JP4875242B2 - 商品役務発注システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品役務発注システムに関し、特に購入者が提案者から提供された商品役務を共同して提供者に発注する商品役務発注システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、購入者は、インターネットなどの構外ネットワークを利用して商品役務の提供を受けている。その際、購入者は、提供者が予め提供した商品役務カタログの中から希望する商品役務を選択し、その商品役務を提供者に注文している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、購入者は、商品役務カタログの中にない商品役務を選択し、その商品役務を提供者に注文することができないこととなっていた。このため、購入者は、例えば自ら考案した商品役務を注文したり、商品役務カタログの中にない既製品やサービスを注文することができないという不都合があった。また、購入者があらゆる商品役務のアイデアを企画することができないという不都合もあった。
【0004】
一方、提供者が商品(例えば、自動車)を提供する場合には、提供者は、商品の受注量に関わらず、常に一定量の在庫を保有していることが多い。このため、商品の受注量が少ない場合は商品の在庫が増加するという結果となっている。また、提供者が役務を提供する場合にも、提供者は、役務の受注量に関わらず、役務の提供(例えば、バスの輸送)に関する物(例えば、バス)や人員(例えば、運転手)を予め確保していることが多い。このため、役務の受注量が少ない場合は、役務の提供に関する物や人員の数が過剰になるという結果にもなる。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、特に購入者があらゆる商品役務を注文しつつ、提供者が在庫なしで商品を提供したり、提供者が役務の提供に関する準備を事前に行うことなく役務を提供することを目的とする。また、購入者が間接的にあらゆる商品役務のアイデアを企画することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、以下の構成を採っている。
商品または役務に関する提案の入力を提案者から受け付ける提案者側端末と、前記入力された提案に基づく商品または役務について購入者から注文の入力を受け付ける購入者側端末と、前記入力された注文に基づいて前記商品または役務の提供を決定する提供者側端末と、これら各端末と通信ネットワークを介して通信するサーバ装置とを備えた商品役務発注システムであって、
前記提案者側端末は、前記提案者から商品の生産または役務の準備に関する提案情報の入力を当該商品の生産又は役務の準備が決定される前に受け付け、当該入力された提案情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記提案者側端末から送信された提案情報を受信し記憶手段に記憶し、また、当該提案情報を前記商品の生産又は役務の準備が決定される前に前記購入者側端末に送信し、
前記購入者側端末は、前記サーバ装置から受信した提案情報に示された商品の生産または役務の準備に関する提案に基づいて当該商品または役務に対する注文情報の入力を当該商品の生産又は役務の準備が決定される前に前記購入者から受け付け、当該受け付けた注文情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記購入者側端末から受信した注文情報を前記提案情報に示された商品または役務毎に記憶手段に記憶し、当該記憶した注文情報が予め設定された注文条件を満たしたことを判定すると、当該注文情報に基づく発注情報を前記提供者側端末に送信し、
前記提供者側端末は、前記サーバ装置から受信した発注情報が予め設定された購入希望者数を満たしていることを判定すると、当該発注情報に基づいて前記提案された商品の生産または役務の準備を決定する、
商品役務発注システム。
【0007】
後述する実施形態において、「商品役務情報記憶手段」には、購入者が商品役務購入を希望しあるいは希望しないかを判断するのに必要な商品役務情報が商品役務毎に格納されている。「商品役務」は、独立して商取引の対象となる全てのものである。例えば、商品には自動車や布団等が含まれ、役務には宿泊施設の提供やバスによる輸送等が含まれる。
【0008】
「商品役務情報」には、例えば商品役務コード、商品役務の説明、商品役務の仕様、商品役務の価格、提案者が注文する数量や注文者等が含まれる。
【0009】
