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JP4869499B2 - 素子基板の検査方法 - Google Patents
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JP4869499B2 - 素子基板の検査方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、EL(エレクトロルミネッセンス)素子を基板上に作り込んで形成された自発光装置において、EL素子を形成する前に画素部が正常に動作するかを検査する方法に関する。特に半導体素子(半導体薄膜を用いた素子)を用いたEL表示装置において、EL素子を形成する前に画素部が正常に動作するかどうかを検査する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、基板上に半導体素子を形成する技術が大幅に進歩し、アクティブマトリクス型表示装置(自発光装置)への応用開発が進められている。特に、ポリシリコン膜を用いたTFTは、従来のアモルファスシリコン膜を用いたTFTよりも電界効果移動度(モビリティともいう)が高いので、高速動作が可能である。そのため、従来、基板外の駆動回路で行っていた画素の制御を、画素と同一の基板上に形成した駆動回路で行うことが可能となっている。
【0003】
さらに、自発光型素子としてEL素子を有したアクティブマトリクス型の自発光装置(EL表示装置)の研究が活発化している。EL表示装置は有機ELディスプレイ(OELD:Organic EL Display)又は有機ライトエミッティングダイオード(OLED:Organic Light Emitting Diode)とも呼ばれている。
【0004】
EL素子は一対の電極(陽極と陰極)間にEL層が挟まれた構造となっているが、EL層は通常積層構造となっている。代表的にはコダック・イーストマン・カンパニーのTangらが提案した「正孔輸送層/発光層/電子輸送層」という積層構造があげられる。この構造は非常に発光効率が高く、現在研究開発が進められているEL表示装置は、ほとんどこの構造を採用している。
【0005】
また、他にも陽極上に正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層、または、正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層の順に積層する構造でもよい。発光層に対して蛍光性色素等をドーピングしてもよい。
【0006】
EL素子が有するEL層は、熱、光、水分、酸素等によって劣化が促進されることから、一般的にアクティブマトリクス型のEL表示装置の作製において、画素部に配線や半導体素子を形成した後にEL素子が形成される。
【0007】
そして、EL素子が形成された後、EL素子が設けられた基板(ELパネル)とカバー剤とをEL素子が外気に曝されないように張り合わせてシール剤などにより封止(パッケージング)する。
【0008】
なお、本明細書中において、陰極と陽極との間に設けられるすべての層を総称してEL層と呼んでいる。よって上述した正孔注入層、発光層、電子輸送層、電子注入層などはすべてEL層に含まれる。そして上記構造でなるEL層に一対の電極から所定の電圧をかけ、それにより発光層においてキャリアの再結合が起こって発光する。陽極、EL層及び陰極で形成される発光素子をEL素子と呼ぶ。
【0009】
また、半導体素子が形成された基板を素子基板と呼ぶ。なお、半導体素子としてはトランジスタ、特に電界効果型トランジスタ、代表的にはMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタや薄膜トランジスタ(Thin film transistor:TFT)が挙げられる。従って、MOSトランジスタが形成された半導体基板やTFTが形成された基板は素子基板に含まれる。
【0010】
なお、本明細書の素子基板の画素内には、二つのTFTが形成されており、一方はスイッチング用素子として機能するTFT(以下、スイッチング用TFTという)、もう一方はEL素子へ流す電流量を制御する電流制御用素子として機能するTFT(以下、電流制御用TFTという)という。また、素子基板から電流を受け取る電極のことを対向検出電極と呼ぶことにする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
アクティブマトリクス型のEL表示装置において、EL素子の一対の電極からEL層にかける所定の電圧は、各画素に設けられたTFTによって制御される。そのため、画素部が有するTFTがスイッチング素子として機能しない、または配線が断線またはショートするなど、何らかの不具合が生じると、EL素子が有するEL層に所定の電圧をかけることができなくなる。その場合、画素は所望の階調を表示することができなくなってしまう。
【0012】
