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JP4861452B2 - 文書処理自動化システム及び画像形成装置 - Google Patents
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JP4861452B2 - 文書処理自動化システム及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、文書処理自動化システム及び画像形成装置に関し、より具体的には、ワークフロー処理によって文書処理を行う文書処理自動化システム及び画像形成装置に関している。特に、企業内ネットワークに接続され、多人数で共有して利用され、さらに、個別に作成したアプリケーション・プログラムに従ってカスタム処理を自動実行できる文書処理自動化システム、及び画像形成装置に関する。
記録媒体に画像形成を行う画像形成装置として、コピーやプリンタ、ファクシミリ等の複数の機能を備えたデジタル複合機が普及しているが、近年では、企業等で利用されているデジタル複合機はLANに接続され、端末PCのネットワーク環境と同等のネットワーク機能を持つようになった。
また、ユーザーの認証方法においても、従来のパスワード入力方式だけでなく、非接触ICカード等の認証トークンを利用できる機器が実用化されている。また、認証機能を外部サーバーに委譲し、ユーザー情報の一元管理を実現できるデジタル複合機も普及している。
ところで、複数の処理の各々を予め定められた順番で実行するワークフローシステムにおいては、デジタル複合機への文書の入出力を含めたアプリケーション・プログラムを作成できることが好ましい。この機能を実現する先行特許文献として、例えば、「指示書データに規定される手順に従って、入力された画像データを処理する装置」(特許文献1)、あるいは「文書処理命令データに対応するメタデータを文書データに付加し、当該メタデータの内容に従って文書処理を開始する装置」(特許文献2)などが開示されている。
特開2005−333541号公報 特開2008−259211号公報
特許文献1によると、複合機への文書の入出力作業を含むワークフローが実行できるようになるが、実行のための操作はユーザーの端末PCで行わなければならない。
また、特許文献2によると、ユーザーが原稿のスキャンと共に選択した、ワークフローに関する情報をもとに、サーバーでワークフローを実行させることが可能になる。しかし、この方法はスキャン画像を送信するケースに限られる。
複合機への文書の入出力作業では、複合機本体に対して紙媒体を扱う必要がある。特にスキャン操作においては、複合機に原稿をセットしてスキャン実行するまでフローの処理が止まってしまう。このため、複合機の操作パネルを使用してワークフローを選択実行できることが自然である。
ここで、非接触ICカードを複合機に近接させてログイン操作を行うユーザーは、パスワード入力によるログイン操作と異なり、複合機の操作パネルにタッチする必要がない。このことに留意すると、ワークフロー・プログラムを選択実行するために、複合機の操作パネルの操作を必要とすることは、依然として改善すべき項目と言える。ICカードの近接によりカード固有の一連の操作を実行させることで、より迅速に作業目的を達成できることが好ましい。
さらに、一部のワークフロー・プログラムは、プログラム実行の際、サインオンに必要な処理として、画像形成装置が用いるユーザー管理システムとは異なる、独自の管理システムに基づくユーザー信任情報を要求することも考えられる。セキュリティ上の観点から、信任情報を画像形成装置及び各サーバーに保存させることは適当ではないが、この場合にICカードなどの認証トークンを使用することで、認証トークンのセキュアな記憶領域に格納したユーザー信任情報を、任意のプログラムに対して安全に提供できるというメリットがある。