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JP4860407B2 - デッキボードの上下動機構 - Google Patents
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JP4860407B2 - デッキボードの上下動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構に関するものである。
例えば、自動車後部に設けられたデッキルーム内で、トノボードを上下方向に沿って支持しようとする場合には、具体的には図示しないが、フロアパネルの収納室を覆うデッキボードを左右で2分割して、該分割された各デッキボードをデッキルームの両側端に回動可能に軸支する一方、各デッキボードの裏面に複数段のスライドレールを形成して、該各スライドレール毎でトノボードを個々に支持できる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、トノボードを使用しない時は、上記分割された左右のデッキボードを閉塞して、該閉塞により画成される収納室内に荷物を収納し、トノボードを使用する時には、今度は、分割された左右のデッキボードを起立させて、その裏面に形成されたスライドレールを対向させながら、任意段のスライドレールを選択して、これにトノボードを載置すれば、これにより、デッキルーム内にトノボートを介して荷物を収納することが可能となる。
特開2005−186848号公報
然し乍ら、この場合に、トノボードの高さ位置を変更しようとすると、まず、トノボードを現在支持されているスライドレールから完全に引き抜いてから、今度は、希望する高さのスライドレールに完全に差し込まなければならないので、自ずと、引き抜き距離や差し込み距離が長くなって、作業が面倒となり、その上、トノボードを引き抜いた時には、トノボードの全重量を手で支えなければならないので重く、作業が大変となる嫌いがあった。
本発明は、斯かる実情に鑑み開発されたもので、請求項1記載の発明は、自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構であって、デッキボードを固定するアッパーブラケットと、フロアパネル側に固定されるロアブラケットと、該アッパーブラケットとロアブラケットに回動可能に軸支されるリンクアームと、アッパーブラケットとリンクアームを軸支する第1軸と、リンクアームとロアブラケットを軸支する第2軸と、デッキボードの上段位置を規制する上段ストッパーと、デッキボードの下段位置を規制する下段ストッパーとを備え、上記リンクアームの回動で、デッキボードをフロアパネルの収納室の開口を覆う上段位置とフロアパネルに沿う下段位置との間で移動させると共に、デッドポイントを越えることにより正逆二方向の付勢力をリンクアームに付与する弾性付勢手段を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構であって、デッキボードを固定するアッパーブラケットと、フロアパネル側に固定されるロアブラケットと、該アッパーブラケットとロアブラケットに回動可能に軸支されるリンクアームと、アッパーブラケットとリンクアームを軸支する第1軸と、リンクアームとロアブラケットを軸支する第2軸と、デッキボードの上段位置を規制する上段ストッパーと、デッキボードの下段位置を規制する下段ストッパーとを備え、上記リンクアームの回動で、デッキボードをフロアパネルの収納室の開口を覆う上段位置とフロアパネルに沿う下段位置との間で移動させると共に、収納室の後方上端にデッキボードの後端縁を載置する棚部を設け、該棚部は、デッキボードを上段位置で水平に支持する時には、当該棚部でデッキボードの後端縁を載置でき、デッキボードの前端縁を収納室に入り込ませて斜めにした時には、デッキボードの後端縁とは干渉しない大きさであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構であって、デッキボードを固定するアッパーブラケットと、フロアパネル側に固定されるロアブラケットと、アッパーブラケットに回動可能に軸支される第1リンクアームと、ロアブラケットに回動可能に軸支される第2リンクアームと、アッパーブラケットと第1リンクアームを軸支する第3軸と、第1リンクアームと第2リンクアームを軸支する第4軸と、第2リンクアームとロアブラケットを軸支する第5軸と、第1リンクアームと第2リンクアームの連結姿勢を規制するストッパーとを備え、上記第1・第2リンクアームの回動で、デッキボードをフロアパネルの収納室の開口を覆う上段位置とフロアパネルに沿う下段位置との間で移動させると共に、デッドポイントを越えることにより正逆二方向の付勢力を第2リンクアームに付与する弾性付勢手段を設けたことを特徴とする。