しかし、このように画素部においてEL素子の発光を制御する配線やTFTに何らかの不具合が生じていても、EL表示装置を完成させて実際に表示を行うまで、その不具合の存在を確認することが難しい。そのため実際には製品にならない不具合を有している画素部であってもEL素子を完成させ、パッケージングし、コネクターを取り付けてEL表示装置として完成させている。
【0013】
製品にならないTFTにもEL素子を形成するということは、形成工程、パッケージングする工程、コネクターを取り付ける工程が無駄になり、さらに高価なEL材料も無駄になるため、歩留まりが悪くなり、コストを抑えることもできない。また多面取りの基板を用いてELパネルを形成する場合でも、パッケージングしコネクターを取り付ける工程が無駄になり、同様に時間とコストを抑えることができない。
【0014】
アクティブマトリクス型のEL表示装置に先行して量産化されているアクティブマトリクス型の液晶表示装置では、2つの基板間に液晶を封入して液晶表示装置を完成させる前に、画素部において配線やTFTを形成した後、各画素が有するコンデンサに電荷を蓄積し、その電荷量を各画素に測定することで、画素部に不具合が生じていないかどうかを確認している。
【0015】
しかしアクティブマトリクス型のEL表示装置の場合、一般的に各画素に半導体素子が2つ以上設けられていることが多い。そしてEL素子が有する一方の電極(画素電極)とコンデンサとが、半導体素子を間に介して接続されている場合がある。この場合、コンデンサに蓄積した電荷量を測定しても、コンデンサと画素電極との間に接続されている配線および半導体素子に不具合があるかどうかを確認することが難しい。
【0016】
アクティブマトリクス型のEL表示装置の量産化に向けて、EL表示装置を完成させる前に、画素部において配線および半導体素子に不具合が生じていないか、言いかえると、各画素のEL素子の画素電極に所定の電圧を印加することができるかどうかを形成された半導体素子を破壊することなく確認できる検査方法が求められている。
【0017】
【発明を解決するための手段】
本発明で開示する検査方法は、素子基板の画素に形成された半導体素子が動作するかどうかの検査を非破壊で行うために、電解液と対向検出電極とを検査用の端子として用いている。なお、本明細書において電解液とは、電解質を溶媒に溶かして得られた電気伝導性を有する液体のことを指す。例えば、アンモニア水などがあげられる。
【0018】
まず、電解液に浸した対向検出電極に向かい合わせて素子基板を設置する。素子基板は、画素部に形成される配線のうち、全ての電源供給線を同じ電位に保った状態で、ゲート信号線を順に選択してソース信号線に同じ電位を有する信号を順に入力し、全ての画素を順に選択する。なお本明細書において画素が選択されるとは、画素に形成されたゲート信号線が選択されている状態で、該画素に形成されたソース信号線にビデオ信号が入力されることを意味する。
【0019】
対向検出電極は、素子基板の画素に入力した電位とは異なる電圧をかけて、信号が入力された素子基板のある画素と、対向検出電極間に、電位差を生じさせる。
【0020】
電流制御用TFTおよびスイッチング用TFTが正常に動作していれば、選択された画素と対向検出電極との間で電解液中に存在する陰イオンまたは陽イオンがやりとりされる電気的な通路が生じ、素子基板上の選択された画素と対向検出電極とが電気的に接続される。
【0021】
このとき流れる電流は、対向検出電極に接続された電流計で測定することができる。すなわち、ここで測定した電流値は、素子基板の選択された画素に入力されたビデオ信号によるものである。そして、測定した電流の値がある一定の範囲内に納まっているかどうかを評価することで、各画素に形成された配線および半導体素子に不具合が生じていないかどうかを検査することができる。
【0022】
ある画素が選択されているときに画素電極に流れる電流値が一定の範囲からはずれている場合は、該画素に形成された半導体素子がスイッチング素子として機能していない、または、配線が断線またはショートするなどの不具合が生じているものとみなすことができる。逆にある画素が選択されているときに画素電極に流れる電流値が一定の範囲に納まっている場合、該画素に形成された半導体素子および配線は正常に機能しているものとみなすことができる。
【0023】
なお、半導体素子および配線が正常に機能していとみなすことができる電流値の範囲は、実施者が適宜設定することができる。また検査した結果、不具合が生じている画素(不良画素)の数が画素部にn個以上存在している場合、該素子基板は不良品とみなされる。なお不良品とみなす不良画素の数nは、実施者が適宜設定することができる。
【0024】
本発明の検査方法によって、素子基板をEL表示装置として完成させ実際に表示を行わなくても、ELパネルが良品か不良品かの区別をつけることが可能になり、不良製品のために割く無駄な時間と無駄なEL材料を減らすことができ、歩留まりの向上、製造コストの低減につながる。
【0025】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本発明の素子基板を検査する方法について図1を用いて説明する。なお、本発明では、素子基板の構造を特に限定することはなく図6(A)〜(C)に示したどの構造を用いてもよい。さらに、本発明で用いる自発光装置の駆動回路も公知のものを用いればよい。
