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JP4868379B2 - 半導体素子およびその製造方法 - Google Patents
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Description

この発明は半導体素子およびその製造方法に関する。
従来の半導体素子には、半導体基板上の半田ボール形成領域にTi−W層およびCu層からなる下地金属層が設けられ、その上にCuからなるメッキ層およびTi−Wを含有する副生成物層が設けられ、その上に半田ボールが設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−37128号公報
ところで、上記従来の半導体素子を製造する場合、半導体基板上にスパッタ法によりTi−W層およびCu層を成膜し、Cu層上に開口部を有するメッキレジスト膜を形成し、Cu層をメッキ電流路としてCuの電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜の開口部内におけるCu層上にメッキ層を形成し、メッキレジスト膜を剥離し、メッキ層をマスクとしてCu層をウェットエッチングすることにより、メッキ層下にのみCu層を残存させ、メッキ層をマスクとしてTi−W層をドライエッチングすることにより、メッキ層下のCu層下にのみTi−W層を残存させ、且つ、メッキ層の表面にTi−Wを含有する副生成物層を形成し、副生成物層上に半田ボールを形成している。
しかしながら、上記従来の半導体素子の製造方法では、メッキ層をマスクとしてCu層をウェットエッチングし、次いでメッキ層をマスクとしてTi−W層をドライエッチングしているので、エッチング工程数が多いという問題があった。
そこで、この発明は、エッチング工程数を少なくすることができる半導体素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、半導体基板上に設けられた下地金属層上に半田ボールが設けられた半導体素子において、前記半導体基板には、接続パッド及び前記接続パッドの少なくとも一部を露出する保護膜が設けられ、前記下地金属層は、前記接続パッド上及び前記保護膜上にそれぞれ接するように設けられ、前記下地金属層は少なくともNi−Ti層及びCu層からなり、かつ、前記Ni−Ti層及び前記Cu層を1回のエッチングによりパターニングして形成されたものであることを特徴とするものである。
この発明によれば、例えば下地金属層を下層のNi−Ti層と上層のCu層とによって形成すると、これらを同一のエッチング液でエッチングすることが可能となり、したがってNi−Ti層およびCu層からなる下地金属層形成用層を1回のエッチングによりパターニングして下地金属層を形成することができ、エッチング工程数を少なくすることができる。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態としての半導体素子の断面図を示す。この半導体素子はシリコン基板(半導体基板)1を備えている。シリコン基板1の上面には所定の機能の集積回路(図示せず)が設けられ、上面周辺部にはAlからなる複数の接続パッド2が集積回路に接続されて設けられている。
接続パッド2の中央部を除くシリコン基板1の上面には窒化シリコン等からなる絶縁膜3が設けられ、接続パッド2の中央部は絶縁膜3に設けられた開口部4を介して露出されている。絶縁膜3の上面にはポリイミド系樹脂等からなる保護膜(絶縁膜)5が設けられている。この場合、絶縁膜3の開口部4に対応する部分における保護膜5には開口部6が設けられている。
接続パッド2上における保護膜5の上面にはNi−Ti層7aおよびCu層7bからなる下地金属層7が両開口部4、6を介して接続パッド2に接続されて設けられている。下地金属層7の上面全体にはNiメッキ層8が設けられている。Niメッキ層8の上面には半田ボール9が設けられている。
ここで、Ni−Ti層7aは、Alからなる接続パッド2およびポリイミド系樹脂等からなる保護膜5に対する密着性を良くするためのものであり、例えばTi層と比較して、同等以上の密着性が得られる。また、Ni−Ti層7aは、半田ボール9に含まれるSn等の拡散を防止する役目をも有する。Cu層7bは、電解メッキ時のメッキ電流路としての役目を果たすものである。Niメッキ層8は、半田ボール9に含まれるSn等の拡散を防止するためのものである。
