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JP4860334B2 - 放送システム、放送方法、受信機及びそのプログラム - Google Patents
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JP4860334B2 - 放送システム、放送方法、受信機及びそのプログラム - Google Patents

放送システム、放送方法、受信機及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は放送システム、放送方法、受信機及びそのプログラムに関し、特に、データ放送のイベントメッセージ又はモジュールに含まれる情報の表示の技術にかかる放送システム、放送方法、受信機及びそのプログラムに関する。
近年、地上デジタル放送が開始され、それに伴いデータ放送も開始された。
このデータ放送は、BML文書やJPEG、PNG、バイナリテーブルなどのリソースを、データカルーセル伝送方式によって伝送する。データカルーセル伝送方式は、複数のファイルをMPEG−2のセクションに分割して繰り返し送出する伝送方式であり、DSM−CC規格に準拠している。
データ放送では、放送波を利用してインタラクティブコンテンツの再生を可能とするために、視聴者が任意のタイミングで切替えを行っても必要なファイルが取得できるよう、コンテンツを構成するファイル群はデータカルーセルにより繰り返し送出される。視聴者のリモコン操作などでファイルの切替え指示が発生すると、受信機は、その都度必要なファイルだけをカルーセルから取得して画面に表示する。
データカルーセル伝送方式では下記の2種類のメッセージを用いてデータが伝送される。
(1)DownloadInfoIndication(DII)メッセージ:カルーセル中のデータのディレクトリ情報を伝送するメッセージである。
(2)DownloadDataBlock(DDB)メッセージ:データ本体を伝送するメッセージである。
DIIメッセージは、ディレクトリ情報として、カルーセルの識別情報や各モジュールに関する情報を含み、セクションとして伝送される。一方、データは、ブロック(DDB)に分割されたモジュール(module)と呼ばれる単位で伝送される。モジュール末尾のブロック以外のすべてのブロックは同じサイズであり、各ブロックはセクションとして伝送される。
更に、データ放送では、受信機上で実行中のコンテンツに対して、局から任意のタイミングでメッセージングを行うイベントメッセージ伝送方式が規定されている。イベントメッセージは、データ放送サービスの大きな特徴の一つであるテレビ番組と連動したサービスを行ううえでの下記の要件を満たすために規定されたものである。
(1)すべての受信機の表示を一斉に切り替えたい。
(2)映像と同期してデータ表示を変えたい。
このような特徴をもつイベントメッセージであるが、イベントメッセージ自体に緊急情報等のメッセージを含め、イベントメッセージを受信すると、そのメッセージを受信機に表示する技術が提案されている(特許文献1)。
この特許文献1に記載された技術では、イベントメッセージはメッセージIDと緊急情報を示す出力内容とから構成される。イベントメッセージを受信した受信機は、メッセージIDに基づいて、出力形態を決定する。そして、この出力形態に基づいて、出力内容を表示する技術である。
国際公開番号 WO00/74279
ところで、特許文献1の技術では、受信機では、受信した全てのイベントメッセージについて、出力形態に基づいて出力内容が表示される。すなわち、本来出力すべきでないメッセージでも表示されてしまう。
一方、テレビ放送では、多数のネットワーク局でひとつのコンテンツを共用する場合もあるが、キー局やネットワーク局単独でコンテンツを作成し、このコンテンツを単独の放送エリアのみで放送する場合もある。
上述の特許文献1の技術では、上記のようなテレビ放送の実情が考慮されておらず、特許文献1の技術を用いる場合、表示したくない放送エリアでは、そのようなイベントメッセージを別途取り除く作業が必要であり、手間とコストがかかるという課題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的はイベントメッセージ又はモジュールに含まれる情報を、イベントメッセージ又はモジュールを送信する放送エリア又は放送局に応じて、情報を表示するか、しないかを受信機側で判断することができる技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、放送システムであって、キー局と、少なくとも一以上のネットワーク局と、前記キー局又は前記ネットワーク局の放送を受信する受信機とを有し、前記キー局は、受信機に提供する提供情報と、キー局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを生成する生成手段と、前記生成したイベントメッセージ又はモジュールを、キー局の送信元識別情報が付されている放送波により放送する手段と、前記生成したイベントメッセージ又はモジュールを、前記ネットワーク局に送信する手段とを有し、前記ネットワーク局は、受信機に提供する提供情報と、ネットワーク局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを生成する生成手段と、前記生成したイベントメッセージ又はモジュールと、前記キー局から受信したイベントメッセージ又はモジュールとを、ネットワーク局の送信元識別情報が付されている放送波により放送する手段とを有し、前記受信機は、前記イベントメッセージ又はモジュールを受信し、イベントメッセージ又はモジュールを受信した放送波から送信元識別情報を取得する取得手段と、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