【0026】
本発明では、素子基板106と対向検出電極105を図1(A)に示すように向かい合わせ、電解液で満たされた水槽につける。なお、本実施形態では電解液としてアンモニア水を用いている。
【0027】
素子基板106は、画素がマトリクス状に複数形成されて画素部を形成している。なお、本明細書では、図6で示すように画素ひとつひとつにX−Y座標(アドレスともいう)(X,Y)を設けている。例えば、素子基板に信号を出力する手段104によって選択された(1,1)で示される画素にソース側駆動回路からのビデオ信号(電流)が入力されると、素子基板上の画素電極には、ソース側駆動回路から入力されたビデオ信号が伝わる。
【0028】
なお、素子基板106にマトリクス状に形成された画素107の拡大図を図1(B)に示す。
電流制御用TFTおよびスイッチング用TFTの動作確認検査を行う素子基板106は、絶縁膜上に駆動用TFTおよび画素TFT(スイッチング用TFT及び電流制御用TFT)が形成されている。
【0029】
図1(B)において、110はスイッチング用TFTである。スイッチング用TFT110のゲート電極は、ゲート信号線111に接続されている。スイッチング用TFT110のソース領域とドレイン領域は、一方がソース信号線112に、もう一方が電流制御用TFT113のゲート電極、各画素に形成されたコンデンサ114にそれぞれ接続されている。
【0030】
コンデンサ114はスイッチング用TFT110が非選択状態(オフ状態)にある時、電流制御用TFT113のゲート電圧(ゲート電極とソース領域間の電位差)を保持するために設けられている。なお、ここではコンデンサ114を設ける構成を示したが、この構成に限定されず、コンデンサ114を設けない構成にしても良い。
【0031】
また、電流制御用TFT113のソース領域とドレイン領域は、一方が電流供給線115に接続され、もう一方は画素電極から電解質に存在する陰イオンまたは陽イオンによる電気的な通路を介して、対向検出電極105に接続される。なお、電流供給線115はコンデンサ114に接続されている。
【0032】
電流供給線112は電源電位が与えられており、また、電源電位は、外付けのIC等により設けられた電源によって与えられる。
【0033】
スイッチング用TFT110、電流制御用TFT113は、nチャネル型TFTでもpチャネル型TFTでもどちらでも用いることができる。ただし電流制御用TFT113のソース領域またはドレイン領域が後に形成されるEL素子の陽極と接続されている場合、電流制御用TFT113はpチャネル型TFTであることが望ましい。また、電流制御用TFT113のソース領域またはドレイン領域がEL素子の陰極と接続されている場合、電流制御用TFT113はnチャネル型TFTであることが望ましい。
【0034】
対向検出電極105には、電解液によって腐食しない金属、例えば白金(Pt)、パラジウム(Pd)、チタン(Ti)等の金属板を用いればよい。または、ガラス基板上に画素電極として用いるような材料からなる金属膜を成膜した基板を用いてもよい。対向検出電極105は、対向検出電極に信号を出力する手段102によって電圧が与えられる。
【0035】
素子基板106のあるひとつの画素が素子基板に信号を出力する手段104により選択され、信号入力されたとき、画素に形成された電流制御用TFT113およびスイッチング用TFT110が正常に動作すると、電解液中の陰イオンまたは陽イオンが移動する反応が起こり、素子基板106と対向検出電極105とが電気的に接続された状態になり、電流が流れて、その電流値を電流計103によって測定し、検査システム全体を制御する手段で測定したデータの管理をすればよい。
【0036】
ビデオ信号がアナログ及びデジタルのいずれの場合においても「黒」の情報を有していた場合、素子基板106に形成された電流制御用TFT113はオフの状態となっている。よって画素電極には電源電位は与えられない。その結果、「黒」の情報を有するビデオ信号が入力された画素から対向検出電極105および電流計103に電流は流れない。
【0037】
逆に、「白」の情報を有していた場合、電流制御用TFT113はオンの状態となっている。よって画素電極には電源電位が与えられる。その結果、「白」の情報を有するビデオ信号が入力された画素から対向検出電極105および電流計103に電流が流れる。
【0038】
上記は、スイッチング用TFT110及び電流制御用TFT113のいずれも正常に機能している場合である。しかし、これらのいずれかが不良であった場合には、流れるべき電流が流れない、または流れるはずのない電流が流れてしまうという不具合が生じる。
【0039】
そこで、本発明では、予め正常に機能するTFTを有する画素により、ビデオ信号が「黒」の時の電流値及び「白」の時の電流値を測定しておき参照データとするのがよい。
【0040】
さらに本発明では、データの評価には、ビデオ信号が白の時と黒の時にそれぞれ流れる電流値の比(白黒の比)を用いた。
