呼に関し、外線IF部11を介して外線3から、もしくは内線IF部12を介して内線4から、切断要求メッセージを受信すると(S110)、切断要求を主制御部17に通知する。これを受けて、主制御部17は、通信制御部16を制御し、切断要求された呼を切断する(S111)。
次に、主制御部17は、S109で記憶した応答メッセージの種別を調べる(S112)。応答メッセージの種別が「通常応答」の場合(S112でNO)、S101に戻る。一方、応答メッセージの種別が「代表応答」もしくは「代理応答」の場合(S112でYES)、後述するメモ蓄積処理を実施し(S113)、その後、S101に戻る。
図6は、メモ蓄積処理(図5のS113)を説明するためのフロー図である。
先ず、主制御部17は、図5のS111で切断された呼の中継先の内線4に接続されている内線電話機2で、手書きメモデータが作成されるか否かを判断する(S1131)。これは、例えば、切断された呼の中継先の内線4から「手書きメモデータあり」を示すメッセージ、あるいは「手書きメモデータ」そのものが所定時間内に送られてきたか否かで判断すればよい。手書きメモデータが作成されない場合(S1131でNo)、このフローを終了する。一方、手書きメモデータが作成される場合(S1131でYES)、主制御部17は、通信制御部16を制御し、内線IF部12を介して、切断された呼の中継先の内線4から送られてくるファクシミリ信号を手書きメモデータ処理部15に入力する。これを受けて、手書きメモデータ処理部15は、通信制御部16から入力されたファクシミリ信号を復号化して、手書きメモデータを復元する。これにより、切断された呼の中継先の内線4から手書きメモデータを受信する。
さて、図5のS111で切断された呼の中継先の内線4から手書きメモデータを受信したならば(S1132でYES)、主制御部17は、この内線4に割り当てられている内線番号を図5のS104で記憶した内線番号から除外することで、手書きメモデータの転送先内線番号を特定する(S1133)。手書きメモデータの送信元が代理応答の場合、手書きメモデータの送信元が接続されている内線4の内線番号は、図5のS104で記憶した内線番号に含まれていない。したがって、図5のS104で記憶した全ての内線番号が、転送先内線番号に特定される。一方、手書きメモデータの送信元が代表応答の場合、手書きメモデータの送信元が接続されている内線4の内線番号が図5のS104で記憶した内線番号に含まれる。したがって、図5のS104で記憶した内線番号のうち手書きメモデータの送信元が接続されている内線4の内線番号を除く全てが、転送先内線番号に特定される。
次に、主制御部17は、以上のようにして特定した転送先内線番号を、手書きメモデータの送信元が接続されている内線4の内線番号(作成元内線番号)、および図5のS104で記憶した発番号(発信元外線番号)と共に、手書きメモデータ処理部15に出力する。これを受けて、手書きメモデータ処理部15は、手書きメモデータ記憶部14に新たなレコード140を追加する。そして、追加したレコード140のフィールド1401に手書きメモデータを、フィールド1402に作成元内線番号を、フィールド1403に転送先内線番号を、フィールド1404に発信元外線番号を、そして、フィールド1405に、図示していないタイマ等を利用して取得した現在日時を登録する(S1134)。
その後、主制御部17は、通信制御部16を制御し、S1133で特定した転送先内線番号が割り当てられている内線4各々に、手書きメモデータの存在を示すメッセージを送信し(S1135)、このフローを終了する。
図7は、メモ転送処理(図5のS102)を説明するためのフロー図である。
先ず、主制御部17は、メモ要求メッセージの送信元が内線4側(図5のS101でYESの場合)であるか、それとも外線3側(図5のS106でYESの場合)であるかを判断する(S1021)。内線4側の場合はS1022に進み、外線3側の場合はS1026に進む。
S1022において、主制御部17は、手書きメモデータ処理部15に、メモ要求メッセージの送信元が接続されている内線4の内線番号を通知して、手書きメモデータの送信を指示する。これを受けて、手書きメモデータ処理部15は、主制御部17から通知された内線番号を転送先内線番号とするレコード140を手書きメモデータ記憶部14から検索する。そして、検索したレコード140に登録されている作成元内線番号、発信元外線番号、作成日時を含む付加情報(イメージデータ)を生成し(S1023)、この付加情報を、検索したレコード140に登録されている手書きメモデータに合成(マージ)する(S1024)。