また、「発注条件記憶手段」には、商品役務情報で指定された商品役務を提供者に発注するために必要な発注条件が格納されている。「発注条件」は、例えば予め定められた発注期間か、または予め設定された発注量か、といった条件である。なお、「発注条件」は、例えば提供者が予め希望する特定の商品役務に関連付けて発注条件記憶手段に格納されている場合と、提供者の希望する商品役務とは関係なく、予め商品役務に関連付けて発注条件記憶手段に格納されている場合とがある。
【0010】
また、「注文情報」は、購入者が注文情報で指定された商品役務を購入するのに必要な情報である。「注文情報」には、例えば対応する商品役務情報の商品役務コードおよび購入者が注文する数量等が含まれる。「発注情報」は、提供者が商品役務を購入者に提供するのに必要な情報である。「発注情報」には、例えば注文情報で指定された商品役務コード、商品役務説明、商品役務仕様、商品役務価格、および総発注量等が含まれる。
【0012】
「評価情報」は、提案者から提供された商品役務情報に関するすべての情報である。「評価情報」には、例えば商品役務の問い合わせ、商品役務のクレーム等が含まれる。「評価情報」は、例えば電子メール、電子掲示板を利用した情報である。なお、ここでいう購入者は、当該商品役務を購入したか否かを問わない。
【0017】
「提供条件記憶手段」には、提供者が発注を受付けた商品役務を提供するために必要な提供条件が格納されている。「提供条件」は、例えば予め指定された商品役務か、予め設定された受注量か、または予め設定された商品の仕様(役務の内容)か、といった条件である。
【0019】
「価格割引等の特典」は、当該商品役務の購入者に利益となる特典である。例えば、特典は当該商品役務の価格割引や保証期間の設定等である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0022】
図1はシステムの全体構成図である。
【0023】
この図1において、提案者側端末1は、公衆回線4を介してインターネットサービスプロバイダ(ISP)5に接続され、ISP5から専用線を介してインターネット6に接続されている。また、購入者側端末2および提供者側端末3も、提案者側端末1と同様に、公衆回線4を介してISP5に接続され、ISP5から専用線を介してインターネット6にそれぞれ接続されている。更に、サーバ装置7は、インターネット6を介してISP5に接続されている。ここで、提案者側端末1および購入者側端末2は、例えばパソコン、携帯端末(携帯電話等)、情報家電(双方向テレビ等)、またはゲーム機である。
【0024】
ここで、提案者側端末1を使用する提案者は、あらゆる商品または役務(以下、商品等という)を提案するものであり、例えばメーカ、小売業者、卸売業者、運送業者、金融業者、消費者等である。提案者は、例えば、自己の考案した商品等や、一人では購入できない商品やサービスといった、商品役務カタログにはない商品等の情報を提案する。
【0025】
また、購入者側端末2を使用する購入者は、提案者から提案された商品等を注文するものであり、例えば消費者等である。
【0026】
また、提供者側端末3を使用する提供者は、提案者から提案された商品等を提供するものであり、例えば、メーカ、小売業者、卸売業者、運送業者、金融業者、消費者等である。
【0027】
そして、提案者側端末1および購入者側端末2は、サーバ7が提供する所定のWebページにアクセスし、ログインすることにより本システムを利用できるようになっている。
【0028】
次に上記構成内容を具体的に説明する。まず、サーバ装置7について説明する。
【0029】
サーバ装置7は、システム全体の動作制御を行うCPUと、このCPUによって、所定の情報を記憶する記憶装置と、所定の情報を外部から入力したり外部へ出力する入出力装置とで構成されている。
【0030】
図2は、本システムの機能ブロック図である。
【0031】
図2に示すシステムは、サーバ装置7のCPUは、商品役務情報受付手段72、評価受付手段75、商品役務情報更新手段76、注文受付手段77、監視手段78および発注手段79を備えている。これら各手段はCPUがプロセスを実行することによって実現される。また、サーバ装置7は、識別情報記憶手段71、商品役務情報記憶手段73および提供条件記憶手段74を備えている。これら各手段は、所定の情報を格納する記憶装置である。
【0032】
ここで、CPUが実行する上記プロセスは単一のCPUが実行してもよいし、複数のCPUにより実行してもよい。また、識別情報記憶手段71、商品役務情報記憶手段73および提供条件記憶手段74は、例えばサーバ装置7に設けられたハードディスクである。ただし、各記憶手段は、記憶領域として存在していれば足り、物理的に単数の記憶装置に格納されているか、複数の記憶装置に分散して格納されているかは問わない。
