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JP4861293B2 - 通信装置、通信方法および通信プログラム - Google Patents
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通信装置、通信方法および通信プログラム Download PDF

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Description

この発明は、ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有する通信装置、通信方法および通信プログラムに関する。
従来より、広域イーサネット(登録商標)サービスにおいて、装置の障害発生を知らせるアラームが鳴った場合には、アラームに該当する装置やパッケージなどを交換してサービスの復旧を行ってきた。一方、帯域設定などのQoS(Quality of Service)設定の誤りで通信が切れている場合には、「装置故障によるアラーム」が鳴ることはなく、装置の管理者が障害に気付かないために、エンドユーザからの申告によりはじめて障害箇所の特定を行うこととなる。
ここで、図11を用いて、従来技術に係る帯域設定の誤りによる障害について説明する。図11は、従来技術に係る帯域設定の誤りによる障害について説明するための図である。
図11に示すように、通信装置Aは、広域イーサネット(登録商標)サービスに接続されるL2スイッチなどのデータを中継する通信装置であり、複数の通信装置(例えば、通信装置B〜通信装置Fなど)と相互にデータ通信可能に接続されている。そして、各通信装置は、複数のポート(例えば、「PortA−1」や「PortA−2」など)を有しており、各ポートにおいて、管理者により予め帯域が設定されている。
例えば、通信装置Aの「PortA−1」と、通信装置Bの「PortB−1」と、通信装置Bの「PortB−2」との帯域設定を100Mbpsと設定して、通信装置Aの「PortA−2」の帯域設定を100Mbpsと設定するところを誤って10Mbpsに設定したとする。ここでは、このネットワークは、サービスとして100Mbpsとしているために、通信装置Aの「PortA−2」から10Mbps以上のパケットが流れると、パケットのロスが発生して、通信装置Aと通信装置Bとの間において、通信することができない可能性がある。この結果、管理者により導通確認用のPingパケットなどで導通確認を行ったとしても、当該Pingパケットが通ったり通らなかったりして、通信装置の故障や障害などが発生した箇所と原因との調査が長期化する。
また、特許文献1では、スイッチングノード装置は、転送するデータの種類、特性または長さに適合した最適帯域を持つパスを動的に確立して、送信側ノードから中継ノードを介して受信側ノードにパケットを送信し、データの転送が終了して受信側ノードからの応答を受け取ると当該パスを解放する。一方で、スイッチングノード装置は、受信側ノードからの応答がない場合に、障害が発生していることを認識している。
特開2004−56728号公報
しかしながら、上記した従来の技術は、管理者による設定の誤りなどで装置故障を示すアラームが鳴らない障害が発生した場合に、詳細な障害箇所の特定をすることが困難であるという課題があった。例えば、従来技術に係るスイッチングノード装置において、図11のような帯域設定の誤りがある場合に、誤った帯域設定によってデータの転送をするために、データ転送終了後の受信側ノードからの応答が遅れるとともに、受信側ノードからの応答を受信したとしても、どのノードにおいて障害が発生していたかを特定することが困難である。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、予期できない装置故障や設定ミスなどで障害が発生した場合に、詳細な障害箇所を特定することが可能である通信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有する通信装置であって、前記複数のポートごとに設定されている帯域情報を記憶する設定情報記憶手段と、前記ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信する送信手段と、前記送信手段により送信された導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、前記記憶手段から取得する設定情報取得手段と、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、前記導通確認パケットを送信したポートに対して応答する応答手段と、前記応答手段により応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、前記ネットワークを管理するノードに対して通知する通知手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して、EthernetOAMの経路情報の確認と障害箇所の特定との機能を持つLT機能、検査フレームを送信して接続確認する機能を持つLB機能および定期的に検査フレームを送受信して接続確認する機能を持つCC機能のいずれか一つ、または、複数を用いて当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して、エラーメッセージと制御メッセージとを転送する機能を持つICMPを用いて当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記複数のポートにおいて帯域情報の期待値を記憶する期待値記憶手段をさらに備え、前記通知手段は、前記導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、記憶された期待値と比較して一致するか否かを判定し、判定された結果を、前記ネットワークを管理するノードに対して通知することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記複数のポートそれぞれが、前記伝送経路に基づいてデータを送信する送信先のポートの帯域情報を保持する保持手段をさらに備え、前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、前記保持手段により保持している帯域情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信し、前記設定情報取得手段は、前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を前記記憶手段から取得し、前記応答手段は、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報と、受信された導通確認パケットに付加された帯域情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にのみ、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答することを特徴とする。
本発明によれば、導通確認パケットの応答の際に、ポートの設定情報を付加した導通応答パケットを送信することとしたので、装置故障以外の障害となり得る帯域誤設定などを検出することが可能である。
また、本発明によれば、導通確認パケットとしてLT機能、LB機能およびCC機能を利用することとしたので、標準機能の一部として導通確認パケットを送信することが可能である。
また、本発明によれば、導通確認パケットとしてICMPを利用することとしたので、標準機能の一部として導通確認パケットを送信することが可能である。
また、本発明によれば、設定情報の期待値を予め所定の記憶部に記憶することとしたので、応答速度の高速化が可能である。
また、本発明によれば、導通確認パケット送信側において受信側のポート設定情報を保持し、保持している設定情報を付加した導通確認パケットを送信することとしたので、双方向で正しい設定値かどうかを確認することが可能である。
また、本発明によれば、複数のポート情報を把握してネットワークを一括管理しているNMSを利用して、一括で設定確認することとしたので、帯域情報の誤設定などの操作ミスを軽減することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る通信装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る通信装置の概要および特徴、通信装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に本実施例による効果を説明する。
