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JP4882979B2 - センサネットワーク、サービス特定装置、サービス提供方法およびサービス提供プログラム - Google Patents
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センサネットワーク、サービス特定装置、サービス提供方法およびサービス提供プログラム Download PDF

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本発明は、センサネットワークに関し、特にセンサを複数のサービス間で相互に接続することに関する。
ユビキタス技術における大きな研究テーマの一つに、いわゆるセンサネットワークがある。センサネットワークとは、センサ(たとえば温度、振動、加速度、位置、映像、音声、電波など)を備える複数の端末(以下センシングデバイスという)をネットワーク化して、各々のセンサからの情報をもとに特定範囲の状況を総合的に判断しようという技術である。様々な分野で、センサネットワークの応用が期待されている。
センサネットワークについて、たとえば以下に述べるような技術がある。特許文献1には、サーバ装置と相互に接続される端末装置が、サーバ装置でのマスター検索によって得られたサービスオブジェクトをキャッシュすることによって、検索時間とコストを低減するサービス検索システムが開示されている。特許文献2には、サーバ装置に登録された広告情報の中から、ユーザが検索した情報を端末に表示するシステムが開示されている。
特許文献3には、携帯端末のRFIDタグからRFIDリーダが現在地を読み取り、読み取った現在地に応じた情報を端末に提供するシステムが開示されている。特許文献4には、携帯端末のRFIDタグによって認証されたユーザが受けることが可能なサービスを変更するシステムが開示されている。非特許文献1は、2004年7月の時点におけるユビキタスセンサーネットワークについての技術動向と課題についてまとめたものである。
特開2002−169806号公報 特開2003−208432号公報 特開2004−235713号公報 特開2005−109652号公報 「ユビキタスセンサーネットワークの実現に向けて 最終報告」総務省 ユビキタスセンサーネットワーク技術に関する調査研究会、2004年7月
センサネットワークを導入するには、膨大な数のセンシングデバイスを、生活環境の中に設置してネットワーク化する必要がある。そのため、センサネットワークの実現に当たっては、そのために要する膨大なコストを、誰がどのように負担するかが問題になっている。
しかしながら従来の技術では、設置されたセンシングデバイスは、特定の設置者が、特定のサービスにおいてのみ利用することが可能であった。つまり、センシングデバイスとサービス(設置者)とが一対一に結びついて固定されていて、それ以外のサービス(設置者)によってセンシングデバイスが利用することはなかった。
そのため、単一のサービス提供者が設置できるセンシングデバイスの数、およびサービス提供範囲は、設置に必要なコストのため、大きく制約されることとなる。さらに、たとえば同一の箇所に、同種類のセンシングデバイスを、複数のサービス提供者が各々に配置しなければならないなどのような無駄が生じる危険性がある。そして、ユーザに対して、広い提供範囲において多様なサービスを提供することが困難である。
以上の問題を解決するためには、センサをサービス間で相互に接続して共用するプロトコルや課金制度などを標準化することが必要である。しかしながら、そのことはいまだに現実的なサービスとして実現されていない。
ちなみに、前述の特許文献1〜4においては、現在地やユーザの識別情報などからユーザがサービスを受ける仕組みは開示されているが、多数のセンサをサービス間で相互に接続する仕組みについては開示されていない。非特許文献1はセンサネットワークについての従来技術を述べているに過ぎない。
