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JP4845827B2 - 止水壁、及び、それを構成する止水体 - Google Patents
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止水壁、及び、それを構成する止水体 Download PDF

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本発明は、洪水、冠水などに際し、家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口への浸水を防止するための止水壁、及び、止水壁を構成する止水体に関する。
近年、狭い地域内に時間当たり100ミリを越えるような集中豪雨が多発しており、河川の決壊などによる家屋の浸水や都市部において地下鉄や地下道への浸水が問題となっている。このような水害事故の恐れが生じた場合には、通常、土嚢等を積んで水の侵入を阻止することが行われている。このような、土嚢として、特許文献1には、袋状に形成された透水性カバーで構成され、その透水性カバー内に吸水性高分子を有する吸水体を充填するとともに、前記透水性カバーの一部又は全部を覆設する不透水性フィルムを備え水土嚢が提案されている。特許文献2には、雨水検知手段の出力信号により作動して降下路を遮断し、地下への雨水の流入を防止する止水装置などが提案されている。
特開2003−20626号公報 特開2005−282172号公報
特許文献1に示す水土嚢は、透水性カバーの中に吸水性高分子を有する吸水体を内蔵しているので、浸水あるいは冠水の危険箇所に設置するだけで、吸水性高分子が水を吸収してゲル化し、これらの水によって膨潤した水土嚢同士でバリアを形成し、水漏れすることなく水の浸入を阻止することができるものであるが、一旦、使用した後、再利用することができず、一般家庭や小規模な店舗や工場などにおいてコスト的に不利であるとともに、水を吸収して止水用のバリアとすることから、初期の段階において、雨水などによって流れてしまうことが懸念され、水を吸収して安定化するまで、監視する必要があるなど、使い勝手が悪い。一方、特許文献2に示す地下への雨水流入防止装置は、地下への雨水の流入を防止するものであって、地下へと通じる降下路にワイヤにより吊り下げた止水体を昇降自在に配置し、モータによって駆動し、雨水検知手段によって、モータを制御することによって、止水装置は作動して地下への雨水の流入を阻止するものであるから、極めて導入コストが高いため、大規模な施設等では導入できても、小さな事業所や店舗、或いは個人の住宅等の小規模な施設や建物に普及させるのは導入コストの面で導入が困難であった。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、小規模な施設や個人住宅において、導入コストを低減することができるとともに、雨水の流入を確実に防止して家屋あるいは地下浸水を防止することができる止水壁を提供することを目的とする。
請求項1の止水壁は、洪水、冠水などに際し、家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むように複数の止水体を連結して浸水を防止する止水壁であって、この止水壁を構成する止水体は、可撓性を有する側壁板を備え、その側壁板は、下端部を自由端とした逆U字状の断面形状であり、前記複数の止水体の連結時に隣接する一方の止水の側壁板の自由端を前後方向に開いて隣接する他方の側壁板に重ね合わせることによって止水を相互に連結して成ることを特徴とする。
請求項1の構成により、止水壁を相互に連結して家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むことによって雨水をせき止めるバリアたる止水壁を構築し、集中豪雨などによる浸水を効果的に防ぐことができる。
請求項2の止水壁は、請求項1記載の止水壁において、前記止水壁を構成する止水体前記側壁板逆U字状で形成されるとともに、隣接する止水体の一方の側壁板の連結端部に防水パッキンを装着し、この防水パッキンを圧縮させた状態で隣接する側壁板を重ね合わせたことを特徴とする。
請求項2の構成により、止水間に防水パッキンが挟まれて圧縮し、止水間の隙間を塞いで止水壁で囲まれた内側の空間への浸水を防止することができる。
