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JP4879066B2 - 水栓装置 - Google Patents
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JP4879066B2 - 水栓装置 - Google Patents

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Description

この発明は水栓装置に関し、詳しくは先端部に吐水口を有する吐水管と、カウンター等取付基体から起立する状態に設けられて、吐水管を支持する支持部とを備えた水栓装置に関する。
従来より、先端部に吐水口を有する吐水管と、カウンター等取付基体から起立する状態に設けられ、吐水管の基端部に回転可能に嵌合して吐水管を回転可能に支持する、下端に取付基体への取付用の開口の形成された支持部と、を有する水栓装置が所謂デッキタイプの水栓装置として広く使用されている。
図11はその具体例を示している。
同図において200は取付基体としてのカウンターで、202はカウンター200に設けられた取付穴である。
204は先端に吐水口206を有する吐水管で、208はカウンター200から起立する状態に設けられ、吐水管204を支持する支持部としての水栓本体である。
吐水管204には、基端部210に円筒状の内嵌合部212が、また水栓本体208には上端部214に筒状の外嵌合部216がそれぞれ設けられ、それら内嵌合部212と外嵌合部216とが回転可能に嵌合されている。
水栓本体208は、下端が取付用の開口218とされており、その開口218において取付装置220によりカウンター200に取り付けられるようになっている。
この水栓本体208はまた、その内部に取付用の開口218の上方空間222を有している。
図12に示しているように、吐水管204の基端部210には周方向に沿って基端部210を貫通する円弧形状の切欠き224が設けられている。
一方、水栓本体208の上端部214にはビス226用の径方向に貫通の雌ねじ孔228が設けられており、その雌ねじ孔228にビス226がねじ込まれている。
ビス226は先端部を内方に突出させており、その先端部が上記の切欠き224内に入り込んでいる。
吐水管204は、切欠き224内に先端部が入り込んだビス226によって水栓本体208から抜け止めされている。
また吐水管204は、水栓本体208に対する回転時において、切欠き224の両端縁のストッパ面230がビス226に当接することによって回転規制される。
即ち吐水管204は、切欠き224を設けた範囲内で水栓本体208に対して回転可能とされている。
しかしながらこの水栓装置の場合、吐水管204の回転範囲が一定であり、水栓装置の設置現場の状況に応じて、その回転範囲を変えることができないといった問題がある。
例えば水栓装置を流し台に取り付けるに際して、その取付位置がシンクの中央位置である場合と、右側に偏った位置である場合、或いは左側に偏った位置である場合とで吐水管204の適正な回転範囲が異なってくるが、図11に示す水栓装置では、そうした水栓装置の設置現場の状況に応じて吐水管204の回転範囲を適正な回転範囲に規制することができない。
この場合吐水管204がシンクから外れた位置まで回転してしまうことがあり、そうした回転位置で吐水口206から吐水が行われると、その吐水がシンク外に吐出されてしまうといった不具合を生ずる。
またこの図11に示す水栓装置の場合、吐水管204の抜止めのためのビス206が外部に露出した状態となって外観を悪化させてしまう。更にビス226頭部の工具係合用の係合溝に汚れが付着し易く、このこともまた外観を悪化させる要因となる。
下記特許文献1,特許文献2,特許文献3には、吐水管の回転範囲規制のためのビスが外部に露出して外観を悪化させる問題の解決を目的とした水栓装置が開示されている。
しかしながらこれら特許文献に開示のものは本発明とは解決手段の異なった別異のものであり、また特許文献1,特許文献3に開示のものでは、吐水管の回転範囲を水栓装置の設置現場の状況に応じて調節することのできないものである。
一方特許文献2に開示のものは、吐水管の回転範囲を調節可能となしているが、この特許文献2に開示のものでは、吐水管の回転範囲を変更し、調節するためには水栓装置を各部材に一旦分解しなければならず(バラさなければならず)、現場の状況に応じて且つ現場において吐水管の回転範囲を調節することのできないものである。
一方、特許文献4には吐水管の回転範囲を調節可能となし、且つ回転規制用のビスが外部に露出しない構造の水栓装置が開示されているが、この特許文献4に開示のものもまた吐水管の回転範囲を調節するに際し一旦水栓装置を各部材に分解しなければならず、従ってこの特許文献4に開示のものもまた、現場の状況に応じて且つ現場において吐水管の回転範囲を調節することのできないものである。
他方、吐水管の抜止めのための構成部材を外部に露出させないことを目的とした水栓装置が下記特許文献5,特許文献6に開示されている。
しかしながらこれら特許文献5,6に開示のものも本願発明とは解決手段の異なったものである。
特開平11−50498号公報 特開平10−88633号公報 実開平7−29369号公報 特開平9−13450号公報 特開平5−214749号公報 特開2004−169481号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、吐水管の回転範囲を規制するための構成部材を外部に露出させず、美観を良好とする水栓装置を提供することを目的としてなされたものである。
