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JP4860340B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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本発明は、遊技盤に形成される遊技領域に遊技球が打出されることにより、所定の遊技が行われるようにした弾球遊技機に関する。
弾球遊技機(パチンコ機)において、表面に円形の遊技領域を形成した遊技盤を透明部材により形成するとともに、遊技盤の裏面側に、遊技に関する数字や図柄等の情報を表示可能な表示装置を配置して、情報を遊技盤を透して視認可能とすることにより、情報を表示する表示領域を可能な限り大きくしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−28120公報
上述のような弾球遊技機においては、表示装置の表示部を大きくすると、表示画面が遊技盤の裏面に設けられる各種部品に干渉しないように、表示装置を遊技盤の裏面から後方へ離した位置に配置する必要がある。しかし、表示装置を遊技盤の裏面から離した位置に配置すると、表示装置の表示部と遊技盤の裏面との間に隙間が発生し、この隙間から遊技機内部が露呈し、見栄えを損ねる問題がある。
本発明は、上述のような課題に鑑み、表示装置に表示される画像を遊技盤を透して視認できるようにするとともに、見栄えの向上を図った弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)遊技盤の表面に形成される遊技領域に遊技球が打出されることにより、所定の遊技が行われるようにした弾球遊技機において、前記遊技盤を透視可能な部材により形成するとともに、遊技に関する数字や図柄等の識別情報を含む画像を表示可能な表示装置を、前記画像が前記遊技盤を透して前記遊技領域に表示し得るように前記遊技盤の裏面側に所定量離間させて配置し、前記遊技盤の裏面と前記表示装置との間に、前記遊技領域と前記表示装置とが前後に重合する情報視認領域の周囲を包囲することで、前記情報視認領域と該情報視認領域を外れた領域とを区分する不透明の表示枠部材を介在させ、前記表示枠部材枠状であって、前記情報視認領域の周囲における前記表示装置と前記遊技盤の裏面との間の隙間を遮蔽し得るように、前記遊技盤の裏面側から前記表示装置側へ向けて突出する上下及び左右の遮蔽部を設ける。
(2)上記(1)項において、表示枠部材は、遊技盤における情報視認領域から外れた領域を後方が視認不能とする枠部を有する。
(3)上記(1)または(2)項において、表示枠部材における左右の遮蔽部の内周に、前記表示枠部材と異なる彩色を施した左右の装飾板を着脱可能に設ける。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によると、表示装置に表示される画像を、遊技領域視認可能として、遊技者に対して迫力ある遊技を提供することができる。また、表示装置と遊技盤の裏面との間の隙間を表示枠部材の上下及び左右の遮蔽部により遮蔽したため、上下左右の四方の隙間から遊技機の内部が露呈してしまうこと低減させ、見栄えの向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によると、表示枠部材の枠部により、遊技盤における情報視認領域から外れた領域を後方が視認不能としたため、遊技機内部が見えることがなくなり、見栄えの向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によると、情報視認領域の周囲を必要に応じて装飾することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を適用した弾球遊技機の正面図、図2は、前扉を開けた状態の弾球遊技機の正面図、図3は、弾球遊技機の分解斜視図、図4は、遊技盤の正面図、図5は、図4におけるVーV線に沿う縦断面図、図6は、遊技盤の裏面図、図7は、斜め後方から見た要部の分解斜視図、図8は、斜め後方から見た表示枠部材の分解斜視図である。なお、以下の説明においては、図1、2における図面手前を「前方」とし、図面奥側を「後方」とし、左方を「左方」とし、右方を「右方」とする。