本発明の目的は、センサをサービス間で相互に接続してユーザに多様なサービスを提供できるセンサネットワーク、サービス特定装置、サービス提供方法およびサービス提供プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るセンサネットワークは、サービス識別情報を記憶する端末からサービス識別情報を読み取る第1のセンシングデバイスと、この第1のセンシングデバイスとは別に設けられ、サービス識別情報とは別の情報を取得する第2のセンシングデバイスと、第2のセンシングデバイスで取得された情報を受信してこれを利用したサービスを提供するサービス提供装置と、サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を含むサービスリストを予め記憶しているサービス特定装置とを有すると共に、このサービス特定装置が、サービス識別情報を第1のセンシングデバイスから受信するタグ受信部と、受信されたサービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類をサービスリストから検索するリスト検索部と、検索されたアドレスおよび通信方法に基づいてサービス提供装置を接続すると共に、検索されたデータ種類のデータを送信するよう当該サービス提供装置に要求するサーバ通信部とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るサービス特定装置は、サービス識別情報を記憶する端末からサービス識別情報を読み取る第1のセンシングデバイス、この第1のセンシングデバイスとは別に設けられ、サービス識別情報とは別の情報を取得する第2のセンシングデバイス、および第2のセンシングデバイスで取得された情報を受信してこれを利用したサービスを提供するサービス提供装置と相互に接続され、サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を含むサービスリストを予め記憶しているサービス特定装置であって、サービス識別情報を第1のセンシングデバイスから受信するタグ受信部と、受信されたサービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類をサービスリストから検索するリスト検索部と、検索されたアドレスおよび通信方法に基づいてサービス提供装置を接続すると共に、検索されたデータ種類のデータを送信するよう当該サービス提供装置に要求するサーバ通信部とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るサービス提供方法は、サービス識別情報を記憶する端末からサービス識別情報を読み取る第1のセンシングデバイスと、この第1のセンシングデバイスとは別に設けられ、サービス識別情報とは別の情報を取得する第2のセンシングデバイスと、第2のセンシングデバイスで取得された情報を受信してこれを利用したサービスを提供するサービス提供装置と、サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を含むサービスリストを予め記憶しているサービス特定装置とを有するセンサネットワークにあって、第1のセンシングデバイスが、端末から読み取ったサービス識別情報をサービス特定装置に送信する識別情報送信工程と、サービス特定装置のリスト検索部が、第1のセンシングデバイスから受信したサービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスをサービスリストから検索するアドレス検索工程と、サービス特定装置のサーバ通信部が、検索されたアドレスによってサービス提供装置にサービス提供要求を送信する第1のサービス要求工程と、サービス提供装置が、サービス提供要求に反応してサービスを提供するサービス提供工程とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るサービス提供プログラムは、サービス識別情報を記憶する端末からサービス識別情報を読み取る第1のセンシングデバイスと、この第1のセンシングデバイスとは別に設けられ、サービス識別情報とは別の情報を取得する第2のセンシングデバイスと、第2のセンシングデバイスで取得された情報を受信してこれを利用したサービスを提供するサービス提供装置と、サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を含むサービスリストを予め記憶しているサービス特定装置とを有するセンサネットワークにあって、サービス特定装置を構成するコンピュータに、第1のセンシングデバイスから、端末から読み取ったサービス識別情報を受信する処理と、第1のセンシングデバイスから受信したサービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスをサービスリストから検索する処理と、検索されたアドレスによってサービス提供装置にサービス提供要求を送信する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明は、上記したように端末からセンシングデバイスによってサービス識別情報を読み取り、これに対応するサービスをサービス特定装置が検索してアクセスするように構成したので、ネットワークを介して任意のサービスにアクセスして利用することが可能となる。これによって、センサをサービス間で相互に接続してユーザに多様なサービスを提供できるという、従来にない優れたセンサネットワーク、サービス特定装置、サービス提供方法およびサービス提供プログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサネットワーク1の構成を示す概念図である。センサネットワーク1は、ネットワーク50を介して相互に接続されるセンシングデバイス10と、サービス特定装置20と、サービス登録装置30と、サービス提供装置40とから構成されている。
