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JP4861932B2 - 給紙装置、画像形成装置 - Google Patents
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JP4861932B2 - 給紙装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、印刷装置などの画像形成装置に設けられる給紙装置に関し、特に、用紙の積載量に合わせて用紙積載部が変位することで、積載された用紙の最上面高さをほぼ一定の位置にし、最上面の用紙から順次給紙するようにした給紙装置と、これを用いた画像形成装置に関する。
この種の給紙装置としては用紙の搬送を良好に行わせることが必要であり、そのため種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、コロ、具体的には搬送ローラを清掃する手段として、両端が支持された保持板の内側に弾性変形させた取り付け板を設け、その取り付け板に清掃部材を付けたものが開示されている。また特許文献2には、給紙ローラ表面を清掃する清掃手段を有し、さらにこれを清掃する2次清掃手段を設けた。ものが開示されている。さらに特許文献3には、給紙途中に用紙を停止させて、清掃したいコロを空回転させるものが開示されている。
また特許文献4には、ガイド板の清掃のため、転写材搬送ベルト下流側にて、用紙画像面とは反対側で用紙と接触するガイド手段をベルト部材で構成し、そのベルト表面をクリーニングするものが開示されている。
また特許文献5には、シート状部材端面の、粘着物質除去のため、シート状部材を囲む様に、4方向から回転するクリーニングロールを当接させて、シート状部材側面の粘着物質を除去するものが開示されている。
また、ラベル紙等、用紙端面に接着剤が付着している用紙を送る場合は、サイドフェンス内壁面にPTFE(四フッ化エチレン樹脂)フィルムを貼り付けて対応しているものもの知られていた。
特許第2668612号公報 特許第3323802号公報 特開2000−128376号公報 特開2001−255712号公報 特開平9−54295号公報
しかしながら特許文献1の技術では、搬送ローラを清掃する手段であり、給紙時の用紙位置を規制するサイドフェンスの清掃手段ではないので、サイドフェンス清掃への技術展開が容易で無い。また特許文献2の技術では、給紙ローラを清掃する手段であり、給紙時の用紙位置を規制するサイドフェンスの清掃手段ではないので、サイドフェンス清掃への技術展開が容易で無い。さらに特許文献3の技術では、搬送ローラを清掃する手段であり、給紙時の用紙位置を規制するサイドフェンスの清掃手段ではないので、サイドフェンス清掃への技術展開が容易で無い。
また特許文献4の技術では、用紙搬送ガイド板を清掃する手段であり、給紙時の用紙位置を規制するサイドフェンスの清掃手段ではないので、サイドフェンス清掃への技術展開が容易で無い。
そして特許文献5の技術では、積載されたシート状部材端面の粘着物質を除去する手段であり、給紙時の用紙位置を規制するサイドフェンスの清掃手段ではないので、サイドフェンス清掃への技術展開が容易で無い。
なお、サイドフェンス内壁面に、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)フィルムを貼り付けた場合、PTFEは非接着性が高いために、サイドフェンス内壁面に接着剤(粘着物質)が付着しにくいが、経時的には若干の付着が生じ、サイドフェンス内壁面に接着剤(粘着物質)が付着した場合、次紙給紙時にこれが抵抗となり、用紙搬送が遅れ、不送りジャムになってしまう。
本発明はこのような従来の問題点にかんがみてなしたもので、サイドフェンス内壁面等の構成を改良して付着した汚れを取り除くことで、用紙の搬送性を向上させ得る給紙装置とこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の給紙装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するために、用紙の積載量に合わせて用紙積載部が変位することで、積載された用紙最上面の高さをほぼ一定の位置にし、最上面の用紙から順次給紙するようにした給紙装置において、前記用紙積載部にクリーニング部材を設け、該クリーニング部材を、前記用紙積載部を挟むように位置するサイドフェンスの内壁面と当接させてなることを特徴とする。