依って、請求項1記載の発明にあっては、デッキボードのリンクアームで連結されていない端部を把持するだけで、デッキボードを上段位置と下段位置との間で移動させられるので、従来のトノボードの場合と比較すると、作業長さが短くて済み、且つ、デッキボードの重量の一部を支えれば良いので、いずれにしても、上下動作業が容易となる。その上、デッキボートが上段位置に移動した場合には、上段ストッパーでその位置が規制され、逆に、デッキボードが下段位置に移動した場合には、下段ストッパーでその位置が規制されるので、デッキボードの安定した支持が保障される。又、デッドポイントを越えることにより正逆二方向の付勢力をリンクアームに付与する弾性付勢手段を設けているので、デッキボードを上段位置から下段位置へ移動させる場合も、逆に、下段位置から上段位置へ移動させる場合も、作業がスムーズに行なえるが、特に、下段位置から上段位置に移動させる場合には、弾性付勢手段の付勢力をもって、極めて軽い力で移動させることが可能となる。
請求項2記載の発明にあっては、デッキボードのリンクアームで連結されていない端部を把持するだけで、デッキボードを上段位置と下段位置との間で移動させられるので、従来のトノボードの場合と比較すると、作業長さが短くて済み、且つ、デッキボードの重量の一部を支えれば良いので、いずれにしても、上下動作業が容易となる。その上、デッキボートが上段位置に移動した場合には、上段ストッパーでその位置が規制され、逆に、デッキボードが下段位置に移動した場合には、下段ストッパーでその位置が規制されるので、デッキボードの安定した支持が保障される。又、収納室の後方上端に棚部が設けられているので、上段ストッパーの規制と相俟って、上段位置に移動したデッキボードを安定して確実に支持できる。更に、上段位置に移動したデッキボードは、棚部と上段ストッパーでと、しっかりと支持され、下段位置に移動しようとすると、デッキボードの後端縁は後方上端の棚部に干渉することがないので、スムーズに下段位置まで移動できる。
請求項3記載の発明にあっては、請求項1と同様に、デッキボードの第1・第2リンクアームで連結されていない端部を把持するだけで、デッキボードを上段位置と下段位置との間で移動させられるので、従来のトノボードの場合と比較すると、作業長さが短くて済み、且つ、デッキボードの重量の一部を支えれば良いので、いずれにしても、上下動作業が容易となる。又、デッドポイントを越えることにより正逆二方向の付勢力を第2リンクアームに付与する弾性付勢手段を設けているので、デッキボードを上段位置から下段位置へ移動させる場合も、逆に、下段位置から上段位置へ移動させる場合も、作業がスムーズに行なえるが、特に、下段位置から上段位置に移動させる場合には、弾性付勢手段の付勢力をもって、極めて軽い力で移動させることが可能となる。
本発明は、自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構を前提として、デッキボードを固定するアッパーブラケットと、フロアパネル側に固定されるロアブラケットと、該アッパーブラケットとロアブラケットに回動可能に軸支されるリンクアームと、アッパーブラケットとリンクアームを軸支する第1軸と、リンクアームとロアブラケットを軸支する第2軸と、デッキボードの上段位置を規制する上段ストッパーと、デッキボードの下段位置を規制する下段ストッパーとを備え、上記リンクアームの回動で、デッキボードをフロアパネルの収納室の開口を覆う上段位置とフロアパネルに沿う下段位置との間で移動させることにより、デッキボードの上下動を容易に行なわんとするものである。
以下、本発明を図示する各好適な実施例に基づいて詳述する。まず、第一実施例に係るデッキボードの上下動機構は、自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構として開発されたもので、フロアパネルとデッキボードとの間に画成される収納室に対して、デッキボードをその収納室の開口を覆う上段位置と、フロアパネルに沿う下段位置との間で容易に移動させることを目的としている。
これを具体的に説明すると、第一実施例に係る上下動機構は、図1乃至図2に示す如く、デッキボードの前端縁の両側裏面を固定するアッパーブラケット1と、フロアパネル側に固定されるロアブラケット2と、該アッパーブラケット1とロアブラケット2に回動可能に軸支されるリンクアーム3と、アッパーブラケット1とリンクアーム3を軸支する第1軸4と、該リンクアーム3とロアブラケット2を軸支する第2軸5と、リンクアーム3とロアブラケット2間に装着される弾性付勢手段たる引張コイルばね6とを備える構成となっている。
そして、デッキボードを固定するアッパーブラケット1は、図3にも示す如く、平板形状の上板1aと断面コ字形状の腕板1bとから成り、該腕板1bは、その下端部に上記第1軸4を挿通する挿通孔7を形成して、リンクアーム3の上端部を回動可能に軸支できる構成となっていると共に、コ字形状を画成する一片に後述するリンクアーム3の装着ピン16を受け入れる切欠窓8を形成する構成となっている。
