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JP4867566B2 - 撮像素子、焦点検出装置および撮像装置 - Google Patents
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JP4867566B2 - 撮像素子、焦点検出装置および撮像装置 - Google Patents

撮像素子、焦点検出装置および撮像装置 Download PDF

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本発明は、撮像素子、焦点検出装置および撮像装置に関する。
撮像素子の一部の領域にマイクロレンズとその背後に配置された一対の光電変換部とからなる焦点検出用画素を配列し、この撮像素子を光学系の予定焦点面に配置して瞳分割位相差検出方式で光学系の焦点調節状態を検出するようにした焦点検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開平01−216306号公報
上述した従来の焦点検出装置では、撮像素子の各画素から出力の読み出しを行う場合に、焦点検出用画素には2つの光電変換部が存在するため、通常の読出しシーケンスでは2つの光電変換部の信号を独立に読み出すことができないという問題がある。
請求項1の発明は、撮像光学系を通過した被写体光束を受光する撮像素子であって、二次元状に配置された複数の撮像画素と、前記複数の撮像画素の間に所定の配列方向に互いに交互に隣接配置され、同一の分光感度を有する複数の第1及び第2の焦点検出画素と、を備え、前記撮像画素は、マイクロレンズと、前記マイクロレンズを介して前記被写体光束を受光する一つの光電変換部と、前記光電変換部からの撮像信号を出力する出力部とを有し、前記第1の焦点検出画素の各々は、前記被写体光束を、前記撮像光学系の瞳の第1及び第2の瞳領域をそれぞれ通過する一対の光束に瞳分割するマイクロレンズと、前記第1の瞳領域を通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記第2の瞳領域を通過した光束を受光する第2の光電変換部と、出力部とを有し、前記第2の焦点検出画素の各々は、前記被写体光束を、前記撮像光学系の前記第1及び第2の瞳領域をそれぞれ通過する一対の光束に瞳分割するマイクロレンズと、前記第1の瞳領域を通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記第2の瞳領域を通過した光束を受光する第2の光電変換部と、出力部とを有し、互いに隣接する前記第1及び第2の焦点検出画素は、それぞれの前記第1及び第2の光電変換部が前記所定の配列方向に並置され、かつ、前記第1の焦点検出画素の出力部が、前記第1の焦点検出画素の第1の光電変換部の出力信号と前記第2の焦点検出画素の第1の光電変換部の出力信号との加算出力を出力すると共に、前記第2の焦点検出画素の出力部が、前記第1の焦点検出画素の第2の光電変換部の出力信号と前記第2の焦点検出画素の第2の光電変換部の出力信号との加算出力を出力することを特徴とする。
請求項2の発明は、撮像光学系を通過した被写体光束を受光する撮像素子であって、二次元状に配置された複数の撮像画素と、前記複数の撮像画素の間に所定の配列方向に互いに交互に隣接配列され、同一の分光感度を有する複数の第1及び第2の焦点検出画素と、を備え、前記撮像画素は、一つの光電変換部と、前記光電変換部からの撮像信号を出力する出力部とを有し、前記第1及び第2の焦点検出画素の各々は、第1及び第2の光電変換部と、出力部とを有し、互いに隣接した第1及び第2の焦点検出画素は、それぞれの前記第1及び第2の光電変換部が前記所定の配列方向に並置され、かつ、前記第1の焦点検出画素の前記出力部が前記第1の焦点検出画素の第1の光電変換部の出力信号と前記第2の焦点検出画素の第1の光電変換部の出力信号との加算出力を出力すると共に、前記第2の焦点検出画素の出力部が、前記第1の焦点検出画素の第2の光電変換部の出力信号と前記第2の焦点検出画素の第2の光電変換部の出力信号との加算出力を出力し、前記第1及び第2の焦点検出画素には、前記所定の配列方向に垂直な方向に、前記撮像画素が隣接配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子上の焦点検出用画素から画素単位で出力信号を読み出すことができ、画像信号の読み出し回路が複雑になるのを避けることができる。
本願発明の一実施の形態による撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した例を説明する。図1は一実施の形態の構成を示す。一実施の形態のデジタルスチルカメラ201は交換レンズ202とカメラボディ203から構成され、交換レンズ202はマウント部204によりカメラボディ203に装着される。