、送信元識別情報が一致している場合には前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する表示制御手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、キー局と、少なくとも一以上のネットワーク局と、前記キー局又は前記ネットワーク局の放送を受信する受信機とを有する放送システムの放送方法であって、前記キー局は、受信機に提供する提供情報と、キー局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを生成し、このイベントメッセージ又はモジュールをキー局の送信元識別情報が付されている放送波により放送し、前記キー局は、前記生成したイベントメッセージ又はモジュールを、前記ネットワーク局に送信し、前記ネットワーク局は、受信機に提供する提供情報と、ネットワーク局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを生成し、前記ネットワーク局は、前記生成したイベントメッセージ又はモジュールと、前記キー局から受信したイベントメッセージ又はモジュールとを、ネットワーク局の送信元識別情報が付されている放送波により放送し、前記受信機は、前記イベントメッセージ又はモジュールを受信し、この受信したイベントメッセージ又はモジュールの放送波から送信元識別情報を取得し、前記受信機は、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、送信元識別情報が一致している場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、キー局又はネットワーク局が識別できる送信元識別情報が付されている放送波を受信する受信機であって、受信機に提供する提供情報と、キー局又はネットワーク局を識別する送信元放送識別情報を少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを受信し、この受信したイベントメッセージ又はモジュールの放送波から送信元識別情報を取得する取得手段と、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、送信元識別情報が一致している場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する表示制御手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、キー局又はネットワーク局が識別できる送信元識別情報が付されている放送波を受信する受信機の制御プログラムであって、受信機に提供する提供情報と、キー局又はネットワーク局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを受信し、この受信したイベントメッセージ又はモジュールの放送波から送信元識別情報を取得する取得処理と、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得処理により取得した送信元識別情報とを照合し、送信元識別情報が一致している場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する表示制御処理とを前記受信機に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、イベントメッセージ又はモジュールに含まれる情報を、イベントメッセージ又はモジュールを送信する放送エリア又は放送局に応じて、情報を表示するか、しないかを受信機側で判断することができる。
本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における構成図である。
図1中、1はTS発局(例えば、キー局)であり、2はTS受局(例えば、ネットワーク局)である。
TS発局1は、イベントメッセージを生成するイベントメッセージ生成部11と、BML文書や、イベントメッセージを多重化するデータ放送多重化部12と、データ放送と、本線側の映像、音声とを多重化する本線多重化部13とを備える。
イベントメッセージ生成部11は、表示する提供情報(例えば、広告やメッセージ情報)と、送信元を識別する送信元識別情報とが、少なくともプライベートデータ領域に記載されたイベントメッセージを生成する。ここで、送信元識別情報とは、PAT、NIT、SDT、BIT等に記載されている送信元を識別する識別情報であって、具体的には、TS(Transport Stream 以下単にTSと記載する)を識別するTS識別子や、ネットワーク識別子、TS識別子、サービス識別子等がある。以下の説明では、送信元識別情報としてTS識別子を例にして説明する。
データ放送多重化部12は、イベントメッセージ生成部11で生成されたイベントメッセージや、他のデータ放送に用いられるモジュール、BML(Broadcast Markup Language 以下単にBMLと記載する)文書等を多重する手段である。多重されるBML文書には、イベントメッセージの表示判定プログラムも含む。この表示判定プログラムの一例を図2に示す。図2に示される例では、プライベートデータ領域にTS識別子が記載されていない場合には、プライベート領域に記述されている提供情報を表示し、プライベートデータ領域にTS識別子が記載されている場合には、そのTS識別子と、受信したイベントメッセージを送出したTSのTS識別子とが一致しなければ、提供情報を表示しないプログラムが記述されている。尚、イベントメッセージを送出したTSのTS識別子は、プログラム中の“getProgramID”により取得される。