また本発明の他の目的は、水栓装置の設置現場の状況に応じて且つ設置現場において吐水管の回転範囲を調節可能とすることを目的とする。
更に本発明の他の目的は、吐水管の抜止めのための構成部材を外部に露出させず、水栓装置の美観を良好とすることを目的とする。
而して請求項1のものは、先端部に吐水口を有する吐水管と、カウンター等取付基体から起立する状態に設けられ、該吐水管の基端部に回転可能に嵌合して該吐水管を回転可能に支持する、下端に該取付基体への取付用の開口の形成された支持部と、を有する水栓装置において、前記吐水管の基端部に、該基端部とともに回転する吐水管側の回転ストッパを内側に突出する状態で設ける一方、前記支持部には、該回転ストッパの下方に且つ前記取付用の開口の上方空間の上側にストッパ取付部を設けて、該ストッパ取付部に、該支持部側の固定ストッパを上下向きに且つ上部が該ストッパ取付部から上方に突出する状態に取り付けて、該固定ストッパを前記回転ストッパに対し回転方向の所定位置で当接させることにより、前記吐水管を回転規制するようになしたことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記ストッパ取付部に、該ストッパ取付部を上下に貫通する挿通孔を設けて、前記固定ストッパを、前記空間から該挿通孔に上向きに挿通し、上部を前記ストッパ取付部から上方に突出させるようになしてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記固定ストッパが外周面に雄ねじを有するストッパボルトとなしてあるとともに、前記挿通孔には内周面に雌ねじを設け、該雄ねじと雌ねじとの螺合により該ストッパボルトを前記ストッパ取付部に取り付けるようになしてあることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記支持部には、前記固定ストッパとは別途に主ストッパが固定状態に設けてあり、該固定ストッパが前記吐水管の回転範囲の調節用として、該支持部側の第2の固定ストッパとして設けてあって、該固定ストッパが、前記回転ストッパが前記主ストッパに当接するまでの回転軌跡上の途中位置に配置してあり、該固定ストッパが、該回転ストッパに当接してストッパ作用をなすストッパ作用状態と、該回転ストッパに当接しないストッパ非作用状態とに状態切換可能となしてあることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項4において、前記固定ストッパが、上への位置移動によって上方への突出量を多くし、下への位置移動によって突出量を少なくするように上下に位置移動可能となしてあり、上への移動位置を前記回転ストッパに当接するストッパ作用状態、下への移動位置を該回転ストッパに当接しない非作用状態として、それらの間で状態切換可能となしてあることを特徴とする。
請求項6のものは、請求項5において、前記固定ストッパとストッパ取付部との間にスペーサを介装することによって、該固定ストッパを前記下への移動位置に位置決めし、該スペーサを外すことによって該固定ストッパを前記上への移動位置に位置決めするようになしてあることを特徴とする。
請求項7のものは、先端部に吐水口を有する吐水管と、カウンター等取付基体から起立する状態に設けられ、該吐水管の基端部に嵌合して該吐水管を支持する、下端に該取付基体への取付用の開口の形成された支持部と、を有する水栓装置において、前記基端部に筒状の内嵌合部を、前記支持部の対応する部分に筒状の外嵌合部を設けて、それら内嵌合部と外嵌合部とを互いに上下に嵌合するようになすとともに、該支持部には該内嵌合部の径方向内側で上向きに起立する弾性片を設けて、該弾性片の径方向外面と該内嵌合部の内面との一方に爪部を、他方に該爪部に係合する係合凹部を設けて、それら爪部と係合凹部とを上下の抜止方向に係合させるようになし、該支持部には、更に、前記弾性片の径方向内側部位に、該弾性片を該内側から径方向外方に支持して該弾性片の径方向内方への倒れ変形を防止するサポート部材を上向きに突出する状態に設けてあることを特徴とする。
請求項8のものは、請求項7において、前記サポート部材が軸形状をなすサポート軸にて構成してあるとともに、前記支持部には、前記取付用の開口の上方空間の上側に前記弾性片の取付部が設けてあって、該取付部に、該サポート軸を挿通する上下に貫通の挿通孔が設けてあり、該サポート軸を前記空間から該挿通孔に上向きに挿通して上部を該取付部から上方に突出させ、その該突出部分にて前記弾性片を径方向外方に支持するようになしてあることを特徴とする。
請求項9のものは、請求項8において、前記サポート軸が、前記吐水管の基端部に設けられて該基端部とともに回転する、内側に突出した形状の吐水管側の回転ストッパに対して当接し、該吐水管の回転範囲を規制する支持部材側の固定ストッパを兼ねて構成してあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように請求項1のものは、吐水管の基端部に、その基端部とともに回転する回転ストッパを内側に突出する状態で設ける一方、支持部には回転ストッパの下方に且つ取付用の開口の上方空間の上側にストッパ取付部を設けて、そのストッパ取付部に支持部側の固定ストッパを上方に突出する状態に取り付け、かかる固定ストッパを回転ストッパに当接させて、吐水管を回転規制するようになしたものである。