デッキルームのフロアパネル上に固定されるロアブラケット2は、図4にも示す如く、平板形状の下板2aと断面長方形状の脚板2bとから成り、該脚板2bは、その正面側に一対の突出片9を突設して、該各突出片9の上端部に上記第2軸5を挿通する挿通孔10を形成して、リンクアーム3の下端部を回動可能に軸支できる構成となっている一方、脚板2bの上面をリンクアーム3の下端縁を当接してデッキボートの上段位置を規制する上段ストッパー11となすと共に、上記した突出片9が設けられていない脚板2bの正面下部を上記第1軸4を当接してデッキボードの下段位置を規制する下段ストッパー12となす構成となっている。又、脚板2bの側面に上記引張コイルばね6の端部を引っ掛ける装着ピン13を突設する構成を併せて採用している。
このアッパーブラケット1とロアブラケット2に軸支されるリンクアーム3は、図5にも示す如く、その上端部のみが二叉状に分かれた断面コ字形状を呈して、二叉状の上端部に第1軸4を挿通する挿通孔14を形成すると共に、コ字状の下端部に第2軸5を挿通する挿通孔15を形成して、該各挿通孔14・15と上記したアッパーブラケット1側の挿通孔7とロアブラケット2側の挿通孔10とに第1軸4・第2軸5を挿通することにより、各ブラケット1・2に回動可能に軸支される構成となっていると共に、中間部に引張コイルばね6の端部を引っ掛ける装着ピン16を突設する構成となっている。
リンクアーム3とロアブラケット2間に装着される引張コイルばね6は、その付勢力で、通常は、リンクアーム3をデッキボードの上段位置と下段位置のいずれか一方に付勢することとなるが、リンクアーム3が引張コイルばね6のデッドポイントを越えて回動すると、上記の付勢力が反転する構成となっている。
ここで、デッドポイントについて簡単に説明すると、上記リンクアーム3は第2軸5を中心にロアブラケット2に回動可能に軸支されており、引張コイルばね6は、図中、その右端をロアブラケット2に固定的に設けられている装着ピン13に引っ掛け、同左端をリンクアーム3に設けられている可動端たる装着ピン16に引っ掛けているので、引張コイルばね6は、元の短い長さに縮もうとして、装着ピン16を装着ピン13に近づける方向に常時付勢する。この為、図8に示す如く、装着ピン13と装着ピン16の間に位置する引張コイルばね6が、リンクアーム3の回動中心となる第2軸5の丁度真上に位置している状態では、引張コイルばね6は、装着ピン16を第2軸5に向けて付勢することとなり、装着ピン16は第2軸5の周りを回動できない。このように、引張コイルばね6の付勢力が加わっているにもかかわらず、回動できない位置をデッドポイント(死点)と呼ぶ。実際の製品では、デッキボードやリンクアームの重量が鉛直方向(図中下向き)に加わるので、引張コイルばね6の付勢力とこの重量による付勢力を合わせて、デッドポイントは、引張コイルばね6だけを考えた場合に比べて右周り(図中上方)へ少し移動した位置となるが、いずれにしても、引張コイルばね6の付勢力が働いているにもかかわらず、リンクアーム3が回動することのできない位置をデッドポイントと呼ぶ。
このデッドポイント位置を境として、少しでも、右回転した位置で縮もうとする引張コイルばね6によって、リンクアーム3は右回転方向に付勢され、逆に、少しでも、左回転した位置で縮もうとする引張コイルばね6によって、今度は、リンクアーム3は左回転方向に付勢されることとなる。デッドポイントを越えることにより、正逆二方向の付勢力を付与する弾性付勢手段はこのようにして構成される。
尚、第一実施例にあっては、これらアッパーブラケット1とリンクアーム3とロアブラケット2との関係において、デッキボードが上・下段位置に移動した時又は移動する過程で、各部材1・3・2同士が不用意に干渉しあうことがないように、図6に示す如く、アッパーブラケット1の腕板1bの巾を大きくし、リンクアーム3の巾を中間の大きさとなし、ロアブラケット2の脚板2bの巾を小さくしているが、本発明は、これに限定されるものではなく、リンクアーム3の巾は同様に中間の大きさとなして、逆に、アッパーブラケット1の腕板1bの巾を小さくし、ロアブラケット2の脚板2bの巾を大きくしても、同様な作用効果が得られることとなる。いずれにしても、上記各部材1・3・2同士が巾方向で干渉しなければ良い。
又、フロアパネルPとデッキボードBとの間に画成される収納室Rに関しては、その後方上端と後方中間とにデッキボードBの後端縁を個々に載置する上下2段の棚部17a・17bを設けて、少なくとも、本上下動機構から離れた後端縁側では、デッキボードBが上段位置に移動した場合でも、下段位置に移動した場合でも、水平に支持できる構成となっているが、上側の棚部17aに関しては、デッキボードBの前端縁を収納室R内に入り込ませて斜めにした時には、デッキボードBの後端縁と干渉しない大きさとなすものとする(図7参照)。
