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JP4882669B2 - ネットワークシステム、送信側情報端末、及び受信側情報端末 - Google Patents
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JP4882669B2 - ネットワークシステム、送信側情報端末、及び受信側情報端末 - Google Patents

ネットワークシステム、送信側情報端末、及び受信側情報端末 Download PDF

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Description

通信端末のプレゼンス情報がプレゼンスサーバで管理されているネットワークシステムにおける、プレゼンス情報に応じた処理の自動実行に関する。
コンピュータネットワークに接続された端末間で通信を行う際に、端末またはその利用者の現状を表すプレゼンス情報を他の端末に提供し通知するプレゼンスサービスが存在する。このような通信相手の状態を確認できるプレゼンス情報を利用することで、発側利用者は着側利用者の状況を考慮した通信をすることができる。例えば、FAX(ファクシミリ)やIP(インターネットプロトコル)電話を利用するときには着信側のFAXが利用可能であるか、通信相手が在席しているか、などを確認してから通信を開始できる。
しかし、プレゼンスサービスは通信相手の状況を通知するだけのサービスであり、発側端末または着側端末をプレゼンス情報に応じて制御する機能はない。それ故に通信の際に着側端末のプレゼンスが処理不可能な場合は、発側利用者は着側端末のプレゼンスが利用可能になるまで監視してから通信しなくてはいけないなどの手間がある。
この課題に対して、特許文献1の発明がなされている。この発明によれば、発側端末はプレゼンスサーバに自プレゼンス情報と共に着側端末の制御プログラムを送信し、着側端末が発側端末のプレゼンスを参照することでプログラムを受信して実行し、発側端末のプレゼンスに応じて着側端末の動作を制御している。
特開2004−80573号公報
しかしながら、特許文献1の技術では端末の性能のみに注目して端末の状態を考慮していないため、着側端末が利用可能になった際に発側端末が利用できない状態になって通信できない可能性がある。
本発明は、このような不具合を解消することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、情報端末のプレゼンス状態に連携して、情報端末間で行う処理が自動的に実行される仕組みを提供する。
本発明の第1の態様は、通信ネットワークに接続する複数の情報端末と前記情報端末のプレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバとで構成されるネットワークシステムである。少なくとも1つの情報端末は、処理要求元の情報端末が処理要求先の情報端末との処理に失敗した場合に、未実行処理に関する情報を含めたプレゼンス情報を作成するプレゼンス情報作成手段と、前記プレゼンス情報作成手段で作成したプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに登録する登録手段とを備える。前記プレゼンスサーバは、前記少なくとも1つの情報端末によって登録されたプレゼンス情報に応じ、前記未実行処理に関係する情報端末の状態に基づいて、前記未実行処理を実行できると判断したら、前記未実行処理に基づく処理を実行させるための動作指示を行う指示手段を備える。
また、所定の情報端末が前記プレゼンスサーバを兼ね、前記プレゼンスサーバは、少なくとも自情報端末が処理要求先の情報端末との処理に失敗した場合に、前記プレゼンス情報を作成するプレゼンス情報作成手段と、前記登録手段とをさらに備えてもよい。
また、前記情報端末は、所定のタイミングで、自情報端末の状態に関する情報を前記プレゼンスサーバへ送る手段を備え、前記プレゼンスサーバの指示手段は、前記自情報端末の状態に関する情報に基づいて、前記未実行処理を実行できるかどうかを判断するようにしてもよい。
また、前記情報端末は、情報を交換して、プレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバの機能を備えるか否か、いずれの情報端末を前記プレゼンスサーバとするかを判定する判定手段をさらに備え、前記判定手段により前記プレゼンスサーバとすると判断された情報端末は、前記プレゼンスサーバを兼ねてもよい。
前記通信ネットワークには代行端末がさらに接続され、前記代行端末は、前記処理要求元の情報端末が処理要求先の情報端末との処理に失敗した場合に、前記未実行処理における前記処理要求元の情報端末の処理を代行する代行手段を備え、前記指示手段は、前記未実行処理を実行できると判断したら、前記処理要求元の情報端末を動作させずに、前記代行端末と前記処理要求先の情報端末との間で前記未実行処理に基づく処理を実行させるための動作指示を行うようにしてもよい。
また、前記代行端末は、前記処理要求先の情報端末と同一ネットワークセグメント内に存在してもよい。
また、前記処理要求先の情報端末と前記代行端末と同一ネットワークセグメント内のルータが前記プレゼンスサーバを兼ねてもよい。
また、処理要求先の情報端末と同一ネットワークセグメント内に、ルータが存在し、前記ルータは、前記プレゼンスサーバを兼ね、前記プレゼンス情報作成手段と、前記登録手段とを備えてもよい。
また、前記プレゼンスサーバは、前記代行端末を兼ねてもよい。
また、本発明の第2の態様は、通信ネットワークに接続する複数の情報端末と前記情報端末のプレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバとで構成されるネットワークシステムの情報処理方法である。そして、少なくとも1つの情報端末は、処理要求元の情報端末が処理要求先の情報端末との処理に失敗した場合に、未実行処理に関する情報を含めたプレゼンス情報を作成するプレゼンス情報作成ステップと、前記プレゼンス情報作成ステップで作成したプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに登録する登録ステップとを行う。前記プレゼンスサーバは、前記少なくとも1つの情報端末によって登録されたプレゼンス情報に応じ、前記未実行処理に関係する情報端末の状態に基づいて、前記未実行処理を実行できると判断したら、前記未実行処理に基づく処理を実行させるための動作指示を行う。
また、本発明の第3の態様は、複数の情報端末が接続する通信ネットワークに接続されるプレゼンスサーバである。そして、処理要求元の情報端末が処理要求先の情報端末との処理に失敗した場合に、未実行処理に関する情報を含むプレゼンス情報を取得するプレゼンス情報取得手段と、前記未実行処理に関係する情報端末の状態に基づいて、前記未実行処理を実行できると判断したら、前記未実行処理に基づく処理を実行させるための動作指示を行う動作指示手段とを備える。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたネットワークシステムの概略構成図である。
本実施形態のネットワークシステムは、プレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバ10と、複数の情報端末20とが、ネットワーク40を介して接続されて構成される。情報端末20は、例えば、FAX(ファクシミリ)端末やPC(パーソナルコンピュータ)端末である。ネットワーク40は、例えば、IP(インターネットプロトコル)ネットワークである。以下、情報端末20として、FAX端末A、FAX端末B、PC端末Cが存在するとして説明する。