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、認証トークンによるログイン操作に伴って任意のプログラムを任意のパラメータで起動することで、ユーザー認証を要するワークフローの実行を容易にする文書処理自動化システム及び画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、認証トークンに記録された情報を読み取る認証トークン読み取り手段を有する画像形成装置と、画像形成装置で読み取ったユーザー信任情報に基づいてユーザーを認証する認証サーバーと、画像形成装置で読み取った情報に含まれるワークフロー・プログラム情報、及びワークフロー・プログラムを実行するためのパラメータ情報に基づいて画像形成装置を制御できるアプリケーションサーバーとからなる文書処理自動化システムであって、画像形成装置は、認証トークン読み取り手段が、ユーザーの所持する認証トークンに記録された情報を読みとったとき、読み取った情報に含まれるユーザー信任情報を認証サーバーに送信し、認証サーバーは、画像形成装置から送信されたユーザー信任情報に基づいてユーザーの認証を行い、画像形成装置は、認証トークンに記録された情報に含まれるワークフロー・プログラム情報をアプリケーションサーバーに送信し、アプリケーションサーバーは、ワークフロー・プログラム情報に基づいて画像形成装置を制御する文書処理自動化システムにおいて、画像形成装置の認証トークン読み取り手段は、2つの認証トークンから、それぞれワークフロー・プログラム情報とパラメータ情報とを読み取ったとき、読み取ったワークフロー・プログラムとパラメータ情報とをアプリケーションサーバーに送信し、アプリケーションサーバーは、認証トークン読取手段が読み取ったワークフロー・プログラム情報とパラメータ情報とに基づいて画像形成装置を制御することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、画像形成装置がアプリケーションサーバーに送信する情報は、アプリケーションサーバーが実行するワークフロー・プログラムによって利用されるユーザー信任情報を含むことを特徴したものである。
の技術手段は、第1または第2の技術手段において、認証トークン読み取り手段は、認証トークンに記録された情報を読み取る機能に加えて、認証トークンに対して情報を書き込む機能を有し、アプリケーションサーバーで実行されるワークフロー・プログラムは、認証トークン読み取り手段を介して認証トークンの情報を読み書きすることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1〜第のいずれか1の技術手段において、画像形成装置の認証トークン読み取り手段は、複数の認証トークンから、それぞれ異なるワークフロー・プログラム情報を読み取ったとき、読み取ったワークフロー・プログラムをアプリケーションサーバーに送信し、アプリケーションサーバーは、認証トークン読取手段がワークフロー・プログラム情報を読み取った順序で、画像形成装置を制御することを特徴としたものである。
の技術手段は、認証トークンに記録された情報を読み取る認証トークン読み取り手段と、認証トークン読み取り手段で読み取ったユーザー信任情報に基づいてユーザーを認証する認証手段と、認証トークン読み取り手段で読み取った情報に含まれるワークフロー・プログラム情報、及びワークフロー・プログラムを実行するためのパラメータ情報に基づいて自身の機能を制御できるアプリケーション実行手段とを有する画像形成装置であって、認証トークン読み取り手段が、ユーザーの所持する認証トークンに記録された情報を読みとったとき、認証手段は、読み取った情報に含まれるユーザー信任情報に基づいてユーザーの認証を行い、アプリケーション実行手段は、認証トークンに記録された情報に含まれるワークフロー・プログラム情報に基づいて画像形成装置の機能を制御する画像形成装置において、認証トークン読み取り手段が、2つの認証トークンから、それぞれワークフロー・プログラム情報とパラメータ情報とを読み取ったとき、アプリケーション実行手段は、認証トークン読み取り手段が読み取ったワークフロー・プログラム情報とパラメータ情報とに基づいて画像形成装置を制御することを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、アプリケーション実行手段が画像形成装置の機能を制御するために使用する情報は、アプリケーション実行手段が実行するワークフロー・プログラムによって利用されるユーザー信任情報を含むことを特徴としたものである。
の技術手段は、第5または第6の技術手段において、認証トークン読み取り手段は、認証トークンに記録された情報を読み取る機能に加えて、認証トークンに対して情報を書き込む機能を有し、アプリケーション実行手段で実行されるワークフロー・プログラムは、ICカード読み取り手段を介して認証トークンの情報を読み書きすることを特徴としたものである。