交換レンズ202はレンズ駆動制御装置206、ズーミング用レンズ208、レンズ209、フォーカシング用レンズ210、絞り211などを備えている。レンズ駆動制御装置206は、マイクロコンピューターとメモリなどの周辺部品から成り、フォーカシング用レンズ210と絞り211の駆動制御、絞り211、ズーミング用レンズ208およびフォーカシング用レンズ210の状態検出、後述するボディ駆動制御装置214に対するレンズ情報の送信とカメラ情報の受信などを行う。
カメラボディ203は撮像素子212、ボディ駆動制御装置214、液晶表示素子駆動回路215、液晶表示素子216、接眼レンズ217、メモリカード219などを備えている。撮像素子212には後述する画素が二次元状に配列されており、交換レンズ202の予定結像面に配置されて交換レンズ202により結像される被写体像を撮像する。なお、詳細を後述するが撮像素子212の所定の焦点検出位置には焦点検出用画素が配列される。
ボディ駆動制御装置214はマイクロコンピューターとメモリなどの周辺部品から構成され、撮像素子212からの画像信号の読み出し、画像信号の補正、交換レンズ202の焦点調節状態の検出、レンズ駆動制御装置206からのレンズ情報の受信とカメラ情報(デフォーカス量)の送信、ディジタルスチルカメラ全体の動作制御などを行う。ボディ駆動制御装置214とレンズ駆動制御装置206は、マウント部204の電気接点部213を介して通信を行い、各種情報の授受を行う。
液晶表示素子駆動回路215は、電子ビューファインダー(EVF:電気的ビューファインダー)の液晶表示素子216を駆動する。撮影者は接眼レンズ217を介して液晶表示素子216に表示された像を観察することができる。メモリカード219はカメラボディ203に脱着可能であり、画像信号を格納記憶する可搬記憶媒体である。
交換レンズ202を通過して撮像素子212上に形成された被写体像は、撮像素子212により光電変換され、その出力はボディ駆動制御装置214へ送られる。ボディ駆動制御装置214は、撮像素子212上の焦点検出画素の出力データに基づいて所定の焦点検出位置におけるデフォーカス量を算出し、このデフォーカス量をレンズ駆動制御装置206へ送る。また、ボディ駆動制御装置214は、撮像素子212の出力に基づいて生成した画像信号をメモリカード219に格納するとともに、画像信号を液晶表示素子駆動回路215へ送り、液晶表示素子216に画像を表示させる。
カメラボディ203には不図示の操作部材(シャッターボタン、焦点検出位置の設定部材など)が設けられており、これらの操作部材からの操作状態信号をボディ駆動制御装置214が検出し、検出結果に応じた動作(撮像動作、焦点検出位置の設定動作、画像処理動作)の制御を行う。
レンズ駆動制御装置206はレンズ情報をフォーカシング状態、ズーミング状態、絞り設定状態、絞り開放F値などに応じて変更する。具体的には、レンズ駆動制御装置206は、レンズ208、210の位置と絞り211の絞り位置をモニターし、モニター情報に応じてレンズ情報を演算したり、あるいは予め用意されたルックアップテーブルからモニター情報に応じたレンズ情報を選択する。レンズ駆動制御装置206は、受信したデフォーカス量に基づいてレンズ駆動量を算出し、このレンズ駆動量に基づいてフォーカシングレンズ210を不図示のモーター等の駆動源により合焦点へと駆動する。
図2は、後述する焦点検出画素列が焦点検出を行う際に画面上で像をサンプリングする領域(焦点検出エリア、焦点検出位置)を示す。画面100の中央に焦点検出エリア101が配置される。長方形で示す焦点検出エリアの長手方向に焦点検出画素が直線的に配列される。
図3は撮像素子212の詳細な構成を示す正面図であり、撮像素子212上の焦点検出エリア近傍を拡大して示す。図において、縦横は図2の画面100の縦横に対応している。撮像素子212は、撮像用の撮像画素310と、焦点検出用の焦点検出画素311とから構成される。
撮像画素310は、図4に示すようにマイクロレンズ10、光電変換部11、不図示の色フィルタから構成される。色フィルタは赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類からなり、それぞれの分光感度は図6に示す特性を有している。各色フィルタを備えた撮像画素310がベイヤー配列されている。
一方、焦点検出画素311は、図5に示すようにマイクロレンズ10、一対の光電変換部12,13から構成される。焦点検出画素311には光量をかせぐために色フィルタは配置されておらず、その分光特性は図7に示すように光電変換を行うフォトダイオードの分光感度と、赤外カットフィルタ(不図示)の分光特性とを総合した分光特性になる。この分光特性は、図6に示す緑画素、赤画素および青画素の分光特性を加算したような分光特性であり、その感度の光波長領域は緑画素、赤画素および青画素の感度の光波長領域を包括している。
撮像画素310の光電変換部11は、マイクロレンズ10により最も明るい交換レンズの射出瞳(例えばF1.0)を通過する光束をすべて受光するような形状に設計される。また、焦点検出画素311の一対の光電変換部12、13は、マイクロレンズ10により所定の絞り開口径(例えばF2.8)の光束を受光するような形状に設計される。
図3に示すように、2次元平面上に配置された撮像画素310にはRGBのベイヤー配列の色フィルタが備えられる。焦点検出画素311は、図2に示す焦点検出エリア101に対応する領域の、撮像画素310のBとGが配置されるべき行に直線的に配置される。