センシングデバイス10と、サービス特定装置20と、サービス登録装置30と、サービス提供装置40のいずれも、図1には紙面の都合で1個〜数個しか描かれていないが、実際には多数存在する。ネットワーク50は、たとえばインターネット、公衆無線通信網、イーサネット(登録商標)、無線LAN、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信などであるが、具体的な通信手段については特に限定されない。
センシングデバイス10は、RFIDタグを読み取るRFIDリーダ10a、赤外線感知装置、GPSアンテナ、温度センサなどのような、環境情報、特定の人や場所の状況、識別情報、その他特定の情報を取得する各種センサであり、任意の場所に多数設置されている。センシングデバイス10は、自らが取得した情報を、ネットワーク50を介してサービス提供装置40に送信する。
センシングデバイス10のうちの1つが、RFIDリーダ10aである。RFIDリーダ10aは、携帯端末70に内蔵されたRFIDタグ60から、ユーザ識別情報61およびサービス識別情報62などの情報を読み取り、サービス特定装置20に送信することができる。RFIDタグ60については後述する。なお、携帯端末70を、たとえばICカードなどに置き換えることも可能である。また、携帯端末70が複数のサービス識別情報62を記憶し、それらの中からユーザの操作によってRFIDタグ60に記憶させるものを切り替えるようにしてもよい。
図2は、図1で示したサービス特定装置20の構成を示すブロック図である。サービス特定装置20は、サーバ等のコンピュータ装置であり、サービスリスト21、制御部22、タグ受信部23、リスト検索部24、リスト更新部25、サーバ通信部26とからなる。サービスリスト21は、サービス識別情報とアドレス等のサービスへ情報提供するための情報である。制御部22はCPU、RAM、OSから構成され、次に述べる各種機能を実行する。
タグ受信部23は、制御部22で実行される機能であり、ネットワーク50を介してRFIDリーダ10aからのデータを受信する。リスト検索部24は、制御部22で実行される機能であり、サービスリスト21を検索する。リスト更新部25は、制御部22で実行される機能であり、サービスリスト21のデータを更新する。サーバ通信部26は、制御部22で実行される機能であり、ネットワーク50を介してサービス登録装置30およびサービス提供装置40と通信する。
これらの機能によりサービス特定装置20は、RFIDリーダ10aからのデータをタグ受信部23で受信し、受信したデータに基づいてリスト検索部24がサービスリスト21内を検索し、サーバ通信部26が該当するサービス提供装置40へサービス提供要求を送信することができる。また、検索したデータがサービスリスト21に情報が登録されていない場合、サーバ通信部26がサービス登録装置30にサービス識別情報の問い合わせを行い、その問い合わせ結果によりサービスへ情報提供するための情報を取得し、リスト更新部25がサービスリスト21に反映することもできる。
図3は、図1で示したサービス登録装置30の構成を示すブロック図である。サービス登録装置30は、サーバ等のコンピュータ装置であり、サービス登録リスト31、制御部32、リスト検索部33、リスト更新部34、サーバ通信部35とからなる。サービス登録リスト31は、サービス識別情報とアドレス等のサービスへ情報提供するための情報とを対応させる一覧情報である。制御部32はCPU、RAM、OSから構成され、次に述べる各種機能を実行する。
リスト検索部33は、制御部32で実行される機能であり、サービス登録リスト31を検索する。リスト更新部34は、制御部32で実行される機能であり、サービス登録リスト31のデータを更新する。サーバ通信部35は、制御部32で実行される機能であり、ネットワーク50を介してサービス特定装置20およびサービス提供装置40と通信する。
