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JP4872282B2 - 画像表示システム,画像表示方法,画像表示プログラム,記録媒体,データ処理装置,画像表示装置 - Google Patents
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JP4872282B2 - 画像表示システム,画像表示方法,画像表示プログラム,記録媒体,データ処理装置,画像表示装置 - Google Patents

画像表示システム,画像表示方法,画像表示プログラム,記録媒体,データ処理装置,画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像表示システム,画像表示方法,画像表示プログラム,記録媒体,データ処理装置,画像表示装置に関する。
従来、画像データを処理するパーソナルコンピュータ(データ処理装置)と、パーソナルコンピュータにて処理された画像データに基づいて画像を表示する液晶プロジェクタ(画像表示装置)と、パーソナルコンピュータおよび液晶プロジェクタ間においてデータを伝送するUSB(Universal Serial Bus)ケーブル(伝送路)とを備える画像表示システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の画像表示システムでは、液晶プロジェクタに画像を表示させるための画像データがパーソナルコンピュータに入力され、当該パーソナルコンピュータにて補正処理された後、USBケーブルを介して液晶プロジェクタに送信される。そして、液晶プロジェクタは、USBケーブルを介して受信した補正処理後の画像データ(補正画像データ)をスクリーンに表示する。
特開2004−88194号公報
ところで、パーソナルコンピュータにおける画像データの補正処理としては、例えば、画質改善処理や、液晶プロジェクタの特性補正処理などがある。ここで、画質改善処理とは、色作り,画作りなどと一般に呼ばれている処理であり、例えば、RGB各色データのビット数を増やすことにより表現可能色数を増やすことができる。一般に、画像データは、元々RGB各色ごとに8ビット、合計24ビットのデータであるので、およそ1678万色を表現可能であるにすぎないが、このような画質改善処理により、画像データを、例えば、RGB各色ごとに10ビット、合計30ビットのデータとすることができ、およそ10億7000万色を表現可能とすることができる。また、液晶プロジェクタの特性補正処理としては、例えば、VT補正処理(Vは液晶プロジェクタにおける液晶パネルへの印加電圧,Tは液晶パネルの透過率)や、γ補正処理がある。そして、このような特性補正処理は、一般に、パーソナルコンピュータに入力された画像データ(一般には24ビット)に対するデータの付加を伴うので、画像データのビット数が増大する。
以上のように、パーソナルコンピュータにおいて行われる補正処理によって、画像データのビット数が増大し、USBケーブルを介して液晶プロジェクタに伝送するデータ量が大きくなる。例えば、パーソナルコンピュータに入力された時点ではRGB各色ごとに8ビットで合計24ビットであった画像データが、パーソナルコンピュータでの補正処理を経て伝送される際には、RGB各色ごとに12ビットで合計36ビットのデータ、あるいは、RGB各色ごとに16ビットで合計48ビットのデータになっていることもある。このように、特許文献1の画像表示システムでは、パーソナルコンピュータから液晶プロジェクタへUSBケーブルを介して伝送すべきデータ量が大きくなり、USBケーブルの伝送能力によっては伝送が適切に行われなくなってしまい、結果的に、液晶プロジェクタによって表示される画像の画質が低下してしまう可能性がある。
本発明の目的は、データ処理装置から画像表示装置へ伝送路を介して伝送すべきデータ量を小さくして伝送を適切に行わせることができ、画像表示装置によって表示される画像の画質の低下を防止することができる画像表示システム,画像表示方法,画像表示プログラム,記録媒体,データ処理装置,画像表示装置を提供することである。
本発明の画像表示システムは、画像データを処理するデータ処理装置と、前記データ処理装置にて処理された画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置と、前記データ処理装置および前記画像表示装置間においてデータを伝送する伝送路とを備える画像表示システムであって、前記データ処理装置は、画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理手段と、前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成手段と、判定対象の記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定手段と、前記送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する送信手段とを備え、前記画像表示装置は、前記送信手段から前記伝送路を介して送信される部分精度データを受信する受信手段と、前記受信手段にて受信された部分精度データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段にて記憶された部分精度データを合成して1フレームの画像データを生成するデータ合成手段と、前記データ合成手段にて合成された画像データを表示する画像表示手段とを備える、ことを特徴とする。
このような構成の本発明の画像表示システムでは、データ処理装置が、補正処理後の補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割し、このうち送信すべきと判定した部分精度データのみを伝送路を介して画像表示装置に送信する。画像表示装置は、受信した部分精度データをその都度記憶する。ここで、部分精度データは各精度ごとに記憶されるようになっており、画像表示装置は、記憶されている各精度ごとの部分精度データを合成することにより表示すべき画像データを構成し、当該画像データに基づく画像を表示する。
ここで、データ処理装置において、部分精度データを送信すべきか否かの判定は、当該部分精度データを送信することが画像表示装置において画像を表示するために必須であるか否かの観点から行われる。ここで、部分精度データを送信すべきでないと判定される場合(当該部分精度データを送信することが画像表示装置において画像を表示するために必須ではない場合)としては、例えば、先の時間における画像の表示に用いられて画像表示装置に既に記憶されている部分精度データをそのまま利用することができ、改めて対応する精度の部分精度データを送信する必要がない場合が挙げられる。
以上のように、本発明の画像表示システムによれば、データ処理装置において送信すべきでないと判定された部分精度データについては送信しなくてよいので、データ処理装置から画像表示装置へ伝送路を介して伝送すべきデータ量を小さくして、伝送を適切に行わせることができ、画像表示装置によって表示される画像の画質の低下を防止することができる。
本発明の画像表示システムでは、前記送信データ判定手段は、判定対象の部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する。
このような構成の画像表示システムによれば、既に送信された前フレームの部分精度データと比較して変化した部分精度データのみを送信すればよいので、データ処理装置から画像表示装置へ伝送路を介して伝送すべきデータ量を小さくして、伝送を適切に行わせることができ、画像表示装置によって表示される画像の画質の低下を防止することができる。
また、本発明の画像表示システムでは、前記データ処理装置は、前記部分精度データ生成手段にて生成された複数の部分精度データのうち前記送信データ判定手段にて送信すべきでないと判定された部分精度データに対応して非更新データを設定する非更新データ設定手段を備え、前記送信手段は、前記非更新データを前記伝送路を介して送信し、前記受信手段は、前記送信手段から前記伝送路を介して送信される非更新データを受信し、前記記憶手段は、前記受信手段にて受信された非更新データを参照し、当該記憶手段に記憶されている当該非更新データに対応する部分精度データの更新を行わない、ことが好ましい。
このような構成の画像表示システムでは、データ処理装置にて送信すべきでないと判定された部分精度データについては、部分精度データを更新すべきでないという旨のデータ量の小さい非更新データのみが送信され、データ量の大きい部分精度データ自体は送信されない。したがって、データ処理装置から画像表示装置へ伝送路を介して伝送すべきデータ量を小さくして、伝送を適切に行わせることができ、画像表示装置によって表示される画像の画質の低下を防止することができる。
なお、画像表示装置では、非更新データに対応する部分精度データが更新されずに、そのまま画像データの合成に利用される。
また、本発明の画像表示システムでは、前記データ処理装置は、前記送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データが前記伝送路を介して実際に送信可能か否かを判定する送信可否判定手段を備え、前記送信手段は、前記送信可否判定手段にて送信可能と判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する、ことが好ましい。
このような構成の画像表示システムでは、伝送路の状態(輻輳が生じていないか等),画像フレームの更新タイミングまでの時間的余裕,送信すべきデータ量などを参照して送信可否判定手段が部分精度データの送信可否を判定する。そして、送信可能と判定された部分精度データのみが画像表示装置に送信される。
このような画像表示システムによれば、伝送路の状態などの実際の状況に照らして可能な範囲で最大限の量の部分精度データを画像表示装置に送信することができ、実際の状況に照らして最大限の精度の画像を表示させることができる。
また、本発明の画像表示システムでは、前記データ処理装置は、前記部分精度データ生成手段にて生成された複数の部分精度データのうち前記送信可否判定手段にて送信可能でないと判定された部分精度データに対応して初期化データを設定する初期化データ設定手段を備え、前記送信手段は、前記初期化データを前記伝送路を介して送信し、前記受信手段は、前記送信手段から前記伝送路を介して送信される初期化データを受信し、前記記憶手段は、前記受信手段にて受信された初期化データを参照し、当該記憶手段に記憶されている当該初期化データに対応する部分精度データを初期化する、ことが好ましい。