ところで、Ni−Ti層7aのTi含有量は6.5〜10wt%であることが好ましい。その理由は、Ti含有量が6.5wt%未満であると、Ti含有量が少なく、接続パッド2および保護膜5に対する密着性が低下し、また、エッチング特性が変化してしまい、一方、Ti含有量が10wt%を越えると、Ni−Ti層をスパッタ法により成膜する際に用いるNi−Tiターゲート自体が割れやすくなってしまうからである。
(製造方法の一例)
次に、図1に示す半導体素子の製造方法の一例について説明する。まず、図2に示すように、ウエハ状態のシリコン基板(半導体基板)1上にAlからなる接続パッド2、窒化シリコン等からなる絶縁膜3およびポリイミド系樹脂等からなる保護膜5が設けられ、接続パッド2の中央部が絶縁膜3および保護膜5に形成された開口部4、6を介して露出されたものを用意する。
この場合、ウエハ状態のシリコン基板1の上面の各半導体素子形成領域には所定の機能の集積回路(図示せず)が形成され、当該領域の周辺部に形成された接続パッド2は、それぞれ、対応する領域に形成された集積回路に電気的に接続されている。
次に、図3に示すように、両開口部4、6を介して露出された接続パッド2の上面を含む保護膜5の上面全体に、スパッタ法や蒸着法等により、Ni−Ti層7aおよびCu層7bを連続して成膜する。この場合、一例として、Ni−Ti層7aの膜厚は600nm程度であり、Cu層7bの膜厚は300nm程度である。
次に、図4に示すように、Cu層7bの上面にメッキレジスト膜11をパターン形成する。この場合、Niメッキ層8形成領域に対応する部分におけるメッキレジスト膜11には開口部12が形成されている。次に、Cu層7bをメッキ電流路としてNiの電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜11の開口部12内のCu層7bの上面にNiメッキ層8を形成する。
次に、図5に示すように、Cu層7bをメッキ電流路として半田の電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜11の開口部12内のNiメッキ層8の上面に半田ボール形成用の半田層13を形成する。次に、メッキレジスト膜11をレジスト剥離液またはアッシャー(酸素プラズマ)を用いて剥離する。
次に、半田層13をマスクとしてCu層7bおよびNi−Ti層7aをエッチングしてパターニングすると、図6に示すように、半田層13下のNiメッキ層8下にNi−Ti層7aおよびCu層7bからなる下地金属層7が形成される。この場合、エッチング液として、CuおよびNi−Tiを共にエッチング可能なエッチング液、例えば、酢酸5wt%、酸化水素水1wt%、硝酸10wt%、純水84wt%の混合液を用いる。
そして、上記混合液を液温55℃程度に保ち、半田層13をマスクとしてCu層7bをエッチングすると、エッチング速度が約250nm/分であり、Cu層7bの膜厚が300nm程度であると、約72秒でジャストエッチングされる。これに続いて、上記混合液を同じく液温55℃程度に保ち、半田層13をマスクとしてNi−Ti層7aをエッチングすると、エッチング速度が約400nm/分であり、Ni−Ti層7aの膜厚が600nm程度であると、約90秒でジャストエッチングされる。
このように、エッチング液として上記混合液を用いると、Cu層7bおよびNi−Ti層7aを共にエッチングすることができる。したがって、半田層13をマスクとしてCu層7bおよびNi−Ti層7aからなる下地金属層形成用層を1回のエッチングによりパターニングすると、半田層13下のNiメッキ層8下にNi−Ti層7aおよびCu層7bからなる下地金属層7が形成され、エッチング工程数を少なくすることができる。
次に、リフロー炉等を用いて半田層13をリフローすると、半田層13が一旦溶融した後、表面張力により丸まることにより、図7に示すように、Niメッキ層8の上面に半田ボール9が形成される。次に、シリコン基板1の下面をダイシングテープ(図示せず)に貼り付け、図8に示すダイシング工程を経た後に、ダイシングテープから剥がすと、図1に示す半導体素子が複数個得られる。
(製造方法の他の例)
次に、図1に示す半導体素子の製造方法の他の例について説明する。この場合、図4に示すように、Niメッキ層8を形成した後に、メッキレジスト膜11を剥離する。ただし、この場合のメッキレジスト膜11はNiメッキ層8のみを形成するためのものであるので、その厚さは、図4に示すように厚くする必要はなく、形成すべきNiメッキ層8の厚さに応じた厚さとなっている。