図8は撮像画素310の断面を示す。撮像画素310において、撮像用の光電変換部11の前方にマイクロレンズ10が配置され、マイクロレンズ10により光電変換部11の像が前方に投影される。光電変換部11は半導体回路基板29上に形成される。また、不図示の色フィルタはマイクロレンズ10と光電変換部11の中間に配置される。
図9は焦点検出画素311の断面を示す。焦点検出用画素311において、焦点検出用の光電変換部12、13の前方にマイクロレンズ10が配置され、マイクロレンズ10により光電変換部12、13の像が前方に投影される。光電変換部12、13は半導体回路基板29上に形成される。
図10はマイクロレンズを用いた瞳分割方式による焦点検出の説明図である。90は交換レンズの予定結像面に配置されたマイクロレンズの前方d0の距離に設定された射出瞳であり、距離d0はマイクロレンズの曲率、屈折率、マイクロレンズと光電変換部の間の距離などに応じて決まる距離であって、以下では測距瞳距離と呼ぶ。91は交換レンズ202の光軸、50,60はマイクロレンズ、52,53、62,63は焦点検出画素の一対の光電変換部、72,73、82,83は焦点検出光束である。また、92はマイクロレンズ50、60により投影された光電変換部52,62の領域(以下では測距瞳と呼ぶ)、93はマイクロレンズ50、60により投影された光電変換部53,63の領域(以下では測距瞳と呼ぶ)。
図10では、便宜的に光軸上にある焦点検出画素(マイクロレンズ50と一対の光電変換部52、53からなる)と、隣接する焦点検出画素(マイクロレンズ60と一対の光電変換部62、63からなる)とを模式的に例示しているが、焦点検出画素が画面周辺の光軸から離れた位置にあった場合でも、一対の光電変換部はそれぞれ一対の測距瞳から各マイクロレンズに到来する光束を受光する。焦点検出画素の配列方向は、一対の測距瞳の並び方向すなわち一対の光電変換部の並び方向と一致させる。
マイクロレンズ50、60は光学系の予定結像面近傍に配置されており、マイクロレンズ50によりその背後に配置された一対の光電変換部52、53の形状がマイクロレンズ50、60から投影距離d0だけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は測距瞳92,93を形成する。マイクロレンズ60によりその背後に配置された一対の光電変換部62、63の形状が投影距離d0だけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は測距瞳92,93を形成する。すなわち、投影距離d0にある射出瞳90上で各焦点検出画素の光電変換部の投影形状(測距瞳92,93)が一致するように各画素の投影方向が決定されている。一対の測距瞳92,93と一対の光電変換部(52、53)および一対の光電変換部(62、63)は、マイクロレンズ50,60を介して共役な関係となっている。
光電変換部52は測距瞳92を通過し、マイクロレンズ50に向う焦点検出光束72によりマイクロレンズ50上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部53は測距瞳93を通過し、マイクロレンズ50に向う焦点検出光束73によりマイクロレンズ50上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部62は測距瞳92を通過し、マイクロレンズ60に向う焦点検出光束82によりマイクロレンズ60上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部63は測距瞳93を通過し、マイクロレンズ60に向う焦点検出光束83によりマイクロレンズ60上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。
上述した焦点検出画素を直線状に多数配置し、各画素の一対の光電変換部の出力を測距瞳92および測距瞳93に対応した出力グループにまとめることによって、測距瞳92と測距瞳93を各々通過する焦点検出光束が焦点検出画素列上に形成する一対の像の強度分布に関する情報が得られる。この情報に対して後述する像ズレ検出演算処理(相関演算処理、位相差検出処理)を施すことにより、いわゆる瞳分割位相差検出方式で一対の像の像ズレ量が検出される。さらに、像ズレ量に一対の測距瞳の重心間隔に応じた変換演算を行うことにより、予定結像面に対する現在の結像面(予定結像面上のマイクロレンズアレイの位置に対応した焦点検出位置における結像面)の偏差(デフォーカス量)が算出される。
なお、上記説明では測距瞳は絞り開口によって制限されていない状態として説明を行ったが、実際には測距瞳は絞り開口によって制限された形状、大きさになる。
図11は撮像画素と射出瞳の関係を説明する図である。なお、図10に示す同様な要素に対しては説明を省略する。70はマイクロレンズ、71は撮像画素の光電変換部、81は撮像光束、94はマイクロレンズ70により投影された光電変換部71の領域である。図11では、光軸91上にある撮像画素(マイクロレンズ70と光電変換部71からなる)を模式的に例示したが、その他の撮像画素においても光電変換部はそれぞれ領域94から各マイクロレンズに到来する光束を受光する。