[概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る通信装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る通信装置の概要および特徴を示す図である。
この通信装置Aは、広域イーサネット(登録商標)サービスに接続されるL2スイッチなどのデータを中継する通信装置であり、当該通信装置Aと同様の機能を有する通信装置B〜通信装置Fと、予め管理者により決定された伝送経路に基づいて複数のポート「PortA−1」、「PortA−2」、「PortB−1」、「PortB−2」を介して、相互にデータ通信可能に接続されている。また、通信装置Aは、図示したネットワークを管理するノードである管理装置と接続されている。
ここでは、通信装置Aの「PortA−1」から、通信装置Aの「PortA−2」と通信装置Bの「PortB−1」とを介した通信装置Bの「PortB−2」への伝送経路を、予め決定される伝送経路とする。そして、通信装置Aにおける各ポートの帯域設定を「PortA−1:100Mbps」、「PortA−2:10Mbps」として、通信装置Bにおける各ポートの帯域設定を「PortB−1:100Mbps」、「PortB−2:100Mbps」として、「PortA−2」の帯域を誤って設定していることとする。
このような構成において、通信装置Aは、ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有することを概要とするものであり、特に、装置故障以外の障害となり得る帯域誤設定などを検出することが可能である点を主たる特徴とする。
この主たる特徴について具体的に説明すると、通信装置Aは、ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に(図1の(1)参照)、予め決定された伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信する(図1の(2)参照)。具体的に例を挙げると、通信装置Aは、ネットワークを管理する管理装置からネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を「PortA−1」において受け付けた場合に、予め決定された伝送経路に基づいてデータを受信して接続先に転送させる「PortA−2」に対してネットワークの接続状態を確認する当該導通確認要求を受け付けた「PortA−1」から導通確認パケットを送信する。
そして、通信装置Aは、送信された導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、所定の記憶部から取得する(図1の(3)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置Aは、「PortA−1」から送信された導通確認パケットが転送する「PortA−2」に受信された場合に、当該導通確認パケットを受信した「PortA−2」に設定されている帯域情報「PortA−2:10Mbps」を所定の記憶部から取得する。また、この導通確認パケットを受信した「PortA−2」は、受信した導通確認パケットを通信装置Bの「PortB−1」に転送する。その後、転送された通信装置Bの「PortB−1」においても、「PortA−2」と同様に、「PortB−1」に設定されている帯域情報「PortB−1:100Mbps」が通信装置Bにより所定の記憶部から取得される。このように、導通確認パケットを受信して転送させたポートでは、上記した処理が実施される。
続いて、通信装置Aは、取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答する(図1の(4)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置Aは、「PortA−2」により取得された帯域情報「PortA−2:10Mbps」を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信した「PortA−1」に対して導通応答パケットを送信する。また、導通確認パケットを受信した通信装置Bの「PortB−1」は、帯域情報「PortB−1:100Mbps」を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信した「PortA−1」に対して導通応答パケットを送信する。このように、導通確認パケットを受信したポートでは、上記処理が実施される。
その後、通信装置Aは、応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理するノードに対して通知する(図1の(5)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置Aは、帯域情報「PortA−2:10Mbps」を付加された導通応答パケットが導通確認パケットを送信した「PortA−1」により受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報「PortA−2:10Mbps」を取得して、ネットワークを管理する管理装置に対して通知する。また、通信装置Aは、帯域情報「PortB−1:100Mbps」を付加された導通応答パケットが通信装置Bの「PortB−1」により送信されて「PortA−1」により受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理する管理装置に対して通知する。このように、導通応答パケットを受信したポートでは、上記処理が実施される。なお、通信装置Aにより帯域情報を通知された管理装置は、通知された帯域情報から各ポートの設定情報を判定して、誤設定による障害箇所を特定する。
このようなことから、実施例1に係る通信装置Aは、ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有する場合に、ポートの帯域情報を付加した導通応答パケットを応答することができる結果、上記した主たる特徴のごとく、装置故障以外の障害となり得る帯域誤設定などを検出することが可能である。
[実施例1に係る通信装置の構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係る通信装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係る通信装置の構成を示す構成図である。図2に示すように、通信装置A10は、ポート11a〜ポート11e、記憶部12および制御部13から構成される。また、通信装置A10と通信装置B20と通信装置C30とは、同様の機能を有しており、ここでは、通信装置A10を例にして説明する。この通信装置A10は、通信装置B20と、通信装置C30と、このネットワークを管理するノードである管理装置1と相互にデータ通信可能に接続されている。また、ポート11b以外の各ポートの帯域設定を100Mbps、ポート11bの帯域設定を10Mbpsとして、ポート11bにおいて設定ミスがあることとする。なお、このネットワークにおいて、通信装置A10のポート11aからポート11bを介して、通信装置B20への経路を予め決定される伝送経路とする。
ポート11a〜ポート11eは、ネットワークを介して送受信されるデータを入出力する端子である。ポート11a〜ポート11eは、予め決定された伝送経路に基づいて管理装置1や通信装置B20や通信装置C30などとデータを送受信する。なお、図2において、ポート11a〜ポート11eの5つのポートを図示したが、通信装置A10は、一つまたは複数のポートを有していてよい。
記憶部12は、制御部13による各種処理に必要なデータや、制御部13による各種処理結果を記憶し、特に本発明に密接に関連するものとしては、ルーティングテーブル12aと、設定情報記憶部12bとを備える。
ルーティングテーブル12aは、通信装置A10に接続されるネットワークにおけるデータ伝送経路情報を記憶する。例えば、ルーティングテーブル12aは、ポート11bには通信装置B20が接続され、通信装置B20には通信装置C30が接続され、管理装置1から導通要求確認を受け付けた場合に、導通確認パケットをポート11aからポート11bを介して通信装置B20に送信するなどを示すデータ伝送経路情報を記憶している。
設定情報記憶部12bは、複数のポートごとに設定されている帯域情報を記憶する。例えば、設定情報記憶部12bは、「ポート11a:100Mbps」、「ポート11b:10Mbps」、「ポート11c:100Mbps」など、ポート11a〜ポート11eの各ポートに設定されている帯域情報を記憶している。なお、設定情報記憶部12bは、特許請求の範囲に記載の「設定情報記憶手段」に対応する。