図2は、プレゼンスサーバ10の機能ブロック図である。
プレゼンスサーバ10は、プレゼンスサーバ機能12と、ネットワーク情報受信部104と、代行端末検索部105と、プレゼンス情報制御部106と、プレゼンス情報転送部107と、情報記憶部11と、を備えている。
プレゼンスサーバ機能12は、プレゼンス情報収集部101と、プレゼンス情報監視部102と、プレゼンス実行指示部103とからなる。プレゼンス情報収集部101は、情報端末20からプレゼンス情報500を収集して情報記憶部11に記憶する処理を行う。プレゼンス情報監視部102は、プレゼンス情報500に基づいて、情報端末20がプレゼンス情報500で指定された動作を実行できる状態か否かを判断する処理を行う。プレゼンス実行指示部103は、情報端末20がプレゼンス情報500で指定された動作を実行できると判断された場合に、プレゼンス情報500で指定された動作の実行のための処理を行う。動作の実行のための処理とは、例えば、情報端末20への動作指示である。
ネットワーク情報受信部104は、情報端末20から定期的に送信されるネットワーク情報600を受信して情報記憶部11に記憶する処理を行う。ネットワーク情報600には、各情報端末20の電話番号やIPアドレスを含むネットワーク設定状態が含まれている。
代行端末検索部105は、処理要求先の情報端末20(例えば、FAX端末B)と同一ネットワークセグメント内にあり、かつ処理要求先の情報端末20に処理を行える機能を持った情報端末20(例えば、PC端末C)を代行端末に選ぶ処理を行う。
プレゼンス情報制御部106は、代行端末(例えば、PC端末C)に処理を代行させる場合に、プレゼンス情報500を修正する処理を行う。
プレゼンス情報転送部107は、代行端末(例えば、PC端末C)に処理を代行させる場合に、修正したプレゼンス情報500を代行端末に転送する処理を行う。
図3は、情報端末20の機能ブロック図である。
情報端末20は、その基本構成として、端末実行部201と、端末プレゼンス状態検出部202と、端末プレゼンス情報作成部203と、端末プレゼンス情報送信部204と、端末動作指示受信部205と、端末ネットワーク情報送信部206と、端末処理部207と、端末プレゼンス情報表示部208と、を備えている。
端末実行部201は、通信先の情報端末20に対する処理を行う。
端末プレゼンス状態検出部202は、自身の状態に変化があったことを検出して、端末プレゼンス情報作成部203にプレゼンス情報500を作成するように依頼する処理を行う。
端末プレゼンス情報作成部203は、情報端末20のプレゼンス情報500を作成する処理を行う。
端末プレゼンス情報送信部204は、定期的に及び必要に応じて、プレゼンス情報500をプレゼンスサーバ10に送信する処理を行う。
端末動作指示受信部205は、動作指示を受信して、端末実行部201または端末処理部207に動作指示に従った処理を要求する。
端末ネットワーク情報送信部206は、自身のネットワーク情報(電話番号やIPアドレスを含むネットワーク設定状態)をプレゼンスサーバ10に定期的に送信する処理を行う。
端末処理部207は、自らが備える機能(FAX端末の場合、印字機構など)を使って処理を行う。
情報プレゼンス情報表示部208は、端末プレゼンス記憶部21で記憶しているプレゼンス情報500を利用者の要求に応じて表示装置に表示する処理を行う。
さらに、情報端末20は、プレゼンス情報収集部231と、プレゼンス情報監視部232と、プレゼンス実行指示部233とからなるプレゼンスサーバ機能23を備えていてもよい。プレゼンス情報収集部231は、プレゼンス情報を収集して情報記憶部22に記憶する処理を行う。プレゼンス情報監視部232は、プレゼンス情報に基づいて、関係する情報端末20がプレゼンス情報で指定された動作を実行できる状態か否かを判断する処理を行う。プレゼンス実行指示部233は、プレゼンス情報監視部232の判断結果に応じて、プレゼンス情報で指定された動作の実行のための処理を行う。なお、動作の実行のための処理には、例えば、自らの情報端末20が実行する処理や、他の情報端末20への動作指示を出力する処理がある。
さらに、情報端末20は、端末プレゼンス情報受信部209と、端末機能認識部210とを備えていてもよい。端末プレゼンス情報受信部209は、他の情報端末20のプレゼンス情報を受信して情報記憶部22に記憶させる処理を行う。端末機能認識部210は、通信先の情報端末20のプレゼンス情報から、通信先の情報端末が備える機能を認識する処理を行う。
なお、プレゼンスサーバ10及び情報端末20は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ(RAMなど)、補助記憶装置(HDDなど)、通信インターフェース、これらを接続するシステムバス、などからなるコンピュータシステムにより構成される。また、情報端末20は、その用途のための機構(FAX端末の場合、スキャナ機構、印字機構など)を備えている。各装置の上記した構成要素及び機能は、CPUがメモリにロードした所定のプログラムを実行することにより実現される。ただし、ハードウエア的に実現されてもよい。
次に、上記のように構成されるネットワークシステムのいくつかの動作例について説明する。なお、プレゼンススサーバ10及び情報端末20は、上記した機能部の全てを備えている必要はなく、動作例に応じた必要な機能部を備えていればよい。
<動作例1>
本動作例は、FAX端末Aがプレゼンスサーバ10から動作指示を受けて、FAX端末Bに原稿データを送る場合である。
なお、下記の説明では、FAX端末Aが送信するプレゼンス情報500aと、FAX端末Bが送信するプレゼンス情報500bとを区別することがある。
まず、動作の流れを概略する。FAX端末Aは、FAX端末Bに原稿データを送信するが、FAX端末Bのトナー切れのため、印刷に失敗する。FAX端末Aは、プレゼンス情報500aを作成してプレゼンスサーバ10に送信する。プレゼンスサーバ10は、両端末のプレゼンス情報500a、500bに基づいて、FAX端末AとFAX端末Bを監視し、両者が処理を行える状態となったときに、FAX端末Aに動作指示を送信する。FAX端末Aは、プレゼンスサーバ10から動作指示を受けて、FAX端末Bに原稿データを再度送信する処理を実行する。FAX端末Bは、受信した原稿データに基づいて印刷を行う。
図4(A)は、FAX端末Aが行う、プレゼンス情報500aをプレゼンスサーバ10に送信する処理のフロー図である。図4(B)は、FAX端末Aが行う、再度原稿データをFAX端末Bに送信する処理のフロー図である。
図5(A)は、FAX端末Bが行う、処理不能状態の解消後にプレゼンス情報500bをプレゼンスサーバ10に送信する処理のフロー図である。図5(B)は、FAX端末Bが行う、処理不能状態の解消後に原稿データを受信して印刷する処理のフロー図である。
図6は、プレゼンスサーバ10が行う処理のフロー図である。
かかる図4〜図6で示す各装置の各処理により、ネットワークシステム全体では、以下の処理がなされる。
FAX端末Aの端末実行部201は、利用者から操作ボタンなどを介して、原稿データをFAX端末Bへ送信するように要求を受け付けると、原稿をスキャンし、取得した原稿データをFAX端末Bに送信する(図4のS101)。
FAX端末Bはトナー切れであるので、FAX端末Bの端末処理部207は、印刷に失敗し処理できなかったというレスポンスをFAX端末Aに返す。