このような構成の画像表示システムでは、送信可否判定手段にて送信不可能と判定された部分精度データについては初期化データが設定され、部分精度データ自体は送信されずに初期化データのみが送信される。ここで、初期化データは部分精度データを初期化すべきという旨のデータであってデータ量が小さいので、部分精度データ自体(データ量大)の送信が不可能でも、初期化データは送信可能である場合が多い。そして、送信された初期化データに基づいて画像表示装置に記憶されている対応する部分精度データが初期化される。
ここで、送信可否判定手段にて送信不可能と判定された部分精度データは、送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データであり、本来であれば(送信可能であれば)画像表示装置に送信されて、記憶手段に記憶されている先の時間における対応する精度の部分精度データの更新に用いられるべきデータである。しかしながら、伝送路の状態などの実際の状況に照らして部分精度データ自体を送信することが不可能であるので、本発明では、代わりに初期化データのみを送信することとしている。これによれば、部分精度データを更新できない場合であっても、部分精度データを初期化することはできるので、少なくとも、先の時間における部分精度データ(本来であれば新たに送信されてくる部分精度データによって更新されるべき部分精度データ)がそのまま画像データの合成に利用されるのを防止することができ、画像の精度の悪化を防止することができる。
また、本発明の画像表示システムでは、前記部分精度データ生成手段は、画像における主要部を表現可能な1つの主要部分精度データと、前記補正画像データから前記主要部分精度データを差し引いて得られる差分データに基づいて生成され、当該主要部分精度データと合成されることにより画像における詳細部を表現可能な少なくとも1つの詳細部分精度データとに前記補正画像データを分割し、前記送信可否判定手段は、前記部分精度データ生成手段にて生成された複数の部分精度データのうち、前記主要部分精度データを前記詳細部分精度データよりも優先的に送信可能と判定する、ことが好ましい。
このような構成の画像表示システムによれば、画像における主要部を表現可能な主要部分精度データが優先的に画像表示装置に送信され、少なくとも主要部については画像表示装置に表示させることができるので、最低限の画像精度を保証することができる。
また、本発明の画像表示システムでは、前記主要部分精度データは、ビットで表された補正画像データにおいて、最上位ビットから所定数ビット分のデータとして生成される、ことが好ましい。
例えば、12ビットの補正画像データにおいて、最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)から8ビット分のデータとして主要部分精度データを生成することができる。
また、本発明の画像表示システムでは、前記主要部分精度データは、MPEG方式にて符号化された補正画像データにおけるGOP構造に含まれる各ピクチャに基づいて生成される、ことが好ましい。
ここで、MPEGとは、画像の圧縮方式の1つであり、Moving Picture Experts Group の略称である。また、GOPとは、MPEGにおける画像圧縮の単位となる一群のピクチャであり、Group Of Pictures の略称である。
GOPを構成するピクチャは、I(Intra)ピクチャ,P(Predictive)ピクチャ,B(Bi-directional predictive)ピクチャの3種類である。ここで、Iピクチャは、それ自体で再生可能なピクチャ,Pピクチャは、先の時間におけるピクチャを参照して再生可能なピクチャ,Bピクチャは、先および後の時間におけるピクチャを参照して再生可能なピクチャである。このように、GOP構造においては各ピクチャ間に参照関係が設定されているので、同一のGOP構造に含まれる各ピクチャは互いに類似・共通する部分が多い。ここで、各ピクチャ間における類似・共通部分は、GOPによって表される一連のピクチャ(画像)における主要部を構成するので、本発明のようにGOP構造に含まれる各ピクチャに基づいて主要部分精度データを生成することは合理的かつ容易である。そして、このようにGOP構造に含まれる各ピクチャ間で共通性の高い主要部分精度データを設定することにより、当該主要部分精度データを画像データから差し引いて生成される詳細部分精度データのデータ量を小さくすることができる。したがって、伝送路を介して伝送されるデータ量を小さくすることができる。
なお、主要部分精度データとしては、例えば、GOP構造に含まれる各ピクチャの平均データを用いることができるが、これに限定されない。
また、本発明の画像表示システムでは、前記主要部分精度データは、前記補正画像データに空間周波数変換を施して得られる各空間周波数成分のうちの定常成分として生成される、ことが好ましい。
ここで、空間周波数変換とは、画像データを各空間周波数成分に変換することであり、例えば、DCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換),フーリエ変換,アダマール変換,ウェーブレット変換が挙げられる。本発明によれば、補正画像データに空間周波数変換を施して生成された各空間周波数成分のうち、変動の最も少ない定常成分を主要部分精度データとしているので、再利用性の高い主要部分精度データを得ることができ、結果的に、伝送路を介して伝送されるデータ量を小さくすることができる。
また、本発明の画像表示システムでは、前記データ処理装置は、前記補正画像データを複数の部分領域に分割する部分領域分割手段を備え、前記データ処理装置および前記画像表示装置における処理は、前記各部分領域ごとに実行される、ことが好ましい。
このような構成の画像表示システムは、特に、時間的変化の小さい部分領域を含む補正画像データの処理に好適である。すなわち、時間的変化の小さい部分領域においては、部分精度データの時間的変化も小さいため、部分精度データの再利用性が高くなる。このため、更新用の部分精度データを画像表示装置に送信する回数を減らすことができるので、伝送路を介して伝送されるデータ量を小さくすることができる。
本発明の画像表示方法は、画像データを処理するデータ処理装置と、前記データ処理装置にて処理された画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置と、前記データ処理装置および前記画像表示装置間においてデータを伝送する伝送路とを備える画像表示システムを利用した画像表示方法であって、前記データ処理装置は、画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理ステップと、前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成ステップと、判定対象の記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定ステップと、前記送信データ判定ステップにて送信すべきと判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する送信ステップとを実行し、前記画像表示装置は、前記送信ステップにて前記伝送路を介して送信される部分精度データを受信する受信ステップと、前記受信ステップにて受信された部分精度データを記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにて記憶された部分精度データを合成して1フレームの画像データを生成するデータ合成ステップと、前記データ合成ステップにて合成された画像データを表示する画像表示ステップとを実行する、ことを特徴とする。
このような構成の画像表示方法は、前述した本発明の画像表示システムによって実施されるものであるので、本発明の画像表示システムについて前述した各作用・効果を奏することができる。
本発明の画像表示プログラムは、画像データを処理するデータ処理装置と、前記データ処理装置にて処理された画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置と、前記データ処理装置および前記画像表示装置間においてデータを伝送する伝送路とを備える画像表示システムを利用した画像表示プログラムであって、前記データ処理装置に組み込まれたコンピュータに、画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理ステップと、前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成ステップと、判定対象の記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定ステップと、前記送信データ判定ステップにて送信すべきと判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する送信ステップとを実行させ、前記画像表示装置に組み込まれたコンピュータに、前記送信ステップにて前記伝送路を介して送信される部分精度データを受信する受信ステップと、前記受信ステップにて受信された部分精度データを記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにて記憶された部分精度データを合成して1フレームの画像データを生成するデータ合成ステップと、前記データ合成ステップにて合成された画像データを表示する画像表示ステップとを実行させる、ことを特徴とする。
本発明の記録媒体は、前記画像表示プログラムが記録され、コンピュータによって読み取り可能である、ことを特徴とする。
以上のような構成の画像表示プログラムおよび記録媒体は、前述した本発明の画像表示方法を実施するために利用されるので、本発明の画像表示方法について前述した各作用・効果を奏することができる。
本発明のデータ処理装置は、画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理手段と、前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成手段と、判定対象の記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定手段と、前記送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データを伝送路を介して送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、データ処理装置と伝送路を介して接続される画像表示装置であって、前記データ処理装置は、画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理手段と、前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成手段と、判定対象の前記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定手段と、前記送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する送信手段と、を備え、当該画像表示装置は、前記データ処理装置から前記伝送路を介して送信される部分精度データを受信する受信手段と、前記受信手段にて受信された部分精度データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段にて記憶された部分精度データを合成して1フレームの画像データを生成するデータ合成手段と、前記データ合成手段にて合成された画像データを表示する画像表示手段と、を備えることを特徴とする。