TS受局2は、TS発局1と同様に、イベントメッセージを生成するイベントメッセージ生成部21と、BML文書や、イベントメッセージを多重化するデータ放送多重化部22と、データ放送と、本線側の映像、音声とを多重化する本線多重化部23とを備える。尚、TS受局2は、TS発局1に追加して、データ放送多重化部22において、TS発局1から受信したイベントメッセージや、BML文書等も多重される。
次に、第1の実施の形態の動作を説明する。
まず、図1に示される如く、TS発局1は、イベントメッセージ生成部11により、イベントメッセージ1(以下、単にEM1と記載する)と、イベントメッセージ2(以下、単にEM2と記載する)とを生成する。EM1のプライベート領域には、表示情報“AAA、今夜10時、全国放送開始”が少なくとも記述されている。また、EM2のプライベート領域には、表示情報“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”と、TS識別子“7XXX”とが少なくとも記述されている。
これらのEM1及びEM2は、データ放送多重化部12により、イベントメッセージの表示判定プログラム(以下、単にBMLと記載する)と共に多重化され、本線多重化部13に送出される。また、多重化されたEM1、EM2及びBMLは、TS受局2にも送出される。
本線多重化部13では、多重化されたデータ放送のデータと本線側の映像、音声とが多重化されて、TS識別子“7XXX”のTSからオンエアされる。
一方、TS受局2は、イベントメッセージ生成部21により、イベントメッセージ3(以下、単にEM3と記載する)を生成する。EM3のプライベート領域には、表示情報“ZZZ、今夜10時、近畿地区放送開始”と、TS識別子“7YYY”とが少なくとも記述されている。
このEM3は、データ放送多重化部22により、TS発局1から受信したEM1、EM2及びBMLと共に多重化され、本線多重化部23に送出される。
本線多重化部23では、多重化されたデータ放送のデータと本線側の映像、音声とが多重化されて、TS識別子“7YYY”のTSからオンエアされる。
TS識別子“7XXX”のTSを受信した受信機3では、EM1、EM2及びBMLが受信される。受信機3は、BMLの表示判定プログラムにより、EM1、EM2の表示の判定を行う。
ここで、EM1のプライベート領域には、表示情報“AAA、今夜10時、全国放送開始”が記述されており、TS識別子がプライベート領域に記述されていないので、図3に示す如く、受信機3にはAAA、今夜10時、全国放送開始”が表示される。
また、EM2のプライベート領域には、表示情報“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”とTS識別子“7XXX”とが記述されており、TS識別子がプライベート領域に記述されている。そこで、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM2が送出されたTSのTS識別子(プログラム中の“getProgramID”により取得される)とを比較する。ここでは、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子は“7XXX”であり、EM2が送出されたTSのTS識別子は“7XXX”である。従って、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM2が送出されたTSのTS識別子とが一致しているので、図3に示す如く、“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”が受信機3に表示される。
一方、TS識別子“7YYY”のTSを受信した受信機4では、EM1、EM2、EM3及びBMLが受信される。受信機4は、BMLの表示判定プログラムにより、EM1、EM2、EM3の表示の判定を行う。
ここで、EM1のプライベート領域には、表示情報“AAA、今夜10時、全国放送開始”が記述されており、TS識別子がプライベート領域に記述されていないので、図4に示す如く、受信機4にはAAA、今夜10時、全国放送開始”が表示される。
また、EM2のプライベート領域には、表示情報“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”とTS識別子“7XXX”とが記述されており、TS識別子がプライベート領域に記述されている。そこで、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM2が送出されたTSのTS識別子(プログラム中の“getProgramID”により取得される)とを比較する。ここでは、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子は“7XXX”であり、EM2が送出されたTSのTS識別子は“7YYY”である。従って、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM2が送出されたTSのTS識別子とが一致しないので、“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”は受信機4には表示されない。
また、EM3のプライベート領域には、表示情報“ZZZ、今夜10時、近畿地区放送開始”とTS識別子“7YYY”とが記述されており、TS識別子がプライベート領域に記述されている。そこで、EM3のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM3が送出されたTSのTS識別子(プログラム中の“getProgramID”により取得される)とを比較する。ここでは、EM3のプライベート領域には記述されているTS識別子は“7YYY”であり、EM3が送出されたTSのTS識別子は“7YYY”である。従って、EM3のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM3が送出されたTSのTS識別子とが一致するので、図4に示す如く、“ZZZ、今夜10時、近畿地区放送開始”が受信機4に表示される。