これらの機能によりサービス登録装置30は、サーバ通信部35がサービス提供装置40から登録要求を受信し、受信した登録内容をリスト更新部34がサービス登録リスト31に反映することができる。また、サーバ通信部35がサービス特定装置20からサービス識別情報によるサービスの問い合わせを受信した場合に、リスト検索部33がサービス登録リスト31を検索し、検索された結果をサーバ通信部35が返信することもできる。
図4は、図1で示したサービス提供装置40の構成を示すブロック図である。サービス提供装置40は、サーバ等のコンピュータ装置であり、サービスログ41、制御部42、センサ受信部43、サービス提供部44、ログ更新部45、サーバ通信部46、ユーザ認証部47とからなる。サービスログ41は、サービス提供装置40がサービスの提供を行った内容の記録である。制御部42はCPU、RAM、OSから構成され、次に述べる各種機能を実行する。
センサ受信部43は、制御部42で実行される機能であり、ネットワーク50を介してセンシングデバイス10からのデータを受信する。サービス提供部44は、制御部42で実行される機能であり、センシングデバイス10から受信したデータに基づいて各種サービスを提供する。ログ更新部45は、制御部42で実行される機能であり、サービス提供部44が提供したサービスの内容をサービスログ41に記録する。
サーバ通信部46は、制御部42で実行される機能であり、ネットワーク50を介してサービス特定装置20およびサービス登録装置30と通信する。ユーザ認証部47は、後述のユーザ識別情報61を識別して、サービス提供の適否を判断する。なお、ユーザ認証部47は、サービス提供に適したユーザの一覧(図示せず)、および適さないユーザの一覧(図示せず)を保持し、それらの一覧に基づいてサービス提供の適否を判断することができる。それらの一覧は、サービス提供者が適宜更新することができる。
これらの機能によりサービス提供装置40は、センサ受信部43がセンシングデバイス10からの情報を取得し、サーバ通信部46が受信したサービス特定装置20からのサービス要求に応じて、センシングデバイス10から取得した各種の情報によるサービスをサービス提供部44が提供することができる。さらに、サービス提供部44がサービスの提供を行ったら、ログ更新部45がその内容をサービスログ41に記録することもできる。
図5は、図1〜3で示したサービスリスト21およびサービス登録リスト31のデータ構成を示す概念図である。サービスリスト21およびサービス登録リスト31は、同一のデータ構成を有し、いずれもサービス識別情報101と、サービス提供装置識別情報102と、通信方法103と、データ種類104を含む。
サービス識別情報101は、サービスを一意に識別するIDである。サービス提供装置識別情報102は、該サービスを提供するサービス提供装置40のアドレス(IPアドレス、URLなど)である。通信方法103は、該サービス提供装置40と通信するプロトコルである。データ種類104は、該サービスが取得するデータの種類(温度、加速度、映像、GPS、RFIDなど)である。サービスリスト21およびサービス登録リスト31は、これら以外にもたとえばサービスの名称、サービスを提供する業者名などのデータを含むことができる。
サービス提供装置40は、サービス開始前にあらかじめサービス登録装置30にサービスの登録を行う。登録を行う情報は、図5に示した各々の内容である。サービス登録装置30では、サーバ通信部35がサービス提供装置40から受信した登録内容に基づいて、リスト更新部34がサービス登録リスト31を更新する。
図6は、図1および図4で示したサービスログ41のデータ構成を示す概念図である。サービスログ41は、ユーザ識別情報151と、サービス特定装置識別情報152と、サービス提供日時153とを記録する。ユーザ識別情報151は、サービス特定装置20がサービス要求に含めて送信する、サービス提供を受けようとするユーザの識別情報である。サービス特定装置識別情報152は、サービス要求を送信したサービス特定装置20のアドレス(IPアドレス、URLなど)である。サービス提供日時153は、該サービスを提供した日時である。
図7は、図1で示したサービス特定装置20およびサービス提供装置40が、ユーザにサービスを提供する際に行う動作を示すフローチャートである。ステップS201〜209がサービス特定装置20に、ステップS210〜211がサービス提供装置40によって実行される。
サービスを利用しようとするユーザは、ユーザ識別情報61とサービス識別情報62を含むRFIDタグ60を内蔵した携帯端末70をセンシングデバイス10の一つであるRFIDリーダ10aに接近させ、RFIDタグ60の内容を読み取らせる。
