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JP4865665B2 - テレビカメラシステム - Google Patents
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Description

本発明はテレビカメラシステムに係り、特にテレビカメラ(カメラ装置)とテレビレンズ(レンズ装置)との間で信号伝送を行うための電気インターフェースを有するテレビカメラシステムに関する。
テレビカメラには、主にスタジオ等で使用される大型のカメラ(EFPカメラ)と、主に取材などに携帯して使用される小型のカメラ(ENGカメラ)があり、EFPカメラには、箱型で大型のテレビレンズ(EFPレンズ)が装着され、ENGカメラには、小型のテレビレンズ(ENGレンズ)が装着されて使用される。
また、ENGカメラにEFPレンズを装着して使用する場合も増えており、その場合には、ENGカメラとEFPレンズとの間に機械的、電気的に双方を接続するためのアダプタ(レンズサポータ)が使用されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、テレビカメラとテレビレンズとを電気的に接続するインターフェース(コネクタ)の仕として、EFPカメラとEFPレンズとには、双方のマウント部に36ピンのコネクタが設けられている。EFPカメラとEFPレンズとの間では、そのコネクタを通じてパラレル通信又はシリアル通信による信号伝送が行われるようになっており、パラレル通信を行う場合には、コネクタの36ピンの全てが所定の種類の信号伝送に使用され、シリアル通信を行う場合には、36ピンのうちの2本のピンが主に使用されるようになっている。そのシリアル通信に使用される2本のピンは8番ピンと18番ピンであり、これらの2本のピンは、パラレル通信とシリアル通信とで共用されている。
ENGカメラとENGレンズとでは、双方に12ピンのコネクタが設けられており、ケーブルを通じてそれらのコネクタが接続されるようになっている。ENGカメラとEFPレンズとの間においてもそれらのコネクタを通じてパラレル通信又はシリアル通信による信号伝送が行われるようになっており、パラレル通信を行う場合には、コネクタの12ピンのうちの11本のピンが所定の種類の信号伝送に使用され、シリアル通信を行う場合には、コネクタの12ピンのうちの2本のピンが主に使用されるようになっている。シリアル通信に使用される2本のピンは11番ピンと12番ピンであり、これらの2本のピンのうち12番ピンはシリアル通信専用に設けられたピンであり、11番ピンがパラレル通信とシリアル通信とで共用され、12番ピンがシリアル通信のみで使用されている。
このようなインターフェースの仕において、ENGカメラにレンズサポータを介してEFPレンズを装着する場合に、従来では、ENGカメラとEFPレンズとの間での信号伝送をパラレル通信のみに限定すると共に、レンズサポータにおいて、ENGカメラのコネクタのパラレル通信に使用するピン(1〜11番ピン)と、そのパラレル通信に使用するピンに対応するEFPレンズのコネクタのピン(4〜6、8、12〜18番ピン)とを接続するようにしていた。
また、特許文献2では、ENGカメラにレンズサポータを介してEFPレンズを装着した場合にパラレル通信とシリアル通信の両方式での信号伝送に対応したものが開示されている。これによれば、ENGカメラがシリアル通信に対応しているか否かが自動で検出され、シリアル通信に対応している場合と対応していない場合とで、ENGカメラのコネクタとEFPレンズのコネクタとの間での各ピンの接続がレンズサポータ内で自動で切り替えられるようになっている。ENGカメラがシリアル通信に対応していない場合には、パラレル通信による信号伝送を行うために、ENGカメラのコネクタのパラレル通信に使用するピンと、これに対応するEFPレンズのコネクタのピンとが接続される。一方、ENGカメラがシリアル通信に対応している場合には、シリアル通信による信号伝送を行うために、EFPレンズのコネクタのシリアル通信に使用する2本のピンの接続先がENGカメラのコネクタのシリアル通信に使用する2本のピンに切り替えられるようになっている。
特開平07−225424号公報 特許第3799169号公報