請求項2に係るものは、請求項1記載の給紙装置において、前記クリーニング部材を、用紙搬送高さ位置を超えて上昇可能としてなることを特徴とする。
請求項3に係るものは、請求項1記載の給紙装置において、最終紙給紙直後で積載用紙無し時の用紙積載部位置(上面が用紙搬送高さ位置)から、前記クリーニング部材が前記用紙搬送高さ位置よりも上に位置するように前記用紙積載部を一旦上昇させることを特徴とする。
請求項4に係るものは、請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置において、積載用紙無しとなった直後に、前記クリーニング部材が前記用紙搬送高さ位置よりも上の位置と該用紙搬送高さ位置よりも下側の位置の間を1回以上動作するように前記用紙積載部を動作させることを特徴とする。
請求項5に係るものは、請求項1、3、4のいずれかに記載の給紙装置において、一つの画像形成ジョブ終了直後に、前記クリーニング部材が前記用紙搬送高さ位置よりも上の位置と前記用紙搬送高さ位置よりも下側の位置間を1回以上動作するように前記用紙積載部を動作させることを特徴とする。
請求項6に係るものは、請求項3から5のいずれかに記載の給紙装置において、前記用紙搬送高さ位置から上方向への動作、及びそこから下側へのクリーニング動作時における、前記用紙積載部の移動速度を通常の給紙時の移動速度よりも速くすることを特徴とする。
請求項7に係るものは、請求項2から6のいずれかに記載の給紙装置において、ラベル紙を通紙時にのみ、前記クリーニング動作をさせることを特徴とする。
請求項8に係るものは、請求項1から7のいずれかに記載の給紙装置において、前記クリーニング部材にクリーニング液を供給し、該クリーニング液の収納タンクを前記用紙積載部の内部に設けたことを特徴とする。
請求項9に係るものは、請求項8記載の給紙装置において、前記クリーニング部材への前記クリーニング液の供給を、前記用紙搬送高さ位置より上部で実施することを特徴とする。
請求項10に係るものは、請求項1から9のいずれかに記載の給紙装置において、前記クリーニング部材を、前記用紙積載部の上側から交換可能としたことを特徴とする。
請求項11に係るものは、請求項8から10のいずれかに記載の給紙装置において、前記クリーニング液を、前記用紙積載部の上側から補充可能としたことを特徴とする。
請求項12に係るものは、請求項1から11のいずれかに記載の給紙装置において、前記クリーニング中は、給紙動作できない旨を報知する手段を有することを特徴とする。
請求項13に係るものは、請求項1から12のいずれかに記載の給紙装置において、給紙枚数を基に、ある一定量毎にクリーニング動作させることを特徴とする。
請求項14に係るものは、請求項1から13のいずれかに記載の給紙装置において、前記クリーニング部材は、前記用紙積載部に対し、用紙の幅方向で出没自在になっていることを特徴とする。
請求項15に係る画像形成装置は、請求項1から14のいずれかに記載の給紙装置を用いたことを特徴とする。
本発明によれば、用紙の積載量に合わせて用紙積載部が変位することで、積載された用紙最上面の高さをほぼ一定の位置にし、最上面の用紙から順次給紙する様にした給紙装置において、用紙積載部にクリーニング部材を設け、前記クリーニング部材をサイドフェンス内壁面と当接させているので、サイドフェンス内壁面に付着した汚れを取り除くことができるので、用紙の搬送性が向上する。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1を示す図である。平面図(図1(A)は、図の上下方向中央部を境に前側(図では下側)の図示を略してある。図1(B)は正面図、図1(C)は右側面図である。