本発明によれば、吐水管の回転規制のための構成部材を外部に露出させず、従ってその回転規制のための構成部材が外部に露出することによる水栓装置の美観の悪化を防止して、水栓装置を良好な外観状態で設置することが可能となる。
また回転規制のための構成部材が外部に露出しないので、その構成部材に汚れが付着して外観を悪化させる問題も併せて解決することができる。
この請求項1の水栓装置では、固定ストッパを回転ストッパの回転方向に位置を変えて取り付けることができ、これにより吐水管の回転範囲を、その取付位置の変更に応じて変えることが可能である。
またこの固定ストッパの取付位置の変更は、吐水管と支持部とを分解することなく、支持部の開口及びその上方空間を通じて行うことが可能であり、従ってこの請求項1によれば、水栓装置の設置現場の状況に応じて且つ設置現場において吐水管の回転範囲の調節を行うことが可能である。
この場合において、上記ストッパ取付部に、これを上下に貫通する挿通孔を設けて、固定ストッパを支持部の下端の取付用の開口及びその上方空間から挿通孔に上向きに挿通し、上部をストッパ取付部から上方に突出させるようになしておくことができる(請求項2)。
この場合において、上記のように固定ストッパを回転ストッパの回転方向に位置を変えて取り付けることで吐水管の回転範囲を変更するには、かかる挿通孔をその回転方向の複数個所に用意しておき、何れかを選択して固定ストッパを挿通孔に挿通するようになすことができる。
更にこの場合において、固定ストッパを外周面に雄ねじを有するストッパボルトとなし、また挿通孔には内周面に雌ねじを設けて、雄ねじと雌ねじとの螺合により、ストッパボルトをストッパ取付部に取り付けるようになしておくことができる(請求項3)。
次に請求項4は、上記支持部に、上記固定ストッパとは別途に主ストッパを固定状態に設けて、固定ストッパを吐水管の回転範囲の調節用として支持部側の第2の固定ストッパとして設け、かかる固定ストッパを、回転ストッパが主ストッパに当接するまでの回転軌跡上の途中位置に配置して、固定ストッパを回転ストッパに当接してストッパ作用をなすストッパ作用状態と、回転ストッパに当接しないストッパ非作用状態とに状態切換え可能となしたものである。
この請求項4によれば、単に固定ストッパをストッパ作用状態と非作用状態とに状態切換するだけで、簡単に吐水管の回転範囲を調節することが可能となる。
またこの固定ストッパの状態切換えの操作は、吐水管と支持部とを分解することなく、支持部における下端の開口及びその上方空間を通じて行うことができ、設置現場において簡単にその作業を行うことが可能である。
この場合において、固定ストッパを上への位置移動によって上方への突出量を多くし、下への位置移動によって突出量を少なくするように上下に位置移動可能となし、上への移動位置をストッパ作用状態、下への移動位置を非作用状態として、それらの間で状態切換え可能となしておくことができる(請求項5)。
このようにすれば、固定ストッパをストッパ取付部に取り付けた状態のまま、これを上,下に位置移動させるだけで簡単に吐水管の回転範囲の調節を行うことができる。
またこの場合において固定ストッパとストッパ取付部との間にスペーサを介挿することで、固定ストッパを下への移動位置に位置決めし、またスペーサを外すことによって固定ストッパを上への移動軸に位置決めするようになすことができる(請求項6)。
このようにしておけば、スペーサを脱着するだけで簡単に固定ストッパを上への移動位置と、下への移動位置とに位置決めでき、ストッパ作用状態と非作用状態とに状態切換えすることができる。
次に請求項7は、吐水管の基端部に筒状の内嵌合部を、支持部に筒状の外嵌合部を設けて、それらを上下に嵌合するようになすとともに、支持部には内嵌合部の径方向内側で上向きに起立する弾性片を設けて、その弾性片の径方向外面と内嵌合部の内面との一方に爪部を、他方に係合凹部を設けて、それらを上下の抜止め方向に係合させるようになし、更に支持部には弾性片の径方向内側部位で弾性片の径方向内方への倒れ変形を防止するサポート部材を上向きに突出する状態に設けたものである。
この請求項7の水栓装置では、吐水管の基端部の内嵌合部を、支持部の外嵌合部に上下に嵌合して、支持部の弾性片と内嵌合部とに設けた爪部と係合凹部とを係合させ、更に弾性片の倒れ変形を防止するサポート部材を設けておくだけで、簡単な構造で吐水管の抜止め構造を構築することができる。
またこの請求項7においては、吐水管の抜止めのための構成材を、吐水管及び支持部の内部に隠蔽状態に設けておくことができ、従ってこの請求項7によれば、抜止めのための構成部材が外部に露出することによる外観の悪化を生じず、水栓装置を良好な外観状態で設置することが可能となる。
請求項8は、サポート部材をサポート軸にて構成するとともに、支持部には取付用の開口の上方空間の上側に弾性片の取付部を設けて、その取付部に挿通孔を設け、サポート軸を上記空間から挿通孔に上向きに挿通して上部を取付部から上方に突出させ、その突出部分にて弾性片を径方向外方に支持するようになしたもので、この請求項8によれば、支持部の下端の開口及びその上方空間を通じてサポート軸を挿通孔に抜き差しすることができる。
従ってこの請求項8によれば、サポート軸を抜き出した状態の下で、吐水管の基端部の内嵌合部と支持部の外嵌合部とを、支持部側の弾性片の径方向内方への弾性変形、即ち倒れ変形を伴って上下方向に嵌め合せるとともに、弾性片と内嵌合部とに設けた爪部と係合凹部とを抜止め方向に係合状態とすることができる。