請求項3の止水壁は、請求項1又は2記載の止水壁において、前記止水壁は、前記側壁板がL字に屈曲して形成される第1の止水と、側壁板が直線状に形成される第2の止水を備え、前記第1の止水体をコーナ部に配置して第2の止水体と組み合わせて家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むようにコ字型に設置したことを特徴とする。
請求項3の構成により、第1及び第2の止水を組み合わせて家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むことで、集中豪雨などによる浸水を効果的に防ぐことができる。
請求項4の止水壁は、請求項1から3の何れか1項記載の止水壁において、前記止水壁を構成する止水体は、接地する下端に防水パッキンを装着したことを特徴とする。
請求項4の構成により、止水壁を接地した際の地面の凹凸に対して、防水パッキンがフィットすることで、下方からの内側への浸水を効果的に防ぐことができる。
請求項5の止水壁は、請求項1から4の何れか1項記載の止水壁において、前記止水壁を構成する止水体は、その逆U字状の頂点部に、隣接した止水体を係止する係止手段を有することを特徴とする。
請求項5の構成により、止水の上下方向のずれを防ぐことができ、ずれによって生じる隙間からの浸水を防止することができる。
請求項6の止水壁は、請求項5記載の止水壁において、前記係止手段は、隣接する止水の双方に、止水の長手方向に沿って形成される中空の管状体を設けて、該管状体の中空部略同径の係止棒を挿通させたものであることを特徴とする。
請求項6の構成により、隣接する止水に設けられる管状の係止部に係止棒を挿通させることで、止水が上下方向のずれを確実に防止することができる。
請求項7の止水壁は、請求項1から6の何れか1項記載の止水壁において、前記止水壁を構成する止水体は、左右に配置された端部止水体と連結部止水体とから成り、前記左右の端部止水体を剛性の高い部材によって形成すると共に、前記連結部止水体を弾性変形可能な部材によって形成し、前記連結部止水体によって前記左右の端部止水体を連結したことを特徴とする。
請求項7の構成により、例えば所定の曲率でカーブする道路沿いに止水壁を適用する際に、道路の形状に合わせて止水壁を適宜湾曲させることができる。
請求項8の止水体は、洪水、冠水などに際し、家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入り口を囲うように複数個の止水体を連結することで、浸水を防止する止水壁を構成する止水体であって、該止水壁を構成する止水体は、可撓性を有する側壁板を備え、該側壁板は、下端部を自由端とした逆U字状の形状であり、前記側壁板の可撓性により自由端を前後方向に開ける構成とし、複数の前記止水体の連結時に隣接する一方の止水体の側壁板の自由端を開いて隣接する他方の側壁板に重ね合わせることによって相互に連結可能としたことを特徴とする。
請求項8の止水体の構成により、止水体を相互に連結して家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むことによって雨水をせき止める止水壁を構築し、集中豪雨などによる浸水を効果的に防ぐことができる。
請求項1の止水壁によれば、洪水、冠水などに際し、家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むように複数の止水体を連結して浸水を防止する止水壁であって、この止水壁を構成する止水体は、可撓性を有する側壁板を備え、その側壁板は、下端部を自由端とした逆U字状の断面形状であり、前記複数の止水体の連結時に隣接する一方の止水体の側壁板の自由端を前後方向に開いて隣接する他方の側壁板に重ね合わせることによって止水を相互に連結して成るものであるから、構造が簡単で製造コストも安価に抑えられるとともに、軽量で取り扱いに便利であるとともに、連結時において、側壁板下端部を開いて弾性復元力によって隣接する止水に被せるだけで、極めて簡単かつ迅速に連結することができる。また、止水を相互に連結して家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むことによって、集中豪雨などによる浸水を効果的に防ぐことができる。
請求項2の止水壁によれば、請求項1記載の止水壁において、前記止水壁を構成する止水体前記側壁板逆U字状で形成されるとともに、隣接する止水体の一方の側壁板の連結端部に防水パッキンを装着し、この防水パッキンを圧縮させた状態で隣接する側壁板を重ね合わせたものであるから、止水間の隙間を効果的に塞いで止水壁で囲まれた内側の空間への浸水を防止することができる。