マイクロレンズ70は光学系の予定結像面近傍に配置されており、光軸91上に配置されたマイクロレンズ70によりその背後に配置された光電変換部71の形状がマイクロレンズ70から投影距離d0だけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は領域94を形成する。光電変換部71は領域94を通過し、マイクロレンズ70に向う焦点検出光束81によりマイクロレンズ70上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。このような撮像画素を二次元状に多数配置することによって、各画素の光電変換部に基づいて画像情報が得られる。なお、上記説明では領域94は絞り開口によって制限されていない状態として説明を行ったが、実際には領域94は絞り開口によって制限された形状、大きさになる。
図12は焦点検出画素の出力関係を説明するための図である。隣接する焦点検出画素321、331を例にとって、一対の光電変換部の出力関係について説明する。図10に示す測距瞳92を通過する光束を受光する焦点検出画素321の光電変換部322と、焦点検出画素331の光電変換部332の出力は合成加算され、焦点検出画素331の位置の画素信号として出力される。一方、図10に示す測距瞳93を通過する光束を受光する焦点検出画素321の光電変換部323と、焦点検出画素331の光電変換部333の出力は合成加算され、焦点検出画素321の位置の画素信号として出力される。
図13は撮像画素の詳細な回路図、図14は撮像画素の素子構造を示す平面図である。撮像画素310の光電変換部はフォトダイオード(PD)で構成される。フォトダイオードPDで蓄積された電荷は、浮遊拡散層(フローティングディフュージョン:FD)に蓄積される。フォトダイオードFDは増幅MOSトランジスタ(AMP)のゲートに接続されており、AMPはFDに蓄積された電荷の量に応じた信号を発生する。FD部はリセットMOSトランジスタ510を介して電源電圧Vddに接続されており、制御信号ΦRnによりリセットMOSトランジスタ510がオンし、FDおよびPDに溜まった電荷がクリアされリセット状態となる。AMPの出力は行選択MOSトランジスタ512を介して垂直出力線501に接続されており、制御信号ΦSnにより行選択MOSトランジスタ512がオンし、AMPの出力が垂直出力線501に出力される。
図15は焦点検出画素の詳細な回路図、図16は焦点検出画素の素子構造を示す平面図である。ここでは、隣接する焦点検出画素321,331を例にとって説明する。焦点検出画素321の一対の光電変換部は、フォトダイオードPD1aとPD2aで構成される。また、焦点検出画素331の一対の光電変換部は、フォトダイオードPD1bとPD2bで構成される。PD1aおよびPD1bで蓄積された電荷は、浮遊拡散層(フローティングディフュージョン)FDaに蓄積される。また、PD2aおよびPD2bで蓄積された電荷は、浮遊拡散層(フローティングディフュージョン)FDbに蓄積される。
FDaおよびFDbは増幅MOSトランジスタAMPaおよびAMPbのゲートに接続されており、AMPaおよびAMPbはFDaおよびFDbに蓄積された電荷の量に応じた信号を発生する。FDaおよびFDbはリセットMOSトランジスタ510を介して電源電圧Vddに接続されており、制御信号ΦR3によりリセットMOSトランジスタ510がオンし、FDa、FDbおよびPDa、PDbに溜まった電荷がクリアされリセット状態となる。AMPaおよびAMPbの出力は行選択MOSトランジスタ512を介して垂直出力線501に接続されており、制御信号ΦS3により行選択MOSトランジスタ512がオンし、AMPaおよびAMPbの出力が垂直出力線501に出力される。
図17は撮像素子の回路構成を示す概念図である。ここでは、撮像素子全体の回路構成を、模式的に画素数が4画素×4画素であるとして説明する。画素の配置は4画素×4画素のレイアウトになっており、焦点検出画素311は2画素が3行目の2列目と3列目に配置され、その他は撮像画素310である。信号保持部502は1行分の画素の画像信号を一時的保持するバッファであり、垂直信号線501に出力されている画像信号を垂直走査回路503が発する制御信号ΦHに基づいてラッチする。
撮像画素310の電荷蓄積は、蓄積制御回路504が発する制御信号(ΦR1〜ΦR4)により行ごとに制御される。撮像画素310および焦点検出画素311からの画像信号の出力は、垂直走査回路503が発する制御信号(ΦS1〜ΦS4)により行ごとに独立に制御される。制御信号により選択された画素の画像信号は、垂直信号線501に出力される。信号保持部502に保持された画像信号は水平転送回路505が発する制御信号(ΦV1〜ΦV4)により、順次出力回路505へ転送され、出力回路506で設定された増幅度で増幅されて外部に出力される。
