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JP4875459B2 - メニューデータアクセス方法及び光ディスク再生装置 - Google Patents
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Description

本発明は、光ディスクの再生技術に関し、特に、光ディスクに記録されたメニューデータへのアクセス方法に関する。
光ディスクの1つであるDVD(Digital Versatile Disc)には、映像・音声等のデータとともにメニューデータが格納されている。メニューデータにはデータの先頭を示すスタートコードやデータ長などが書き込まれている。このため、メニューデータのスタートコード及びデータ長を参照することで、メニュー画面の表示やユーザの操作に対応した処理を迅速に行うことが可能となっている。
一方、メニューデータ以外のデータについても、光ディスクに記録されているテーブルを参照することで、所望のデータにランダムアクセスすることが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−298552号公報
近年登場したBD(Blu-ray Disc)などの規格に準拠した光ディスクでは、メニューデータにスタートコードやデータ長が記録されていない。したがって、BDでは、シーケンシャルアクセスによってメニューデータが読み出される。このため、メニュー画面の表示やあるボタンが選択されたときに所定の動作をするのに時間がかかってしまう。
上記問題に鑑み、本発明は、光ディスクに記録されてシーケンシャルアクセスがなされるメニューデータへの迅速なアクセスを実現することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は、光ディスクに記録され、かつ、所定の動作が割り当てられたボタン情報データ、ボタン情報データを1つ以上含むボタングループ情報データ及びボタングループ情報データを1つ以上含むページ情報データの3つの属性のデータを含み、シーケンシャルアクセスがなされるメニューデータにアクセスする方法として、メニューデータにシーケンシャルにアクセスして、メニューデータに含まれる各データ及びその属性及びIDを識別する第1のステップと、3つの属性のうちの少なくとも1つについて、第1のステップで識別されたデータのオフセットを算出する第2のステップと、第2のステップで算出されたオフセットを、データ属性ごとのテーブルに記録する第3のステップと、テーブルを参照して、メニューデータにアクセスする第4のステップとを備えたものとする。
これによると、メニューデータに含まれる各データのオフセットが格納されたデータ属性ごとのテーブルを予め作成し、当該テーブルを参照することで、メニューデータへの擬似的なランダムアクセスが可能となる。したがって、メニューデータ中の所望のデータへ迅速にアクセスすることができる。
好ましくは、第3のステップでは、第1のステップで識別されたIDが、第2のステップで算出されたオフセットとともに、テーブルに記録される。これによると、メニューデータに含まれる各データがID順に並んでいなくても、IDに対応したオフセットを参照することができる。
好ましくは、第3のステップでは、第2のステップで算出されたオフセットが、テーブルの先頭から順に記録される、または、第1のステップで識別されたIDによって一意に決定されるテーブルアドレスに記録される。これによると、テーブルサイズを小さくすることができる。
また、好ましくは、第3のステップでは、上位属性のデータのテーブルに、下位属性のデータのテーブルオフセットが記録される。これによると、テーブルをメニューデータと同様の階層構造にすることができ、下位属性のデータにより迅速にアクセスすることができる。
また、好ましくは、第2のステップでは、テーブルが格納されるメモリの容量に基づいて、3つの属性のいずれのデータのオフセットを算出するかが決定される。これによると、メモリの容量に応じたテーブルが生成されるため、メモリを効率的に使用することができる。
また、好ましくは、第3のステップでは、第2のステップで算出されたオフセットが間引きされて記録される。これによると、生成されるテーブルのサイズを小さくすることが可能となる。
より好ましくは、第3のステップでは、テーブルが格納されるメモリの容量に基づいて、第2のステップで算出されたオフセットが間引きされる。
また、具体的には、第3のステップでは、各属性のデータのオフセットが同じ間隔で、または、個別に設定された間隔で間引きされる。
また、本発明が講じた手段は、所定の動作が割り当てられたボタン情報データ、ボタン情報データを1つ以上含むボタングループ情報データ及びボタングループ情報データを1つ以上含むページ情報データの3つの属性のデータを含み、シーケンシャルアクセスがなされるメニューデータが記録された光ディスクの再生装置として、メニューデータにシーケンシャルにアクセスして、メニューデータに含まれる各データ及びその属性及びIDを識別し、3つの属性のうちの少なくとも1つについて、当該識別されたデータのオフセットを算出し、当該算出したオフセットをデータ属性ごとのテーブルに記録するテーブル生成部と、テーブル生成部によって生成されたテーブルを参照して、メニューデータにアクセスするメニューデータアクセス部とを備えたものとする。
これによると、メニューデータに含まれる各データのオフセットが格納されたデータ属性ごとのテーブルを予め作成し、当該テーブルを参照することで、メニューデータへの擬似的なランダムアクセスが可能となる。したがって、メニューデータ中の所望のデータへ迅速にアクセスすることができる。
以上、本発明によると、BDなどの光ディスクに記録されてシーケンシャルアクセスがなされるメニューデータへ迅速にアクセスすることができる。