図示の画像形成装置1の横には給紙装置2が設けられ、給紙装置2から画像形成装置1へ向けて用紙3が1枚ずつ所定のタイミングで給紙される。なお用紙幅方向は、搬送方向で中央基準である。画像形成装置1は、受け取った用紙3に対して画像を形成し、排紙する様になっている。なお本実施例の給紙装置2には、例えば、厚さ0.11mmの用紙3を4000枚積載できるようなもので、図1は、用紙積載部7に用紙3を4000枚積んだ直後の状態図である。
以下、このような給紙装置2の構成、動作について説明する。給紙装置2は、主として用紙積載ユニット4、給紙搬送ユニット5から構成されており、用紙積載ユニット4はフレーム6を有し、給紙搬送ユニット5はこのフレーム6に取り付けられている。
用紙積載ユニット4には主に、フレーム6と、給紙する用紙3を積載する用紙積載部7、用紙積載部7を水平状態のまま上下に昇降させる用紙積載部昇降駆動部(図示省略)、用紙3の給紙方向両側面を保持規制する前後のサイドフェンス8、9、用紙搬送方向後端を保持規制するエンドフェンス10、用紙積載部7の位置を検知するフォトセンサ11A、11B、11C、11D、11Eからなる。用紙積載部7にはその後側に、フォトセンサ11A〜11EをONとするための突起遮光部7Aが設けてある。そして、突起遮光部7Aの上下端部が前記フォトセンサを遮光することにより、用紙積載部7の高さ位置、すなわち用紙3の積載枚数が判るようになっている。
他方、給紙搬送ユニット5には主に、用紙積載部7に積載された用紙3を最上紙から給紙するためのピックアップローラ12、フィードローラ13、リバースローラ14、搬送ローラ15、ピックアップローラ12を上下させるアクチェータ部16(図示省略)、用紙上面位置制御センサ部17(図示省略)、ペーパーエンド検知センサ部18(図示省略)から構成されている。
以下、用紙積載部7の動作に絞って説明を行う。
まず用紙積載部7に積載された用紙3は、用紙積載部昇降駆動部(図示省略)により上昇させられ、用紙上面位置制御センサ部17(図示省略)によって、その最上面位置がほぼ一定の位置(3A位置)になるように制御され、ピックアップローラ12等のローラにて画像形成装置1に給紙搬送される(図3参照)。すなわち、給紙時における用紙搬送高さ位置が常にほぼ一定の高さ(3A位置)になるようになっている。
ところで用紙積載部7には、上述のように4000枚の用紙3を積載可能なので、用紙3の積載枚数によるが、用紙積載部7は用紙上面位置制御センサ部17〜フォトセンサ11E間で、制御される位置を昇降自在になっている。
ここで、前記センサ11A 〜11Eは、下記に従って配置されているものとする。
・センサ11A : 最上面の用紙搬送高さ位置(3A位置)よりもクリーニング部材20が上方向に位置する様、配置(用紙積載部7:L5位置)
・センサ11B : 用紙残量が50枚程度の位置。(用紙積載部7:L3位置)
・センサ11C : 用紙残量が500枚程度になるニアエンド位置(用紙積載部7:L2位置)
・センサ11D : 用紙残量が2000枚程度になる位置(用紙積載部7:L1位置)
・センサ11E : 用紙を4000枚積載できる位置(用紙積載部7:L0位置)
なお図5は、 用紙積載部7に積載した用紙が2000枚の時の図である。
図1〜4に示すように、用紙積載部7には、クリーニング部19が用紙幅方向に出没調整可能に取り付けられている。クリーニング部19は、厚手のクリーニングフェルト20、保持ブラケット21から構成されており、保持ブラケット21に保持されたクリーニングフェルト20が、サイドフェンス8、9の内側面8A、9Aと接触するようになっている。なお本実施例では、クリーニング部材20として、厚手のフェルトを例にあげたが、例えば発砲PUR等同じ機能を持つ他の材料も使用できる。また本実施例の説明図では図示を略し、後側のサイドフェンス部のみにクリーニング部19を表記している。
クリーニング部19は、各用紙幅サイズに合わせ、用紙積載部7への概略位置を変更セットされる。保持ブラケット21の弾性変形部21Aには、凸部21Bが設けられ、他方用紙積載部7には細かな凹凸部7Bが設けられているので、この組み合わせにより、クリーニング部19の突出量、言い換えれば、クリーニングフェルト20のサイドフェンス8、9へのあたり具合を調整できるようになっており、クリーニング性能を一定に保つことができるようにしてある。また、クリーニング部19は、上側から脱着可能になっている。