制御部13は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、導通確認パケット送信部13a、設定情報取得部13b、導通応答パケット送信部13cおよび設定情報通知部13dを備え、これらによって種々の処理を実行する。
導通確認パケット送信部13aは、ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に、予め決定された伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから装置(ポート)間の導通状態を確認する導通確認パケットを送信する。
具体的に例を挙げると、導通確認パケット送信部13aは、ネットワークを管理する管理装置1からネットワークの接続状態を確認する導通確認要求をポート11aにおいて受け付けた場合に、ルーティングテーブル12aに記憶されるデータ伝送経路情報に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポート11bに対して当該導通確認要求を受け付けたポート11aから導通確認パケットを送信する。なお、導通確認パケット送信部13aは、特許請求の範囲に記載の「送信手段」に対応する。
設定情報取得部13bは、導通確認パケット送信部13aにより送信された導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を設定情報記憶部12bから取得する。
上記した例で具体的に説明すると、設定情報取得部13bは、ポート11aから送信された導通確認パケットが転送するポート11bにより受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポート11bに設定されている帯域情報「ポート11b:10Mbps」を設定情報記憶部12bから取得する。そして、設定情報取得部13bは、ポート11aから送信された導通確認パケットがポート11bにおいて受信された場合に、受信した導通確認パケットをルーティングテーブル12aに記憶されるデータ伝送経路情報に基づいて通信装置B20に転送する。なお、導通確認パケットを転送された通信装置B20においても、同様に、各ポートに設定されている帯域情報を通信装置B20の設定情報記憶部から取得する。なお、設定情報取得部13bは、特許請求の範囲に記載の「設定情報取得手段」に対応する。
導通応答パケット送信部13cは、設定情報取得部13bにより取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答する。
上記した例で具体的に説明すると、導通応答パケット送信部13cは、設定情報取得部13bにより取得された帯域情報「ポート11b:10Mbps」を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成する。そして、導通応答パケット送信部13cは、導通確認パケットを送信したポート11aに対して導通応答パケットを送信する。また、導通確認パケットを受信した通信装置B20においても、同様に、取得された各ポートに設定されている帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポート11aに対して導通応答パケットを送信する。また、実施例1に係る導通確認パケットのフォーマットとしては、図3に示すように、ICMP(Internet Control Message Protocol)フレームのICMP部領域内に記載する。この図3は、実施例1に係る導通応答パケットのフォーマットの一例を示す図である。なお、導通応答パケット送信部13cは、特許請求の範囲に記載の「応答手段」に対応する。
設定情報通知部13dは、導通応答パケット送信部13cにより応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理するノードに対して通知する。
上記した例で具体的に説明すると、設定情報通知部13dは、帯域情報「ポート11b:10Mbps」を付加された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポート11aにより受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報「ポート11b:10Mbps」を取得する。そして、設定情報通知部13dは、取得した帯域情報を、ネットワークを管理する管理装置1に対して通知する。また、設定情報通知部13dは、同様に、通信装置B20の各ポートの帯域情報を付加された導通応答パケットがポート11aにより受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理する管理装置1に対して通知する。その後、通信装置A10により帯域情報を通知された管理装置1は、通知された帯域情報から各ポートの設定情報を判定して、誤設定による障害箇所を特定する。なお、設定情報通知部13dは、特許請求の範囲に記載の「通知手段」に対応する。
[実施例1に係る通信装置による処理]
次に、図4を用いて、実施例1に係る通信装置A10による設定情報通知処理を説明する。図4は、実施例1に係る通信装置A10による設定情報通知処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、通信装置A10は、ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に(ステップS41肯定)、予め決定される伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信する(ステップS42)。具体的に例を挙げると、導通確認パケット送信部13aは、管理装置1から導通確認要求がポート11aにより受信された場合に、ポート11bに対して当該導通確認要求を受け付けたポート11aから導通確認パケットを送信する。
そして、通信装置A10は、送信された導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、設定情報記憶部12bから取得する(ステップS43)。上記した例で具体的に例を挙げると、設定情報取得部13bは、ポート11aから送信された導通確認パケットがポート11bに受信された場合に、ポート11bに設定されている帯域情報「ポート11b:10Mbps」を設定情報記憶部12bから取得する。
続いて、通信装置A10は、取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答する(ステップS44)。上記した例で具体的に例を挙げると、導通応答パケット送信部13cは、設定情報取得部13bにより取得された帯域情報「ポート11b:10Mbps」を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成する。そして、導通応答パケット送信部13cは、導通確認パケットを送信したポート11aに対して導通応答パケットを送信する。
その後、通信装置A10は、応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理するノードに対して通知する(ステップS45)。上記した例で具体的に説明すると、設定情報通知部13dは、帯域情報「ポート11b:10Mbps」を付加された導通応答パケットがポート11aにより受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報「ポート11b:10Mbps」を取得する。そして、設定情報通知部13dは、取得した帯域情報を管理装置1に対して通知する。その後、通信装置A10により帯域情報を通知された管理装置1は、通知された帯域情報から各ポートの設定情報を判定して、誤設定による障害箇所を特定する。
[実施例1による効果]
このようにして、実施例1によれば、通信装置A10は、複数のポートごとに設定されている帯域情報を記憶部において記憶し、ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に、予め決定された伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信し、送信された導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を記憶部から取得して、取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答し、応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理するノードに対して通知することとしたので、装置故障以外の障害となり得る帯域誤設定などを検出することが可能である。