本発明の実施形態の説明の前に、本発明が前提としている光ディスク規格のメニューデータの構造について説明する。図1は、当該メニューデータの構造を示す。メニューデータ20は、メニュー画面の背景など(メニューページ)に係るページ情報データを1つ以上含む。各ページ情報データは、メニューボタンに係るボタングループ情報データを1つ以上含む。各ボタングループ情報データは、メニュー画面に表示中のメニューボタンが選択された場合に実行すべき所定の動作内容が示されたボタン情報データを1つ以上含む。以上のように、メニューデータ20は3階層構造となっている。また、各データは、可変長で、スタートコード及びデータ長は記録されていない。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。図2は、本発明に係る光ディスク再生装置の構成を示す。光ディスク再生装置1は、テーブル生成部101と、メニューデータアクセス部102とを備えている。なお、メニューデータ20は、図示しない光ディスクから読み出され、光ディスク再生装置1の内部または外部に設けられたメモリ100に格納される。
テーブル生成部101は、メニューデータ20から、ページ情報データへアクセスするためのページ情報テーブル30a、ボタングループ情報データへアクセスするためのボタングループ情報テーブル30b及びボタン情報データにアクセスするためのボタン情報テーブル30cを生成し、これらテーブルをメモリ100に格納する。なお、テーブル30a〜30cはメニューデータ20と異なるメモリに格納されてもよい。
図3は、生成されたテーブル30a〜30cを示す。テーブル30a〜30cは次のように生成される。まず、メニューデータ20の先頭に記録されているデータ21が識別され、それがページ情報データであること、そのIDが0であることが識別される。そして、データ21について、メニューデータ先頭からのオフセットOF1が算出される。ID及びオフセットは、情報テーブル30aの先頭部分に記録される。
次に、データ211が識別され、それがボタングループ情報データであること及びそのIDが0であることが識別される。そして、データ211について、データ21の先頭からのオフセットOF3が算出される。ID及びオフセットは、ボタングループ情報テーブル30bの先頭部分に記録される。また、テーブル30aには、テーブル30bにおけるデータ211に関する情報の格納位置を示すテーブルオフセットが記録される。
続いて、データ211aが識別され、それがボタン情報データであること及びそのIDが0であることが識別される。そして、データ211aについて、データ211の先頭からのオフセットOF5が算出される。ID及びオフセットは、ボタン情報テーブル30cの先頭部分に記録される。また、テーブル30bには、テーブル30cにおけるデータ211aに関する情報の格納位置を示すテーブルオフセットが記録される。以降、上記と同様にして、各データのID及びオフセットがそのデータ属性に対応したテーブルに記録され、図3に示したテーブルが完成する。
なお、ID及びオフセットを所定の間隔(テーブル格納間引き数)で間引きして、テーブルに記録してもよい。テーブル格納間引き数は、ユーザが設定してもよいし、メモリ100の容量及びテーブル30a〜30cのサイズに基づいてテーブル生成部101が設定してもよい。また、全テーブルに共通としてもよいし、テーブルごとに個別に設定されたものであってもよい。いずれにせよ、オフセットを間引くことによりテーブルのサイズを小さくすることができる。
また、予めIDに対応したテーブルアドレスを設定しておいて、データのIDに対応したテーブルアドレスにオフセットを記録してもよい。メニューデータ20中の各データが各属性ごとに連続したIDを有している場合には、IDを記録しなくてもテーブル内の各オフセットの格納位置が特定できるため、IDを省略した分だけテーブルサイズを小さく抑えることができる。また、テーブルの先頭から順にオフセットだけを記録してもよい。メニューデータ20中の各データが各属性ごとに連続したID順に並んでいる場合には、上記と同様の理由により、テーブルサイズを小さくすることができる。
一方、メニューデータアクセス部102は、テーブル30a〜30cを参照して、メニューデータ20中の所望のデータにアクセスする。例えば、メニューデータアクセス部102は、ページ情報データ21(ID=0)にアクセスする場合、テーブル30aを参照して、メニューデータ20の先頭からオフセットOF1だけずれた位置に記録されているデータを読み出す。その他のデータについても、適宜テーブルを参照して、要求されたデータのIDに対応するオフセットだけずれた位置に記録されているデータを読み出す。
なお、テーブルの情報が間引きされたことにより、アクセスすべきデータに関する情報がテーブルにない場合には、テーブルを参照して近傍のデータにアクセスして、そこからシーケンシャルアクセスで所望のデータを読み出せばよい。メニューデータ中の各データがID順に並んでいる場合には、アクセス時間を短縮することができる。
以上、本実施形態によると、データ属性ごとにメニューデータ中の各データのID及びオフセットをテーブルに記録し、当該テーブルを参照してメニューデータにアクセスするといった擬似的なランダムアクセスが可能となる。これにより、ユーザからメニュー表示やメニュー処理の要求があったとき、迅速にこれら要求に応えることができる。
なお、テーブル生成部101はユーザによって指示された属性のテーブルのみを生成してもよい。例えば、ページ情報データのテーブルのみを生成することで、所要メモリ量を抑えつつ、所望のページ情報データについては迅速にアクセスすることができるため、所望のデータへのアクセス時間は格段に早くなる。
また、テーブル生成部101は、メモリ100の容量及びテーブル30a〜30cのサイズに基づいて、どの属性のテーブルを生成するかを決定してもよい。この場合、全ての属性のオフセットを算出するのではなく、該当する属性のオフセットだけを算出すればよい。また、生成されるテーブルが1つである場合には、データのオフセットとしてメニューデータ先頭からのオフセットを算出すればよく、下位属性のテーブルのオフセットは不要である。
本発明に係る光ディスク再生装置は、メニューデータへの擬似的なランダムアクセスが可能であるため、BD−ROM再生装置として有用である。
メニューデータの構造を示す図である。 本発明に係る光ディスク再生装置の構成を示す図である。 テーブル構造を示す図である。
符号の説明