以上のような構成のデータ処理装置および画像表示装置は、前述した本発明の画像表示システムを構成するので、本発明の画像表示システムについて前述した各作用・効果を奏することができる。
続いて、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像表示システム1の構成を示す機能的ブロック図である。
(1)画像表示システムの全体構成
画像表示システム1は、画像データを処理するデータ処理装置としてのパーソナルコンピュータ2と、パーソナルコンピュータ2にて処理された画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置としての液晶プロジェクタ3と、パーソナルコンピュータ2および液晶プロジェクタ3間においてデータを伝送する伝送路としてのUSBケーブル4とを備えて構成されている。
(2)パーソナルコンピュータの構成
パーソナルコンピュータ2は、画像データ入力手段21と、制御手段22と、記憶手段23と、通信手段としてのUSBコントローラ24とを備えて構成されている。
画像データ入力手段21は、最終的に液晶プロジェクタ3に表示させる画像データを制御手段22に入力する手段である。本実施形態では、画像データは、RGB各色ごとに8ビット、合計24ビットのデータであるものとする。なお、画像データとしては、パーソナルコンピュータ2内部で生成されるものであってもよいし、パーソナルコンピュータ2外部から提供されるもの(インターネットを介して提供される画像データ,VTRデッキやDVDプレイヤなどの外部の画像データ出力装置(図示省略)から提供される画像データ,パーソナルコンピュータ2に設けられるチューナ(図示省略)にて受信される電波に担持される画像データなど)であってもよい。また、画像データは、静止画像データおよび動画像データのいずれでもよい。
制御手段22は、画像データ入力手段21を通じて入力された画像データ処理に関する全般的な制御を行う手段であり、機能的には、画像データ処理手段221と、部分精度データ生成手段222と、判定手段223と、ヘッダ設定手段224とを備えて構成されている。
画像データ処理手段221は、画像データ入力手段21を通じて入力された画像データに対して一般的な補正処理を行って、補正画像データを生成する手段であり、画質改善処理手段2211と、特性補正処理手段2212とを備えて構成されている。
画質改善処理手段2211は、前述したように、色作り,画作りなどと一般に呼ばれている画質改善処理を画像データに対して行う。この処理により、例えば、元々24ビットであった画像データのビット数を増やすことができ(例えば、30ビット)、表現可能色数を増やすことができる。
特性補正処理手段2212は、記憶手段23に記憶される液晶プロジェクタ3の特性補正データに基づいて、VT補正処理や、γ補正処理などの液晶プロジェクタ3の特性補正処理を行う。なお、このような特性補正処理は画像データ(元々24ビット)に対するデータの付加を伴い、画像データのビット数が増大する。
なお、本実施形態では、RGB各色ごとに8ビットであった画像データが、画像データ処理手段221での補正処理を経て、RGB各色ごとに12ビットの補正画像データになるものとして説明する。以下の説明では、特に断らない限り、補正画像データのビット数は、RGB各色ごとのビット数とする。すなわち、以下の説明では、「RGB各色ごとに12ビット、合計36ビットの補正画像データ」が、「12ビットの補正画像データ」と表現される。
部分精度データ生成手段222は、画像データ処理手段221によって補正処理されて生成される12ビットの補正画像データを、精度に応じて複数の部分精度データに分割する。例えば、部分精度データ生成手段222は、12ビットの補正画像データを、8ビット,4ビット,4ビットの合計3つの部分精度データに分割する。なお、部分精度データの生成の詳細については後述する。
判定手段223は、部分精度データ生成手段222にて生成された各部分精度データを液晶プロジェクタ3に送信するか否かを判定する手段であり、送信データ判定手段2231と、送信可否判定手段2232とを備えて構成されている。
送信データ判定手段2231は、部分精度データ生成手段222にて生成された各部分精度データのそれぞれについて、送信すべきか否かを判定する手段である。ここで、判定対象の部分精度データを送信すべきか否かは、先の時間において液晶プロジェクタ3に送信された対応する精度の部分精度データとの比較に基づいて判定される。具体的には、送信データ判定手段2231は、両者が異なるときは当該部分精度データを送信すべきと判定し、両者が同じときは当該部分精度データを送信すべきでないと判定する。なお、先の時間において液晶プロジェクタ3に送信された部分精度データは、送信データ判定手段2231における判定に用いるために、記憶手段23に記憶されるようになっている。
送信可否判定手段2232は、送信データ判定手段2231にて送信すべきと判定された部分精度データがUSBケーブル4を介して実際に送信可能か否かを判定する手段である。具体的には、送信可否判定手段2232は、USBケーブル4の状態(輻輳が生じていないか等),画像フレームの更新タイミングまでの時間的余裕,送信すべきデータ量などを参照して部分精度データの送信可否を判定する。
ヘッダ設定手段224は、判定手段223における判定結果に基づいて、各部分精度データにヘッダを設定する手段であり、更新データ設定手段としての更新ヘッダ設定手段2241と、非更新データ設定手段としての非更新ヘッダ設定手段2242と、初期化データ設定手段としての初期化ヘッダ設定手段2243とを備えて構成されている。
更新ヘッダ設定手段2241は、送信データ判定手段2231にて送信すべきと判定され、かつ、送信可否判定手段2232にて送信可能と判定された部分精度データについて更新データとしての更新ヘッダを設定する手段である。なお、更新ヘッダの詳細については後述する。
非更新ヘッダ設定手段2242は、送信データ判定手段2231にて送信すべきでないと判定された部分精度データについて非更新データとしての非更新ヘッダを設定する手段である。なお、非更新ヘッダの詳細については後述する。
初期化ヘッダ設定手段2243は、送信データ判定手段2231にて送信すべきと判定され、かつ、送信可否判定手段2232にて送信不可能と判定された部分精度データについて初期化データとしての初期化ヘッダを設定する手段である。なお、初期化ヘッダの詳細については後述する。
記憶手段23は、制御手段22における画像データの処理に必要な各種のデータを記憶する手段である。具体的には、記憶手段23は、特性補正処理手段2212における特性補正処理に利用される液晶プロジェクタ3の特性補正データや、送信データ判定手段2231における判定に利用される先の時間において液晶プロジェクタ3に送信された部分精度データなどを記憶する。
USBコントローラ24は、USBケーブル4を介して液晶プロジェクタ3との通信を行う手段であり、特に、本発明との関係においては送信手段を構成している。
USBコントローラ24は、制御手段22による制御の下、ヘッダ設定手段224にて設定されたヘッダに応じて、部分精度データ,ヘッダを送信可能に構成されている。具体的には、USBコントローラ24は、更新ヘッダが設定された部分精度データについては、当該部分精度データを更新ヘッダと併せて送信し、非更新ヘッダが設定された部分精度データについては、当該部分精度データを送信せずに非更新ヘッダのみを送信し、初期化ヘッダが設定された部分精度データについては、当該部分精度データを送信せずに初期化ヘッダのみを送信する。
なお、USBコントローラ24は、USBケーブル4を介して液晶プロジェクタ3からのデータを受信することも可能である。USBコントローラ24が受信するデータとしては、例えば、液晶プロジェクタ3の特性補正データが挙げられる。特性補正データは、個々の液晶プロジェクタ3に固有のデータであるため、液晶プロジェクタ3に記憶されるのが一般的であるところ、USBコントローラ24によってUSBケーブル4を介して液晶プロジェクタ3から特性補正データを受信することが可能である。そして、USBコントローラ24によって受信された特性補正データは、記憶手段23によって記憶され、特性補正処理手段2212における特性補正処理に用いられる。なお、特性補正データは、個々の液晶プロジェクタ3に固有のデータであって、時間的に変化しないものであるので、一旦記憶手段23によって記憶されれば、同一の液晶プロジェクタ3を使用する限り、特性補正データを液晶プロジェクタ3からパーソナルコンピュータ2へ再度送信する必要はない。
(3)液晶プロジェクタの構成
液晶プロジェクタ3は、通信手段としてのUSBコントローラ31と、制御手段32と、記憶手段33と、データ合成手段34と、液晶パネル駆動装置35と、画像表示手段としての液晶パネル36と、投射光学装置37とを備えて構成されている。
USBコントローラ31は、USBケーブル4を介してパーソナルコンピュータ2との通信を行う手段であり、パーソナルコンピュータ2におけるUSBコントローラ24と同様の構成を有し、特に、本発明との関係においては受信手段を構成している。
USBコントローラ31は、USBケーブル4を介してパーソナルコンピュータ2から送信されてくるデータを受信可能に構成されている。また、USBコントローラ31は、USBケーブル4を介してパーソナルコンピュータ2へデータ(例えば、液晶プロジェクタ3の特性補正データ)を送信することも可能である。
制御手段32は、液晶プロジェクタ3における全般的な制御を行う手段である。特に、制御手段32は、USBコントローラ31にて受信されたデータ(更新ヘッダ+部分精度データ/非更新ヘッダのみ/初期化ヘッダのみ)に応じて、記憶手段33に記憶されているデータの更新/非更新/初期化を実行する。具体的には、制御手段32は、USBコントローラ31にて受信されたデータが「更新ヘッダ+部分精度データ」であった場合は、当該更新ヘッダを参照して、記憶手段33に記憶されている対応する精度の部分精度データを、受信された部分精度データによって更新し、USBコントローラ31にて受信されたデータが「非更新ヘッダのみ」であった場合は、当該非更新ヘッダを参照して、記憶手段33に記憶されている対応する精度の部分精度データを更新せず、USBコントローラ31にて受信されたデータが「初期化ヘッダのみ」であった場合は、当該初期化ヘッダを参照して、記憶手段33に記憶されている対応する精度の部分精度データを初期化する。
