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JP4846682B2 - 使い捨てメジャー - Google Patents
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Description

本発明は使い捨てメジャーに関し、特に被測定者の胴に巻き付け腹囲寸法を測定したのち使用済み部分を切除する使い捨てメジャーに関する。
近年、長寿命化に伴う健康管理の必要性が重要視され、特にメタボリック症候群およびこれに起因する種々の疾病等に関する関心が高まっている。とりわけ腹囲寸法の測定は皮下脂肪量と密接な関わりがあるため、健康管理における重要な指標の一つとされており、健康診断時の測定項目としての重要性は従来に増して大きい。
従来、健康診断時等で腹囲を測定する際はメジャーを被測定者の胴に巻き付け、腹囲寸法を直接測定するのが通常である。しかし上記測定法においてはメジャーによる腹囲測定一回ごとにメジャーをアルコールなどで消毒する必要があり、特に被測定者の数が多い場合は作業が繁雑になり工数も増えてしまう。
これに対して、ベルトのバックル部分にエンコーダ(センサ)を設けたベルトを使用して被測定者の腹囲寸法を測定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし上記の方法でも、測定器具の直接被測定者に接触した部位は消毒する必要があり、かつ測定器具のコストが増加する虞がある。
あるいは測定対象に周囲長計測用の帯を巻きつけ、デジタルカメラを用いて画像を取り込み、電子的に計測する構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この方法では非接触式に被測定者の腹囲寸法を計測できるので消毒の手間を必要とせず、測定者の負担も軽減できるが、装置のサイズが大きく、やはりコストが増加する虞がある。
特開2000−155037号公報 特開2004−144727号公報
本発明は上記事実を考慮し、低コストな使い捨てメジャーを提供することを目的とする。
請求項1に記載の使い捨てメジャーは、切り離し可能な素材で形成され、所定長さごとにミシン目が設けられたロールテープ状の使い捨てメジャーであって、幅方向一方の側には前記ミシン目を起点とし、次のミシン目を終点とする第1の目盛が印字され、幅方向他方の側には前記第1の目盛と同間隔で前記ミシン目を起点として、前記第1の目盛の終点の数値から始まり、次のミシン目で終わる第2の目盛が印字されたことを特徴とする。
上記構成の発明では、ミシン目で切り離し可能なテープに目盛を印字し、第1の目盛では切り離したミシン目から計測を開始することで起点を容易に設定可能な使い捨てメジャーとすることができ、且つ次のミシン目までの目盛より大きな計測値は、第1の目盛の終点から計測を開始する第2の目盛で計測することができる。
請求項2に記載の使い捨てメジャーは、前記第1の目盛および前記第2の目盛はセンチメートル単位で印字され、前記第1の目盛の終点の数値は50cmであり、前記第2の目盛の数値は100cmであることを特徴とする。
上記構成の発明では、第1の目盛を50cmとしたことでミシン目からミシン目までの目盛をA3版などの版サイズに収めることができ、長尺の版を使う必要がないため低コストの使い捨てメジャーとすることができる。
請求項3に記載の使い捨てメジャーは、前記第1の目盛および前記第2の目盛は5ミリメートル単位で印字され、数値はセンチメートル単位で印字され、前記第1の目盛の終点の数値は50cmであり、前記第2の目盛の数値は100cmであることを特徴とする。
上記構成の発明では、第1の目盛を50cmとしたことでミシン目からミシン目までの目盛をA3版などの版サイズに収めることができ、長尺の版を使う必要がないため低コストで、第1および第2の目盛を5mm単位としたことで、1cm単位よりも正確な計測の可能な使い捨てメジャーとすることができる。
請求項4に記載の使い捨てメジャーは、所定の数値以上の範囲で印字色または地の色またはその両方を変えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、例えば成人の腹囲を計測する際に所定の数値を超えた範囲では要注意サイズとして計測者または被計測者の注意を喚起することができる。