図1〜3に示すように、弾球遊技機(1)は、外枠(2)と、外枠(2)に嵌め込まれる遊技盤(3)と、中央部に円形のガラス板(51)が嵌め込まれ、外枠(2)の左部に上下方向のヒンジ軸を有するヒンジ(6)により開閉可能に枢着された前扉(5)とを備え、前面右下部に設けられたハンドル(4a)を時計方向へ回転操作することにより、前扉(5)の下方に設けられた球貯留皿(4b)に貯留されている遊技球が図示略の発射装置から後述の遊技領域(9)に打出されて、所定の遊技を行うことができる。
前扉(5)は、閉じるとガラス板(51)を透して遊技領域(9)を視認することができるように遊技盤(3)の表面側を覆う。なお、ガラス板(51)は、遊技領域(9)の形状、大きさとほぼ同一形状に形成される。
遊技盤(3)は、アクリル樹脂等の透明の合成樹脂板、すなわち透視可能な部材により正面視ほぼ方形に形成され、その表面には、ガイドレール(7)(8)によって包囲される円形(楕円形を含む)の遊技領域(9)が形成される。ハンドル(4a)の操作に基いて、発射装置から発射される遊技球は、ガイドレール(7)(8)により誘導されて遊技領域(9)に打出される。
主に図4に示すように、遊技盤(3)の遊技領域(9)には、遊技領域(9)に打出された遊技球が当接可能な正面視ほぼ眉型の透明な球受部材(10)と、遊技領域(9)を流下する遊技球が通過可能な通過口(11)と、遊技球が入球可能な入球口(12a)と、遊技球の流下方向を変化させる風車(13)と、透明な合成樹脂製のステージ(14)と、遊技球が入賞可能な図柄始動口(15)及び入賞口(12b)〜(12e)と、遊技者にとって不利な第1状態(遊技球が入賞不能な閉鎖状態)と遊技者にとって有利な第2状態(遊技球が入賞可能な開放状態)とに変化可能な大入賞口(16)とが配置されている。また、遊技領域(9)の最下部には、遊技領域(9)に打出された遊技球を遊技盤(3)の裏面側に排出するアウト口(17)が設けられている。なお、遊技盤(3)及び球受誘導部材(10)の透明度合いは、完全透明である必要はなく、後述の識別情報を透視でき得る程度の半透明であっても良い。
ステージ(14)は、遊技盤(3)のほぼ中央部に穿設された横長の開口(31)を貫通して、遊技盤(3)の裏面側に突出するように取り付けられるとともに、上面には、遊技領域(9)を流下する遊技球のうち入球口(12a)に入球した遊技球を受け止めて、左右、前後に転動させ得るステージ部(141)が形成され、また、前面には、ステージ部(141)を転動する遊技球のうちステージ部(141)の中央部に設けられた遊技球落下部(142)に落下した遊技球を図柄始動口(15)の真上に排出する遊技球排出口(143)が形成されている。
なお、遊技領域(9)に打出された遊技球は、遊技盤(3)の遊技領域(9)に植設された多数の遊技釘に当接しながら遊技領域(9)を流下するが、遊技釘は、図面簡素化のため省略してある。
図6、7に示すように、遊技盤(3)の裏面には、入球口(12a)に入球した遊技球をステージ(14)のステージ部(141)上に誘導する透明な誘導路(18)と、図柄始動口(15)の下方に設けられた図示略の開閉部材(チューリップ)及び大入賞口(16)を開閉駆動させるソレノイド、センサ、リンク等により構成される駆動装置(19)等の部品が取り付けられている。
図5に示すように、遊技盤(3)の裏面側には、液晶ディスプレイ等により構成される表示装置(20)が、遊技盤(3)の裏面から所定量離間した位置に配置される。
表示装置(20)の横長矩形の表示部(201)には、遊技に関する数字や図柄等の識別情報、遊技のテーマに係わるキャラクタを描写した模様や背景等の画像が表示され、これらの画像は、遊技盤(3)を透して遊技機(1)の前面から視認することができる。
表示部(201)は、幅(W1)(図3参照)が遊技領域(9)の幅(W2)(図4参照)とほぼ同一で、高さ(H1)(図3参照)が各入賞口(12b)〜(12e)の位置と球受部材(10)の位置間の寸法に対応する寸法を有するものが用いられる。これにより、表示部(201)に表示される画像は、4隅を除く全ての部分が遊技盤(3)を透して遊技領域(9)の幅一杯に表示される。なお、表示部(201)の4隅を含む表示領域(9)から外れた領域は、遊技盤(3)を透して後方が視認できないように、後述の表示枠部材(21)により隠蔽される。