図18は、図17に示す撮像素子の動作タイミングチャートである。1行目の撮像画素310は垂直走査回路503が発する制御信号ΦS1により選択され、選択された撮像画素310の画像信号は垂直信号線501に出力される。制御信号ΦS1と同期して発せられる制御信号ΦHにより、垂直信号線501に出力された1行目の画像信号は信号保持部502に一時的に保持される。信号保持部502に保持された1行目の撮像画素の画像信号は、水平走査回路505から順次発せられる制御信号ΦV1〜ΦV4にしたがって出力回路506に転送され、出力回路506で設定された増幅度で増幅された外部に出力される。
1行目の撮像画素310の画像信号の信号保持部への転送が終了した時点で、蓄積制御回路504より発せられる制御信号ΦR1により1行目の撮像画素がリセットされ、1行目の撮像画素310の次の電荷蓄積が開始される。1行目の撮像画素310の画像信号の出力回路からの出力が終了した時点で、2行目の撮像画素310は垂直走査回路503が発する制御信号ΦS2により選択され、選択された撮像画素310の画像信号は垂直信号線501に出力される。
以下同様にして2行目の撮像画素310の画像信号の保持および撮像画素のリセット、画像信号の出力が行われる。続いて3行目の撮像画素310と焦点検出画素311の画像信号の保持および撮像画素のリセット、撮像画素310と焦点検出画素311の画像信号の出力が行われる。続いて4行目の撮像画素310の画像信号の保持および撮像画素310のリセット、撮像画素310の画像信号の出力が行われる。続いてぶたたび1行目に戻って上記動作が繰り返される。1行目の撮像画素310の画像信号の電荷保持タイミングから次回の1行目の撮像画素310の画像信号の電荷保持タイミングまでの周期Tsは、一定に制御される。
撮像画素310および焦点検出画素311の電荷蓄積時間Ti(露光時間)は、画素のリセットタイミングから画像信号の保持タイミングまでの時間となる。また、制御信号ΦR1〜ΦR4のパルス幅を変更することによって、撮像画素310および焦点検出画素311の電荷蓄積時間Ti(露光時間)を調整することができる。
このように、3行目が選択された場合には、3行目の2列目に配置された焦点検出画素311からは、その画素の一対の光電変換部のうち片方の光電変換部に蓄積された信号と、隣接する焦点検出画素(3列目)の一対の光電変換部のうちの片方の光電変換部に蓄積された信号とが合成加算されて垂直信号線501に出力される。一方、3行目の3列目に配置された焦点検出画素からは、その画素の一対の光電変換部の内のもう一方の光電変換部に蓄積された信号と、隣接する焦点検出画素(3列目)の一対の光電変換部の内のもう一方の光電変換部に蓄積された信号とが合成加算されて垂直信号線501に出力される。
これにより、撮像素子全体としては、焦点検出画素311が配置されているにも関わらず、あたかもすべてが撮像画素310で構成されている撮像素子と同じ画像信号の読み出しシーケンスで焦点検出画素311からの画像信号を読み出すことが可能になり、撮像素子の動作制御の複雑化を防止することができる。
図19は、図1に示すデジタルスチルカメラ(撮像装置)の動作を示すフローチャートである。ボディ駆動制御装置214は、ステップ100でカメラの電源が投入されるとステップ110へ進み、撮像動作を開始する。ステップ110で、図1には不図示の測光装置によって測光した被写界輝度に応じて自動的に決定された撮影絞り値、あるいは図1には不図示の操作部材によってユーザーが手動で設定した撮影絞り値に応じた絞り制御情報をレンズ駆動制御装置206へ送り、絞り開口径を撮影絞り値に設定し、この絞り開口径にて撮像画素のデータを間引き読み出しし、電子ビューファインダーに表示させる。
ステップ120において、絞り開口径が撮影絞り値に設定された状態で焦点検出画素列からデータを読み出す。ステップ130では、焦点検出画素列に対応した一対の像データに基づいて、後述する像ズレ検出演算処理(相関演算処理)を行って像ズレ量を演算し、さらにデフォーカス量を算出する。ステップ140において合焦近傍か否か、すなわち算出されたデフォーカス量の絶対値が所定値以内であるか否かを判別する。合焦近傍でないと判別されるとステップ150へ進み、デフォーカス量をレンズ駆動制御装置206へ送信し、交換レンズ202のフォーカシングレンズ210を合焦位置まで駆動させ、その後ステップ110へ戻って上記動作を繰り返す。
なお、焦点検出不能な場合もこのステップ150へ分岐し、レンズ駆動制御装置206へスキャン駆動命令を送信し、交換レンズ202のフォーカシングレンズ210を無限から至近までの間でスキャン駆動させ、その後ステップ110へ戻って上記動作を繰り返す。
一方、合焦近傍であると判別された場合はステップ160へ進み、不図示のレリーズ手段の操作によりシャッターレリーズがなされたか否かを判定し、なされていないと判定された場合はステップ110へ戻って上記動作を繰り返す。シャッターレリーズがなされたと判定された場合は、レンズ駆動制御装置206へ絞り制御情報を送信し、交換レンズ202の絞り値を撮影絞り値にする。絞り制御が終了した時点で、撮像素子212に撮像動作を行わせ、撮像素子212の撮像画素および全ての焦点検出画素から画像データを読み出す。
ステップ180では、焦点検出画素列の各画素位置の画素データを周囲の撮像画素のデータに基づいて補間する。続くステップ190において、撮像画素のデータおよび補間されたデータからなる画像データをメモリーカード219に保存し、ステップ110へ戻って上記動作を繰り返す。