【0033】
これを更に具体的に説明する。
【0034】
識別情報記憶手段71は、提案者の識別情報と提案者の固有情報とを提案者毎に関連付けて記憶する。また、識別情報記憶手段71は、購入者の識別情報と購入者の固有情報とを購入者毎に関連付けて記憶する。更に、識別情報記憶手段71は、提供者の識別情報と提供者の固有情報とを提供者毎に関連付けて記憶する。ここで、固有情報には、提案者,購入者および提供者の各氏名(名称)、各住所(居所)、および各連絡先(メールアドレスなど)等が含まれる。
【0035】
また、商品役務情報記憶手段73は、提案者から提案され送信された商品または役務に関する情報(以下、「商品役務情報」という/例えば、商品としての自動車に関する情報や、役務としてのバスによる輸送に関する情報)を商品等毎に記憶する。ここで、提案者は、当該商品等の購入者であってもよいし、当該商品等の提供者であってもよい。
【0036】
商品役務情報受付手段72は、提案者側端末1から送られた提案者の識別情報および商品役務情報を受信する。そして、この商品役務情報受付手段72は、提案者側端末1から送られた識別情報が識別情報記憶手段71に記憶されている提案者の識別情報と一致するかを判断し、両者の識別情報が一致した場合に、提案者側端末1から送られた商品役務情報を商品役務情報記憶手段73に登録させる。その際、商品役務情報受付手段72は、商品役務特定情報(商品役務コード)を当該商品役務情報に含める。
【0037】
また、発注条件記憶手段74は、商品役務情報記憶手段73に記憶された商品役務情報によって指定された商品等を提供者に発注するための発注条件(例えば、予め定められた発注期間)を記憶する。本実施形態において、発注条件記憶手段74は、商品役務情報記憶手段73に記憶された商品役務情報と、発注条件とを商品等毎に関連付けて記憶している。
【0038】
また、評価受付手段75は、購入者に提供された商品等を評価した評価情報(例えば、商品等へのクレーム)を購入者から受付けるようになっている。評価の対象となる商品等は、商品役務情報記憶手段73に記憶されている商品役務情報に基づいて提供された商品等である。
【0039】
これを詳述する。評価受付手段75は、購入者側端末2から送られた購入者の識別情報が識別情報記憶手段71に記憶された購入者の識別情報と一致するかを判断し、両者の識別情報が一致した場合に、評価情報を当該購入者から受付けるようになっている。なお、評価受付手段75は、予め設定された評価受付期間を経過している場合は、購入者の評価情報を受付けないものとする。
【0040】
また、商品役務情報更新手段76は、評価受付手段75で受付けた評価情報に基づいて商品役務情報の変更を当該商品役務情報の提案者から受付け、受付けた商品役務情報の変更を商品役務情報記憶手段73に更新するようになっている。
【0041】
また、注文受付手段77は、商品役務情報更新手段76で更新された商品役務情報(または商品役務情報記憶手段73の商品役務情報)に関連付けて、当該商品役務情報で指定された商品等を注文する注文情報をインターネット6を通じて購入者から受付けるようになっている。
【0042】
これを詳述する。注文受付手段77は、購入者側端末2から送られた購入者の識別情報が識別情報記憶手段71に記憶されている購入者の識別情報と一致するかを判断し、両者の識別情報が一致した場合に、商品役務情報更新手段76によって更新された商品役務情報(または商品役務情報記憶手段73に記憶された商品役務情報)に関連付けて、当該商品役務情報で指定された商品等を注文する注文情報をインターネット6を通じて購入者から商品等毎に受付けるようになっている。
【0043】
また、監視手段78は、発注条件記憶手段74に予め設定された発注条件を監視するようになっている。
【0044】
これを詳述する。監視手段78は、発注条件記憶手段74を参照し発注条件が満たされるかを判断し、購入者の注文情報を商品等毎に商品役務情報記憶手段73に記憶するようになっている。
【0045】
また、発注手段79は、監視手段78により発注条件記憶手段74の発注条件が満たされたことを確認した場合に、商品役務情報記憶手段73に記憶した注文情報に基づく発注情報を商品等毎にその商品等の提供者にメールで送信するようになっている。当該提供者のメールアドレスは識別情報記憶手段71から抽出される。なお、発注情報は、メールに限らず、電話やFAX等で提供者に送信してもよい。
【0046】