の技術手段は、第第7のいずれか1の技術手段において、認証トークン読み取り手段が、複数の認証トークンから、それぞれ異なるワークフロー・プログラム情報を読み取ったとき、アプリケーション実行手段は、認証トークン読み取り手段がワークフロー・プログラム情報を読み取った順序で、画像形成装置の機能を制御することを特徴としたものである。
本発明によれば、認証トークンによるログイン操作に伴って任意のプログラムを任意のパラメータで起動することで、ユーザー認証を要するワークフローの実行を容易にする文書処理自動化システム及び画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る文書処理自動化システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える操作パネル装置の外観構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る文書処理自動化システムの他の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に使用するIDカード内に格納される情報の一例を示す図である。 本発明による文書処理自動化システムにおける処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態により実行するワークフロー・プログラムの一例を説明する図である。
図1は、本発明の実施形態に係る文書処理自動化システムの構成を示すブロック図である。同図において、文書処理自動化システムは、1台以上の画像形成装置(デジタル複合機、またはMFP(Multifunction Peripheral)1と、1台の認証サーバー2と、1台のアプリケーションサーバー3とがEthernet(登録商標)などのネットワーク4で接続されて構成される。ネットワーク4には、PC等の端末装置が接続可能である。
画像形成装置1は、基本機能制御部11、画像形成部13、画像読み取り部14、ユーザーインタフェース部15、記憶装置20、操作パネル装置19、NIC(Network Interface Card)21、プリンタ装置17、スキャナ装置18、ICカードアクセス部12、及びICカード読み書き装置16から構成される。
ここで、本実施形態における画像形成装置1は、非接触ICカードを用いたユーザー認証機能を搭載し、コピー、印刷、ファクシミリ、スキャナ、ネットワーク通信等の複合機能を有するデジタル複合機として説明する。
記憶装置20は、ハードディスクのような大容量の不揮発性の記憶装置であり、基本機能制御部11により制御される各機能部に関する情報、各機能部の処理途中経過や処理結果を記憶する。
操作パネル装置19は、図2に示すように、テンキー101、クリアキー102、スタートキー103等を配置する基本操作部100、機能モード(コピー機能、ファックス/イメージ送信機能、プリンタ機能等)を切り替えるボタンを配置するモード選択部110、各機能の詳細設定画面などを表示し、タッチ操作による入力が可能なタッチパネル部120を備えている。
図1に戻って説明する。基本機能制御部11は、従来のデジタル複合機の標準的な機能(コピー、印刷、ファクシミリ送受信、イメージ送信、ネットワークサービス等)を提供するモジュールであり、記憶装置20に記憶された各機能に関する情報をもとに、画像形成装置1全体の動作を制御する。例えば、操作パネル装置19の入力部からの入力指示を監視したり、NIC21からの入力に応答して各種のモードのいずれかを適宜実行すると共に、スキャナ装置、プリンタ装置等を制御したりする。
ユーザーインタフェース部15は、接続される操作パネル装置19を制御して、入力部によるユーザーの操作を受け付けたり、基本機能制御部11の指示に従って入力及び処理等の結果を表示部に表示したりする。
画像形成部13は、接続されるプリンタ装置17を制御して、記憶装置20に記憶されている画像データに各種の画像処理を適宜施して、プリンタ装置17によって用紙に印字させる。また画像形成部13は、NIC21を介して外部の端末PCより画像データを受信する。
画像読み取り部14は、接続されているスキャナ装置18を制御して、スキャナ装置18で読み取られた原稿の画像を示す画像データを記憶装置20に記憶する。この後、操作パネル装置19の入力部から指示された処理内容に従って、記憶装置20に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読み出されて、プリンタ装置17に転送される。また画像読取部14は、NIC21を介して外部の端末PCへ画像データを送信する。