1 光ディスク再生装置
101 テーブル生成部
102 メニューデータアクセス部

Claims (11)

  1. 光ディスクに記録され、かつ、所定の動作が割り当てられたボタン情報データ、ボタン情報データを1つ以上含むボタングループ情報データ及びボタングループ情報データを1つ以上含むページ情報データの3つの属性のデータを含み、シーケンシャルアクセスがなされるメニューデータにアクセスする方法であって、
    前記メニューデータにシーケンシャルにアクセスして、前記メニューデータに含まれる各データ及びその属性及びIDを識別する第1のステップと、
    前記3つの属性のうちの少なくとも1つについて、前記第1のステップで識別されたデータのオフセットとして、前記ページ情報データの場合には前記メニューデータの先頭からのオフセットを、前記ボタングループ情報データの場合には前記ページ情報データの先頭からのオフセットを、前記ボタン情報データの場合には前記ボタングループ情報データの先頭からのオフセットを算出する第2のステップと、
    前記第2のステップで算出されたオフセットを、メモリに格納された,データ属性ごとのテーブルに記録する第3のステップと、
    前記テーブルを参照して、前記メニューデータにアクセスする第4のステップとを備えた
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  2. 請求項1に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第3のステップでは、前記第1のステップで識別されたIDが、前記第2のステップで算出されたオフセットとともに、前記テーブルに記録される
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  3. 請求項1に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第3のステップでは、前記第2のステップで算出されたオフセットが、前記テーブルの先頭から順に記録される
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  4. 請求項1に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第3のステップでは、前記第2のステップで算出されたオフセットが、前記第1のステップで識別されたIDによって一意に決定されるテーブルアドレスに記録される
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  5. 請求項1に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第3のステップでは、上位属性のデータのテーブルに、下位属性のデータのテーブルオフセットが記録される
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  6. 請求項1に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第2のステップでは、前記メモリの容量に基づいて、前記3つの属性のいずれのデータのオフセットを算出するかが決定される
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  7. 請求項1に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第3のステップでは、前記第2のステップで算出されたオフセットが間引きされて記録される
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  8. 請求項7に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第3のステップでは、前記メモリの容量に基づいて、前記第2のステップで算出されたオフセットが間引きされる
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  9. 請求項7に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第3のステップでは、各属性のデータのオフセットが同じ間隔で間引きされる
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  10. 請求項7に記載のメニューデータアクセス方法において、
    前記第3のステップでは、各属性のデータのオフセットが個別に設定された間隔で間引きされる
    ことを特徴とするメニューデータアクセス方法。
  11. 所定の動作が割り当てられたボタン情報データ、ボタン情報データを1つ以上含むボタングループ情報データ及びボタングループ情報データを1つ以上含むページ情報データの3つの属性のデータを含み、シーケンシャルアクセスがなされるメニューデータが記録された光ディスクの再生装置であって、
    前記メニューデータにシーケンシャルにアクセスして、前記メニューデータに含まれる各データ及びその属性及びIDを識別し、前記3つの属性のうちの少なくとも1つについて、当該識別されたデータのオフセットとして、前記ページ情報データの場合には前記メニューデータの先頭からのオフセットを、前記ボタングループ情報データの場合には前記ページ情報データの先頭からのオフセットを、前記ボタン情報データの場合には前記ボタングループ情報データの先頭からのオフセットを算出し、当該算出したオフセットを、当該光ディスク再生装置の内部または外部に設けられたメモリに格納された,データ属性ごとのテーブルに記録するテーブル生成部と、
    前記テーブル生成部によって生成されたテーブルを参照して、前記メニューデータにアクセスするメニューデータアクセス部とを備えた
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
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