RFIDリーダ10aが、RFIDタグ60から読み取ったユーザ識別情報61およびサービス識別情報62を、ネットワーク50を介してサービス特定装置20に送信する。サービス特定装置20のタグ受信部23がRFIDリーダ10aからの情報を受信すると、次に述べる処理を開始する(ステップS201)。
リスト検索部24が、受信したサービス識別情報62に該当するサービス識別情報101をサービスリスト21から検索し(ステップS202)、該サービスが存在するか否かを判断する(ステップS203)。ステップS203で該サービスが存在すれば、リスト検索部24はサービスリスト21からサービス識別情報101に該当するサービス提供装置識別情報102および通信方法103を読み取って、それによってサーバ通信部26はサービス提供装置40にアクセスし、サービス提供要求を送信する(ステップS204)。その際サーバ通信部26は、サービス提供装置40にユーザ識別情報61およびデータ種類104を送信する。
ステップS203で該サービスが存在しなければ、サーバ通信部26はサービス登録装置30にアクセスし、サービス識別情報62に該当するサービスが存在するか否かを問い合わせる(ステップS205)。サービス登録装置30では、サーバ通信部35が受信したサービス特定装置20からの問い合わせに対応して、リスト検索部33がサービス登録リスト31内からサービス識別情報62を検索する。該当するサービスが発見された場合は、該サービスについてサービス登録リスト31に登録されている情報を、サーバ通信部35がサービス特定装置20に送信する。発見されなかった場合は、存在しない旨のメッセージを、サーバ通信部35がサービス特定装置20に送信する。
制御部22は、サーバ通信部26が受信したサービス登録装置30からの回答を受けて判断する(ステップS206)。ステップS206でサービスが存在する場合は、サービス登録装置30から受けた情報をリスト更新部25が自らのサービスリスト21に登録する(ステップS207)と共に、ステップS204に進んでサーバ通信部26がサービス提供要求を送信する。ステップS206でサービスが存在しない場合は、制御部22がユーザに対して「サービスが存在しない」旨を提示して(ステップS208)、処理を終了する。
サービス特定装置20からのアクセスをサーバ通信部46によって受けたサービス提供装置40は、サービス特定装置20から送信されたユーザ識別情報61およびデータ種類104から、ユーザ認証部47がサービス提供の可否を判断する(ステップS209)。ユーザ識別情報61がサービス提供に適していない場合、またデータ種類104が自らの提供するサービスに対して適切でない場合は、サービス提供を拒否して終了する(ステップS211)。そうでない場合は、サービス提供に対して適格であると判断して、サービス提供部44が要求されたサービスを提供して終了する(ステップS210)。
なお、サービスの提供先(サービス提供部44によるサービスで得られる情報の表示先)は、ユーザが任意に指定することができる。携帯端末70でもよいし、それ以外のたとえばパーソナルコンピュータなどに指定してもよい。
ログ更新部45は、ステップS210でサービスを提供するたびに、サービス特定装置20から送信されたユーザ識別情報61と、サービス提供装置40を呼び出したサービス特定装置20の識別情報とを、各々ユーザ識別情報151およびサービス特定装置識別情報152として、サービスログ41に記録する。
この構成によれば、センシングデバイスとサービスが固定的に結びついていないので、複数のサービスが複数のセンシングデバイスを共用することが可能である。そのため、同種類の情報を利用するサービス間で、同種類のセンシングデバイスを共用することが可能である。従って、同一の箇所に、同種類のセンシングデバイスを、複数のサービス提供者が各々に配置しなければならないというような無駄を排除することが可能である。
センサネットワーク1の普及を促進するためには、生活環境の中に膨大な数および種類のセンサを配置する必要があるため、膨大なコストを要する。本実施の形態によれば、複数のサービス提供者が各々に可能な範囲でセンシングデバイス10を配置して、それらを共有することができる。そのため、より少ないコストでセンサネットワーク1を構築できる。
また、複数のサービスが複数のセンシングデバイスを共用することによって、受けられるサービスの範囲や種類が大きく拡大されるので、ユーザに対して利便性の高いサービスを提供できる。