しかしながら、特許文献2のように、ENGカメラとEFPレンズの各コネクタ間での各ピンの接続を自動で切り替えるようにすると、処理負担や製造コストが増大するという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、カメラ装置がパラレル通信用とシリアル通信用の端子(ピン)を1つのコネクタに備えている場合であって、そのカメラ装置に対して本来適合しない種類のレンズ装置を装着して使用する場合において、安価な構成により、レンズ装置とカメラ装置のとの間での信号伝送の方式をパラレル通信とシリアル通信とで切り替えられるようにしたテレビカメラシステムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のテレビカメラシステムは、カメラ装置に対して本来装着不能な種類のレンズ装置をレンズサポータを介して装着すると共に、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間で信号伝送を行うことを可能としたテレビカメラシステムであって、前記カメラ装置が、レンズ装置との間で信号伝送を行うための1つのコネクタを有し、該コネクタにパラレル通信を行うための端子とシリアル通信を行うための端子を備えているテレビカメラシステムにおいて、前記レンズ装置又は前記レンズサポータに、前記カメラ装置のコネクタに接続可能なパラレル通信用コネクタ及びシリアル通信用コネクタが設けられ、前記カメラ装置のコネクタに前記パラレル通信用コネクタを接続することにより、前記レンズ装置からのパラレル通信用の信号線が前記カメラ装置のコネクタのパラレル通信用の端子に接続され、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でパラレル通信による信号伝送を可能とし、前記カメラ装置のコネクタの前記シリアル通信用コネクタを接続することにより、前記レンズ装置からのシリアル通信用の信号線が前記カメラ装置のコネクタのシリアル通信用の端子に接続され、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でシリアル通信による信号伝送を可能としたテレビカメラシステムであって、前記パラレル通信用コネクタ及び前記シリアル通信用コネクタのうちのいずれか一方のコネクタと前記カメラ装置のコネクタとの間をケーブルにより接続したことを特徴としている。
本発明によれば、レンズ装置又はレンズサポータと、カメラ装置とのコネクタの接続を単に変更することによってレンズ装置とカメラ装置との間での信号伝送の方式をパラレル通信とシリアル通信とで変更することができる。
請求項2に記載のテレビカメラシステムは、請求項1に記載の発明において、前記パラレル通信用コネクタ及び前記シリアル通信用コネクタは、前記レンズサポータに設けられ、前記レンズ装置と前記レンズサポータとの間での所定のコネクタの接続を通じて、前記パラレル通信用コネクタ及び前記シリアル通信用コネクタの各端子に前記レンズ装置からの所定の信号線が接続されることを特徴としている。
本発明は、請求項1に記載の発明の一態様であり、パラレル通信用コネクタと、シリアル通信用コネクタをレンズサポータに設けた態様を示す。レンズ装置とレンズサポータとの間の接続は、従来のものが使用できる。
請求項に記載のテレビカメラシステムは、カメラ装置に対して本来装着不能な種類のレンズ装置をレンズサポータを介して装着すると共に、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間で信号伝送を行うことを可能としたテレビカメラシステムであって、前記カメラ装置が、レンズ装置との間で信号伝送を行うための1つのコネクタを有し、該コネクタにパラレル通信を行うための端子とシリアル通信を行うための端子を備えているテレビカメラシステムにおいて、前記レンズ装置又は前記レンズサポータに、前記カメラ装置のコネクタに接続可能なパラレル通信用コネクタ及びシリアル通信用コネクタが設けられ、前記カメラ装置のコネクタに前記パラレル通信用コネクタを接続することにより、前記レンズ装置からのパラレル通信用の信号線が前記カメラ装置のコネクタのパラレル通信用の端子に接続され、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でパラレル通信による信号伝送を可能とし、前記カメラ装置のコネクタに前記シリアル通信用コネクタを接続することにより、前記レンズ装置からのシリアル通信用の信号線が前記カメラ装置のコネクタのシリアル通信用の端子に接続され、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でシリアル通信による信号伝送を可能としたテレビカメラシステムであって、前記パラレル通信用コネクタは、2つの第1コネクタ及び第2コネクタからなり、前記第1コネクタに装着可能な第1ケーブルコネクタと、前記第2コネクタ及び前記シリアル通信用コネクタに装着可能な第2ケーブルコネクタと、前記カメラ装置のコネクタに装着可能な第3ケーブルコネクタとを有するケーブルであって、第1ケーブルコネクタ及び第2ケーブルコネクタの各端子を前記第3ケーブルコネクタの各端子に接続するケーブルの接続において、前記第1ケーブルコネクタを前記第1コネクタに装着し、前記第2ケーブルコネクタを前記第2コネクタに装着し、前記第3ケーブルコネクタを前記カメラ装置のコネクタに装着することにより、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でパラレル通信による信号伝送を可能とし、前記シリアル通信用コネクタに前記第2ケーブルコネクタを装着し、前記第3ケーブルコネクタを前記カメラ装置のコネクタに装着することにより、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でシリアル通信による信号伝送を可能とすることを特徴としている。