図3には、測定した結果を規格化した白黒の比で示した一例を示す。この規格化においては、参照データを用いて十分に白黒の比(コントラスト)がとれるものを1とした。この表は、縦軸に白黒の比を取り、横軸に画素の座標を取る。また、白黒の比に基準を設け、ここでは、白黒の比が0.2以上1.0以下であるときには、良品であるとする。つまり、図3の斜線領域が良品基準内となる。
【0041】
しかし、座標(1,3)のように白黒の比が基準値よりも低くなっている場合には、不良品と判断し、それ以降の工程からはずすことになる。なお、白黒の比の良品基準は、求められる水準に応じて設定すればよい。
【0042】
(実施形態2)
実施形態1とは異なる素子基板の検査方法について図4を用いて説明する。なお、本発明では、素子基板の構造を限定することはなく図2(A)〜(C)に示したどの構造を用いてよい。さらに、本発明で用いる自発光装置の駆動回路も公知のものを用いればよい。
【0043】
素子基板106と対向検出電極202を図4(A)に示すように向かい合わせ、電解液が入った槽に浸す。電解液中には、陰イオン及び陽イオンが存在している。
【0044】
素子基板106中には、画素がマトリクス状に複数形成されている。そして、例えば素子基板に信号を出力する手段104によって画素107が選択され、ソース側駆動回路からのビデオ信号(電流)が入力されると、素子基板上の画素107の画素電極には、ソース側駆動回路から入力されたビデオ信号が伝わる。
【0045】
対向検出電極202は、本実施形態の一例であり、図5(B)に示したような形状に限られることはない。
【0046】
対向検出電極202にマトリクス状に形成されている単位検出領域203の拡大図を図4(C)に示す。単位検出領域203には検査用TFT220が形成されており、ゲート電極は、ゲート信号線221に接続されている。また、検査用TFT220のドレイン領域は、ドレイン配線222に接続され、ドレイン配線222は、外部で電流計103に接続されている。
【0047】
画素107の電流供給線112には電源電位が与えられており、また、電源電位は、素子基板に信号を出力する手段104で与えられる。
【0048】
スイッチング用TFT110、電流制御用TFT113は、nチャネル型TFTでもpチャネル型TFTでもどちらでも用いることができる。ただし電流制御用TFT113のソース領域またはドレイン領域が後に形成されるEL素子の陽極と接続されている場合、電流制御用TFT113はpチャネル型TFTであることが望ましい。また、電流制御用TFT113のソース領域またはドレイン領域がEL素子の陰極と接続されている場合、電流制御用TFT113はnチャネル型TFTであることが望ましい。
【0049】
またスイッチング用TFT110、電流制御用TFT113は、シングルゲート構造ではなく、ダブルゲート構造やトリプルゲート構造などのマルチゲート構造を有していても良い。
【0050】
対向検出電極202を用いて検査する素子基板の回路図を図5に示す。なお、図1(B)に示す画素107がマトリクス状に形成されているのが図5(A)に示す画素部である。図5(A)には、ソース信号線(S1〜Sx)、電流供給線(V1〜Vx)及びゲート信号線(G1〜Gy)が画素部に設けられている。
【0051】
ここでは、ソース信号線(S1〜Sx)と、電流供給線(V1〜Vx)と、ゲート信号線(G1〜Gy)とを1つずつ備えた領域が画素107である。
【0052】
図5(B)は、本発明の対向検出電極202にマトリクス状に形成されている単位検出領域203を示している。ゲート信号線(G1〜Gx)が単位検出領域203に設けられている。また、単位検出領域203における検査用TFT220のドレイン領域は、ドレイン配線に接続され、いずれも外部の電流計103に接続される電流線に接続される。
【0053】
次に素子基板106上の画素におけるスイッチング用TFT110及び電流制御用TFT115を本発明の検査法を用いて評価する方法について図4を用いて説明する。
【0054】
図6は、素子基板上の画素部に形成された画素一つ一つをそれぞれX−Y座標(アドレスともいう)(X,Y)で示したものである。つまりここでは、紙面の横方向にX列の画素が形成されており、紙面の縦方向にY行の画素が形成されていることを示している。なお、素子基板の画素と対向検出電極の単位検出領域は、入力する信号出力する手段で、互いに同じアドレスが選択されるように制御されている。
【0055】
そして、例えばアドレスが(X1,Y1)の画素のゲート電極が選択されると選択された画素にソース信号線駆動回路と電気的に接続されるソース信号線からビデオ信号が入力される。このとき、ビデオ信号は電気的な通路を通り、対向検出電極202もアドレスが(X1,Y1)の単位検出領域203中にある検査用TFT220に入力された後、ドレイン配線222を通り、外部に接続された電流計に入力される。ここで、電流計により、ビデオ信号を測定することができる。なお、電流計103は、基板上に形成させることも可能である。
【0056】