次に、エッチング液として上記混合液を用い、Niメッキ層8をマスクとしてCu層7bおよびNi−Ti層7aからなる下地金属層形成用層を1回のエッチングによりパターニングすると、図9に示すように、Niメッキ層8下にNi−Ti層7aおよびCu層7bからなる下地金属層7を形成される。したがって、この場合も、エッチング工程数を少なくすることができる。
次に、図示していないが、Niメッキ層8の上面に半田ボール搭載法により半田ボールを搭載し、リフロー工程およびダイシング工程を経ると、図1に示す半導体素子が複数個得られる。
(第2実施形態)
図10はこの発明の第2実施形態としての半導体素子の断面図を示す。この半導体素子において、図1に示す半導体素子と異なる点は、Niメッキ層8を備えておらず、Cu層7bの上面に半田ボール9を設けた点である。この場合、Niメッキ層8を有していないが、Ni−Ti層7aにより、半田ボール9に含まれるSn等の拡散が防止されるので、別に支障は生じない。なお、Niメッキ層8は一般的にテンションが大きいため、シリコン基板1の材料によっては、シリコン基板1に機械的ダメージを与える可能性がある場合には、Niメッキ層8を有しない方が好ましい。
(製造方法の一例)
次に、図10に示す半導体素子の製造方法の一例について説明する。この場合、上記第1実施形態の製造方法の一例において、図4に示すNiメッキ層8を形成する工程を省略し、メッキレジスト膜11の開口部12内のCu層7bの上面に半田層13(図5参照)を直接形成すればよい。
(製造方法の他の例)
次に、図10に示す半導体素子の製造方法の他の例について説明する。この場合、図3に示すように、Ni−Ti層7aおよびCu層7bを成膜した後に、図11に示すように、接続パッド2上におけるCu層7bの上面の所定の箇所にレジスト膜21をパターン形成する。
次に、エッチング液として上記混合液を用い、レジスト膜21をマスクとしてCu層7bおよびNi−Ti層7aからなる下地金属層形成用層を1回のエッチングによりパターニングすると、図12に示すように、レジスト膜21下にNi−Ti層7aおよびCu層7bからなる下地金属層7が形成される。したがって、この場合も、エッチング工程数を少なくすることができる。
次に、レジスト膜21を剥離する。次に、図示していないが、Cu層7bの上面に半田ボール搭載法により半田ボールを搭載し、リフロー工程およびダイシング工程を経ると、図10に示す半導体素子が複数個得られる。
(第3実施形態)
図13はこの発明の第3実施形態としての半導体素子の断面図を示す。この半導体素子において、図10に示す半導体素子と異なる点は、Cu層7bを備えておらず、Ni−Ti層7aのみからなる下地金属層7の上面に半田ボール9を設けた点である。この場合も、Ni−Ti層7aにより、半田ボール9に含まれるSn等の拡散が防止されるので、別に支障は生じない。
(製造方法の一例)
次に、図13に示す半導体素子の製造方法の一例について説明する。この場合、図2に示すものを用意した後に、図14に示すように、両開口部4、6を介して露出された接続パッド2の上面を含む保護膜5の上面全体に、スパッタ法等により、Ni−Ti層7aを膜厚600nm程度に成膜する。
次に、Ni−Ti層7aの上面にメッキレジスト膜31をパターン形成する。この場合、図13の示す下地金属層7形成領域に対応する部分におけるメッキレジスト膜31には開口部32が形成されている。次に、Ni−Ti層7aをメッキ電流路として半田の電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜31の開口部32内のNi−Ti層7aの上面に半田ボール形成用の半田層13を形成する。次に、メッキレジスト膜31を剥離する。
次に、エッチング液として上記混合液を用い、半田層13をマスクとしてNi−Ti層7aからなる下地金属層形成用層をエッチングしてパターニングすると、図15に示すように、半田層13下にNi−Ti層7aのみからなる下地金属層7が形成される。したがって、この場合も、エッチング工程数を少なくすることができる。次に、リフロー工程およびダイシング工程を経ると、図13に示す半導体素子が複数個得られる。
(製造方法の他の例)
次に、図10に示す半導体素子の製造方法の他の例について説明する。この場合、図2に示すものを用意した後に、図16に示すように、両開口部4、6を介して露出された接続パッド2の上面を含む保護膜5の上面全体に、スパッタ法等により、Ni−Ti層7aを膜厚600nm程度に成膜する。次に、接続パッド2上におけるNi−Ti層7aの上面の所定の箇所にレジスト膜33をパターン形成する。