本発明は、カメラ装置のコネクタのシリアル通信に使用される端子に接続される信号線のみをケーブルのコネクタの接続先の選択によって、パラレル通信用の信号線とシリアル通信用の信号線とで変更するようにした態様である。
本発明に係るテレビカメラシステムによれば、安価な構成により、レンズ装置とカメラ装置のとの間での信号伝送の方式をパラレル通信とシリアル通信とで切り替えられるようになる。
以下、添付図面に従って本発明に係るテレビカメラシステムを実施するための最良の形態について詳説する。
図1は、本発明が適用されるテレビカメラシステムの構成を示した外観側面図である。同図に示すテレビカメラシステム10は、EFPレンズ12、ENGカメラ14、レンズサポータ16を備えている。EFPレンズ12は、主にスタジオ等で三脚に固定されて使用されるEFPカメラ用のレンズ装置であり、箱型のケース内に撮影光学系(撮影レンズ)や制御回路等が搭載されている大型のレンズ装置である。
ENGカメラ14は、主に取材などに携帯され、カメラマンが肩等で支持して使用するカメラ装置であり、本来は同図のEFPレンズではなく、小型のレンズ装置(ENGレンズ)が装着されて使用されるカメラ装置である。
レンズサポータ16は、使用態様が異なるこれらのEFPレンズ12とENGカメラ14とを装着して使用できるようにするためのアダプタであり、例えば、三脚上に固定される。レンズサポータ16は、水平方向の基台部18と基台部18に対して鉛直方向に立設された衝立部20とを備えており、衝立部20の前側(図中左側)にEFPレンズ12、後側(図中右側)にENGカメラ14がそれぞれ固定されるようになっている。
衝立部20には図示しない開口部が設けられている。一方、EFPレンズ12の背面には、撮影光学系を収容するレンズ鏡胴の後端部に設けられたバヨネットマウントが突出しており、そのバヨネットマウントが衝立部20の開口部を挿通して、衝立部20の後側に固定されたENGカメラ14のマウントに連結されるようになっている。これによって、ENGカメラ14にEFPレンズ12の撮影光学系が装着されるようになっている。
また、EFPレンズ12とENGカメラ14とは、各種信号のやり取りが可能なようにレンズサポータ16を介して電気的に接続されるようになっている。
図2は、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送をパラレル通信により行うようにした従来における各装置間での電気コネクタの接続態様を示した図である。
EFPレンズ12の背面側にはカメラ装置(通常ではEFPカメラ)との間で各種信号のやり取りを行うための36ピンのコネクタ30が設けられており、レンズサポータ16の衝立部20の前面には、そのコネクタ30に連結可能な36ピンのレンズ側コネクタ32が設けられている。EFPレンズ12をレンズサポータ16に固定すると、それらのコネクタ30、32も直結されようになっている。
ENGカメラ14にはレンズ装置(通常ではENGレンズ)との間で各種信号のやり取りを行うための12ピンのコネクタ34が設けられている。レンズサポータ16の衝立部20の背面側からはケーブル36が送出され、そのケーブル36の端部にENGカメラ14のコネクタ34に接続される12ピンのカメラ側コネクタ38が設けられている。そのカメラ側コネクタ38とENGカメラ14のコネクタ34とが連結されるようになっている。
一方、EFPレンズ12のコネクタ30及びレンズサポータ16のレンズ側コネクタ32が36ピンであるのに対して、ENGカメラ14のコネクタ34及びレンズサポータ16のカメラ側コネクタ38が12ピンであり、ピン数(信号線の数)が相違している。そのため、ENGカメラ14がパラレル通信を行う場合におけるコネクタ34の各ピンの信号線の種類(各ピンから入出力される信号の種類)に適合するように、レンズサポータ16内において、レンズ側コネクタ32の36ピンのうちからENGカメラ14で必要な種類の信号線のピンのみをカメラ側コネクタ38の対応する各ピンに内部の伝送線により接続するようにしている。
図3は、図2の接続態様によりEFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送をパラレル通信により行う場合の信号線の接続状態を示した図である。同図において、レンズ側送受信部50は、EFPレンズ12内に搭載され、カメラ装置との間でやり取りする信号を送受信する回路部を示し、カメラ側送受信部52は、ENGカメラ14内に搭載され、レンズ装置との間でやり取りする信号を送受信する回路部を示している。