以上に示した方法を用いて、各画素の特性を評価することにより、不具合のある半導体素子をEL素子を形成する前に発見することができる。これにより不良品については、以降のEL素子形成といった製造プロセスからはずすことができる。更に不良の程度によっては、修復することで以降の製造プロセスに復活させることも可能である。以上の結果、不良品を最終工程まで通すことにより生じる時間のロスとコストの低減及び歩留まりの向上に寄与することができる。
【0057】
【実施例】
(実施例1)
本実施例では、素子基板と対向検出電極とを電解液に浸けるかわりに、素子基板上に高い粘性および導電性を有する溶液(本明細書では、以下、導電性溶液という)を塗布して、対向検出電極とで挟み、素子基板から対向検出電極へ導電性溶液を介して流れた電流を検知するという方法を図8に示す。
【0058】
素子基板に導電性溶液を塗布する方法としては、▲1▼スプレーによって塗布するスプレー法▲2▼素子基板を導電性溶液にさっと浸けるディップ法▲3▼ディスペンサー(液晶表示装置を作製する際に、液晶が注入されたパネルの液晶注入口を塞ぐための紫外線硬化型又は熱硬化型の封止剤をガスの圧力により吐出させる装置)を用いて塗布するディスペンサー法▲4▼印刷機により塗布する印刷法といった方法が考えられる。
【0059】
なお、導電性溶液としては、エチレングリコール、N−メチルピロリドン(NMP)、ピリジンまたは液状のフッ素化炭素を用いるとよい。
【0060】
また、いずれの塗布方法も所定の場所(画素部)に導電性溶液が塗布されるようにマスクを使用して、導電性溶液がドライバー回路やFPC等にかからないように塗布する。
【0061】
素子基板の画素電極に接して導電性溶液が塗布されたら、素子基板と導電性溶液を挟むように対向検出電極を設置する。
【0062】
素子基板にマトリクス状に形成された画素のひとつが、素子基板に信号を出力する手段104によって選択され、正常に半導体素子が動作した場合、導電性溶液を介して素子基板の画素電極から対向検出電極へ電気的な接続が生じて、この時流れた電流を電流計103で測定すればよい。
【0063】
本実施例のように、素子基板と対向検出電極との間に導電性溶液をはさむことで、素子基板にキズをつけることなく電流制御用TFTおよびスイッチング用TFTの動作確認をすることができ、かつ、間に挟んだ導電性溶液は、簡単に洗い落とすことができるため、検査にかかる手間が少なくてすむ。
【0064】
なお、本実施例は、素子基板の構造を特に限定することはなく図2(A)〜(C)に示したどの構造を用いてよい。さらに、本発明で用いる自発光装置の駆動回路も公知のものを用いればよい。
【0065】
(実施例2)
実施形態1、2で用いた画素とは異なる構造について図7を用いて説明する。
【0066】
画素部1001において、ソース信号線駆動回路に接続されたソース信号線(S1〜Sx)、FPCを介して自発光装置の外部の電源に接続された電源供給線(V1〜Vx)、書き込み用ゲート信号線駆動回路に接続された書き込み用ゲート信号線(第1のゲート信号線)(Ga1〜Gay)、消去用ゲート信号線駆動回路に接続された消去用ゲート信号線(第2のゲート信号線)(Ge1〜Gey)が画素部1001に設けられている。
【0067】
ソース信号線(S1〜Sx)と、電源供給線(V1〜Vx)と、書き込み用ゲート信号線(Ga1〜Gay)と、消去用ゲート信号線(Ge1〜Gey)とを備えた領域が画素1005である。画素部1001にはマトリクス状に複数の画素1005が配列されることになる。
【0068】
本実施例の構成は、実施形態1、2および実施例1の構成と組み合わせて実施することが可能である。
【0069】
(実施例3)
本実施例では、本発明の検査方法をパスした素子基板にEL素子を形成し、表示パネルとしてFPCやTAB等のコネクターを接続し、実際に製品として出荷することができる形体にした場合について説明する。
【0070】
1801は本発明の検査方法をパスした素子基板の画素部であり、複数の画素が設けられている。画素部1801と、画素部1801が有する配線を外部へ接続するコネクターとを有するモジュールを本明細書では表示パネル1806と呼ぶ。
【0071】
1802はソース信号線駆動回路、1803はゲート信号線駆動回路である。ゲート信号線駆動回路1803から出力された選択信号によって、ソース信号線駆動回路1802から出力されたビデオ信号が画素部1801の指定された画素に入力される。ビデオ信号はデジタルでもアナログでもどちらでも良い。またソース信号線駆動回路1802とゲート信号線駆動回路1803はいくつ設けられていても良い。
【0072】
ソース信号線駆動回路1802及びゲート信号線駆動回路1803からなる駆動回路と、画素部1801と、画素部1801が有する配線及び駆動回路が有する配線を外部へ接続するコネクターとを有するモジュールを、本明細書では駆動回路付表示パネル1807と呼ぶ。駆動回路付表示パネル1807は表示パネル1806に駆動回路を付けたものである。
【0073】
駆動回路付表示パネル1807は、駆動回路と画素部1801とが別の基板上に設けられFPCやTAB等のコネクターにより接続されている場合と、駆動回路と画素部1801とが同じ基板上に設けられている場合とがある。本明細書では、前者を駆動回路外付け型駆動回路付表示パネルと呼び、後者を駆動回路一体形成型駆動回路付表示パネルと呼ぶ。
