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JP4850152B2 - 付着物除去用具 - Google Patents
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本発明は、付着物除去用具に関し、特に、路面又は床面に付着したガム等の付着物の除去作業を、補助液を使用しつつ立ったままで行うことを可能にする付着物除去用具に関する。
例えば道路の路面や、建物の床面等には、ガムやその他の付着物が付着している場合があり、路面や床面の美観を損ねている。このようなことから、これらの付着物を除去する作業が頻繁に行われている。付着物は、路面や床面に強固にこびり着いていることもあるので、剥離液や洗浄液等を補助液として用いて、除去作業をスムーズに行えるようにする工夫もなされている。
また、ガム等の付着物を路面や床面から除去する作業は、例えば作業者がひざまずいて屈みこんだ状態で、ヘラ板を用いて付着物を剥し取る方法によって行うのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−126765号公報
しかしながら、作業者がひざまずいて屈みこみながら行う除去作業は、作業時の姿勢が窮屈であるため、特に作業が長時間になると、作業者への負担が大きくなり、作業効率も劣ることになる。
本発明は、このような従来の技術的課題に着目してなされたものであり、作業者が窮屈な姿勢をとることなく、立ったままの状態で、補助液を使用しながら路面又は床面に付着した付着物の除去作業をスムーズに行うことを可能にする付着物除去用具を提供することを目的とする。
本発明は、路面又は床面に付着した付着物の除去作業を、立ったままで行うことを可能にする付着物除去用具であって、一端部にヘラ板を備える、100〜150cmの長さの直線状の棒状部材からなる主ロッドと、該主ロッドの一端部に、支持部を介して前記ヘラ板に近接して取り付けられた、補助液が収容される容器本体とポンプ付きキャップとからなるポンプ付き容器と、該ポンプ付き容器のポンプヘッドに連結して該ポンプヘッドから吐出される前記補助液を、除去作業時における前記ヘラ板の上面側に供給する供給パイプと、前記主ロッドに沿って前記主ロッドに対してスライド可能に併設され、前記主ロッドの他端部側からの進退操作によって前記ポンプヘッドを上方から押圧して前記補助液を吐出させる、90〜140cmの長さの直線状の棒状部材からなる押圧ロッドとからなる付着物除去用具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明の付着物除去用具によれば、前記ポンプ付き容器は、前記ヘラ板と近接する前記主ロッドの一端部における、前記ヘラ板の上面側とは反対側に取り付けられていることが好ましい。
また、本発明の付着物除去用具によれば、前記押圧ロッドは、前記主ロッドに沿って設けられたガイド部に挿通されて前記主ロッドに対してスライド可能に併設されており、前記ガイド部は、前記主ロッドの外周面から突出して取り付けられた複数のガイドリングによって形成することができる。
さらに、本発明の付着物除去用具によれば、前記ガイド部は、前記主ロッドに沿って取り付けられたガイドパイプによって形成することもできる。
本発明の付着物除去用具によれば、作業者が窮屈な姿勢をとることなく、立ったままの状態で、補助液を使用しながら路面又は床面に付着した付着物の除去作業をスムーズに行うことができる。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係る付着物除去用具10は、作業者が立ったままの状態で除去作業を行うのに適した長さを有する主ロッド11の一端部に設けられたヘラ板12を用いて、且つ補助液13を供給する操作を立ったままの状態で行いながら、窮屈な姿勢をとることなく、路面又は床面14に付着したガム等の付着物15を、効率良くスムーズに除去して行くことができるようにするために採用されたものである(図2(a),(b)参照)。
すなわち、本実施形態の付着物除去用具10は、図1及び図2(a),(b)に示すように、路面又は床面14に付着したガム等の付着物15の除去作業を、立ったままで行うことを可能にする除去用具であって、一端部にヘラ板12を備える主ロッド11と、ヘラ板12に近接して主ロッド11の一端部に支持部16を介して取り付けられた、補助液13が収容されるポンプ付き容器17と、ポンプ付き容器17のポンプヘッド18に連結してポンプヘッド18から吐出される補助液13を、除去作業時におけるヘラ板12の上面側に供給する供給パイプ19と、主ロッド11に沿って当該主ロッド11に対してスライド可能に併設され、主ロッド11の他端部側からの進退操作によってポンプヘッド18を押圧して補助液13を吐出させる押圧ロッド21とによって構成されている。