遊技に関する数字や図柄等の識別情報は、遊技領域(9)における球受部材(10)とステージ(14)との間の領域に表示され、遊技領域(9)に打出された遊技球が図柄始動口(15)に入賞すると、これを契機に所定の確率に基づいて可変表示した後、所定時間経過後、停止して確定表示される。そして、確定表示された各識別情報の組み合わせが、予め定められた表示態様、例えば、同一の数字や図柄が揃った場合には、大当り状態を生起させ、大入賞口(16)を第1の状態から第2の状態に変化させ、遊技者に所定の遊技価値を付与するようになっている。
遊技盤(3)の裏面と表示装置(20)の表示部(201)との間には、不透明(半透明を含む)の表示枠部材(21)が介在される。
表示枠部材(21)は、遊技盤(3)における表示領域(9)と表示部(201)とが重合する、すなわち表示領域(9)と表示部(201)の間に位置する情報視認領域(22)(図6に斜線で示す領域)に、表示部(201)に表示される情報を視認し得るようにした開口を有する枠状をなし、この開口の周囲には、情報視認領域(22)の周囲を包囲して、表示部(201)と遊技盤(3)の裏面との間の隙間を遮蔽し得るように後方へ突出する上下及び左右の遮蔽部(211)(212)(213)(214)が設けられている。
各遮蔽部(211)(212)(213)(214)の周辺には、遊技盤(3)における情報視認領域(22)から外れた領域(図6において斜線で示す領域以外の領域)を後方が視認不能とする上下及び左右の枠部(215)(216)(217)(218)が設けられている。
図8に示すように、表示枠部材(21)における左、右の遮蔽部(213)(214)の内側(内周面)には、必要に応じて、表示枠部材(21)と異なる彩色、例えば表面にクロムメッキ等が施された左、右の装飾板(23)(24)が着脱可能に取り付けられる。
各遮蔽板(211)(212)(213)(214)の奥行寸法は、ステージ(14)、誘導路(18)、駆動装置(20)のうち最も後方へ突出する突出量より大になるように設定される。これにより、表示装置(20)を遊技盤(3)の裏面側に配置した際、遮蔽部(211)(212)(213)(214)は、表示装置(20)の表示部(201)をステージ(14)、誘導路(18)、駆動装置(20)等に干渉させることなく、表示装置(20)の表示部(201)と遊技盤(3)の裏面との間の隙間を遮蔽し、隙間から遊技機(1)の内部が露呈することを防止して、見栄えの向上を図ることができる。
なお、遮蔽部(211)(212)(213)(214)は、その後端と表示装置(20)の前面との間に若干の隙間が生じるようにするか、または、ゴム、スポンジ等の緩衝材を介して、後端を表示装置(20)の前面に密接させる。
下遮蔽部(212)は、駆動装置(19)に干渉しないように、その中央部に上方へ隆起した隆起部(212a)が形成される。これにより、駆動装置(20)が露呈しないように、表示装置(20)の表示部(201)と遊技盤(3)の裏面との間の隙間を遮蔽することができる。
表示枠部材(21)における上枠部(215)の裏面には、表面に図示略の複数の発光ダイオードを実装した電装基板(25)が取り付けられている。電装基板(25)に実装された発光ダイオードは、遊技時等に点灯、点滅したりして、上枠部(215)に設けた図示略の開口を透して遊技領域(9)の上部表面を照明して光演出する。
表示枠部材(21)における下枠部(216)には、各入賞口(12b)〜(12e)に入賞した遊技球を下枠部(216)の裏面側に排出させる排出口(216a)〜(216d)(図8参照)が穿設されている。
各入賞口(12b)〜(12e)、図柄始動口(15)、大入賞口(16)に入賞した遊技球は、各センサにより入賞が検知されて、下枠部(216)の裏面側に配置される透明な遊技球通路(26)を通って遊技機(1)の裏面に排出される。
以上のように、本発明に係わる遊技機においては、遊技盤(3)を透明部材により形成するとともに、遊技に関する数字や図柄等の識別情報を含む画像を表示可能な表示装置(20)を、画像が遊技盤(3)を透して遊技領域(9)の幅一杯に視認し得るように遊技盤(3)の裏面側に配置したことにより、遊技者に対して迫力ある遊技を提供することができる。また、表示装置(20)を、遊技盤(3)の裏面から後方へ所定量離間させたことにより、表示装置(20)の表示部(201)が遊技盤(3)の裏面に配置されるステージ(14)、誘導路(18)、駆動装置(20)等の部品に干渉することがない。