但しこの状態では、吐水管に対し上向きに引抜力が働くと、弾性爪が内向きに倒れ変形することによって、爪部と係合凹部との係合が外れてしまい、吐水管が支持部から上方に抜けてしまう。
ここにおいてサポート軸を挿通孔に挿通して、上部を弾性片の径方向内方に位置させ、かかるサポート軸の上部にて弾性片の径方向内方への倒れ変形を防止することで、吐水管を支持部に対し抜止状態に強固に連結することができる。
而してこのサポート軸は、支持部の下端の開口及びその上方空間を通じて挿通孔に挿通し、取付部に取り付け可能であるため、吐水管と支持部との連結を簡単に行うことができる。
またメンテナンス等のために吐水管と支持部とを分離する必要が生じた場合には、サポート軸を挿通孔から下向きに抜き出すことで、簡単に吐水管を支持部から引き抜き、それらを分離することが可能である。
この場合においてかかるサポート軸は、請求項9に従って吐水管の回転規制のための支持部側の固定ストッパを兼ねて構成しておくことができる。
このようにすれば、吐水管の抜止め及び回転規制のための構成部材の部材点数を少なくし得、且つ抜止め及び回転規制のための構造を簡素化することができる利点が得られる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は流し台のカウンター(取付基体)12から起立する状態に設けられた水栓装置で、吐水管14と、その支持部をなす水栓本体16とを有している。
流し台にはシンク18が備えられており、また図2に示しているようにカウンター12には、水栓装置10を取り付けるための取付穴20が設けられている。
吐水管14は、図1に示しているように概略逆U字状の曲り形状をなすグースネック状のもので、先端に吐水口22を有し、またその上面に吐,止水のための操作部24,26が設けられている。
図2に示しているように、水栓本体16の下端部は円筒部27とされ、この円筒部27の下端が水栓装置10、詳しくは水栓本体16をカウンター12に取り付けるための取付用の開口28とされている。
水栓本体16はこの開口28において、図2に示す取付装置30によりカウンター12に取付固定されている。
尚、31は円筒部27の内側の、開口28の上方空間を表している。
水栓本体16には、上下方向の中間部に湯水の混合部32が設けられており、この混合部32に温調ハンドル(温度調節ハンドル)34が連結されている。
この水栓装置10では、混合部32で水と湯とが混合され、またその混合比率が温調ハンドル34の操作により調節される。
尚、図2において36は混合部32に対して水,湯をそれぞれ供給するサプライ管で、これらサプライ管36を通じて供給された水と湯とが混合部32で混合され、その混合水が図示を省略する流出管を通じて混合部32から流出する。
流出した混合水は、可撓性のホース38を通じて上記吐水管14の吐水口22へと送られる。
吐水管14の基端部40には、図3及び図4〜図6に示しているように円筒状をなす内嵌合部42が設けられており、また図2に示すように水栓本体16の上端部は円筒状をなす外嵌合部44とされていて、それら内嵌合部42と外嵌合部44とが回転可能に嵌合されている。
ここで内嵌合部42には上,下に環状溝46,48が形成されていて、そこに図2及び図4〜図6に示すスリップリング50,52が装着されている。
尚、吐水管14における基端部40には水栓本体16の上端面に当接するフランジ部54が備えられている。
図3に示しているように、内嵌合部42の上壁部56に、周方向即ち吐水管14の回転方向に所定間隔を隔てて、一対のストッパ軸58が下向きに突出する状態で設けられている。
ここで一対のストッパ軸58は、吐水管14の基端部40とともに回転する回転ストッパとしてのものである。
これらストッパ軸58のそれぞれには、図3の部分拡大図に示しているように上端部に雄ねじ60が設けられており、この雄ねじ60において、上壁部56の雌ねじ孔62にこれらストッパ軸58がねじ込み固定されている。
これらストッパ軸58の下端面には、工具を係合させて回転操作するための係合溝64が設けられている。
図3の部分拡大図に明らかに示しているように、内嵌合部42の上下中間位置には、その内周面に沿って円環状をなす係合凹部66が設けられている。
この係合凹部66は、後述の弾性片88の爪部92を係入させて、かかる爪部92と軸方向に係合する部分である。
一方、吐水管14の支持部をなす水栓本体16には、上記ストッパ軸58の下側に台座部68が設けられており、この台座部68の上面に、吐水管14と水栓本体16とを連結する、それら吐水管14及び水栓本体16とは別体なす連結部材70が取付固定されている。
この連結部材70は、その底部に板状をなす固定部72を有している。
固定部72には、ビス74を挿通する貫通の挿通孔76が設けられており、連結部材70は、ビス74をこの挿通孔76を挿通して台座部68の雌ねじ孔78に下向きにねじ込むことで台座部68上に固定される。
尚、図4に明らかに示しているように台座部68には、略中心部に上記ホース38を挿通する、上下に貫通のガイド孔80が設けてある。
連結部材70の固定部72にはまた、後述のストッパボルト94を図中下方から上向きに挿通するための、貫通の挿通孔82が設けられている。
更にこの連結部材70は、板状の固定部72の略中央部から上向きに立ち上がるホースガイド84,固定部72の周縁部において上向きに立ち上がるストッパ片(主ストッパ)86、及びストッパ片86の両側において同じく固定部72の周縁部から立ち上がる一対の弾性片88を固定部72と一体に有している。