ここで、図19のステップ130で実行される像ズレ量検出とデフォーカス量算出の詳細を説明する。焦点検出画素列から出力される一対のデータ列(α1〜αM、β1〜βM:Mはデータ数)に対し、(1)式に示すような高周波カットフィルタ処理を施し、第1データ列、第2データ列(A1〜AN、B1〜BN)を生成することによって、データ列から相関処理に悪影響を及ぼすノイズ成分や高周波成分を除去する。
An=αn+2×αn+1+αn+2,
Bn=βn+2×βn+1+βn+2 ・・・(1)
(1)式において、n=1〜Nである。なお、演算時間の短縮を図る場合や、すでに大きくデフォーカスしていて高周波成分が少ないことがわかっている場合などには、この処理を省略することもできる。
ここで、データ列α1〜αMは、一対の測距瞳の片方(測距瞳92)を通過する光束により形成された像を、焦点検出画素の一対の光電変換部の内の一方(光電変換部12)で受光して得られた信号と、隣接する焦点検出画素の一対の光電変換部の内の一方(光電変換部12)で受光して得られた信号とを加算した信号に対応する。また、データ列β1〜βMは、一対の測距瞳の片方(測距瞳93)を通過する光束により形成された像を、焦点検出画素の一対の光電変換部の内の一方(光電変換部13)で受光して得られた信号と、隣接する焦点検出画素の一対の光電変換部の内の一方(光電変換部13)で受光して得られた信号とを加算した信号に対応する。
次に、データ列An、Bnに対し(2)式に示す相関演算を行い、相関量C(k)を演算する。
C(k)=Σ|An×Bn+1+k−Bn+k×An+1| ・・・(2)
(2)式において、Σ演算はnについて累積され、nのとる範囲はずらし量kに応じてAn、An+1、Bn+k、Bn+1+kのデータが存在する範囲に限定される。ずらし量kは整数であり、データ列のデータ間隔を単位とした相対的シフト量である。
(2)式の演算結果は、図20(a)に示すように、一対のデータの相関が高いシフト量(図20(a)ではk=kj=2)において相関量C(k)が極小(小さいほど相関度が高い)になる。次に、(3)式〜(6)式による3点内挿の手法を用いて、連続的な相関量に対する極小値C(x)を与えるシフト量xを求める。
x=kj+D/SLOP ・・・(3),
C(x)= C(kj)−|D| ・・・(4),
D={C(kj-1)−C(kj+1)}/2 ・・・(5),
SLOP=MAX{C(kj+1)−C(kj),C(kj-1)−C(kj)} ・・・(6)
(3)式で算出されたずらし量xの信頼性があるかどうかは、次のようにして判定する。図20(b)に示すように、一対のデータの相関度が低い場合は、内挿された相関量の極小値C(x)の値が大きくなる。したがって、C(x)が所定の閾値以上の場合は算出されたずらし量の信頼性が低いと判定し、算出されたずらし量xをキャンセルする。あるいは、C(x)をデータのコントラストで規格化するために、コントラストに比例した値となるSLOPでC(x)を除した値が所定値以上の場合は、算出されたずらし量の信頼性が低いと判定し、算出されたずらし量xをキャンセルする。あるいはまた、コントラストに比例した値となるSLOPが所定値以下の場合は、被写体が低コントラストであり、算出されたずらし量の信頼性が低いと判定し、算出されたずらし量xをキャンセルする。図20(c)に示すように、一対のデータの相関度が低く、シフト範囲kmin〜kmaxの間で相関量C(k)の落ち込みがない場合は、極小値C(x)を求めることができず、このような場合は焦点検出不能と判定する。
なお、(2)式に示す相関演算の代わりに次式に示す相関演算を行い、相関量C(k)を演算してもよい。
C(k)=Σ|An/An+1−Bn+k/Bn+1+k| ・・・(7)
(7)式において、Σ演算はnについて累積され、nのとる範囲はずらし量kに応じてAn、An+1、Bn+k、Bn+1+kのデータが存在する範囲に限定される。
算出されたずらし量xの信頼性があると判定された場合は、被写体像面の予定結像面に対するデフォーカス量DEFを(8)式で求めることができる。
DEF=KX・PY・x ・・・(8)
(8)式において、PYは検出ピッチ(焦点検出画素の配列ピッチの2倍)であり、KXは一対の測距瞳を通過する光束の重心の開き角の大きさによって決まる変換係数である。一対の測距瞳を通過する光束の重心の開き角の大きさは、交換レンズの絞り開口の大きさ(絞り値)に応じて変化するので、レンズ情報に応じて決定される。
<その他の実施例>
図21は変形例の撮像素子212Aの構成を示す。図3に示す撮像素子212では、図12に示すように、焦点検出画素の並び方向に隣接する焦点検出画素の一対の光電変換部の信号を合成加算しているが、図21に示すように焦点検出画素列を垂直方向に2行平行に配置し、垂直方向に隣接する焦点検出画素の間で光電変換部の信号を合成加算する。