記憶手段33は、各種のデータを記憶する手段である。特に、記憶手段33は、制御手段32による制御の下、USBコントローラ31にて受信された部分精度データを記憶する。ここで、部分精度データは、各精度ごとに別々に記憶されるようになっている。また、前述したように、USBコントローラ31にて受信されたヘッダの種類(更新/非更新/初期化)に応じて、制御手段32による制御の下、記憶手段33に記憶された部分精度データは、各精度ごとに更新/非更新/初期化されるようになっている。なお、記憶手段33には、液晶プロジェクタ3の特性補正データ(前述)なども記憶されている。
データ合成手段34は、記憶手段33にて記憶された各精度ごとの部分精度データを合成する手段である。ここで、部分精度データは、パーソナルコンピュータ2における部分精度データ生成手段222によって補正画像データが分割されて生成されたデータであるが、データ合成手段34にて各精度ごとの部分精度データを合成することによって、部分精度データ生成手段222にて分割された補正画像データが再構成されることとなる。
液晶パネル駆動装置35は、データ合成手段34にて合成された画像データに基づいて液晶パネル36を駆動し、当該画像データに基づく画像を液晶パネル36に表示させる。なお、詳しい図示は省略するが、液晶パネル36はRGB各色ごとに合計3枚設けられている。
そして、3枚の液晶パネル36によって表示されたRGB各色ごとの画像は、投射光学装置37において、クロスダイクロイックプリズムなどの色合成光学素子によって合成された後、投射レンズなどの拡大光学素子によって拡大されてスクリーン5に投射される。
(4)画像表示システムにおける画像表示動作
続いて、以上のような構成を備える画像表示システム1における画像表示動作について、より詳細に説明する。
図2は、画像表示システム1における画像表示の流れを示すフローチャートである。
特性補正データ送信ステップS1(Sはステップの意)では、液晶プロジェクタ3のUSBコントローラ31が、制御手段32による制御の下、記憶手段33に予め記憶されている液晶プロジェクタ3の特性補正データをUSBケーブル4を介して送信する。
特性補正データ受信ステップS2では、パーソナルコンピュータ2のUSBコントローラ24が、USBケーブル4を介して送信されてきた特性補正データを受信する。受信された特性補正データは、制御手段22による制御の下、記憶手段23によって記憶される。
画像データ入力ステップS3では、画像データ入力手段21が制御手段22に画像データを入力する。
画像データ処理ステップS4では、画像データ処理手段221が、S3にて入力された画像データに対して一般的な補正処理を行う。具体的には、前述したように、画像データに対して、画質改善処理手段2211が画質改善処理を行い、特性補正処理手段2212がS2にて記憶手段23に記憶された特性補正データに基づいて液晶プロジェクタ3の特性補正処理を行う。前述したように、S4における補正処理によって画像データのビット数は8ビットから12ビットに増加する。
部分精度データ生成ステップS5では、部分精度データ生成手段222が、S4において生成された12ビットの補正画像データから複数の部分精度データを生成する。
図3のフローチャートに、部分精度データ生成ステップS5において部分精度データ生成手段222によって行われる処理の流れを示す。
S6では、12ビットの補正画像データを分割して複数の部分精度データを生成する際の分割の初期条件が設定される。具体的に、分割の初期条件は、分割を開始するビット位置Pと、分割するビット幅Wとの組(P,W)によって設定される。以下で詳細に説明するが、条件(P,W)の下では、分割開始ビット位置PからWビット分の部分精度データが生成されることになる。なお、(P,W)の組は複数設定してよい。以下、本実施形態では、初期条件として(P,W)=(4,8),(2,4),(0,4)が設定された場合を例にとって説明を行う。
なお、分割開始ビット位置Pは、説明の便宜上、12ビットの補正画像データにおいて、最下位ビット(LSB:Least Significant Bit)の位置を「0」,最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)の位置を「11」として、ビット位置を0〜11の整数で表すことにする。
S7では、部分精度データ生成手段222が、液晶プロジェクタ3における液晶パネル36の画素のうち、部分精度データの生成が終了していない未処理の画素を1つ抽出する。そして、抽出された1つの未処理画素に入力される12ビットの補正画像データ(以下、画素データともいう)を残差として設定する。
以下、本実施形態では、S7において残差として設定される12ビットの画素データが『011101011110』である場合を例にとって説明を行う。
S8では、部分精度データ生成手段222が、S7において設定された残差『011101011110』から、分割条件(S6において設定された初期条件)(P,W)=(4,8),(2,4),(0,4)のうち、最初の分割条件(P,W)=(4,8)に基づいて、第1の部分精度データを生成する。以下、この例では、最も単純な方法による部分精度データの生成について説明する。なお、後述するように、本実施形態では、これ以外の方法による部分精度データの生成も行われるようになっている。
最も単純な方法では、図4に示されるように、ビット位置P=3の数値(=1)を丸める処理(数値が0だったら切り捨て、1だったら切り上げる処理。10進数における四捨五入に相当。以下、丸め処理という)を行った上で、残差(初期値)のビット位置P=4からW=8ビット分を第1の部分精度データ『01110110****』として生成する。ここで、第1の部分精度データは、12ビットの画素データのMSBから8ビット分のデータであり、画像における主要部を表現可能な本発明における主要部分精度データとなっている。
S9では(第1の部分精度データについては、S11〜S13は行われない)、部分精度データ生成手段222が、残差(初期値)から第1の部分精度データを減算する。これによって、図4に示されるように、残差は『111111111110』に更新される(第1更新値)。
以降、S10において、全ての部分精度データ(本実施形態では、3つの部分精度データ)の生成が終了したと判定される(Yes)まで、S8〜S9の処理が繰り返し行われる。
2回目のS8では、部分精度データ生成手段222が、先のS9において更新された残差『111111111110』から、次の分割条件(P,W)=(2,4)に基づいて、第2の部分精度データを生成する。
具体的には、図4に示されるように、ビット位置P=1の数値(=1)を丸める処理を行った上で、残差(第1更新値)のビット位置P=2からW=4ビット分を第2の部分精度データ『******0000**』として生成する。
ここで、第2の部分精度データは、画像データとしての12ビットの残差(初期値)から主要部分精度データとしての第1の部分精度データを差し引いて得られる差分データとしての残差(第1更新値)に基づいて生成されており、主要部分精度データとしての第1の部分精度データと合成されることにより画像における詳細部を表現可能な本発明における詳細部分精度データとなっている(後述する第3の部分精度データも同様)。
続くS11では、部分精度データ生成手段222が、残差(第1更新値)が第2の部分精度データによって表現可能か否かを判定する。ここで、「表現可能」とは、部分精度データと残差とが実質的に同一であって、部分精度データによって残差を表現(再現)可能であることを言い、具体的には、部分精度データを符号拡張したものが、残差(図4の例では丸め処理後のもの)に一致することをいう。なお、符号拡張とは、2の補数形式で表現されるデータにおいて符号を表すMSBの数値(1なら負,0なら正)をコピーすることによって、データのビット範囲を拡大することを言う。
後述するように、補正画像データは、複数の部分精度データに分割されてパーソナルコンピュータ2から液晶プロジェクタ3に送信され、液晶プロジェクタ3にて各精度の部分精度データの合成が行われて本来の補正画像データが再現されるようになっている。しかしながら、部分精度データが、当該部分精度データの元である残差を表現可能でなければ、当該部分精度データを合成しても本来の補正画像データ(残差)を再現することはできない。そこで、S11では、S8において生成された部分精度データが残差を表現可能か否かを判定することとしている。
具体的には、図5に示されるように、丸め処理後の残差と、符号拡張後の第2の部分精度データとを比較する。図5の例においては、両者が一致しているので、S11では、残差が部分精度データによって表現可能(Yes)と判定され、S9に進む。
ここで、残差が部分精度データによって表現可能でない場合(S11:No)について説明するために、別の例を挙げておく。
図6に示す例では、4ビットの(第2の)部分精度データでは残差を表現することができず(S11:No)、S12において、部分精度データのビット幅が拡大される。
まず、部分精度データのビット幅を5ビットに拡大し、合わせて分割条件を更新する(S13)。続くS8では、S13において更新された分割条件(ビット幅が5ビット)に基づいて、5ビットの部分精度データを生成する。具体的には、丸め処理後の残差から5ビット分のデータを部分精度データとして再設定する。そして、S11では、5ビットの部分精度データを符号拡張したものが丸め処理後の残差と比較されるが、両者は一致せず、表現不可能である(No)。
そこで、さらに部分精度データのビット幅が6ビットに拡大され(S12)、合わせて分割条件が更新される(S13)。すると、当該分割条件に基づいて生成される6ビットの部分精度データ(S8)を符号拡張したものと丸め処理後の残差とが一致して表現可能(S11:Yes)となるので、S9に進む。
このように、残差が部分精度データによって表現可能でない場合(S11:No)には、残差が表現可能になるまで部分精度データのビット幅が拡大され(S12)、合わせて分割条件が更新されるようになっている(S13)。ここで、S13において分割条件が更新されると、以降の画像フレームについての処理では、S6において設定された分割の初期条件の代わりに、S13において更新された分割条件が利用されることとなる。
図4の例に戻って説明を続ける。
2回目のS8において、第2の部分精度データが生成されると、S11(Yes)を経て、S9に進み、図4に示されるように残差が更新される(第2更新値)。
そして、3回目のS8では、部分精度データ生成手段222が、更新された残差『111111111110』から、次の分割条件(P,W)=(0,4)に基づいて、第3の部分精度データを生成する。
