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JP4848381B2 - 無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、第3世代(3G)セルラシステムの後継システム(次世代セルラシステム)に関する標準規格の検討が、標準化プロジェクト「3GPP:3rd Generation Partnership Project」及び「3GPP2:3rdGeneration Partnership Project 2」、IEEE802.16等の標準化団体で行われている。次世代セルラシステムは、多元接続方式として、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用する。
OFDMA方式を使用する無線システム(以下、「OFDMAシステム」と称する)では、利用周波数帯域内の複数のサブキャリアを移動端末に割り当てることができる。さらに、その割当内容は時間方向でも変更可能である。したがって、一般的に、OFDMAシステムでは、周波数軸と時間軸との二次元の無線リソースを用いて、柔軟な無線リソース割当が可能である。また、周波数選択性フェージングを有する電波伝搬環境では、サブキャリアによって品質(SINR:Signal to Interference and Noise Ratio)が異なるため、移動端末にとって品質の優れたサブキャリアを割り当てることによって、スループットなどの通信性能の改善を図ることができる。また、複数の移動端末が存在する場合、最良のサブキャリアが移動端末によって異なると各移動端末にとって良好な性能が得られるとともに、マルチユーザダイバーシチ効果によってシステム全体でも優れた性能が得られる。3Gセルラシステムの多くが使用する符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)方式では、全移動端末が利用周波数帯域の全てを共有するため、時間軸方向のマルチユーザダイバーシチ効果のみしか得られないが、OFDMAシステムでは、時間軸方向に加え、周波数軸方向でもマルチユーザダイバーシチ効果を得ることができる。なお、一般に、周波数選択性フェージングを利用し、移動端末ごとに適したサブキャリアを割り当てる方法は、周波数スケジューリングまたはサブバンドスケジューリングと呼ばれている。
非特許文献1,2に記載の従来技術では、図4に示すように、全サブキャリア(例えば、10MHzの帯域幅において1024個のサブキャリア)を複数のサブキャリア群(例えば、1サブキャリア群は16個のサブキャリアから成る)に分割し、1サブキャリア群と時間軸方向の無線フレーム(例えば、フレーム長は約1ミリ秒)とから構成されるリソースブロックを規定している。リソースブロックは、周波数×時間で表される無線リソースである。また、周波数軸方向において、全サブキャリアをサブバンド(例えば、1サブバンドは128個のサブキャリアから成る)と呼ばれる単位に分け、サブバンド単位で回線品質情報を取得している。そして、非特許文献1,2で対象とするセルラシステムでは、サブバンドスケジューリングを行う際、回線品質の良いサブキャリア群(つまり、サブバンド)を選択し、そのサブバンド内の1以上のリソースブロックを移動端末に割り当てている。
非特許文献1,2で対象とするセルラシステムをはじめ、IEEE802.16で標準化されているWiMAXシステムや3GPPで標準化が進められているEvolved UTRAシステムのような集中制御型の無線アクセスシステムでは、基地局に具備されるスケジューラと呼ばれる無線リソース管理機能がサブバンドスケジューリングを実施する。このため、基地局は、各サブバンドの回線品質情報(例えば、SINR:Signal to Interference and Noise Ratio)を測定等により取得する必要がある。下り回線(基地局から移動端末へ向かう方向の回線)では、基地局が各リソースブロックに埋め込まれたパイロットチャネル(Pilot channel)を全移動端末に向けて報知することにより、各移動端末は全リソースブロックの回線品質を推定し、回線品質情報を基地局に通知することができる。この結果、基地局は、利用周波数帯域すべてについての回線品質情報を取得することができる。なお、非特許文献1,2で対象とするセルラシステムでは、サブバンド単位で回線品質情報を通知している。
一方、上り回線(移動端末から基地局へ向かう方向の回線)では、移動端末が基地局から割り当てられたリソースブロックに含まれるパイロットチャネルのみしか送信しないので、基地局は、利用周波数帯域の一部についての回線品質情報しか取得することができない。この問題を解決するため、非特許文献1,2で対象とするセルラシステムでは、特定のサブバンド(以下、「特定サブバンド」と称する)を定義し、特定サブバンドを無線フレームごとにホッピングさせ、特定サブバンドから送信されるパイロットチャネルを測定することで、
サブバンドごとの回線品質情報を取得するようにしている。
また、特定サブバンド以外のサブバンドを全利用周波数帯域内でホッピングさせる(つまり、無線フレームごとに使用するサブキャリアを変える)技術(非特許文献1,2ではグローバルホッピング(GH:Global hopping)と呼ばれている)、及び、グローバルホッピングのように全利用周波数帯域にわたってホッピングするのではなく、サブバンド内のみでホッピングするローカルホッピング(LH:Local Hopping)という技術も知られている。
また、周波数スケジューリングに関連する技術として、特許文献1に記載の従来技術では、高速な移動端末にはオープンループ(Open loop)を用い、低速な移動端末にはクローズドループ(Closed loop)を用いている。これにより、高速な移動端末には、移動端末と基地局間のフィードバックの遅延による弊害を少なくし、一方、低速な移動端末には、クローズドループ型の移動端末から基地局間のフィードバックを利用してより正確な周波数スケジューリングを行うようにしている。