図22は、図21に示す焦点検出画素の出力関係の説明するための図である。垂直方向に隣接する焦点検出画素321、341を例に挙げて、一対の光電変換部の出力関係について説明する。図10に示す測距瞳92を通過する光束を受光する焦点検出画素321の光電変換部322と、焦点検出画素341の光電変換部342の出力は合成加算され、焦点検出画素341の位置の画素信号として出力される。一方、図10に示す測距瞳93を通過する光束を受光する焦点検出画素321の光電変換部323と、焦点検出画素341の光電変換部343の出力は合成加算され、焦点検出画素321の位置の画素信号として出力される。
このような構成にすると、焦点検出画素列から出力される一対のデータ列のデータピッチが画素ピッチと同じになり、図3に示す撮像素子212の構成に比較して小さくなるので、焦点検出精度が向上する。
図23は変形例の撮像素子の回路構成を示す図である。図17に示す撮像素子の回路構成では、撮像画素310および焦点検出画素311からの画像信号の出力は、垂直走査回路503が発する制御信号(ΦS1〜ΦS4)により行単位に同時出力されて信号保持部502に保持され、その後、水平転送回路505が発する制御信号(ΦV1〜ΦV4)により、順次外部に出力されるが、図23に示す回路構成では、画素単位で画素が選択され、選択された画素が画素信号を出力する。
図23において、Yアドレス回路510は制御信号(ΦY1〜ΦY4)により行を選択する。また、Xアドレス回路511は制御信号(ΦX1〜ΦX4)により列を選択する。行と列を同時に選択された画素の画像信号は、垂直信号線512に出力される。垂直信号線512に接続された出力回路513で設定された増幅度で増幅されて外部に出力される。このような回路構成では、画素の位置を指定して画素単位で画素を選択できるので、必要な時に必要な画素の画素信号のみを読み出すことができ、画素信号の読み出しの高速化を図ることができる。例えば焦点検出のみを行う場合には、焦点検出画素の画素信号のみを読み出すようにすればよい。
図3に示す撮像素子では、撮像画素がベイヤー配列の色フィルタを備えた例を示したが、色フィルタの構成や配列はこれに限定されず、補色フィルタ(緑:G、イエロー:Ye、マゼンタ:Mg,シアン:Cy)を採用してもよい。この場合、焦点検出画素はシアンとマゼンタ(出力誤差が比較的目立たない青成分を含む)が配置されるべき画素位置に配置される。
図3に示す撮像素子では、焦点検出画素に色フィルタを設けない例を示したが、撮像画素と同色の色フィルタの内、ひとつのフィルタ(たとえば緑フィルタ)を備えるようにした場合でも、本発明を適用することができる。
本発明はマイクロレンズを用いた瞳分割型位相差検出方式の撮像素子に限定されず、1画素に一対の光電変換部を備えた画素を有する撮像素子にも適用することができる。例えば、偏光を利用した瞳分割型の撮像素子にも適用可能である。
また、撮像装置は、カメラボディに交換レンズが装着されるデジタルスチルカメラやフィルムスチルカメラに限定されず、レンズ一体型のデジタルスチルカメラやフィルムスチルカメラやビデオカメラにも適用できる。あるいは、携帯電話などに内蔵される小型カメラモジュールや監視カメラなどにも適用できる。さらには、カメラ以外の焦点検出装置や測距装置やステレオ測距装置にも適用できる。
以上説明したように、一実施の形態とその変形例によれば、撮像素子の一部の領域に一対の光電変換部を有する焦点検出用画素を配列した撮像素子に対し、アドレス回路による画素出力の読み出しを行う場合でも、通常の読み出しシーケンスにより画素単位に信号を読み出すことができ、画像信号の読み出し回路が複雑になるのを避けることができる。
一実施の形態の構成を示す図 画面内の焦点検出エリアを示す図 撮像素子の詳細な構成を示す図 撮像画素の構成を示す図 焦点検出画素の構成を示す図 色フィルターの分光感度特性を示す図 焦点検出画素の分光感度特性を示す図 撮像画素の断面図 焦点検出画素の断面図 マイクロレンズを用いた瞳分割方式による焦点検出の説明図 撮像画素と射出瞳の関係を説明する図 焦点検出画素の出力関係を示す図 撮像画素の詳細な回路図 撮像画素の素子構造を示す平面図 焦点検出画素の詳細な回路図 焦点検出画素の素子構造を示す平面図 撮像素子の回路構成を示す概念図 図17に示す撮像素子の動作タイミングチャート 一実施の形態のデジタルスチルカメラの動作を示すフローチャート 焦点検出演算の説明図 変形例の撮像素子の構成を示す図 図21に示す焦点検出画素の出力関係を示す図 図21に示す撮像素子の回路構成を示す図
符号の説明
212、212A 撮像素子
214 ボディ駆動制御装置
310 撮像画素
311 焦点検出画素
11、12、13 光電変換部
AMPa、AMPb アンプ

Claims (6)

  1. 撮像光学系を通過した被写体光束を受光する撮像素子であって、
    二次元状に配置された複数の撮像画素と、
    前記複数の撮像画素の間に所定の配列方向に互いに交互に隣接配置され、同一の分光感度を有する複数の第1及び第2の焦点検出画素と、を備え、
    前記撮像画素は、マイクロレンズと、前記マイクロレンズを介して前記被写体光束を受光する一つの光電変換部と、前記光電変換部からの撮像信号を出力する出力部とを有し、
