JP4876038B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4876038B2 JP4876038B2 JP2007199834A JP2007199834A JP4876038B2 JP 4876038 B2 JP4876038 B2 JP 4876038B2 JP 2007199834 A JP2007199834 A JP 2007199834A JP 2007199834 A JP2007199834 A JP 2007199834A JP 4876038 B2 JP4876038 B2 JP 4876038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- substituent
- layer
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
まず、カラー画像出力モードが指定された場合には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)用の各感光体および黒色用の感光体の位置を転写搬送ベルトに接する通常位置として、各々の感光体を回転駆動させ、電子写真プロセスに従い、各々の感光体に対応する帯電・現像動作などを実行させることで、記録材(転写紙)上にカラー画像が形成される。
しかし、モノクロ印字はカラー印字に比べて使用頻度が多い場合もあり、黒色用の感光体は他の色用の感光体に比べて相対的に摩耗が速いという欠点があった。
しかし、色別現像機の種類により感光体のドラムの摩耗劣化速度が異なって、1本のみが劣化を起こしても、全てのドラムを交換しないと、交換したドラムと交換しなかったドラムとの間のカラーバランスが狂い、良好な画質は得られない。すなわち、ドラム交換までのインターバルは4本のうち最も劣化が激しい色に対応するドラム、すなわち黒用のドラムに律速を受けることになり、むだが大きくなってしまう。
しかし、α−Siまたはα−SiC感光体は帯電性が低いという問題があった。
その欠点を解決する方法として、特許文献1には、感光体の厚みを30μm以上にし、有機感光体との帯電差を200V以下にすることが提案されている。
また、特許文献2には、α−Si感光体に対する印加電圧を有機感光体の1.05〜2.50倍にすることが提案されている。
さらに、特許文献3には、α−SiCの表面層を付与することにより帯電性を上げている。
また、帯電以外にもα−Siまたはα−SiC感光体と有機感光体とは光感度や、温度/湿度の影響の受け方が異なるため、黒色用のα−Siまたはα−SiC感光体と黒用以外で用いる有機感光体では、露光量、転写条件なども異なり、黒色用の感光体と黒色用以外の感光体とでは、別の制御方法を採用しなければならないため、やはり結果として余計なコストが必要になってしまう。
また、特開2001−51467号公報(特許文献6)には、黒色用の感光体のみ、非接触の帯電手段を用いる、膜厚を厚くする、粘度平均分子量の大きい樹脂を用いることが記載されている。
さらに、特開2000−330303号公報(特許文献7)には、タンデム感光体用の樹脂として共重合ポリカーボネート樹脂を用いることが記載されている。
各色とも同じ期間、感光体を使用するためには、摩耗しにくい感光体、すなわち、耐刷性の高い表面層を持ち、かつ耐オゾン性、NOx性の強い感光体が望まれている。
有機感光体とは、有機光導電性材料を主成分とする感光層を備えた電子写真感光体を意味し、以下において「感光体」ともいう。
前記有機感光体が、導電性材料からなる導電性支持体上に、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層、または電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなり、前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層が、電荷輸送物質として、
一般式(1):
Ar1およびAr2は、同一または異なって、置換基を有してもよいアリール基または置換基を有してもよい1価の複素環残基であり、Ar1およびAr2はそれらに結合する原子または原子団を介して互いに結合して環構造を形成してもよく;
Ar3は、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよいアルキル基または置換基を有してもよい1価の複素環残基であり;
Ar4およびAr5は、同一または異なって、水素原子、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルキル基または置換基を有してもよい1価の複素環残基であり、Ar4およびAr5は共に水素原子ではなく、それらに結合する原子または原子団を介して互いに結合して環構造を形成してもよく;
aは、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいジアルキルアミノ基、置換基を有してもよいアリール基、ハロゲン原子または水素原子であり;
mは、1〜6の整数であり、mが2以上のとき、複数のaは同一でも異なってもよくかつそれらに結合する原子または原子団を介して互いに結合して環構造を形成してもよく;
R1は、水素原子、ハロゲン原子または置換基を有してもよいアルキル基であり;
R2、R3およびR4は、同一または異なって、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基または置換基を有してもよい1価の複素環残基であり;
nは、0〜3の整数であり、nが2または3のとき、複数のR2およびR3はそれぞれ同一でも異なってもよく、nが0のとき、Ar3は置換基を有してもよい1価の複素環残基である)
で示されるエナミン化合物と、
一般式(I):
Ar6、Ar7、Ar8およびAr9は、同一または異なって、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよいヘテロ原子含有シクロアルキル基または置換基を有してもよい1価の複素環残基であり;
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5およびY6は、同一または異なって、置換基を有してもよい鎖状のアルキレン基であり;
Zは、i)−Ar10−Ar11−またはii)−Ar10−W−Ar11−(式中、Ar10およびAr11は、同一または異なって、置換基を有してもよいアリレン基または置換基を有してもよい2価の複素環残基であり;Wは、置換基を有してもよいシクロアルキリデン基、置換基を有してもよい鎖状もしくは枝分かれ状のアルキレン基、酸素原子または硫黄原子である)である]
で示されるジアミン化合物とを含有することを特徴とする画像形成装置が提供される。
また、本発明の画像形成装置の感光体は、一般式(I)で示されるジアミン化合物を含有するので、耐オゾン性、NOx性に優れ、低温環境下または高速プロセスで用いた場合にもそれらの特性が低下せず、光暴露によってもそれらの特性が低下しない。
さらに、電荷輸送層中のバインダ樹脂の含有率を高くできるので、感光体の摩耗量が小さい。
したがって、本発明の画像形成装置は、高感度、高耐久性を図ることができる。
前記有機感光体が、導電性材料からなる導電性支持体上に、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層、または電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなり、前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層が、電荷輸送物質として、一般式(1)で示されるエナミン化合物と、一般式(I)で示されるジアミン化合物とを含有することを特徴とする。
図1は、本発明の画像形成装置の一例を示す、感光体を搭載したタンデム方式のカラー複合機の概略断面図である。図中、図番3a、3b、3cおよび3dは感光体(感光体ドラム)を示す。詳細については後述する。
図2〜4は、本発明の画像形成装置における感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
図2および3は、感光層が電荷発生層と電荷輸送層とからなる積層型感光層(以下「機能分離型感光層」ともいう)である積層型感光体(以下「機能分離型感光体」ともいう)の要部の構成を示す模式断面図である。本発明の感光体は、電荷発生層と電荷輸送層とを逆順で形成した逆二層型積層構造であってもよいが、前記積層型が好ましい。
また、図4は、感光層が一層からなる単層型感光層である単層型感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