請求項5に記載の使い捨てメジャーは、両面に前記第1の目盛および前記第2の目盛が印字されたことを特徴とする。
上記構成の発明では、テープ状のメジャーを使用して計測する際にテープが裏返っても目盛の数値を読み取れるので使い勝手のよいメジャーとすることができる。
本発明は上記構成としたので、低コストな使い捨てメジャーとすることができた。
<装置概要>
図1には本発明の実施形態に係る使い捨てメジャーが示されている。
図1に示すように、使い捨てメジャー10はテープ状のメジャー14が巻心12の周りに巻き付けられ、全体としてロールテープ形状をなす使い捨てメジャーであって、専用の治具や鋏等を用いずに指で切断可能とするため紙などの素材で形成されている。
メジャー14には図1のように幅方向両端に第1の目盛20と第2の目盛22とが印字されており、第1の目盛20と第2の目盛22とはメジャー14の両面に印字されていてもよい。またメジャー14には所定間隔ごとに大目盛18が入り、切れやすい素材で形成されているため適当な箇所で切断可能となっている。
第1の目盛20は所定間隔ごとに起点(0cm)に復帰し、第2の目盛22は第1の目盛20に第1の目盛20の最大値を加えた値が印字され、両目盛は所定間隔毎に繰り返し印字されている。
さらにメジャー14が特に粘着剤等を塗布しない、通常の紙テープ等で構成されている場合、使い捨てメジャー10全体を巻心12ごと崩れないように保持するケースまたはカバー等で保護する構造としてもよい。
図2、3には本発明の第1実施形態に係る使い捨てメジャーの使用法が示されている。
図2に示すようにメジャー14はミシン目16で切断された先端部16Aを起点として使用される。このとき、先端部16Aでは常に第1の目盛20は起点(=0cm)となり、第2の目盛22は第1の目盛20の最大値、すなわち本実施形態では50cmから計測開始される。
このとき、第1の目盛20、第2の目盛22の目盛間隔、および大目盛18の間隔はcm単位、あるいはmm単位など任意の単位でよく、求められる測定精度に合わせて適宜選択される。
あるいは図2に示すように第1の目盛20、第2の目盛22の目盛間隔をcm単位とし、第1の目盛20、第2の目盛22の中間に例えば5mm間隔の目盛を補助目盛21として設けてもよい。
メジャー14には5cmごとに大目盛18が設けられ、測定終了時には迅速に使い捨てメジャー10から使用済みのメジャー14を切り離せる構成となっている。このとき測定数値を読み取りやすくするため大目盛18を挟んで両側に第1の目盛20と第2の目盛22とが印字されていてもよい。
メジャー14の第1の目盛20と第2の目盛22とは、図2に示すようにそれぞれ50cm/100cmの表示をもって最大値とし、再度先端部16Aを形成するミシン目16で終了する。先端部16Aを形成するミシン目16の先は再び第1の目盛20が起点(=0cm)、第2の目盛22は50cmに戻り、再度測定数値が加算される。
図3に示すように本発明の実施形態に係る使い捨てメジャー10を用いて被測定物50の周長を測定する手順は以下の通りである。
すなわち被測定物50の周囲にメジャー14を巻き付け、先端部16Aが突き当たる箇所、すなわち巻心12に近い側のメジャー14と突き当たった測定箇所26でメジャー14を切断する。このとき先端部16Aは前述のようにミシン目16にて切断された、第1の目盛20が起点(=0cm)となる箇所である必要がある。
測定箇所26で切断されたメジャー14は被測定物50の周長と等しい長さの、第1の目盛20と第2の目盛22とが印字されたテープとなるので、この切断箇所(測定箇所26)の目盛、すなわち第1の目盛20または第2の目盛22に示された数値が被測定物50の周長となる。
ここで、先端部16Aから測定箇所26までの間に先端部16A(起点:0cm、ミシン目16)が1箇所存在すれば、測定された被測定物50の周長は第2の目盛に示された数値となる。また、先端部16Aが2箇所存在すれば、測定された被測定物50の周長は第1の目盛20の値+1mとなる。
さらに先端部16Aから測定箇所26までの間に先端部16A(ミシン目16)が存在しない場合は第1の目盛20の読み値がそのまま被測定物50の周長となる。
例えば測定箇所26の読み値(切断部分の目盛数値)が第1の目盛20が30cm、第2の目盛22が80cmであったとき、切断されて1本のテープ状となったメジャー14内に先端部16A(起点:0cm、ミシン目16)が1箇所存在すれば被測定物50の周長は第2の目盛22の読み値そのままで80cmであり、先端部16が2箇所存在すれば第1の目盛20の読み値30cm+1mで、1m30cmとなる。