例えば、通信装置A10は、予め決定される伝送経路を通信装置A10のポート11a(帯域設定:100Mbps)からポート11b(帯域設定:10Mbps)を介した通信装置B20(帯域設定:100Mbps)として、ネットワークを管理する管理装置1から導通確認要求を受け付けた場合に、ルーティングテーブル12aに記憶されるデータ伝送経路情報に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポート11bに対して当該導通確認要求を受け付けたポート11aから導通確認パケットを送信する。そして、通信装置A10は、送信された導通確認パケットが転送するポート11bに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポート11bに設定されている帯域情報(帯域設定:10Mbps)を、ポートごとに設定されている帯域情報を記憶している設定情報記憶部12bから取得する。続いて、通信装置A10は、取得された帯域情報(帯域設定:10Mbps)を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポート11aに対して応答する。その後、通信装置A10は、ポート11bにより応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポート11aに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報(帯域設定:10Mbps)を取得して、ネットワークを管理する管理装置1に対して通知する。なお、通信装置A10より帯域情報を通知された管理装置1は、ポート11bの帯域情報(帯域設定:10Mbps)から、誤設定であると判定することで障害箇所の特定を行う。この結果、通信装置A10は、装置故障以外の障害となり得る帯域誤設定などを検出することが可能である。
ところで、上記実施例1では、ネットワークを管理する装置として管理装置を用いて装置故障以外の障害となり得る帯域誤設定などを検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ネットワークを管理する装置としてNMS(Network Management System)を用いて装置故障以外の障害となり得る帯域誤設定などを検出することもできる。
そこで、以下の実施例2では、図5を用いて、実施例2に係る通信装置A10による処理について説明する。図5は、実施例2に係る通信装置A10による処理を説明するための図である。また、実施例2に係る通信装置A10の構成や機能などは、実施例1と同様であるためその説明を省略する。なお、通信装置B20においても通信装置A10と同様の処理が行われるのでその説明を省略する。
[実施例2に係る通信装置による処理]
また、複数のポート情報を把握してネットワークを一括管理しているNMSは、通信装置A10、通信装置B20、通信装置C30および図示しない通信装置と接続されており、各通信装置のポートの設定情報を一括で設定する。このような構成において、図5に示すように、通信装置A10は、ネットワークにおいてイベントが発生した場合に(図5の(1)参照)、予め決定された伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該イベントが発生したポートから導通確認パケットを送信する(図5の(2)参照)。具体的に例を挙げると、通信装置A10は、当該通信装置A10の「PortA−1」において、ネットワーク上で発生したイベントを通知する機能を持つtrapやシステムにおいて発生したイベントと情報とをメッセージとして表示または記録する機能を持つsyslogなどのイベントが発生した場合に、予め決定された伝送経路に基づいてデータを受信して接続先に転送させる「PortA−2」に対して当該イベントが発生した「PortA−1」から導通確認パケットを送信する。また、通信装置B20においてイベントが発生した場合も同様に、「PortB−2」に対して当該イベントが発生した「PortB−1」から導通確認パケットが送信される。
そして、通信装置A10は、送信された導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、所定の記憶部から取得する(図5の(3)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置A10は、「PortA−1」から送信された導通確認パケットが転送する「PortA−2」に受信された場合に、当該導通確認パケットを受信した「PortA−2」に設定されている帯域情報「PortA−2:10Mbps」を設定情報記憶部12bから取得する。
続いて、通信装置A10は、取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答する(図5の(4)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置A10は、「PortA−2」により取得された帯域情報「PortA−2:10Mpbs」を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信した「PortA−1」に対して導通応答パケットを送信する。
その後、通信装置A10は、応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理するNMSに対して通知する(図5の(5)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置A10は、帯域情報「PortA−2:10Mbps」を付加された導通応答パケットが導通確認パケットを送信した「PortA−1」により受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報「PortA−2:10Mbps」を取得して、通信装置A10のNMSインタフェース部を介してネットワークを管理するNMSに対して通知する。なお、通信装置A10により帯域情報を通知されたNMSは、通知された帯域情報から各ポートの設定情報を判定して、誤設定による障害箇所を特定し、特定した障害箇所を一括で設定する。
このようなことから、実施例2に係る通信装置A10は、ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有し、当該複数のポート情報を把握してネットワークを一括管理しているNMSに接続される場合に、NMSから各通信装置に帯域情報などを一括で設定することができる結果、帯域情報の誤設定などの操作ミスを軽減することが可能である。
[実施例2に係る通信装置による処理の流れ]
次に、図6を用いて、実施例2に係る通信装置A10による設定情報通知処理を説明する。図6は、実施例2に係る通信装置A10による設定情報通知処理を示すフローチャートである。
図6に示すように、通信装置A10は、ネットワークにおいてイベントが発生した場合に(ステップS61肯定)、予め決定される伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該イベントが発生したポートから導通確認パケットを送信する(ステップS62)。具体的に例を挙げると、導通確認パケット送信部13aは、通信装置A10のポート11aにおいて、ネットワーク上で発生したイベントを通知する機能を持つtrapやシステムにおいて発生したイベントと情報とをメッセージとして表示または記録する機能を持つsyslogなどのイベントが発生した場合に、ポート11bに対して当該イベントが発生したポート11aから導通確認パケットを送信する。
そして、通信装置A10は、送信された導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、設定情報記憶部12bから取得する(ステップS63)。上記した例で具体的に例を挙げると、設定情報取得部13bは、ポート11aから送信された導通確認パケットがポート11bに受信された場合に、ポート11bに設定されている帯域情報「ポート11b:10Mbps」を設定情報記憶部12bから取得する。
続いて、通信装置A10は、取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答する(ステップS64)。上記した例で具体的に例を挙げると、導通応答パケット送信部13cは、設定情報取得部13bにより取得された帯域情報「ポート11b:10Mbps」を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成する。そして、導通応答パケット送信部13cは、導通確認パケットを送信したポート11aに対して導通応答パケットを送信する。