図3の感光体は、導電性支持体201の表面に、下引き層(「中間層」ともいう)208と、電荷発生物質202を含有する電荷発生層205と電荷輸送物質203を含有する電荷輸送層206とがこの順で積層された積層型感光層204とがこの順で形成されている。
図4の感光体は、導電性支持体201の表面に、下引き層208と、電荷発生物質202と電荷輸送物質203とを含有する単層型感光層204’とがこの順で形成されている。
電荷輸送物質としての一般式(1)で示されるエナミン化合物は、電荷発生物質で発生した電荷を受入れる輸送する能力を有する。
一般式(1)で示されるエナミン化合物の中でも、副式(2):
b、cおよびdは、同一または異なって、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいジアルキルアミノ基、置換基を有してもよいアリール基、ハロゲン原子または水素原子であり;
i、jおよびkは、同一または異なって、1〜5の整数であり、i、kまたはjが2以上のとき、対応する複数のb、cまたはdはそれぞれ同一でも異なってもよくかつそれらに結合する原子または原子団を介して互いに結合して環構造を形成してもよく;
Ar4、Ar5、aおよびmは、一般式(1)と同義である]
で示されるエナミン化合物が特に好ましい。
Ar1およびAr2の置換基を有してもよいアリール基としては、例えば炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜6のジアルキルアミノ基およびハロゲン原子で置換されていてもよいアリール基が挙げられる。
具体的には、フェニル基、p−トリル基、4−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基などが挙げられる。
Ar1およびAr2の置換基を有してもよい1価の複素環残基としては、例えば炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよい1価の複素環残基が挙げられる。
具体的には、ベンゾチアゾリル基、チエニル基などが挙げられる。
具体的には、フェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、4−イソプロピルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、2−フルオロフェニル基、4−メトキシフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基、2−メチル−4−メトキシフェニル基、2,5−ジメチル−4−メトキシフェニル基、4−ビフェニリル基、p−テルフェニル基、4−ジメチルアミノフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、2−メチル−1−ナフチル基、4−メチル−1−ナフチル基、5−メチル−1−ナフチル基、4−メトキシ−1−ナフチル基、2−メチル−4−メトキシ−1−ナフチル基、4−(4−メチル−フェノキシ)フェニル基、4−(フェニルチオ)フェニル基、2,5−ジメチル−4−(フェニルチオ)フェニル基などが挙げられる。
具体的には、シクロへキシル基、シクロペンチル基、4、4−ジメチルシクロへキシル基などが挙げられる。
Ar3の置換基を有してもよいアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、2−チエニルメチル基、1−ナフチルメチル基などが挙げられる。
Ar3の置換基を有してもよい1価の複素環残基としては、フリル基、チエニル基、5−メチル−2−フリル基、5−メチル−2−チエニル基、5−メチル−N−エチルカルバゾールー4−イル基が挙げられる。
具体的には、フェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、4−イソプロピルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、2−フルオロフェニル基、4−クロロフェニル基、4−(2−フルオロエチル)フェニル基、4−メトキシフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基、2−メチル−4−メトキシフェニル基、2,5−ジメチル−4−メトキシフェニル基、4−ビフェニリル基、p−テルフェニル基、4−ジメチルアミノフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、2−メチル−1−ナフチル基、4−メチル−1−ナフチル基、5−メチル−1−ナフチル基、4−メトキシ−1−ナフチル基、6−メトキシ−2−ナフチル基、2−メチル−4−メトキシ−1−ナフチル基、9−アントリル基、1−ピレニル基、4−(4−メチル−フェノキシ)フェニル基、4−(フェニルチオ)フェニル基、2,5−ジメチル−4−(フェニルチオ)フェニル基、p−(フェニルチオ)フェニル基およびp−スチリルフェニル基などが挙げられる。
Ar4およびAr5の置換基を有してもよい1価の複素環残基としてはAr3の置換基を有してもよいアルキル基と同様のものが挙げられる。
具体的には、8−クロマニル基、フリル基、チエニル基、5−メチル−2−フリル基、5−メチル−2−チエニル基、5−メチル−N−エチルカルバゾールー4−イル基、チアゾリル基、ベンゾフリル基、ベンゾチオフェニル基、N−メチルインドリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾオキサゾリル基などが挙げられる。
aの置換基を有してもよいアルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基およびイソプロポキシ基などが挙げられる。
aの置換基を有してもよいジアルキルアミノ基としては、例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基およびジイソプロピルアミノ基などが挙げられる。
aの置換基を有してもよいアリール基としては、例えばフェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、4−メトキシフェニル基などが挙げられる。
aのハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが挙げられる。
R1の置換基を有してもよいアルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、トリフルオロメチル基、フルオロメチル基および1−メトキシエチル基などが挙げられる。
R2、R3およびR4の置換基を有してもよいアリール基としては、例えばフェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、4−メトキシフェニル基などが挙げられる。
R2、R3およびR4の置換基を有してもよい1価の複素環残基としては、Ar1、Ar2およびAr3と同様のものが挙げられる。
b、cおよびdの置換基を有してもよいアルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基およびイソプロポキシ基などが挙げられる。
b、cおよびdの置換基を有してもよいジアルキルアミノ基としては、例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基およびジイソプロピルアミノ基などが挙げられる。
b、cおよびdの置換基を有してもよいアリール基としては、Ar1、Ar2およびAr3と同様のものが挙げられる。
b、cおよびdのハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが挙げられる。
本発明のエナミン化合物は特開2004−151666号公報に記載の方法により合成できる。
表1に示す各基は、一般式(1)の各基に対応する。但し、Ar4およびAr5が互いに結合し環構造を形成する場合には、Ar4およびAr5の欄に、Ar4およびAr5が結合する炭素−炭素二重結合と、その炭素−炭素二重結合の炭素原子と共にAr4およびAr5が形成する環構造とを合わせて示す。例えば、表1に示す例示化合物No.1は、下記構造式(1−1)で示されるエナミン化合物である。
一般式(I)で示されるジアミン化合物は、感光体に優れた耐オゾン性、NOx性を付与する。このジアミン化合物の中でも、化学物質としての分解または変質などの化学的安定性、原料入手の容易性、製造の容易性および収率の高さならびに製造コストなどを考慮すると、副式(II):
で示されるジアミン化合物が好ましく、構造式(III):