このように本実施の形態によれば、TS受局2側で、提供情報を表示させたくないイベントメッセージをフィルタリングする手間が必要ない。
尚、上述した例では、イベントメッセージのプライベート領域に記載される放送エリアのTS識別子(送信元識別情報)を一個とした例を説明したが、これに限ることなく、複数のTS識別子(送信元識別情報)を記載しても良い。この場合、複数のTS識別子(送信元識別情報)のうちいずれかのTS識別子(送信元識別情報)が、プログラム中の“getProgramID”により取得されたTS識別子(送信元識別情報)と一致すれば、提供情報を表示するように構成すれば良い。このようにすることで、提供情報の表示を制御できるエリアの数を複数にすることができる。
また、提供情報をプライベート領域に記載せず、送信元識別情報のみを記載し、イベントメッセージによる制御を有効又は無効にするようにしても良い。例えば、提供情報を別途モジュールに格納して送信し、その提供情報の表示をイベントメッセージにより制御する場合、イベントメッセージのプライベート領域に送信元識別情報を記載し、この送信元識別情報と受信したイベントメッセージの放送信号から取得した送信元識別情報とを照合し、イベントメッセージの有効・無効を判断するようにしても良い。
更に、上述した実施の形態では、イベントメッセージを例にして説明したが、モジュールについても同様な構成を取ることが可能である。この場合、モジュール内に送信元識別情報を含め、上述した同様な照合を行って、モジュール内の提供情報を表示すべきかを判断するようにすれば良い。
本発明の第2の実施の形態を説明する。
図5は本発明の第2の実施の形態における構成図である。
図5中、100はTS発局(例えば、キー局)であり、200はTS受局(例えば、ネットワーク局)である。
TS発局100は、イベントメッセージを生成するイベントメッセージ生成部110と、BML文書や、イベントメッセージを多重化するデータ放送多重化部120と、データ放送と、本線側の映像、音声とを多重化する本線多重化部130とを備える。
イベントメッセージ生成部110は、提供情報(例えば、広告やメッセージ情報)と、表示制御に用いられるローカルフラグと、TSを識別するTS識別子とが、少なくともプライベートデータ領域に記載されたイベントメッセージを生成する。
データ放送多重化部120は、イベントメッセージ生成部110で生成されたイベントメッセージや、他のデータ放送に用いられるモジュール、BML文書等を多重する手段である。多重されるBML文書には、イベントメッセージの表示判定プログラムも含む。この表示判定プログラムの一例を図6に示す。図6に示される例では、ローカルフラグ(localフラグ)が“1”のとき、プライベート領域に記述されているTS識別子と、受信したイベントメッセージを送出したTSのTS識別子とが一致しなければ、プライベート領域に記述されている提供情報を表示しないプログラムが記述されている。尚、イベントメッセージを送出したTSのTS識別子は、プログラム中の“getProgramID”により取得される。
TS受局200は、TS発局1と同様に、イベントメッセージを生成するイベントメッセージ生成部210と、BML文書や、イベントメッセージを多重化するデータ放送多重化部220と、データ放送と、本線側の映像、音声とを多重化する本線多重化部230とを備える。尚、TS受局200は、TS発局100に追加して、データ放送多重化部220において、TS発局100から受信したイベントメッセージや、BML文書等も多重される。
次に、第2の実施の形態の動作を説明する。
まず、図5に示される如く、TS発局100は、イベントメッセージ生成部110により、イベントメッセージ1(以下、単にEM1と記載する)と、イベントメッセージ2(以下、単にEM2と記載する)とを生成する。EM1のプライベート領域には、表示情報“AAA、今夜10時、全国放送開始”と、ローカルフラグ“0”と、TS識別子“7XXX”とが少なくとも記述されている。また、EM2のプライベート領域には、表示情報“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”と、ローカルフラグ“1”と、TS識別子“7XXX”とが少なくとも記述されている。
これらのEM1及びEM2は、データ放送多重化部120により、イベントメッセージの表示判定プログラム(以下、単にBMLと記載する)と共に多重化され、本線多重化部130に送出される。また、多重化されたEM1、EM2及びBMLは、TS受局200にも送出される。
本線多重化部130では、多重化されたデータ放送のデータと本線側の映像、音声とが多重化されて、TS識別子“7XXX”のTSからオンエアされる。
一方、TS受局200は、イベントメッセージ生成部210により、イベントメッセージ3(以下、単にEM3と記載する)を生成する。EM3のプライベート領域には、表示情報“ZZZ、今夜10時、近畿地区放送開始”と、ローカルフラグ“1”と、TS識別子“7YYY”とが少なくとも記述されている。
このEM3は、データ放送多重化部220により、TS発局100から受信したEM1、EM2及びBMLと共に多重化され、本線多重化部230に送出される。
本線多重化部230では、多重化されたデータ放送のデータと本線側の映像、音声とが多重化されて、TS識別子“7YYY”のTSからオンエアされる。
TS識別子“7XXX”のTSを受信した受信機300では、EM1、EM2及びBMLが受信される。受信機300は、BMLの表示判定プログラムにより、EM1、EM2の表示の判定を行う。