FAX端末Aの端末実行部201は、かかるエラーを検出する(S102でN)。そうすると、端末プレゼンス情報作成部203は、プレゼンス情報500aを作成する(S103)。ここで作成されるプレゼンス情報500aには、未だ実行していない処理があるという状態理由情報と、プレゼンスサーバ10への要求動作と、処理命令とが含まれている。
そして、端末プレゼンス情報送信部204は、かかるプレゼンス情報500aを、プレゼンスサーバ10に送信する(S104)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報収集部101は、FAX端末Aからプレゼンス情報500aを受信して(図6のS141でY)、情報記憶部11に記憶する(S142)。
ここで、プレゼンスサーバ10の情報記憶部11に格納される情報について説明する。図7に示すように、情報記憶部11には、各情報端末20から収集したプレゼンス情報500やネットワーク情報600などが格納される。ネットワーク情報600には、上述したように、各情報端末20(FAX端末A,FAX端末B)のID情報(電話番号)やIPアドレスが含まれている。
プレゼンス情報500は、プレゼンスデータ510と、タスクデータ520と、機能データ530とを含んでいる。それぞれのデータ510〜530は、情報端末20(FAX端末A、FAX端末B)が送信したものであり、送信した情報端末20ごとに格納されている。
プレゼンスデータ510は、オンラインか否かを示すオンライン情報と、アイドル状態かストップ状態かを示す状態情報と、「未実行処理がある」や「トナー切れなど」の状態理由情報とを含んでいる。
タスクデータ520は、プレゼンスサーバ10に対する要求動作と、処理命令とを含んでいる。要求動作には、他の端末に対する動作指示や、自らによる処理実行などがある。処理命令には、送信元、送信先、送信するデータ(データの識別情報であってもよいし、データそのものであってもよい)、メディア、プロトコル、処理内容などが含まれている。
機能データ530は、情報端末20が備える機能(例えば、FAXゲートウェイ機能、FAX端末機能など)に関する情報を含んでいる。
なお、プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報収集部101は、プレゼンスデータ510及び機能データ530については、これらを含むプレゼンス情報500を各情報端末20から受信すると、最新のデータに置き換える。一方、タスクデータ520については、処理が終了した後、消去する。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報監視部102は、プレゼンス情報500のタスクデータ520(送信元、送信先の欄)に基づいて、FAX端末AとFAX端末Bが処理に関係する事を判断して、FAX端末AとFAX端末Bの状態の監視を開始する(図6のS143)。
かかる間に、FAX端末Bの端末プレゼンス状態検出部202は、トナーが交換されると、トナー切れ状態から回復したことを検出し(図5のS121でY)、端末プレゼンス情報作成部203に、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する要求を出す。
そして、FAX端末Bの端末プレゼンス情報作成部203は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する(S122)。ここで作成されるプレゼンス情報500bには、トナー切れが解消してアイドル状態となったことを示すプレゼンスデータ510が含まれている。端末プレゼンス情報送信部204は、作成されたプレゼンス情報500bを、プレゼンスサーバ10に送信する(S123)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報収集部101は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを受信すると、情報記憶部11のFAX端末Bのプレゼンス情報500bを更新する。そして、プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報監視部102は、更新されたプレゼンスデータ510に基づいて、FAX端末Bがトナー切れから回復したことを確認し、タスクデータ520で指定された処理が実行できると判断する(図6のS144でY)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス実行指示部103は、タスクデータ520の「要求動作」に従って、FAX端末Aに対して、原稿データをFAX端末Bに送信するように動作指示を送る(S145)。
FAX端末Aの端末動作指示受信部205は、プレゼンスサーバ10から動作指示を受信する(図4のS111でY)。そして、端末実行部201は、FAX端末Bに対して原稿データを送信する(S112)。
そして、FAX端末Bの端末処理部207は、FAX端末Aから原稿データを受信すると(図5のS131でY)、受信した原稿データを用いて印刷を実行する(S132)。
かかる動作例によれば、プレゼンスサーバ10がプレゼンス情報500を用いて情報端末20の状態を監視して、処理を実行する。すなわち、利用者は情報端末20の状態が回復するまで監視し続ける煩雑さがなくなる
また、プレゼンスサーバ10は処理要求元の情報端末20(FAX端末A)に動作指示を送り、情報端末20(FAX端末A)が動作指示の通りに動く。したがって、利用者が再び処理操作を行う手間がない
<動作例2>
本動作例では、処理要求元の情報端末20(FAX端末A)がプレゼンスサーバ機能を備え、自ら処理要求先の情報端末20(FAX端末B)に処理を行う。
なお、「処理を要求した情報端末20はプレゼンスサーバ機能を備える」というルールが予め設定されているとする。
まず、動作の概略を説明する。FAX端末Aは、FAX端末Bに原稿データを送信するが、FAX端末Bのトナー切れのため、印刷に失敗する。FAX端末Aは、プレゼンスサーバ機能を備えているので、プレゼンス情報500aを作成して、自らの情報記憶部22に記憶し、FAX端末Bが処理を行える状態になるまで監視する。FAX端末Bは、「処理を要求した情報端末20はプレゼンスサーバ機能を備える」というルールから、FAX端末Aをプレゼンスサーバと認識して、プレゼンス情報500bの送信先にFAX端末Aを加え、処理可能状態となったら、プレゼンス情報500bをFAX端末Aに送る。FAX端末Aは、FAX端末Bのプレゼンス情報500b基づいて、FAX端末Bの状態を判断し、処理可能状態と判断したら、FAX端末Bに原稿データを送信する。FAX端末Bは、受信した原稿データに基づいて印刷を行う。
図8は、FAX端末Aが行う処理のフロー図である。図9は、FAX端末Bが行う処理のフロー図である。かかる図8及び図9で示す各装置の各処理により、ネットワークシステム全体では、以下の処理がなされる。
FAX端末Aの端末実行部201は、利用者から操作ボタンなどを介して、原稿データをFAX端末Bへ送信するように要求を受け付けると、原稿をスキャンし、取得した原稿データをFAX端末Bに送信する(図8のS201)。
FAX端末Bはトナー切れであるので、FAX端末Bの端末処理部207は、印刷に失敗し処理できなかったというレスポンスをFAX端末Aに返す(図9のS211、S212)。
FAX端末Aの端末実行部201は、かかるエラーを検出する(図8のS202でN)。そうすると、端末プレゼンス情報作成部203は、プレゼンス情報500aを作成する(S203)。ここで作成されるプレゼンス情報500aには、未だ実行していない処理があるという状態理由情報と、FAX端末Aが処理を実行するという要求と、処理命令とが含まれている。