またこのとき、所定の数値以上となる範囲、例えば90cm以上で黄色の要注意エリア24A、95cm以上で赤の危険エリア24Bなど、印字色または地の色またはその両方を変えることで被測定者に注意を促すようにしてもよい。色やパターンを分けることで男女別表示にするなど、さらに情報を追加してもよい。
<作用効果>
本発明は上記構成としたので、以下のような優れた効果を有する。
すなわち、本発明の実施形態に係る使い捨てメジャー10は、先端部16Aを起点(0cm)とする第1の目盛20、および先端部16Aを「50cm」とする第2の目盛22が印字されているので、被測定物50の周長を測定する際には被測定物50にメジャー14を巻き付け、先端部16Aが突き当たった箇所の第1の目盛20または第2の目盛22を読み取れば測定値とすることができる。
このとき本実施形態においては第1の目盛20は「0cm〜50cm」スケールであり、第2の目盛22は「50〜100cm」スケールとしている。これは、メジャー14自体が巻心12に巻き付けられたロールテープ状の形態であり、製造時には幅方向に多数並べて印刷したメジャー14を幅方向にカッターで切断するなどの製造法が考えられるため、長さ方向における繰り返し印刷を想定する際、長第1の目盛20(と第2の目盛22)の長さが通常印刷に用いられている種々の版、例えばB4版サイズの大きさに収めるためである。
これによりメジャー14の印刷時には通常用いられるサイズの版を用いて長さ方向に繰り返し印刷を行い、幅方向にカットしてロールテープ形状とすることができる。このため高価な専用の版を必要とせず、低いコストで製造が可能となる。
<その他>
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
すなわち本実施形態ではcm単位で50cmまでの目盛としたが、例えば商品の展開先に合わせてインチ単位、あるいは他の単位系でもよいし、繰り返し単位を小さくして更にコストを抑えることもできる。
本発明の実施形態に係る使い捨てメジャーを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る使い捨てメジャーを示す平面図である。 本発明の実施形態に係る使い捨てメジャーの使用法を示す斜視図である。
符号の説明
10 使い捨てメジャー
12 巻心
14 メジャー
16 ミシン目
16A 先端部
18 大目盛
20 目盛
21 補助目盛
22 目盛
26 測定箇所

Claims (5)

  1. 切り離し可能な素材で形成され、所定長さごとにミシン目が設けられたロールテープ状の使い捨てメジャーであって、
    幅方向一方の側には前記ミシン目を起点とし、次のミシン目を終点とする第1の目盛が印字され、
    幅方向他方の側には前記第1の目盛と同間隔で前記ミシン目を起点として、前記第1の目盛の終点の数値から始まり、次のミシン目で終わる第2の目盛が印字されたことを特徴とする使い捨てメジャー。
  2. 前記第1の目盛および前記第2の目盛はセンチメートル単位で印字され、前記第1の目盛の終点の数値は50cmであり、前記第2の目盛の数値は100cmであることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てメジャー。
  3. 前記第1の目盛および前記第2の目盛は5ミリメートル単位で印字され、数値はセンチメートル単位で印字され、前記第1の目盛の終点の数値は50cmであり、前記第2の目盛の数値は100cmであることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てメジャー。
  4. 所定の数値以上の範囲で印字色または地の色またはその両方を変えたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の使い捨てメジャー。
  5. 両面に前記第1の目盛および前記第2の目盛が印字されたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の使い捨てメジャー。
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