Ar6、Ar7、Ar8およびAr9の置換基を有してもよいアリール基としては、例えば炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜6のジアルキルアミノ基およびハロゲン原子で置換されていてもよいアリール基が挙げられる。
具体的には、フェニル基、o−トリル基、2,4−キシリル基、4−メトキシフェニル基、3−メトキシ−4−メチルフェニル基、t−ブチルフェニル基、4−ジエチルアミノフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基などが挙げられ、これらの中でも、フェニル基、o−トリル基、4−メトキシフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基が特に好ましい。
具体的には、シクロへキシル基、シクロペンチル基、4、4−ジメチルシクロへキシル基などが挙げられ、これらの中でも、シクロへキシル基が特に好ましい。
具体的には、フリル基、4−メチルフリル基、ベンゾフリル基、ベンゾチオフェニル基などが挙げられ、これらの中でも、フリル基、ベンゾフリル基が特に好ましい。
具体的には、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、2、2−ジメチルプロピレン基などが挙げられ、これらの中でも、メチレン基、エチレン基が特に好ましい。
具体的には、p−フェニレン基、m−フェニレン基、メチル−p−フェニレン基、メトキシ−p−フェニレン基、1,4−ナフチレン基、ベンゾオキサゾレン基、ビフェニリレン基などが挙げられ、これらの中でも、p−フェニレン基、m−フェニレン基、メチル−p−フェニレン基、メトキシ−p−フェニレン基、1,4−ナフチレン基が好ましく、p−フェニレン基、1,4−ナフチレン基が特に好ましい。
具体的には、シクロペンチリデン基、シクロヘキシリデン基、4,4−ジメチルシクロヘキシリデニル基などが挙げられる。
具体的には、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、2、2−ジメチルトリメチレン基などが挙げられ、これらの中でもメチレン基、エチレン基が特に好ましい。
なお、表1−1〜1−4において置換基を次のような略号で示す。
−Me−:メチレン基
−Et−:エチレン基
−Tr−:トリメチレン基
−Dm−:2,2−ジメチルトリメチレン基
反応式におけるX1およびX2のハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられ、これらの中でも、塩素原子、臭素原子が特に好ましい。
二級アミン化合物(IV)および(V)とジハロゲン化合物(VI)とを溶剤に溶解または分散させ、これに有機アミン塩基を加え、加熱攪拌する。反応終了後、析出物を濾別し、エタノール、メタノール、酢酸エチルなどの単独あるいは混合溶剤系において再結晶を行うことにより、簡便に収率よく高純度で目的物を得ることができる。
なお、溶剤の使用量は特に制限されず、反応基質の使用量、反応温度、反応時間などの反応条件に応じて、反応が円滑に進行する量を適宜設定すればよい。
有機アミン塩基としては、例えばN,N−ジイソプロピルエチルアミン、N,N−ジメチルアミノピリジン、1,4−ジアザビシクロウンデセンなどが挙げられる。
例えば、対称性の化合物を得る場合(二級アミン化合物(IV)あるいは(V)の何れは一方のみ使用する場合)には、反応の効率性などを考慮して、ジハロゲン化合物(VI)1当量に対して二級アミン化合物を2.0〜2.3当量程度用いるのが好ましい。
また、非対称性の化合物を得る場合(二級アミン化合物(IV)および(V)を共に使用する場合)には、反応の効率性などを考慮して、ジハロゲン化合物(VI)1当量に対して各二級アミン化合物を1.0〜1.2当量程度(二級アミン化合物(IV)および(V)の合計では2.0〜2.4当量程度)用いるのが好ましい。
また、加熱温度および反応時間は特に限定されるものではないが、反応の効率性などを考慮して、使用する溶剤にもよるが、60〜120℃で2〜8時間反応させるのが好ましい。
導電性支持体の構成材料は、当該分野で用いられる材料であれば特に限定されない。
具体的には、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス鋼、チタンなどの金属材料:ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエステル、ポリオキシメチレン、ポリスチレンなどの高分子材料、硬質紙、ガラスなどからなる基体表面に金属箔をラミネートしたもの、金属材料を蒸着したもの、導電性高分子、酸化スズ、酸化インジウムなどの導電性化合物の層を蒸着もしくは塗布したものなどが挙げられる。
導電性支持体1の表面には、必要に応じて、画質に影響のない範囲内で、陽極酸化皮膜処理、薬品、熱水などによる表面処理、着色処理、表面を粗面化するなどの乱反射処理を施されていてもよい。
単層型感光層は、少なくとも電荷発生物質と、電荷輸送物質としての一般式(1)で示されるエナミン化合物と、一般式(I)で示されるジアミン化合物と、バインダ樹脂とを含有する。
電荷発生物質としては、当該分野で用いられる化合物を使用できる。
具体的には、アゾ系顔料(モノアゾ系顔料、ビスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔料など)、インジゴ系顔料(インジゴ、チオインジゴなど)、ペリレン系顔料(ペリレンイミド、ペリレン酸無水物など)、多環キノン系顔料(アントラキノン、ピレンキノンなど)、フタロシアニン系顔料(金属フタロシアニン、X型無金属フタロシアニンなど)、スクアリリウム色素、ピリリウム塩類、チオピリリウム塩類、トリフェニルメタン系色素などの有機顔料または染料、さらにセレン、非晶質シリコンなどの無機材料などが挙げられる。これらの電荷発生物質は1種を単独でまたは2種以上を組み合せて使用することができる。
フタロシアニン系顔料は、高い電荷発生効率と電荷注入効率とを有するので、光を吸収することによって多量の電荷を発生するとともに、発生した電荷を分子内に蓄積することなく、単層型感光層に含有される電荷輸送物質に電荷を効率よく注入されて円滑に輸送されるので、高感度かつ高解像度の感光体を得ることができる。この効果は後述する積層型感光体でも同様である。
このような増感染料としては、例えばメチルバイオレット、クリスタルバイオレット、ナイトブルーおよびビクトリアブルーなどに代表されるトリフェニルメタン系染料;エリスロシン、ローダミンB、ローダミン3R、アクリジンオレンジおよびフラペオシンなどに代表されるアクリジン染料;メチレンブルーおよびメチレングリーンなどに代表されるチアジン染料;カプリブルーおよびメルドラブルーなどに代表されるオキサジン染料;シアニン染料;スチリル染料;ピリリウム塩染料およびチオピリリウム塩染料などが挙げられる。
他の電荷輸送物質としては、カルバゾール誘導体、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、チアゾール誘導体、チアジアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、イミダゾロン誘導体、イミダゾリジン誘導体、ビスイミダゾリジン誘導体、スチリル化合物、ヒドラゾン化合物、多環芳香族化合物、インドール誘導体、ピラゾリン誘導体、オキサゾロン誘導体、ベンズイミダゾール誘導体、キナゾリン誘導体、ベンゾフラン誘導体、アクリジン誘導体、フェナジン誘導体、アミノスチルベン誘導体、トリアリールアミン誘導体、トリアリールメタン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、スチルベン誘導体およびベンジジン誘導体、これらの化合物から誘導される基を主鎖または側鎖に有するポリマー(ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリ−1−ビニルピレンおよびポリ−9−ビニルアントラセン)などが挙げられる。
しかしながら、特に高い電荷輸送能力を実現するためには、電荷輸送物質の全量が、一般式(1)で示されるエナミン化合物であることが好ましい。
比率T/Rが10/30未満でありバインダ樹脂の比率が高くなると、機械的強度は良好であるものの浸漬塗布法によって単層型感光層を形成する場合には、塗布液の粘度が増大するので、塗布速度低下を招き生産性が著しく悪くなることがある。また、塗布液の粘度の増大を抑えるために塗布液中の溶剤の量を多くすると、ブラッシング現象が発生し、形成された電荷輸送層に白濁が発生することがある。