ここでホースガイド84は、上記ホース38を位置決めしガイドする働きをなす。
またストッパ片86は、吐水管14を回転規制するもので、板状の固定部72の周縁に沿って円弧状をなしており、周方向の両端面を固定のストッパ面90となして、これを吐水管14側の上記ストッパ軸58に当接させ、吐水管14を回転規制する。
上記一対の弾性片88は径方向内方に弾性変形可能であって、その外面(径方向外面)に爪部92が一体に形成されている。
ここで爪部92は、弾性片88の周方向全幅に亘って形成されている。
上記水栓本体16における台座部68は、水栓本体16側の第2の固定ストッパとなるストッパボルト(固定ストッパ)94、及び上記弾性片88を備えた連結部材70の取付部(即ちストッパ取付部兼弾性片取付部)となるもので、図4に示しているように一対のストッパボルト94を、図中下方から上向きに挿通するための貫通の一対の雌ねじ孔(挿通孔)96が、この台座部68に設けられている。
そしてこの雌ねじ孔96にストッパボルト94が図中下方から上向きにねじ込まれ、それらストッパボルト94が台座部68に保持されている。
尚この実施形態では、これらストッパボルト94は吐水管14の回転範囲の調節用として設けられている。
これらストッパボルト94は雌ねじ孔96よりも長く、その上部が台座部68より所定量上向きに突出する状態で、雌ねじ孔96にねじ込まれている。
ここで一対のストッパボルト94は、図7〜図9に示しているように上記吐水管14側のストッパ軸58が、連結部材70のストッパ片86におけるストッパ面90に当接するまでの回転範囲の回転軌跡の途中位置に配置してある。
これら一対のストッパボルト94は、雌ねじ孔96へのねじ込み量を多く又は少なくすることによって、台座部68に対し上下に位置移動可能であり、そして上への位置移動によって台座部68からの突出量を多くする。即ち突出高さを高くする。
また下への位置移動によって、台座部68からの突出量を少なくする。即ち突出高さを低くする。
而して上への移動位置が、台座部68からの突出部を吐水管14側のストッパ軸58に当接させてストッパ作用を行い、吐水管14の回転範囲を規制するストッパ作用状態であり、また下への移動位置が、吐水管14側のストッパ軸58に対し当接させず、吐水管14を回転規制しない非作用状態であり、かかる一対のストッパボルト94は、雌ねじ孔96へのねじ込み量を多く又は少なくすることによって、ストッパ作用状態と非作用状態とに状態切換可能となしてある。
図4において、98はストッパボルト94の頭部100と、台座部68との間に介装されたスペーサで、このスペーサ98を頭部100と台座部68との間に介装した状態が、ストッパボルト94が下への移動位置にある状態である。
即ちスペーサ98は、ストッパボルト94を非作用状態としての下への移動位置に位置決めする働きをなしている。
尚スペーサ98は、ストッパボルト94を雌ねじ孔96から抜き取ることなく、ストッパボルト94に対し軸直角方向に脱着可能である。
但しかかるスペーサ98を円筒形状となしておいて、ストッパボルト94を雌ねじ孔96から抜き取ることによって、脱着するようになしておくことも可能である。
図5はスペーサ98を取り外して、ストッパボルト94を一杯まで(頭部100が台座部68に当る位置まで)図中上向きにねじ込んだ状態、即ちストッパボルト94を上への移動位置に位置させた状態を表している。
この状態が、吐水管14側のストッパ軸58に対しストッパボルト94が当接し、ストッパ作用をなすストッパ作用状態である。
また図6は、一方の(図中右側の)ストッパボルト94のみを上の移動位置に位置させ、今一方の(図中左側の)ストッパボルト94を下への移動位置に位置させた状態を表している。
この場合一方のストッパボルト94だけがストッパ作用を行い、今一方のストッパボルト94はストッパ作用を行わない状態である。
本実施形態において、吐水管14と水栓本体16との連結は次のようにして行う。
即ち、一対のストッパボルト94を図中下向きに取り外しておき、又はストッパボルト94の上部が台座部68から突き出さない位置まで下げておき、その状態で吐水管14の内嵌合部42を、水栓本体16の外嵌合部44に図中下向きに挿し込み、それらを嵌め合せる。
このとき、内嵌合部42の下向きの嵌込みによって、図3及び図4〜図6に示す連結部材70の弾性片88が径方向内向きに弾性変形し、内嵌合部42の下部が弾性片88の爪部92を図中下向きに通過するのを許容する。
そして下部が爪部92を通過したところで弾性片88が元の形状に復帰して、その外面の爪部92が内嵌合部42の円環状の係合部66に弾性的に係合した状態となる。
この状態で再び吐水管14に対し上向きの引抜力が働くと、吐水管14が水栓本体16から抜け出てしまうが、この実施形態ではこれを防止するために、内嵌合部42を外嵌合部44に下向きに嵌め込み互いに嵌合させた状態とした後において、一対のストッパボルト94を、台座部68の雌ねじ孔96に図中下方から上向きにねじ込み又はねじ込み量を多くして、その上部を弾性片88の径方向内側に位置させる。
このとき、一対のストッパボルト94の台座部68から上方に突き出した上部は、一対の弾性片88のそれぞれを径方向内方から外方に向けて支持し、一対の弾性片88が径方向内方に弾性変形によって倒れ変形するのを阻止する。
即ちこの実施形態では、一対のストッパボルト94が、弾性片88が径方向内方に倒れ変形するのを阻止するサポート部材を兼ねている。