【0074】
図9(A)に駆動回路外付け型駆動回路付表示パネルの上面図を示す。基板1810上に画素部1801が設けられており、画素部1801が有する配線はFPC1811を介して、外付用基板1810上に設けられたソース信号線駆動回路1802とゲート信号線駆動回路1803とに接続されている。そして外部接続用FPC1812により、ソース信号線駆動回路1802及びゲート信号線駆動回路1803と、画素部1801とが有する配線が外部へ接続されている。
【0075】
図9(B)に駆動回路一体形成型駆動回路付表示パネルの上面図を示す。基板1810上に画素部1801、ソース信号線駆動回路1802及びゲート信号線駆動回路1803が設けられている。画素部1801、ソース信号線駆動回路1802及びゲート信号線駆動回路1803が有する配線は外部接続用FPC1812を介して、外部へ接続されている。
【0076】
図10において、1804はコントローラーであり、駆動回路を駆動し、画素部に1801に画像を表示させるための機能を有している。例えば、外部から入力された画像情報を有する信号をソース信号線駆動回路1802に入力したり、駆動回路が駆動するための信号(例えばクロック信号(CLK)、スタートパルス信号(SP))を生成したり、駆動回路や画素部1801に電位を供給するための電源としての機能を有している。
【0077】
駆動回路と、画素部1801と、コントローラー1804と、画素部1801、駆動回路、及びコントローラーがそれぞれ有する配線を外部へ接続するコネクターとを有するモジュールを、本明細書ではコントローラー及び駆動回路付表示パネル1808と呼ぶ。コントローラー及び駆動回路付表示パネル1808は、表示パネル1806に駆動回路及びコントローラーを付けたものである。
【0078】
1805はマイコンであり、コントローラーの駆動を制御している。マイコン1805と、駆動回路と、画素部1801と、コントローラー1804と、画素部1801、駆動回路、及びコントローラーがそれぞれ有する配線を外部へ接続するコネクターとを有するモジュールを、本明細書ではマイコン及びコントローラー及び駆動回路付表示パネル1809と呼ぶ。マイコン及びコントローラー及び駆動回路付表示パネル1809は、表示パネル1806に駆動回路及びコントローラーを付けたものである。
【0079】
なお実際には、表示パネル1806、駆動回路付表示パネル1807、コントローラー及び駆動回路付表示パネル1808またはマイコン及びコントローラー及び駆動回路付表示パネル1809の形体で製品として出荷される。本明細書において、表示パネル1806、駆動回路付表示パネル1807、コントローラー及び駆動回路付表示パネル1808及びマイコン及びコントローラー及び駆動回路付表示パネル1809を全て表示用モジュールと呼ぶ。
【0080】
なお、本実施例で示す表示パネルは、実施形態1、2および実施例1に示した検査方法により検査を行った素子基板を適用すればよい。
【0081】
(実施例4)
自発光装置は、自発光型であるため液晶ディスプレイに比べて明るい場所での視認性に優れ、しかも視野角が広い。従って、様々な電気器具の表示部に用いることができる。例えば、TV放送等を大画面で鑑賞するには対角30インチ以上(典型的には40インチ以上)の発光装置(自発光装置を筐体に組み込んだ装置)の表示部として本発明の検査法をパスした素子基板を用いて作製された自発光装置を用いるとよい。
【0082】
なお、自発光装置には、パソコン用ディスプレイ、TV放送受信用ディスプレイ、広告表示用ディスプレイ等の全ての情報表示用ディスプレイが含まれる。また、その他にも様々な電気器具の表示部として本発明の検査方法を用いて自発光装置を用いることができる。
【0083】
その様な本発明の電気器具としては、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、ノート型パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはデジタルビデオディスク(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)などが挙げられる。特に、斜め方向から見ることの多い携帯情報端末は視野角の広さが重要視されるため、自発光装置を用いることが望ましい。それら電気器具の具体例を図11、図12に示す。
【0084】
図11(A)は自発光装置であり、筐体2001、支持台2002、表示部2003等を含む。本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された自発光装置は表示部2003に用いることができる。自発光装置は自発光型であるためバックライトが必要なく、液晶ディスプレイよりも薄い表示部とすることができる。
【0085】