しかも、サービスを利用したユーザのユーザ識別情報61と、サービス提供装置40を呼び出したサービス特定装置20についての記録は、各々のサービス提供装置40にサービスログ41として記録される。そのため、サービス特定装置20の運営者がRFIDタグ60の所有者から徴収した料金を、実際に利用されたサービスごとにサービス提供装置40の提供者に分配することが可能である。
従って、センシングデバイス10によるサービス提供をビジネスとして構築することが容易になる。センサネットワーク1に、より多くのサービス提供者が参入することによって、さらに広い提供範囲で、幅広い情報が提供できることが期待できる。
また、サービスログ41に記録されたデータは、複数のサービスから多くの利用者の情報が集まっているので、高価値のマーケティング情報として適宜活用することができる。同じように、サービス特定装置20およびサービス登録装置30においても、サービスが利用されるごとに該サービスの利用についての情報をログに記録するようにしてもよい。
なお、RFIDリーダ10aおよびRFIDタグ60を、各々バーコードリーダおよびバーコードに置き換えることも可能である。この場合はバーコードに、ユーザ識別情報61とサービス識別情報62を含むものとする。他にも、ユーザ識別情報61とサービス識別情報62を含む情報をセンシングデバイス10に送信できる手段であれば、RFIDリーダ10aおよびRFIDタグ60はさまざまな手段に置き換えることが可能である。
また、センサネットワーク1によるサービスの利用が広まれば、特定のサービス登録装置30もしくはサービス提供装置40にアクセスが集中して、過負荷状態になることが予想される。その場合は、内容をミラーリングした複数のサービス登録装置30もしくはサービス提供装置40をセンサネットワーク1ごとに配置し、分散的にアクセスが可能なようにするなどのような、負荷分散方法を適用することができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることは言うまでもないことである。
複数のサービス提供者が参加するセンサネットワークにおいて適用可能である。
本発明の実施の形態に係るセンサネットワークの構成を示す概念図である。 図1で示したサービス特定装置の構成を示すブロック図である。 図1で示したサービス登録装置の構成を示すブロック図である。 図1で示したサービス提供装置の構成を示すブロック図である。 図1〜3で示したサービスリストおよびサービス登録リストのデータ構成を示す概念図である。 図1および図4で示したサービスログのデータ構成を示す概念図である。 図1で示したサービス特定装置およびサービス提供装置が、ユーザにサービスを提供する際に行う動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 センサネットワーク
10 センシングデバイス(第2のセンシングデバイス)
10a RFIDリーダ(第1のセンシングデバイス)
20 サービス特定装置
21 サービスリスト
23 タグ受信部
24 リスト検索部
25 リスト更新部
26 サーバ通信部
30 サービス登録装置
31 サービス登録リスト
40 サービス提供装置
41 サービスログ(サービス提供ログ)
50 ネットワーク
60 RFIDタグ
61 ユーザ識別情報
62 サービス識別情報
70 携帯端末(端末)
101 サービス識別情報(サービスリスト)
102 サービス提供装置識別情報(サービスリスト)
151 ユーザ識別情報(サービスログ)
152 サービス特定装置識別情報(サービスログ)

Claims (16)

  1. サービス識別情報を記憶する端末から前記サービス識別情報を読み取る第1のセンシングデバイスと、
    この第1のセンシングデバイスとは別に設けられ、前記サービス識別情報とは別の情報を取得する第2のセンシングデバイスと、
    前記第2のセンシングデバイスで取得された情報を受信してこれを利用したサービスを提供するサービス提供装置と、
    前記サービス識別情報に対応する前記サービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を含むサービスリストを予め記憶しているサービス特定装置とを有すると共に、
    このサービス特定装置が、
    前記サービス識別情報を前記第1のセンシングデバイスから受信するタグ受信部と、
    受信された前記サービス識別情報に対応する前記サービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を前記サービスリストから検索するリスト検索部と、
    検索された前記アドレスおよび通信方法に基づいて前記サービス提供装置を接続すると共に、検索された前記データ種類のデータを送信するよう当該サービス提供装置に要求するサーバ通信部と