それから、手書きメモデータ処理部15は、付加情報が合成された手書きメモデータを符号化してファクシミリ信号を生成し、このファクシミリ信号を、通信制御部16および内線IF部12を介して、メモ要求メッセージの送信元が接続されている内線4に送信する(S1025)。その後、このフローを終了する。
一方、S1026において、主制御部17は、通信制御部16を制御し、メモ要求メッセージの送信元から内線番号およびパスワード(PW)を受け付ける。それから、主制御部17は、受け付けたパスワードが、図示していないメモリ等に予め登録されている認証情報と一致するか否かを調べることで、認証処理を行う(S1027)。ここで、認証情報は、内線番号毎に設けてもよい。
認証成立の場合(S1028でYES)、S1029に進む。一方、認証不成立の場合(S1028でNO)、主制御部17は、通信制御部16を制御し、メモ要求メッセージの送信元にエラーメッセージを送信する等の所定のエラー処理を行い(S1033)、このフローを終了する。
S1029において、主制御部17は、手書きメモデータ処理部15に、メモ要求メッセージの送信元の外線番号(図5のS105で一次応答した呼の発信者番号)と、S1026でメモ要求メッセージの送信元から受け付けた内線番号とを通知して、手書きメモデータの送信を指示する。これを受けて、手書きメモデータ処理部15は、主制御部17から通知された内線番号を転送先内線番号とするレコード140を手書きメモデータ記憶部14から検索する。そして、検索したレコード140に登録されている作成元内線番号、発信元外線番号、作成日時を含む付加情報(イメージデータ)を生成し(S1030)、この付加情報を検索したレコード140に登録されている手書きメモデータに合成(マージ)する(S1031)。
それから、手書きメモデータ処理部15は、付加情報が合成された手書きメモデータを符号化してファクシミリ信号を生成し、このファクシミリ信号を、通信制御部16および外線IF部11を介して、メモ要求メッセージの送信元の外線番号(図5のS105で一次応答した呼の発信元)に送信する(S1032)。その後、このフローを終了する。
図1に戻って説明を続ける。内線電話機2は、代表応答、代理応答等の一般的な機能に加え、手書きメモデータ(イメージデータ)を作成・送受信する機能を有する。図8は、内線電話機2の概略ブロック図である。
図示するように、内線電話機2は、内線IF部21と、操作パネル22と、ハンドセット23と、表示機能付きタブレット24と、音声処理部25と、手書きメモデータ処理部26と、主制御部27と、を有する。
内線IF部21は、内線電話機2を内線4に接続するための物理的なインターフェースである。
操作パネル22は、ボタン、キー等の入力部221、および液晶パネル、LED、スピーカ等の出力部222を備えて構成される。操作パネル22は、入力部221を介して操作者より受け付けた指示を主制御部27に送信する。また、主制御部27から受信した情報を出力部222から出力する。
ハンドセット23は、マイク231、およびスピーカ232を備えて構成される。ハンドセット23は、マイク231で収音した音声信号を主制御部27に送信する。また、主制御部27から受信した音声信号をスピーカ232から音声出力する。
表示機能付きタブレット24は、データタブレットからなる入力部241、および液晶パネル等の表示部242を有する。表示機能付きタブレット24は、入力部(データタブレット)241上のタッチペン243の軌跡(操作者のメモ書き)を示す座標情報を手書きメモデータ処理部26に送信する。また、手書きメモデータ処理部26から受信した手書きメモデータを表示部242に表示する。なお、表示機能付きタブレット24は、内線電話機2に内蔵されていてもよいし、あるいはいわゆる外付けタイプのものでもよい。
音声処理部25は、ハンドセット23から受信した音声信号を電話用の通話信号に変換して主制御部27に送信する。また、主制御部27から受信した通話信号を音声信号に変換してハンドセット23に出力する。
そして、主制御部27は、内線電話機2の各部21〜26を統括的に制御する。
図9は、内線電話機2の動作を説明するためのフロー図である。
主制御部27は、内線IF部21を介して主装置1から呼出しメッセージを受信すると(S201でYES)、呼出音を出力部222から出力する(S202)。そして、操作者から応答指示(例えばオフフック操作)を受け付けたならば(S203でYES)、S204に進む。また、主制御部27は、操作者から代理応答指示(例えば所定のキー操作およびオフフック操作の組み合わせ)を受け付けると(S209)、S204に進む。