従ってストッパボルト94を雌ねじ孔96にねじ込み、その上部を台座部68から突出させた状態の下では、弾性片88は径方向内向きに弾性変形することができず、従って吐水管14に対し上向きの引抜力が働いても、弾性片88の爪部92と吐水管14における内嵌合部42の係合凹部66との係合は外れず、従って吐水管14は水栓本体16から抜け防止される。
即ちこの実施形態では、吐水管14と水栓本体16とを組み付けるに際して、吐水管14の内嵌合部42を水栓本体16の外嵌合部44に対し簡単に下向きに挿し込み、それらを互いに嵌合することができる一方で、ストッパボルト94のねじ込みにより以後は確実に吐水管14が水栓本体16から抜け防止される。
図7〜図9は、本実施形態の水栓装置10の吐水管14に対する回転規制の作用を表わしている。
先ず図7は、図4におけるスペーサ98を取り外して、ストッパボルト94を一杯まで上向きに突き出させた場合(図5参照)のストッパ作用を示したもので、このときには吐水管14を図7において時計方向に回転させると、吐水管14側の一対のストッパ軸58のうち、図中下側の一方のストッパ軸58が、対応する図中下側の一方のストッパボルト94に当接することで、吐水管14がそこで回転規制される。
このときの吐水管14の回転可能な範囲は、ここでは15°の角度範囲である。
一方、吐水管14を上記とは逆に反時計方向に回転させると、今度は吐水管14側の図中上側の他方のストッパ軸58が、対応する図中上側の他方のストッパボルト94に当接することによって、そこで吐水管14が回転規制される。このときの吐水管14の回転可能な範囲もここでは15°である。
即ち図5及び図7に示す状態では、吐水管14側のストッパ軸58は、回転に伴って連結部材70に設けられた第1の固定ストッパとしてのストッパ片86に当接することはなく、一対の第2の固定ストッパとしてのストッパボルト94に対してだけ当接し、それらによって回転規制される。
図8は一対のストッパボルト94を図4に示す状態、即ちそれらの何れをもスペーサ98によって下への移動位置に位置決めし、一対のストッパボルト94の何れをもストッパとして働かせない場合の、吐水管14の回転規制の作用を表わしたものである。
この状態では、吐水管14を図中時計方向に回転させると、吐水管14側の一対のストッパ軸58のうち、図中下側のストッパ軸58は、対応する図中下側のストッパボルト94を通過して更に回転し、そして連結部材70のストッパ片86の図中下側のストッパ面90に当接することで、そこで吐水管14の回転が規制される。
このときの吐水管14の回転範囲(回転角度θ)は、ここでは75°である。
尚、θは吐水管14が全回転範囲の丁度中央位置から、最も時計方向に回転したときの回転角度を表わしている。
一方、吐水管14を図8(B)の矢印で示しているように反時計方向に回転させると、今度は図中上側の吐水管14側のストッパ軸58が、同じく対応する図中上側のストッパボルト94を通過して、ストッパ片86の図中上側のストッパ面90に当接し、ここにおいて吐水管14の図8中反時計方向の回転が規制される。
このときの吐水管14の中央位置からの回転角度もθとなる(θはここでは75°である)。
図9は、一対のストッパボルト94が図6に示す状態であるときの、吐水管14の回転規制の作用を表わしたものである。
この状態では、図9において吐水管14を図中時計方向に回転させると、図中下側の吐水管14のストッパ軸58が、対応する図中下側のストッパボルト94を通過して、ストッパ片86のストッパ面90に当接し、そこで吐水管14の回転が規制される。
このときの回転角度はθの75°となる。
逆に吐水管14を図9(B)において反時計方向に回転させると、このときには図中上側のストッパ軸58が、上への移動位置即ちストッパ作用状態にあるストッパボルト94に当接することで、そこで吐水管14の回転が規制される。
このときの吐水管14の中央位置(中立位置)からの回転角度θは、ここでは15°である。
即ち図6に示す状態では、吐水管14は、図9中時計方向にはθの75°の回転が可能であり、また逆方向の反時計方向の回転ではθの15°だけ回転が可能である。
但しこの実施形態では、一対のストッパボルト94の何れをも、図5及び図7に示すようにしてストッパ作用を行わせることはなく、何れか一方のストッパボルト94だけをストッパとして作用させるように使用する。
尚図示は省略したが、図6において図中左側のストッパボルト94を、スペーサ98を外して一杯まで図中上向きにねじ込み、また右側のストッパボルト94と台座部68との間にスペーサ98を装着状態として、右側のストッパボルト94を下への移動位置に位置させたときには、吐水管14は、図9において時計方向への回転がθの15°だけ許容され、逆方向の反時計方向にはθの75°まで回転が可能となる。
図10は本実施形態の水栓装置の使用例を示している。
図10(A)は、水栓装置10をシンク18の左右方向の中央位置に設置した場合の例で、このときには一対のストッパボルト94を図4に示す状態としておく。このときには吐水管14は、シンク18の左右方向の中央位置から、右方向と左方向とのそれぞれに75°まで左右対称に回転可能となる。
図10(B)は、水栓装置10をシンク18の左右方向の右側に偏った位置に設置した場合の例で、このときには一対のストッパボルト94を図6に示した状態とする。このときには図9で説明したように吐水管14は左方向(時計方向)に75°、右方向(反時計方向)に15°だけ回転可能である。