また、本実施形態の付着物除去用具10では、ポンプ付き容器17は、ヘラ板12と近接する主ロッド11の一端部における、ヘラ板12の上面12a側とは反対側に取り付けられている。
さらに、本実施形態の付着物除去用具10では、押圧ロッド21は、主ロッド11に沿って設けられたガイド部20に挿通されて主ロッド11に対してスライド可能に併設されており、ガイド部20は、主ロッド11の外周面から突出して取り付けられた複数のガイドリング22によって構成されている。
本実施形態では、主ロッド11は、例えばアルミニウム等の金属製、合成樹脂製等の中空パイプ部材からなる。主ロッド11は、ヘラ板12の先端縁部12bを路面又は床面14に押し付けながらスライド移動させる際の曲げ荷重に十分に耐え得る曲げ剛性を備えると共に、作業者が立ったままの状態で除去作業を行うのに適した長さとして、好ましくは例えば100〜150cm程度の長さを有している。また主ロッド11には、その一端部にヘラ板12が装着固定されていると共に、その他端部に握りスリーブ23が装着固定されている。
ヘラ板12は、例えばヘラ状に加工形成された金属製のプレート部材からなる。ヘラ板12は、例えば幅が狭くなった基端部分12cを、主ロッド11の端面11aから切り込み形成された装着スリット24に挿入すると共に、接着剤や固定金具等を介して固定することにより、ヘラ板12の一端部に一体として強固に固定される。またヘラ板12の幅の広い先端縁部12bは、直線状に形成されると共に、裏面側が面取り部12dにより面取りされて鋭角に形成されていることにより、路面又は床面14に付着したガム等の付着物15を剥し取りやすくなっている。
ポンプ付き容器17は、容器本体25と、容器本体25の口首部に着脱可能に装着固定されたポンプ付きキャップ26とからなる公知の各種のポンプ付き容器を用いることができる。ポンプ付き容器17は、容器本体25の内部に剥離液や洗浄液等からなる補助液13を収容すると共に、ポンプ付きキャップ26に取り付けられたポンプ装置の内部のバネ部材等の付勢力に抗して、ポンプヘッド18を上方から押圧することにより、補助液13を容器本体25から汲み上げて、ポンプヘッド18の吐出ノズルから吐出させることができるようになっている。また、ポンプヘッド18の押圧を解除することにより、ポンプ装置の内部のバネ部材等の付勢力によってポンプヘッド18は基の位置に復帰すると共に、補助液13の吐出が停止されるようになっている。
ポンプ付き容器17を主ロッド11に取り付けるための支持部16は、例えばL字断面形状を有するように加工形成された金属製のプレート部材からなる。支持部16は、L字断面形状の一方の辺部16aの背面を主ロッド11に密着させて、例えば固定金具等を介して主ロッド11に固定されることにより、他方の辺部16bを支持台として主ロッド11から外側に略垂直に突出させた状態で、主ロッド11に一体として取り付けられる。支持部16には、ポンプ付き容器17が、容器本体25の側面を一方の辺部16aの内側面に、容器本体25の底面を他方の辺部16bの内側面に密着させた状態で、例えば接着テープや、固定ベルト等を介して固定することにより、ポンプヘッド18をガイド部20の延長上に配置した状態で、着脱可能に取り付けられる。
また、本実施形態では、支持部16は、主ロッド11の一端部におけるヘラ板12の上面12a側とは反対側に取り付けられており、これによってポンプ付き容器17もまた、ヘラ板12の上面12a側とは反対側に取り付けられることになる。ポンプ付き容器17がヘラ板12の上面12a側とは反対側に取り付けられることにより、補助液13を収容したポンプ付き容器17の重心がヘラ板12の下面側に位置することになって、より安定した状態で、ガム等の付着物15を剥し取る操作を行うことが可能になる。
補助液13をヘラ板12の上面側に供給する供給パイプ19は、例えば合成樹脂製の可撓性チューブからなる。供給パイプ19は、一端がポンプヘッド18の吐出ノズルに連結されると共に、主ロッド11の外周面やヘラ板12の上面12aに取り付けた複数の位置決めスリーブ27に挿通されて案内され、他端がヘラ板12の上面12aの先端縁部12b側に開口する。これによって、ポンプヘッド18の吐出ノズルから吐出する補助液13を、ヘラ板12の先端縁部12bにスムーズに送り込むことができるようになっている。
ポンプ付き容器17のポンプヘッド18を押圧する押圧ロッド21は、例えば合成樹脂製や金属製等の直線状の棒状部材からなり、主ロッド11と同じかやや短い、例えば90〜140cm程度の長さを備えている。押圧ロッド21は、ガイド部20に挿通されて案内されることにより、その下端をポンプ付き容器17のポンプヘッド18に当接させて押圧することができるようになっている。また押圧ロッド21の上端部は、主ロッド11の上部に配置されることにより、主ロッド11によるヘラ板12を介した剥し取り操作と同様に、立ったままの状態でポンプヘッド18を押圧する操作を行うことができるようになっている。
押圧ロッド21が挿通されるガイド部20を構成する複数のガイドリング22は、例えば合成樹脂製や金属製等の直線状のリング状部材からなり、支持部22aを介して溶着やネジ等によって主ロッド11に接合されることにより、主ロッド11の外周面から外側に突出して一体として取り付けられる。ガイドリング22は、押圧ロッド21の外径よりも僅かに大きな内径を備えており、またその中心軸を主ロッド11の中心軸と平行に配置した状態で、直線状に連設して取り付けられる。これによって、ガイドリング22に挿通される押圧ロッド21は、その下端がポンプ付き容器17のポンプヘッド18の上面に当接するように案内されると共に、ガイドリング22に沿って摺動しつつ、上端部からの操作によって進退することができるようになっている。
また、本実施形態では、主ロッド11の中間部分に、付着物投入容器28が取り付けられている(図1参照)。付着物投入容器28が取り付けられていることにより、除去したガム等の付着物15をスムーズに回収することが可能になると共に、除去した付着物15の量を把握することにより、除去作業の成果を確認することが可能になり、作業者の除去作業に対するやる気を効果的に喚起することが可能になる。
そして、上述の構成を備える本実施形態の付着物除去用具10によれば、主ロッド11の上部を把持しつつ、立ったままの状態で、ヘラ板12によるガム等の付着物15の剥し取り操作を容易に行うことが可能になると共に、押圧ロッド21の上端部を把持した操作によって、立ったままの状態で、ポンプヘッド18を押圧して補助液13をポンプ付き容器17からヘラ板12の先端縁部12bにスムーズに供給することが可能になる。したがって、本実施形態の付着物除去用具10によれば、作業者が窮屈な姿勢をとることなく、立ったままの状態で、補助液13を使用しながら路面又は床面14に付着したガム等の付着物15の除去作業をスムーズに行うことが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、ガイド部は、主ロッドの外周面から突出して取り付けられた複数のガイドリングによって形成する必要は必ずしもなく、例えば図3に示すように、主ロッド11に沿って取り付けられたガイドパイプ29によって形成することもできる。ガイドパイプをスリーブ状に分割したものを用いて、軸方向に所定の間隔をおいて分断した状態で取り付けても良い。
本発明の好ましい一実施形態に係る付着物除去用具を示す斜視図である。 (a),(b)は、本発明の好ましい一実施形態に係る付着物除去用具を用いて付着物を除去する作業を説明する要部側面図である。 本発明の好ましい他の実施形態に係る付着物除去用具を示す斜視図である。
符号の説明
10 付着物除去用具
11 主ロッド
12 ヘラ板
12a ヘラ板の上面
12b ヘラ板の先端縁部
13 補助液
14 路面又は床面
15 付着物
16 支持部
17 ポンプ付き容器
18 ポンプヘッド
19 供給パイプ
20 ガイド部
21 押圧ロッド
22 ガイドリング
23 握りスリーブ
24 装着スリット
25 ポンプ付き容器の容器本体
26 ポンプ付き容器のポンプ付きキャップ
27 位置決めスリーブ
28 付着物投入容器
29 ガイドパイプ

Claims (2)

  1. 路面又は床面に付着した付着物の除去作業を、立ったままで行うことを可能にする付着物除去用具であって、
    一端部にヘラ板を備える、100〜150cmの長さの直線状の棒状部材からなる主ロッドと、該主ロッドの一端部に、支持部を介して前記ヘラ板に近接して取り付けられた、補助液が収容される容器本体とポンプ付きキャップとからなるポンプ付き容器と、該ポンプ付き容器のポンプヘッドに連結して該ポンプヘッドから吐出される前記補助液を、除去作業時における前記ヘラ板の上面側に供給する供給パイプと、前記主ロッドに沿って前記主ロッドに対してスライド可能に併設され、前記主ロッドの他端部側からの進退操作によって前記ポンプヘッドを上方から押圧して前記補助液を吐出させる、90〜140cmの長さの直線状の棒状部材からなる押圧ロッドとからなる付着物除去用具。
  2. 前記路面又は床面に付着した付着物がガムである請求項1記載の付着物除去用具。
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