このような構成にて、ペーパーエンド検知センサ部18(図示省略)にて用紙3無し、と判断した(図6が該当、用紙積載部7:L4位置)直後に、用紙積載部7を、センサ11Aにて検知する迄一旦上昇させる。すなわち、クリーニングフェルト20の上面が用紙搬送高さ位置(3A位置)を超えることになる(図7が該当)。
本実施例では、クリーニングフェルト20の上面が用紙搬送高さ位置(3A位置)を超える所まで用紙積載部7が上昇しても、ピックアップローラ12はアクチェータ部16にて用紙積載部7に当接しない様、上昇させられている。
次に図8に示すように、用紙積載部7をセンサ11Bが検知する位置(センサがONからOFFに切り替わる地点)迄下げる。すなわち、3A位置よりも下の位置まで下げる。この動作により、サイドフェンス8、9の内側面8A、9Aに付着した汚れを、クリーニングフェルト20にて、掻き落とすことができる。特に、最上面の用紙搬送高さ位置(3A位置)は、用紙端面がサイドフェンスと擦れる頻度が高く、汚れ易い。
今回のクリーニング動作の例では、クリーニング部19を用紙積載部7に備えて、用紙積載部7を動かす構成にしたが、図示しないアクチェータ装置でクリーニング部19のみを動かすようにしても良い。但し、前記の様に用紙積載部7を動かす様にした方が部品構成が簡単になり、容易に目的を達成することができる。また、前記動作回数については、用紙の種類情報、任意設定値に応じて動作回数を0〜複数回実施することができる。すなわち、動作回数により、クリーニング性能を変えることができる。
さらに、本実施例では、前記クリーニング時における用紙積載部7の下限位置をL3位置としたが、それより低いL2〜L0位置にしても良い。上記動作終了後は、用紙積載部7をセンサ11Eが検知する最下限位置迄、下降させる。この時にも、クリーニングフェルト20は、サイドフェンス8、9の内壁面8A、9Aと接触を続けるので、やはり、付着した汚れを掻き落とすことができる。使用者による用紙3補給後、随時給紙をすべく、用紙積載部7が上昇するが、この時にも汚れを掻き落とすこととなる。
また他の動作として、例えば用紙積載部7がセンサ11Bを検知している時等、積載用紙枚数が少ない時に、一つの画像形成ジョブ毎に前記クリーニング動作を行うようにしても良い。これにより、サイドフェンス内壁面(8A、9A)に付いた汚れ、特に用紙搬送高さ位置(3A)に付着した汚れを、より確実に取り除くことができる。また前記動作については、サイドフェンス8・9の内壁面に接着剤(粘着物質)22の付き易い、ラベル紙を通紙する時のみの動作としても良い(画像形成機器への紙種入力の際に、ラベル紙と入力することによる:サイドフェンス内壁面8A、9Aに接着剤22が付着した場合、次紙給紙時にこれが抵抗となり、用紙搬送が遅れ、不送りジャムになってしまう)。
これにより、ラベル紙を通紙時にのみ、前記クリーニング動作をさせることができ、クリーニング動作の必要の無い用紙についてはクリーニングに伴うダウンタイムを無くすことができる。
以上、本実施例ではセンサ11A〜11Eを用いての用紙積載部制御としたが、センサを用いずに、ステッピングモータ等を用いてのパルス制御でも行うことができる。
例えば、ラベル紙端面接着剤のサイドフェンス8、9への付着を防止するために、サイドフェンス内壁面に、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)フィルム23を貼り付ける技術がある。PTFEは非接着性が高い材質の為に、接着剤22は付着しにくくなるが、経時的には若干の付着が生じる。こういった時には、図10に示すように、クリーニングフェルト20の当接にて付着した接着剤22を比較的容易に掻き落とすことができる。
サイドフェンス8、9の内壁面8A、9AにPTFE(ポリ四フッ化エチレン)フィルム23を貼り付けない場合に、ラベル紙を給紙する際、サイドフェンスに付着した接着剤22は、乾式のクリーニングフェルトでは掻き落とすことが容易でない。
よって本発明の他の実施例として、クリーニングフェルト20をクリーニング液により、湿式にした事例を以下に示す(既に、図1〜9は湿式にする構成が反映されている図になっている)。