3GPP2 C.S0084-001-0 v2.0"Physical Layer for Ultra Mobile Broadband(UMB) Air Interface Specification" 3GPP2 C.S0084-002-0 v2.0"Medium Access Control Layer for Ultra Mobile Broadband(UMB) Air Interface Specification" C30-20070212-033R2,"Update on hopping and scrambling sequences" 特開2006−60814号公報
しかし、上述した従来のセルラシステムでは、無線フレームごとに使用するホッピングモードをグローバルホッピング又はローカルホッピングに設定可能であるが、下り回線で使用する無線チャネル構造のパラメータによって上り回線のホッピングモードが一意に決定されてしまう。上り回線で行うホッピングと下り回線で使用する無線チャネル構造とは本来独立であるので、従来のセルラシステムでは適切な運用が行われていないといえる。
また、特定サブバンドは、パイロットチャネルを含むさまざまな制御チャネルを送信するために用いられるが、サブバンドごとの回線品質情報を取得するために毎無線フレームで特定サブバンドを使用すると、データトラヒックを送信する無線リソースが逼迫され、データトラヒックの収容効率が低下する。しかし、データトラヒックの収容効率をあげるために、特定サブバンドを毎無線フレームではなく、間欠的に送信すると、全サブバンドの回線品質情報を取得するために時間がかかり、回線品質情報自体が古い情報となって回線品質情報の信頼度が低下し、特定サブバンドを用いたサブパンドごとの回線品質情報の取得自体の意義が薄れることとなる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、OFDMA方式を用いた無線アクセスシステムの上り回線において、グローバルホッピング用及びローカルホッピング用の無線リソース(グローバルホッピング用およびローカルホッピング用の無線フレームにおける全リソースブロックを指す)を適応的に配分するとともに、特定サブバンドを毎無線フレーム送信せずに、サブバンドごとの回線品質情報を取得し、サブバンドスケジューリングを行うことが可能な、無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る無線リソース割当装置は、直交周波数分割多元接続方式の無線アクセスシステムにおける無線リソース割当装置において、移動端末で発生した新規トラヒックの特性を評価するトラヒック特性評価手段と、該新規トラヒックをグローバルホッピング用無線リソース又はローカルホッピング用無線リソースのいずれに割り当てるかを決定する無線リソース割当判定手段と、を備え、前記無線リソース割当判定手段は、該評価結果に基づいてグローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきか判定し、グローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきではない場合において、該移動端末に関し、全サブバンドの回線品質情報をすでに取得しているときに、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに該新規トラヒックを割り当てることを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記無線リソース割当判定手段は、グローバルホッピング用無線リソースの回線品質が新規トラヒックのパケット長を収容するのに必要な回線品質よりも優れている場合、又は、新規トラヒックに係る移動端末の移動速度が閾値よりも速い場合に、グローバルホッピング用無線リソースに新規トラヒックを割り当てるべきと判定することを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記無線リソース割当判定手段は、末割当であってグローバルホッピング用無線リソースの回線品質を上回るサブバンドが1以上存在する場合にのみ、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに新規トラヒックを割り当てることを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記無線リソース割当判定手段は、末割当であってグローバルホッピング用無線リソースの回線品質を上回るサブバンドが1以上存在する場合において、その中で最高の回線品質を有するサブバンドに新規トラヒックを割り当てることを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記無線リソース割当判定手段は、グローバルホッピング用無線リソースに新規トラヒックを割り当てるべきであってもグローバルホッピング用無線リソースに空きがない場合に、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることができるならば、ローカルホッピング用無線リソースに新規トラヒックを割り当てることを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記無線リソース割当判定手段は、全サブバンドについて有効な回線品質情報が得られていること、且つ、未割当のサブバンドの回線品質が新規トラヒックの送信に必要な所定品質以上であることの両方の条件を満たす場合に、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることができると判定することを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当方法は、直交周波数分割多元接続方式の無線アクセスシステムにおける無線リソース割当方法であって、基地局が、移動端末で発生した新規トラヒックの特性を評価するステップと、基地局が、該評価結果に基づいてグローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきか判定するステップと、基地局が、グローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきではない場合において、該移動端末に関し、全サブバンドの回線品質情報をすでに取得しているときに、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに該新規トラヒックを割り当てるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、直交周波数分割多元接続方式の無線アクセスシステムにおける無線リソース割当処理を行うためのコンピュータプログラムであって、移動端末で発生した新規トラヒックの特性を評価するステップと、該評価結果に基づいてグローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきか判定するステップと、グローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきではない場合において、該移動端末に関し、全サブバンドの回線品質情報をすでに取得しているときに、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに該新規トラヒックを割り当てるステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
これにより、前述の無線リソース割当装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明によれば、OFDMA方式を用いた無線アクセスシステムの上り回線において、グローバルホッピング用及びローカルホッピング用の無線リソースを適応的に配分するとともに、特定サブバンドを毎無線フレーム送信せずに、サブバンドごとの回線品質情報を取得することができるという効果が得られる。これにより、データトラヒック送信用の無線リソースを逼迫することなくサブバンドスケジューリングを行うことが可能である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線リソース割当装置1の構成を示すブロック図である。この無線リソース割当装置1は、OFDMA方式を用いた無線アクセスシステムの基地局に具備され、上り回線における無線リソースの割当を行う。図1において、無線リソース割当装置1は、情報入力部11、トラヒック特性評価部12、無線リソース割当判定部13及び無線リソース割当情報出力部14を有する。
情報入力部11は、無線リソース割当処理に用いる各種情報を入力する。入力情報としては、各移動端末から上り回線に流すトラヒックの情報(新規に発生したトラヒックの有無、パケット長など)、各移動端末の移動速度の情報、各移動端末の上り回線のサブバンドごとの回線品質(例えば、SINR)の情報、各移動端末の上り回線の所要無線リソース数、上り回線のグローバルホッピング用及びローカルホッピング用の無線フレームの情報、である。移動端末から受け取る情報は、制御チャンネルもしくはシグナリングによって基地局に送られる。
トラヒック特性評価部12は、各移動端末で新規に発生したトラヒック(以下、「新規トラヒック」と称する)の特性評価を行う。無線リソース割当判定部13は、新規トラヒックをどの無線リソース(グローバルホッピング用無線リソース又はローカルホッピング用無線リソース)に割り当てるのか決定する。無線リソース割当情報出力部14は、新規トラヒックに割り当てる無線リソースの情報を出力する。
次に、図1に示す無線リソース割当装置1の動作を説明する。
図2は、本実施形態に係る無線リソース割当処理のフローチャートである。
まず、準備段階として無線アクセスシステム起動時に、グローバルホッピング用無線フレームとローカルホッピング用無線フレームの割合を初期値に設定する。この初期値としては、例えば、過去の実績の統計値を利用することができる。
図2において、リソース割当タイミングになると、処理が開始される。リソース割当タイミングは、無線フレームの1以上の整数倍の周期に設定する。
ステップS1では、各移動端末のトラヒック情報に基づいて、新規トラヒックが移動端末内のバッファに存在するか否かを判定する。この結果、新規トラヒック有りの場合には、バッファに存在する新規トラヒックの全てに対して、それぞれ以降の処理(ステップS2〜S9)を行う。新規トラヒック無しの場合には、次回のリソース割当タイミングまで無線リソース割当処理を待機する。
ステップS2では、新規トラヒックに関する特性を評価する。具体的には、新規トラヒックのパケット長と、新規トラヒックを送信する移動端末の移動速度とに関する評価を行う。パケット長については、グローバルホッピング用無線リソースの回線品質と当該パケット長を収容するのに必要な回線品質の基準とを比較し、グローバルホッピング用無線リソースの回線品質の方が優れているか否かを判定する。回線品質情報は、当該移動端末のものを使用する。移動速度については、あらかじめ設定した閾値よりも速いか否かを判定する。
