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JP4882750B2 - 加熱装置 - Google Patents
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Description

本発明は、漏電事故防止対策を施した誘導加熱調理器等の加熱装置に関するものである。
従来から200Vで使用する誘導加熱調理器等の加熱装置は、漏電による感電や火災事故等の防止のためにアース処理がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−89955号公報
しかしながら、前記従来の構成では、アース処理のみであり漏電による感電や火災事故等の防止が万全なものとは言い難いものである。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、漏電による事故防止をなくし信頼性の高い加熱装置を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱装置は、漏洩電流を検知する漏電電流検知手段と、漏電電流検知手段の検知出力が設定値を超えることにより動作する漏電事故防止手段とを備えたものである。
これによって、漏電電流検知手段の検知出力が設定値を超えると漏電事故防止手段が動作し、漏電を知らせたり、電力供給を遮断したりする等して、漏電が原因で事故等が発生するのを防止し、信頼性の高い加熱装置としている。
本発明の加熱装置は、漏電による事故防止をなくし信頼性の高い加熱装置を提供できる。
第1の発明は、高周波電流を用いて加熱を行う加熱手段と、漏洩電流を検知する漏電電
流検知手段と、漏電電流検知手段の漏洩電流検知により動作する漏電事故防止手段と、加熱手段の制御と漏電電流検知手段の検知出力が設定値を超えることにより漏電事故防止手段を動作するように制御する制御手段とを備えた加熱装置とすることにより、漏電電流検知手段の検知出力が設定値を超えると漏電事故防止手段が動作し、漏電を知らせたり、電力供給を遮断したりする等して、漏電が原因で事故等が発生するのを防止し、信頼性の高い加熱装置としている。さらに、高周波電流を用いて加熱を行う加熱装置の場合、装置の高周波電流で漏電機能が動作することを防止し、信頼性の高い漏電電流検知が行える。
第2の発明は、特に、第1の発明において、漏電事故防止手段は、漏電を知らせる表示手段であることにより、漏電電流検知手段の出力が設定値を超えると表示手段による表示で使用者は漏電を知ることができ、漏電事故を未然に防止できる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、漏電事故防止手段は、加熱手段への電力供給を遮断する電源オフ手段であることにより、漏電電流検知手段の出力が設定値を超えると漏電電源オフ手段により電力供給を遮断することができ、漏電事故を未然に防止できる。
第4の発明は、特に、第1の発明において、漏電事故防止手段は、漏電を知らせる表示手段と加熱手段への電力供給を遮断する電源オフ手段であり、制御手段は漏電電流検知手段の出力が第1の設定値を超えることにより表示手段を動作させ、第1の設定値よりも大きな第2の設定値を超えることにより電源オフ手段を動作させるように制御することにより、信頼性高く漏電事故を未然に防止できる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、漏電電流検知手段は、接地線に流れる電流を検知するようにしたことにより、漏電検知を確実に行うことができ、漏電事故を未然に防止できる。
第6の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、漏電電流検知手段は、電源供給線に流れる電流の差を検知するようにしたことにより、漏電検知を確実に行うことができ、漏電事故を未然に防止できる。
流れる電流の差を検知する漏電電流検知手段を有し、漏電電流検知手段の出力が第一の設定値よりも多ければ表示手段にエラー表示を行い、漏電電流検知手段の出力が第一の設定値よりも大きい第二の設定値よりも多ければ、電源オフ手段により交流電源からの電力供給を遮断することで、漏電事故を未然に防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱装置として誘導加熱調理器を例示している。
図に示すように、本実施の形態における加熱装置は、交流電源1と、電源スイッチ2と、電流ヒューズ3と、誘導加熱コイルよりなり鍋等を誘導加熱する加熱手段4と、金属の筐体5と、筐体5を接地した接地線6と、カレントトランス7と、カレントトランス7の出力を入力とし、漏電電流を検知する漏電電流検知手段8と、漏電電流検知手段8の漏洩電流検知により動作する漏電事故防止手段9と、加熱手段4の制御と漏電電流検知手段8の検知出力が設定値を超えることにより漏電事故防止手段9を動作するように制御する制御手段10とを備えている。
そして、前記漏電事故防止手段9としては、本実施の形態では、漏電を文字等で知らせるエラー表示の表示手段9aを採用しているが、文字等に代えて音声、ブザー、光等であってもよく、あるいは文字表示等とこれらとの組み合わせであってもよく、漏電を知らせるものであればよく特定の表示手段に限らない。
以上のように構成された加熱装置について、以下その動作を説明する。
加熱装置が誘導加熱調理器の場合、内部配線による筐体5への漏電、魚を焼くためのロースターヒータの絶縁劣化による筐体5への漏電等が発生すると、接地線6には漏電電流が流れる。その漏電電流を、カレントトランス7を通じて漏電電流検知手段8が検知し、その検知値が設定値(本実施の形態では20mAとする)よりも多ければ、制御手段10は漏電事故防止手段9である表示手段9aにエラー表示(本実施の形態では「H80」とする)を行う。