用紙積載部7に取り付けるクリーニング部19の構成として、クリーニングフェルト20、保持ブラケット21の他に、クリーニング液収納タンク24を有する。クリーニング液収納タンク24内には、クリーニング液25として、エタノール(Ethanol)が収納されている。クリーニング液収納タンク24は、弁部24Aとこれに一体で設けられたカム24B、液供給蓋24Cを有し、弁部24Aはクリーニングフェルト20に接離可能になっている。
後述するが、タンク弁部24Aとクリーニングフェルト20が直接接触する状態があるため、クリーニング液25の供給は、容易で、かつ効率良く行われる。液供給蓋24Cは、用紙積載部7上側から開けることができるので、クリーニング液25の補充性が良好になっている。クリーニングフェルト20へのクリーニング液25の供給は、用紙積載部がL5位置付近に上がった時に、サイドフェンス8、9に設けた凸部8B、9Bがカム24Bを叩くことで、ある一定量が自動的に供給される様になっている(叩かれた時は、およそ図2の状態)。勿論、クリーニング液25の供給は電動ポンプを用いる等、他の方法にて実施することもできる。
以上の手段により、クリーニング液25の供給を、用紙搬送高さ位置(3A位置)より上部で実施しているので、最上面の用紙搬送位置3Aに近く、サイドフェンス内壁面(8A、9A)の用紙搬送高さ位置3Aに多く付着した接着剤22を確実に取り除くことができる。
なお今回は、クリーニング液25の供給を、L5位置からのみとしたが、任意に複数個所設定すれば、よりクリーニング性能が上がることは説明するまでも無い。例えば図の例では、最下部にも設けている。またカム24Bの形状を工夫すれば、高さ方向で中間の所(例えばL1位置)でも対応できる。
またクリーニング液25については、接着剤(粘着物質)を除去できるもので、速乾性があるものであれば、エタノールに限るものではない。
以上から、サイドフェンス内壁面8A、9Aに、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)フィルム23を貼り付けた時において、前記の様にクリーニング液25を用いれば、より確実に接着剤(粘着物質)22を除去できることは言うまでも無い。
また本発明では以上のような構成で、クリーニング動作が行われている時には、当該給紙装置からは給紙できない旨を、使用者に報知(操作パネル等に表示等の手段にて)するようにすれば、使用者の利便性を損ねることは無い。なお使用者に報知する手段としては、公知、周知の手段を種々採用すればよいので、図示、説明は省略する。
また、その他のクリーニング方法として、本発明の給紙装置からの給紙枚数を基に、ある一定量毎にクリーニング動作をさせるようにすれば、クリーニングの動作回数(時間)を減らすことができるので、使用者の利便性をより損ねることが無い。
さらには、クリーニング動作時における用紙積載部7の上下のスピードを、通常の動作時より早くすれば、使用者の利便性をより損ねることは無い。例えば実施例2のように、サイドフェンス8、9に設けた凸部8B、9Bでカム24Bを叩いて、ある一定量のクリーニング液25を自動的に供給する様な方式をとる場合は、上下のスピードが速い方が有利である。
また、今回はクリーニング部19を、サイドフェンス8、9の搬送方向下流側にのみ設けた例で説明したが、搬送方向全域に渡ってクリーニングするようにしても良い。その時には、例えば、クリーニングフェルト20を搬送方向に長くする、又はクリーニング部19を複数個設置しても良い。あるいは、板金でのビードやプラスチック部品での凸部などの様に、サイドフェンスの用紙と接触する部分が小さく設定されている時には、そこだけクリーニングする様にしても良い。
さらに、本発明では用紙積載部7が水平の姿勢を保ったまま上下の動作をする給紙装置について説明したが、250〜550枚程度の給紙トレイで良く使われている、支点を中心にして回転動作する様な用紙積載部7にも適用できることは言うまでも無い。