S204において、主制御部27は、音声処理部25を内線IF部21に接続する。これにより、マイク231で収音された音声信号が、音声処理部25で通話信号に変換され、主装置1に送信される。また、主装置1から受信した通話信号が、音声処理部25で音声信号に変換され、スピーカ232から音声出力される。このようにして、通話が開始される。
さて、通話が開始されると、主制御部27は、手書きメモデータ処理部26を制御し、入力部241に入力される座標情報(タッチペン243の軌跡情報)の受付を開始する(S205)。なお、代理応答指示を受け付けた場合(S209でYES)、あるいは、S203で受け付けた応答指示が代表応答の場合であって、操作者からメモ書き開始の指示(例えば所定のキー操作)を受け付けた場合にのみ、座標情報の受付を開始するようにしてもよい。ここで、S203で受け付けた応答指示が代表応答であるか否かは、例えば、主装置1が送出する呼出しメッセージに外線3からの着信の種別(代表着信、グループ着信、ダイヤルイン着信)を示す種別情報を付加し、主制御部27が、この呼出しメッセージに含まれている種別情報に基づいて判断するようにしてもよい。
次に、主制御部27は、操作者から切断指示(例えばオンフック操作)を受け付けると、すなわち通話が終了すると(S206でYES)、手書きメモデータ処理部26がタッチペン243の軌跡情報を受け付けているか否かを判断する(S207)。
軌跡情報を受け付けていない場合は(S207でNO)、S201に戻る。一方、軌跡情報を受け付けている場合(S207でYES)、主制御部27は、所定期間、操作者からメモ送信指示(例えば所定のキー操作)を受け付けるのを待って、手書きメモデータ処理部26にメモ送信を指示する。これを受けて、手書きメモデータ処理部26は、受け付けた軌跡情報を元に手書きメモデータを生成し、これを符号化してファクシミリ信号を生成する。主制御部27は、内線IF部21を介して主装置1にこのファクシミリ信号を送信する(S208)。その後、S201に戻る。なお、ファクシミリ信号の送信に先立って、主制御部27が「手書きメモデータあり」を示すメッセージを主装置1に送信するようにしてもよい。
また、主制御部27は、内線IF部21を介して主装置1から手書きメモデータの存在を示すメッセージを受信した場合(S210でYES)、所定のLEDを点灯したり、液晶パネルにその旨を示すメッセージを表示したりするなどして、出力部222にその旨を表示する(S211)。その後、S201に戻る。
また、主制御部27は、入力部221を介して操作者からメモ要求指示を受け付けると(S212でYES)、メモ要求メッセージを生成し、内線IF部21を介して主装置1にこのメモ要求メッセージを送信し(S213)、主装置1からファクシミリ信号が送られてくるのを待つ。そして、ファクシミリ信号を受信したならば、これを手書きメモデータ処理部26に出力する。これを受けて、手書きメモデータ処理部26は、主制御部27から受信したファクシミリ信号を復号化して手書きメモデータを復元し、これを表示部242に表示する(S214)。その後、S201に戻る。
次に、上記構成の内線電話システムの全体動作を説明する。
図10は、いずれかの内線電話機2が代理応答する場合における内線電話システムの全体動作を説明するためのシーケンス図である。
主装置1は、外線端末5から呼が着信すると(S301)、着番号に対応する内線番号を持つ内線電話機2Aに呼出しメッセージを送信する(S302)。着番号がダイヤルイン番号ならば、このダイヤルイン番号に対応する1つの内線電話機2Aに呼出しメッセージが送信され、グループ番号ならば、このグループ番号に対応する複数の内線電話機2Aに呼出しメッセージが送信される。これを受けて、内線電話機2Aは、呼出音を出力する。
ここで、呼出音を出力していない内線電話機(着番号に対応していない内線番号を持つ内線電話機)2Bは、操作者から代理応答指示を受けると、代理応答メッセージを主装置1に送信する(S303)。これを受けて、主装置1は、外線端末5から着信した呼を内線電話機2Bに中継する。これにより、外線端末5と内線電話機2Bとの間で通話が開始される(S304)。また、内線電話機2Bは、操作者からメモ書きの受付を開始する(S305)。