ここで、EM1のプライベート領域には、表示情報“AAA、今夜10時、全国放送開始”と、ローカルフラグ“0”と、TS識別子“7XXX”とが少なくとも記述されており、ローカルフラグが“0”なので、図7に示す如く、受信機3にはAAA、今夜10時、全国放送開始”が表示される。
また、EM2のプライベート領域には、表示情報“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”と、ローカルフラグ“1”と、TS識別子“7XXX”とが記述されており、ローカルフラグは“1”である。そこで、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM2が送出されたTSのTS識別子(プログラム中の“getProgramID”により取得される)とを比較する。ここでは、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子は“7XXX”であり、EM2が送出されたTSのTS識別子は“7XXX”である。従って、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM2が送出されたTSのTS識別子とが一致しているので、図7に示す如く、“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”が受信機300に表示される。
一方、TS識別子“7YYY”のTSを受信した受信機400では、EM1、EM2、EM3及びBMLが受信される。受信機400は、BMLの表示判定プログラムにより、EM1、EM2、EM3の表示の判定を行う。
ここで、EM1のプライベート領域には、表示情報“AAA、今夜10時、全国放送開始”と、ローカルフラグ“0”と、TS識別子“7XXX”とが少なくとも記述されており、ローカルフラグが“0”なので、図8に示す如く、受信機4にはAAA、今夜10時、全国放送開始”が表示される。
また、EM2のプライベート領域には、表示情報“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”と、ローカルフラグ“1”と、TS識別子“7XXX”とが記述されており、ローカルフラグは“1”である。そこで、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM2が送出されたTSのTS識別子(プログラム中の“getProgramID”により取得される)とを比較する。ここでは、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子は“7XXX”であり、EM2が送出されたTSのTS識別子は“7YYY”である。従って、EM2のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM2が送出されたTSのTS識別子とが一致しないので、“BBB、今夜11時、関東地区放送開始”は受信機400には表示されない。
また、EM3のプライベート領域には、表示情報“ZZZ、今夜10時、近畿地区放送開始”と、ローカルフラグ“1”と、TS識別子“7YYY”とが記述されており、ローカルフラグは“1”である。そこで、EM3のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM3が送出されたTSのTS識別子(プログラム中の“getProgramID”により取得される)とを比較する。ここでは、EM3のプライベート領域には記述されているTS識別子は“7YYY”であり、EM3が送出されたTSのTS識別子は“7YYY”である。従って、EM3のプライベート領域には記述されているTS識別子と、EM3が送出されたTSのTS識別子とが一致するので、図8に示す如く、“ZZZ、今夜10時、近畿地区放送開始”が受信機400に表示される。
尚、上述した例では、イベントメッセージのプライベート領域に記載される放送エリアのTS識別子(送信元識別情報)を一個とした例を説明したが、これに限ることなく、複数のTS識別子(送信元識別情報)を記載しても良い。この場合、複数のTS識別子(送信元識別情報)のうちいずれかのTS識別子(送信元識別情報)が、プログラム中の“getProgramID”により取得されたTS識別子(送信元識別情報)と一致すれば、提供情報を表示するように構成すれば良い。このようにすることで、提供情報の表示を制御できるエリアの数を複数にすることができる。
また、提供情報をプライベート領域に記載せず、ローカルフラグ及び送信元識別情報のみを記載し、イベントメッセージによる制御を有効又は無効にするようにしても良い。例えば、提供情報を別途モジュールに格納して送信し、その提供情報の表示をイベントメッセージにより制御する場合、イベントメッセージのプライベート領域にローカルフラグ及び送信元識別情報を記載し、まず、ローカルフラグを判断してローカルフラグ“1”ならば、その送信元識別情報と受信したイベントメッセージの放送信号から取得した送信元識別情報とを照合し、イベントメッセージの有効・無効を判断するようにしても良い。
更に、上述した実施の形態では、イベントメッセージを例にして説明したが、モジュールについても同様な構成を取ることが可能である。この場合、モジュール内にローカルフラグ及び送信元識別情報を含め、上述した同様な照合を行って、モジュール内の提供情報を表示すべきかを判断するようにすれば良い。
図1は本発明の第1の実施の形態における構成図である。 図2は第1の実施の形態におけるプログラムの一例である。 図3は本発明の第1の実施の形態を説明する為の図である。 図4は本発明の第1の実施の形態を説明する為の図である。 図5は本発明の第2の実施の形態における構成図である。 図6は第2の実施の形態におけるプログラムの一例である。 図7は本発明の第2の実施の形態を説明する為の図である。 図8は本発明の第2の実施の形態を説明する為の図である。