カメラ側送受信部52の1〜12番の各端子は、図2に示したENGカメラ14のコネクタ34の各ピンに接続される端子を示しており、各端子の番号は各々が接続されるコネクタ34の各ピンの番号を示している。また、レンズ側送受信部50の4〜6、8、12〜18番の各端子は、図2に示したEFPレンズ12のコネクタ30の各ピンに接続される端子を示しており、各端子の番号は各々が接続されるコネクタ30の各ピンの番号を示している。レンズ側送受信部50において、コネクタ30の他の番号のピンに接続される端子については詳細な図を省略して示している。
図2のようにEFPレンズ12とENGカメラ14とをレンズサポータ16を介して接続した場合、図3のように、レンズ側送受信部50の4〜6、8、12〜18番の各端子が、カメラ側送受信部52の1〜3、5〜11番の端子に信号線1〜3、5〜11により接続される。
カメラ側送受信部52の1〜3、5〜11番の端子は、パラレル通信で使用される信号線の端子であり、EFPレンズ12においてパラレル通信を行う場合に、これらの信号線の種類に一致するレンズ側送受信部50の4〜6、8、12〜18番の端子が、各信号線1〜3、5〜11を通じて接続される。これによって、EFPレンズ12とENGカメラ14との間でパラレル通信による信号伝送が可能となる。尚、EFPレンズ12のコネクタ30の4〜6、8、12〜18番ピン以外のピンに接続されるレンズ側送受信部50の他の信号線の端子は、同図では省略しているが、カメラ側送受信部52に接続されず開放の状態となる。
このような従来のテレビカメラシステムの構成においては、EFPレンズ12及びENGカメラ14が、信号伝送の方式としてパラレル通信以外にシリアル通信にも対応している場合であっても、シリアル通信での信号伝送を行うことができず、パラレル通信のみでの信号伝送に限定されている。
即ち、EFPレンズ12では、シリアル通信を行う場合、レンズ側送受信部50のパラレル通信でも使用される8、18番の端子(コネクタ30の36ピンのうち8、18番ピンの信号線)が使用される。それらの端子は、図3のようにパラレル通信を行う場合には、それぞれカメラ側送受信部52の9、8番の端子に接続されている。
一方、ENGカメラ14では、シリアル通信を行う場合には、カメラ送受信部52の11、12番の端子(コネクタ34の12ピンのうち11、12番ピンの信号線)が使用される。
そのため、シリアル通信を行う場合には、レンズ側送受信部50の8、18番の端子をカメラ側送受信部52の11、12番の端子に接続する必要がある。
図2、図3で示した従来のテレビカメラシステムでは、そのような接続状態への切替えを可能にしていないため、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送がパラレル通信に限定されている。
そこで、以下で説明する本実施の形態では、図1、2に示したENGカメラ14に変更を加えることなく、EFPレンズ12又はレンズサポータ16に変更を加え、レンズ側送受信部50の8、18番の端子の接続先をカメラ側送受信部52の9、8番の端子(パラレル通信の場合)と、11、12番の端子(シリアル通信の場合)とで切替可能にすること等によって、EFPレンズ12とENGカメラ14との間でパラレル通信とシリアル通信の両方式で信号伝送を行えるようにしている。
図4は、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送をパラレル通信とシリアル通信の両方式で行えるようにした場合の各装置間での電気コネクタの接続態様を示した第1の実施の形態の図である。尚、図2と同一の構成要素には図2と同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
同図において、レンズサポータ16にEFPレンズ12を固定すると、図2で示したのと同様に、EFPレンズ12の背面側に設けられた36ピンのコネクタ30と、レンズサポータ16の衝立部20の前面に設けられた36ピンのコネクタ30とが連結される。
レンズサポータ16の衝立部20の背面側からは図2と同様にケーブル36が送出され、そのケーブル36の端部にENGカメラ14のコネクタ34に連結可能な12ピンのカメラ側コネクタ38が設けられている。このカメラ側コネクタ38は、図2と同様にパラレル通信を行う場合にENGカメラ14のコネクタ34に連結される。尚、以下において、カメラ側コネクタ38をパラレル用コネクタ38と称す。
一方、衝立部20の背面側には図2と異なり、ケーブル36と異なるケーブル60が送出されており、そのケーブル60の端部にENGカメラ14のコネクタ34に連結可能なシリアル用コネクタ62が設けられている。このシリアル用コネクタ62は、シリアル通信を行う場合にENGカメラ14のコネクタ34に連結される。