ICカードアクセス部12は、ICカード読み書き装置16を制御して、非接触型ICカードの近接を検出したり、ICカード内の情報を無線通信により読み取ったり書き換えたりする機能を有している。非接触ICカードの代表的な規格にはFeliCa(登録商標) がある。ここでは、ICカードアクセス部12によってIDカードの情報を読み書きすることができるようにしているが、ICカードは、本発明の認証トークンの一例である。他の認証トークンの例としては、例えば、カードサイズのキーパッドや、パスワード等を表示する小さな表示部を備えたものなどがあり、また、USB端子に挿入して使用するタイプのものなどがある。つまりICカード読み書き装置16は、認証トークンの情報の読み取りと認証トークンに情報を書き込む機能を有するもので、本発明の認証トークン読み取り手段に相当するものである。
認証サーバー2は、予め画像形成装置1のユーザーとして登録されているユーザーテーブルに基づいて、ログインユーザーの本人確認を行い、結果を画像形成装置1に返却する。認証サーバー2は自身または外部にユーザー情報のデータベースを持つ。
アプリケーションサーバー3は、当該サーバーに事前インストールされているワークフロー・プログラムを識別する情報を受信し、当該プログラムを実行する。当該プログラムは画像形成装置1を制御したり、ネットワーク接続された他の任意のサーバーと通信したりして、ワークフローの機能を遂行する。当該プログラムが画像形成装置1の機能を制御するための手法として、Webサービスに基づくSharp OSA(登録商標)などを用いることができる。
図3は、本発明の実施形態に係る文書処理自動化システムの他の構成を示すブロック図である。本実施形態の文書処理自動化システムは、図1の認証サーバー2と、アプリケーションサーバー3の機能を画像形成装置1に内蔵させることで、図1の文書処理自動化システムの機能を画像形成装置1単体で実現できるようにしたものである。
図3の構成の画像形成装置1は、図1の構成に加えて、認証部22とアプリケーション部23とをさらに備えている。認証部22は、図1の認証サーバー2と同様の機能を有するものであり、アプリケーション部23は、図1のアプリケーションサーバー3と同様の機能を有するものである。これらにより、図1の文書自動化システムと同じ機能を画像形成装置1単体で実現する。従って個々の要素の機能及び動作についは、図1の構成のものと同様であるため、個々の機能について繰り返しの説明は省略する。
また、図3の画像形成装置1の構成の場合、ICカード読み書き装置16が本発明の画像形成装置の認証トークン読み取り手段に相当し、認証部22が本発明の認証手段に相当し、アプリケーション部23が本発明のアプリケーション実行手段に相当する。
次に、本実施形態のワークフロー処理システムの処理概要について説明する。ここでは、ユーザーが事前に端末PCにおいて図6のようなスキャン保存用のワークフロー・プログラムを文献(特開2006-107477号公報)に基づく方法で作成し、当該ワークフロー・プログラムをアプリケーションサーバー3にインストールした状態となっていて、アプリケーションサーバー3では、Webリクエストを受けて当該ワークフロー・プログラムを実行できるものとする。また、図3の構成を適用する場合には、アプリケーションサーバー3に代えて、アプリケーション部23にワークフロー・プログラムをインストールした状態となる。
図5は、本発明による文書処理自動化システムにおける処理の一例を説明するフローチャートで、本文書処理自動化システムのユーザーが、非接触ICカードを用いてシステムにログインし、カードに関連付けたワークフロー・プログラムを、所定のパラメータで実行する際の処理の流れの一例を示すものである。ここでは、図1の構成例を参照しながら説明を行うが、図3の構成を適用する場合には、認証サーバー2とアプリケーションサーバー3がそれぞれ認証部22とアプリケーション部23とに置き換えられたものとなる。
非接触ICカードには、図4に示すように、当該ユーザーの信任情報としてユーザー名(UserName行)とパスワード(Password行)が書き込まれており、また前記事前登録したワークフロー・プログラムのID(AutoRun行)、及びパラメータ(Custom Parameters以降の行)が記録されているものとする。ワークフロー・プログラムのID(ワークフローID)は、本発明のワークフロー・プログラム情報に該当するものである。