以上説明してきたように、本発明の給紙装置においては、サイドフェンス内壁面(8A、9A)に付着した汚れを取り除くことを目的とし、用紙(3)の積載量に合わせて用紙積載部(7)が変位することで、積載された用紙最上面の高さをほぼ一定の位置(3A位置)にし、最上面の用紙から順次給紙する様にした給紙装置(2)において、用紙積載部(7)にクリーニング部材(20)を設け、前記クリーニング部材(20)をサイドフェンス内壁面(8A、9A)と当接させているので、サイドフェンス内壁面(8A、9A)に付着した汚れを取り除くことができるようにしている。
また、サイドフェンス内壁面(8A、9A)に付着した汚れを取り除くこと、特に用紙搬送高さ位置(3A位置)に付着した汚れを取り除くために、用紙積載部(7)に取り付けたクリーニング部材(20)を、用紙搬送高さ位置(3A位置)よりも上迄上昇させているので、サイドフェンス内壁面(8A、9A)に付着した汚れを取り除くこと、特に用紙搬送高さ位置(3A位置)に付着した汚れを取り除くことができる。
また、サイドフェンス内壁面(8A、9A)の用紙搬送高さ位置(3A位置)に付着した汚れを取り除くのを、より簡単な構成で達成するために、ラスト紙給紙直後、すなわち積載用紙無し時の用紙積載部(7)位置(上面が用紙搬送高さ位置3A)から、クリーニング部材(20)が用紙搬送高さ位置(3A位置)よりも上に位置する様、用紙積載部(7)を一旦上昇させているので、サイドフェンス内壁面(8A、9A)の用紙搬送高さ位置(3A位置)に付着した汚れを取り除くのを、より簡単な構成で達成することができる。
また、サイドフェンス内壁面(8A、9A)全体に付いた汚れ、特に用紙搬送高さ位置(3A)に付着した汚れをより確実に取り除くために、用紙(3)無しとなった直後に、クリーニング部材(20)が用紙搬送高さ位置(3A位置)よりも上の位置と用紙搬送高さ位置(3A位置)よりも下側の位置間を1回以上動作する様、用紙積載部(7)を動作させるので、サイドフェンス内壁面(8A、9A)全体に付いた汚れ、特に用紙搬送高さ位置(3A)に付着した汚れをより確実に取り除くことができる。
またサイドフェンス内壁面(8A、9A)全体に付いた汚れ、特に用紙搬送高さ位置(3A)に付着した汚れを、頻繁にかつより確実に取り除くために、一つの画像形成ジョブ終了直後に、クリーニング部材(20)が用紙搬送高さ位置(3A位置)よりも上の位置と用紙搬送高さ位置(3A位置)よりも下側の位置間を1回以上動作する様、用紙積載部(7)を動作させるので、サイドフェンス内壁面(8A、9A)全体に付いた汚れ、特に用紙搬送高さ位置(3A)に付着した汚れをより確実に取り除くことができる。
また、クリーニング動作時における、当該給紙装置を使えない時間を短くし、使用者の利便性を損ね無いようにするために、用紙搬送高さ位置(3A位置)から上方向への動作、及びそこから下側へのクリーニング動作時における、用紙積載部7の移動速度を通常の給紙時の移動速度よりも速くしているので、クリーニング動作時における、当該給紙装置を使えない時間を短くし、使用者の利便性を損ね無いようにすることができる。
また、クリーニング動作の必要の無い用紙については、クリーニング動作に伴うダウンタイムを無くすためと、サイドフェンスに接着剤(粘着物質)の付き易いラベル紙において、サイドフェンス内壁面(8A、9A)に付着した接着剤を確実に取り除くために、ラベル紙を通紙時にのみ、前記のクリーニング動作をさせるので、クリーニング動作の必要の無い用紙についてはクリーニングに伴うダウンタイムを無くすことができる。また、サイドフェンスに接着剤(粘着物質)の付き易いラベル紙においては、サイドフェンス内壁面(8A、9A)に付着した接着剤を確実に取り除くことができる。
また、クリーニング部材(20)へのクリーニング液(25)の供給をより容易にかつ効率良く行うことができると共に、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)フィルムをサイドフェンス内壁面(8A、9A)に貼り付けていても、経時的に付着してしまう接着剤(粘着物質)を確実に取り除くことで、給紙時に接着剤が抵抗となり、用紙搬送が遅れ、不送りジャムになるのを防ぐために、クリーニング部材(20)にクリーニング液(25)を供給し、その収納タンク(24)を用紙積載部(7)内部に設けているので、クリーニング部材(20)へのクリーニング液(25)の供給をより容易にかつ効率良く行うことができると共に、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)フィルムをサイドフェンス内壁面(8A、9A)に貼り付けていても、経時的に付着してしまう接着剤(粘着物質)を確実に取り除くこともできるので、給紙時に接着剤が抵抗となり、用紙搬送が遅れ、不送りジャムになってしまうのを防ぐことができる。