具体的には、図4に示されるように、残差(第2更新値)のビット位置P=0からW=4ビット分を第3の部分精度データ『********1110』として生成する。説明は省略するが、この第3の部分精度データは、残差(第2更新値)を表現可能である(S11:Yes)。
以上のように、3つの部分精度データの生成が終了すると(S10:Yes)、S14において液晶パネル36の全画素の処理が終了したと判定される(Yes)まで、S7以降の処理が繰り返し行われる。そして、全画素の処理が終了して(S14:Yes)、1画像フレーム分の処理がすると、次の画像フレームの処理に移行する(S15)。
以上、図3に示される部分精度データ生成ステップS5を経て、液晶パネル36の全画素の画素データ(12ビット)について、それぞれ3つの部分精度データが生成される。
特に、図4に例として示した、12ビットの画素データ『011101011110』からは、8ビットの第1の部分精度データ『01110110****』,4ビットの第2の部分精度データ『******0000**』,4ビットの第3の部分精度データ『********1110』が生成される。後述するように、これらの部分精度データは、液晶プロジェクタ3に送信され、液晶プロジェクタ3にて合成されて元の画素データを再現することができる。ここで、合成は、第1,第2,第3の部分精度データを、それぞれ符号拡張(符号を表すMSBの数値を図4等における『*』の箇所にコピー)した上で加算することにより行われる。図7に、図4の例に対応する合成の例を示す。この図に示されるように、合成によって、残差の初期値、すなわち、元の画素データが再現されることがわかる。
続いて、図2に戻って、S5以降の画像表示の流れについて説明する。
S16では、送信データ判定手段2231が、S5において生成された各部分精度データのそれぞれについて、送信すべきか否かを判定する。前述したように、送信データ判定手段2231は、先の時間において液晶プロジェクタ3に送信された対応する精度の部分精度データとの比較に基づいて判定を行い、両者が異なるときは判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、両者が同じときは判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する。
S17では、送信可否判定手段2232が、USBケーブル4の状態(輻輳が生じていないか等),画像フレームの更新タイミングまでの時間的余裕,送信すべきデータ量などを参照して、S16にて送信すべき(Yes)と判定された部分精度データについて、当該部分精度データがUSBケーブル4を介して実際に送信可能か否かを総合的に判定する。ここで、送信可否判定手段2232は、部分精度データ生成手段222にて生成された第1〜3の部分精度データのうち、主要部分精度データとしての第1の部分精度データについて優先的に判定を行い、以降、第2の部分精度データ,第3の部分精度データの順で判定を行う。したがって、例えば、第1〜3の部分精度データのうちいずれか1つしか送信できないような状況においては、第1の部分精度データが送信可能と判定され、第2,3の部分精度データは送信不可能と判定されることになる。
S18では、更新ヘッダ設定手段2241が、S17にて送信可能(Yes)と判定された部分精度データについて更新ヘッダを設定する。
S19では、初期化ヘッダ設定手段2243が、S17にて送信不可能(No)と判定された部分精度データについて初期化ヘッダを設定する。
S20では、非更新ヘッダ設定手段2242が、S16にて送信すべきでない(No)と判定された部分精度データについて非更新ヘッダを設定する。
S21では、USBコントローラ24が、制御手段22による制御の下、USBケーブル4を介して、液晶プロジェクタ3にデータを送信する。ここで、送信されるデータは、S18〜S20において部分精度データについて設定されたヘッダに応じて異なる。
図8に送信されるデータを示す。この図において、(A)は、S18において更新ヘッダが設定された場合の送信データを、(B)は、S20において非更新ヘッダが設定された場合の送信データを、(C)は、S19において初期化ヘッダが設定された場合の送信データを、それぞれ示している。(A)において太枠で示しているように、更新ヘッダが設定された場合に限り部分精度データが送信されるようになっており、非更新ヘッダが設定された場合(B),初期化ヘッダが設定された場合(C)には、部分精度データは送信されず、データ開始記号,データ終了記号,最上位ビット(MSB)位置,最下位ビット位置(LSB)などのデータ量の少ないデータのみが送信されるようになっている。なお、データ開始記号とは、データの開始を示す記号であり、データ終了記号とは、データの終了を示す記号であり、最上位ビット位置とは、各ヘッダが設定された部分精度データの最上位ビット位置のデータであり、最下位ビット位置とは、各ヘッダが設定された部分精度データの最下位ビット位置のデータである。
続いて、以上で説明したS16からS21までの処理について例を挙げて説明する。
前述したように、S16では、判定対象の部分精度データと、先の時間において液晶プロジェクタ3に送信された部分精度データとの比較に基づいて判定が行われるところ、ここでは、図4に示される部分精度データが前フレーム(先の時間)において液晶プロジェクタ3に送信されており、判定対象の部分精度データが図9に示されるものである場合を例にとって説明する。
図9では、部分精度データの生成に際し、前フレーム(図4)との相関が考慮されている。この図の例では、12ビットの画素データ、すなわち、残差の初期値を『011101111010』としている。また、部分精度データ生成に用いる分割条件は図4の例と同じものである。
この分割条件の下では、第1の部分精度データは12ビットの画素データにおけるMSBから8ビット分のデータであるところ、単純に8ビット分のデータを切り出すと、『01110111****』となる。ここで、この分割条件の下では、第1の部分精度データと第2の部分精度データとが重なっている(2ビット分)ため、第1の部分精度データを単純に切り出された8ビット分のデータ『01110111****』としなくても、第2の部分精度データと加算することにより元の画素データを再現することができる。このように元の画素データの再現性を保証することができるという条件の下では、第1の部分精度データとして、図9に示される4つの候補(1)〜(4)が考えられる。
なお、図4の例では、残差の初期値に対して丸め処理を行ったものを第1の部分精度データとしていたが、見方を変えれば、図9と同様に考えられた複数の第1の部分精度データ候補のうち、残差(第1更新値)が最小となるものを第1の部分精度データとして選択したと見ることができる。そこで、同じ基準を図9に適用すれば、候補(1)が選択されることになる。しかしながら、候補(1)は、図4の第1の部分精度データと異なっているので、S16において送信すべきと判定され、データの送信が必要となる(S21)。
一方、図9に示されている候補(1)〜(4)の中には、図4の第1の部分精度データと同じ候補(3)が含まれており、これを選択すれば、S16において送信すべきでないと判定され、データの送信が不要となる(S21)。そこで、送信データ量を少なくする観点から、本実施形態では、候補(3)を第1の部分精度データとして選択する。
続いて、選択された第1の部分精度データ(3)によって残差を更新すると、『000000011010』となる。上と同様に、この分割条件の下では、第2の部分精度データと第3の部分精度データとが重なっている(2ビット分)ので、元の画素データの再現性を保証することができる第2の部分精度データとしては、図9に示される4つの候補(1)〜(4)が考えられる。
ここでも、第1の部分精度データの選択のときに用いた基準によって第2の部分精度データを選択することができる。しかしながら、これら4つの候補(1)〜(4)の中には、図4の第2の部分精度データと同じものが含まれていないので、いずれを選択してもデータの送信が必要となる。そこで、ここでは図4の例と同様に、残差(第2更新値)が最小となる候補(1)を第2の部分精度データとして選択する。
以上の結果、最後の残差(第2更新値)として『111111111110』が得られる。これにより、第3の部分精度データとして、『********1110』が得られる。
図4と図9との比較において、第1の部分精度データと、第3の部分精度データとは同一である。したがって、S16において、送信データ判定手段2231は、第1の部分精度データと、第3の部分精度データとについては、送信すべきでない(No)と判定し、S20において非更新ヘッダが設定される。このため、図8(B)に示されるように、S21においては、第1の部分精度データ(8ビット)および第3の部分精度データ(4ビット)が送信されることはなく、非更新ヘッダなどのデータ量の少ないデータのみが送信される。
一方、第2の部分精度データについては、図4と図9とで異なっている。したがって、S16において、送信データ判定手段2231は、第2の部分精度データについては、送信すべき(Yes)と判定する。そして、S17において送信可能(Yes)と判定されれば、S18において更新ヘッダが設定され、図8(A)に示されるように、S21においては、第2の部分精度データが更新ヘッダ等とともに送信される。
以上のように、図9に示される3つの部分精度データのうち、実際に送信されるのは第2の部分精度データのみであるから、USBケーブル4を介して送信するデータ量を小さくすることができる。
続いて、図2に戻って、S21以降の画像表示の流れについて説明する。
S22では、S21においてパーソナルコンピュータ2におけるUSBコントローラ24から送信されたデータを、液晶プロジェクタ3におけるUSBコントローラ31が受信する。
S23では、制御手段32が、S22において受信されたデータに更新ヘッダが含まれているか否かを判定する。
S22において受信されたデータに更新ヘッダが含まれていた場合(S23:Yes)には、S24において、制御手段32が、当該更新ヘッダとともに送信されてきた部分精度データ(図8(A)参照)によって、記憶手段33に記憶されている対応する精度の部分精度データを更新する。
S22において受信されたデータに更新ヘッダが含まれていない場合(S23:No)には、S25において、制御手段32が、当該受信データに初期化ヘッダが含まれているか否かを判定する。
S22において受信されたデータに初期化ヘッダが含まれていた場合(S25:Yes)には、S26において、制御手段32が、当該初期化ヘッダ(図8(C))を参照して、記憶手段33に記憶されている対応する精度の部分精度データを初期化する。
S25において、受信データに初期化ヘッダが含まれていないと判定された場合(No)には、当該受信データに非更新ヘッダが含まれており、S27において、制御手段32が、当該非更新ヘッダ(図8(B))を参照して、記憶手段33に記憶されている対応する精度の部分精度データを更新せずにそのままにする。