その後、通信装置A10は、応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理するNMSに対して通知する(ステップS65)。上記した例で具体的に説明すると、設定情報通知部13dは、帯域情報「ポート11b:10Mbps」を付加された導通応答パケットがポート11aにより受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報「ポート11b:10Mbps」を取得する。そして、設定情報通知部13dは、取得した帯域情報をNMSに対してNMSインタフェース部を介して通知する。その後、通信装置A10により帯域情報を通知されたNMSは、通知された帯域情報から各ポートの設定情報を判定して、誤設定による障害箇所を特定し、特定した障害箇所を一括で設定する。
[実施例2による効果]
このようにして、実施例2によれば、通信装置A10は、ネットワークにおいてイベントが発生した場合に、予め決定された伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該イベントが発生したポートから導通確認パケットを送信し、送信された導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を記憶部から取得して、取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答し、応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、ネットワークを管理するNMSに対して通知することとしたので、迅速に設定情報を確認することが可能であるとともに、帯域情報の誤設定などの操作ミスを軽減することが可能である。
例えば、通信装置A10は、通信装置A10のポート11aにおいてイベントが発生した場合に、ポート11bに対して当該イベントが発生したポート11aから導通確認パケットを送信する。そして、通信装置A10は、ポート11aから送信された導通確認パケットがポート11bに受信された場合に、ポート11bに設定されている帯域情報「ポート11b:10Mbps」を設定情報記憶部12bから取得する。続いて、通信装置A10は、取得した「ポート11b:10Mbps」を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポート11aに対して生成した導通応答パケットを送信する。そして、通信装置A10は、導通応答パケットがポート11aにより受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報「ポート11b:10Mbps」を取得する。続いて、通信装置A10は、取得した帯域情報をNMSに対してNMSインタフェース部を介して通知する。なお、通信装置A10により帯域情報を通知されたNMSは、通知された帯域情報から各ポートの設定情報を判定して、誤設定による障害箇所を特定し、特定した障害箇所を一括で設定する。この結果、迅速に設定情報を確認することが可能であるとともに、帯域情報の誤設定などの操作ミスを軽減することが可能である。
[LT機能、LB機能およびCC機能]
ここで、上記実施例1では、ネットワークの接続状態を確認するために、導通確認パケットを送信する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、EthernetOAMのLT機能、LB機能およびCC機能のいずれか一つ、または複数を利用して導通確認パケットを送信してもよい。具体的には、経路情報の確認と障害箇所の特定との機能を持つLT(Link Trace)機能、検査フレームを送信して接続確認する機能を持つLB(Loop Back)機能、および、定期的に検査フレームを送受信して接続確認する機能を持つCC(Continuity Check)機能のいずれか一つ、または、複数を用いて導通確認パケットを送信することもできる。この時、導通確認パケットを受信したポートからの導通応答パケットに付加される設定情報は、図8に示すように、「本領域にQoS情報等を記載する」の部分に付加される。なお、図8は、LT機能を利用した導通応答パケットのフォーマットの一例を示す図である。この結果、標準機能の一部として導通確認パケットを送信することが可能である。
[設定情報の期待値をハードウェアに保持]
また、上記実施例1では、通信装置A10から通知される帯域情報を管理装置1において確認する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、接続先ポートの設定情報の期待値を予めハードウェアに保持していてもよい。具体的には、複数のポートにおいて帯域情報の期待値を記憶する記憶部を備え、接続先ポートからの導通応答パケットを受信した場合に、記憶された期待値と応答パケットに付加されている帯域情報とを比較して一致するか否かを判定し、判定された結果を管理装置1に通知することもできる。この結果、応答速度の高速化が可能である。
[導通確認パケット受信側の設定情報を付加した導通確認パケットの送信]
また、上記実施例1では、導通確認パケットを受信したポートが必ず導通応答パケットを、導通確認パケットを送信したポートに対して応答する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、導通確認パケットの受信側の設定情報を付加した導通確認パケットを送信してもよい。具体的には、複数のポートそれぞれが、予め決定された伝送経路に基づいてデータを送信する送信先のポートの帯域情報を保持し、保持している送信先のポートの帯域情報を付加した導通確認パケットを送信し、送信先のポートにおいて取得された帯域情報と受信された導通確認パケットに付加された帯域情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にのみ、導通応答パケットを生成して導通確認パケットを送信したポートに対して応答することもできる。この結果、双方向で正しい設定値かどうかを確認することが可能である。
[NMSにおける送信パケットのロス]
また、上記実施例2において、NMSのLTとPingとの送信パケットのロスによる障害が発生した場合に、パケットロスした箇所を通知することもできる。この結果、より迅速に障害箇所を特定することが可能である。
[定期的に導通確認パケットを送信]
また、上記実施例1では、管理装置1により導通確認要求があった場合に、通信装置A10が導通確認パケットを送信する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、定期的に導通確認パケットを送信することとしてもよい。具体的には、複数のポートそれぞれが、予め決定された伝送経路に基づいてデータを送信する送信先のポートの帯域情報を保持し、当該伝送経路に基づいて保持している帯域情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して定期的に導通確認パケットを送信し、取得した帯域情報と受信された導通確認パケットに付加された帯域情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にのみ、導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答することもできる。この結果、常時設定情報を監視することとなり、障害発生時の対応をより迅速に行うことが可能である。
[受信側で設定情報の確認]
また、上記実施例1では、通信装置A10から通知される帯域情報を管理装置1において確認する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、導通確認パケットの受信側で設定情報を確認することもできる。具体的には、複数のポートそれぞれが、予め決定された伝送経路に基づいてデータを送信する送信先のポートの帯域情報を保持し、管理装置1により導通確認要求を受け付けた場合に、当該伝送経路に基づいて保持している帯域情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して導通確認パケットを送信し、取得した帯域情報と受信した導通確認パケットに付加された帯域情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にのみ、導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答することもできる。この結果、送信元から対向先への設定情報を確認することが可能である。
[NMSによる設定更新]