このように、本実施の形態では、漏電電流検知手段の検知出力が設定値を超えると漏電事故防止手段9が動作し、すなわち表示手段9aにより、使用者は漏電を知ることができ、漏電事故を未然に防止できる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における加熱装置として誘導加熱調理器を例示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における加熱装置は、漏電電流検知手段8の漏洩電流検知により動作する漏電事故防止手段11として、加熱手段4への電力供給を遮断するリレーで構成した電源オフ手段11aを採用している。本実施の形態では実施の形態1における表示手段9aに代えて電源オフ手段11aが設けてある。
以上のように構成された加熱装置について、以下その動作を説明する。
加熱装置が誘導加熱調理器の場合、内部配線による筐体5への漏電、魚を焼くためのロースターヒータの絶縁劣化による筐体5への漏電等が発生すると、接地線6には漏電電流が流れる。その漏電電流を、カレントトランス7を通じて漏電電流検知手段8が検知し、その検知値が設定値(本実施の形態では20mAとする)よりも多ければ、制御手段10は漏電事故防止手段11である電源オフ手段11aをオフし、加熱手段4への電力供給を遮断する。
このように、本実施の形態では、漏電電流検知手段の検知出力が設定値を超えると漏電事故防止手段11が動作し、すなわち電源オフ手段11aにより、加熱手段への電力供給を遮断することができ、漏電事故を未然に防止できる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における加熱装置として誘導加熱調理器を例示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における加熱装置は、漏電電流検知手段8の漏洩電流検知により動作する漏電事故防止手段9と11の両者を備えている。すなわち、漏電事故防止手段としては漏電を知らせる表示手段9aと加熱手段4への電力供給を遮断する電源オフ手段11aを備えており、制御手段10は漏電電流検知手段8の検知出力が第1の設定値を超えることにより表示手段9aを動作させ、第1の設定値よりも大きな第2の設定値を超えることにより電源オフ手段11aを動作させるように制御するものである。
以上のように構成された加熱装置について、以下その動作を説明する。
加熱装置が誘導加熱調理器の場合、内部配線による筐体5への漏電、魚を焼くためのロースターヒータの絶縁劣化による筐体5への漏電等が発生すると、接地線6には漏電電流が流れる。その漏電電流を、カレントトランス7を通じて漏電電流検知手段8が検知し、その検知値が第1の設定値(本実施の形態では10mAとする)よりも多ければ、制御手段10は漏電事故防止手段9である表示手段9aにエラー表示(本実施の形態では「H80」とする)を行う。この結果、使用者は漏電していることがわかり、漏電事故を未然に防止できる。また、その値が第2の設定値(本実施の形態では30mAとする)よりも多ければ、制御手段10は漏電事故防止手段11である電源オフ手段11aをオフし、交流電源1からの電力供給を停止する。
このように、本実施の形態では、漏電電流検知手段の検知出力が第1の設定値を超えると漏電事故防止手段9が動作し、すなわち表示手段9aにより、使用者は漏電を知ることができ、第2の設定値を超えると漏電事故防止手段11が動作し、すなわち電源オフ手段11aにより、加熱手段への電力供給を遮断することができ、信頼性高く漏電事故を未然に防止できる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における加熱装置として誘導加熱調理器を例示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における加熱装置は、基本的構成は実施の形態1と同一であるが、漏電電流の検知方法が異なる。
すなわち、筐体5への漏電等が発生すると、接地線6には漏電電流が流れる。その結果、交流電源1から加熱手段4に電力を供給している2本の電源供給線には接地線6に流れた漏電電流分だけ差が生じる。その差を、カレントトランス7を通じて漏電電流検知手段8が検知するようにし、漏電電流検知手段8の検知出力が設定値を超えることにより、制御手段10が漏電事故防止手段9を動作するように制御するものである。
以上のように構成された加熱装置について、以下その動作を説明する。
加熱装置の動作についても実施の形態1と同様であり、漏電等が発生すると、漏電電流検知手段8は、電源供給線に流れる電流の差を、カレントトランス7を通じて検知し、その検知値が設定値(本実施の形態では20mAとする)よりも多ければ、制御手段10は漏電事故防止手段9である表示手段9aにエラー表示(本実施の形態では「H80」とする)を行う。
このように、本実施の形態では、漏電電流検知手段が電源供給線に流れる電流の差を検知しその検知出力が設定値を超えると漏電事故防止手段9が動作し、すなわち表示手段9aにより、使用者は漏電を知ることができ、漏電事故を未然に防止できる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における加熱装置として誘導加熱調理器を例示している。実施の形態2と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における加熱装置は、基本的構成は実施の形態2と同一であるが、漏電電流の検知方法が異なる。