次に、エッチング液として上記混合液を用い、レジスト膜33をマスクとしてNi−Ti層7aからなる下地金属層形成用層をエッチングしてパターニングすると、図17に示すように、レジスト膜33下にNi−Ti層7aのみからなる下地金属層7が形成される。したがって、この場合も、エッチング工程数を少なくすることができる。
次に、レジスト膜33を剥離する。次に、図示していないが、Ni−Ti層7aのみからなる下地金属層7の上面に半田ボール搭載法により半田ボールを搭載し、リフロー工程およびダイシング工程を経ると、図13に示す半導体素子が複数個得られる。
(第4実施形態)
図18はこの発明の第4実施形態としての半導体素子の断面図を示す。この半導体素子において、図1に示す半導体素子と大きく異なる点は、下地金属層41を含む配線42、柱状電極43、封止膜44および半田ボール45を有する構造とした点である。
すなわち、保護膜5の上面には下地金属層41を含む配線42が絶縁膜3および保護膜5の開口部4、6を介して接続パッドに接続されて設けられている。この場合、下地金属層41は、下層のNi−Ti層41aと上層のCu層41bとからなっている。下地金属層41の上面全体にはCuメッキからなる配線42が設けられている。
配線42の接続パッド部上面にはCuメッキからなる柱状電極43が設けられている。配線42を含む保護膜5の上面にはエポキシ系樹脂等からなる封止膜44がその上面が柱状電極43の上面と面一となるように設けられている。柱状電極43の上面には半田ボール45が設けられている。
(製造方法)
次に、図18に半導体装置の製造方法の一例について説明する。この場合、図2に示すものを用意した後に、図19に示すように、両開口部4、6を介して露出された接続パッド2の上面を含む保護膜5の上面全体に、スパッタ法等により、Ni−Ti層41aおよびCu層41bを連続して成膜する。この場合も、一例として、Ni−Ti層41aの膜厚は600nm程度であり、Cu層41bの膜厚は300nm程度である。
次に、Cu層41bの上面にメッキレジスト膜51をパターン形成する。この場合、配線42形成領域に対応する部分におけるメッキレジスト膜51には開口部52が形成されている。次に、Cu層41bをメッキ電流路としてCuの電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜51の開口部52内のCu層41bの上面に配線42を形成する。次に、メッキレジスト膜51を剥離する。
次に、図20に示すように、配線20を含むCu層41bの上面にメッキレジスト膜53をパターン形成する。この場合、柱状電極43形成領域に対応する部分におけるメッキレジスト膜53には開口部54が形成されている。次に、Cu層41bをメッキ電流路としてCuの電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜53の開口部54内の配線42の接続パッド部上面に柱状電極43を形成する。
次に、メッキレジスト膜53を剥離する。次に、エッチング液として上記混合液を用い、配線42をマスクとしてCu層41bおよびNi−Ti層41aからなる下地金属層形成用層を1回のエッチングによりパターニングすると、図21に示すように、配線42下にNi−Ti層41aおよびCu層41bからなる下地金属層41が形成される。したがって、この場合も、エッチング工程数を少なくすることができる。
次に、図22に示すように、スクリーン印刷法、スピンコート法、ダイコート法等により、柱状電極43を含む保護膜5の上面全体にエポキシ系樹脂等からなる封止膜44をその厚さが柱状電極43の高さよりも厚くなるように形成する。したがって、この状態では、柱状電極43の上面は封止膜44によって覆われている。
次に、封止膜44および柱状電極43の上面側を適宜に研磨し、図23に示すように、柱状電極43の上面を露出させ、且つ、この露出された柱状電極43の上面を含む封止膜44の上面を平坦化する。ここで、柱状電極43の上面側を適宜に研磨するのは、電解メッキにより形成される柱状電極43の高さにばらつきがあるため、このばらつきを解消して、柱状電極43の高さを均一にするためである。
次に、柱状電極43の上面に半田ボール搭載法により半田ボールを搭載し、リフロー工程を経ると、図24に示すように、柱状電極43の上面に半田ボール45が形成される。次に、シリコン基板1の下面をダイシングテープ(図示せず)に貼り付け、図25に示すダイシング工程を経た後に、ダイシングテープから剥がすと、図18に示す半導体素子が複数個得られる。