ユーザは、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送の方式をパラレル通信としたい場合には、レンズサポータ16のパラレル用コネクタ38をENGカメラ14のコネクタ34に連結し、シリアル通信としたい場合には、レンズサポータ16のシリアル用コネクタ62をENGカメラ14のコネクタ34に連結すれば、望んだ方式での信号伝送が行われるようになっている。
図5は、このようなコネクタの接続態様におけるEFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号線の接続状態を示した図である。図3と同一又は類似の構成要素には図3と同一符号を付し、詳細な説明を省略する。また、パラレル通信を行う際にレンズ側送受信部50とカメラ側送受信部52とで接続される端子及び信号線であって、レンズ側送受信部50の8、18番以外の端子、カメラ側送受信部52の8、9、11、12番以外の端子、及び、それらの端子間を接続する信号線を、各々1つの端子(番号LP、CP)と1つの信号線Pで示している(以下の他の実施の形態においても同様)。
同図において、レンズサポータ16のパラレル用コネクタ38及びシリアル用コネクタ62の各ピンの番号は、ENGカメラ14のコネクタ34にそれらのコネクタ38、62を装着したときに接続されるコネクタ34の各ピンの番号を示している。
パラレル用コネクタ38の9、8番のピンにはレンズ側送受信部50の8、18番の端子が接続されている。また、パラレル用コネクタ38のCP番のピンにはレンズ側送受信部50のLP番の端子が接続され、パラレル用コネクタ38の12番のピンは開放されている。尚、パラレル用コネクタ38の11番のピンは、レンズ側送受信部50の16番の端子に接続されているが、同図では省略している。
これによれば、パラレル用コネクタ38をENGカメラ14のコネクタ34に装着すると、レンズ側送受信部50の8、18番の端子が、カメラ側送受信部52の9、8番の端子に信号線9、8により接続される。また、レンズ側送受信部50のパラレル通信で使用されるその他の端子(16番も含むLP番の端子)も、カメラ側送受信部52のCP番の端子(11番も含む)に接続される。従って、パラレル通信による信号伝送が可能となる。
一方、シリアル用コネクタの11、12番のピンにはレンズ側送受信部50の8、18番の端子が接続されている。シリアル用コネクタ62のその他のピンは開放されている。
これによれば、シリアル用コネクタ62をENGカメラ14のコネクタ34に装着すると、レンズ側送受信部50の8、18番の端子が、カメラ側送受信部52の11、12番の端子に信号線11、12により接続される。従って、シリアル通信による信号伝送が可能となる。
図6は、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送をパラレル通信とシリアル通信の両方式で行えるようにした場合の各装置間での電気コネクタの接続態様を示した第2の実施の形態の図である。尚、図4と同一又は類似の構成要素には図4と同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
同図において、レンズサポータ16にEFPレンズ12を固定すると、図2及び図4で示したのと同様に、EFPレンズ12の背面側に設けられた36ピンのコネクタ30、レンズサポータ16の衝立部20の前面に設けられた36ピンのコネクタ30とが連結される。
レンズサポータ16の衝立部20の背面には、図4と異なり、ケーブル36、60を設けることなく、12ピンのパラレル用コネクタ38とシリアル用コネクタ62が壁面に直接設けられている。これらのコネクタ38、62は、ケーブル70の一端に設けられた12ピンのコネクタ72が装着可能であると共に、ケーブル70の他端に設けられた12ピンのコネクタ74がENGカメラ14のコネクタ34に装着可能となっている。
ユーザは、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送の方式をパラレル通信としたい場合には、レンズサポータ16のパラレル用コネクタ38とENGカメラ14のコネクタ34との間をケーブル70により接続する。即ち、ケーブル70のコネクタ72をパラレル用コネクタ38に装着し、ケーブル70のコネクタ74をENGカメラ14のコネクタ34に装着する。
一方、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送の方式をシリアル通信としたい場合には、レンズサポータ16のシリアル用コネクタ62とENGカメラ14のコネクタ34との間をケーブル70により接続する。即ち、ケーブル70のコネクタ72をシリアル用コネクタ62に装着し、ケーブル70のコネクタ74をENGカメラ14のコネクタ34に装着する。