そして、FAX端末Aのプレゼンス情報収集部231は、端末プレゼンス情報作成部203が作成したプレゼンス情報500aを、情報記憶部22に記憶する(S204)。
図10は、情報記憶部22に格納される情報の構成を示す。図7で示した構成とほぼ同じであるが、タスクデータ520の要求動作には、「自らによる処理実行」が格納されている。また、機能データ530には、FAX端末Aの機能として、プレゼンスサーバである旨が格納されている。
FAX端末Aのプレゼンス情報監視部232は、プレゼンス情報500aのタスクデータ520(送信先及び送信元の欄)から、FAX端末AとFAX端末Bが処理に関係する事を判断して、FAX端末AとFAX端末Bの状態を監視する(図8のS205)。
一方、FAX端末Bのプレゼンス情報送信部206は、「処理を要求した情報端末20はプレゼンスサーバ機能を備える」というルールから、FAX端末Aをプレゼンスサーバと認識して(図9のS213)、プレゼンス情報500bの送信先にFAX端末Aを加える(S214)。
そして、FAX端末Bの端末プレゼンス状態検出部202は、トナーが交換されると、トナー切れ状態から回復したことを検出し(S215でY)、端末プレゼンス情報作成部203に、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する要求を出す。
FAX端末Bの端末プレゼンス情報作成部203は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する(S216)。ここで作成されるプレゼンス情報500bには、トナー切れが解消してアイドル状態となったことを示すプレゼンスデータ510が含まれている。そして、端末プレゼンス情報送信部204は、作成されたプレゼンス情報500bを、FAX端末Aに送信する(S217)。
FAX端末Aのプレゼンス情報収集部231は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを受信すると、情報記憶部22のFAX端末Bのプレゼンス情報500bを更新する。
FAX端末Aのプレゼンス情報監視部222は、更新されたプレゼンス情報500bのプレゼンスデータ510に基づいて、FAX端末Bがトナー切れから回復したことを確認し、タスクデータ520で指定された処理が実行できると判断する(図8のS205でY)。
そして、FAX端末Aのプレゼンス実行指示部103は、タスクデータ520の「要求動作」に従って、端末実行部201に対して、原稿データをFAX端末Bに送信するように動作指示を送る。これを受けて、端末実行部201は、FAX端末Bに原稿データを送る(S206)。
そして、FAX端末Bの端末処理部207は、FAX端末Aから原稿データを受信すると(図9のS221でY)、受信した原稿データを用いて印刷を実行する(S222)。
かかる動作例によれば、処理要求元の情報端末20(FAX端末A)がプレゼンスサーバ機能23を備え、自ら処理要求先の情報端末20(FAX端末B)の状態を判断して処理を行う。したがって、プレゼンスサーバ機能を備える情報端末20(FAX端末A)は、単体で本システムの処理を行えるので、別個プレゼンスサーバ10は必要なく、プレゼンスサーバ10を構築して維持するコストと、本システムを利用するための課金がいらない。
また、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)は、処理を要求した情報端末20(FAX端末A)をプレゼンスサーバと認識する。したがって、情報端末20は処理の前にプレゼンスサーバ機能を備えた情報端末20の存在を知らなくても、どの情報端末20にプレゼンス情報を送れば良いのかが簡単に分かり、特別な機能を備える必要もない
なお、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)がプレゼンスサーバ機能を備え、自ら処理を行うようにしてもよい。例えば、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)がプレゼンスサーバ10に代わってプレゼンスサーバ機能23を備え、処理要求元の情報端末20(FAX端末A)から処理に必要なデータ情報(原稿データ)を含めたプレゼンス情報500aを受信して、状態が回復したら実行する。処理要求元の情報端末20(FAX端末A)は、「処理を要求された情報端末がプレゼンスサーバ機能を備える」というルールに基づいて、処理に失敗した際に処理要求先の情報端末20(FAX端末B)をプレゼンスサーバ機能23を備えると認識し、プレゼンス情報500aの送信先に処理要求先の情報端末20(FAX端末B)を加える
こうすれば、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)がプレゼンスサーバ機能23を備え、原稿データを含めたプレゼンス情報500aを使って自身で処理を行うことができる。したがって、プレゼンスサーバ機能23を備える処理要求先の情報端末20(FAX端末B)は、自ら処理を行うので、利用者の情報端末20(FAX端末A)はプレゼンス情報500aを送信した時点で処理から開放される。
また、処理要求元の情報端末20(FAX端末A)は、処理を要求された情報端末をプレゼンスサーバと認識する。したがって、情報端末20(FAX端末A)は処理の前にプレゼンスサーバ機能23を備えた情報端末20(FAX端末B)の存在を知らなくても、どの情報端末20にプレゼンス情報500aを送れば良いのかが簡単に分かり、特別な機能を備える必要もない。
<動作例3>
本動作例では、情報端末20は処理の前にプレゼンス情報を交換して、お互いの機能を確かめて処理を行う。
本動作例の概略を説明する。まず、FAX端末AとFAX端末Bは、処理の前にプレゼンス情報を交換して、お互いの機能を認識する。そして、FAX端末Aは、FAX端末BがFAX端末以外の機能を備えていないことと、トナー切れであることを認識する。FAX端末Bは、FAX端末Aがプレゼンスサーバ機能を備えていることを認識して、プレゼンス情報500bの送信先にFAX端末Aを加え、処理可能状態となったら、プレゼンス情報500bをFAX端末Aに送る。FAX端末Aは、FAX端末Bのプレゼンス情報500b基づいて、FAX端末Bの状態を判断し、処理可能状態と判断したら、FAX端末Bに原稿データを送信する。FAX端末Bは、受信した原稿データに基づいて印刷を行う。
図11は、FAX端末Aが行う処理のフロー図である。
図12(A)は、FAX端末Bが行う、処理可能状態になってからFAX端末Aにプレゼンス情報500bを送信するまでの処理のフロー図である。図12(B)は、FAX端末Bが行う、処理不能状態の解消後に原稿データを受信して印刷する処理のフロー図である。
かかる図11及び図12で示す各装置の各処理により、ネットワークシステム全体では、以下のような処理がなされる。
FAX端末Aの端末プレゼンス情報送信部204は、利用者から操作ボタンなどを介して、原稿データをFAX端末Bへ送信するように要求を受け付けると、FAX端末Aのプレゼンス情報500aを、FAX端末Bに送る(図11のS301)。
FAX端末Bの端末プレゼンス情報送信部204は、端末プレゼンス情報受信部209でFAX端末Aのプレゼンス情報500aを受信すると(図12のS311でY)、そのレスポンスとしてFAX端末Bのプレゼンス情報500bをFAX端末Aに送る(S312)。