    を有することを特徴とするセンサネットワーク。
  2. 前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスを登録するサービス提供リストを記憶したサービス登録装置を有し、
    前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスが前記サービスリストに存在しない場合、前記サービス特定装置の前記サーバ通信部が前記サービス登録装置に前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスを照会する機能を有することを特徴とする、請求項1に記載のセンサネットワーク。
  3. 前記サービス特定装置の前記サーバ通信部が、前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスについて照会した結果を前記サービス登録装置から受け取ると、前記サービス登録装置から受け取ったアドレスによって前記サービス提供装置にサービス提供要求を送信し、前記受け取ったアドレスを前記サービス識別情報と対応させて前記サービスリストに記憶する機能を有することを特徴とする、請求項2に記載のセンサネットワーク。
  4. 前記端末があらかじめユーザ識別情報を記憶すると共に、
    前記第1のセンシングデバイスが前記ユーザ識別情報を読み取り、
    前記サービス特定装置の前記サーバ通信部が前記ユーザ識別情報を含む前記サービス提供要求を送信する機能を有し、
    前記サービス提供装置が前記ユーザ識別情報によって前記サービスの提供の可否を判断することを特徴とする、請求項2に記載のセンサネットワーク。
  5. 前記サービス提供装置が、前記サービスを提供する際に前記ユーザ識別情報および前記サービス特定装置の識別情報をサービス提供ログに記録することを特徴とする、請求項4に記載のセンサネットワーク。
  6. 前記端末が、RFIDタグおよびバーコードのうちいずれか一つの手段によって前記ユーザ識別情報を前記第1のセンシングデバイスに送信することを特徴とする、請求項1ないし請求項5のうちいずれか1項に記載のセンサネットワーク。
  7. サービス識別情報を記憶する端末から前記サービス識別情報を読み取る第1のセンシングデバイス、この第1のセンシングデバイスとは別に設けられ、前記サービス識別情報とは別の情報を取得する第2のセンシングデバイス、および前記第2のセンシングデバイスで取得された情報を受信してこれを利用したサービスを提供するサービス提供装置と相互に接続され、前記サービス識別情報に対応する前記サービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を含むサービスリストを予め記憶しているサービス特定装置であって、
    前記サービス識別情報を前記第1のセンシングデバイスから受信するタグ受信部と、
    受信された前記サービス識別情報に対応する前記サービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を前記サービスリストから検索するリスト検索部と、
    検索された前記アドレスおよび通信方法に基づいて前記サービス提供装置を接続すると共に、検索された前記データ種類のデータを送信するよう当該サービス提供装置に要求するサーバ通信部と
    を有することを特徴とするサービス特定装置
  8. 前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスが前記サービスリストに存在しない場合、前記サーバ通信部がサービス登録装置に前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスを照会する機能を有することを特徴とする、請求項7に記載のサービス特定装置。
  9. 前記サービスリストに記録されたデータを更新するリスト更新部を有し、
    前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスについて照会した結果を前記サービス登録装置から受け取ると、前記サーバ通信部が前記サービス登録装置から受け取ったアドレスによって前記サービス提供装置にサービス提供要求を送信し、前記リスト更新部が前記受け取ったアドレスを前記サービス識別情報と対応させて前記サービスリストに記憶する機能を有することを特徴とする、請求項8に記載のサービス特定装置。
  10. 前記タグ受信部が、前記端末から前記センシングデバイスによって読み取られたユーザ識別情報を受信し、