ステップS3では、ステップS2の評価結果に従って、新規トラヒックをグローバルホッピング用無線リソースに割り当てるか否かを判定する。この判定では、ステップS2の評価結果において、「条件1:グローバルホッピング用無線リソースの回線品質の方が優れている」又は「条件2:移動速度が閾直よりも速い」のいずれか一方の条件を満たす場合に、グローバルホッピング用無線リソースに割り当てるべきと判定する。グローバルホッピング用無線リソースに割り当てるべきと判定した場合はステップS4へ、そうではない場合はステップS7へ進む。
ステップS4では、グローバルホッピング用無線リソースが存在するか否かを判定する。この結果、グローバルホッピング用無線リソースが存在する場合にはステップS5に進み、グローバルホッピング用無線リソースを割り当てると決定する。一方、グローバルホッピング用無線リソースが存在しない場合にはステップS6に進む。
ステップS6では、次回の無線リソース割当タイミングまで、当該新規トラヒックをバッファに保存させる。
ステップS7では、当該新規トラヒックに係る移動端末に関し、全サブバンドの回線品質情報をすでに取得しているか否かを判断する。このとき、回線品質情報としては、あらかじめ定められた一定時間内に取得されたもののみを有効とする。全サブバンドの回線品質情報をすでに取得している場合にはステップS8に進む。
一方、まだ全てのサブバンドの回線品質情報を取得していない場合にはステップS4に進み、グローバルホッピング用無線リソースを割り当てるようにする。これにより、全サブバンドの回線品質情報の早期取得を図る。
ステップS8では、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに割り当てるべきか否かを判定する。この判定では、空いている(つまり、末割当の)サブバンドにおいて、その回線品質がグローバルホッピング用無線リソースの回線品質を上回るか否かを判断する。この結果、末割当であってグローバルホッピング用無線リソースの回線品質を上回るサブバンドが1以上存在する場合にはステップS9に進み、その中で最高の回線品質を有するサブバンドに割り当てると決定する。
一方、ステップS8の結果、該当する未割当のサブバンドが存在しない場合には、ステップS4に進み、グローバルホッピング用無線リソースを割り当てるようにする。これは、末割当であってグローバルホッピング用無線リソースの回線品質を上回るサブバンドが存在しない場合には、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることによるメリットがないためである。
次に、図3を参照して、無線リソース割当処理の他の実施形態を説明する。なお、無線リソース割当装置の構成は図1と同じである。
図3は、本発明の他の実施形態に係る無線リソース割当処理のフローチャートである。図3の無線リソース割当処理は、図2の無線リソース割当処理の一部を変更したものであり、図2に対応する各ステップには同一の符号を付しその説明を省略する。
図3のステップS4において、グローバルホッピング用無線リソースが存在するか否かを判定した結果、グローバルホッピング用無線リソースが存在しない場合にはステップS21に進む。
ステップS21では、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることができるか否かを判定する。この判定では、次の2つの条件1,2をともに満足する場合に、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることができると判断する。
(条件1)全サブバンドについて有効な回線品質情報が得られている。有効な回線品質情報とは、一定時間内に取得されたものである。
(条件2)未割当のサブバンドの回線品質が当該新規トラヒックの送信に必要な所定品質以上である。
ステップS21の結果、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることができる場合にはステップS22に進み、そうではない場合にはステップS6に進む。
ステップS22では、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てると決定する。このとき、ステップS21の2つの条件1,2を満足するサブバンドが1以上存在する場合には、次の2通りの割当方法1,2が挙げられる。
(割当方法1)「当該新規トラヒックの送信に必要な所定回線品質+α」以上の回線品質を有するサブバンドの中から、最低の回線品質を有するサブバンドを選択して割り当てる。但し、αは回線品質のマージンを表すパラメータである。
(割当方法2)最高の回線品質を有するサブバンドを選択して割り当てる。
このように図3の無線リソース割当処理では、グローバルホッピング用無線リソースに割り当てるべきと判定した場合においてグローバルホッピング用無線リソースの空きがないときに、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることができるならば、次回のリソース割当タイミングまで待たずに、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てるようにする。
上述した実施形態によれば、OFDMA方式を用いた無線アクセスシステムの上り回線において、サブバンドごとの回線品質情報を取得するための特定サブバンドを多用することなく、グローバルホッピング用無線フレームを活用し、各サブバンドの回線品質情報を効率よく取得することができるという効果が得られる。これにより、サブバンドスケジューリングを行うことが可能である。また、グローバルホッピング用無線リソース及びローカルホッピング用無線リソースを有効に使用することができるという効果が得られる。