FAX端末Aの端末機能認識部210は、プレゼンス情報500bの機能データ530から、FAX端末BがFAX端末以外の機能を備えないことを認識する(図11のS303)。
FAX端末Bの端末機能認識部210は、プレゼンス情報500aの機能データ530から、FAX端末AがFAX端末とプレゼンスサーバ機能を備えることを認識して(図12のS313)、プレゼンス情報500bの送信先にFAX端末Aを加える(S314)。
FAX端末Aのプレゼンス情報監視部222は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bに基づいて、FAX端末Bが処理可能か否かを判断する(図11のS304)。処理可能と判断される場合(S304でY)、端末実行部201は、原稿データをFAX端末Bに送信する(S305)。
一方、FAX端末Bが処理不可能と判断される場合(S304でN)、端末プレゼンス情報作成部203は、プレゼンス情報500aを作成する(S306)。ここで作成されるプレゼンス情報500aには、未だ実行していない処理があるという状態理由情報と、FAX端末Aが処理を実行するという要求と、処理命令とが含まれている。
そして、FAX端末Aの端末プレゼンス情報作成部203は、作成したプレゼンス情報500aを、情報記憶部22に記憶する(S307)。
なお、情報記憶部22に記憶される情報は、前述の図10で示したものとほぼ同じとなる。
FAX端末Bの端末プレゼンス状態検出部202は、トナーが交換されると、トナー切れ状態から回復したことを検出し(図12のS315でY)、端末プレゼンス情報作成部203に、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する要求を出す。
FAX端末Bの端末プレゼンス情報作成部203は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する(S316)。ここで作成されるプレゼンス情報500bには、トナー切れが解消してアイドル状態となったことを示すプレゼンスデータ510が含まれている。そして、端末プレゼンス情報送信部204は、作成されたプレゼンス情報500bを、FAX端末Aに送信する(S317)。
FAX端末Aのプレゼンス情報収集部221は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを受信すると、情報記憶部22のFAX端末Bのプレゼンス情報500bを更新する。
そして、FAX端末Aのプレゼンス情報監視部222は、更新されたプレゼンスデータ510に基づいて、FAX端末Bがトナー切れから回復したことを確認し、タスクデータ520で指定された処理が実行できると判断する(S308でY)。
FAX端末Aのプレゼンス実行指示部223は、タスクデータ520の「要求動作」に従って、端末実行部201に対して、原稿データをFAX端末Bに送信するように動作指示を送る。これを受けて、端末実行部201は、FAX端末Bに原稿データを送る(S309)。
そして、FAX端末Bの端末処理部207は、FAX端末Aから原稿データを受信すると(図12のS321でY)、受信した原稿データを用いて印刷を実行する(S322)。
かかる動作例によれば、情報端末20(FAX端末A,FAX端末B)は処理を行う前にプレゼンス情報500a、500bを交換することでお互いが備える機能を認識して、その機能にあわせた処理を行う。したがって、各情報端末20は処理の前に相手が備える機能を認識するので、無駄な処理を省くことが出来る
また、情報端末20は、相手が備える機能によってプレゼンス情報の送り先を決めるため、本システムをより柔軟に使うことができる。
なお、FAX端末AとFX端末Bの双方がプレゼンスサーバ機能を備えている場合は、所定の規則に基づいていずれか一方をプレゼンスサーバと決めれば良い。例えば、FAX端末Aをプレゼンスサーバと決めたならば、動作例3の説明とほぼ同じ動作を行う。また、FAX端末Bのみがプレゼンスサーバ機能を備える場合、あるいは双方がプレゼンスサーバ機能を備えておりFAX端末Bをプレゼンスサーバと決めた場合、この判断の後の動作は、動作例2でFAX端末Bがプレゼンスサーバ機能を備える場合のように動作すれば良い。
<動作例4>
本動作例では、プレゼンスサーバ10は、代行端末となる情報端末20(PC端末C)を選んで、代行端末に処理を実行させる。代行端末は、例えば、FAX端末Bと同一のネットワークセグメントに接続された情報端末20である。例えば、FAX端末Bと同一の家庭内に設置された、パーソナルコンピュータ、オーディオ・ビデオ機器等である。ここでは、PC端末Cとして説明する。
動作の概略を説明する。FAX端末Aは、FAX端末Bに原稿データを送信するが、FAX端末Bのトナー切れのため、印刷に失敗する。FAX端末Aは、原稿データを含んだプレゼンス情報500aを作成してプレゼンスサーバ10に送信する。プレゼンスサーバ10は、代行端末としてPC端末Cを選択し、PC端末Cに原稿データを含んだプレゼンス情報500aを送る。PC端末Cは、FAX端末Bが処理可能となると、FAX端末Bに対して原稿データを送る。そして、FAX20端末20Bは、受信した原稿データに基づいて印刷処理を行う。
FAX端末Aが行う、プレゼンス情報500aをプレゼンスサーバ10に送信する処理のフローは、前述の図4(A)のフローと同様である。
FAX端末Bが行う、処理不能状態の解消後にプレゼンス情報500bをプレゼンスサーバ10に送信する処理のフロー、および、処理不能状態の解消後に原稿データを受信して印刷する処理のスロー図は、それぞれ、前述の図5(A)及び図5(B)のフローと同様である。
図13(A)は、プレゼンスサーバ10が行う、代行端末の存否に応じて成す処理のフロー図である。図13(B)は、プレゼンスサーバ10が行う、代行端末に動作指示をだす処理のフロー図である。
図14(A)は、PC端末Cが行う、プレゼンス情報を取得する処理のフロー図である。図14(B)は、PC端末Cが行う、FAX端末Bに対して成す処理のフロー図である。
以下、図4のS101〜S104の処理の以降から説明する。
本動作例では、図4のS103において、FAX端末Aの端末プレゼンス情報作成部203は、原稿データを含んだプレゼンス情報500aを作成する。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報収集部101は、原稿データを含んだプレゼンス情報500aを受信して(図13のS401でY)、情報記憶部11に記憶する(S402)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報監視部102は、プレゼンス情報500のタスクデータ520(送信元、送信先の欄)に基づいて、FAX端末AとFAX端末Bが処理に関係する事を判断して、FAX端末AとFAX端末Bの状態の監視を開始する(S403)。
プレゼンスサーバ10の代行端末検索部105は、ネットワーク情報600を参照して、FAX端末Bと同一ネットワークセグメント内にあり、FAX GW機能を備えた情報端末20(PC端末C)を選ぶ(S404でY)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報制御部106は、PC端末CからFAX端末Bに処理が行われるようにプレゼンス情報500のタスクデータ520を修正する(S405)。具体的には、図15に示すように、タスクデータ520の動作要求の対象を、FAX端末Aから、代行端末(PC端末C)に変更する。また、送信元を、FAX端末Aから、代行端末(PC端末C)に変更する。