遊技盤(3)の裏面と表示装置(20)の表示部(201)との間に、遊技盤(3)における遊技領域(9)と表示部(201)とが重合する情報視認領域(22)の周囲を包囲する不透明の表示枠部材(21)を介在させ、この表示枠部材(21)に、情報視認領域(22)の周囲における表示装置(20)と遊技盤(3)の裏面との間の隙間を遮蔽し得る遮蔽部(211)(212)(213)(214)を設けたことにより、表示装置(20)の表示部(201)と遊技盤(3)の裏面との間の隙間から遊技機(1)の内部が露呈することを防止して見栄えの向上を図ることができる。また、表示枠部材(21)の遮蔽部(211)(212)(213)(214)により、情報視認領域(22)の輪郭をハッキリさせ、見栄えの向上を図ることができる。
表示枠部材(21)は、遊技盤(3)における情報視認領域(22)から外れた領域を後方が視認不能とする枠部(215)(216)(217)(218)を有することにより、遊技盤(3)における情報視認領域(22)から外れた領域から遊技機(1)内部が露呈することを防止して、見栄えの向上を図ることができる。なお、表示枠部材(21)の枠部(215)(216)(217)(218)は、情報視認領域(22)から外れた領域を後方が完全に視認不能になるようにしても良いし、部分的に視認不能になるようにしても良い。
表示枠部材(21)における遮蔽部(211)(212)(213)(214)の内周面の一部に、表示枠部材(21)と異なる彩色の装飾板(23)(24)を着脱可能に設けたことにより、情報透視領域(22)の周囲を必要に応じて装飾することができる。
本発明の一実施形態を適用した弾球遊技機の正面図である。 前扉を開けた状態の弾球遊技機の正面図である。 弾球遊技機の分解斜視図である。 遊技盤の正面図である。 図4におけるVーV線に沿う縦断面図である。 遊技盤の裏面図である。 要部の分解斜視図である。 斜め後方から見た表示枠部材の分解斜視図である。
符号の説明
(1)弾球遊技機
(2)外枠
(3)遊技盤
(4a)ハンドル
(4b)球貯留皿
(5)前扉
(6)ヒンジ
(7)(8)ガイドレール
(9)遊技領域
(10)球受部材
(11)通過口
(12a)入球口
(12b)〜(12e)入賞口
(13)風車
(14)ステージ
(15)図柄始動口
(16)大入賞口
(17)アウト口
(18)誘導路
(19)駆動装置
(20)表示装置
(21)表示枠部材
(22)情報視認領域
(23)(24)装飾板
(25)電装基板
(26)遊技球通路
(31)開口
(51)ガラス板
(141)ステージ部
(142)遊技球落下部
(143)遊技球排出口
(201)表示部
(211)上遮蔽部
(212)下遮蔽部
(212a)隆起部
(213)左遮蔽部
(214)右遮蔽部
(215)上枠部
(216)下枠部
(216a)(216b)(216c)(216d)排出口
(217)左枠部
(218)右枠部

Claims (3)

  1. 遊技盤の表面に形成される遊技領域に遊技球が打出されることにより、所定の遊技が行われるようにした弾球遊技機において、
    前記遊技盤を透視可能な部材により形成するとともに、遊技に関する数字や図柄等の識別情報を含む画像を表示可能な表示装置を、前記画像が前記遊技盤を透して前記遊技領域に表示し得るように前記遊技盤の裏面側に所定量離間させて配置し、
    前記遊技盤の裏面と前記表示装置との間に、前記遊技領域と前記表示装置とが前後に重合する情報視認領域の周囲を包囲することで、前記情報視認領域と該情報視認領域を外れた領域とを区分する不透明の表示枠部材を介在させ、
    前記表示枠部材枠状であって、前記情報視認領域の周囲における前記表示装置と前記遊技盤の裏面との間の隙間を遮蔽し得るように、前記遊技盤の裏面側から前記表示装置側へ向けて突出する上下及び左右の遮蔽部を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 表示枠部材は、遊技盤における情報視認領域から外れた領域を後方が視認不能とする枠部を有することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 表示枠部材における左右の遮蔽部の内周に、前記表示枠部材と異なる彩色を施した左右の装飾板を着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
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