依って、斯かる第一実施例の上下動機構を用いて、デッキボードBを収納室Rに対して上下動させる場合に、デッキボードBが収納室Rの開口を覆う上段位置に移動していると、図7に示す如く、デッキボードBの前端縁側では、リンクアーム3が起立してその下端縁をロアブラケット2における脚板2bの上段ストッパー11に当接させて、デッキボードBの上段位置を規制し、デッキボードBの後端縁側では、上記した収納室Rの上側棚部17aに載置されることとなるので、これにより、デッキボードB自体は上段位置において水平に支持されることとなるが、この時は、引張コイルばね6の付勢力で、リンクアーム3は図中X方向に付勢されることとなる。又、この状態にあっては、第1軸4が第2軸5に対してその真上を通過した車両前方位置にまで回動している。
即ち、この場合に、第1軸4の軸芯が第2軸5の軸芯よりも車両後方位置にあると、デッキボードBに重量物を載せた場合には、引張コイルばね6の付勢力に抗してデッキボードBが下がってしまい、又、第1軸4の軸芯が第2軸5の軸芯の丁度真上にあると、リンクアーム3は回動しないものの、振動や自動車の加速時などに、リンクアーム3が後方へ回動して、同様に、デッキボードBが下がってしまうが、第1軸4の軸芯が第2軸5の軸芯の真上を通過した車両前方位置にまで回動可能となっているので、重量物によってもリンクアーム3は後方へは逆転せずに、デッキボードBが下がってしまうことがない。
そこで、この上段位置状態から、デッキボードBを下段位置に移動させる場合には、図8に示す如く、デッキボードBの収納室Rの上側棚部17aに載置されている後端縁を斜め上方に持ち上げてから車両後方に引くと、これと連動して、リンクアーム3がアッパーブラケット1を伴って引張コイルばね6の付勢力に抗して図中Y方向に回動することとなる。
そして、リンクアーム3が引張コイルばね6のデッドポイントを越えて回動すると、今度は、引張コイルばね6の付勢力が反転して、リンクアーム3を引張コイルばね6の付勢力で自動的に継続して回動させることとなるので、これにより、デッキボードBの前端縁側が収納室Rに入り込んで傾くこととなる。
すると、最終的には、図9に示す如く、デッキボードBの前端縁側では、アッパーブラケット1とリンクアーム3を軸支する第1軸4がロアブラケット2の脚板2bに設けられた下段ストッパー12に当接して、デッキボードBの下段位置を規制し、デッキボードBの後端縁側では、収納室Rの下側棚部17bに載置されることとなるので、これにより、デッキボードBは下段位置でも水平状態をもって安定した状態に支持されることとなる。尚、この場合には、収納室Rの上側棚部17aは、上記した大きさに設定されているので、デッキボードBの後端縁が下側棚部17bに載置される過程では、デッキボードBの後端縁が上側棚部17aと干渉することがない。
従って、これにより、デッキボードBはフロアパネルPに沿う下段位置に安定して移動することが可能となるので、デッキボードBの上段位置から下段位置への移動が頗る容易となる訳であるが、この場合には、従来のトノボードの場合と比較すると、作業長さが短くて済み、且つ、デッキボードBの重量の一部を支えれば良いので、いずれにしても、作業が容易となる。尚、リンクアーム3の回動で、アッパーブラケット1も回動する訳であるが、この場合には、その腕板1b側に設けられている切欠窓8がリンクアーム3側の装着ピン16を受け入れるので、両者が干渉しあうこともない。
逆に、デッキボードBを下段位置から上段位置へ移動する場合には、上記した作業順を逆に行なうこととかなるが、デッキボードBの収納室Rの下側棚部17bに載置されている後端縁を斜め上方に持ち上げながら車両前方に押すと、これと連動して、今度は、リンクアーム3がアッパーブラケット1を伴って引張コイルばね6の付勢力に抗して図中のX方向に回動することとなる。
そして、リンクアーム3が引張コイルばね6のデッドポイントを越えると、今度は、引張コイルばね6の付勢力が反転して、リンクアーム3を引張コイルばね6の付勢力で自動的に継続して同方向に回動させることとなるので、これにより、デッキボードBの前端縁側では、リンクアーム3が起立してその下端縁をロアブラケット2における脚板2bの上段ストッパー11に当接させて、デッキボードBの上段位置を規制し、デッキボードBの後端縁側では、上記した収納室Rの上側棚部17aに載置されることとなるので、デッキボードBは収納室Rの開口を覆う上段位置に移動できることとなる。特に、この場合には、リンクアーム3が引張コイルばね6のデッドポイントを越えると、引張コイルばね6の反転付勢力で、リンクアーム3を起立する方向に自動的に導くので、極めて軽い力で移動させ得る大きな利点がある。