先の図4および図9の例では、第2の部分精度データについては更新ヘッダが設定され、第1および第3の部分精度データについては非更新ヘッダが設定されていた。このため、S24において、記憶手段33に記憶される第2の部分精度データは、図9に示される第2の部分精度データ『******0111**』によって更新される。一方、第1および第3の部分精度データについては、更新は行われず、前フレームのデータがそのまま残される(S27)。しかしながら、図4に示される前フレームにおける第1および第3の部分精度データと、図9に示される第1および第3の部分精度データとは同一であるので、更新を行わなくても、記憶手段33には、図9に示される第1および第3の部分精度データが記憶されていることになり、問題は生じない。
続くS28では、データ合成手段34が、記憶手段33によって記憶されている各精度ごとの部分精度データを合成する。これによって、パーソナルコンピュータ2における部分精度データ生成手段222にて分割された元の補正画像データが再現される(図7参照)。
S29では、液晶パネル駆動装置35が、S28にて合成された画像データに基づいて液晶パネル36を駆動し、当該画像データに基づく画像を液晶パネル36に表示させる。そして、投射光学装置37は、液晶パネル36によって表示された画像をスクリーン5に拡大投射する。
(5)本実施形態の効果
以上のような本実施形態の画像表示システム1によれば、パーソナルコンピュータ2における送信データ判定手段2231において送信すべきでない(S16:No)と判定された部分精度データについては液晶プロジェクタ3に送信しなくてよい(図8(B)参照)ので、パーソナルコンピュータ2から液晶プロジェクタ3へUSBケーブル4を介して伝送すべきデータ量を小さくして、伝送を適切に行わせることができ、液晶プロジェクタ3によって表示される画像の画質の低下を防止することができる。
また、以上のような本実施形態の画像表示システム1によれば、先の時間における対応する部分精度データと比較して変化した部分精度データのみが送信データ判定手段2231にて送信すべき(S16:Yes)と判定されるので、パーソナルコンピュータ2から液晶プロジェクタ3へUSBケーブル4を介して伝送すべきデータ量を小さくして、伝送を適切に行わせることができる。
また、以上のような本実施形態の画像表示システム1では、送信データ判定手段2231にて送信すべきでない(S16:No)と判定された部分精度データについては、部分精度データを更新すべきでないという旨のデータ量の小さい非更新ヘッダが送信され、データ量の大きい部分精度データ自体は送信されない(図8(B)参照)。したがって、パーソナルコンピュータ2から液晶プロジェクタ3へUSBケーブル4を介して伝送すべきデータ量を小さくして、伝送を適切に行わせることができる。
また、以上のような本実施形態の画像表示システム1によれば、送信可否判定手段2232にて行われる判定(S17)の結果に基づいて、USBケーブル4の状態(輻輳が生じていないか等)などの実際の状況に照らして可能な範囲で最大限の量の部分精度データを液晶プロジェクタ3に送信することができ、実際の状況に照らして最大限の精度の画像を表示させることができる。
また、以上のような本実施形態の画像表示システム1では、送信データ判定手段2231にて送信すべき(S16:Yes)と判定され、送信可否判定手段2232にて送信不可能(S17:No)と判定された部分精度データについて初期化ヘッダが設定され(S19)、当該初期化ヘッダが部分精度データの代わりに液晶プロジェクタ3に送信され、記憶手段33に記憶されている対応する部分精度データが初期化されるようになっている。これによれば、部分精度データを送信できずに液晶プロジェクタ3の記憶手段33に記憶されている部分精度データを更新できない場合であっても、当該部分精度データを初期化することはできるので、少なくとも、先の時間における部分精度データ(本来であれば新たに送信されてくる部分精度データによって更新されるべき部分精度データ)がそのまま画像データの合成に利用されるのを防止することができ、画像の精度の悪化を防止することができる。
また、以上のような本実施形態の画像表示システム1によれば、送信可否判定手段2232が、部分精度データ生成手段222にて生成された3つの部分精度データのうち、画像における主要部を表現可能な第1の部分精度データを、第2,3の部分精度データよりも優先的に送信可能(S17:Yes)と判定し、当該第1の部分精度データが優先的に液晶プロジェクタ3に送信されるので、少なくとも画像の主要部については液晶プロジェクタ3に表示させることができ、最低限の画像精度を保証することができる。
(6)変形例
なお、本実施形態では、12ビットの補正画像データのMSBから8ビット分のデータを、主要部分精度データとしての第1の部分精度データとして生成していたが、主要部分精度データの生成方法はこれに限られない。
例えば、時間的に隣接するフレーム間では、その主要部が共通していると期待することができるので、このようなフレームの平均データを主要部分精度データとして採用することは合理的である。具体的には、パーソナルコンピュータ2側において、液晶プロジェクタ3に表示させる複数のフレームを先読みすることができる場合には、先読みした複数フレームの平均データを主要部分精度データとして生成することができる。また、パーソナルコンピュータ2側において、フレームの先読みを行うことができない場合には、既に液晶プロジェクタ3に送信済みの過去の複数フレームの平均データを主要部分精度データとして生成することもできる。
このように、画像の主要部を適切に表現可能な主要部分精度データを生成しておけば、第2以降の部分精度データからは、時間的に隣接するフレームにおいて共通する主要部を適切に取り除くことができるので、データ量を小さくすることができる。
また、本実施形態では、S6において設定される部分精度データ分割の初期条件において、分割するビット幅Wを0でない値に設定していたが、0に設定してもよい。ビット幅Wの初期値を0に設定した場合には、S12を経て、残差が表現可能になるまで部分精度データのビット幅(初期値0)が順次拡大され、表現可能となった時点でビット幅が確定される。この場合、S12を経て部分精度データのビット幅が残差を表現するための最小限の値になるので、データ量を小さくすることができる。
また、本実施形態では、画像表示装置として液晶プロジェクタ3を設けていたが、これ以外にも、各種ディスプレイ(液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRTディスプレイ,有機ELディスプレイ等)を画像表示装置として設けてもよい。
また、本実施形態では、データ処理装置としてのパーソナルコンピュータ2と画像表示装置としての液晶プロジェクタ3とが伝送路としてのUSBケーブル4によって接続されていたが、伝送路はUSBケーブルに限られず、USBケーブル以外の各種伝送ケーブルや、ネットワークなどを伝送路として採用することもできる。
<第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、第1実施形態と共通する点については説明を省略もしくは簡素化し、特に、第1実施形態と対応する構成要素については同一符号を付して、その説明を省略もしくは簡素化する。
本実施形態では、画像データ入力手段21によって入力される画像データが、MPEG方式によって符号化されている。部分精度データ生成手段222は、MPEGにおける画像圧縮の単位となるGOP構造を利用して部分精度データの生成を行う。
図10は、MPEG方式によって符号化された画像データを模式的に示す図である。
この図に示されるように、GOPは、Iピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャの3種類のピクチャからなるピクチャ群によって構成されている。前述したように、Iピクチャは、それ自体で再生可能なピクチャ,Pピクチャは、先の時間におけるピクチャを参照して再生可能なピクチャ,Bピクチャは、先および後の時間におけるピクチャを参照して再生可能なピクチャである。ここで、PピクチャおよびBピクチャは、他のピクチャを参照して再生可能なピクチャであるが、その参照対象は自身の属するGOP構造内の他のピクチャに限定されている。このように、GOP構造内においては各ピクチャ間の参照関係が閉じているので、同一GOPに属する各ピクチャは、互いに類似・共通する部分が多い。
ここで、同一GOPに属する各ピクチャ間における類似・共通部分は、当該GOPによって表される一連のピクチャにおける主要部を構成している。そこで、本実施形態では、部分精度データ生成手段222が、同一GOPに属する各ピクチャの平均をとることによって類似・共通部分のみを抽出し、これを主要部分精度データとしての第1の部分精度データとしている。なお、詳細部分精度データとしての第2以降の部分精度データは、第1実施形態と同様に、元の画像データから第1の部分精度データを差し引いて生成される差分データに基づいて順次生成されるようになっている。
以上のように同一GOPに含まれる各ピクチャ間で共通性の高い第1の部分精度データを設定することにより、当該第1の部分精度データを補正画像データから差し引いて生成される第2以降の部分精度データのデータ量を小さくすることができる。したがって、本実施形態によれば、USBケーブル4を介して伝送されるデータ量を小さくすることができる。
また、同一GOPに属する各ピクチャの平均データとしての第1の部分精度データは、当該GOP属する各ピクチャに共通のものであるので、一旦液晶プロジェクタ3に送信してしまえば、同一GOPに属するピクチャを表示する間は再度送信する必要はなく、USBケーブル4を介して伝送されるデータ量を小さくすることができる。
<第3実施形態>
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。
なお、第1,2実施形態と共通する点については説明を省略もしくは簡素化し、特に、第1,2実施形態と対応する構成要素については同一符号を付して、その説明を省略もしくは簡素化する。
本実施形態では、画像データ入力手段21によって入力される画像データに予め空間周波数変換が施されている。ここで、空間周波数変換とは、画像データを各空間周波数成分に変換することであり、例えば、DCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換),フーリエ変換,アダマール変換,ウェーブレット変換が挙げられる。以下、本実施形態では、DCTを利用する場合を例にとって説明する。
図11は、画像データにDCTを施す際に行われる画像データのブロック分割の様子を模式的に示す図である。この図において、各小正方形は画像を構成する各画素を表しており、画像は24×32個の画素によって構成されている。そして、この画像データにDCTを施すため、画像データが、8×8個の画素によって構成される12個のブロック(太枠によって画される大正方形。以下、8×8ブロックという)に分割されている。DCTは、これらの各8×8ブロックごとに実行される。