ここで、発注手段79が発注情報を送信する発注先について説明する。
【0047】
発注は、商品等の提供者に対して行うが、この提供者が商品等の提案者という場合がある。
【0048】
その他、インターネット上のサーバ装置として必要な公知の構成およびその機能は、本実施形態でもそのまま備えたものとなっている。
【0049】
次に、提供者側端末3について説明する。
【0050】
提供者側端末3は、提供者側端末3の全体の動作制御を行うCPUと、このCPUによって、商品等に関する情報を記憶する記憶装置と、商品等に関する情報を外部から入力したり外部へ出力する入出力装置とで構成されている。
【0051】
図3は、提供者側端末3の機能ブロック図である。
【0052】
図3に示す提供者側端末3は、発注受付手段31および提供手段33を備えている。これらの各手段は、CPUがプロセスを実行することにより実現される。また、この提供者側端末3は、記憶装置に所定の情報を格納する提供条件記憶手段32を記憶装置に備えている。
【0053】
これを更に具体的に説明する。
【0054】
発注受付手段31は、サーバ装置7の発注手段79から発注情報を受付けるようになっている。
【0055】
また、提供条件記憶手段32は、発注情報で指定された商品等を提供する、提供条件(例えば、予め設定された受注量)を記憶する。
【0056】
また、提供手段33は、発注情報が提供条件記憶手段32の提供条件を満たしているか判断し、当該提供条件を満たす場合に、当該発注情報で指定された商品等の提供を決定するようになっている。
【0057】
そして、提供手段33は、発注情報が提供条件を満たす場合に、当該商品等の購入者に与える価格割引等の特典(例えば、当該商品等の価格割引)を当該発注情報に基づいて算出する特典算出機能を備えている。
【0058】
ここで、CPUが実行するプロセスは単一のCPUが実行してもよいし、複数のCPUにより実行してもよい。また、提供条件記憶手段32は、例えば提供者側端末3のハードディスクである。ただし、記憶領域が存在していれば足り、物理的に単数の記憶装置に格納されているか、複数の記憶装置に分散して格納されているかは問わない。
【0059】
次に、サーバ装置7の動作を図4に基づいて説明する。なお、識別情報記憶手段71には、提案者の識別情報と提案者の固有情報とが提案者毎に関連付けて登録されている。また、商品役務情報記憶手段73には、提案者から提案された商品役務情報が登録されている。更に、発注条件記憶手段74には、商品役務情報記憶手段73の商品役務情報により指定された商品等を提供者に発注する発注条件が商品等毎に記憶されている。
【0060】
まず、評価受付手段75は、購入者側端末2から送られた購入者の識別情報が識別情報記憶手段71に記憶されている購入者の識別情報と一致するかを判断し、両者の識別情報が一致した場合に、商品役務情報記憶手段73の商品役務情報により指定された商品等を商品等毎に評価した評価情報を購入者側端末2から受付ける(S101)。
【0061】
次に、商品役務情報更新手段76は、評価受付手段75で受付けた評価情報に基づいて商品役務情報記憶手段73の商品役務情報の変更を当該商品役務情報の提案者側端末1から受付け、受付けた商品役務情報の変更を商品役務情報記憶手段73に更新する(S102)。
【0062】
次に、注文受付手段77は、購入者側端末2から送られた購入者の識別情報が識別情報記憶手段71に記憶された購入者の識別情報と一致するかを判断し、両者の識別情報が一致した場合に、購入者を特定する。そして、注文受付手段77は、購入者を特定した場合に、商品役務情報更新手段76によって更新された商品役務情報に関連付けて、当該商品役務情報で指定された商品等を注文する注文情報をインターネット6を通じて購入者側端末2から商品等毎に受付ける(S103)。
【0063】
監視手段78は、発注条件記憶手段74の発注条件を監視する。また、監視手段78は、送られてきた購入者の注文情報を商品等毎に管理して商品役務情報記憶手段73に登録する(S104)。
【0064】
発注手段79は、監視手段78により発注条件記憶手段74の発注条件が満たされたことを確認した場合に、商品役務情報記憶手段73に登録された注文情報に基づく発注情報を商品等毎に提供者にメールで送信する(S105)。
【0065】
このようにすると、購入者は、発注手段79によって、提案者が提案した商品等を提供者側に発注することとなる。このため、提案者が例えば、自己の考案した商品等や、一人では購入できない既製品やサービスといった、商品役務カタログにはない商品等の商品役務情報を提案することにより、購入者は商品役務カタログにはない商品等を提供者側に発注することができることとなる。よって、提案者が、あらゆる商品等を提案することで、購入者は、あらゆる商品等を提供者側に発注することが可能となる。例えば、提案者はアイデアのみを提供し、購入者はそのアイデアに基づく商品等を提供者側に発注することができる。