尚、上記した第一実施例にあっては、ロアブラケット2の下板2aを収納室Rを画成するフロアパネルPに直に固定したものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、デッキボードBを含めた機構全体の重量を強度をもって支える観点から、第10図のAに示す如く、ロアブラケット2の下板2aを車体構造側に固定して、該車体構造から延出するロアブラケット2の脚板2bを収納室Rの底壁に設けられた通孔18を経て収納室R内に突出させたり、或いは、同図のBに示す如く、同じく、ロアブラケット2の下板2aを車体構造側に固定して、該車体構造から延出するロアブラケット2の折曲された脚板2bを収納室Rの前壁に設けられた通孔18を経て収納室R内に突出させるように構成することも可能である。
次に、第二実施例に係るデッキボードBの上下動機構を説明すると、該第二実施例のものは、基本的には、上記第一実施例の構成をそのまま踏襲するものであるが、異なるところは、図11乃至図12に示す如く、アッパーブラケット1に関しては、その腕板1bを二叉状に分離し、ロアブラケット2に関しては、その脚板2bを同じく二叉状に分離し、リンクアーム3に関しては、全体を2分割する一方、ロアブラケット2に設けられる上段ストッパー11を二叉状の脚板2bに設けられるピン部材で構成して、デッキボードBの上段位置を規制する場合には、該ピン部材からなる上段ストッパー11に2分割されたリンクアーム3の下端縁を個々に当接させる構成となしたものである。尚、その他の構成及び作用効果については、第一実施例と同様であるので、ここでは、その説明を省略する。
更に、第三実施例に係るデッキボードBの上下動機構を説明すると、該第三実施例のものは、図13乃至図14に示す如く、デッキボードBの前端縁の両側裏面を固定するアッパーブラケット1と、フロアパネルP側に固定されるロアブラケット2と、アッパーブラケット1に回動可能に軸支される第1リンクアーム3Aと、ロアブラケット2に回動可能に軸支される第2リンクアーム3Bと、アッパーブラケット1と第1リンクアーム3Aを軸支する第3軸19と、第1リンクアーム3Aと第2リンクアーム3Bを軸支する第4軸20と、第2リンクアーム3Bとロアブラケット2を軸支する第5軸21と、第2リンクアーム3Bとロアブラケット2間に装着される弾性付勢手段たる引張コイルばね6とを備える構成となっている。
そして、デッキボードBを固定するアッパーブラケット1は、図15にも示す如く、平板形状の上板1aと矩形形状の腕板1bとから成り、該腕板1bは、その下端部に上記第3軸19を挿通する挿通孔22を形成して、第1リンクアーム3Aの上端部を回動可能に軸支できる構成となっている。
デッキルームのフロアパネルP上に固定されるロアブラケット2は、図16にも示す如く、上面と正面と背面側が開放された箱形状を呈し、その両側部に上記第5軸21を挿通する挿通孔23を形成して、第2リンクアーム3Bの下端部を回動可能に軸支できる構成となっていると共に、両側部の内面に第2リンクアーム3Bを起立した状態に保持する一対の保持壁24を対向して突設する構成となっている。又、両側部の外面に上記引張コイルばね6の端部を引っ掛ける装着ピン25を突設する構成を併せて採用している。
上記アッパーブラケット1に軸支される第1リンクアーム3Aは、図17にも示す如く、上下端部を二叉状となして、当該二叉状の上端部に第3軸19を挿通する挿通孔26を形成し、二叉状の下端部に上記第4軸20を挿通する挿通孔27を形成して、該各挿通孔26・27と上記したアッパーブラケット1側の挿通孔22と後述する第2リンクアーム3B側の挿通孔28とに第3軸19・第4軸20を挿通することにより、アッパーブラケット1と第2リンクアーム3Bに回動可能に軸支される構成となっている。
次の第2リンクアーム3Bは、図18にも示す如く、その下端部側のみが二叉状に分かれた断面コ字形状を呈して、上端部から中間寄りの部分に第4軸20を挿通する挿通孔28を形成すると共に、二叉状の下端部に第5軸21を挿通する挿通孔29を形成して、該各挿通孔28・29と上記した第1リンクアーム3Aの挿通孔27と上記したロアブラケット2側の挿通孔23とに第4軸20・第5軸21を挿通することにより、第1リンクアーム3Aとロアブラケット2に回動可能に軸支される構成となっていると共に、コ字形状の連絡壁を第1リンクアーム3Aと第2リンクアーム3Bの連結姿勢を規制するストッパー30となして、デッキボードBが上段位置に移動する時には、上記一対の保持壁24と相俟って、その上段位置を規制できる構成となっている。又、中間部に引張コイルばね6の端部を引っ掛ける装着ピン31を突設する構成を併せて採用している。
第2リンクアーム3Bとロアブラケット2間に装着される引張コイルばね6は、第一実施例と同様に、その付勢力で、通常は、第2リンクアーム3Bを第1リンクアーム3Aを伴ってデッキボードBの上段位置と下段位置のいずれか一方に付勢するものであるが、第2リンクアーム3Bが引張コイルばね6のデッドポイントを越えて回動すると、上記の付勢力が反転する構成となっている。