(その他の実施形態)
上記第1〜第3実施形態において、Niメッキ層8の代わりに、Cuメッキ層を形成するようにしてもよい。また、上記各実施形態では、窒化シリコン等からなる絶縁膜3の上面にポリイミド系樹脂等からなる保護膜5を設けた場合について説明したが、これに限らず、保護膜5を有しないものにも適用可能である。
この発明の第1実施形態としての半導体素子の断面図。 図1に示す半導体素子の製造方法の一例において、当初用意したものの断面 図。 図2に続く工程の断面図。 図3に続く工程の断面図。 図4に続く工程の断面図。 図5に続く工程の断面図。 図6に続く工程の断面図。 図7に続く工程の断面図。 図1に示す半導体素子の製造方法の他の例において、所定の工程の断面図。 この発明の第2実施形態としての半導体素子の断面図。 図10に示す半導体素子の製造方法の他の例において、所定の工程の断面 図。 図11に続く工程の断面図。 この発明の第3実施形態としての半導体素子の断面図。 図13に示す半導体素子の製造方法の一例において、所定の工程の断面図。 図14に続く工程の断面図。 図13に示す半導体素子の製造方法の他の例において、所定の工程の断面 図。 図16に続く工程の断面図。 この発明の第4実施形態としての半導体素子の断面図。 図18に示す半導体素子の製造方法の一例において、所定の工程の断面図。 図19に続く工程の断面図。 図20に続く工程の断面図。 図21に続く工程の断面図。 図22に続く工程の断面図。 図23に続く工程の断面図。 図24に続く工程の断面図。
符号の説明
1 シリコン基板
2 接続パッド
3 絶縁膜
5 保護膜
7 下地金属層
7a Ni−Ti層
7b Cu層
8 Niメッキ層
9 半田ボール
41 下地金属層
41a Ni−Ti層
41b Cu層
42 配線
43 柱状電極
44 封止膜
45 半田ボール

Claims (15)

  1. 半導体基板上に設けられた下地金属層上に半田ボールが設けられた半導体素子において、
    前記半導体基板には、接続パッド及び前記接続パッドの少なくとも一部を露出する保護膜が設けられ、
    前記下地金属層は、前記接続パッド上及び前記保護膜上にそれぞれ接するように設けられ、
    前記下地金属層は少なくともNi−Ti層及びCu層からなり、かつ、前記Ni−Ti層及び前記Cu層を1回のエッチングによりパターニングして形成されたものであることを特徴とする半導体素子。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記Ni−Ti層のTi含有量は6.5〜10wt%であることを特徴とする半導体素子。
  3. 請求項1又は2に記載の発明において、前記Cu層と前記半田ボールとの間にNiまたはCuからなるメッキ層が設けられていることを特徴とする半導体素子。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記接続パッドはAlを有し、前記保護膜は、ポリイミド系樹脂を有することを特徴とする半導体素子。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記下地金属層は前記半導体基板の上面に設けられた前記接続パッドに接続されて設けられた配線用の下地金属層であり、前記下地金属層上に配線が設けられ、前記配線の接続パッド部上に柱状電極が設けられ、前記柱状電極の周囲における前記半導体基板上に封止膜が設けられ、前記柱状電極上に前記半田ボールが設けられていることを特徴とする半導体素子。
  6. 請求項に記載の発明において、前記配線および前記柱状電極はCuメッキからなることを特徴とする半導体素子。
  7. 半導体基板上に設けられた下地金属層上に半田ボールが設けられた半導体素子の製造方法において、
    前記半導体基板には、接続パッド及び前記接続パッドの少なくとも一部を露出する保護膜が設けられており、
    前記半導体基板上の前記接続パッド上及び前記保護膜上に少なくともNi−Ti層及びCu層を成膜して、前記Ni−Ti層及び前記Cu層を含む下地金属層形成用層を形成し、前記下地金属層形成用層を1回のエッチングによりパターニングして、前記接続パッド上及び前記保護膜上にそれぞれ接する前記下地金属層を形成することを特徴とする半導体素子の製造方法。
  8. 請求項に記載の発明において、前記Ni−Ti層のTi含有量は6.5〜10wt%であることを特徴とする半導体素子の製造方法。