さて、通話が終了すると(S306)、内線電話機2Bは、操作者から受け付けたメモ書きを基に手書きメモデータを生成し(S307)、これを主装置1に送信する(S308)。これを受けて、主装置1は、内線電話機2Bから受け取った手書きメモデータを、内線電話機2Bに中継した呼の着番号に対応付けられている内線番号に対応付けて蓄積すると共に(S309)、内線電話機2Bに中継した呼の着番号に対応付けられている内線番号を持つ内線電話機2Aにメモが存在することを示すメモありメッセージを送信する(S310)。これを受けて、内線電話機2Aは、メモが存在することを表示部222に表示し、操作者に通知する(S311)。
次に、内線電話機2Aは、操作者からメモ要求指示を受け付けると、メモ要求メッセージを主装置1に送信する(S312)。これを受けて、主装置1は、この内線電話機2Aに、この内線電話機2Aの内線番号に対応付けられて蓄積されている手書きメモデータを送信する(S313)。内線電話機2Aは、主装置1から受け取った手書きメモデータを表示する(S314)。
図11は、いずれかの内線電話機2が代表応答する場合における内線電話システムの全体動作を説明するためのシーケンス図である。
主装置1は、外線端末5から呼が着信すると(S401)、着番号に対応する内線番号を持つ内線電話機2Aに呼出しメッセージを送信する(S402)。着番号が代表番号ならば、この主装置1に接続されているすべての内線電話機2A〜2Aに呼出しメッセージが送信され、グループ番号ならば、このグループ番号に対応する複数の内線電話機2A〜2Aに呼出しメッセージが送信される。これを受けて、内線電話機2A〜2Aは、呼出音を出力する。
ここで、呼出音を出力中のいずれかの内線電話機2A(図11では2A)は、操作者から応答指示を受けると、代表応答メッセージを主装置1に送信する(S403)。これを受けて、主装置1は、外線端末5から着信した呼を内線電話機2Aに中継する。これにより、外線端末5と内線電話機2Aとの間で通話が開始される(S404)。また、内線電話機2Aは、操作者からメモ書きの受付を開始する(S405)。
さて、通話が終了すると(S406)、内線電話機2Aは、操作者から受け付けたメモ書きを基に手書きメモデータを生成し(S407)、これを主装置1に送信する(S408)。これを受けて、主装置1は、内線電話機2Aから受け取った手書きメモデータを、内線電話機2Aに中継した呼の着番号に対応付けられている内線番号のうち、内線電話機2Aの内線番号を除く全ての内線番号に対応付けて蓄積する(S409)。また、内線電話機2Aに中継した呼の着番号に対応付けられている内線番号のうち、内線電話機2Aの内線番号を除く内線番号を持つ全ての内線電話機2A〜2Aに、メモが存在することを示すメモありメッセージを送信する(S410)。これを受けて、内線電話機2A〜2Aは、メモが存在することを表示部222に表示し、操作者に通知する(S411)。
次に、メモの存在を操作者に通知したいずれかの内線電話機2A(図11では2A)は、操作者からメモ要求指示を受け付けると、メモ要求メッセージを主装置1に送信する(S412)。これを受けて、主装置1は、この内線電話機2Aに、この内線電話機2Aの内線番号に対応付けられて蓄積されている手書きメモデータを送信する(S413)。内線電話機2Aは、主装置1から受け取った手書きメモデータを表示する(S414)。
図12は、手書きメモデータを外部から確認する場合における内線電話システムの全体動作を説明するためのシーケンス図である。
上述したように、図10のS301〜S308、あるいは図11のS401〜S408により、主装置1に手書きメモデータが蓄積され(S501)、主装置1から内線電話機2Aにメモありメッセージが送信される(S502)。そして、内線電話機2Aにメモの存在を知らせる表示がなされる(S503)。
さて、主装置1は、外線端末(例えばファクシミリ装置、ファクスモデムを備えた携帯電話等)5から呼が着信すると(S504)、この呼に一次応答し(S505)、外線端末5から各種要求を受け付ける。ここで、主装置1は、外線端末5からメモ要求メッセージを受け付けたならば(S506)、このメモ要求メッセージに含まれている情報を用いて認証処理を行う(S507)。そして、認証成立したならば、呼の着番号に対応付けられている内線番号に対応付けられて蓄積されている手書きメモデータを検索し、この手書きメモデータを外線端末5に送信する(S508)。外線端末5は、受信した手書きメモデータを、プリントアウトもしくはディスプレイに表示する。
以上、本発明の一実施形態を説明した。