また、上記実施例8では、予め接続先に転送させるポートの設定情報を保持し、導通確認パケットに保持している設定情報を付加して送信する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、NMSによって各ポートの設定情報を更新することとしてもよい。具体的には、ネットワークを一括管理するNMSを用いて、ポートにおいて設定情報の変更があった場合に、自動的に設定情報を更新することもできる。この結果、設定情報の更新に係る連絡ミスによる誤検出を防止することが可能である。
[設定情報の内容]
また、上記実施例1または2では、設定情報として帯域情報を記憶する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、設定情報として帯域情報とは異なる様々な情報を記憶することとしてもよい。そこで、「スピード情報およびDuplex情報」、「Policer情報およびクラシファイ情報」、「Shaper情報およびCoS変換情報」、「LA情報」および「VLAN毎に設定情報を記憶」に区分けして説明する。
(スピード情報およびDuplex情報)
上記実施例1または2において、複数のポートごとにネットワークを介して接続される装置との伝送スピードを示すスピード情報および双方向通信の通信方式を示すDuplex情報をさらに記憶し、導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されているスピード情報およびDuplex情報のいずれか一つ、または、複数を帯域情報と合わせてさらに取得することもできる。この結果、より詳細な設定情報を確認することが可能である。
(Policer情報およびクラシファイ情報)
上記実施例1において、複数のポートごとに入力される帯域を示すPolicer情報および入力されるデータのグループ分けを示すクラシファイ情報をさらに記憶し、外部のポートから導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されているPolicer情報およびクラシファイ情報のいずれか一つ、または、複数を帯域情報と合わせて取得することもできる。この結果、入力側でより詳細な設定情報を確認することが可能である。
(Shaper情報およびCoS変換情報)
上記実施例1において、複数のポートごとに出力される帯域を示すShaper情報およびフレームの優先度を示すCoS変換情報をさらに記憶し、導通確認要求を受け付けた場合に、予め決定された伝送経路に基づいてデータを受信して、Shaper情報およびCoS変換情報のいずれか一つ、または、複数を帯域情報と合わせてさらに取得し、取得した設定情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信することもできる。この結果、出力側でより詳細な設定情報を確認することが可能である。
(LA情報)
上記実施例1において、複数のポートごとに複数の回線を仮想的にひとつの回線とするLA情報をさらに記憶し、導通確認パケットが転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートにLA情報があるか否かを判定し、LA情報があれば総設定数情報を帯域情報と合わせてさらに取得することもできる。この結果、異なるポートとLA設定されて帯域増強されている場合の総帯域を確認することが可能である。
(VLAN毎に設定情報を記憶)
上記実施例1または2において、物理的な接続形態とは別に仮想的なグループを設定するVLANごとに設定されている設定情報をさらに記憶することもできる。この時、導通確認パケットを受信したポートからの導通応答パケットに付加される設定情報は、図9に示すように、「データ」領域の部分に付加される。なお、図9は、VLANタグ使用時の導通応答パケットのフォーマットの一例を示す図である。この結果、ポート内のVLAN毎に設定情報を確認することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも
種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、(1)通信装置の構成、(2)プログラムにおいて異なる実施例を説明する。
(1)通信装置の構成
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報(例えば、図2に示す「設定情報記憶部12b」などが記憶している情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、設定情報取得部13bと導通応答パケット送信部13cとを、設定情報を取得して、取得した設定情報を導通応答パケットに付加して応答する導通応答パケット処理部として統合するなど、その全部または一部を、各種の負担や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記実施例1または2において、予め決定される伝送経路により通信装置A10から通信装置B20に送信する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、予め決定される伝送経路を通信装置B20から通信装置A10に送信することとしてもよく、図示した通信装置C30や接続されるその他複数の通信装置から送信されることとしてもよい。
また、上記実施例1または2において、通信装置A10のみを利用した処理を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図7に示すように、複数の通信装置を利用して処理することもできる。例えば、通信装置A10は、「PortA−2」から通信装置C30の「PortC−2」に導通確認パケットを送信する(図7の(1)参照)。そして、通信装置A10は、通信装置B20の「PortB−1」からの導通応答パケットと、通信装置B20の「PortB−2」からの導通応答パケットと、通信装置C30の「PortC−1」からの導通応答パケットを受信する(図7の(2)、(3)および(4)参照)。また、通信装置Cの「PortC−1」による導通応答パケットは、通信装置Bの「PortB−2」において帯域設定ミスがあるために、通信装置Aの「PortA−2」により受信できる場合とできない場合とがある(図7の(4)参照)。その後、通信装置A10は、通信装置B20の「PortB−2」からの導通応答パケットから設定ミスを認識する(図7の(5)参照)。この結果、ネットワーク全体で障害に影響のある箇所の設定情報を確認することが可能である。なお、図7は、複数の通信装置による設定情報通知処理を説明するための図である。
(2)プログラム
ところで、上記の実施例では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例に示した通信装置と同様の機能を有する通信プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図10は、通信プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図10に示すように、通信装置としてのコンピュータ110は、HDD130、CPU140、ROM150およびRAM160をバス180などで接続して構成される。
ROM150には、上記の実施例1に示した通信装置A10と同様の機能を発揮する通信プログラム、つまり、図10に示すように導通確認パケット送信プログラム150aと、設定情報取得プログラム150bと、導通応答パケット送信プログラム150cと、設定情報通知プログラム150dとが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム150a〜150dについては、図2に示した通信装置A10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム150a〜プログラム150dをROM150から読み出して実行することで、図10に示すように、プログラム150a〜プログラム150dは、導通確認パケット送信プロセス140aと、設定情報取得プロセス140bと、導通応答パケット送信プロセス140cと、設定情報通知プロセス140dとして機能するようになる。なお、プロセス140a〜プロセス140dは、図2に示した、導通確認パケット送信部13aと、設定情報取得部13bと、導通応答パケット送信部13cと、設定情報通知部13dとにそれぞれ対応する。
そして、CPU140はRAM160に記録された、通信装置A10に接続されるネットワークにおけるデータ伝送経路情報を記憶するルーティングデータ160aと、複数のポートごとに設定されている帯域情報を記憶する設定情報データ160bとに基づいて通信プログラムを実行する。