そして、プレゼンス情報転送部107は、PC端末Cに、原稿データを含んだプレゼンス情報500(タスクデータ520の部分)を転送する(S406)。
なお、代行端末が見つからない場合(S404でN)の以降の処理(S407、S408)は、図6のS144、S145の処理と同様なので説明を省略する。
PC端末Cの端末プレゼンス情報受信部209は、プレゼンスサーバ10から転送されたプレゼンス情報500を受信すると(図14のS421でY)、情報記憶部22に記憶する(S422)。
一方、プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報監視部102は、プレゼンス情報500の修正されたタスクデータ520(送信元、送信先の欄)に基づいて、PC端末CとFAX端末Bが処理に関係する事を判断して、PC端末CとFAX端末Bの状態の監視を続ける(図13のS411)。
かかる間に、FAX端末Bの端末プレゼンス状態検出部202は、トナーが交換されると、トナー切れ状態から回復したことを検出し(図5のS121でY)、端末プレゼンス情報作成部203に、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する要求を出す。
そして、FAX端末Bの端末プレゼンス情報作成部203は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する(S122)。ここで作成されるプレゼンス情報500bには、トナー切れが解消してアイドル状態となったことを示すプレゼンスデータ510が含まれている。端末プレゼンス情報送信部204は、作成されたプレゼンス情報500bを、プレゼンスサーバ10に送信する(S123)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報収集部101は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを受信すると、情報記憶部11のFAX端末Bのプレゼンス情報500bを更新する。そして、プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報監視部102は、更新されたプレゼンスデータ510に基づいて、FAX端末Bがトナー切れから回復したことを確認し、タスクデータ520で指定された処理が実行できると判断する(図13のS411でY)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス実行指示部103は、タスクデータ520の「要求動作」に従って、PC端末Cに対して、原稿データをFAX端末Bに送信するように動作指示を送る(S412)。
PC端末Cの端末動作指示受信部205は、プレゼンスサーバ10から動作指示を受信する(図14のS431でY)。そして、PC端末Cの端末実行部201は、転送されたプレゼンス情報500に含まれている原稿データをFAX端末Bに送信する(S432)。
そして、FAX端末Bの端末処理部207は、PC端末Cから原稿データを受信すると(図5のS131でY)、受信した原稿データを用いて印刷を実行する(S132)。
かかる動作例によれば、同一ネットワークセグメント内にある情報端末を代行端末に選んで、代行端末に処理を行わせる。すなわち、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)と同一ネットワークセグメント内にある情報端末20(PC端末C)が処理を行うので、通信ネットワーク全体にかかる負荷を減らすことが出来る
なお、プレゼンスサーバ10は、プレゼンスサーバ機能23を備える情報端末20を代行端末に選ぶようにしてもよい。そして、修正したプレゼンス情報を代行端末に送信し、代行端末のプレゼンスサーバ機能23が、図13の(B)の処理を行うようにしてもよい。
また、本動作例では、FAX端末Aは、原稿データを含んだプレゼンス情報500aを作成して、プレゼンスサーバ10へ送信している。しかし、これに限定されず、原稿データを含まないプレゼンス情報500aを作成してプレゼンスサーバ10へ送信し、一方、原稿データを、プレゼンスサーバ10を経ずに代行端末となる情報端末20へ送信するようにしても良い。この場合、プレゼンスサーバ10は、受信したプレゼンス情報に基づいて、代行端末(情報端末20)を選択し、その旨をFAX端末A又は代行端末(情報端末20)に連絡する。そして、プレゼンスサーバ10を経ずにFAX端末Aから情報端末20へ原稿データが送られるようにする。
また、プレゼンスサーバ10は、FAX端末Bと同一ネットワークセグメント内にある場合、自分自身を代行端末とすることもできる。すなわち、プレゼンスサーバ10は、上記で代行端末(PC端末C)が行うとして説明した処理を行う。
かかる場合、FAX端末Aにプレゼンスサーバ10からの指示を待たせなくてもよいので、FAX端末Aが別の動作をすることも可能になる。
さらにこれらの場合において、代行端末は予め決まっている、あるいはFAX端末Aが指定をする、ということによりプレゼンスサーバ10が選択を行わず、FAX端末AがS405にて修正されたもののように、タスクデータ520の要求動作や送信元にFAX端末Aではなく代行端末が書かれたプレゼンス情報を作成し、プレゼンスサーバ10へ送ることも可能である。
<動作例5>
かかる動作例では、図16に示すように、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)の存在するLANと外部ネットワークの間に、ブロードバンドルータ30が存在する。かかるブロードバンドルータ30は、プレゼンスサーバ機能を備え、代行端末となる情報端末20(PC端末C)に動作指示を出す。
ブロードバンドルータ30の行う処理は、例えば、上記の動作例4で示したプレゼンスサーバ10が行う処理と同様である。
または、ブロードバンドルータ30は、プレゼンス情報に基づいて、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)が処理を行えないと判断したら、処理要求元(FAX端末A)から代わりに原稿データを受信して、原稿データを含んだプレゼンス情報を作成して代行端末(PC端末C)に転送するようにしてもよい。代行端末(PC端末C)は、プレゼンスサーバ機能を備える場合、上記の動作例4と同様に、FAX端末Bを監視し、処理可能になったら、FAX端末Bに原稿データを送信する。一方、代行端末(PC端末C)がプレゼンスサーバ機能を備えない場合、ブロードバンドルータ30は、FAX端末Bを監視し、処理可能になったら、代行端末(PC端末C)に原稿データをFAX端末Bに送信するように指示する。
こうすれば、処理要求元の情報端末20(FAX端末A)がプレゼンス情報を作成する必要がなく、プレゼンス情報を扱えない情報端末でも本システムを利用できる
<動作例6>
かかる動作例では、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)は、履歴にあるURLからリソースを受信して自ら処理を行う。
動作例5と同様に、ブロードバンドルータ30は、プレゼンスサーバに代わってプレゼンスサーバ機能を備える。ブロードバンドルータ30は、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)が処理を行えないと判断したら、代わりに処理要求元の情報端末20(FAX端末A)から原稿データを受信する。そして、代行端末(PC端末C)を選んで、原稿データを含めたプレゼンス情報を代行端末に転送する。さらに、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)にアクセスして、プレゼンス情報という処理すべきリソースがあることと、リソースの場所(URL)とを送信し、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)の履歴に残す。