    前記第1の焦点検出画素の各々は、前記被写体光束を、前記撮像光学系の瞳の第1及び第2の瞳領域をそれぞれ通過する一対の光束に瞳分割するマイクロレンズと、前記第1の瞳領域を通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記第2の瞳領域を通過した光束を受光する第2の光電変換部と、出力部とを有し、
    前記第2の焦点検出画素の各々は、前記被写体光束を、前記撮像光学系の前記第1及び第2の瞳領域をそれぞれ通過する一対の光束に瞳分割するマイクロレンズと、前記第1の瞳領域を通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記第2の瞳領域を通過した光束を受光する第2の光電変換部と、出力部とを有し、
    互いに隣接する前記第1及び第2の焦点検出画素は、それぞれの前記第1及び第2の光電変換部が前記所定の配列方向に並置され、かつ、前記第1の焦点検出画素の出力部が、前記第1の焦点検出画素の第1の光電変換部の出力信号と前記第2の焦点検出画素の第1の光電変換部の出力信号との加算出力を出力すると共に、前記第2の焦点検出画素の出力部が、前記第1の焦点検出画素の第2の光電変換部の出力信号と前記第2の焦点検出画素の第2の光電変換部の出力信号との加算出力を出力することを特徴とする撮像素子。
  2. 撮像光学系を通過した被写体光束を受光する撮像素子であって、
    二次元状に配置された複数の撮像画素と、
    前記複数の撮像画素の間に所定の配列方向に互いに交互に隣接配列され、同一の分光感度を有する複数の第1及び第2の焦点検出画素と、を備え、
    前記撮像画素は、一つの光電変換部と、前記光電変換部からの撮像信号を出力する出力部とを有し、
    前記第1及び第2の焦点検出画素の各々は、第1及び第2の光電変換部と、出力部とを有し、
    互いに隣接した第1及び第2の焦点検出画素は、それぞれの前記第1及び第2の光電変換部が前記所定の配列方向に並置され、かつ、前記第1の焦点検出画素の前記出力部が前記第1の焦点検出画素の第1の光電変換部の出力信号と前記第2の焦点検出画素の第1の光電変換部の出力信号との加算出力を出力すると共に、前記第2の焦点検出画素の出力部が、前記第1の焦点検出画素の第2の光電変換部の出力信号と前記第2の焦点検出画素の第2の光電変換部の出力信号との加算出力を出力し、
    前記第1及び第2の焦点検出画素には、前記所定の配列方向に垂直な方向に、前記撮像画素が隣接配置されていることを特徴とする撮像素子。
  3. 請求項1または2に記載の撮像素子において、
    前記撮像用画素と前記第1及び第2の焦点検出用画素とのそれぞれの位置を指定するアドレス回路を備え、
    前記撮像用画素の前記出力部と前記第1及び第2の焦点検出用画素の前記出力部は、前記アドレス回路によって指定された位置に対応する前記撮像用画素と前記第1及び第2の焦点検出用画素とから出力信号をそれぞれ出力することを特徴とする撮像素子。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像素子において、
    前記撮像画素は、互いに異なった第1、第2及び第3の分光感度を有する3種の撮像画素から構成され、
    前記第1及び第2の焦点検出画素の分光感度は、前記第1、第2及び第3の分光感度の全てを包含する分光感度であることを特徴とする撮像素子。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の撮像素子と、
    前記第1及び第2焦点検出用画素の出力信号に基づいて、前記撮像光学系によって前記撮像素子上に形成された像の焦点調節状態を検出する焦点検出手段を更に備え、
    前記第1及び第2の焦点検出画素の各々は、前記被写体光束を、前記撮像光学系の瞳の第1及び第2の瞳領域をそれぞれ通過する一対の光束に瞳分割するマイクロレンズを有し、
    前記第1及び第2の焦点検出画素の各々の前記第1の光電変換部は、前記第1の瞳領域を通過した光束を受光し、
    前記第1及び第2の焦点検出画素の各々の前記第2の光電変換部は、前記第2の瞳領域を通過した光束を受光し、
    前記第1及び第2の焦点検出画素の前記マイクロレンズは、当該マイクロレンズに関して前記第1の光電変換部と前記第1の瞳領域とが共役になると共に前記第2の光電変換部と前記第2の瞳領域とが共役になるように、定められ、
    前記焦点検出手段は、前記第1の瞳領域を通過した光束による像と前記第2の瞳領域を通過した光束による像との相対的なズレ量を次式の相関量C(k)に基づき、
    C(k)=Σ|An×Bn+1+k―Bn+k×An+1|
    (ここで、Anは、前記第1の光電変換部の加算出力、Bnは、前記第2の光電変換部の加算出力、nは整数、kはずらし量)
    算出することを特徴とする焦点検出装置。
  6. 請求項5に記載の焦点検出装置と、
    前記第1及び第2の焦点検出用画素の位置における撮像信号を前記第1及び第2の焦点検出画素の周囲に位置する撮像画素の撮像信号に基づき補間する補間手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
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