請求項3の止水壁によれば、請求項1又は2記載の止水壁は、前記止水壁は、前記側壁板がL字に屈曲して形成される第1の止水と、側壁板が直線状に形成される第2の止水を備え、前記第1の止水体をコーナ部に配置して第2の止水体と組み合わせて家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むようにコ字型に設置したものであるから、玄関口あるいは入口の大きさに合わせて連結した止水の個数によって長さを調整することが可能であり、汎用性にも優れるとともに、上下に重ね合わせて保管できるので、保管場所の省スペース化も可能である。
請求項4の止水壁によれば、請求項1から3の何れか1項記載の止水壁は、前記止水壁を構成する止水体は、接地する下端に防水パッキンを装着したものであるから、例えば凹凸の激しいコンクリート等であっても、防水パッキンが止水壁の重量によって凹凸を吸収することができ、止水壁と地面との間の隙間を効果的に塞ぎ、止水壁で囲まれた内側の空間への下方からの浸水を防止することができる。
請求項5の止水壁によれば、請求項1から4の何れか1項記載の止水壁は、前記止水壁を構成する止水体は、その逆U字状の頂点部に、隣接した止水体を係止する係止手段を有するものであるから、止水壁使用時の止水体の上下方向のずれによる隙間の発生を防止し、止水壁で囲まれた内側の空間への下方からの浸水を防止することができる。
請求項6の止水壁によれば、請求項5記載の止水壁は、前記係止手段は、隣接する止水の双方に、止水の長手方向に沿って形成される中空の管状体を設けて、該管状体の中空部略同径の係止棒を挿通させたものであるから、止水壁を組み上げる際に、上下方向にずれることを防止すると共に、止水壁を組み上げて使用する際にも、水圧によって止水壁がずれ、隙間が発生する虞を低減させることができる。
請求項7の止水壁によれば、請求項1から6の何れか1項記載の止水壁は、前記止水壁を構成する止水体は、左右に配置された端部止水体と連結部止水体とから成り、前記左右の端部止水体を剛性の高い部材によって形成すると共に、前記連結部止水体を弾性変形可能な部材によって形成し、前記連結部止水体によって前記左右の端部止水体を連結したしたので、直線ではない地形であっても、その地形に合わせて柔軟に止水を撓ませることができ、効果的に浸水の防止を行うことができる。
請求項8の止水体によれば、洪水、冠水などに際し、家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入り口を囲うように複数個の止水体を連結することで、浸水を防止する止水壁を構成する止水体であって、該止水壁を構成する止水体は、可撓性を有する側壁板を備え、該側壁板は、下端部を自由端とした逆U字状の形状であり、前記側壁板の可撓性により自由端を前後方向に開ける構成とし、複数の前記止水体の連結時に隣接する一方の止水体の側壁板の自由端を開いて隣接する他方の側壁板に重ね合わせることによって相互に連結可能としたことにより、構造が簡単で製造コストも安価に抑えられるとともに、軽量で取り扱いに便利であるとともに、連結時において、側壁板下端部を開いて弾性復元力によって隣接する止水体に被せるだけで、極めて簡単かつ迅速に連結することができる。
以下、本発明の具体的実施例について、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施態様は、本発明を具体化する際の一形態であって、本発明をその範囲内に限定するためのものではない。
図1〜図6は本発明の一実施例を示すものであり、図1は本発明の一実施例を示す止水壁の斜視図、図2は止水壁の連結部分を示す断面図、図3は連結金具を示す要部の斜視図、図4は図1に示す構成とは異なる止水体を用いた止水壁の斜視図、は設置状態を示す説明図、図6は別の実施態様の止水体を示す斜視図である。
図1に示すように、L字に屈曲した第1の止水1Aと横方向に連続する第2の止水1Bとを相互に連結して構成した止水壁によって家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むようにして設置する。この第1の止水体1A及び第2の止水1Bは、それぞれ金属製板材からなり、相対向する側壁板2,2を有する逆U字型に成形されている。