また、実際のクリーニング動作時にクリーニング液(25)を供給することで、クリーニング液が乾いてしまうのを防ぎ、これによって、サイドフェンス内壁面(8A、9A)における、用紙搬送高さ位置(3A)に付着した接着剤(粘着物質)(22)をより確実に取り除くために、クリーニング部材(20)へのクリーニング液(25)の供給を、用紙搬送高さ位置(3A位置)より上部で実施しているので、実際のクリーニング動作時にクリーニング液(25)を供給でき、クリーニング液が乾いてしまうことが無いので、サイドフェンス内壁面(8A、9A)における、用紙搬送高さ位置(3A)に付着した接着剤(粘着物質)(22)をより確実に取り除くことができる。
またクリーニング部材(20)の交換性を良好にするために、クリーニング部材(20)は、用紙積載部(7)上側から交換できるので、クリーニング部材(20)の交換性を良好にすることができ、前記クリーニング液(25)の補充性を良好にするために、クリーニング液(25)は、用紙積載部(7)上側から補充できるので、クリーニング液(25)の補充性を良好にすることができ、前記クリーニング中の、使用者の利便性を損ねないために、クリーニング中は、給紙動作できない旨を報知することで、使用者の利便性を損ねることを無くせる。
また、クリーニング動作に伴う給紙装置を使えない時間を短くすることで、使用者の利便性を損ね無いようにするために、給紙装置(2)からの給紙枚数を基に、ある一定量毎にクリーニング動作をさせるので、クリーニング動作での当該給紙装置を使えない時間を短くでき、使用者の利便性を損ねることが無い。
また、クリーニング部材(20)を各種用紙サイズ幅に対応させ、かつ、クリーニング性能を一定に保つために、クリーニング部材(20)は、用紙積載部(7)に対し、用紙の幅方向で出没自在になっているので、各種用紙サイズ幅に対応できると共に、サイドフェンス(8、9)に対する接触量を一定に調整できるので、クリーニング性能を一定に保つことができる。
なお上述のような本発明の給紙装置は、図示のようなタイプの画像形成装置のほかに、種々のタイプのものに適用可能であることは言うまでも無く、図示及び説明は省略する。
本発明の実施例1(用紙積載部L0位置)を示す図 本発明の実施例2)を示す図(図1の部分拡大図 図1の実施例装置で用紙積載部を動作(4000枚積載し、給紙直前の状態)させる状態の図 本発明の実施例2を示す図(図3の部分拡大図) 図1の実施例装置で用紙積載部に積載した用紙が2000枚の状態(用紙積載部L1位置)の図 図1の実施例装置で用紙積載部のペーパーエンド直後の状態(用紙積載部L4位置)の図 図6の状態から用紙積載部を一旦上昇させた状態(用紙積載部L5位置)を示す図 図7の状態から用紙積載部を若干下降させた状態(用紙積載部L3位置)を示す図 本発明の実施例2の詳細(用紙サイズ変更事例)を示す図 クリーニングフェルトの当接にて付着した接着剤を比較的容易に掻き落とすことができるようにした例(PTFEフィルムを使用、クリ−ニング液を使用しない事例)の図
符号の説明
1:画像形成装置
2:給紙装置
3:用紙
3A:用紙搬送高さ位置
4:用紙積載ユニット
5:給紙搬送ユニット
6:フレーム
7:用紙積載部
7A:突起遮光部
7B:細かな凹凸部
8:前サイドフェンス
8A:サイドフェンス内壁面
8B:凸部
9:後サイドフェンス
9A:サイドフェンス内壁面
9B:凸部
10:エンドフェンス
11A〜11E:用紙積載部位置検知センサ
12:ピックアップローラ
13:フィードローラ
14:リバースローラ
15:搬送ローラ
16:アクチェータ部(図示省略)
17:用紙上面位置制御センサ部(図示省略)
18:ペーパーエンド検知センサ部(図示省略)
19:クリーニング部
20:クリーニングフェルト
21:保持ブラケット
21A:弾性変形部
21B:凸部