図11(B)はビデオカメラであり、本体2101、表示部2102、音声入力部2103、操作スイッチ2104、バッテリー2105、受像部2106等を含む。本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された自発光装置は表示部2102に用いることができる。
【0086】
図11(C)は頭部取り付け型の電気光学装置の一部(右片側)であり、本体2201、信号ケーブル2202、頭部固定バンド2203、スクリーン部2204、光学系2205、表示部2206等を含む。本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された自発光装置は表示部2206に用いることができる。
【0087】
図11(D)は記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体2301、記録媒体(DVD等)2302、操作スイッチ2303、表示部(a)2304、表示部(b)2305等を含む。表示部(a)2304は主として画像情報を表示し、表示部(b)2305は主として文字情報を表示するが、本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された自発光装置はこれら表示部(a)、(b)2304、2305に用いることができる。なお、記録媒体を備えた画像再生装置には家庭用ゲーム機器なども含まれる。
【0088】
図11(E)はゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)であり、本体2401、表示部2402、アーム部2403を含む。本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された自発光装置は表示部2402に用いることができる。
【0089】
図11(F)はパーソナルコンピュータであり、本体2501、筐体2502、表示部2503、キーボード2504等を含む。本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された自発光装置は表示部2503に用いることができる。
【0090】
なお、将来的にEL材料の発光輝度が高くなれば、出力した画像情報を含む光をレンズ等で拡大投影してフロント型若しくはリア型のプロジェクターに用いることも可能となる。
【0091】
また、上記電気器具はインターネットやCATV(ケーブルテレビ)などの電子通信回線を通じて配信された情報を表示することが多くなり、特に動画情報を表示する機会が増してきている。EL材料の応答速度は非常に高いため、自発光装置は動画表示に好ましい。
【0092】
また、自発光装置は発光している部分が電力を消費するため、発光部分が極力少なくなるように情報を表示することが望ましい。従って、携帯情報端末、特に携帯電話や音響再生装置のような文字情報を主とする表示部に自発光装置を用いる場合には、非発光部分を背景として文字情報を発光部分で形成するように駆動することが望ましい。
【0093】
ここで図12(A)は携帯電話であり、3001は表示用パネル、3002は操作用パネルである。表示用パネル3001と操作用パネル3002とは接続部3003において接続されている。接続部3003における、表示用パネル3001の表示部3004が設けられている面と操作用パネル3002の操作キー3006が設けられている面との角度θは、任意に変えることができる。
さらに、音声出力部3005、操作キー3006、電源スイッチ3007、音声入力部3008を有している。本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された発光装置は、表示部3004に適用することができる。なお、表示部3004は黒色の背景に白色の文字を表示することで携帯電話の消費電力を抑えることができる。また、周囲が暗い場合、印加する電圧を下げて、輝度を下げれば低消費電力化により有効である。
【0094】
また、図12(B)は音響再生装置、具体的にはカーオーディオであり、本体2701、表示部2702、操作スイッチ2703、2704を含む。本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された発光装置は表示部2702に用いることができる。また、本実施例では車載用オーディオを示すが、携帯型や家庭用の音響再生装置に用いても良い。なお、表示部2702は黒色の背景に白色の文字を表示することで消費電力を抑えられる。これは携帯型の音響再生装置において特に有効である。
【0095】
図12(C)はデジタルカメラであり、本体3501、表示部(A)3502、接眼部3503、操作スイッチ3504、表示部(B)3505、バッテリー3506を含む。本発明の検査方法をパスした素子基板を用いて作製された発光装置は、表示部(A)3502、表示部(B)3505にて用いることが出来る。また、表示部(B)3505を、主に操作用パネルとして用いる場合、黒色の背景に白色の文字を表示することで消費電力を抑えることが出来る。
【0096】
また、本実施例にて示した携帯型電子機器においては、消費電力を低減するための方法としては、外部の明るさを感知するセンサ部を設け、暗い場所で使用する際には、表示部の輝度を落とすなどの機能を付加するなどといった方法が挙げられる。