本実施形態では、内線電話機2が、外付けもしくは内蔵のタブレット24を介して操作者より受け付けた座標情報を基に、手書きメモデータを生成する。そして、この手書きメモデータを主装置1に送信する。主装置1は、内線電話機2から受信した手書きメモデータを蓄積するとともに、手書きメモデータの送信元以外の内線4あるいは外線3に、この蓄積された手書きメモデータを送信する。そして、当該内線4に接続された内線電話機2あるいは当該外線3に接続された端末に、この手書きメモデータを出力させる。したがって、本実施形態によれば、メモ用紙を用いることなく手書きメモデータを生成し転送できる。
また、本実施形態では、呼の着番号に対応する内線番号に対応付けて手書きメモデータを蓄積すると共に、この内線番号を持つ内線4にメモの存在を示すメモありメッセージを送信する。したがって、本実施形態によれば、手書きメモデータを特定の相手、すなわち通話相手が伝言を残したい人物に転送することができる。
また、本実施形態では、手書きメモデータが対応付けられている内線番号を持つ内線4に接続された内線電話機2以外の電話機(例えば外線端末)からのメモ要求に対して、この手書きメモデータを、このメモ要求の送信元に送信できるようにしている。このようにすることにより、内線電話機2のユーザは、自身に対する手書きメモデータを例えば外出先の通信端末から確認することが可能となり、使い勝手が向上する。
また、本実施形態では、手書きメモデータ(イメージデータ)に、作成元内線番号、発信元外線番号、作成日時等の付加情報(イメージデータ)が合成されているので、手書きメモデータの作成者、通話相手等の把握が容易になる。
なお、本実施形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、主装置1、内線電話機2の各構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実行されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)など計算機によりソフトウエア的に実行されるものでもよい。
また、上記の実施形態において、内線電話機2は、通話終了後に手書きメモデータを主装置1に送信しているが、通話中に手書きメモデータを主装置1に送信するようにしてもよい。この場合、ファクシミリ通信の代わりにSVD(Simultaneous Voice and Data)方式を用いればよい。SVD方式を用いる場合、手書きメモデータの符号化方式として、JPEG、TIFF等の圧縮符号化方式を用いることができる。
また、上記の実施形態において、主装置1は、内線電話機2から受信した手書きメモデータを蓄積すると共に、この手書きメモデータの転送先となる内線電話機2にメモありメッセージを送信しているが、メモありメッセージを送信する代わりにこの手書きメモデータを直接送信するようにしてもかまわない。この場合、内線電話機2に、手書きメモデータの蓄積手段、あるいは手書きメモデータのプリントアウト手段を持たせるとよい。
また、上記の実施形態において、主装置1は、手書きメモデータを呼の着番号に対応する内線番号に対応付けて蓄積しているが、手書きメモデータをこの手書きメモデータの作成元内線電話機2から指定された内線番号に対応付けて蓄積するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、主装置1は、作成元内線番号、発信元外線番号、作成日時等の付加情報を示すイメージデータを生成し、このイメージデータを手書きメモデータ(イメージデータ)に合成(マージ)することで、付加情報を手書きメモデータの転送先に送信している。しかし、独自プロトコルを用いて、付加情報を手書きメモデータの転送先に送信するようにしてもよい。この場合、付加情報はイメージデータでなくてもかまわない。
上記の実施形態では、電話回線を利用した通常の内線電話システムに本発明を適用した場合を例にとり説明したが、本発明はIP内線電話システムにも適用可能である。この場合、FTP、電子メール等を利用して、手書きメモデータをやり取りすればよい。