処理要求先の情報端末20(FAX端末B)の端末処理部207は、処理不能状態から回復したら、履歴にあるリソースの場所(URL)にアクセスしてリソースを受信し、自ら処理を行う。
こうすれば、処理要求先の情報端末は、履歴を参照して処理を行うので、プレゼンスサーバからの動作指示を受ける必要が無く、処理要求先の情報端末の都合のいいタイミングで処理を開始できる。
<動作例7>
かかる動作例では、当初の処理要求先であるFAX端末Bがプレゼンスサーバ10から動作指示を受けて、処理要求元であるFAX端末Aからデータを受信する。
図17(A)は、FAX端末Aが行う、プレゼンス情報500aをプレゼンスサーバ10に送信する処理のフロー図である。図17(B)は、FAX端末Aが行う、再度原稿データをFAX端末Bに送信する処理のフロー図である。
図18(A)は、FAX端末Bが行う、処理不能状態の解消後にプレゼンス情報500bをプレゼンスサーバ10に送信する処理のスロー図である。図18(B)は、FAX端末Bが行う、処理不能状態の解消後に原稿データを受信して印刷する処理のフロー図である。
なお、プレゼンスサーバ10が行う処理のフローは、基本的に図6に示したフローと同じである。
FAX端末Aの端末実行部201は、利用者から操作ボタンなどを介して、原稿データをFAX端末Bへ送信するように要求を受け付けると、原稿をスキャンし、取得した原稿データ(picture1.jpg)をFAX端末Bに送信する(図17のS501)。
FAX端末Bはトナー切れであるので、FAX端末Bの端末処理部207は、印刷に失敗し処理できなかったというレスポンスをFAX端末Aに返す。
FAX端末Aの端末実行部201は、かかるエラーを検出する(S502でN)。そうすると、端末プレゼンス情報作成部203は、プレゼンス情報500aを作成する(S503)。ここで作成されるプレゼンス情報500aには、未だ実行していない処理があるという状態理由情報と、プレゼンスサーバ10への要求動作と、処理命令とが含まれている。処理命令には、後述するように、動作指示の送信元(ポート番号を含む)、送信先(ポート番号を含む)、データの識別情報(ファイル名:picture1.jpg)、メディア(例えば、JPG)、プロトコル(例えば、HTTP)、メディアストリーム(例えば、受信を示す「RECV」)、使用するアプリケーションソフト名(例えば、「IPプリント」)などが含まれている。
なお、情報端末20の間で、対応するメディア、プロトコル等の情報が分かっていないと、通信する際に不整合が起こる可能性がある。そこで、本動作例では、各情報端末20は、対応可能なプロトコル、メディア等が格納された機能データ530を含むプレゼンス情報を事前に交換している。端末プレゼンス情報作成部203は、タスクデータ520の処理命令に、二つの端末(FAX端末A,FAX端末B)が対応可能なメディア、プロトコル、アプリケーション等を指定する。
次に、端末プレゼンス情報送信部204は、かかるプレゼンス情報500aを、プレゼンスサーバ10に送信する(S504)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報収集部101は、FAX端末Aからプレゼンス情報500aを受信して(図6のS141でY)、情報記憶部11に記憶する(S142)。
図19は、情報記憶部11に記憶される情報の構成を示す。
本動作例では、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)が動作指示を受信して、処理要求元の情報端末20(FAX端末A)にアクセスする。そのため、プレゼンス情報500のタスクデータ520は、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)に動作指示を送った場合でも、(1)処理要求先の情報端末20(FAX端末B)が処理要求元の情報端末20(FAX端末A)にアクセスでき、(2)処理要求先の情報端末20(FAX端末B)が処理要求元の情報端末20(FAX端末A)からデータを受信するのか、データを送信するのかを指定できる、ものである必要がある。
そのため、タスクデータ520に格納される処理命令として、送信元ポート(動作指示を受ける、送信元の情報端末が使用するポート番号)、送信先ポート(送信先の情報端末が使用するポート番号)、メディアストリーム(情報端末間の通信においてデータが流れる方向)が格納されている。メディアストリームには、例えば、SEND: 送信元の情報端末は、送信先の情報端末にデータを送る、RECV : 送信元の情報端末は、送信先の情報端末からデータを受ける、SENDRECV :情報端末は双方向通信する、などがある。また、情報端末間で使用するアプリケーションソフトの名前も登録されている。また、上述したように、機能データ530には、その情報端末20が対応しているプロトコル、メディア等の情報も含まれている。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報監視部104は、プレゼンス情報500のタスクデータ520(送信元、送信先の欄)に基づいて、FAX端末AとFAX端末Bが処理に関係する事を判断して、FAX端末AとFAX端末Bの状態の監視を開始する(図6のS143)。
かかる間に、FAX端末Bの端末プレゼンス状態検出部202は、トナーが交換されると、トナー切れ状態から回復したことを検出し(図18のS521でY)、端末プレゼンス情報作成部203に、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する要求を出す。
そして、FAX端末Bの端末プレゼンス情報作成部203は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを作成する(S522)。ここで作成されるプレゼンス情報500bには、トナー切れが解消してアイドル状態となったことを示すプレゼンスデータ510が含まれている。端末プレゼンス情報送信部204は、作成されたプレゼンス情報500bを、プレゼンスサーバ10に送信する(S523)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報収集部101は、FAX端末Bのプレゼンス情報500bを受信すると、情報記憶部11のFAX端末Bのプレゼンス情報500bを更新する。そして、プレゼンスサーバ10のプレゼンス情報監視部102は、更新されたプレゼンスデータ510に基づいて、FAX端末Bがトナー切れから回復したことを確認し、タスクデータ520で指定された処理が実行できると判断する(図6のS144でY)。
プレゼンスサーバ10のプレゼンス実行指示部103は、タスクデータ520の「要求動作」に従って、FAX端末Bに対して、動作指示を送る(S145)。
FAX端末Bの端末動作指示受信部207は、動作指示を受信し(図18のS531)、動作指示で指定された方法でFAX端末Aに接続する(S532)。
FAX端末Aの端末実行部201は、FAX端末Bから接続を受け付けると(図17のS511でY)、原稿データ(picture1.jpg)をFAX端末Bへ送信する(S512)。