22:汚れ、接着剤(粘着物質)
23:PTFEフィルム
24:クリーニング液収納タンク
24A:弁部
24B:カム
24C:液供給蓋
25:クリーニング液
L4位置:ラスト紙給紙直後の、用紙積載部7位置

Claims (15)

  1. 用紙の積載量に合わせて用紙積載部が変位することで、積載された用紙最上面の高さをほぼ一定の位置にし、最上面の用紙から順次給紙するようにした給紙装置において、
    前記用紙積載部にクリーニング部材を設け、該クリーニング部材を、前記用紙積載部を挟むように位置するサイドフェンスの内壁面と当接させてなることを特徴とする給紙装置。
  2. 前記クリーニング部材を、用紙搬送高さ位置を超えて上昇可能としてなることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 最終紙給紙直後で積載用紙無し時の用紙積載部位置(上面が用紙搬送高さ位置)から、前記クリーニング部材が前記用紙搬送高さ位置よりも上に位置するように前記用紙積載部を一旦上昇させることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  4. 積載用紙無しとなった直後に、前記クリーニング部材が前記用紙搬送高さ位置よりも上の位置と該用紙搬送高さ位置よりも下側の位置の間を1回以上動作するように前記用紙積載部を動作させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置。
  5. 一つの画像形成ジョブ終了直後に、前記クリーニング部材が前記用紙搬送高さ位置よりも上の位置と前記用紙搬送高さ位置よりも下側の位置間を1回以上動作するように前記用紙積載部を動作させることを特徴とする請求項1、3、4のいずれかに記載の給紙装置。
  6. 前記用紙搬送高さ位置から上方向への動作、及びそこから下側へのクリーニング動作時における、前記用紙積載部の移動速度を通常の給紙時の移動速度よりも速くすることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の給紙装置。
  7. ラベル紙を通紙時にのみ、前記クリーニング動作をさせることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の給紙装置。
  8. 前記クリーニング部材にクリーニング液を供給し、該クリーニング液の収納タンクを前記用紙積載部の内部に設けたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の給紙装置。
  9. 前記クリーニング部材への前記クリーニング液の供給を、前記用紙搬送高さ位置より上部で実施することを特徴とする請求項8記載の給紙装置。
  10. 前記クリーニング部材を、前記用紙積載部の上側から交換可能としたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の給紙装置。
  11. 前記クリーニング液を、前記用紙積載部の上側から補充可能としたことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の給紙装置。
  12. 前記クリーニング中は、給紙動作できない旨を報知する手段を有することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の給紙装置。
  13. 給紙枚数を基に、ある一定量毎にクリーニング動作させることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の給紙装置。
  14. 前記クリーニング部材は、前記用紙積載部に対し、用紙の幅方向で出没自在になっていることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の給紙装置。
  15. 請求項1から14のいずれかに記載の給紙装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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