また、図2又は図3に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、無線リソース割当処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の一実施形態に係る無線リソース割当装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る無線リソース割当処理のフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る無線リソース割当処理のフローチャートである。 OFDMA方式の無線フレームにおける無線リソースの構成例を示す図である。
符号の説明
1…無線リソース割当装置、11…情報入力部、12…トラヒック特性評価部、13…無線リソース割当判定部、14…無線リソース割当情報出力部

Claims (8)

  1. 直交周波数分割多元接続方式の無線アクセスシステムにおける無線リソース割当装置において、
    移動端末で発生した新規トラヒックの特性を評価するトラヒック特性評価手段と、
    該新規トラヒックをグローバルホッピング用無線リソース又はローカルホッピング用無線リソースのいずれに割り当てるかを決定する無線リソース割当判定手段と、を備え、
    前記無線リソース割当判定手段は、
    該評価結果に基づいてグローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきか判定し、
    グローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきではない場合において、該移動端末に関し、全サブバンドの回線品質情報をすでに取得しているときに、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに該新規トラヒックを割り当てる、
    ことを特徴とする無線リソース割当装置。
  2. 前記無線リソース割当判定手段は、グローバルホッピング用無線リソースの回線品質が新規トラヒックのパケット長を収容するのに必要な回線品質よりも優れている場合、又は、新規トラヒックに係る移動端末の移動速度が閾値よりも速い場合に、グローバルホッピング用無線リソースに新規トラヒックを割り当てるべきと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース割当装置。
  3. 前記無線リソース割当判定手段は、未割当であってグローバルホッピング用無線リソースの回線品質を上回るサブバンドが1以上存在する場合にのみ、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに新規トラヒックを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース割当装置。
  4. 前記無線リソース割当判定手段は、末割当であってグローバルホッピング用無線リソースの回線品質を上回るサブバンドが1以上存在する場合において、その中で最高の回線品質を有するサブバンドに新規トラヒックを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線リソース割当装置。
  5. 前記無線リソース割当判定手段は、グローバルホッピング用無線リソースに新規トラヒックを割り当てるべきであってもグローバルホッピング用無線リソースに空きがない場合に、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることができるならば、ローカルホッピング用無線リソースに新規トラヒックを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース割当装置。
  6. 前記無線リソース割当判定手段は、全サブバンドについて有効な回線品質情報が得られていること、且つ、未割当のサブバンドの回線品質が新規トラヒックの送信に必要な所定品質以上であることの両方の条件を満たす場合に、ローカルホッピング用無線リソースに割り当てることができると判定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線リソース割当装置。
  7. 直交周波数分割多元接続方式の無線アクセスシステムにおける無線リソース割当方法であって、
    基地局が、移動端末で発生した新規トラヒックの特性を評価するステップと、
    基地局が、該評価結果に基づいてグローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきか判定するステップと、
    基地局が、グローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきではない場合において、該移動端末に関し、全サブバンドの回線品質情報をすでに取得しているときに、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに該新規トラヒックを割り当てるステップと、
    を含むことを特徴とする無線リソース割当方法。
  8. 直交周波数分割多元接続方式の無線アクセスシステムにおける無線リソース割当処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    移動端末で発生した新規トラヒックの特性を評価するステップと、
    該評価結果に基づいてグローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきか判定するステップと、
    グローバルホッピング用無線リソースに該新規トラヒックを割り当てるべきではない場合において、該移動端末に関し、全サブバンドの回線品質情報をすでに取得しているときに、ローカルホッピング用無線リソースの特定サブバンドに該新規トラヒックを割り当てるステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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