【0097】
以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広く、あらゆる分野の電子機器に用いることが可能である。また、本実施例の電気器具は実施形態1、2および実施例1に示した検査方法を用いて検査された素子基板を適用すれば良い。
【0098】
【発明の効果】
本発明の検査方法によれば、ELパネルをEL表示装置として完成させ実際に表示を行わなくても、ELパネルが良品か不良品かの区別をつけることが可能になり、不良品を検査工程以降の製造プロセスからはずすことができる。そのため、不具合のある製品の製造に割く時間のロスと製造コストの低減及び歩留まりの向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の検査装置および検査システムを示す図。
【図2】 本発明の検査システムで動作確認を行う素子基板の例を示す図。
【図3】 本発明の検査方法を示す図。
【図4】 本発明の検査装置および検査システムを示す図。
【図5】 本発明の素子基板及び対向検出電極の画素構造の一例を示す図。
【図6】 本発明により検査する素子基板の画素を示す図。
【図7】 本発明により検査する素子基板の回路を示す図。
【図8】 本発明の素子基板の検査方法を示す図。
【図9】 本発明により検査する素子基板を示す図。
【図10】 本発明により検査する素子基板を示す図。
【図11】 本発明により検査された素子基板を用いた電気器具を示す図。
【図12】 本発明により検査された素子基板を用いた電気器具を示す図。

Claims (6)

  1. 画素電極と、前記画素電極に電気的に接続された半導体素子と、が設けられた画素を有する素子基板の検査方法であって、
    前記画素電極と、前記画素電極に対向して設けられる対向検出電極を電解液に浸し、
    前記電解液に浸した前記画素電極と前記対向検出電極との間に電圧を加えることにより前記電解液を介して前記画素電極と前記対向検出電極との間に電流を流し、
    前記電流を測定することで、前記素子基板の良否を判別することを特徴とする素子基板の検査方法。
  2. マトリクス状に設けられた画素電極と、前記画素電極の各々に電気的に接続された半導体素子と、が設けられた画素を有する素子基板の検査方法であって、
    前記画素電極と、前記画素電極に対向して設けられる対向検出電極を電解液に浸し、
    前記電解液に浸した前記画素電極と、前記画素電極に一対一で対応する位置にある前記対向検出電極との間に電圧を加えることにより前記電解液を介して前記画素電極と前記対向検出電極との間に電流を流し、
    前記電流を測定することで、前記素子基板の良否を判別することを特徴とする素子基板の検査方法。
  3. マトリクス状に設けられた画素電極と、前記画素電極の各々に電気的に接続された半導体素子と、が設けられた画素を有する素子基板の検査方法であって、
    前記画素電極と、前記画素電極に対向して設けられる対向検出電極を電解液に浸し、
    信号を入力することにより、前記マトリクス状に設けられた画素電極の少なくとも一の画素電極を選択するとともに、前記選択された画素電極に対応する位置にある前記対向検出電極を選択し、
    前記選択された画素電極と前記選択された対向検出電極との間に電圧を加えることにより前記電解液を介して前記画素電極と前記対向検出電極との間に電流を流し、
    前記電流を測定することで、前記素子基板の良否を判別することを特徴とする素子基板の検査方法。
  4. 画素電極と、前記画素電極に電気的に接続された半導体素子と、が設けられた画素を有する素子基板の検査方法であって、
    前記画素電極に導電性溶液を塗布し、
    前記導電性溶液を前記素子基板および対向検出電極で挟み、
    前記画素電極と前記対向検出電極との間に電圧を加えることにより前記導電性溶液を介して前記画素電極と前記対向検出電極との間に電流を流し、
    前記電流を測定することで、前記素子基板の良否を判別することを特徴とする素子基板の検査方法。
  5. 画素電極と、前記画素電極に電気的に接続された半導体素子と、が設けられた画素を有する素子基板の検査方法であって、
    前記画素電極にスプレー法、ディップ法、ディスペンサー法または印刷法から選ばれたいずれかの方法で導電性溶液を塗布し、
    前記導電性溶液を前記素子基板および対向検出電極で挟み、
    前記画素電極と前記対向検出電極との間に電圧を加えることにより前記導電性溶液を介して前記画素電極と前記対向検出電極との間に電流を流し、
    前記電流を測定することで、前記素子基板の良否を判別することを特徴とする素子基板の検査方法。
  6. 請求項4または請求項5において、前記導電性溶液に、エチレングリコール、N−メチルピロリドン(NMP)、ピリジンまたは液状のフッ素化炭素を用いることを特徴とする素子基板の検査方法。
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