止水1A,1Bの一端縁部には、図2に示すように、止水1A,1Bの内面側に位置して防水パッキン3が縦方向に適宜手段、例えば接着固定され、この防水パッキン3を覆うように、止水1A,1Bを連結することによって、止水1A,1Bによって雨水の侵入を防止する止水壁5(バリア)を構築する。すなわち、止水1A,1Bの側壁板2,2は、下端部が自由端であるから前後方向に撓んで弾性復元力によって初期の状態で弾性復帰する。したがって、止水1A,1Bの一端縁部に設けた防水パッキン3を介して隣接する一方の止水1A又は止水1Bを重ね合わせると、止水1A又は止水1Bの防水パッキン3が挟まれて防水パッキン3が圧縮する。このように、防水パッキン3を圧縮させて、止水1A,1B又は止水1A同士を連結することによって、防水パッキン3によって止水1A,1B又は止水1A同士の隙間が塞がれる。こうして止水1A,1B又は止水1A同士をコ字型に連結することによって図5に示すように、家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むように止水1A,1Bを配置する。この際、L型に屈曲した止水1Aをコーナ部に配置し、これら止水1A間に止水1Bを配置する。なお、図中符号9は側壁板2,2の下端縁から外側に折曲した設置用のフランジ部である。フランジ部9の下方には防水パッキン13が、防水パッキン3と同様に適宜手段により固定されている。
また、前記止水1A,1Bを連結する際、連結金具10を用いる。この連結金具10は、図3に示すように、左右一対の挿入軸11と、これら挿入軸11を連結する湾曲状の握部12とを備え、止水1A,1Bには挿入軸11を挿入嵌合するための中空状の受部13が溶接などの適宜手段で固定されている。
さらに、図1及び図4に示すように、前記止水1A,1Bは嵌合孔14aを有する嵌合部14を備え、止水1A,1Bのそれぞれの嵌合孔14aに、係止棒15が挿通され、嵌合して固定される。
以上のように構成される本実施例は、止水1Aの側壁板2,2の自由端部となる下端部を開いて隣接する止水1Aの一端縁を防水パッキン3を介して重ね合わせた後、止水1A,1Bの受部12に連結金具10の挿入軸11を挿入することによって、止水1A,1Bを相互に連結する。そして、連結する止水1A,1Bを家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むようにコ字型に配置することによって、屋内への雨水の侵入を防いで浸水を防止することができる。しかも、止水1A,1又は止水,1Bの間には圧縮した防水パッキン3が介在してあるので、止水1A,1又は止水,1Bの隙間から内部に洩れる雨水を防水パッキン3で効果的に遮断でき、更に、接地部分からの漏水をフランジ部9の下方に設けた防水パッキン13によって遮断でき、水洩れを効果的に防ぐことが可能である。しかも、止水1A,1Bは構造が簡単で製造コストも安価に抑えられるとともに、軽量で取り扱いに便利である。さらに、連結時において、側壁板2,2の下端部を開いて弾性復元力によって隣接する止水1A又は止水1Bに被せて隣接するだけで止水1A,1B又は止水1B,1Bを簡単に連結することができ、また、止水1A,1Bに設けた受部12に連結金具10の挿入軸11を挿入するとともに、止水1A,1Bに設けた嵌合部14の嵌合孔14aに係止棒15を挿入するだけで止水1A,1又は止水壁1,1Bを強固に連結固定することができ、これら止水1A,1又は止水,1Bの連結作業も極めて簡単かつ迅速に行える。さらに、複数の止水1A又は止水1Bを組み合わせて家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むことから、玄関口あるいは入口の大きさに合わせて止水壁5の長さを調整することが可能であり、汎用性にも優れる。また、上下に重ね合わせて保管できるので、保管場所の省スペース化も可能である。また、水が引いた後、止水1A又は止水1Bを分解して繰り返し使用することができるから、合理的であり、導入コストも低く抑えられるから、小さな事業所や店舗、或いは個人の住宅等の小規模な施設や建物において、集中豪雨などの浸水対策として極めて有効的である。
また、図6に示すように、止水1Bを剛性の高い金属又は合成樹脂で形成される左右に配置された端部止水体20と、例えば弾性変形可能なゴム製の連結部止水体21によって構成し、左右に配置された端部止水体20を連結部止水体21によって連結することで、止水1Bを湾曲させることができる。このような止水1Bを用いることで、例えば道路のカーブ沿いにおいて、道路からの浸水を防ぐ場合において、カーブの曲率に応じて止水1Bを湾曲させて組み上げることができるため、予め曲率に対応した止水1Bを用意する必要がなく、単一の形状の止水1Bで、直線状に配置することも、アーチ状に配置することも可能となり、利用者が浸水の防止を所望する地形に柔軟に対応することができる。連結部21をゴム製としたが、合成樹脂や金属製の蛇腹を用いてもよい。