このように従来公知の電荷輸送物質を用いる場合よりも高い比率でバインダ樹脂を加えても、光応答性を維持することができる。したがって、光応答性を低下させることなく、電荷輸送層の耐刷性を向上させ、電子写真感光体の耐久性を向上させることができる。
0重量%以下であるのが好ましく、1.0重量%以上5.0重量%以下であるのが特に好ましい。
ジアミン化合物の含有量が0.5重量%未満であると、帯電プロセスにて発生するオゾン、NOxなどに対する画像安定性(ハーフトーン白抜け、黒帯発生)が低下することがある。一方、ジアミン化合物の含有量が10重量%を超えると、光応答性が低下することがある。
酸化防止剤としては、例えば、ビタミンE、ハイドロキノン、ヒンダードアミン、ヒンダードフェノール、パラフェニレンジアミン、アリールアルカンおよびそれらの誘導体、有機硫黄化合物、有機燐化合物などなどが挙げられる。
レベリング剤としては、シリコンオイル類、側鎖にパーフルオロアルキル基を有するポリマーあるいはオリゴマーなどが挙げられる。
バインダ樹脂の割合が1重量%未満では、単層型感光層の膜強度が低下するおそれがあり、逆にバインダ樹脂の割合が10重量%を超えると、単層型感光層の機能が低下するおそれがある。
予備粉砕は、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライタ、振動ミル、超音波分散機などの一般的な粉砕機を用いて行うことができる。
構成物質の樹脂溶液への溶解または分散は、例えば、ペイントシェーカ、ボールミル、サンドミルなどの一般的な分散機を用いて行うことができる。このとき、容器および分散機を構成する部材から摩耗などによって不純物が発生し、塗布液中に混入しないように、分散条件を適宜設定するのが好ましい。
単層型感光層形成用塗布液の塗布方法としては、導電性支持体がシートの場合には、ベーカーアプリケーター法、バーコーター法、キャスティング法、スピンコート法など、導電性支持体がドラムの場合には、スプレー法、垂直リング法、浸漬塗工法などが挙げられる。
[積層型感光層204]
積層型感光層は、電荷発生層205と電荷輸送層206とからなる。
本発明の画像形成装置に備えられる感光体は、導電性材料からなる導電性支持体上に、電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなるのが好ましい。電荷発生機能および電荷輸送機能のそれぞれに最適な材料を選択することが可能となるので、より高感度で、さらに繰り返し使用時の安定性も増した高耐久性を有する感光体を得ることができ、それを用いた画像形成装置はより高感度、高耐久性を図ることができる。
電荷発生層3は、少なくとも電荷発生物質とバインダ樹脂とを含有する。
電荷発生物質は、単層型感光層に含まれるものと同様の電荷発生物質の1種または2種以上を使用できる。
バインダ樹脂は、単層型感光層に含まれるものと同様のバインダ樹脂の1種または2種以上を使用できる。
電荷発生物質とバインダ樹脂との使用割合は特に制限されないが、好ましくは、電荷発生物質とバインダ樹脂との合計量の全量において、電荷発生物質を10〜99重量%含有し、かつ残部がバインダ樹脂である。
電荷発生物質の割合が10重量%未満では、感度が低下するおそれがあり、逆に電荷発生物質の割合が99重量%を超えると、電荷発生層の膜強度が低下するだけでなく、電荷発生物質の分散性が低下して粗大粒子が増大し、露光によって消去されるべき部分以外の表面電荷が減少し、画像欠陥、特に白地にトナーが付着し微小な黒点が形成される黒ポチと呼ばれる画像のかぶりが多く発生するおそれがある。
その他の工程およびその条件は、単層型感光層の形成に準ずる。
有機溶剤は、単層型感光層の形成用塗布液の調製に用いられるものと同様の溶剤の1種または2種以上を使用できる。
電荷輸送層は、少なくとも電荷輸送物質としての一般式(1)で示されるエナミン化合物と、一般式(I)で示されるジアミン化合物と、バインダ樹脂とを含有する。
電荷輸送物質としての一般式(1)で示されるエナミン化合物は、単層型感光層に含まれるものと同様のエナミン化合物の1種または2種以上を使用できる。
一般式(I)で示されるジアミン化合物は、単層型感光層に含まれるものと同様のジアミン化合物の1種または2種以上を使用できる。
バインダ樹脂は、単層型感光層に含まれるものと同様のバインダ樹脂の1種または2種以上を使用できる。
上記の各成分の使用割合は、単層型感光層と同様である。
電荷輸送層は、前記3種の必須成分のほかに、必要に応じて、単層型感光層に含まれるものと同様の酸化防止剤などの添加剤を含むことができる。
その他の工程およびその条件は、単層型感光層の形成に準ずる。
本発明の画像形成装置に備えられる感光体は、導電性支持体201と積層型感光層204または単層型感光層204’との間に下引き層208を設けてもよい。
下引き層は、導電性支持体から単層型感光層または積層型感光層への電荷の注入を防止する機能を有する。すなわち、単層型感光層または積層型感光層の帯電性の低下が抑制され、露光によって消去されるべき部分以外の表面電荷の減少が抑えられ、かぶりなどの画像欠陥の発生が防止される。特に、反転現像プロセスによる画像形成の際に、白地部分にトナーからなる微小な黒点が形成される黒ポチと呼ばれる画像かぶりが発生するのが防止される。
また、導電性支持体の表面を被覆する下引き層は、導電性支持体の表面の欠陥である凹凸の度合を軽減して表面を均一化し、単層型感光層または積層型感光層の成膜性を高め、導電性支持体と単層型感光層または積層型感光層との密着性を向上させることができる。
有機層からなる下引き層は、例えば、バインダ樹脂を適当な溶剤に溶解させて下引き層形成用塗布液を調製し、この塗布液を導電性支持体の表面に塗布し、乾燥により有機溶剤を除去することによって形成できる。
バインダ樹脂としては、単層型感光層に含まれるものと同様のバインダ樹脂に加えて、カゼイン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、エチルセルロースなどの天然高分子材料などが挙げられ、これらの1種または2種以上を使用できる。これらのバインダ樹脂の中でもポリアミド樹脂が好ましく、アルコール可溶性ナイロン樹脂が特に好ましい。
アルコール可溶性ナイロン樹脂としては、例えば、6−ナイロン、66−ナイロン、610−ナイロン、11−ナイロン、12−ナイロンなど共重合ナイロン、N−アルコキシメチル変性ナイロン、N−アルコキシエチル変性ナイロンなどの変性ナイロンなどが挙げられる。
バインダ樹脂としてより好ましいアルコール可溶性ナイロン樹脂を用いる場合には、炭素数1〜4の低級アルコール群と、例えばジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、1,2−ジクロロプロパン、トルエン、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキソランなどの他の有機溶媒よりなる群から選ばれた単独系および混合系の有機溶媒からなることが好ましい。
上記の混合系の有機溶媒は、アルコール系の単独溶媒よりも、下引き層用塗布液中に導電性支持体を浸漬塗布して下引き層を形成する際に、下引き層の塗布欠陥やムラを防止し、その上に形成される感光層が均一に塗布でき、膜欠陥の無い非常に優れた画像特性を有する感光体を形成することができる。また、後述する金属酸化物粒子として酸化チタンを用いる場合に、その分散性が改善され、塗布液の保存安定性の長期化や塗布液の再生が可能となる。
その他の工程およびその条件は、単層型感光層の形成に準ずる。
これらの金属または金属酸化物の微粒子は、下引き層の体積抵抗値を容易に調節でき、単層型感光層または積層型感光層への電荷の注入をさらに抑制できると共に、各種環境下において感光体の電気特性を維持できる。
金属酸化物粒子としては、例えば、酸化チタン、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、酸化スズなどの微粒子が挙げられる。酸化チタンの結晶形には、アナターゼ型とルチル型、アモルファスなどがあるが、いずれを用いてもよく、また2種以上混合してもよい。酸化チタン微粒子の表面は、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムなどの金属酸化物またはそれらの混合物で被覆されているのが好ましい。これは、バインダ樹脂の特性として、下引き層上に感光体層を形成する際に用いられる溶媒に対して溶解や膨潤などが起こらないことや、導電性支持体との接着性に優れ、可とう性を有することなどの特性が必要とされるからである。
下引き層の膜厚は特に制限されないが、0.01〜20μmが好ましく、0.05〜10μmが特に好ましい。下引き層の膜厚が0.01μm未満では、感光体表面の耐擦過性が劣り、耐久性が不十分になるおそれがあり、逆に20μmを超えると、感光体の解像度が低下するおそれがある。