システムのユーザーは、まず当該ICカードを画像形成装置1のICカード読み書き装置16に近接させ、ログインを試みる(ステップS1)。
画像形成装置1のICカードアクセス部12は、ICカード読み書き装置16が発するICカード近接の割り込みを受け、基本機能制御部11にICカードによるログインの開始を指示する(ステップS2)。ログインフェーズでは、基本機能制御部11は、ICカードアクセス部12に対してユーザー信任情報を取得するよう指示し、ICカード内記憶領域よりユーザー信任情報を読み取る(ステップS3)。そして、ユーザー信任情報を正常に情報に読み取ることができた場合には、認証を開始する(ステップS4−Yes)。カードの規格が異なるなどの理由でユーザー信任情報を正常に読み取ることができない場合にはログイン処理を行わず処理を終了する(ステップS4−No)。
認証フェーズでは、画像形成装置1は、ICカードから読み取ったユーザー信任情報、及びユーザーが任意で入力する追加の情報を認証サーバー2に送信し、認証サーバー2がユーザーの本人確認を行う(ステップS6)。ユーザーのアカウントが妥当であることを確認できれば(ステップS7−Yes)、続いて画像形成装置1の基本機能制御部11は、ICカードアクセス部12に対してワークフローIDとパラメータ群を取得するよう指示し、ICカード内の記憶領域よりワークフローIDとパラメータ群を読み取る(ステップS9)。ユーザーのアカウントが妥当でない場合には(ステップS7−No)、操作パネル装置19にてエラーを表示して(ステップS8)、終了する。
本例では、ユーザー信任情報の一般的な例として、ユーザー名とパスワードの組を使用しているが、他の方法として電子証明書を用いることもできる。なお、ICカードを他人が不正に利用した場合、容易になりすましが可能となってしまうため、これを防止するために、同時にPIN(Personal identification number)を併用することが好ましい。この場合には、画像形成装置1は、操作パネル装置19を通じてユーザーにPINを入力させ、ICカード内のユーザー信任情報と共に認証サーバー2に送信する。
画像形成装置1は、ワークフローIDとパラメータ群を読み取ることができた場合(ステップS10−Yes)、当該ワークフローIDを持つワークフロー・プログラムを起動するためのリクエストを、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)方式でアプリケーションサーバー3に送信し、当該プログラムの実行を依頼する(ステップS11)。図4の例では、SubmitDailyReport というIDを持つワークフロー・プログラムを起動している。この際、当該リクエストにはパラメータ(図4のCustom Parameters以降の行)を含めて送信する。ICカード内にプログラム情報が登録されていないか、不正な形式であった場合には(ステップS10−No)、通常の操作画面を表示して(ステップS13)、終了する。
なお、上記の例では、ICカード内に記憶したワークフローIDとパラメータ群とによりワークフロー・プログラムを実行しているが、パラメータ群をICカードから取得することは必須ではなく、他の場所に保持されているパラメータ群を使用してワークフロー・プログラムを実行させるようにしてもよい。例えば、アプリケーションサーバー3にデフォルトで設定したパラメータを使用してワークフロー・プログラムを実行させるようにしてよく、あるいは、画像形成装置1にデフォルトで記憶したパラメータを使用してワークフロー・プログラムを実行させるようにしてもよい。
図6に示すワークフロー・プログラムの例は、日報の提出をサポートする簡単なワークフローである。本プログラムの動作は、MFPを制御して、事前設定済みのスキャン設定を用いて日報をスキャンし(S21)、事前設定済みの日報保管フォルダにスキャン画像を保存し(S22)、日報が保存されたことの通知メールを事前設定済みの受信者に送信する(S23)ワークフローである。図6の右側に記載の項目は、ワークフロー・プログラムの実行時に入力を求めるパラメータ項目である。
アプリケーションサーバー3は、画像形成装置1からのワークフロー・プログラム実行リクエストを受け、インストール済みのワークフロー・プログラム SubmitDailyReport を実行する(ステップS14)。この際、渡されたパラメータを必要に応じて利用する。