なお、上記した各プログラム150a〜150dについては、必ずしも最初からROM150に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有する通信装置であって、
前記複数のポートごとに設定されている帯域情報を記憶する設定情報記憶手段と、
前記ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信する送信手段と、
前記送信手段により送信された導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、前記記憶手段から取得する設定情報取得手段と、
前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、前記導通確認パケットを送信したポートに対して応答する応答手段と、
前記応答手段により応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、前記ネットワークを管理するノードに対して通知する通知手段と、
を備えたことを特徴とする通信装置。
(付記2)前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して、EthernetOAMの経路情報の確認と障害箇所の特定との機能を持つLT機能、検査フレームを送信して接続確認する機能を持つLB機能および定期的に検査フレームを送受信して接続確認する機能を持つCC機能のいずれか一つ、または、複数を用いて当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して、エラーメッセージと制御メッセージとを転送する機能を持つICMPを用いて当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記4)前記複数のポートにおいて帯域情報の期待値を記憶する期待値記憶手段をさらに備え、
前記通知手段は、前記導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、記憶された期待値と比較して一致するか否かを判定し、判定された結果を、前記ネットワークを管理するノードに対して通知することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記5)前記複数のポートそれぞれが、前記伝送経路に基づいてデータを送信する送信先のポートの帯域情報を保持する保持手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、前記保持手段により保持している帯域情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信し、
前記設定情報取得手段は、前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を前記記憶手段から取得し、
前記応答手段は、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報と、受信された導通確認パケットに付加された帯域情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にのみ、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記6)ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有し、当該複数のポート情報を把握してネットワークを一括管理しているNMSに接続される通信装置であって、
前記送信手段は、前記ネットワークにおいてイベントが発生した場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該イベントが発生したポートから導通確認パケットを送信し、
前記設定情報取得手段は、前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を前記記憶手段から取得し、
前記応答手段は、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、前記導通確認パケットを送信したポートに対して応答し、
前記通知手段は、前記導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、前記ネットワークを管理するNMSに対して通知することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記7)前記送信手段は、前記ネットワーク上で発生したイベントを通知する機能を持つtrap、および、システムにおいて発生したイベントと情報とをメッセージとして表示または記録する機能を持つsyslogのいずれか一つが発生した場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該イベントが発生したポートから導通確認パケットを送信することを特徴とする付記6に記載の通信装置。
(付記8)前記複数のポートそれぞれが、前記伝送経路に基づいてデータを送信する送信先のポートの帯域情報を保持する保持手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、前記保持手段により保持している帯域情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して各ポートから定期的に導通確認パケットを送信し、
前記設定情報取得手段は、前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を前記記憶手段から取得し、
前記応答手段は、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報と、受信された導通確認パケットに付加された帯域情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にのみ、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記9)前記複数のポートそれぞれが、前記伝送経路に基づいてデータを送信する送信先のポートの帯域情報を保持する保持手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、前記保持手段により保持している帯域情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信し、
前記設定情報取得手段は、前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を前記記憶手段から取得し、
前記応答手段は、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報と、受信した導通確認パケットに付加された帯域情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にのみ、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記10)前記設定情報記憶手段は、前記複数のポートごとにネットワークを介して接続される装置との伝送スピードを示すスピード情報および双方向通信の通信方式を示すDuplex情報をさらに記憶し、
前記設定情報取得手段は、前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されているスピード情報およびDuplex情報のいずれか一つ、または、複数を前記記憶手段から帯域情報と合わせてさらに取得することを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記11)前記設定情報記憶手段は、前記複数のポートごとに入力される帯域を示すPolicer情報および入力されるデータのグループ分けを示すクラシファイ情報をさらに記憶し、
前記設定情報取得手段は、外部のポートから前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されているPolicer情報およびクラシファイ情報のいずれか一つ、または、複数を前記記憶手段から帯域情報と合わせてさらに取得することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記12)前記設定情報記憶手段は、前記複数のポートごとに出力される帯域を示すShaper情報およびフレームの優先度を示すCoS変換情報をさらに記憶し、