符号の説明
1 TS発局
2 TS受局
3,4 受信機

Claims (16)

  1. 放送システムであって、
    キー局と、少なくとも一以上のネットワーク局と、前記キー局又は前記ネットワーク局の放送を受信する受信機とを有し、
    前記キー局は、
    受信機に提供する提供情報と、キー局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを生成する生成手段と、
    前記生成したイベントメッセージ又はモジュールを、キー局の送信元識別情報が付されている放送波により放送する手段と、
    前記生成したイベントメッセージ又はモジュールを、前記ネットワーク局に送信する手段とを有し、
    前記ネットワーク局は、
    受信機に提供する提供情報と、ネットワーク局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを生成する生成手段と、
    前記生成したイベントメッセージ又はモジュールと、前記キー局から受信したイベントメッセージ又はモジュールとを、ネットワーク局の送信元識別情報が付されている放送波により放送する手段とを有し、
    前記受信機は、
    前記イベントメッセージ又はモジュールを受信し、イベントメッセージ又はモジュールを受信した放送波から送信元識別情報を取得する取得手段と、
    前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、送信元識別情報が一致している場合には前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する表示制御手段とを有する
    ことを特徴とする放送システム。
  2. 前記各生成手段は、イベントメッセージ又はモジュールに、照合の必要の有無を示すフラグを更に含め、
    前記受信機の表示制御手段は、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれるフラグが照合の必要が無いことを示す場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示し、前記フラグが照合の必要が有ることを示す場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、一致している場合には前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送システム。
  3. 前記送信元識別情報が、ネットワーク識別子、TS識別子、又は、サービス識別子であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放送システム。
  4. 前記生成手段は、複数の送信元識別情報を含んだイベントメッセージ又はモジュールを生成し、
    前記表示制御手段は、前記イベントメッセージ又はモジュールに含まれる複数の送信元識別情報と前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、前記複数の送信元識別情報のうちいずれかの送信元識別情報が前記取得手段により取得した送信元識別情報と一致した場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の放送システム。
  5. キー局と、少なくとも一以上のネットワーク局と、前記キー局又は前記ネットワーク局の放送を受信する受信機とを有する放送システムの放送方法であって、
    前記キー局は、受信機に提供する提供情報と、キー局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを生成し、このイベントメッセージ又はモジュールをキー局の送信元識別情報が付されている放送波により放送し、
    前記キー局は、前記生成したイベントメッセージ又はモジュールを、前記ネットワーク局に送信し、
    前記ネットワーク局は、受信機に提供する提供情報と、ネットワーク局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを生成し、
    前記ネットワーク局は、前記生成したイベントメッセージ又はモジュールと、前記キー局から受信したイベントメッセージ又はモジュールとを、ネットワーク局の送信元識別情報が付されている放送波により放送し、
    前記受信機は、前記イベントメッセージ又はモジュールを受信し、この受信したイベントメッセージ又はモジュールの放送波から送信元識別情報を取得し、
    前記受信機は、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、送信元識別情報が一致している場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする放送方法。
  6. 前記キー局又はネットワーク局は、イベントメッセージ又はモジュールに、照合の必要の有無を示すフラグを更に含め、
    前記受信機は、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれるフラグが照合の必要が無いことを示す場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示し、前記フラグが照合の必要が有ることを示す場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、一致している場合には前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の放送方法。