  9. 請求項又はに記載の発明において、前記下地金属層形成用層をエッチングする際に用いるエッチング液は、酢酸、酸化水素水、硝酸、純水の混合液であることを特徴とする半導体素子の製造方法。
  10. 請求項に記載の発明において、前記エッチング液は、酢酸5wt%、酸化水素水1wt%、硝酸10wt%、純水84wt%の混合液であることを特徴とする半導体素子の製造方法。
  11. 請求項7〜10のいずれかに記載の発明において、
    前記Cu層上に、前記接続パッドに対応する部分に開口部を有するメッキレジスト膜を形成する工程と、
    前記Cu層をメッキ電流路としたNiまたはCuの電解メッキにより前記メッキレジスト膜の開口部内における前記Cu層上にメッキ層を形成する工程と、
    前記Cu層をメッキ電流路とした半田の電解メッキにより前記メッキレジスト膜の開口部内における前記メッキ層上に半田層を形成する工程と、
    前記メッキレジスト膜を剥離する工程と、
    前記半田層をマスクとして前記Cu層および前記Ni−Ti層を1回のエッチングによりパターニングして前記半田層下の前記メッキ層下にNi−Ti層およびCu層からなる下地金属層を形成する工程と、
    前記半田層をリフローすることにより前記下地金属層上に半田ボールを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  12. 請求項7〜10のいずれかに記載の発明において、
    前記Cu層上に、前記接続パッドに対応する部分に開口部を有するメッキレジスト膜を形成する工程と、
    前記Cu層をメッキ電流路としたNiまたはCuの電解メッキにより前記メッキレジスト膜の開口部内における前記Cu層上にメッキ層を形成する工程と、
    前記メッキレジスト膜を剥離する工程と、
    前記メッキ層をマスクとして前記Cu層および前記Ni−Ti層を1回のエッチングによりパターニングして前記メッキ層下にNi−Ti層およびCu層からなる下地金属層を形成する工程と、
    前記下地金属層上に半田ボールを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  13. 請求項7〜10のいずれかに記載の発明において、
    前記Cu層上に、前記接続パッドに対応する部分に開口部を有するメッキレジスト膜を形成する工程と、
    前記Cu層をメッキ電流路とした半田の電解メッキにより前記メッキレジスト膜の開口部内における前記Cu層上に半田層を形成する工程と、
    前記メッキレジスト膜を剥離する工程と、
    前記半田層をマスクとして前記Cu層および前記Ni−Ti層を1回のエッチングによりパターニングして前記半田層下にNi−Ti層およびCu層からなる下地金属層を形成する工程と、
    前記半田層をリフローすることにより前記下地金属層上に半田ボールを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  14. 請求項7〜10のいずれかに記載の発明において、
    前記接続パッド上における前記Cu層上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜をマスクとして前記Cu層および前記Ni−Ti層を1回のエッチングによりパターニングして前記レジスト膜下にNi−Ti層およびCu層からなる下地金属層を形成する工程と、
    前記レジスト膜を剥離する工程と、
    前記下地金属層上に半田ボールを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  15. 請求項7〜10のいずれかに記載の発明において、
    前記Cu層上にCuの電解メッキにより配線を形成する工程と、
    前記配線の接続パッド部上にCuの電解メッキにより柱状電極を形成する工程と、
    前記配線をマスクとして前記Cu層および前記Ni−Ti層を1回のエッチングによりパターニングして前記配線下にNi−Ti層およびCu層からなる下地金属層を形成する工程と、
    前記柱状電極の周囲における前記保護膜上に封止膜を形成する工程と、
    前記柱状電極上に半田ボールを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
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