JP4882933B2 - 電子部品バスバー接合構造 - Google Patents
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Description
しかしながら、上記した従来の電子部品バスバー接合構造では、電子回路部品の端子とバスバーとの間のはんだ接合部に掛かる熱応力によりその長期信頼性が低下するという問題があった。この発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、製造性に優れかつはんだ接合部の熱サイクル寿命に優れた電子部品バスバー接合構造を提供することをその目的としている。
上記課題を解決するためになされた各発明は、基板上に絶縁シートを介して延設される複数のバスバー及び電子回路部品を備え、電子回路部品の端子が、バスバーにはんだにより接合される電子部品バスバー接合構造に適用される。
この実施形態の電子部品バスバー接合構造を図1、図2を参照して説明する。図1はバスバーの長手方向へ切断した模式縦断面図、図2は図1の模式平面図である。
図1において、1は本発明で言う電子回路部品をなすDIP構造の樹脂モールドIC、2は金属厚板からなる基板、3A、3Bは樹脂モールドICの各リード端子4に接続されるバスバーである。この実施形態では、バスバー3A、3B及びリード端子4は銅製であり、基板2はアルミ合金製である。リード端子4は、樹脂モールドIC1の両側面から水平に突出した後、斜め下に延在している。その後、リード端子4の先端部は更に水平に延在し、樹脂モールドIC1の両側のバスバー3A、3Bに個別にはんだ付けされている。5は電気絶縁用の樹脂フィルムであり、基板2の表面に設けられている。6はリード端子4の先端部とバスバー3A、3Bの先端部とを接合するはんだである。バスバー3Aは、ねじ7Aにより樹脂フィルム5を挟んで基板2に完全にあるいはバスバー3A、3Bの長手方向へ固定されている。バスバー3Bは、ねじ7Bにより樹脂フィルム5を挟んで基板2に基板2に対して長手方向へ相対変位可能に保持されている。樹脂モールドIC1は、基板2に樹脂フィルム5を挟んで配置されたバスバー3Cにはんだ層を介して接合されている。
8Aはバスバー3Aを締結するためのねじ7Aに嵌着された樹脂製の鍔付き絶縁スリーブであり、図示を簡単化するために、鍔付き絶縁スリーブ8Aは、図1において黒く塗りつぶされている。
8Bはバスバー3Bを締結するためのねじ7Bに嵌着された樹脂製の鍔付き絶縁スリーブであり、図示を簡単化するために、鍔付き絶縁スリーブ8Bは、図1において黒く塗りつぶされている。
この電子部品バスバー接合構造の温度変化時の応力状態を以下に説明する。ただし、バスバー3A、3Bを銅製、基板2をアルミニウムと仮定する。
上記実施形態では、鍔付き絶縁スリーブ8Bの筒部は円筒形状としたが、その代わりにバスバー3Bの長孔9に嵌入される長孔としてもよい。この場合には温度変化により鍔付き絶縁スリーブ8Bに対してねじ7Bがバスバー3A、3Bの長手方向へ変位することになるが、上記と同様の効果を奏することができる。
上記実施形態では、ねじ7A、7Bは金属製としたが、電気絶縁性の樹脂によりねじ7A、7Bを作成してもよい。この場合には、鍔付き絶縁スリーブ8A、8Bを省略することができる。
変形態様を図3に示す。この態様は、図1に示すリード付き電子回路部品である樹脂モールドIC1を、チップ状部品1Aに変更したものである。このチップ状部品1Aの底面には、図3の左右方向両端部に位置して端子が露出しており、これら一対の端子は、はんだ6Aにより直下のバスバー3A、3Bに個別に接合されている。この場合においても、上記実施形態1と同様の効果を奏することができる。また、この態様でも、ねじ7A、7Bを樹脂ねじとすることができることは当然である。
この実施形態の電子部品バスバー接合構造を図4、図5を参照して説明する。図4はバスバーの長手方向へ切断した模式縦断面図、図5は図4の模式平面図である。ただし、図5では、図2と同様、鍔付き絶縁スリーブの図示は省略されている。
ねじ7A、7Bとして、樹脂ねじを採用してもよく、この場合には、上記した鍔付き絶縁スリーブ8A、7Bの筒厚を0とすることができる。
1 樹脂モールドIC(電子回路部品)
2 基板
3A バスバー
3B バスバー
3C バスバー
4 リード端子(端子)
5 樹脂フィルム
6 はんだ
7A ねじ
7B ねじ
8A 鍔付き絶縁スリーブ
8B 鍔付き絶縁スリーブ
9 長孔
21 雌ねじ穴
22 雌ねじ穴
31 貫通孔
Claims (6)
- 基板上に絶縁シートを介して延設される複数のバスバー及び電子回路部品を備え、
前記電子回路部品の端子は、前記バスバーにはんだにより接合される電子部品バスバー接合構造において、
前記電子回路部品の一方側に配置されて先端部が前記電子回路部品の端子に接合される前記バスバーは、前記基板に固定され、
前記電子回路部品の他方側に配置されて先端部が前記電子回路部品の端子に接合される前記バスバーは、前記バスバーの長手方向へ長く形成された長孔を貫通してねじにより前記バスバーの長手方向へ変位可能に前記基板に締結されていることを特徴とする電子部品バスバー接合構造。 - 請求項1記載の電子部品バスバー接合構造において、
前記電子回路部品の一方側に配置されて先端部が前記電子回路部品の端子に接合される前記バスバーは、ねじにより前記基板に対して相対変位不能に固定され、
前記電子回路部品の他方側に配置されて先端部が前記電子回路部品の端子に接合される前記バスバーは、前記バスバーの長手方向へ長く形成された長孔を貫通してねじにより前記バスバーの長手方向へ変位可能に前記基板に締結されていることを特徴とする電子部品バスバー接合構造。 - 請求項1記載の電子部品バスバー接合構造において、
前記電子回路部品の一方側に配置されて先端部が前記電子回路部品の端子に接合される複数の前記バスバーは、ねじにより前記基板に対して相対変位不能に固定され、
前記電子回路部品の他方側に配置されて先端部が前記電子回路部品の端子に接合される複数の前記バスバーは、前記バスバーの長手方向へ長く形成された長孔を貫通してねじにより前記バスバーの長手方向へ変位可能に前記基板に締結されていることを特徴とする電子部品バスバー接合構造。 - 請求項1記載の電子部品バスバー接合構造において、
前記電子回路部品は、両側面から突出して両側の前記バスバーに個別にはんだ接合される少なくとも一対のリード端子を有するDIP構造をもつ電子部品バスバー接合構造。 - 請求項1記載の電子部品バスバー接合構造において、
前記電子回路部品は、底面両端部に前記電子回路部品の端子が露出して前記バスバーの上面にはんだにより接合されるチップ状部品からなる電子部品バスバー接合構造。 - 基板上に絶縁シートを介して延設される複数のバスバー及び電子回路部品を備え、
前記電子回路部品の端子は、前記バスバーにはんだにより接合される電子部品バスバー接合構造において、
ねじは、鍔付き絶縁スリーブにより前記バスバーに対して電気絶縁されつつ前記バスバーの遊孔を貫通して前記バスバーが相対変位可能に前記基板の雌ねじ孔に螺入され、
前記遊孔の内径と前記ねじの外径との寸法差は、所定の使用環境における温度変化による前記バスバーの長手方向の最大伸縮量と前記鍔付き絶縁スリーブの筒厚との合計よりも大きく設定されていることを特徴とする電子部品バスバー接合構造。
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| JP2007238439A JP4882933B2 (ja) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | 電子部品バスバー接合構造 |
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