尚、第三実施例にあっては、これらアッパーブラケット1と第1リンクアーム3Aと第2リンクアーム3Bとロアブラケット2との関係において、デッキボードBが上・下段位置に移動した時又は移動する過程で、各部材1・3A・3B・2同士が不用意に干渉しあうことがないように、図19に示す如く、アッパーブラケット1の腕板1bの巾を極小となし、第1リンクアーム3Aの巾を小さくし、第2リンクアーム3Bの巾を中間の大きさとなし、ロアブラケット2の巾を大きくなしているが、いずれにしても、上記各部材1・3A・3B・2同士が巾方向に干渉しなければ良い。
又、第三実施例にあっては、上記した第3軸19の軸芯と第4軸20の軸芯の距離L1が第4軸20の軸芯と第5軸21の軸芯の距離L2よりも長く設定しているので、デッキボードBの前端縁を上段位置でも下段位置でも略同一に揃えることができる結果、収納室Rの垂直前壁に対して、上段位置(図20)でも下段位置(図22)でも小さな隙間で配置でき、当該隙間から収納室Rの内部に荷物が落ちたり、隙間に荷物が挟まれることを有効に防止できる。
更に、デッキボードBを上段位置に移動させた時には、第4軸20の軸芯は第5軸21の軸芯に対してその真上を通過した車両前方位置まで回動可能であり、第3軸19の軸芯は第4軸20の軸芯に対してその真上を通過した車両前方位置まで回動可能であるように設定しているので、仮に、第3軸19の軸芯が第4軸20の軸芯よりも、又、第4軸20の軸芯が第5軸21の軸芯よりも車両後方位置にあると、デッキボードBに重量物を載せた場合には、引張コイルばね6の付勢力に抗してデッキボードBが下がってしまい、又、第3軸19・第4軸20の軸芯が第4軸20・第5軸21の軸芯の丁度真上にあると、第1・第2リンクアーム3A・3Bは回動しないものの、振動や自動車の加速時などに、第1・第2リンクアーム3A・3Bが後方へ回動して、同様に、デッキボードBが下がってしまうが、重量物によっても第1・第2リンクアーム3A・3Bは後方へは逆転せずに、デッキボードBが下がってしまうことがない。
依って、斯かる第三実施例の上下動機構を用いて、デッキボードBを収納室Rに対して上下動させる場合に、デッキボードBが収納室Rの開口を覆う上段位置に移動していると、図20に示す如く、デッキボードBの前端縁側では、第2リンクアーム3Bがロアブラケット2の保持壁24によってその起立姿勢が保持されると同時に、第1リンクアーム3Aも連絡壁よりなるストッパー30によってその起立姿勢が保持されて、デッキボードBの上段位置が規制され、デッキボードBの後端縁側では、第一実施例と同様に、収納室Rの上側棚部17a(図示せず)に載置されることとなるので、これにより、デッキボードB自体は上段位置において水平に支持されることとなるが、この時は、引張コイルばね6の付勢力で、第2リンクアーム3Bは第1リンクアーム3Aを伴って図中X方向に付勢されることとなる。
そこで、この上段位置状態から、デッキボードBを下段位置に移動させる場合には、図21に示す如く、デッキボードBの収納室Rの上側棚部17a(図示せず)に載置されている後端縁を斜め上方に持ち上げてから車両後方に引くと、これと連動して、第1・第2リンクアーム3A・3Bがアッパーブラケット1を伴ってくの字状に折り畳まれながら引張コイルばね6の付勢力に抗して図中Y方向に回動することとなる。
そして、第2リンクアーム3Bが引張コイルばね6のデッドポイントを越えて回動すると、今度は、引張コイルばね6の付勢力が反転して、第2リンクアーム3Bを引張コイルばね6の付勢力で自動的に継続して同方向に回動させることとなるので、これにより、デッキボードBの前端縁側が収納室R内に入り込んでいく。
すると、最終的には、図22に示す如く、上記した巾差の関係で、第2リンクアーム3Bがロアブラケット2の内側に折り畳まれ、第1リンクアーム3Aが第2リンクアーム3Bの内側に折り畳まれることとなるので、デッキボードBの前端縁側では、そのまま、アッパーブラケット1に固定された状態で、デッキボードBの下段位置が自動的に規制され、デッキボードBの後端縁側では、第一実施例と同様に、収納室Rの下側棚部17b(図示せず)に載置されることとなる。又、この場合には、デッキボードBの前端縁が上段位置と同様に下段位置でも略同一に揃えることができるので、見栄えも向上する。
従って、これにより、第三実施例にあっても、デッキボードBは、フロアパネルPに沿う下段位置に安定して移動することが可能となるので、デッキボードBの上段位置から下段位置への移動が頗る容易となる訳であるが、この場合には、従来のトノボードの場合と比較すると、作業長さが短くて済み、且つ、デッキボードBの重量の一部を支えれば良いので、いずれにしても、作業が容易となる。その上、第三実施例にあって、デッキボードBを下段位置に移動させた場合には、第1・第2リンクアーム3A・3B同士を完全に折り畳めることとなるので、デッキボードBをフロアパネルPに接近させた位置で支持できる結果、第一実施例と比較すると、デッキボードBを上下方向でかなりの距離を置いて移動させる利点がある。