【0066】
この場合、提案者が購入者であるとき(購入者となる提案者から商品役務情報が、提案されたとき)は、購入者は、自己のニーズに応じた多種・多様な商品等の商品役務情報を提案することにより、多種・多様な商品等を購入者側主導で提供者側に発注することが可能となる。
【0067】
一方、提案者が提供者であるとき(提供者となる提案者から商品役務情報が、提案されたとき)は、提供者は、製品化前の商品(例えば、製品化前の自動車)の商品役務情報を提供することにより、製品化前の商品を受注することが可能となる。
【0068】
また、提供者は、試作品や見本品を提案することによりその試作品や見本品に関する商品を受注することができる。
【0069】
また、提供者は、例えば役務の提供(例えば、バスの輸送)に関する物(例えば、バス)や人員(例えば、運転手)等の準備が全くされていないサービスを受注することもできる。
【0070】
そして、提供者は、受注した商品を自ら製造したり役務の提供の準備をした後その商品等を提供したり、あるいは仲介者を通じてその商品等を提供することもできる。
【0071】
また、提案者は、商品役務情報更新手段76によって、購入者の評価を確認しながら、例えば、商品仕様の細部やサービス内容の詳細を決定し、自己の提供した商品役務情報を変更することととなる。よって、提案者は間接的に購入者と共同して商品の企画・開発や、サービスの企画を行うことが可能となる。
【0072】
また、購入者は、注文受付手段77および発注手段79によって、提案者から提案された商品等を注文し、注文した商品等を提供者側に発注することとなる。このため、購入者も、提案者の考案した商品等や一人では購入できない既製品やサービスといった、商品役務カタログにはないあらゆる商品等を注文し、あらゆる商品等を提供者側に発注することが可能となる。
【0073】
この場合、多くの購入者が同一商品を大量に注文すると、当該商品が提供者側に大量発注されることになり、これによって、購入者は小売業者を介さず卸売業者やメーカに直接、商品を発注することが可能となる。なお、購入者が少量の商品を購入する場合、購入者は小売業者から商品を購入することが多い。
【0074】
また、購入者は、評価受付手段75および商品役務情報更新手段76によって、自己のニーズや要望に応じた多種・多様な商品等を提案者に提案してもらうことが可能になる。
【0075】
更に、提供者には、発注手段79によって、提案者から提案されたあらゆる商品等が発注されるので、提供者はあらゆる商品等を受注することとなる。
【0076】
次に、提供者側端末3の動作を図5に基づいて説明する。なお、提供条件記憶手段32には、発注情報で指定された商品等を提供するための、提供条件が記憶されている。
【0077】
まず、発注受付手段31は、商品役務発注システムの発注手段79から送られた発注情報を受付ける(S201)。
【0078】
次に、提供手段33は、発注情報が提供条件記憶手段32の提供条件を満たしているか判断し(S202)、当該提供条件を満たした場合に、当該発注情報で指定された商品等の提供を決定する(S203)。
【0079】
そして、提供手段33は、発注情報が提供条件を満たした場合に、当該商品等の購入者に与える価格割引等の特典を当該発注情報に基づいて算出する(S204)。
【0080】
このようにすると、提供手段33が、発注情報で指定された商品の提供を決定することとなる。このため、提供者は、商品の提供が決定された後、発注情報で指定された商品を製造し、製造された商品を提供することが可能となる。また、提供者は、商品の提供決定後、発注情報で指定された商品を外部から調達し、調達された商品を提供することも可能となる。よって、発注情報で指定された商品を在庫なしで提供することが可能となる。例えば、提供者は試作品、見本品またはアイデアといった、製品化されていない商品の情報に基づいて商品を受注し、商品の提供を決定した後、製品化して提供することができる。
【0081】
又、提供者は、役務の提供が決定された後、発注情報で指定された役務の提供に必要な物や人材を準備し、その役務を提供することが可能となる。よって、発注情報で指定された役務に関する準備を事前に行うことなく提供することが可能となる。
【0082】