本発明の画像形成装置に備えられる感光体は、積層型感光層204または単層型感光層204’の表面に表面保護層(図示せず)を設けてもよい。
表面保護層は、感光体の耐久性を向上させる機能を有し、通常、電荷輸送物質とバインダ樹脂とを含有する。
電荷輸送物質は、単層型感光層に含まれるものと同様の電荷輸送物質の1種または2種以上を使用できる。
バインダ樹脂は、単層型感光層に含まれるものと同様のバインダ樹脂の1種または2種以上を使用できる。
その他の工程およびその条件は、単層型感光層の形成に準ずる。
有機溶剤は、単層型感光層の形成用塗布液の調製に用いられるものと同様の溶剤の1種または2種以上を使用できる。
表面保護層の膜厚は特に制限されないが、0.5〜10μmが好ましく、1〜5μmが特に好ましい。表面保護層5の膜厚が0.5μm未満では、感光体表面の耐擦過性が劣り、耐久性が不十分になるおそれがあり、逆に10μmを超えると、感光体の解像度が低下するおそれがある。
図1は、本発明の画像形成装置の一例を示す、感光体を搭載したタンデム方式のカラー複合機の概略断面図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、色分解された画像情報に応じて各色相に合致した現像剤(トナー)により形成される現像剤像(トナー像)を担持する感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d)を備えた画像形成部を構成する複数のプロセス印刷ユニット20(20a,20b,20c,20d)と、感光体ドラム3に形成されたトナー像を積層して一時的に転写する無端の中間転写ベルト(中間転写体)7と、中間転写ベルト7から記録用紙にトナー像を転写する転写部(転写機構)11と、記録用紙に転写されたトナー像を熱定着させる定着ユニット12と、中間転写ベルト7から記録用紙上に転写されずに中間転写ベルト7上に残留したトナーを除去する転写ベルトクリーニングユニット(クリーニング部)9とを備えている。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像情報を色分解して色相毎に画像を形成してカラー画像を出力するようにした、いわゆるデジタルカラー複合機であって、大略的に画像形成部108と給紙部109とにより構成され、外部に接続されたパーソナルコンピュータなどの情報処理装置(図示省略)からの印刷ジョブに基づいて多色画像または単色画像を記録用紙上に形成するものである。記録用紙は紙類の他、樹脂製シート類、金属製シート類も必要に応じて使用することができる。
また、転写ベルトユニット8の他端側には転写ベルトクリーニングユニット9が設けられている。さらに、画像形成部108の上部には定着ユニット12に隣接して排紙トレイ15が設けられている。そして、この画像形成部108の下側に給紙部109が構成されている。
中間転写ベルト7上に転写されるトナー像の中で最初に転写される色相のプロセス印刷ユニット20d、すなわち、転写部11から最も遠い位置に配置される色相のプロセス印刷ユニット20dは、イエローの色相のトナーを備え、中間転写ベルト7上に最初にイエローのトナー像を形成するものである。
ここで、各色毎に対応する構成要素に付したa、b、c、dの記号は、それぞれブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色に対応するように記載したものであるが、以下の説明において、特定の色に対応する構成要素を指定して説明する場合を除き、各色に対して設けられている構成要素をまとめて、感光体ドラム3、帯電器5、現像器2、クリーナユニット4と記載するものとする。
露光ユニット50は、主に、レーザ照射部51aを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)51、ポリゴンミラー52、および色毎にレーザ光を反射する反射ミラー53a、53b、53c、53d、54a、54b、54c等により構成され、レーザ照射部51aより出射されたレーザ光を複数の感光体ドラム3a、3b、3c、3dにそれぞれ出射する光走査装置である。
fθレンズ55は、2つのレンズにより成り、例えば、第1のレンズとしてシリンダレンズ55aと、第2のレンズとしてトロイダルレンズ55bとにより構成されている。
筐体50aの上面には、感光体ドラム3a、3b、3c、3dと対向する位置で感光体ドラムの軸線に沿った方向に沿って長く開口された開口部が形成され、その開口部には、反射ミラー53d、54a、54b、54cで反射されたレーザ光が透過し、それぞれの感光体ドラム3a、3b、3c、3d上で焦点を結ぶ集光レンズ56a、56b、56c、56dがそれぞれ配置されている。
現像器2は、ブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびイエロー(Y)の各色のトナーが各色ずつ現像器2毎に収納されており、感光体ドラム回転方向(図中の矢印A方向)で帯電器5より下流側に配置されている。そして、該感光体ドラム3の外周面に形成された静電潜像に各色のトナーを供給して顕像化するように構成されている。
また、クリーナユニット4は、クリーニングブレードを備え、該クリーニングブレードを感光体ドラム3の外周面に沿って当接配置し、該感光体ドラム3上の残留トナーを掻き取り回収するように構成されている。
そして、転写ベルトユニット8は、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト7に順次重ねて転写することによって、中間転写ベルト7上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有する。
中間転写ベルト7は、材質にクロロプレンゴムを用いて無端状に形成されている。
尚、本実施形態とは別の中間転写ベルトの構成として、材質にポリイミド、ポリカーボネイト、サーモプラスチックエラストマーアロイ等を用いた厚さ75μm〜120μm程度のフィルムを無端状に形成したものであってもよい。
転写ベルト従動ローラ8−2は、筐体1aの他端側に配置され、転写ベルト駆動ローラ8−1とともに中間転写ベルト7を筐体1aの一端側から他端側に渡り略水平に架設している。
また、中間転写ローラ6は、直径8〜10mmの金属(例えば、ステンレス)軸を備え、その金属軸の外周面にEPDM、発泡ウレタン等の導電性を有する弾性材が被覆されている。
尚、本実施形態では、中間転写を行うための構成として、ローラ形状の電極を用いた中間転写ローラを使用しているが、その他の方式として、ブラシ状の転写電極(転写ブラシ)を中間転写ベルト7の裏側に接触させるようにしたものであってもよい。
また、転写ローラ11aと転写ベルト駆動ローラ8−1とは、その何れか一方が硬質材料(金属等)からなり、他方が芯金の表面に軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が被覆された弾性ローラで構成されている。これによって、所定幅のニップが定常的に得られる。
また上記のように、感光体ドラム3との接触により中間転写ベルト7に付着したトナー、または中間転写ローラ6によって記録用紙上に転写画行われずに中間転写ベルト7残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収されるように設定されている。
さらに、定着ユニット12の上方には、搬送ローラ25−5に隣接して排紙ローラ25−6が設けられ、搬送ローラ25−5から搬送された記録用紙を該排紙ローラ25−6により排紙トレイ15上に記録用紙を排紙するようにされている。
給紙部109は、画像形成に使用する記録用紙を収容するための複数の給紙トレイ10を備え、給紙トレイ10から記録用紙を一枚ずつ画像形成部108に供給するようにされている。
給紙トレイ10の一端部(図中の左側端部)の上にはそれぞれピックアップローラ16が設けられ、給紙トレイ10にセットされた記録用紙の最上部にある記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗により一枚ずつ確実に繰り出して搬送するようになっている。
また、給紙部109には、給紙トレイ10の記録用紙を転写部11および定着ユニット12を経由して上方に設けられた排紙トレイ15に搬送するための略垂直形状の用紙搬送路Sが構成されている。
また、給紙トレイ10から排紙トレイ15に到る用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ16、レジストローラ14、転写部11、定着ユニット12および記録用紙を搬送する搬送ローラ25(25−1〜25−8)などが配されている。