図7は、このようなコネクタの接続態様におけるEFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号線の接続状態を示した図である。図5と同一又は類似の構成要素には図5と同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
同図において、図5の構成と相違する点は、レンズサポータ16のパラレル用コネクタ38又はシリアル用コネクタ62がENGカメラ14のコネクタ34に直接接続されるのではなく、パラレル用コネクタ38又はシリアル用コネクタ62と各ピンと、ENGカメラ14のコネクタ34がケーブル70を介して接続される点である。
ケーブル70のコネクタ72をパラレル用コネクタ38に装着し、ケーブル70のコネクタ74をENGカメラ14のコネクタ34に装着すると、レンズ側送受信部50の8、18番の端子が、カメラ側送受信部52の9、8番の端子に信号線9、8により接続される。また、レンズ側送受信部50のパラレル通信で使用されるその他の端子(16番も含むLP番の端子)も、カメラ側送受信部52のCP番の端子(11番も含む)に接続される。従って、パラレル通信による信号伝送が可能となる。
一方、ケーブル70のコネクタ72をシリアル用コネクタ62に装着し、ケーブル70のコネクタ74をENGカメラ14のコネクタ34に装着すると、レンズ側送受信部50の8、18番の端子が、カメラ側送受信部52の11、12番の端子に信号線11、12により接続される。従って、シリアル通信による信号伝送が可能となる。
尚、上記第1及び第2の実施の形態では、パラレル用コネクタ38及びシリアル用コネクタ62がレンズサポータ16に設けられているが、いずれか一方、又は、両方がEFPレンズ12に設けられていてもよい。
図8は、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送をパラレル通信とシリアル通信の両方式で行えるようにした場合の各装置間での電気コネクタの接続態様を示した第3の実施の形態の図である。尚、図2と同一又は類似の構成要素には図2と同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
同図において、レンズサポータ16にEFPレンズ12を固定すると、図2で示したのと同様に、EFPレンズ12の背面側に設けられた36ピンのコネクタ30と、レンズサポータ16の衝立部20の前面に設けられた36ピンのコネクタ30とが連結される。
レンズサポータ16の衝立部20の背面側からは図2と同様にケーブル36が送出され、そのケーブル36の端部にENGカメラ14のコネクタ34に連結可能な12ピンのカメラ側コネクタ38が設けられている。このカメラ側コネクタ38は、図2とパラレル通信を行う場合でもシリアル通信を行う場合でもENGカメラ14のコネクタ34に連結される。
一方、EFPレンズ12には、コネクタ30以外の例えば4ピンのパラレル用コネクタ80とシリアル用コネクタ82が設けられている。また、ケーブル36には、分岐されたケーブル36′が設けられており、その端部にコネクタ80、82に装着可能なコネクタ84が設けられている。
ユーザは、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送の方式をパラレル通信としたい場合には、ケーブル36′のコネクタ84をEFPレンズ12のパラレル用コネクタ80に装着し、シリアル通信としたい場合には、ケーブル36′のコネクタ84をEFPレンズ12のシリアル用コネクタ82に装着すれば、望んだ方式での信号伝送が行われるようになっている。
図9は、このようなコネクタの接続態様におけるEFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号線の接続状態を示した図である。図3又は図5と同一又は類似の構成要素には図3又は図5と同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
同図において、レンズサポータ16のカメラ側コネクタ38のCP番のピンは、レンズ送受信部50のLP番の端子に接続され、カメラ側コネクタ38の8、9、11、12番のピンは、ケーブル36′のコネクタ84の8、9、11、12番のピンに接続されている。
一方、EFPレンズ12のパラレル用コネクタ80の8、9、11番のピンは、レンズ側送受信部50の18、8、16番の端子に接続され、12番のピンは、開放されている。
また、EFPレンズ12のシリアル用コネクタ82の11、12番のピンは、レンズ側送受信部50の8、18番の端子に接続され、8、9番のピンは、開放されている。
従って、レンズサポータ16のカメラ側コネクタ38をENGカメラ14のコネクタ34に装着すると共に、ケーブル36′のコネクタ84をEFPレンズ12のパラレル用コネクタ80に装着すると、レンズ側送受信部50の8、18番の端子がカメラ側送受信部52の9、8番の端子に接続されると共に、レンズ送受信部50の16番の端子がカメラ側送受信部52の11番の端子に接続される。これによって、パラレル通信による信号伝送が可能となる。