この図10(B)に示す状態において、吐水管14が右方向に75°まで回転可能であると、吐水管14の先端の吐水口22がシンク18から側方に外れてしまい、その状態で吐水が行われると、その吐水がシンク18から外に吐出されてしまう不都合を生じる。
しかるに本実施形態によればこうした不都合の発生を防止することができる。
他方図10(C)は、水栓装置10がシンク18の中央から左側に偏った位置に設置された場合の例で、このときには一対のストッパボルト94を図6に示した状態と異なって、同図中左側のストッパボルト94を上向きに一杯までねじ込み、右側のストッパボルト94をスペーサ98によって下の移動位置に位置決めし、図中左側のストッパボルト94だけを働かせて吐水管14の回転範囲を行う。
このときには、吐水管14は左方向には15°までしか回転できず、また逆方向の右方向には75°まで回転することが可能である。
この図10(C)に示す状態の場合にも、吐水管10が左方向に75°まで一杯に回転できると、その最大回転状態で吐水口22がシンク18から側方(左側方)に外れてしまい、吐水がシンク18外に吐出されてしまう不都合を生じる。
しかるに本実施形態によれば、こうした不都合の発生を防止することができる。
以上のような本実施形態によれば、吐水管14の回転規制のための構成部材を外部に露出させず、従ってその回転規制のための構成部材が外部に露出することによる水栓装置10の美観の悪化を防止して、水栓装置10を良好な外観状態で設置することが可能となる。
また回転規制のための構成部材が外部に露出しないので、その構成部材に汚れが付着して外観を悪化させる問題も併せて解決することができる。
また本実施形態によれば、単にストッパボルト94をストッパ作用状態と非作用状態とに状態切換するだけで、簡単に吐水管14の回転範囲を調節することができる。
しかもストッパボルト94の状態切換えの操作は、吐水管14と水栓本体16とを分解することなく、水栓本体16における下端の開口及びその上方空間31を通じて行うことができ、水栓装置10の設置現場の状況に応じて且つ設置現場において簡単にその作業を行うことができる。
加えてこの実施形態では、スペーサ98を脱着するだけで簡単にストッパボルト94を、上への移動位置と下への移動位置に位置決めでき、ストッパ作用状態と非作用状態とに状態切換えすることができる。
更に本実施形態によれば、吐水管14の基端部40の内嵌合部42を、水栓本体16の外嵌合部44に上下に嵌合して、水栓本体16に設けた弾性片88と内嵌合部42とに設けた爪部92と係合凹部66とを係合させ、更にサポート部材としてのストッパボルト94を上向きに大きく突き出して弾性片88を内側から支えるようにするだけで、簡単に吐水管14と水栓本体16とを抜止状態に連結することができる。
また、吐水管14の抜止めのための構成部材を、吐水管14及び水栓本体16の内部に隠蔽状態に設けておくことができるため、抜止めのための構成部材が外部に露出することによる外観の悪化を生じず、水栓装置10を良好な外観状態で設置することが可能となる。
更に本実施形態では、メンテナンス等のために吐水管14と水栓本体16とを分離する必要が生じた場合には、ストッパボルト94を雌ねじ孔96から下向きに抜き出すことで、簡単に吐水管14を水栓本体16から引き抜き、それらを分離することができる。
また吐水管14の回転規制のためのストッパボルト94が、吐水管14の抜止めのためのサポート部材を兼ねて構成してあるため、吐水管14の抜止め及び回転規制のための構成部材の部材点数を少なくし得、且つそれらの構造を簡素化することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば上記実施形態では、ストッパボルト94の他に第1の固定ストッパとしてのストッパ片86(主ストッパ)を設け、ストッパボルト94を吐水管14の回転範囲の調節用の第2の固定ストッパとして用いているが、本発明ではストッパ片86を設けずに一対のストッパボルト94を水栓本体側の第1の主の固定ストッパとして用い、それら一対のストッパボルト94のそれぞれによって、吐水管14の回転範囲を規制するようになすことも可能である。
この場合において、ストッパボルト94の取付位置を周方向の異なった位置、即ち吐水管14の回転方向の異なった位置に位置変更することで、吐水管14の回転範囲を調節するようになすことも可能である。
その際、雌ねじ孔(挿通孔)96を回転方向の複数個所に用意しておき、何れかを選択してストッパボルト94をそこにねじ込むことで、ストッパボルト94の取付位置を変更するようになすことができる。
また本発明では、図3のストッパ片96に代えて、上記一対のストッパボルト94の他に、更に別のストッパボルトを同様の構造で設け、その別途のストッパボルトを、水栓本体16側の即ち支持部側の第1の固定ストッパとして用いるようになすといったことも可能である。
更に本発明では回転範囲の調節用の第2の固定ストッパを、ストッパボルト94にて構成しているが、かかる第2の固定ストッパをストッパボルト94以外のストッパ軸或いは軸以外の形態で構成することも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態である水栓装置をカウンターに取り付けた外観状態で示した図である。 図1に示した水栓装置の要部縦断面図である。 同実施形態における吐水管と水栓本体との接続部分を分解して示した図である。 同実施形態の吐水管と水栓本体との接続部分を示す縦断面図である。 図4とはストッパボルトの位置を異ならせた状態の図である。 図4,図5とはストッパボルトの位置を異ならせた状態の図である。 図5のVII−VII視横断面図である。 図4に示すストッパボルトの位置における吐水管に対する回転規制の作用を示した説明図である。 図6に示すストッパボルトの移動位置における吐水管に対する回転規制の作用を示した説明図である。 本実施形態の水栓装置の使用例を示す図である。 従来の水栓装置の一例を示す図である。 図11の水栓装置における吐水管の接続部分を分解して示した図である。