搬送された記録用紙は、転写部11で中間転写ベルト7上のトナー像が転写され、さらに定着ユニット12に搬送されて、記録用紙上の未定着トナーが熱で溶融して記録用紙に融着する。定着ユニット12を通過後は、自然に冷却されて記録用紙上に固着する。そして、記録用紙は、搬送ローラ25−5を経て排紙ローラ25−6から排紙トレイ15上に排出される。
なお、多色トナー像の定着後の記録用紙は、搬送ローラ25−5、25−6によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)、排紙トレイ15上に排出されるようになっている。
制御基板40は、画像形成装置1の各部の動作を制御するためのマイクロコンピュータ、マイクロコンピュータが実行する制御プログラムを格納するROM、マイクロコンピュータの処理のためのワークエリアおよび画像データの記憶領域を提供するRAMを有する。
また本発明の画像形成装置の画像形成ユニットにおける帯電手段は、接触帯電方式であるのが好ましい。これにより、従来のコロナ帯電方式より少ないオゾン量、NOx量に抑えることができ、高速、高耐久性の画像形成装置を提供することができる。
なお、製造例で得られた化合物の化学構造、分子量および元素分析は、以下の装置および条件により測定した。
核磁気共鳴装置:NMR(ブルカーバイオスピン社製、型式:DPX−200)
サンプル調整 約4mg試料/0.4m(CDCl3)
測定モード 1H(通常)、13C(通常、DPET−135)
分子量測定装置:LC−MS(サーモクエスト社製、
フィネガン LCQ Deca マススペクトロメーターシステム)
LCカラム GL-Sciences Inertsil ODS-3 2.1×100mm
カラム温度 40℃
溶離液 メタノール:水=90:10
サンプル注入量 5μl
検出器 UV254nmおよびMS ESI
元素分析装置:パーキン エールマー社製、Elemental Analysis 2400
サンプル量: 約2mgを精秤
ガス流量(ml/分):He=1.5、O2=1.1、N2=4.3
燃焼管温度設定:925℃
還元管温度設定:640℃
なお、元素分析は、差動熱伝導度法による炭素(C)、水素(H)および窒素(N)同時定量法に分析した。
次の反応式にしたがって、例示化合物No.1(構造式(III))を製造した。
無水1,4−ジオキサン50ml中に4,4’−ビス(クロロメチル)ビフェニル6.06g(1.0当量)とジベンジルアミン10.0g(2.1当量)を加え、アイスバスにて氷冷下に冷却した。この溶液中に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン6.86g(2.2当量)を徐々に加えた。その後、徐々に加熱して反応温度を100〜110℃まで上げ、100〜110℃を保つように加熱しながら4時撹拌した。反応終了後、この反応溶液を放冷し、生じた沈殿を濾取し、充分に水洗した後、エタノールと酢酸エチルとの混合溶剤(エタノール:酢酸エチル=8:2〜7:3)で再結晶を行うことによって、白色粉末状化合物12.1gを得た。
核磁気共鳴装置:NMR
1H−NMRスペクトル(通常)は、δ(ppm)=3.58(S.12H)7.07 7.84(m.28H)を示した。
また、13C−NMRスペクトル(通常、DPET−135)は、δ=57.80(CH2、シグナル強度2)、58.07(CH2、シグナル強度4)、126.94(CH、シグナル強度4)、128.32(CH、シグナル強度8)、128.72(CH、シグナル強度4)、128.83(CH、シグナル強度4)、128.85(CH、シグナル強度8)、138.29(C、シグナル強度2)、139.25(C、シグナル強度4)、139.28(C、シグナル強度2)を示した。
さらに、分子量測定装置:LC−MSは例示化合物No.1(分子量の計算値:572.30)にプロトンが付加した分子イオン[M+H]+に相当するピークが573.2に観測された。
<例示化合物No.1の元素分析値>
理論値 C:88.07%、H:7.04%、N:4.89%
実測値 C:87.25%、H:6.88%、N:4.42%
以上、NMR、LC−MSおよび元素分析などの分析結果から、得られた白色粉末状化合物が、例示化合物No.1のジアミン化合物であることがわかった(収率:87.5%)。また、LC−MS測定時のHPLCの分析結果から、得られた例示化合物No.1の純度は99.0%であった。
製造例1において、一般式(4)および(5)で示されるアミン化合物、一般式(6)で示されるジハロゲン化合物として表3に示す各原料化合物を用いて全く同様の操作を行ない、例示化合物No.2、4、8、14、22、29、38、50および53をそれぞれ製造した。なお、表3には、例示化合物No.1の原料化合物も併せて示す。
電荷輸送物質として例示化合物No.1のエナミン化合物に代えて例示化合物No.3のエナミン化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
電荷輸送物質として例示化合物No.1のエナミン化合物に代えて例示化合物No.61のエナミン化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量38,000および21,500)各90重量部に代えて、同じ繰り返し単位を有する2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量50,000および21,500)各50重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量38,000および21,500)各90重量部に代えて、同じ繰り返し単位を有する2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量50,000および21,500)各60重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量38,000および21,500)各90重量部に代えて、同じ繰り返し単位を有する2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量50,000および21,500)各150重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量38,000および21,500)各90重量部に代えて、同じ繰り返し単位を有する2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量50,000および21,500)各160重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
実施例1と同様にして、導電性支持体であるアルミニウム製のドラム状支持体の表面に膜厚1μmの下引き層を形成した。
次いで、電荷発生物質としてチタニルフタロシアニン8重量部をテトラヒドロフラン100重量部に混合し、ペイントシェーカにて分散処理した。得られた混合液に電荷輸送物質として例示化合物No.1のエナミン化合物100重量部、実施例1の2種類のポリカーボネート樹脂と同じ繰り返し単位を有する2種類のポリカーボネート樹脂(それぞれ粘度平均分子量50,000および21,500)各90重量部、製造例1で製造した例示化合物No.1のジアミン化合物5重量部、シリコンオイル0.02重量部、テトラヒドロフラン1400重量部を攪拌混合して感光層形成用塗布液を調製した。この感光層形成用塗布液を、浸漬法により先に設けた下引き層表面に塗布し、130℃で1時間乾燥して膜厚25μmの感光層を形成した。このようにして、前記の図4に示す単層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のジアミン化合物に代えて例示化合物No.2のジアミン化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のジアミン化合物に代えて例示化合物No.4のジアミン化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のジアミン化合物に代えて例示化合物No.8のジアミン化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のジアミン化合物0.4重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のジアミン化合物0.5重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のジアミン化合物10重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のジアミン化合物12重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のジアミン化合物を用いないこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