図1は本発明の一実施形態が適用された内線電話システムの概略図である。 図2は主装置1の概略ブロック図である。 図3は局データ記憶部13の登録内容を模式的に表した図である。 図4は手書きメモデータ記憶部14の登録内容を模式的に表した図である。 図5は主装置1の動作を説明するためのフロー図である。 図6はメモ蓄積処理(図5のS113)を説明するためのフロー図である。 図7はメモ転送処理(図5のS102)を説明するためのフロー図である。 図8は内線電話機2の概略ブロック図である。 図9は内線電話機2の動作を説明するためのフロー図である。 図10はいずれかの内線電話機2が代理応答する場合における内線電話システムの全体動作を説明するためのシーケンス図である。 図11はいずれかの内線電話機2が代表応答する場合における内線電話システムの全体動作を説明するためのシーケンス図である。 図12は手書きメモデータを外部から確認する場合における内線電話システムの全体動作を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
1:主装置、2:内線電話機、3:外線、4:内線、11:外線IF部、12:内線IF部、13:局データ記憶部、14:手書きメモデータ記憶部、15:手書きメモデータ処理部、16:通信制御部、17:主制御部、21:内線IF部、22:操作パネル、23:ハンドセット、24:表示機能付きタブレット、25:音声処理部、26:手書きメモデータ処理部、27:主制御部

Claims (6)

  1. 少なくとも1つの外線および複数の内線を収容する主装置と、前記複数の内線にそれぞれ接続される複数の内線電話機と、を有する内線電話システムであって、
    前記主装置は、
    前記内線からの代表応答要求に従い、当該内線に、当該内線を含む複数の前記内線に対する呼を中継する代表応答処理手段と、
    前記代表応答要求の送信元から手書きメモデータを受信する主装置側メモ受信手段と、
    前記主装置側メモ受信手段が受信した手書きメモデータを、前記代表応答処理手段が、当該手書きメモデータの送信元からの代表応答要求に従い、当該送信元に中継した呼のあて先であって、当該送信元を除くすべてのあて先に対応付けて蓄積するメモ蓄積手段と、
    前記メモ蓄積手段に蓄積された手書きメモデータを、当該手書きメモデータに対応付けられているすべての前記内線に送信する主装置側メモ送信手段と、を有し、
    前記内線電話機は、
    自内線電話機が接続されている前記内線を含む複数の前記内線への呼に代表応答するための前記代表応答要求を、前記主装置に送信する代表応答要求手段と、
    入力された座標情報を基に手書きメモデータを生成するメモ生成手段と、
    前記メモ生成手段が生成した手書きメモデータを前記主装置に送信する電話機側メモ送信手段と、
    前記主装置から手書きメモデータを受信する電話機側メモ受信手段と、
    前記電話機側メモ受信手段が受信した手書きメモデータを出力するメモ出力手段と、を有する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  2. 請求項1に記載の内線電話システムであって、
    前記主装置は、
    前記メモ蓄積手段に蓄積された手書きメモデータに対応付けられている前記内線に、当該手書きメモデータの存在を通知するメモあり通知手段をさらに有し、
    前記主装置側メモ送信手段は、
    前記内線からのメモ要求に従い、当該内線に、当該内線に対応付けられて前記メモ蓄積手段に蓄積されている手書きメモデータを送信し、
    前記内線電話機は、
    前記主装置から通知された手書きメモデータの存在に従い、その旨をユーザに知らせるメモあり告知手段と、
    ユーザの指示に従い、前記主装置に前記メモ要求を送信するメモ要求手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  3. 請求項1または2に記載の内線電話システムであって、
    前記主装置側メモ送信手段は、
    前記メモ蓄積手段に蓄積されている手書きメモデータに所定の情報を付加して送信する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の内線電話システムであって、
    前記内線電話機は、
    データタブレットを有し、
    前記メモ生成手段は、
    前記データタブレットを介してユーザより受け付けた、当該データタブレット上のペン先の軌跡を示す座標情報を基に、イメージデータを前記手書きメモデータとして生成する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の主装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の内線電話機。
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