図12は、1つの8×8ブロックにDCTを実行することによって生成される各空間周波数成分を模式的に示す図である。この図に示されるように、8×8ブロックにDCTを施すと、8×8個の空間周波数成分が生成されるようになっている。この図において、左上の空間周波数成分は定常成分(DC成分)であり、当該定常成分から離れるにつれて高い空間周波数に対応する空間周波数成分が順次配列されている。ここで、定常成分は、具体的には、DCT前の8×8ブロック(図11)内の画素の平均値である。
本実施形態では、部分精度データ生成手段222が、画像データにDCTを施して得られる各空間周波数成分(図12)に基づいて当該画像データの分割を行い、部分精度データを生成する。この点、画像データをビットデータとして分割することにより部分精度データを生成していた第1実施形態と相違する。具体的には、部分精度データ生成手段222は、DCTによって得られる定常成分を、主要部分精度データとしての第1の部分精度データとして生成する。このため、DCT実行単位としての8×8ブロックが3×4個ある図11の例では、各ブロックにつき1個ずつ合計3×4個の定常成分によって第1の部分精度データが構成される。
なお、詳細部分精度データとしての第2以降の部分精度データは、8×8個の空間周波数成分のうち定常成分以外の各空間周波数成分(差分データ)に基づいて生成される。この際、1つの空間周波数成分をそのまま部分精度データとしてもよいし、複数の空間周波数成分を組み合わせて1つの部分精度データを生成してもよい。
ここで、第2以降の部分精度データは、画像における重要な部分を表現可能なものから順に生成することが好ましい。一般に、低い空間周波数成分の方が高い空間周波数成分よりも画像における重要な部分を表現しているので、例えば、第2の部分精度データを低い空間周波数成分に基づいて生成し、第3,第4・・・と進むにつれて、高い空間周波数成分に基づいて部分精度データを生成することが好ましい。なお、送信可否判定手段2232における送信可否の判定順序は、第1実施形態と同様(第1の部分精度データ→第2の部分精度データ→・・・)である。
以上のように、本実施形態では、画像データにDCTを施して生成された各空間周波数成分のうち、変動の最も少ない定常成分を第1の部分精度データとしているので、再利用性の高い第1の部分精度データを得ることができ、結果的に、USBケーブル4を介して伝送されるデータ量を小さくすることができる。
図13は、本実施形態において、パーソナルコンピュータ2から液晶プロジェクタ3へUSBケーブル4を介して送信されるデータを示す図である。第1実施形態についての図8と比較すれば分かるように、本実施形態では、送信データに『低周波側データ位置』,『高周波側データ位置』,『分解能X』,『分解能Y』というデータが付加されている。ここで、低周波側データ位置,高周波側データ位置とは、第1実施形態における最上位ビット位置,最下位ビット位置に対応するデータであり、部分精度データの分割範囲を規定する。具体的には、低周波側データ位置あるいは高周波側データ位置とは、図12においては、DC成分(最低の空間周波数成分)から図中の矢印に沿って何番目の空間周波数成分であるかを示すデータであり、部分精度データは、低周波側データ位置から高周波側データ位置までの間の空間周波数成分によって生成されることとなる。また、分解能XおよびYとは、DCTを実行するブロック(図11)の縦および横の画素数であり、本実施形態では、X=8,Y=8である。
以上のようなデータ位置および分解能に関するデータを液晶プロジェクタ3への送信データに含めることにより、液晶プロジェクタ3におけるデータ合成手段34は、画像データがどのようなブロックに分割された上でDCTが施されたかを認識することができ、DCT前の画像データを正確に再現することができる
なお、本実施形態では、画像データ入力手段21によって入力される画像データに予め空間周波数変換(DCT)が施されているとしていたが、空間周波数変換が施されていない画像データ入力手段21からの画像データに、部分精度データ生成手段222が空間周波数変換を施すようにしてもよい。
また、本実施形態では、画像データを8×8ブロックに分割してDCTを施していたが、16×8,8×16,16×16などのブロック分割を行って空間周波数変換を行ってもよい。
<第4実施形態>
続いて、本発明の第4実施形態について説明する。
なお、第1〜3実施形態と共通する点については説明を省略もしくは簡素化し、特に、第1〜3実施形態と対応する構成要素については同一符号を付して、その説明を省略もしくは簡素化する。
図14は、本発明の第4実施形態に係る画像表示システム1の構成を示す機能的ブロック図である。
図1に示される第1実施形態に係る画像表示システム1との相違点は、パーソナルコンピュータ2における制御手段22に部分領域分割手段225が設けられている点である。
部分領域分割手段225は、画像データ入力手段21から制御手段22に入力される画像データを複数の部分領域に分割する機能的手段である。特に、部分領域分割手段225は、部分精度データ生成手段222における部分精度データの生成処理に先立って、補正画像データを部分領域に分割するようになっており、部分精度データ生成手段222は、分割された各部分領域ごとに部分精度データを生成する。そして、以降、パーソナルコンピュータ2および液晶プロジェクタ3における処理(例えば、第1〜3実施形態における処理)は、部分領域分割手段225によって分割された各部分領域ごとに実行されるようになっている。
本実施形態では、部分領域分割手段225は、画像データを矩形状の部分領域に分割するものとする。この際の分割条件は、部分領域の原点の座標X,Y,部分領域の幅,高さの4つの数値によって設定することができる。そして、図15に示されるように、パーソナルコンピュータ2から液晶プロジェクタ3へUSBケーブル4を介して送信されるデータには、これらの4つの数値『領域原点X』,『領域原点Y』,『領域幅』,『領域高さ』が付加されており、液晶プロジェクタ3におけるデータ合成手段34は、画像データがどのような部分領域に分割されたかを認識することができ、部分領域分割画像データを正確に再現することができる。なお、図15において括弧を付したデータは、第3実施形態における処理を実行する場合に送信されるデータを示している。
以上のような本実施形態の画像表示システム1は、特に、時間的変化の小さい部分領域を含む画像データの処理に好適である。すなわち、時間的変化の小さい部分領域においては、部分精度データの時間的変化も小さいため、部分精度データの再利用性が高くなる。このため、更新用の部分精度データをパーソナルコンピュータ2から液晶プロジェクタ3に送信する回数を減らすことができるので、USBケーブル4を介して伝送されるデータ量を小さくすることができる。
本発明は、画像表示システムに利用することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像表示システムの構成を示す機能的ブロック図である。 前記第1実施形態に係る画像表示システムにおける画像表示の流れを示すフローチャートである。 前記第1実施形態に係る画像表示システムにおける部分精度データ生成の流れを示すフローチャートである。 前記第1実施形態に係る画像表示システムにおける部分精度データ生成の流れを示す図である。 前記第1実施形態に係る画像表示システムにおいて、残差が部分精度データによって表現可能である例を示す図である。 前記第1実施形態に係る画像表示システムにおいて、残差が表現可能になるまで部分精度データのビット幅が拡大される例を示す図である。 図4に示される部分精度データの合成を示す図である。 前記第1実施形態に係る画像表示システムにおいて、パーソナルコンピュータから液晶プロジェクタに送信されるデータを示す図である。 前記第1実施形態に係る画像表示システムにおいて、送信データ判定手段による判定対象の部分精度データを例示的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像表示システムにおいて、MPEG方式によって符号化された画像データを模式的に示す図である。 本発明の第3実施形態に係る画像表示システムにおいて、画像データにDCTを施す際に行われる画像データのブロック分割の様子を模式的に示す図である。 前記第3実施形態に係る画像表示システムにおいて、1つの8×8ブロックにDCTを実行することによって生成される各空間周波数成分を模式的に示す図である。 前記第3実施形態に係る画像表示システムにおいて、パーソナルコンピュータから液晶プロジェクタへUSBケーブルを介して送信されるデータを示す図である。 本発明の第4実施形態に係る画像表示システムの構成を示す機能的ブロック図である。 前記第4実施形態に係る画像表示システムにおいて、パーソナルコンピュータから液晶プロジェクタへUSBケーブルを介して送信されるデータを示す図である。
符号の説明
1…画像表示システム,2…パーソナルコンピュータ,3…液晶プロジェクタ,4…USBケーブル,5…スクリーン,21…画像データ入力手段,22…制御手段,23…記憶手段,24…USBコントローラ,31…USBコントローラ,32…制御手段,33…記憶手段,34…データ合成手段,35…液晶パネル駆動装置,36…液晶パネル,37…投射光学装置,221…画像データ処理手段,222…部分精度データ生成手段,223…判定手段,224…ヘッダ設定手段,225…部分領域分割手段,2211…画質改善処理手段,2212…特性補正処理手段,2231…送信データ判定手段,2232…送信可否判定手段,2241…更新ヘッダ設定手段,2242…非更新ヘッダ設定手段,2243…初期化ヘッダ設定手段。

Claims (14)

  1. 画像データを処理するデータ処理装置と、前記データ処理装置にて処理された画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置と、前記データ処理装置および前記画像表示装置間においてデータを伝送する伝送路とを備える画像表示システムであって、
    前記データ処理装置は、
    画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理手段と、
    前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成手段と、
    判定対象の記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定手段と、
    前記送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する送信手段とを備え、
    前記画像表示装置は、