また、発注情報が提供条件を満たしているかを判断するようになっている。その際、例えば発注情報が提供条件(例えば、購入希望者が1000人)を満たしていないと判断した場合に、購入者の以下の行為によって、発注情報が提供条件を満たす可能性もある。
【0083】
すなわち、購入者が、その商品等の購入希望者(例えば、友人)を勧誘したり、その商品等の宣伝を行う。その結果、その商品等の購入者数が増加し、発注情報が提供条件を満たし得る。
【0084】
また、当該商品等の購入者は、提供手段33の特典の算出によって、特典を受けることとなるので、発注情報で指定されたあらゆる商品を購入したり役務の提供を受ける意欲が注がれ、より多くの購入者があらゆる商品等を注文することとなる。
【0085】
ここで、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、インターネットではなくWAN(Wide-Area-Network)を利用したシステムであってもよい。
【0086】
また、提案者側端末1、購入者側端末2、および提供者側端末3については、利用者数に応じて多数存在するものである。
【0087】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成され機能するので、発注手段によって、提案者から提案された商品等を提供者側に発注することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すシステムの全体構成図である。
【図2】 図1に開示したシステムの機能ブロック図である。
【図3】 図1に開示した提供者側端末の機能ブロック図である。
【図4】 図1に開示したサーバ装置の全体の動作を示すフローチャートである。
【図5】 図1で開示した提供者側端末の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 提供者側端末
2 購入者側端末
3 提供者側端末
4 公衆回線
5 インターネットサービスプロバイダ(ISP)
6 インターネット
7 サーバ装置
31 発注受付手段
32 提供条件記憶手段
33 提供手段
71 識別情報記憶手段
72 商品役務情報受付手段
73 商品役務情報記憶手段
74 発注条件記憶手段
75 評価受付手段
76 商品役務情報更新手段
77 注文受付手段
78 監視手段
79 発注手段
Claims (1)
- 商品または役務に関する提案の入力を提案者から受け付ける提案者側端末と、前記入力された提案に基づく商品または役務について購入者から注文の入力を受け付ける購入者側端末と、前記入力された注文に基づいて前記商品または役務の提供を決定する提供者側端末と、これら各端末と通信ネットワークを介して通信するサーバ装置とを備えた商品役務発注システムであって、
前記提案者側端末は、前記提案者から商品の生産または役務の準備に関する提案情報の入力を当該商品の生産又は役務の準備が決定される前に受け付け、当該入力された提案情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記提案者側端末から送信された提案情報を受信し記憶手段に記憶し、また、当該提案情報を前記商品の生産又は役務の準備が決定される前に前記購入者側端末に送信し、
前記購入者側端末は、前記サーバ装置から受信した提案情報に示された商品の生産または役務の準備に関する提案に基づいて当該商品または役務に対する注文情報の入力を当該商品の生産又は役務の準備が決定される前に前記購入者から受け付け、当該受け付けた注文情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記購入者側端末から受信した注文情報を前記提案情報に示された商品または役務毎に記憶手段に記憶し、当該記憶した注文情報が予め設定された注文条件を満たしたことを判定すると、当該注文情報に基づく発注情報を前記提供者側端末に送信し、
前記提供者側端末は、前記サーバ装置から受信した発注情報が予め設定された購入希望者数を満たしていることを判定すると、当該発注情報に基づいて前記提案された商品の生産または役務の準備を決定する、
商品役務発注システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001025054A JP4875242B2 (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | 商品役務発注システム |
Applications Claiming Priority (1)
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