電荷輸送物質として例示化合物No.1のエナミン化合物に代えて、下記構造式で示されるエナミン化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
電荷輸送物質として例示化合物No.1のエナミン化合物に代えて、下記構造式で示されるエナミン化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
電荷輸送物質として例示化合物No.1のエナミン化合物に代えて、下記構造式(式中、Etはエチル基である)で示されるブタジエン化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして積層型感光体を作製した。
以上のようにして作製した実施例1〜15および比較例1〜4の各感光体について、以下のようにして(a)電位および(b)耐久性を評価した。
プロセススピードを225mm/secとしたタンデム方式のデジタルカラー複合機(試作品)に、同一条件で試作した感光体を黒色用、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)用それぞれに搭載した。現像槽を取り出し、その代わりに現像部位に表面電位計(Trek社製、Model344)をセットし、黒ベタ原稿の電位V0を−600ボルトに調整した後、白ベタ原稿の電位VLを測定することで、初期感度を評価した。なお、実施例8の単層型感光体については、帯電および転写の極性を正帯電に改造して評価した。
上記(a)の評価後、表面電位計を取り出し、再び現像槽を評価用複写機に搭載し、白黒画像出力モードの指定で3枚およびカラー画像出力モードの指定で2枚の5枚1セットのコピーパターン8000セットを、A4サイズ紙を用いて計40,000枚コピーした。その後、各色のハーフトーン画像を確認し、繰返し使用時の画質を評価した。また、感光層の膜減り量(初期とA4サイズ紙40,000枚のコピー後における膜厚差)を求め耐刷性を評価した。
以上の評価結果を表5に示す。
・実施例1および9〜11の評価結果によれば、一般式(1)のエナミン化合物と一般式(I)のジアミン化合物を含有する感光体を備えた画像形成装置は、初期感度および繰り返し特性に優れている。
・実施例1および4〜7の評価結果によれば、電荷輸送物質の重量Tとバインダ樹脂の重量Rとの比率T/Rが10/12〜10/30である場合には、特に光感度特性、繰り返し使用における特性安定性、機械的耐久性に優れている。
・比較例1の評価結果によれば、ジアミン化合物を含有しない場合には、耐オゾン性に問題がある。
・実施例1および8の評価結果によれば、単層感光体を備えた画像形成装置は、積層感光体を備えた画像形成装置に比べて感度特性および耐オゾン性に劣る。
・比較例2、3および4の評価結果によれば、一般式(1)のエナミン化合物以外のエナミン構造を有する電荷輸送物質を含有する感光体を備えた画像形成装置は、感度および膜減りに劣り、カラー用感光体としては問題がある。
1a、50a 筐体
2、2a、2b、2c、2d 現像器(現像手段)
3、3a、3b、3c、3d 感光体(感光体ドラム)
4、4a、4b、4c、4d クリーナユニット
5、5a、5b、5c、5d 帯電器(帯電手段)
6、6a、6b、6c、6d 中間転写ローラ
7 中間転写ベルト(中間転写体)
8 転写ベルトユニット(中間転写ユニット)
8−1 転写ベルト駆動ローラ
8−2 転写ベルト従動ローラ
8−3 転写ベルトテンション機構
9 転写ベルトクリーニングユニット(クリーニング部)
9a クリーニングブレード
9b トナー回収部
10 給紙トレイ
11a 転写ローラ
12 定着ユニット
14 レジストローラ
15 排紙トレイ
16 ピックアップローラ
20、20a、20b、20c、20d プロセス印刷ユニット(画像形成部)
搬送ローラ25(25−1〜25−8)
31 加熱ローラ
32 加圧ローラ
40 制御基板
51 レーザスキャニングユニット(LSU)
51a レーザ照射部
52 ポリゴンミラー
53a、53b、53c、53d、54a、54b、54c 反射ミラー
55a シリンダレンズ
55b トロイダルレンズ
56a、56b、56c、56d 集光レンズ
108 画像形成部
55 fθレンズ
109 給紙部
202 電荷発生物質
203 電荷輸送物質
204 積層型感光層
204’ 単層型感光層
205 電荷発生層
206 電荷輸送層
208 下引き層(中間層)
Claims (7)
- 有機感光体と、前記有機感光体を帯電させる帯電手段と、帯電された前記有機感光体に対して露光を施す露光手段と、露光によって形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、現像された前記トナー像を記録材上に転写する転写手段と、転写された前記トナー像を記録材上に定着して画像を形成する定着手段と、前記有機感光体に残留するトナーを除去し回収するクリーニング手段を少なくとも備える画像形成ユニットが複数配列して設けられ、前記複数の画像形成ユニット毎に異なる色のトナーを用いて異なる色のトナー像を記録材上に順次重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置であり、
前記有機感光体が、導電性材料からなる導電性支持体上に、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層、または電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなり、前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層が、電荷輸送物質として、
副式(2):
[式中、
b、cおよびdは、同一または異なって、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいジアルキルアミノ基、置換基を有してもよいアリール基、ハロゲン原子または水素原子であり;
i、jおよびkは、同一または異なって、1〜5の整数であり、i、kまたはjが2以上のとき、対応する複数のb、cまたはdはそれぞれ同一でも異なってもよくかつそれらに結合する原子または原子団を介して互いに結合して環構造を形成してもよく;
Ar4およびAr5は、同一または異なって、水素原子、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルキル基または置換基を有してもよい1価の複素環残基であり、Ar4およびAr5は共に水素原子ではなく、それらに結合する原子または原子団を介して互いに結合して環構造を形成してもよく;
aは、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいジアルキルアミノ基、置換基を有してもよいアリール基、ハロゲン原子または水素原子であり;
mは、1〜6の整数であり、mが2以上のとき、複数のaは同一でも異なってもよくかつそれらに結合する原子または原子団を介して互いに結合して環構造を形成してもよい]
で示されるエナミン化合物と、
副式(II):
[式中、
Ar6、Ar7、Ar8およびAr9は、同一または異なって、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよいヘテロ原子含有シクロアルキル基または置換基を有してもよい1価の複素環残基であり;
Ar 10 およびAr11は、同一または異なって、置換基を有してもよいアリレン基または置換基を有してもよい2価の複素環残基である]
で示されるジアミン化合物とを含有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記副式(II)で示されるジアミン化合物が、構造式(III):
で示される請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記有機感光体が、導電性材料からなる導電性支持体上に、電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなる請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記有機感光体における前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層がバインダ樹脂を含有し、電荷輸送物質の重量Tとバインダ樹脂の重量Rとの比率T/Rが10/12〜10/30である請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