  7. 前記送信元識別情報が、ネットワーク識別子、TS識別子、又は、サービス識別子であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の放送方法。
  8. 前記キー局又はネットワーク局は、複数の送信元識別情報を含んだイベントメッセージ又はモジュールを生成し、このイベントメッセージ又はモジュールを放送し、
    前記受信機は、前記イベントメッセージ又はモジュールに含まれる複数の放送識別情報と前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、前記複数の送信元識別情報のうちいずれかの送信元識別情報が前記取得手段により取得した送信元識別情報と一致した場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の放送方法。
  9. キー局又はネットワーク局が識別できる送信元識別情報が付されている放送波を受信する受信機であって、
    受信機に提供する提供情報と、キー局又はネットワーク局を識別する送信元放送識別情報を少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを受信し、この受信したイベントメッセージ又はモジュールの放送波から送信元識別情報を取得する取得手段と、
    前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、送信元識別情報が一致している場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する表示制御手段と
    を有することを特徴とする受信機。
  10. 前記イベントメッセージ又はモジュールには、照合の必要の有無を示すフラグが含まれ、
    前記表示制御手段は、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれるフラグが照合の必要が無いことを示す場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示し、前記フラグが照合の必要が有ることを示す場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、一致している場合には前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする請求項9に記載の受信機。
  11. 前記放送識別情報が、ネットワーク識別子、TS識別子、又は、サービス識別子であることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の受信機。
  12. 前記表示制御手段は、イベントメッセージ又はモジュールに複数の送信元識別情報が含まれている場合、前記複数の送信元識別情報と前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、前記複数の送信元識別情報のうちいずれかの送信元識別情報が前記取得手段により取得した送信元識別情報と一致した場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載の受信機。
  13. キー局又はネットワーク局が識別できる送信元識別情報が付されている放送波を受信する受信機の制御プログラムであって、
    受信機に提供する提供情報と、キー局又はネットワーク局を識別する送信元識別情報とを少なくとも含むイベントメッセージ又はモジュールを受信し、この受信したイベントメッセージ又はモジュールの放送波から送信元識別情報を取得する取得処理と、
    前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得処理により取得した送信元識別情報とを照合し、送信元識別情報が一致している場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する表示制御処理と
    を前記受信機に実行させることを特徴とする受信機の制御プログラム。
  14. 前記イベントメッセージ又はモジュールには、照合の必要の有無を示すフラグが含まれ、
    前記表示制御処理は、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれるフラグが照合の必要が無いことを示す場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示し、前記フラグが照合の必要が有ることを示す場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる送信元識別情報と、前記取得手段により取得した送信元識別情報とを照合し、一致している場合には前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の受信機の制御プログラム。
  15. 前記放送識別情報が、ネットワーク識別子、TS識別子、サービス識別子であることを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の受信機の制御プログラム。
  16. 前記表示制御処理は、イベントメッセージ又はモジュールに複数の送信元識別情報が含まれている場合、前記イベントメッセージ又はモジュールに含まれる複数の放送識別情報と前記取得した放送識別情報とを照合し、前記複数の送信元識別情報のうちいずれかの送信元識別情報が前記取得した送信元識別情報と一致した場合には、前記受信したイベントメッセージ又はモジュールに含まれる提供情報を表示する
    ことを特徴とする請求項13から請求項15のいずれかに記載の受信機の制御プログラム。
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