JP4880402B2 - クローラ式走行装置 - Google Patents
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Description
また、クローラベルトを案内する接地転輪の構造は、トラックフレームから延出された支軸に対して二つのベアリングを介して接地転輪のボス部を外嵌装着するとともに、ボス部の左右端部から大径の左右接地転輪部を立設して構成されている(特許文献2)。
上記した場合、テンション輪が小径であれば、クローラベルトのテンション輪での案内角度が十分に確保できず、クローラベルトが急角度で折り曲げられることとなり、クローラベルトが傷み易くなる虞があった。
また、テンション輪と接地転輪との間隔を大きく採る場合には、接地転輪の設置個数が少なくなり、クローラベルトの接地長が十分確保できない、と言った問題がある。
このような点を考慮して、テンション輪を大径のもので、接地転輪に近接する状態で配置した構成を採るとすると、クローラベルト等をメインテナンスの為に取外す際に、テンション輪によるテンション力を解除する為に、テンション輪を接地転輪側に引退させようとしても困難となるところから、テンション輪を取り外す等の措置を必要とし、作業が煩雑になる虞もあった。
請求項1に係る発明の特徴構成は、接地転輪によってガイドされるクローラベルトに対してテンション力を付与するテンション輪を、テンション力を付与する作用位置とテンション力を解除する非作用位置とに切り換え可能に構成し、前記接地転輪のボス部を機体フレームに軸支することによって、前記接地転輪を遊転自在に支持し、前記接地転輪における支軸に対して外嵌支持されるボス部に一対の大径の接地転輪部を形成し、両接地転輪部間に位置すべく前記テンション輪を前記両接地転輪部間に入り込み移動させて、前記テンション輪を前記非作用位置に位置させるべく構成し、前記接地転輪における支軸に対して外嵌支持されるボス部を、中間小径部と、その中間小径部の両側方に位置し、前記中間小径部の外径よりも大きな外径を有しかつ前記中間小径部の内径よりも大きな内径を有する大径ベアリング保持部とで構成し、前記各大径ベアリング保持部の前記中間小径部が位置する側の端部より前記大径ベアリング保持部の径方向外側に向けて円盤状の基端部を延出し、前記各基端部の先端から前記接地転輪の横外側向き及び前記支軸の軸線方向に前記接地転輪部を延出し、前記両接地転輪部間の間隔を前記テンション輪の幅より大きくし、前記両基端部のうちの機体横外側の基端部の前記両接地転輪部間に位置する側の側面と前記中間小径部の外周面とが断面円弧状の曲面で接続して横外側角部が形成されるとともに、前記両基端部のうちの機体横内側の基端部の前記両接地転輪部間に位置する側の側面と前記中間小径部の外周面とが断面円弧状の曲面で接続して横内側角部が形成され、前記横外側角部と前記横内側角部との間の機体横幅方向での中心から前記両大径ベアリング保持部のうちの機体横外側の大径ベアリング保持部と前記支軸の間に保持される横外側のベアリングの前記両接地転輪部間側の端までの距離が、前記機体横幅方向での中心から前記両大径ベアリング保持部のうちの機体横内側の大径ベアリング保持部と前記支軸の間に保持される横内側のベアリングの前記両接地転輪部間側の端までの距離より大となるように、前記横外側のベアリング及び前記横内側のベアリングを前記機体横幅方向での中心に対して機体横幅方向に非対称に配置するとともに、前記横外側のベアリングの前記両接地転輪部間側の端が、前記横外側角部の機体横外側端より機体横外側に位置するように、前記横外側のベアリングを配置してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
接地転輪として支軸に外嵌されるボス部とそのボス部に一対の大径の接地転輪部を立設する構成を採っているので、両大径の接地転輪部の間に空き空間が形成される。この点に着目して、非作用位置においてテンション輪を両大径の接地転輪部間に入り込み位置させることとした。
これによって、クローラベルトのテンション力を十分に解除できるとともに、テンション輪を取り外す必要はなく、かつ、テンション輪として大径のもので接地転輪とテンション輪とを近接する状態でも配置することができたのである。
ボス部を二つに構成し、ベアリングを保持する部分は、大径の接地転輪部の内側の空き空間部分に形成することができて、そのベアリング保持部も大径のものとし、かつ、両大径の接地転輪部間に位置する中間小径部は小径のものに構成して、テンション輪が両大径の接地転輪部間に入り込み易くしてある。
このように、ベアリングを保持する部分を大径化できたので、ベアリングの仕様等を変更せずに、ボス部の小径化を達成できたのである。
請求項2に係る発明の特徴構成は、請求項1に係る発明において、前記両接地転輪部のうちの機体横外側の接地転輪部の接地幅を、前記両接地転輪部のうちの機体横内側の接地転輪部の接地幅より広く設定してある点にある。
請求項3に係る発明の特徴構成は、請求項1又は2に係る発明において、前記両接地転輪部のうちの機体横外側の接地転輪部の接地転輪半径方向での肉厚を、前記両接地転輪部のうちの機体横内側の接地転輪部の接地転輪半径方向での肉厚より厚く設定してある点にある。
請求項4に係る発明の特徴構成は、請求項1〜3のいずれか一つに係る発明において、前記支軸がトラックフレームから機体横外側方に突出され、前記トラックフレームから機体横外側方に向けて突出されている前記支軸の片持ち部分に前記接地転輪のボス部が外嵌支持され、前記トラックフレームから横向きに前後一対の支持椀が延出され、前記前後一対の支持椀の延出端部に前記テンション輪の支持台が連結されている点にある。
の機体フレーム1より機体横幅方向外側に突出する外端に一体回転する状態で取付けられている第2揺動リンク11Cとで構成される。
リンダ9に連結され、その前昇降シリンダ9によって揺動駆動される。
以上のような構成によって、前揺動リンク機構11は、後記する後揺動リンク機構12のトラックフレーム2との連結点を中心にして、トラックフレーム2の前端を上下揺動可能である。
以上のような構成によって、後揺動リンク機構12は、前記した前揺動リンク機構11のトラックフレーム2との連結点を中心にして、トラックフレーム2の後端を上下揺動可能である。
を固定転輪3Aに構成してある。中間の4個2組の第3から第6までの接地転輪3を揺動転輪3Bに構成してある。
一方、揺動軸13に外嵌してその揺動軸13の軸芯回りに揺動する中間本体フレーム3aを設けるとともに、中間本体フレーム3aとして揺動軸13に外嵌するボス部とそのボス部の前後に配置された軸受部とを一体連結して形成する。前後二つの軸受部に対して夫々左右一対の大径転輪部3bを軸支して、遊転自在に構成する。
ボス部には、支軸15を挿通する貫通孔とともにその貫通孔の両端部分には前記した大径ベアリング保持部3dが設けてあり、この大径ベアリング保持部3dは、接地転輪部3eを支持する基端部3fと中間小径部3cとの接合部位からその接地転輪部3eに平行に片持ち状に延出されている。
図中17はベアリング14の支軸15からの抜け出しを阻止するプレートであり、18はグリース保持プレートである。
そして、機体横外側方側に位置する基端部3fと接地転輪部3eとを、機体幅方向中心側に位置する基端部3fと接地転輪部3eに対して、肉厚Tを厚く、かつ、接地転輪部3eの接地幅Wを広くして、走行時の安定感を確保すべく構成してある。
ただし、肉厚Tを厚くするか又は接地幅Wを広くするかのいずれか一方の構成を採用してもよい。
シリンダ23の後端にはブラケット24が形成されており、ブラケット24は、板部材をチャンネル状に形成して、ウエブ部分をシリンダ23の後端に取付け、ウエブ部分の両端から延出したフランジ部分にテンション輪5を回転自在に取り付け固定する。
一方、トラックフレーム2の上面から第1支持腕19を介して第1載置台20の上面に至る長さに亘ってアングル材製のストッパ27が取付固定されており、このストッパ27によってピストン26の前端を受け止めるべく構成してある。
このように、接続ピン31によって支持パイプ29と支持軸30とを連結する構成によって、支持軸30を支持パイプ29の途中までの長さに留めることができ、支持軸30を支持パイプ29の全長に亘って設ける必要がなく、重量減等を図ることができる。
したがって、クローラガイド33としては、一種類のものを製作すればよく、取り付ける際に、一方のクローラガイド33は表向きに、他方のクローラガイド33は裏向きにして取り付ければよい。
したがって、第2接地転輪3Aが芯金7A上にある場合には、第7接地転輪3Aは芯金7A上にはなく、第7接地転輪3Aが芯金7A上にある場合には、第2接地転輪3Aは芯金7A上にはないこととなる。
以上のような構成により、走行安定性が確保でき、走行振動が低減する。
前記した実施形態においては、ベアリング14の外径を中間小径部3cの外径と略同一の径に設定したものを示したが、中間小径部3cをベアリング14の外径より小さくしたものでもよい。
2 トラックフレーム
3 接地転輪
3c 中間小径部
3d 大径ベアリング保持部
3e 接地転輪部
3f 基端部
5 テンション輪
7 クローラベルト
14 ベアリング
14a 横外側のベアリングの端
14b 横内側のベアリングの端
15 支軸
19,22 支持椀
C 中心
T 肉厚
K 角部
Ka 角部の機体横外側端
W 接地幅
Claims (4)
- 接地転輪によってガイドされるクローラベルトに対してテンション力を付与するテンション輪を、テンション力を付与する作用位置とテンション力を解除する非作用位置とに切り換え可能に構成し、前記接地転輪のボス部を機体フレームに軸支することによって、前記接地転輪を遊転自在に支持し、前記接地転輪における支軸に対して外嵌支持されるボス部に一対の大径の接地転輪部を形成し、両接地転輪部間に位置すべく前記テンション輪を前記両接地転輪部間に入り込み移動させて、前記テンション輪を前記非作用位置に位置させるべく構成し、
前記接地転輪における支軸に対して外嵌支持されるボス部を、中間小径部と、その中間小径部の両側方に位置し、前記中間小径部の外径よりも大きな外径を有しかつ前記中間小径部の内径よりも大きな内径を有する大径ベアリング保持部とで構成し、前記各大径ベアリング保持部の前記中間小径部が位置する側の端部より前記大径ベアリング保持部の径方向外側に向けて円盤状の基端部を延出し、前記各基端部の先端から前記接地転輪の横外側向き及び前記支軸の軸線方向に前記接地転輪部を延出し、
前記両接地転輪部間の間隔を前記テンション輪の幅より大きくし、
前記両基端部のうちの機体横外側の基端部の前記両接地転輪部間に位置する側の側面と前記中間小径部の外周面とが断面円弧状の曲面で接続して横外側角部が形成されるとともに、前記両基端部のうちの機体横内側の基端部の前記両接地転輪部間に位置する側の側面と前記中間小径部の外周面とが断面円弧状の曲面で接続して横内側角部が形成され、
前記横外側角部と前記横内側角部との間の機体横幅方向での中心から前記両大径ベアリング保持部のうちの機体横外側の大径ベアリング保持部と前記支軸の間に保持される横外側のベアリングの前記両接地転輪部間側の端までの距離が、前記機体横幅方向での中心から前記両大径ベアリング保持部のうちの機体横内側の大径ベアリング保持部と前記支軸の間に保持される横内側のベアリングの前記両接地転輪部間側の端までの距離より大となるように、前記横外側のベアリング及び前記横内側のベアリングを前記機体横幅方向での中心に対して機体横幅方向に非対称に配置するとともに、
前記横外側のベアリングの前記両接地転輪部間側の端が、前記横外側角部の機体横外側端より機体横外側に位置するように、前記横外側のベアリングを配置してあるクローラ式走行装置。 - 前記両接地転輪部のうちの機体横外側の接地転輪部の接地幅を、前記両接地転輪部のうちの機体横内側の接地転輪部の接地幅より広く設定してある請求項1記載のクローラ式走行装置。
- 前記両接地転輪部のうちの機体横外側の接地転輪部の接地転輪半径方向での肉厚を、前記両接地転輪部のうちの機体横内側の接地転輪部の接地転輪半径方向での肉厚より厚く設定してある請求項1又は2記載のクローラ式走行装置。
- 前記支軸がトラックフレームから機体横外側方に突出され、前記トラックフレームから機体横外側方に向けて突出されている前記支軸の片持ち部分に前記接地転輪のボス部が外嵌支持され、
前記トラックフレームから横向きに前後一対の支持椀が延出され、前記前後一対の支持椀の延出端部に前記テンション輪の支持台が連結されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のクローラ式走行装置。
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