前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、前記設定情報記憶手段からShaper情報およびCoS変換情報のいずれか一つ、または、複数を帯域情報と合わせてさらに取得し、取得した設定情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記13)前記設定情報記憶手段は、前記複数のポートごとに複数の回線を仮想的にひとつの回線とするLA情報をさらに記憶し、
前記設定情報取得手段は、前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートにLA情報があるか否かを判定し、LA情報があれば総設定数情報を前記設定情報記憶手段から帯域情報と合わせてさらに取得することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記14)前記設定情報記憶手段は、物理的な接続形態とは別に仮想的なグループを設定するVLANごとに設定されている設定情報をさらに記憶することを特徴とする付記1〜13に記載の通信装置。
(付記15)ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有する通信装置の通信方法であって、
前記複数のポートごとに設定されている帯域情報を保持する設定情報保持工程と、
前記ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信する送信工程と、
前記送信工程により送信された導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、前記保持工程から取得する設定情報取得工程と、
前記設定情報取得工程により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、前記導通確認パケットを送信したポートに対して応答する応答工程と、
前記応答工程により応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、前記ネットワークを管理するノードに対して通知する通知工程と、
を含んだことを特徴とする通信方法。
(付記16)ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有する通信装置に行われる処理方法をコンピュータに実行させる通信プログラムであって、
前記複数のポートごとに設定されている帯域情報を保持する設定情報保持手順と、
前記ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信する送信手順と、
前記送信手順により送信された導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、前記保持手順から取得する設定情報取得手順と、
前記設定情報取得手順により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、前記導通確認パケットを送信したポートに対して応答する応答手順と、
前記応答手順により応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、前記ネットワークを管理するノードに対して通知する通知手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする通信プログラム。
以上のように、本発明は、ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有する通信装置において、予期できない装置故障や設定ミスなどで障害が発生した場合に有用であり、特に、装置故障以外の障害となり得る帯域誤設定などを検出することに適する。
実施例1に係る通信装置の概要および特徴を示す図である。 実施例1に係る通信装置の構成を示す構成図である。 実施例1に係る導通応答パケットのフォーマットの一例を示す図である。 実施例1に係る通信装置による設定情報通知処理を示すフローチャートである。 実施例2に係る通信装置による処理を説明するための図である。 実施例2に係る通信装置による設定情報通知処理を示すフローチャートである。 複数の通信装置による設定情報通知処理を説明するための図である。 LT機能を利用した導通応答パケットのフォーマットの一例を示す図である。 VLANタグ使用時の導通応答パケットのフォーマットの一例を示す図である。 通信プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来技術に係る帯域設定の誤りによる障害について説明するための図である。
符号の説明
1 管理装置
10 通信装置A
11a〜11e ポート
12 記憶部
12a ルーティングテーブル
12b 設定情報記憶部
13 制御部
13a 導通確認パケット送信部
13b 設定情報取得部
13c 導通応答パケット送信部
13d 設定情報通知部
20 通信装置B
30 通信装置C

Claims (5)

  1. ネットワークを介して接続される装置と予め決定された伝送経路に基づいてデータの送受信を行う複数のポートを有する通信装置であって、
    前記複数のポートごとに設定されている帯域情報を記憶する設定情報記憶手段と、
    前記ネットワークを管理するノードからネットワークの接続状態を確認する導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を、前記記憶手段から取得する設定情報取得手段と、
    前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、前記導通確認パケットを送信したポートに対して応答する応答手段と、
    前記応答手段により応答された導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、当該導通応答パケットに付加されている帯域情報を取得して、前記ネットワークを管理するノードに対して通知する通知手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して、EthernetOAMの経路情報の確認と障害箇所の特定との機能を持つLT機能、検査フレームを送信して接続確認する機能を持つLB機能および定期的に検査フレームを送受信して接続確認する機能を持つCC機能のいずれか一つ、または、複数を用いて当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、接続先に転送させるポートに対して、エラーメッセージと制御メッセージとを転送する機能を持つICMPを用いて当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記複数のポートにおいて帯域情報の期待値を記憶する期待値記憶手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記導通応答パケットが導通確認パケットを送信したポートに受信された場合に、記憶された期待値と比較して一致するか否かを判定し、判定された結果を、前記ネットワークを管理するノードに対して通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信装置。
  5. 前記複数のポートそれぞれが、前記伝送経路に基づいてデータを送信する送信先のポートの帯域情報を保持する保持手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記導通確認要求を受け付けた場合に、前記伝送経路に基づいてデータを受信して、前記保持手段により保持している帯域情報を付加して、接続先に転送させるポートに対して当該導通確認要求を受け付けたポートから導通確認パケットを送信し、
    前記設定情報取得手段は、前記導通確認パケットが前記転送するポートに受信された場合に、当該導通確認パケットを受信したポートに設定されている帯域情報を前記記憶手段から取得し、
    前記応答手段は、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報と、受信された導通確認パケットに付加された帯域情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にのみ、前記設定情報取得手段により取得された帯域情報を導通確認パケットに付加した導通応答パケットを生成して、導通確認パケットを送信したポートに対して応答することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の通信装置。
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