逆に、デッキボードBを下段位置から上段位置へ移動させる場合には、やはり、上記した作業順を逆に行なうこととなるが、下段位置にあるデッキボードBの後端縁を上方に持ち上げながら車両前方に押すと、これと連動して、今度は、第1リンクアーム3Aがアッパーブラケット1を伴って図中のX方向へ回動すると同時に、第2リンクアーム3Bも引張コイルばね6の付勢力に抗して図中のX方向へ回動することとなる。
そして、第2リンクアーム3Bが引張コイルばね6のデッドポイントを越えて回動すると、今度は、引張コイルばね6の付勢力が反転して、第2リンクアーム3Bを第1リンクアーム3Aを伴って引張コイルばね6の付勢力で自動的に継続して回動させることとなるので、これにより、デッキボードBの前端縁側では、第2リンクアーム3Bがロアブラケット2の保持壁24に当接すると同時に、第1リンクアーム3Aが第2リンクアーム3Bのストッパー30に当接して、デッキボードBの上段位置を規制し、デッキボードBの後端縁側では、収納室Rの上側棚部17aに載置されるので、デッキボードBは収納室Rの開口を覆う上段位置に移動できることとなる。特に、この場合も、第一実施例と同様に、第2リンクアーム3Bが引張コイルばね6のデッドポイントを越えると、引張コイルばね6の反転付勢力で、第2・第1リンクアーム3B・3Aを起立する方向に自動的に導くので、極めて軽い力で移動させることが可能となる。
最後に、第四実施例に係るデッキボードBの上下動機構を説明すると、該第四実施例のものは、今までの各実施例が、単に、デッキボードBを水平に上下動させるものであるのに対して、これに加えて、更に、デッキボードBを自動車のデッキルーム内で垂直に起立させて、デッキルームを仕切ることができるようになしたものである。
この為に、第四実施例にあっては、図23・図24に示す如く、デッキルームの側面に突出方向へ弾性付勢された出没自在なプッシュピンや側面から突出したり側面に沿うように折り畳めるフックなどから成る支持体32を設けて、該支持体32の支持作用で、垂直状態に起立したデッキボードBをその姿勢のまま支持できる構成を採用している。尚、支持体32はデッキボードB側に設けることも可能である。
依って、第四実施例にあっても、具体的には図示しないが、上記した各実施例と同様に、デッキボードBを上段位置と下段位置との間で移動させられることは言うまでもないが、これに加えて、上記した支持体32のデッキルーム内に対する突出状態を解除しながら、アッパーブラケット1をデッキボードBと一緒に車両前方方向に回動させた後、突出状態に復帰した支持体32で、デッキボードBの裏面を両側から支持すれば、これにより、デッキルームを簡単に仕切ることが可能となる。
尚、第四実施例で示した上下動機構は、第一実施例の機構をそのまま応用したものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、第二実施例や第三実施例の機構を応用することも十分に可能である。
本発明に係る上下動機構は、デッキボードを収納室の開口を覆う上段位置とフロアパネルに沿う下段位置との間で容易に移動させることが可能となるので、これを自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構に応用すれば、頗る好都合なものとなる。
本発明の第一実施例に係る上下動機構をデッキボードを上段位置に支持する状態をもって示す斜視図である。 同上下動機構をデッキボードを下段位置で支持する状態をもって示す斜視図である。 (A)はアッパーブラケットの側面図、(B)は同背面図、(C)は同底面図である。 (A)はロアブラケットの側面図、(B)は同正面図、(C)は同平面図である。 (A)はリンクアームの側面図、(B)は同正面図である。 アッパーブラケットとリンクアームとロアブラケットの巾寸法の関係を示す正面図である。 デッキボードを上段位置に支持した状態を示す断面図である。 デッキボードが上段位置から下段位置へ移動する過程を示す断面図である。 デッキボードを下段位置に支持した状態を示す断面図である。 (A)(B)はロアブラケットの収納室に対する固定状態の他例を示す要部断面図である。 第二実施例に係る上下動機構をデッキボードを上段位置に支持する状態をもって示す斜視図である。 同上下動機構をデッキボードを下段位置で支持する状態をもって示す斜視図である。 第三実施例に係る上下動機構をデッキボードを上段位置に支持する状態をもって示す斜視図である。 同上下動機構をデッキボードを下段位置で支持する状態をもって示す斜視図である。 (A)はアッパーブラケットの側面図、(B)は同底面図である。 (A)はロアブラケットの側面図、(B)は同平面図である。 (A)は第1リンクアームの側面図、(B)は同正面図である。 (A)は第2リンクアームの側面図、(B)は同正面図である。 アッパーブラケットと第1リンクアームと第2リンクアームとロアブラケットの巾寸法の関係を示す正面図である。 デッキボードを上段位置に支持した状態を示す要部断面図である。 デッキボードが上段位置から下段位置へ移動する過程を示す要部断面図である。 デッキボードを下段位置に支持した状態を示す要部断面図である。 第四実施例に係る上下動機構の下で、デッキボードを垂直状態に支持した状態を示す要部断面図である。 第四実施例に係る上下動機構の下で、デッキボードを垂直状態に支持した状態を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 アッパーブラケット
1a アッパーブラケットの上板
1b アッパーブラケットの腕板
2 ロアブラケット
2a ロアブラケットの下板
2b ロアブラケットの脚板
3 リンクアーム
3A 第1リンクアーム
3B 第2リンクアーム
4 第1軸
5 第2軸
6 引張コイルばね(弾性付勢手段)
7 挿通孔
8 切欠窓
9 突出片
10 挿通孔
11 上段ストッパー
12 下段ストッパー
13 装着ピン
14 挿通孔
15 挿通孔
16 装着ピン
17a 上側棚部
17b 下側棚部
18 通孔
19 第3軸
20 第4軸
21 第5軸
22 挿通孔
23 挿通孔
24 保持壁
25 装着ピン
26 挿通孔
27 挿通孔
28 挿通孔
29 挿通孔
30 ストッパー
31 装着ピン
32 支持体
P フロアパネル
B デッキボード
R 収納室
L1 第3軸と第4軸の距離
L2 第4軸と第5軸の距離
X 上段位置への付勢方向
Y 下段位置への付勢方向

Claims (3)

  1. 自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構であって、デッキボードを固定するアッパーブラケットと、フロアパネル側に固定されるロアブラケットと、該アッパーブラケットとロアブラケットに回動可能に軸支されるリンクアームと、アッパーブラケットとリンクアームを軸支する第1軸と、リンクアームとロアブラケットを軸支する第2軸と、デッキボードの上段位置を規制する上段ストッパーと、デッキボードの下段位置を規制する下段ストッパーとを備え、上記リンクアームの回動で、デッキボードをフロアパネルの収納室の開口を覆う上段位置とフロアパネルに沿う下段位置との間で移動させると共に、デッドポイントを越えることにより正逆二方向の付勢力をリンクアームに付与する弾性付勢手段を設けたことを特徴とするデッキボードの上下動機構。
  2. 自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構であって、デッキボードを固定するアッパーブラケットと、フロアパネル側に固定されるロアブラケットと、該アッパーブラケットとロアブラケットに回動可能に軸支されるリンクアームと、アッパーブラケットとリンクアームを軸支する第1軸と、リンクアームとロアブラケットを軸支する第2軸と、デッキボードの上段位置を規制する上段ストッパーと、デッキボードの下段位置を規制する下段ストッパーとを備え、上記リンクアームの回動で、デッキボードをフロアパネルの収納室の開口を覆う上段位置とフロアパネルに沿う下段位置との間で移動させると共に、収納室の後方上端にデッキボードの後端縁を載置する棚部を設け、該棚部は、デッキボードを上段位置で水平に支持する時には、当該棚部でデッキボードの後端縁を載置でき、デッキボードの前端縁を収納室に入り込ませて斜めにした時には、デッキボードの後端縁とは干渉しない大きさであることを特徴とするデッキボードの上下動機構。
  3. 自動車後部に設けられたデッキルームのフロアパネル上に配置されるデッキボードを上下動させる機構であって、デッキボードを固定するアッパーブラケットと、フロアパネル側に固定されるロアブラケットと、アッパーブラケットに回動可能に軸支される第1リンクアームと、ロアブラケットに回動可能に軸支される第2リンクアームと、アッパーブラケットと第1リンクアームを軸支する第3軸と、第1リンクアームと第2リンクアームを軸支する第4軸と、第2リンクアームとロアブラケットを軸支する第5軸と、第1リンクアームと第2リンクアームの連結姿勢を規制するストッパーとを備え、上記第1・第2リンクアームの回動で、デッキボードをフロアパネルの収納室の開口を覆う上段位置とフロアパネルに沿う下段位置との間で移動させると共に、デッドポイントを越えることにより正逆二方向の付勢力を第2リンクアームに付与する弾性付勢手段を設けたことを特徴とするデッキボードの上下動機構。
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