すなわち、筐体5への漏電等が発生すると、接地線6には漏電電流が流れる。その結果、交流電源1から加熱手段4に電力を供給している2本の電源供給線には接地線6に流れた漏電電流分だけ差が生じる。その差を、カレントトランス7を通じて漏電電流検知手段8が検知するようにし、漏電電流検知手段8の検知出力が設定値を超えることにより、制御手段10が漏電事故防止手段11を動作するように制御するものである。
以上のように構成された加熱装置について、以下その動作を説明する。
加熱装置の動作についても実施の形態1と同様であり、漏電等が発生すると、漏電電流検知手段8は、電源供給線に流れる電流の差を、カレントトランス7を通じて検知し、その検知値が設定値(本実施の形態では20mAとする)よりも多ければ、制御手段10は漏電事故防止手段11である電源オフ手段11aをオフし、加熱手段4への電力供給を遮断する。
このように、本実施の形態では、漏電電流検知手段が電源供給線に流れる電流の差を検知しその検知出力が設定値を超えると漏電事故防止手段11が動作し、すなわち電源オフ手段11aにより、加熱手段への電力供給を遮断することができ、漏電事故を未然に防止できる。
(実施の形態6)
図6は、本発明の実施の形態6における加熱装置として誘導加熱調理器を例示している。実施の形態3と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における加熱装置は、基本的構成は実施の形態3と同一であるが、漏電電流の検知方法が異なる。
すなわち、筐体5への漏電等が発生すると、接地線6には漏電電流が流れる。その結果、交流電源1から加熱手段4に電力を供給している2本の電源供給線には接地線6に流れた漏電電流分だけ差が生じる。その差を、カレントトランス7を通じて漏電電流検知手段8が検知するようにし、その検知値が第1の設定値(本実施の形態では10mAとする)よりも多ければ、制御手段10は漏電事故防止手段9である表示手段9aにエラー表示(本実施の形態では「H80」とする)を行う。この結果、使用者は漏電していることがわかり、漏電事故を未然に防止できる。また、その値が第2の設定値(本実施の形態では30mAとする)よりも多ければ、制御手段10は漏電事故防止手段11である電源オフ手段11aをオフし、交流電源1からの電力供給を停止する。
このように、本実施の形態では、漏電電流検知手段が電源供給線に流れる電流の差を検知しその検知出力が第1の設定値を超えると漏電事故防止手段9が動作し、すなわち表示手段9aにより、使用者は漏電を知ることができ、第2の設定値を超えると漏電事故防止手段11が動作し、すなわち電源オフ手段11aにより、加熱手段への電力供給を遮断することができ、信頼性高く漏電事故を未然に防止できる。
なお、各実施の形態1〜6における漏電電流検知手段8の漏電電流検知特性は周波数依存性を持ち、周波数が高くなるほど出力を小さくするようにすれば、加熱装置として誘導加熱調理器の場合、誘導加熱の高周波電流で漏電機能が動作することを防止し、信頼性の高い漏電電流検知が行える。
以上のように、本発明にかかる加熱装置は、漏電による事故防止をなくし信頼性の高い加熱装置を提供できるので、誘導加熱調理器としてはもちろんのこと加熱源にこだわることなく他の加熱調理器等の加熱装置として適用することができる。
本発明の実施の形態1における加熱装置の構成を示す回路図 本発明の実施の形態2における加熱装置の構成を示す回路図 本発明の実施の形態3における加熱装置の構成を示す回路図 本発明の実施の形態4における加熱装置の構成を示す回路図 本発明の実施の形態5における加熱装置の構成を示す回路図 本発明の実施の形態6における加熱装置の構成を示す回路図
符号の説明
1 交流電源
4 加熱手段
5 筺体
6 接地線
8 漏洩電流検知手段
9、11 漏電事故防止手段
9a 表示手段
11a 電源オフ手段

Claims (6)

  1. 高周波電流を用いて加熱を行う加熱手段と、漏洩電流を検知する漏電電流検知手段と、前記漏電電流検知手段の漏洩電流検知により動作する漏電事故防止手段と、前記加熱手段の制御と前記漏電電流検知手段の検知出力が設定値を超えることにより前記漏電事故防止手段を動作するように制御する制御手段とを備え
    前記漏電電流検知手段の漏電電流検知特性は周波数依存性を持ち、周波数が高くなるほど出力を小さくするようにした加熱装置。
  2. 前記漏電事故防止手段は、漏電を知らせる表示手段である請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記漏電事故防止手段は、前記加熱手段への電力供給を遮断する電源オフ手段である請求項1に記載の加熱装置。
  4. 前記漏電事故防止手段は、漏電を知らせる表示手段と前記加熱手段への電力供給を遮断する電源オフ手段であり、前記制御手段は前記漏電電流検知手段の出力が第1の設定値を超えることにより表示手段を動作させ、前記第1の設定値よりも大きな第2の設定値を超えることにより前記電源オフ手段を動作させるように制御する請求項1に記載の加熱装置。
  5. 前記漏電電流検知手段は、接地線に流れる電流を検知するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱装置。
  6. 前記漏電電流検知手段は、電源供給線に流れる電流の差を検知するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱装置。
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