図4の例では、パラメータ SaveToFolder1.Credential.Username, SaveToFolder1.Credential.Password は、ワークフローの処理 SaveToFolder1 がスキャン画像を所定の共有フォルダに保存する際、必要となるユーザーの信任情報である。 パラメータSendEmail1.Credential.Username, SendEmail1.Credential.Password は、ワークフローの処理 SendEmail1 がメールを送信する際、必要となるユーザーの信任情報である。パラメータSendEmail1.From は、ワークフローの処理 SendEmail1 が送信するメールの発信者情報である。
このように、パラメータがワークフロー・プログラムの動作に必要なユーザー信任情報である場合、MFPへのログオン処理に続いてアプリケーション固有のログオン処理も実行され、利便性が向上する。
図6のワークフロー実行時のパラメータのうち、ICカード内に値指定のないパラメータ SendEmail1.Memo は、MFPの操作パネルを用いた入力が必要な項目である。ワークフロー・プログラムが、MFPの操作パネルに専用の入力画面を表示してユーザーの入力を求める。
プログラムの実行の際、ワークフロー・プログラムは、画像形成装置1の画像形成部13を制御して文書を印刷したり、同画像読み取り部14を制御して画像をスキャン送信したり、同ユーザーインタフェース部15を制御して独自のフォームを表示して入力させたり、ネットワーク接続されている任意のサーバーにログインしたりして文書の処理を遂行する(ステップS12)。
本実施例では、ワークフロー・プログラム SubmitDailyReport は、日報を電子化して取り込むために、画像をスキャン送信する動作、ファイルサーバへのファイルの書き込み、メールサーバを利用したメールの送信動作を含んでいる。
アプリケーションサーバー3は、自身のワークフロー・プログラムの実行が完了すると、画像形成装置1に対して終了メッセージを送信し、画像形成装置1はこのメッセージを受信すると通常の操作画面を表示して(ステップS13)、その後の操作を待機する。
ワークフロー・プログラムはまた、画像形成装置1のICカードアクセス部12を制御してICカード内の情報を書き換えてもよい。ワークフローにかかわるログを、情報の改ざんが容易でないICカード内に保存することで、ワークフロー実行の証拠として利用できる。
なお、ワークフロー・プログラムが小規模なスクリプトであれば、ICカード内の領域にプログラム自身を格納してもよい。この場合、ワークフロー・プログラムをアプリケーションサーバー3に事前にインストールする必要はない。読み取ったプログラムは、画像形成装置自身1が実行することも、外部のサーバーに送信して実行させることもできる。
また、上記の例では、ICカードに記録したワークフロー・プログラムID(ワークフローID)によって、例えば図6に示すような一連のワークフローを起動し、実行するようにしたが、他の実施形態として、異なるワークフローIDを記憶した複数のICカードを使用し、これらのICカードを画像形成装置1のICカードアクセス部12で連続して読み取らせることにより、それぞれのICカードに記録したワークフローIDをもつワークフロー・プログラムを順に起動して実行させるようにすることもできる。
例えば、図6の例の日報提出ワークフローを2枚のICカード(A,B)で実行させるようにすることができる。この場合、例えば、日報をスキャンし(S21)、事前設定済みの日報保管フォルダにスキャン画像を保存する(S22)ワークフロー・プログラムと、連絡メールを送信する(S23)ワークフロー・プログラムとをそれぞれ別に実行可能なワークフローIDを設けておく。そして、画像形成装置1では、カードAのワークフローIDを読み込んだときには、日報をスキャンし(S21)、事前設定済みの日報保管フォルダにスキャン画像を保存する(S22)までの処理を実行し、カードAとカードBとを連続して読み込んだときには、上記のS21、S22の後に連絡メールを送信する(S23)までの一連の処理を実行させるようにすることができる。
これにより、ワークフローの特定範囲のシーケンスに対してワークフローIDを割り当てることができ、例えばユーザーは、ICカードを用いて、ワークフローのプログラムに容易にシーケンスを追加することができ、プログラムの柔軟性を向上させることができる。