そして、FAX端末Bの端末処理部207は、FAX端末Aから原稿データ(picture1.jpg)を受信すると(図18のS533でY)、受信した原稿データ(picture1.jpg)を用いて印刷を実行する(S534)。
かかる動作例によれば、処理要求元の情報端末20(FAX端末A)は、処理要求先の情報端末20(FAX端末B)からの処理要求に応えるだけで良いので、処理実行に備えて待機し続ける必要がない。
また、情報端末20の間で、対応するメディア、プロトコルの情報が分かっていないと、通信する際に不整合が起こる可能性がある。本動作例によれば、情報端末20が対応しているメディア等の情報もプレゼンス情報500の機能データ530に含まれている。したがって、情報端末20間で共通する機能で通信することができる。
なお、上記した他の動作例においても、情報端末20の間で、メディアやプロトコルなどの情報を交換することが望ましい。
以上、いくつかの動作例を説明したが、本発明は、これらに限定されない。上記動作例は、様々な変形が可能である
例えば、1つの装置(情報端末、サーバ装置、代行端末等)が上記複数の動作例で説明した各装置のうちいくつかの装置を兼ねていても良い。
また、上記複数の動作例を適宜組み合わせることができる。また、処理要求元、処理要求先の各情報端末20は、FAX端末に限定されない。プリンタ、コピー機などとの複合機、PC端末、ビデオ、オーディオ機器などであってもよい。
さらに、処理要求元の情報端末20と複数の処理要求先の情報端末20が連携して行う処理についても、失敗した場合にプレゼンスサーバにプレゼンス情報を登録して、プレゼンスサーバ10が関係する全情報端末20を監視しても良い。
なお、ルータも情報端末の一種である。
ネットワークシステムの構成の一例を示す図。 プレゼンスサーバの機能構成の一例を示す図。 情報端末の機能構成の一例を示す図。 処理要求元の情報端末の処理のフロー図。 処理要求先の情報端末の処理のフロー図。 プレゼンスサーバの処理のフロー図。 プレゼンス情報の構成例を示す図。 処理要求元の情報端末の処理のフロー図。 処理要求先の情報端末の処理のフロー図。 プレゼンス情報の構成例を示す図。 処理要求元の情報端末の処理のフロー図。 処理要求先の情報端末の処理のフロー図。 プレゼンスサーバの処理のフロー図。 代行端末の処理のフロー図。 プレゼンス情報の構成例を示す図。 ネットワークシステムの構成の一例を示す図。 処理要求元の情報端末の処理のフロー図。 処理要求先の情報端末の処理のフロー図。 プレゼンス情報の構成例を示す図。
符号の説明
10…プレゼンスサーバ、20…情報端末、30…ブロードバンドルータ、40…通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 通信ネットワークに接続する送信側情報端末と受信側情報端末複数の仲介サーバ候補とで構成されるネットワークシステムであって、
    送信側情報端末は、
    実行処理に関する情報を含めた処理情報を作成する処理情報作成手段と、
    複数の仲介サーバ候補に関する情報に基づいていずれを仲介サーバとするかを選択する選択手段と、
    前記処理情報作成手段で作成した処理情報を前記選択手段により選択された前記仲介サーバに登録する登録手段と、を備え、
    前記仲介サーバは、
    前記送信側情報端末によって登録された処理情報に応じ、前記受信側情報端末の状態に基づいて、前記受信側情報端末が前記未実行処理を実行できると判断したら、前記未実行処理に基づく処理を実行させるための動作指示を行う指示手段を備える
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記選択手段は、前記仲介サーバ候補である他の情報端末から、処理情報を管理する仲介サーバの機能を備えるか否かの情報を取得し、当該情報に基づいて、いずれの情報端末を前記仲介サーバとするかを選択する、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  3. 通信ネットワークに接続する複数の情報端末と仲介サーバとで構成されるネットワークシステムであって、
    少なくとも1つの情報端末は、
    実行処理に関する情報を含めた処理情報を作成する処理情報作成手段と、
    前記処理情報作成手段で作成した処理情報を前記仲介サーバに登録する登録手段と、を備え、
    前記仲介サーバは、
    前記少なくとも1つの情報端末によって登録された処理情報に応じ、前記未実行処理に関係する情報端末の状態に基づいて、前記未実行処理を実行できると判断したら、前記未実行処理に基づく処理を実行させるための動作指示を行う指示手段を備え
    処理要求先の情報端末は、
    前記動作指示を受け付けると、指定された方法で処理要求元の情報端末に接続し、処理対象のデータを取得して、処理を実行する処理実行手段を備える、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  4. 請求項3に記載のネットワークシステムであって、
    所定の情報端末が前記仲介サーバを兼ね、
    前記仲介サーバは、
    少なくとも自情報端末が処理要求先の情報端末との処理に失敗した場合に、前記処理情報を作成する処理情報作成手段と、
    前記登録手段と、をさらに備える、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  5. 請求項3に記載のネットワークシステムであって、
    前記情報端末は、
    所定のタイミングで、自情報端末の状態に関する情報を前記仲介サーバへ送る手段を備え、
    前記仲介サーバの指示手段は、前記自情報端末の状態に関する情報に基づいて、前記未実行処理を実行できるかどうかを判断する、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  6. 請求項3に記載のネットワークシステムであって、
    前記情報端末は、情報を交換して、処理情報を管理する仲介サーバの機能を備えるか否か、いずれの情報端末を前記仲介サーバとするかを判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段により前記仲介サーバとすると判断された情報端末は、前記仲介サーバを兼ねる
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  7. 受信側情報端末と複数の仲介サーバ候補を含むネットワークシステムに接続される送信側情報端末であって、
    前記受信側情報端末における未実行処理に関する情報を含めた処理情報を作成する処理情報作成手段と、
    複数の仲介サーバ候補に関する情報に基づいていずれを仲介サーバとするかを選択する選択手段と、
    前記処理情報作成手段で作成した処理情報を前記選択手段により選択された前記仲介サーバに登録することにより、前記受信側情報端末で前記未実行処理が実行可能なときに当該受信側情報端末への動作指示を当該仲介サーバに行わせる登録手段と、を備える、
    ことを特徴とする送信側情報端末。
  8. 送信側情報端末と仲介サーバを含むネットワークシステムに接続される受信側情報端末であって、
    前記送信側情報端末からの要求に基づく未実行処理について、前記仲介サーバから動作指示を受け付けると、指定された方法で前記送信側情報端末に接続し、処理対象のデータを取得して、処理を実行する処理実行手段、を備える、
    ことを特徴とする受信側情報端末。
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