以上、本発明の一実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、止水1A又は止水1Bの形状などは前記実施例に限定されるものではなく、全体に弧状に成形して連結した際、アーチ型としてもよい。さらに、止水1A又は止水1Bの材質として合成樹脂によって一体成形してもよく、これら止水1A,1B及び防水パッキン3,13、及び左右に配置された端部止水体20、連結部止水体21の材質は適宜設定すればよい。
本発明の一実施例を示す止水壁の斜視図である。 同上、止水壁の連結部分を示す断面図である。 同上、止水壁の連結部分を示す要部の斜視図である。 同上、止水壁を連結した状態を示す斜視図である。 同上、止水壁の設置状態を示す説明図である。 同上、剛性の高い左右端部止水体と、それを連結する湾曲可能な連結部止水体とで構成した止水体の斜視図である。
1A,1B 止水
2 側壁板
3、13 防水パッキン
止水壁
14 係止部
14a 係止孔
15 係止棒
20 左右端部
21 連結部

Claims (8)

  1. 洪水、冠水などに際し、家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むように複数の止水体を連結して浸水を防止する止水壁であって、この止水壁を構成する止水体は、可撓性を有する側壁板を備え、その側壁板は、下端部を自由端とした逆U字状の断面形状であり、前記複数の止水体の連結時に隣接する一方の止水体の側壁板の自由端を前後方向に開いて隣接する他方の側壁板に重ね合わせることによって止水を相互に連結して成ることを特徴とする止水壁。
  2. 前記止水壁を構成する止水体前記側壁板逆U字状で形成されるとともに、隣接する止水体の一方の側壁板の連結端部に防水パッキンを装着し、この防水パッキンを圧縮させた状態で隣接する側壁板を重ね合わせたことを特徴とする請求項1記載の止水壁。
  3. 前記止水壁は、前記側壁板がL字に屈曲して形成される第1の止水と、側壁板が直線状に形成される第2の止水を備え、前記第1の止水体をコーナ部に配置して第2の止水体と組み合わせて家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入口を囲むようにコ字型に設置したことを特徴とする請求項1又は2記載の止水壁。
  4. 前記止水壁を構成する止水体は、接地する下端に防水パッキンを装着したことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の止水壁。
  5. 前記止水壁を構成する止水体は、その逆U字状の頂点部に、隣接した止水体を係止する係止手段を有することを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の止水壁。
  6. 前記係止手段は、隣接する止水の双方に、止水の長手方向に沿って形成される中空の管状体を設けて、該管状体の中空部略同径の係止棒を挿通させたものであることを特徴とする請求項5記載の止水壁。
  7. 前記止水壁を構成する止水体は、左右に配置された端部止水体と連結部止水体とから成り、前記左右の端部止水体を剛性の高い部材によって形成すると共に、前記連結部止水体を弾性変形可能な部材によって形成し、前記連結部止水体によって前記左右の端部止水体を連結したことを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の止水壁。
  8. 洪水、冠水などに際し、家屋や建物の玄関口あるいは地下鉄や地下道の入り口を囲うように複数個の止水体を連結することで、浸水を防止する止水壁を構成する止水体であって、該止水壁を構成する止水体は、可撓性を有する側壁板を備え、該側壁板は、下端部を自由端とした逆U字状の形状であり、前記側壁板の可撓性により自由端を前後方向に開ける構成とし、複数の前記止水体の連結時に隣接する一方の止水体の側壁板の自由端を開いて隣接する他方の側壁板に重ね合わせることによって相互に連結可能としたことを特徴とする止水体。
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