さらに他の実施形態では、ワークフロー・プログラムを指定するワークフローIDを記憶する複数のICカードと、複数のワークフロー・プログラムの実行に使用可能なパラメータ群を記憶するICカードとを用いるようにしてもよい。
例えば、ワークフロー・プログラムを指定するICカード(A,B)を用い、ICカードAには、「スキャン to FTP」(スキャンしてデータをFTPサーバーに転送する)を実行するプログラムのワークフローIDを記録させ、カードBには、「スキャン to Eメール」(スキャンしたデータをEメールにより送信する)を実行するプログラムのワークフローIDを記録させる。一方、ワーク・フローグラムを実行するために使用するパラメータを記録するカードC,Dを用いて、カードCには、ワークフロー・プログラム「スキャン to FTP」に対応したパラメータ「FTPサーバー名;サーバーX」を記録し、カードDには、ワークフロー・プログラム「スキャン to Eメール」に対応したパラメータ「送信先アドレス:xxx@xyz.co.jp」を記録しておく。
そして、画像形成装置1では、カードAとのワークフローIDと、カードBのパラメータを読み込んだときには、カードCのパラメータに基づいて「スキャン to FTP」を実行し、カードBのワークフローIDとカードDのパラメータを読み込んだときには、カードCのパラメータに基づいて「スキャン to Eメール」を実行する。
この場合、同じワークフロー・プログラムを使用して、異なる宛先にデータを送信したい場合には、別のICカードを用意することができる。例えば、「スキャン to FTP」のパラメータとして、複数のICカードにそれぞれ異なるFTPサーバー名のパラメータを記録しておけば、使用したICカードのパラメータに従って、データ送信先のFTPサーバーを指定することができる。
また、パラメータを記録する複数のカードC,Dには、例えばそれぞれ「読み取り解像300DPI」、「読み取り解像度600DPI」などのパラメータを記録しておくこともできる。この場合には、解像度の情報は、カードAの「スキャン to FTP」と、カードBの「スキャン to Eメール」のいずれにも適用できる。ユーザーは、これらのカードを適宜組み合わせ、所望の条件でワークフロー・プログラムを実行させることができるようになる。
つまりこの例では、2つの認証トークン(ICカード)から、それぞれワークフローIDとパラメータとを読み取ったとき、これらワークフローIDとパラメータとに基づいて画像形成装置の機能を制御することができる。これにより、各種のワークフロー・プログラムに使用するパラメータを容易に設定することができるようになり、操作性や利便性を向上させることができるようになる。
1…画像形成装置、2…認証サーバー、3…アプリケーションサーバー、4…ネットワーク、11…基本機能制御部、12…ICカードアクセス部、13…画像形成部、14…画像読取部、15…ユーザーインタフェース部、16…ICカード読み書き装置、17…プリンタ装置、18…スキャナ装置、19…操作パネル装置、20…記憶装置、21…NIC、22…認証部、23…アプリケーション部、100…基本操作部、101…テンキー、102…クリアキー、103…スタートキー、110…モード選択部、120…タッチパネル部。

Claims (8)

  1. 認証トークンに記録された情報を読み取る認証トークン読み取り手段を有する画像形成装置と、
    該画像形成装置で読み取ったユーザー信任情報に基づいてユーザーを認証する認証サーバーと、
    前記画像形成装置で読み取った情報に含まれるワークフロー・プログラム情報、及び該ワークフロー・プログラムを実行するためのパラメータ情報に基づいて前記画像形成装置を制御できるアプリケーションサーバーとからなる文書処理自動化システムであって、
    前記画像形成装置は、前記認証トークン読み取り手段が、ユーザーの所持する認証トークンに記録された情報を読みとったとき、該読み取った情報に含まれるユーザー信任情報を前記認証サーバーに送信し、
    該認証サーバーは、前記画像形成装置から送信されたユーザー信任情報に基づいてユーザーの認証を行い、
    前記画像形成装置は、前記認証トークンに記録された情報に含まれるワークフロー・プログラム情報を前記アプリケーションサーバーに送信し、
    前記アプリケーションサーバーは、前記ワークフロー・プログラム情報に基づいて前記画像形成装置を制御する文書処理自動化システムにおいて、