一方、レンズサポータ16のカメラ側コネクタ38をENGカメラ14のコネクタ34に装着すると共に、ケーブル36′のコネクタ84をEFPレンズ12のシリアル用コネクタ82に装着すると、レンズ側送受信部50の8、18番の端子が、カメラ側送受信部52の11、12番の端子に接続される。従って、シリアル通信による信号伝送が可能となる。
以上、上記第1〜第3の実施の形態では、ケーブルのコネクタの接続先によってパラレル通信を行う場合とシリアル通信を行う場合とで切り替えるようにしたが、マニュアル操作されるスイッチによって切り替えるようにしてもよい。
図10は、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号伝送をパラレル通信とシリアル通信の両方式で行えるようにした場合の各装置間での電気コネクタの接続態様を示した第4の実施の形態の図である。同図の接続態様は、図2に示した従来の接続態様と全く同様の態様である。一方、レンズサポータ16にはスイッチ100が設けられている。
図11は、EFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号線の接続状態を示した図である。図10に示すようにレンズサポータ16のスイッチ100により、レンズ側送受信部50の8、18番の端子を、カメラ側送受信部52の9、8番の端子に接続する場合と、カメラ側送受信部52の11、12番の端子に接続する場合とで切り替えられるようになっている。これにより、パラレル通信としたい場合には、そのスイッチ100によってレンズ側送受信部50の8、18番の端子を、カメラ側送受信部52の9、8番の端子に接続し、シリアル通信としたい場合には、そのスイッチ100によってレンズ側送受信部50の8、18番の端子を、レンズ側送受信部52の11、12番の端子に接続する。
尚、スイッチ100は、EFPレンズ12内に設けてもよい。レンズサポータ内であってもよい。
以上の第1〜第4の実施の形態によれば、「発明が解決しようとする課題」の欄で挙げた特許第3799169号公報に記載の発明のようなENGカメラ14がシリアル通信対応か否かを判断する判断手段はなく、また、その判断手段の判断結果によって自動でEFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号線の接続をパラレル通信用とシリアル通信用とで自動で切り替える切替手段もなく、ユーザの判断でケーブルの接続やスイッチを操作してEFPレンズ12とENGカメラ14との間での信号線の接続をパラレル通信用とシリアル通信用とで切り替えるようにしている。そのため、簡易かつ安価な構成で実現できると共に、シリアル通信時に通信エラーが発生した場合にパラレル用の接続に自動的に切り替わり、復帰に時間を要するという不具合も解消することができる。
図1は、本発明が適用されるテレビカメラシステムの構成を示した外観側面図である。 図2は、EFPレンズとENGカメラとの間での信号伝送をパラレル通信により行うようにした従来における各装置間での電気コネクタの接続態様を示した図である。 図3は、図2の接続態様によりEFPレンズとENGカメラとの間での信号伝送をパラレル通信により行う場合の信号線の接続状態を示した図である。 図4は、EFPレンズとENGカメラとの間での信号伝送をパラレル通信とシリアル通信の両方式で行えるようにした場合の各装置間での電気コネクタの接続態様を示した第1の実施の形態の図である。 図5は、図4の接続態様におけるEFPレンズとENGカメラとの間での信号線の接続状態を示した図である。 図6は、EFPレンズとENGカメラとの間での信号伝送をパラレル通信とシリアル通信の両方式で行えるようにした場合の各装置間での電気コネクタの接続態様を示した第2の実施の形態の図である。 図7は、図6の接続態様におけるEFPレンズとENGカメラとの間での信号線の接続状態を示した図である。 図8は、EFPレンズとENGカメラとの間での信号伝送をパラレル通信とシリアル通信の両方式で行えるようにした場合の各装置間での電気コネクタの接続態様を示した第3の実施の形態の図である。 図9は、図8の接続態様におけるEFPレンズとENGカメラとの間での信号線の接続状態を示した図である。 図10は、EFPレンズとENGカメラとの間での信号伝送をパラレル通信とシリアル通信の両方式で行えるようにした場合の各装置間での電気コネクタの接続態様を示した第4の実施の形態の図である。 図11は、図10の接続態様におけるEFPレンズとENGカメラとの間での信号線の接続状態を示した図である。
符号の説明
10…テレビカメラシステム、12…EFPレンズ、14…ENGカメラ、16…レンズサポータ、30、34…コネクタ、32…レンズ側コネクタ、38…カメラ側コネクタ(パラレル用コネクタ)、50…レンズ側送受信部、52…カメラ側送受信部、62…シリアル用コネクタ、70…ケーブル、80…パラレル用コネクタ、82…シリアル用コネクタ、100…スイッチ