- 前記有機感光体の前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層における副式(II)のジアミン化合物の含有量が、電荷輸送物質に対して0.5重量%以上10重量%以下である請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成ユニットが、中間転写体を備える請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成ユニットの帯電手段が、接触帯電方式である請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007199834A JP4876038B2 (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007199834A JP4876038B2 (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009036908A JP2009036908A (ja) | 2009-02-19 |
| JP4876038B2 true JP4876038B2 (ja) | 2012-02-15 |
Family
ID=40438900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007199834A Active JP4876038B2 (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4876038B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5264321B2 (ja) * | 2008-06-30 | 2013-08-14 | シャープ株式会社 | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 |
| JP4871386B2 (ja) * | 2009-10-29 | 2012-02-08 | シャープ株式会社 | 電子写真感光体及びそれを用いた画像形成装置 |
| JP2018028642A (ja) * | 2016-08-19 | 2018-02-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0540358A (ja) * | 1991-08-07 | 1993-02-19 | Canon Inc | 電子写真感光体 |
| JPH05158258A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-25 | Sharp Corp | 電子写真感光体 |
| JP4101676B2 (ja) * | 2003-02-25 | 2008-06-18 | 株式会社リコー | 電子写真感光体、及び該電子写真感光体を用いた画像形成方法、画像形成装置、画像形成用プロセスカートリッジ |
| JP3947489B2 (ja) * | 2003-04-11 | 2007-07-18 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2006323310A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
-
2007
- 2007-07-31 JP JP2007199834A patent/JP4876038B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2009036908A (ja) | 2009-02-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4663768B2 (ja) | 電子写真感光体を備えた画像形成装置 | |
| JP5264321B2 (ja) | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
| CN101324761B (zh) | 含烯胺化合物的电子照相感光体,具有该感光体的图像形成装置,烯胺化合物及其制造方法 | |
| JP2009251365A (ja) | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
| JP5564805B2 (ja) | 電子写真感光体、並びにそれを用いた画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
| JP4876038B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2012128355A (ja) | 電子写真感光体およびそれを用いた画像形成装置 | |
| JP2016148766A (ja) | 電子写真感光体、その検査方法および電子写真感光体を備えた画像形成装置 | |
| JP2009098366A (ja) | トリアミン化合物を含有する電子写真感光体とそれを備えた画像形成装置およびトリアミン化合物とその製造方法 | |
| JP3947489B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP5150345B2 (ja) | 単層型電子写真感光体及びそれを備えた画像形成装置 | |
| JP4565019B2 (ja) | 単層型電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
| JP6436536B2 (ja) | 有機電子写真感光体およびそれを用いた画像形成装置 | |
| JP2006323310A (ja) | 画像形成装置 | |
| CN1619424B (zh) | 电子照相感光体和具有该感光体的图像形成装置 | |
| JP2011150247A (ja) | 電子写真感光体の評価方法、それを満足する電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
| JP2009014857A (ja) | トリアミン化合物を含有する電子写真感光体、およびそれを備える画像形成装置 | |
| JP4202963B2 (ja) | 電子写真感光体および画像形成装置 | |
| JP4982276B2 (ja) | ジアミン化合物を含有する電子写真感光体とそれを備えた画像形成装置 | |
| JP5610142B2 (ja) | 電子写真感光体、それを用いた電子写真方法、電子写真装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP2006047457A (ja) | クリーナーレス画像形成方法、クリーナーレス画像形成装置、プロセスカートリッジ、有機電子写真感光体 | |
| JP4961316B2 (ja) | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
| JP4084717B2 (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
| JP4441363B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP5434255B2 (ja) | 電子写真感光体、並びに該電子写真感光体を用いた電子写真方法、電子写真装置及びプロセスカートリッジ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091021 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110810 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110906 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111012 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111128 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4876038 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |