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JP4880438B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description

本発明は、揺動体を用いた役物を備えた遊技機に関する。
パチンコ遊技機は、その遊技内容により第一種、第二種及び第三種に分類されている。第二種パチンコ機は、遊技盤上の始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機としてセンター役物の羽根が開閉し、羽根の開状態のときに、その部分を通り抜けてセンター役物内に入った遊技球が、更に特定の領域(いわゆるVゾーン)を通過した場合に遊技者に有利な特別遊技状態に移行するように構成されている。
かかる第二種パチンコ機においては、遊技中の演出効果を高めるために、センター役物内に種々の役物装置が設置されている。例えば、特許文献1には、役物装置として振り子状に揺動せしめられる装飾体が開示されている。
特開2003-236086号公報
しかしながら、特許文献1に示す役物装置は、入賞時等の特定のタイミングに応じて単に揺動するのみであるため、当初は興味を引くものであったとしても、遊技を続けていくうちに次第に遊技者に飽きられてしまうおそれがあった。
本発明は、以上の如き事情に鑑みてなされたものであり、遊技者に飽きられることなく興味が持続する役物を備えた遊技機を提供することを目的としている。
遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤を備えている遊技機であって、前記遊技盤上に、第1及び第2待機位置を初期位置として揺動自在に配置されかつ各々の先端に遊技球の第1及び第2載置台を有する第1及び第2揺動体と、前記第1及び第2待機位置とは反対側の前記第1及び第2揺動体の最揺動位置の近傍に配置された第1及び第2衝突部と、前記第2衝突部の近傍に配置されたVゾーン部と、停止指令に応じて前記第1及び第2揺動体の各々を前記第1及び第2待機位置に固定するストッパと、前記遊技盤を流下して入賞した遊技球を前記第1待機位置に前記第1揺動体が位置する場合の前記第1載置台に向けて案内する第1案内部と、前記第1衝突部と前記第2待機位置との間に配置されて、前記第1衝突部の近傍に到来した遊技球を前記第2待機位置の近傍にまで案内する第2案内部と、前記ストッパの前記第1及び第2揺動体に対する固定動作の解除をなす制御部と、を含み、前記制御部が前記ストッパの前記第1及び第2揺動体に対する固定動作の解除をなすことにより前記第1および第2揺動体がそれぞれ前記第1および第2待機位置から前記第1および第2衝突部に向けて揺動し、遊技球を前記第1載置台に載置した第1揺動体が、前記第1衝突部に衝突することにより、前記第1載置台の遊技球が、前記第2待機位置にある前記第2揺動体に向けて前記第1載置台から飛び出し、遊技球を前記第2載置台に載置した第2揺動体が、前記第2衝突部に衝突することにより、前記第2載置台の遊技球が、前記Vゾーン部に向けて前記第2載置台から飛び出すことを特徴とする。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施例による遊技装置について、添付図面を参考しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施例である役物を含む遊技装置100の正面図である。遊技装置100は、いわゆるホール等の遊技場所の所定位置に設置される縦長長方形状の本体外枠1からなる。本体外枠1の前面には、ガラス板が装着されたガラス枠2が開閉自在に装着されている。また、本体外枠1の前方下部には、遊技球を貯留する受け皿3、遊技球の打ち出し強さを調整する操作ハンドル4、及び灰皿5等が設けられた下部扉6が開閉自在に装着されている。また、本体外枠1の上部には、効果音等を発するスピーカ7や遊技状態に応じて発光する電飾装置8が設けられている。
ガラス枠2の後方には、遊技盤9が設けられている。遊技盤9上にはガイドレール10が敷設されており、かかるガイドレール10によって遊技領域9aが囲繞されている。
遊技領域9aの略中央部に、センター役物20が設けられており、その周りには、一般入賞口(図示せず)や特定入賞口11等の入賞口、及び遊技球の流下方向を変化せしめる図示しない遊技釘や風車が設けられている。遊技領域9aの最下部には入賞しなかった遊技球を回収するアウト口12が設けられている。
次に、センター役物20の構造について詳細に説明する。図2はセンター役物20を示す正面図である。
センター役物20は、その左右両側に羽根21、22を有しており、特定入賞口11に遊技球が入賞することによって、図2の点線21'、22'に示すように羽根21、22が開状態になったときは、遊技盤面を流下してきた遊技球は羽根21、22によって塞がれていた開口部A1、A2を通過してセンター役物20内に入ることが可能となる。
センター役物20には振り分け部39が設けられており、開口部A1、A2を通り抜けてセンター役物20内に入ってきた遊技球は、振り分け部39によって後述する第1案内部若しくは第2案内部のいずれかに振り分けられる。振り分け部39は、センター役物20の左右に設けられている開口部A1、A2を通り抜けてセンター役物20内に入ってくる遊技球のいずれか若しくは両方を受け入れる受入れ部39aと、受け入れ部39aの出口において第1案内部若しくは第2案内部のいずれかに振り分ける分岐部39bと、分岐部39bの下流に設けられて第1案内部及び第2案内部まで送り届ける樋状の傾斜した通路39cと、によって構成される。図2においては、分岐部39bは固定された楔状の部材として示されているが、これに限定されるわけではなく、所定のタイミングで揺動する揺動片であっても良い。振り分け部39によって第1案内部側に振り分けられた遊技球は、第1案内部31に導かれる。一方、振り分け部39によって第2案内部側に振り分けられた遊技球は、第2案内部32に導かれる。
第1案内部31は、振り分け部39の第1案内部側下流に設けられており、樋状の傾斜した通路によって構成される。第1案内部31内若しくはその近傍には、遊技球の通過を検出する光センサ等の通過検出器81が設けられている。第1案内部31に導かれてきた遊技球は後述する待機位置にて待機中の第1揺動体に向けて案内される。
第1案内部31の下流には第1揺動体41が設けられており、第1案内部31を通過した遊技球は、第1揺動体41に載置される。第1揺動体41は、剛性を有する部材からなる長尺状の長手部材41aと、その一端に取り付けられた載置台41bとからなる。長手部材41aと載置台41bとは別々に作成された後、組み合わせられても良いし、プラスチック成型等によって一体成型されても良い。長手部材41aの他端は軸受部が形成されており、かかる軸受部に遊技盤に対して略垂直に植設されている回動軸が軸通している。これにより第1揺動体41は軸受部を中心として揺動自在となる。通常の遊技状態では、第1揺動体41は第1案内部31に隣接するように左端側または右端側のいずれかの待機位置に、後述するストッパによって停止せしめられた状態になっており、よって第1案内部31によって案内された遊技球は円滑に載置台41bの上に載置される。
載置台41bの上面は、例えば図3A及びBに示すような樋状の溝部Pや半球状のくぼみ部Q等によって凹形状に形成されているのが好ましい。これによって、第1案内部31を経て送られてきた遊技球がより円滑に載置台41b上に載置され、且つ第1揺動体41の揺動によって一方から他方に運搬される間に載置台41bから落下しにくくなる。更に載置台41bには、待機位置にて待機中及び揺動途中においては遊技球が載置台41bから落下するのを制止しつつ後述する衝突部との衝突の際には遊技球の載置台41bからの飛び出しの障害にはならない係留機構44が設けられるのが好ましい。
図4A及びBは、かかる係留機構44が具備されている載置台41bの斜視図であり、図4Aは待機位置での係留機構44の姿勢が示されており、図4Bは衝突の際の姿勢が示されている。図4Aから判るように、係留機構44は載置台41bの両側面から突出した回動軸44aに回動自在に枢支されている。係留機構44の両端には載置台41bから遊技球が揺動方向に飛び出るのを制止する第1係留片44b及び第2係留片44cが設けられている。また、係留機構44の中央部には、係留機構44を載置台41bの傾斜状態に応じて回動せしめるための錘44dが下向きに設けられている。一方、載置台41bには係留機構44の回動範囲を規制する回動規制部45、46が設けられており、これにより、第1揺動体41が図4Aの如く待機位置に存在しているときは、錘44dの重量により係留機構44は回動規制部45に当接した状態で停止する。すなわち、このとき第1係留片44bは載置台41bの上面より上方に持ち上げられて遊技球が載置台41bから落下するのを制止し、同時に、第2係留片44cは載置台41bの上面より下方に下げられて遊技球の受入れを許容する。一方、第1揺動体41が揺動して図4Bの如く待機位置の反対側の後述する衝突位置(図2において点線B1で示す位置)に位置したときは、錘44dの重量により係留機構44は回動規制部46に当接した状態で停止する。すなわち、このとき第2係留片44cは載置台41bの上面より上方に持ち上げられて遊技球の落下を制止しつつ、第1係留片44bは載置台41bの上面より下方に下げられて遊技球の載置台41bからの飛び出しが可能となる。なお、係留機構44は上記した構造に限定されるわけではなく、第1揺動体41の揺動に応じて遊技球の載置台41bからの飛び出しを制止したり許容したりするものであればいかなる構造であっても良い。例えば回動軸を中心として第1係留片と第2係留片とによって形成される中心角度がより鋭角となるように構成し、且つ錘の位置を適宜調整することによって、衝突位置において、第1係留片を載置台41bの上面より下方に下げるのではなく、載置台41bの上面より上方の遊技球の直径よりも高い位置まで持ち上げて遊技球が当該第1係留片の下をくぐって載置台41bから飛び出るようにしても良い。
第1揺動部41の揺動に関して待機位置とは反対側の最揺動位置の近傍には第1衝突部51が設置されている。遊技球を受け入れた後、第1揺動体41は第1衝突部51に向けて揺動を開始する。第1揺動体41は、第1衝突部51に衝突した後、待機位置に向かって再び揺動し、待機位置に戻って揺動を終了する。ここで、第1衝突部51との衝突の際は第1揺動体41の揺動は急激に停止せしめられることになる。このとき、載置台41bに載置された状態で待機位置から運搬されてきた遊技球はその慣性によって、衝突直前の第1揺動体41の進行方向に向けて載置台41bから飛び出す。
載置台41bから飛び出た遊技球を受け入れるべく、第1衝突部51に関して第1揺動体41の反対側には第2案内部32が設けられている。第2案内部32は振り分け部39の第2案内部側下流から流下してきた球技球をも受け入れ可能なように構成されている。第2案内部32内若しくはその近傍には、載置台41bから飛び出した遊技球の通過、及び振り分け部39の第2案内部側下流から流下してきた球技球の通過のいずれをも検出可能な光センサ等の通過検出器82が設けられている。第2案内部32に導かれてきた遊技球は後述する待機位置にて待機中の第2揺動体に向けて案内される。
第2案内部32の下流には第2揺動体42が設けられており、第2案内部32を通過した遊技球は、第2揺動体42に載置される。第2揺動体42は、第1揺動体41同様、剛性を有する部材からなる長尺状の長手部材42aと、その一端に取り付けられた載置台42bとからなる。長手部材42aと載置台42bとは別々に作成された後、組み合わせられても良いし、プラスチック成型等によって一体成型されても良い。長手部材42aの他端は軸受部が形成されており、かかる軸受部に遊技盤に対して略垂直に植設されている回動軸が軸通している。これにより第2揺動体42は、第1揺動体41同様、軸受部を中心として揺動自在となる。通常の遊技状態では、第2揺動体42は第2案内部32に隣接するように左端側または右端側のいずれかの待機位置に、後述するストッパによって停止せしめられた状態になっており、よって第2案内部32によって案内された遊技球は円滑に載置台42bの上に載置される。
載置台42bの上面は、第1揺動体41同様、図3A及びBに示すような樋状の溝部Pや半球状のくぼみ部Q等によって凹形状に形成されているのが好ましい。これによって第2案内部32を経て送られてきた遊技球がより円滑に載置台42b上に載置され、且つ第2揺動体42の揺動によって一方から他方に運搬される間に載置台42bから落下しにくくなる。更に載置台42bには、第1揺動体41同様、待機位置にて待機中及び揺動途中においては遊技球が載置台42bから落下するのを制止しつつ後述する衝突部との衝突の際には遊技球の載置台42bからの飛び出しの障害にはならない係留機構が設けられるのが好ましい。載置台42bに設けられる係留機構は第1揺動体41の載置台41bに取り付けられている係留機構44と同様であるので、その説明は省略する。
第2揺動部42の揺動に関して待機位置とは反対側の最揺動位置の近傍には第2衝突部52が設置されている。遊技球を受け入れた後、第2揺動体42は第2衝突部52に向けて揺動を開始する。第2揺動体42は、第2衝突部52に衝突した後、待機位置に向かって再び揺動し、待機位置に戻って揺動を終了する。ここで、第2衝突部52との衝突の際は第2揺動体42の揺動は急激に停止せしめられることになる。このとき、載置台42bに載置された状態で待機位置から運搬されてきた遊技球はその慣性によって、衝突直前の第2揺動体42の進行方向に向けて載置台42bから飛び出す。その後、遊技球は重力の作用を受けて放物線を描いて落下する。本実施例においては、かかる放物線上の所定の位置にVゾーン部35が設けられている。これにより、載置台42bから飛び出た遊技球は高い確率でVゾーン35を通過してVゾーン検出器によって検出される。その結果、遊技者に有利な特別入賞状態(いわゆる大当たり)に移行する。特別入賞状態においては、例えば、羽根21、22が複数回開閉する状態が継続し、遊技者は一度に多くの入賞球を獲得することが可能となる。
センター役物20の最下部には入賞口36が設けられており、開口部A1、A2を通過してセンター役物20内に入ったもののタイミング良く載置台41b及び載置台42bに載ることができなかった遊技球や、Vゾーンに向かうコースから外れてVゾーンを通過できなかった遊技球等の一般入賞球が回収される。
なお、上記実施例においては、第1衝突部51や第2衝突部52は所定の位置に固定されているものとして説明を行なったが、第1衝突部51及び/または第2衝突部52は例えば一定の範囲を往復するように移動するものであっても良い。かかる構成により、第1揺動体41及び第2揺動体42と第1衝突部51及び第2衝突部52とのそれぞれの衝突の際の衝撃力が第1衝突部51及び第2衝突部52のそれぞれの位置に応じて変化するため遊技球の載置台41b及び載置台42bからの飛び出しが変化に富んだものとなる。よって、遊技内容に対して遊技者により一層興味を抱かせることが可能となる。なお、図1においては、第1衝突部51及び第2衝突部52は載置台41b及び載置台42bにそれぞれ衝突する位置に配置されているが、かかる位置に限定されるものではなく、例えば長手部材41a及び長手部材42aにそれぞれ衝突するようにしても良い。
第1揺動体41及び第2揺動体42には、それぞれの揺動を助成する第1助成装置61及び第2助成装置が設けられている。第2助成装置の構成は第1助成装置61の構成とほぼ同様であるので、以下の説明においては、第2助成装置の説明は省略する。図5には第1助成装置61の例が示されている。図5に示す第1助成装置61は電磁ソレノイド61aと、電磁ソレノイド61aの中空部に貫挿される磁性ロッド61bとからなる。磁性ロッド61bは第1揺動体41の長手部材41aに取り付けられており、パルス送信部61cから電磁ソレノイド61aに所定のタイミングでパルスを間欠的に送信することによって、調整自在な電磁的な補助力が間欠的に付加される。かかる機構によって、機械的な接触を経由することなく第1揺動体41及び第2揺動体42の揺動を助成することが可能となる。
なお、第1助成装置61及び第2助成装置62は、上記の如き電磁駆動機構に限られるわけではなく、例えば載置台に設けられたバランスウェイトや、ストッパの解除に伴って載置台を押し出す押出装置などの機構によるものであっても良い。かかる押出装置の場合は、例えば、載置台が待機位置から揺動して適切な勢いで衝突部に衝突するように、ストッパの解除に伴って一回だけ助成される。この場合は、待機位置または衝突位置までの載置台の揺動を継続するためのストッパ解除後の所定の時間における助成は必要ない。また、載置台に設けられたバランスウェイトの場合は、機械的に載置台の揺動が助成されるので、制御部からの助成動作の指令が不要となる。
第1揺動体41及び第2揺動体42の各々の待機位置近傍には第1ストッパ71及び第2ストッパ72が設けられている。これにより、各々の待機位置において第1揺動体41及び第2揺動体42の停止状態が保たれる。第2ストッパ72の構成は第1ストッパ71の構成とほぼ同様であるので、以下の説明においては、第2ストッパ72の説明は省略する。第1ストッパ71は例えば図6に示すように、可動片71aと、これを変位させるモータ等の駆動部71bとからなる。これにより、第1揺動体41の長手部材41aに可動片71aが係合することによって第1揺動体41を待機位置に停止せしめることが可能となる。また、第1揺動体41を揺動せしめるときは、図6の点線で示す位置に可動片71aを変位させることによって、第1ストッパ71と第1揺動体41の長手部材41aとの係合が外れて第1揺動体41は揺動を開始する。
次に上記した第1ストッパ71及び第2ストッパ72の駆動を制御する制御部について説明する。
図7は本発明の実施例である遊装置の制御系を示すブロック図である。図7から判るように、制御部90は、各種の情報処理を行なうCPU(中央演算処理部装置)91、遊技制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM(書換不可記憶部)92、各種乱数や信号等の一時的データを格納するRAM(書換可能記憶部)93からなり、電源94から電力が供給されている。制御部90には各種入賞口の始動センサに応じて遊技球の払い出しを行なう払出制御装置95、ハンドル4の回動量に応じた強度で遊技球を発射する発射制御装置96、スピーカ7から出す効果音を制御する音声制御装置97、電飾装置8の点灯を制御する電飾制御装置98等が接続されている。制御部90には更に、上記した第1助成装置61のパルス送信部61c及び第2助成装置のパルス送信部62c、並びに、通過検出器81、82、第1ストッパ71の駆動部71b及び第2ストッパ72の駆動部72bが接続されている。
図8には、上記した制御部90で行なわれる第1ストッパ71の駆動部71bの駆動制御のフローチャートが示されている。同様に、図9には、上記した制御部90で行なわれる第2ストッパ72の駆動部72bの駆動制御のフローチャートが示されている。すなわち、第1案内部31の近傍に設けられている光センサ等の通過検出器81によって遊技球が第1案内部31を通過したことが検知されると(ステップS11)、タイマのカウントを開始して所定時間が経過すると(ステップS12)、第1ストッパ71の駆動部71bに固定動作解除指令(揺動開始指令)を送って可動片71aを図6において反時計回りに回動せしめて長手部材41aとの係合を解除する(ステップS13)。その後、タイマのカウントを開始して所定時間が経過すると(ステップS14)、第1ストッパ71の駆動部71bに揺動停止指令を送って可動片71aを図6において時計回りに回動せしめて長手部材41aと係合せしめる(ステップS15)。
図9に示すフローチャートは図8に示すフローチャートとほぼ同様であるので、各ステップの詳細な説明は省略する。図9に示すステップ21、22、23、24及び25は、各々上記のステップ11、12、13、14及び15に対応する。
上記したステップS15、S25における停止指令において、各々ステップS14、24のタイマを使用するのではなく、図示しないセンサによって第1揺動体41及び第2揺動体42の待機位置への戻りを各々検知することによって停止指令を発するようにしても良い。また、通過検出器81、82を設けずに、例えば羽根21、22の開閉後所定の時間経過後に駆動部71b及び駆動部72bに別々に解除指令が発せられるようにしても良い。
本発明の実施例のセンター役物内には、第1及び第2揺動体41、42の揺動範囲に亘って延在する有機エレクトロルミネッセンス素子等の平面光源(図示せず)を設けても良い。これにより、第1及び第2揺動体41、42が遊技盤の奥に設置されて第1及び第2揺動体41、42の動きが暗くて視認しにくくなった場合であっても、第1及び第2揺動体41、42に照明を当てることが可能になるので、明瞭に第1及び第2揺動体41、42の揺動を視認することが可能となる。また、第1及び第2揺動体41、42が揺動するタイミングにあわせてかかる平面光源を点灯させたり、色彩を変化させたりすることによってより一層演出効果を高めることが可能となる。
また、第1及び第2揺動体41、42を遊技盤の裏側に配置し、且つ少なくとも第1及び第2揺動体41、42の揺動範囲に対応する領域における遊技盤をガラス、アクリル樹脂等の透明な材質によって形成しても良い。図10には、かかる代替例としてのセンター役物20'の平面図が示されており、第1及び第2揺動体41、42の揺動範囲に対応する領域において、遊技盤が透明な材質によって形成されている。図10から判るように、羽根21、22の開放時にその部分を通り抜けてセンター役物20'内に入ってきた遊技球は、受入れ部39a'によって受け入れられた後、遊技盤の裏側に通じる孔85を経て遊技盤の裏側に設けられている分岐部39bに送られる。その後の遊技内容は図2に示すセンター役物20内で展開される遊技内容と同様であるので省略する。図10に示すセンター役物20'においては、第1及び第2揺動体41、42の揺動範囲のみが透明な材質が嵌めこまれた楕円状の窓部37から視認できるようになっている。かかる構成により、第1及び第2揺動体41、42が揺動する動作を際立たせることが可能となるので、より一層趣興を高めることが可能となる。また、窓部37以外の領域には遊技釘、風車等の役物を設けることが可能となるので遊技領域を広く活用することが可能となる。更には、窓部37の領域であっても、適切に透明な材質を選択することによって透明な材質上に遊技釘、風車等の役物を設けることが可能となるので遊技領域を更に広く活用することが可能となる。更に、上記した平面光源を窓部37の位置に合わせて適宜配置することによって、通常の遊技状態では第1及び第2揺動体41、42がほとんど視認できないように第1及び第2揺動体41、42の設置場所を暗くしておいて、例えば第1、第2ストッパの71、72の起動信号に合わせて平面光源を点灯させて、第1及び第2揺動体41、42が揺動するときのみ第1及び第2揺動体41、42を暗闇の中で浮かび上がるように照明しても良い。これによって、より一層演出効果を高めることが可能となる。
上記したように、本発明においては、Vゾーンの手前に連続する2つの揺動体を設けて遊技球を当該揺動体と共に揺動してVゾーンに向けて運搬するようにしたので、容易に飽きられることなく興味が持続する遊技内容を提供することが可能となる。
本発明の実施例としての遊技装置の外観正面図である。 本発明の実施例の役物の正面図である。 本発明の実施例の役物の載置台の斜視図である。 本発明の実施例の役物の係留機構の動きを説明するための斜視図である。 本発明の実施例の役物の第1助成装置の正面図である。 本発明の実施例の役物の第1ストッパの動きを説明するための平面図である。 本発明の実施例である遊技装置の制御系のブロック図である。 本発明の実施例の役物の第1ストッパの駆動ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施例の役物の第2ストッパの駆動ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の役物の代替例の正面図である。
符号の説明
100 パチンコ機(遊技装置)
20 センター役物
21、22 羽根
31、32 第1、第2案内部
41、42 第1、第2揺動体
51、52 第1、第2衝突部
35 Vゾーン部
61、62 第1、第2助成装置
71、72 第1、第2ストッパ
81、82 通過検出器
90 制御部

Claims (1)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤を備えている遊技機であって、
    前記遊技盤上に、第1及び第2待機位置を初期位置として揺動自在に配置されかつ各々の先端に遊技球の第1及び第2載置台を有する第1及び第2揺動体と、
    前記第1及び第2待機位置とは反対側の前記第1及び第2揺動体の最揺動位置の近傍に配置された第1及び第2衝突部と、
    前記第2衝突部の近傍に配置されたVゾーン部と、
    停止指令に応じて前記第1及び第2揺動体の各々を前記第1及び第2待機位置に固定するストッパと、
    前記遊技盤を流下して入賞した遊技球を前記第1待機位置に前記第1揺動体が位置する場合の前記第1載置台に向けて案内する第1案内部と、
    前記第1衝突部と前記第2待機位置との間に配置されて、前記第1衝突部の近傍に到来した遊技球を前記第2待機位置の近傍にまで案内する第2案内部と、
    前記ストッパの前記第1及び第2揺動体に対する固定動作の解除をなす制御部と、を含み、
    前記制御部が前記ストッパの前記第1及び第2揺動体に対する固定動作の解除をなすことにより前記第1および第2揺動体がそれぞれ前記第1および第2待機位置から前記第1および第2衝突部に向けて揺動し、
    遊技球を前記第1載置台に載置した第1揺動体が、前記第1衝突部に衝突することにより、前記第1載置台の遊技球が、前記第2待機位置にある前記第2揺動体に向けて前記第1載置台から飛び出し、
    遊技球を前記第2載置台に載置した第2揺動体が、前記第2衝突部に衝突することにより、前記第2載置台の遊技球が、前記Vゾーン部に向けて前記第2載置台から飛び出すことを特徴とする遊技機。
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