    前記送信手段から前記伝送路を介して送信される部分精度データを受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信された部分精度データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段にて記憶された部分精度データを合成して1フレームの画像データを生成するデータ合成手段と、
    前記データ合成手段にて合成された画像データを表示する画像表示手段とを備える、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  2. 請求項1に記載の画像表示システムにおいて、
    前記データ処理装置は、前記部分精度データ生成手段にて生成された複数の部分精度データのうち前記送信データ判定手段にて送信すべきでないと判定された部分精度データに対応して非更新データを設定する非更新データ設定手段を備え、
    前記送信手段は、前記非更新データを前記伝送路を介して送信し、
    前記受信手段は、前記送信手段から前記伝送路を介して送信される非更新データを受信し、
    前記記憶手段は、前記受信手段にて受信された非更新データを参照し、当該記憶手段に記憶されている当該非更新データに対応する部分精度データの更新を行わない、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像表示システムにおいて、
    前記データ処理装置は、前記送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データが前記伝送路を介して実際に送信可能か否かを判定する送信可否判定手段を備え、
    前記送信手段は、前記送信可否判定手段にて送信可能と判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  4. 請求項に記載の画像表示システムにおいて、
    前記データ処理装置は、前記部分精度データ生成手段にて生成された複数の部分精度データのうち前記送信可否判定手段にて送信可能でないと判定された部分精度データに対応
    して初期化データを設定する初期化データ設定手段を備え、
    前記送信手段は、前記初期化データを前記伝送路を介して送信し、
    前記受信手段は、前記送信手段から前記伝送路を介して送信される初期化データを受信し、
    前記記憶手段は、前記受信手段にて受信された初期化データを参照し、当該記憶手段に記憶されている当該初期化データに対応する部分精度データを初期化する、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  5. 請求項または請求項に記載の画像表示システムにおいて、
    前記部分精度データ生成手段は、画像における主要部を表現可能な1つの主要部分精度データと、前記補正画像データから前記主要部分精度データを差し引いて得られる差分データに基づいて生成され、当該主要部分精度データと合成されることにより画像における詳細部を表現可能な少なくとも1つの詳細部分精度データとに前記補正画像データを分割し、
    前記送信可否判定手段は、前記部分精度データ生成手段にて生成された複数の部分精度データのうち、前記主要部分精度データを前記詳細部分精度データよりも優先的に送信可能と判定する、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  6. 請求項に記載の画像表示システムにおいて、
    前記主要部分精度データは、ビットで表された補正画像データにおいて、最上位ビットから所定数ビット分のデータとして生成される、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  7. 請求項に記載の画像表示システムにおいて、
    前記主要部分精度データは、MPEG方式にて符号化された補正画像データにおけるGOP構造に含まれる各ピクチャに基づいて生成される、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  8. 請求項に記載の画像表示システムにおいて、
    前記主要部分精度データは、前記補正画像データに空間周波数変換を施して得られる各空間周波数成分のうちの定常成分として生成される、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  9. 請求項1から請求項のいずれかに記載の画像表示システムにおいて、
    前記データ処理装置は、前記補正画像データを複数の部分領域に分割する部分領域分割手段を備え、
    前記データ処理装置および前記画像表示装置における処理は、前記各部分領域ごとに実行される、
    ことを特徴とする画像表示システム。
  10. 画像データを処理するデータ処理装置と、前記データ処理装置にて処理された画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置と、前記データ処理装置および前記画像表示装置間においてデータを伝送する伝送路とを備える画像表示システムを利用した画像表示方法であって、
    前記データ処理装置は、
    画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理ステップと、
    前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成ステップと、
    判定対象の記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定ステップと、
    前記送信データ判定ステップにて送信すべきと判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する送信ステップとを実行し、
    前記画像表示装置は、
    前記送信ステップにて前記伝送路を介して送信される部分精度データを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信された部分精度データを記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにて記憶された部分精度データを合成して1フレームの画像データを生成するデータ合成ステップと、
    前記データ合成ステップにて合成された画像データを表示する画像表示ステップとを実行する、
    ことを特徴とする画像表示方法。
  11. 画像データを処理するデータ処理装置と、前記データ処理装置にて処理された画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置と、前記データ処理装置および前記画像表示装置間においてデータを伝送する伝送路とを備える画像表示システムを利用した画像表示プログラムであって、
    前記データ処理装置に組み込まれたコンピュータに、
    画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理ステップと、
    前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成ステップと、
    判定対象の記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定ステップと、
    前記送信データ判定ステップにて送信すべきと判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する送信ステップとを実行させ、
    前記画像表示装置に組み込まれたコンピュータに、
    前記送信ステップにて前記伝送路を介して送信される部分精度データを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信された部分精度データを記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにて記憶された部分精度データを合成して1フレームの画像データを生成するデータ合成ステップと、
    前記データ合成ステップにて合成された画像データを表示する画像表示ステップとを実行させる、
    ことを特徴とする画像表示プログラム。
  12. 請求項11に記載の画像表示プログラムが記録され、コンピュータによって読み取り可能である、
    ことを特徴とする記録媒体。
  13. 画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理手段と、
    前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成手段と、
    判定対象の記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定手段と、
    前記送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データを伝送路を介して送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  14. ータ処理装置と伝送路を介して接続される画像表示装置であって、
    前記データ処理装置は、
    画像データに対して所定の補正処理を行って、補正画像データを生成する画像データ処理手段と、
    前記補正画像データを精度に応じて複数の部分精度データに分割する部分精度データ生成手段と、
    判定対象の前記部分精度データと、当該部分精度データに対応し、既に送信された前フレームの部分精度データとを比較して、それぞれが異なる場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきと判定し、それぞれが同じ場合に前記判定対象の部分精度データを送信すべきでないと判定する送信データ判定手段と、
    前記送信データ判定手段にて送信すべきと判定された部分精度データを前記伝送路を介して送信する送信手段と、を備え、
    当該画像表示装置は、
    前記データ処理装置から前記伝送路を介して送信される部分精度データを受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信された部分精度データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段にて記憶された部分精度データを合成して1フレームの画像データを生成するデータ合成手段と、
    前記データ合成手段にて合成された画像データを表示する画像表示手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
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