    前記画像形成装置の前記認証トークン読み取り手段は、2つの認証トークンから、それぞれ前記ワークフロー・プログラム情報と前記パラメータ情報とを読み取ったとき、該読み取ったワークフロー・プログラムとパラメータ情報とを前記アプリケーションサーバーに送信し、
    前記アプリケーションサーバーは、前記認証トークン読取手段が読み取ったワークフロー・プログラム情報とパラメータ情報とに基づいて前記画像形成装置を制御することを特徴とする文書処理自動化システム。
  2. 前記画像形成装置が前記アプリケーションサーバーに送信する情報は、該アプリケーションサーバーが実行するワークフロー・プログラムによって利用されるユーザー信任情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の文書処理自動化システム。
  3. 前記認証トークン読み取り手段は、前記認証トークンに記録された情報を読み取る機能に加えて、前記認証トークンに対して情報を書き込む機能を有し、
    前記アプリケーションサーバーで実行されるワークフロー・プログラムは、前記認証トークン読み取り手段を介して認証トークンの情報を読み書きすることを特徴とする、請求項1または2に記載の文書処理自動化システム。
  4. 前記画像形成装置の前記認証トークン読み取り手段は、複数の認証トークンから、それぞれ異なるワークフロー・プログラム情報を読み取ったとき、該読み取ったワークフロー・プログラムを前記アプリケーションサーバーに送信し、
    前記アプリケーションサーバーは、前記認証トークン読取手段がワークフロー・プログラム情報を読み取った順序で、前記画像形成装置を制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか1に記載の文書処理自動化システム。
  5. 認証トークンに記録された情報を読み取る認証トークン読み取り手段と、
    該認証トークン読み取り手段で読み取ったユーザー信任情報に基づいてユーザーを認証する認証手段と、
    前記認証トークン読み取り手段で読み取った情報に含まれるワークフロー・プログラム情報、及び該ワークフロー・プログラムを実行するためのパラメータ情報に基づいて自身の機能を制御できるアプリケーション実行手段とを有する画像形成装置であって、
    前記認証トークン読み取り手段が、ユーザーの所持する認証トークンに記録された情報を読みとったとき、前記認証手段は、前記読み取った情報に含まれるユーザー信任情報に基づいてユーザーの認証を行い、
    前記アプリケーション実行手段は、前記認証トークンに記録された情報に含まれるワークフロー・プログラム情報に基づいて前記画像形成装置の機能を制御する画像形成装置において、
    前記認証トークン読み取り手段が、2つの認証トークンから、それぞれ前記ワークフロー・プログラム情報と前記パラメータ情報とを読み取ったとき、前記アプリケーション実行手段は、前記認証トークン読み取り手段が読み取ったワークフロー・プログラム情報とパラメータ情報とに基づいて前記画像形成装置を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記アプリケーション実行手段が前記画像形成装置の機能を制御するために使用する情報は、前記アプリケーション実行手段が実行するワークフロー・プログラムによって利用されるユーザー信任情報を含むことを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記認証トークン読み取り手段は、前記認証トークンに記録された情報を読み取る機能に加えて、前記認証トークンに対して情報を書き込む機能を有し、
    前記アプリケーション実行手段で実行されるワークフロー・プログラムは、前記ICカード読み取り手段を介して認証トークンの情報を読み書きすることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記認証トークン読み取り手段が、複数の認証トークンから、それぞれ異なるワークフロー・プログラム情報を読み取ったとき、前記アプリケーション実行手段は、前記認証トークン読み取り手段がワークフロー・プログラム情報を読み取った順序で、前記画像形成装置の機能を制御することを特徴とする請求項のいずれか1に記載の画像形成装置
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