Claims (3)

  1. カメラ装置に対して本来装着不能な種類のレンズ装置をレンズサポータを介して装着すると共に、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間で信号伝送を行うことを可能としたテレビカメラシステムであって、前記カメラ装置が、レンズ装置との間で信号伝送を行うための1つのコネクタを有し、該コネクタにパラレル通信を行うための端子とシリアル通信を行うための端子を備えているテレビカメラシステムにおいて、
    前記レンズ装置又は前記レンズサポータに、前記カメラ装置のコネクタに接続可能なパラレル通信用コネクタ及びシリアル通信用コネクタが設けられ、
    前記カメラ装置のコネクタに前記パラレル通信用コネクタを接続することにより、前記レンズ装置からのパラレル通信用の信号線が前記カメラ装置のコネクタのパラレル通信用の端子に接続され、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でパラレル通信による信号伝送を可能とし、
    前記カメラ装置のコネクタ前記シリアル通信用コネクタを接続することにより、前記レンズ装置からのシリアル通信用の信号線が前記カメラ装置のコネクタのシリアル通信用の端子に接続され、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でシリアル通信による信号伝送を可能としたテレビカメラシステムであって、
    前記パラレル通信用コネクタ及び前記シリアル通信用コネクタのうちのいずれか一方のコネクタと前記カメラ装置のコネクタとの間をケーブルにより接続したことを特徴とするテレビカメラシステム。
  2. 前記パラレル通信用コネクタ及び前記シリアル通信用コネクタは、前記レンズサポータに設けられ、前記レンズ装置と前記レンズサポータとの間での所定のコネクタの接続を通じて、前記パラレル通信用コネクタ及び前記シリアル通信用コネクタの各端子に前記レンズ装置からの所定の信号線が接続されることを特徴とする請求項1のテレビカメラシステム。
  3. カメラ装置に対して本来装着不能な種類のレンズ装置をレンズサポータを介して装着すると共に、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間で信号伝送を行うことを可能としたテレビカメラシステムであって、前記カメラ装置が、レンズ装置との間で信号伝送を行うための1つのコネクタを有し、該コネクタにパラレル通信を行うための端子とシリアル通信を行うための端子を備えているテレビカメラシステムにおいて、
    前記レンズ装置又は前記レンズサポータに、前記カメラ装置のコネクタに接続可能なパラレル通信用コネクタ及びシリアル通信用コネクタが設けられ、
    前記カメラ装置のコネクタに前記パラレル通信用コネクタを接続することにより、前記レンズ装置からのパラレル通信用の信号線が前記カメラ装置のコネクタのパラレル通信用の端子に接続され、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でパラレル通信による信号伝送を可能とし、
    前記カメラ装置のコネクタに前記シリアル通信用コネクタを接続することにより、前記レンズ装置からのシリアル通信用の信号線が前記カメラ装置のコネクタのシリアル通信用の端子に接続され、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でシリアル通信による信号伝送を可能としたテレビカメラシステムであって、
    前記パラレル通信用コネクタは、2つの第1コネクタ及び第2コネクタからなり、
    前記第1コネクタに装着可能な第1ケーブルコネクタと、前記第2コネクタ及び前記シリアル通信用コネクタに装着可能な第2ケーブルコネクタと、前記カメラ装置のコネクタに装着可能な第3ケーブルコネクタとを有するケーブルであって、第1ケーブルコネクタ及び第2ケーブルコネクタの各端子を前記第3ケーブルコネクタの各端子に接続するケーブルの接続において、前記第1ケーブルコネクタを前記第1コネクタに装着し、前記第2ケーブルコネクタを前記第2コネクタに装着し、前記第3ケーブルコネクタを前記カメラ装置のコネクタに装着することにより、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でパラレル通信による信号伝送を可能とし、
    前記シリアル通信用コネクタに前記第2ケーブルコネクタを装着し、前記第3ケーブルコネクタを前記カメラ装置のコネクタに装着することにより、前記レンズ装置と前記カメラ装置との間でシリアル通信による信号伝送を可能とすることを特徴とするテレビカメラシステム。
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