    前記サーバ通信部が前記ユーザ識別情報を含む前記サービス提供要求を送信する機能を有することを特徴とする、請求項7に記載のサービス特定装置。
  11. サービス識別情報を記憶する端末から前記サービス識別情報を読み取る第1のセンシングデバイスと、
    この第1のセンシングデバイスとは別に設けられ、前記サービス識別情報とは別の情報を取得する第2のセンシングデバイスと、
    前記第2のセンシングデバイスで取得された情報を受信してこれを利用したサービスを提供するサービス提供装置と、
    前記サービス識別情報に対応する前記サービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を含むサービスリストを予め記憶しているサービス特定装置とを有するセンサネットワークにあって、
    前記第1のセンシングデバイスが、前記端末から読み取った前記サービス識別情報を前記サービス特定装置に送信する識別情報送信工程と、
    前記サービス特定装置のリスト検索部が、前記第1のセンシングデバイスから受信した前記サービス識別情報に対応する前記サービス提供装置のアドレスを前記サービスリストから検索するアドレス検索工程と、
    前記サービス特定装置のサーバ通信部が、検索された前記アドレスによって前記サービス提供装置にサービス提供要求を送信する第1のサービス要求工程と、
    前記サービス提供装置が、前記サービス提供要求に反応して前記サービスを提供するサービス提供工程と
    を有することを特徴とするサービス提供方法。
  12. 前記アドレス検索工程で前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスが前記サービスリストに存在しない場合、前記センサネットワークにあらかじめ別に装備されたサービス登録装置に前記サービス特定装置のサーバ通信部が前記サービス識別情報に対応するサービス提供装置のアドレスを照会するアドレス照会工程を有することを特徴とする、請求項11に記載のサービス提供方法。
  13. 前記アドレス照会工程が、
    前記サービス特定装置の前記サーバ通信部が前記サービス登録装置から受け取ったアドレスによって前記サービス提供装置にサービス提供要求を送信する第2のサービス要求工程と、
    前記サービス特定装置の前記サーバ通信部が前記受け取ったアドレスを前記サービス識別情報と対応させて前記サービスリストに記憶するアドレス記憶工程とを含むことを特徴とする、請求項12に記載のサービス提供方法。
  14. 前記識別情報送信工程が、前記端末があらかじめ記憶するユーザ識別情報を前記第1のセンシングデバイスが読み取って前記サービス特定装置に送信するユーザ識別情報送信工程を含み、
    前記第1のサービス要求工程で前記サービス特定装置の前記サーバ通信部が前記ユーザ識別情報を含む前記サービス提供要求を送信し、
    前記サービス提供工程が、前記サービス提供装置が前記ユーザ識別情報によって前記サービスの提供の可否を判断する提供可否判断工程を含むことを特徴とする、請求項12に記載のサービス提供方法。
  15. 前記サービス提供工程が前記サービスを提供する際に前記ユーザ識別情報および前記サービス特定装置の識別情報を前記サービス特定装置の前記サーバ通信部がサービス提供ログに記録するログ記録工程を含むことを特徴とする、請求項14に記載のサービス提供方法。
  16. サービス識別情報を記憶する端末から前記サービス識別情報を読み取る第1のセンシングデバイスと、
    この第1のセンシングデバイスとは別に設けられ、前記サービス識別情報とは別の情報を取得する第2のセンシングデバイスと、
    前記第2のセンシングデバイスで取得された情報を受信してこれを利用したサービスを提供するサービス提供装置と、
    前記サービス識別情報に対応する前記サービス提供装置のアドレス、通信方法、およびデータ種類を含むサービスリストを予め記憶しているサービス特定装置とを有するセンサネットワークにあって、
    前記サービス特定装置を構成するコンピュータに、
    前記第1のセンシングデバイスから、前記端末から読み取った前記サービス識別情報を受信する処理と、
    前記第1のセンシングデバイスから受信した前記サービス識別情報に対応する前記サービス提供装置のアドレスを前記サービスリストから検索する処理と、
    検索された前記アドレスによって前記サービス提供装置にサービス提供要求を送信する処理と
    を実行させることを特徴とするサービス提供プログラム。
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