符号の説明
10 水栓装置
12 カウンター
14 吐水管
16 水栓本体
22 吐水口
28 開口
31 上方空間
40 基端部
42 内嵌合部
44 外嵌合部
58 ストッパ軸(回転ストッパ)
66 係合凹部
68 台座部
86 ストッパ片(主ストッパ)
88 弾性片
92 爪部
94 ストッパボルト(固定ストッパ)
96 雌ねじ孔(挿通孔)
98 スペーサ

Claims (9)

  1. 先端部に吐水口を有する吐水管と、カウンター等取付基体から起立する状態に設けられ、該吐水管の基端部に回転可能に嵌合して該吐水管を回転可能に支持する、下端に該取付基体への取付用の開口の形成された支持部と、を有する水栓装置において
    前記吐水管の基端部に、該基端部とともに回転する吐水管側の回転ストッパを内側に突出する状態で設ける一方、前記支持部には、該回転ストッパの下方に且つ前記取付用の開口の上方空間の上側にストッパ取付部を設けて、該ストッパ取付部に、該支持部側の固定ストッパを上下向きに且つ上部が該ストッパ取付部から上方に突出する状態に取り付けて、該固定ストッパを前記回転ストッパに対し回転方向の所定位置で当接させることにより、前記吐水管を回転規制するようになしたことを特徴とする水栓装置。
  2. 請求項1において、前記ストッパ取付部に、該ストッパ取付部を上下に貫通する挿通孔を設けて、前記固定ストッパを、前記空間から該挿通孔に上向きに挿通し、上部を前記ストッパ取付部から上方に突出させるようになしてあることを特徴とする水栓装置。
  3. 請求項2において、前記固定ストッパが外周面に雄ねじを有するストッパボルトとなしてあるとともに、前記挿通孔には内周面に雌ねじを設け、該雄ねじと雌ねじとの螺合により該ストッパボルトを前記ストッパ取付部に取り付けるようになしてあることを特徴とする水栓装置。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記支持部には、前記固定ストッパとは別途に主ストッパが固定状態に設けてあり、該固定ストッパが前記吐水管の回転範囲の調節用として、該支持部側の第2の固定ストッパとして設けてあって、該固定ストッパが、前記回転ストッパが前記主ストッパに当接するまでの回転軌跡上の途中位置に配置してあり、該固定ストッパが、該回転ストッパに当接してストッパ作用をなすストッパ作用状態と、該回転ストッパに当接しないストッパ非作用状態とに状態切換可能となしてあることを特徴とする水栓装置。
  5. 請求項4において、前記固定ストッパが、上への位置移動によって上方への突出量を多くし、下への位置移動によって突出量を少なくするように上下に位置移動可能となしてあり、上への移動位置を前記回転ストッパに当接するストッパ作用状態、下への移動位置を該回転ストッパに当接しない非作用状態として、それらの間で状態切換可能となしてあることを特徴とする水栓装置。
  6. 請求項5において、前記固定ストッパとストッパ取付部との間にスペーサを介装することによって、該固定ストッパを前記下への移動位置に位置決めし、該スペーサを外すことによって該固定ストッパを前記上への移動位置に位置決めするようになしてあることを特徴とする水栓装置。
  7. 先端部に吐水口を有する吐水管と、カウンター等取付基体から起立する状態に設けられ、該吐水管の基端部に嵌合して該吐水管を支持する、下端に該取付基体への取付用の開口の形成された支持部と、を有する水栓装置において
    前記基端部に筒状の内嵌合部を、前記支持部の対応する部分に筒状の外嵌合部を設けて、それら内嵌合部と外嵌合部とを互いに上下に嵌合するようになすとともに、該支持部には該内嵌合部の径方向内側で上向きに起立する弾性片を設けて、該弾性片の径方向外面と該内嵌合部の内面との一方に爪部を、他方に該爪部に係合する係合凹部を設けて、それら爪部と係合凹部とを上下の抜止方向に係合させるようになし、
    該支持部には、更に、前記弾性片の径方向内側部位に、該弾性片を該内側から径方向外方に支持して該弾性片の径方向内方への倒れ変形を防止するサポート部材を上向きに突出する状態に設けてあることを特徴とする水栓装置。
  8. 請求項7において、前記サポート部材が軸形状をなすサポート軸にて構成してあるとともに、前記支持部には、前記取付用の開口の上方空間の上側に前記弾性片の取付部が設けてあって、該取付部に、該サポート軸を挿通する上下に貫通の挿通孔が設けてあり、該サポート軸を前記空間から該挿通孔に上向きに挿通して上部を該取付部から上方に突出させ、その該突出部分にて前記弾性片を径方向外方に支持するようになしてあることを特徴とする水栓装置。
  9. 請求項8において、前記サポート軸が、前記吐水管の基端部に設けられて該基端部とともに回転する、内側に突出した形状の吐水管側の回転ストッパに対して当接し、該吐水管の回転範囲を規制する支持部材側の固定ストッパを兼ねて構成してあることを特徴とする水栓装置。
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