JP4883707B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
携帯電話は、室内に置いて使用したり、外出時に携行して使用したりするため、形状に各種の工夫が凝らされており、例えば、略直方体の板状に形成された一体式のものや、2つの部分を蝶番で開閉可能にした折りたたみ式のものや、2つの部分をスライドさせるスライド式のものなどがある。
このように、携帯電話の形状に工夫を凝らしたものとして、次の特許文献1の技術がある。
そのため、腰部にフィットさせるために携帯電話を略円弧状に形成する必要は必ずしも無くなり、一体式、折りたたみ式、スライド式の何れも開いた形状、閉じた状態が略平面を側面とする略直方体となっている。
しかし、携帯電話は、机上などで倒したり、床などに落としたりなど、衝撃受けやすい環境に置かれる場合が多く、このような場合に衝撃を緩和する形状とはなっていなかった。
請求項2に記載の発明では、前記第1の構成部と前記第2の構成部を閉じた場合に、前記第1の構成部の他端面が、前記第2の構成部の内側面に当接し、前記第1の構成部の外側面と前記第2の構成部の他端面が連続した曲面を構成することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末を提供する。
図1に示したように、受話部2と送話部3の外側面は半径Rの円柱面となっている。
受話部2と送話部3は、蝶番部4によって開閉可能に接合しており、全開時の開角度は、当接部5によって規定されている。
そして、受話部2と送話部3を全開すると、受話部2と送話部3の外側面は、中心Oを中心軸とし、半径Rの連続した円柱面を形成する。
このように、携帯電話1の外周面が凸曲面を形成しているため、倒したり、落としたりなどした場合でも、携帯電話1は、接地面上で転がり、衝撃を緩和することができる。
また、携帯電話1を開いた状態でも閉じた状態でも、外側面の曲面により携帯電話1が手のひらにフィットして感触がよいほか、落としにくくなる。
図1は、本実施の形態に係る携帯電話の外観(左図は側面図、右図は正面図)を示した図である。
携帯電話1は、受話部2と送話部3が蝶番部4によって開閉可能に構成されている。
受話部2の内側面には、液晶パネルなどを備えた表示部6と、通話相手の音声を出力するスピーカ部8が形成されている。
一方、送話部3の内側面には、数字、文字、記号などを入力するためのキーパッド部7と、ユーザの音声を検知するマイクロフォン部9が形成されている。
また、受話部2と送話部3には、携帯電話網の基地局と通信して携帯電話機能を発揮させる各種電子装置が内蔵されている。
送話部3の外側面も同様に半径Rの円柱面を形成しており、周方向の一端に蝶番部4が取り付けられている。
このように、受話部2と送話部3には所定の曲率半径を有する外側面が形成されている。
そして、受話部2と送話部3は、蝶番部4を軸として開閉できるようになっている。
また、蝶番部4には、例えばノッチ機構などにより、受話部2と送話部3が全開状態、及び全閉状態となる角度において係止する係止手段が設けられている。
即ち、蝶番部4は、受話部2と送話部3を開閉しようとするトルクが所定値未満である場合、これ固定して開閉させず、所定値以上となる場合、固定を解除して開閉させる。
即ち、全開の状態では、受話部2の外側面の中心軸と送話部3の外側面の中心軸は一致して中心軸Oとなり、これによって、携帯電話1の外側面は中心軸Oを中心とする半径Rの円柱面となる。
また、携帯電話1を開いて手に持った場合、外側面の周面の曲面が手のひらにフィットし、良好な持ち味感を提供すると共に、滑りにくくなるため、落としにくくなる。
また、受話部2と送話部3の曲率半径を異なった値とした場合、全開時に受話部2の外側面と送話部3の外側面が滑らかに連続するように全開角度を設定すると、接地面状で滑らかに転がり、良好な衝撃干渉機能を保持することができる。
更に、本実施の形態では、受話部2と送話部3の外側面を円柱面としたが、これに限定するものではなく、周方向に垂直な方向に湾曲していたり、あるいは、斜面部分を有する形状であってもよい。
図2に示したように、携帯電話1を全閉状態にすると、送話部3の内側面11と受話部2の他端面10が当接し、表示部6とキーパッド部7が対面するようになっている。
なお、図を見やすくするため、図2では、他端面10と内側面11の間に間隙を設けてある。
そして、全閉状態では、送話部3の他端面12と受話部2の外側面が連続した半径Rの円柱面を形成するようになっている。
更に、携帯電話1の先端(蝶番部4と対向する側)には、送話部3の外側面と他端面12によって鋭角部分が形成されており、携帯電話1の両側面が凸状の曲面を有するシェル(貝)型形状となる。
更に、携帯電話1を閉じて手に持った場合、外側面の周面の曲面が手のひらにフィットし、良好な持ち味感を提供することができ、また、落としにくくなる。
そして、蝶番部4は、第1の構成部(受話部2)の外側面の周方向の一端と、第2の構成部(送話部3)の外側面の周方向の一端に形成され、第1の構成部と第2の構成部を開閉可能に保持する蝶番部として機能している。
更に、図1に示した当接部5(又は当接部5と蝶番部4のノッチ機構などの係止手段の組合せ)は、第1の構成部(受話部2)と第2の構成部(送話部3)が蝶番部(蝶番部4)によって開いた場合に、第1の構成部の外側面と第2の構成部の外側面が連続した曲面を構成するように、第1の構成部と第2の構成部の開角度を固定する固定手段として機能している。
なお、本実施の形態では、受話部2の他端面10が送話部3の内側面11に当接するように構成したが、受話部2の内側面に、送話部3の他端面12が当接するように構成することもできる。
この場合、送話部3が第1の構成部として機能し、受話部2が第2の構成部として機能する。
更に、固定手段(当接部5)は、第1の構成部(受話部2)と第2の構成部(送話部3)が蝶番部(蝶番部4)によって開いた場合に、第1の構成部の外側面と第2の構成部の外側面が1つの中心を中心軸(中心軸O)として連続した曲面を構成するように、第1の構成部と第2の構成部の開角度を固定している。
携帯電話1では、全開した状態で携帯電話1の重心15が送話部3に位置するように重量バランスが設定されている。
この設定のためには、携帯電話1が内蔵するバッテリの位置や電子装置の配置を考慮するほか、バランサなどの重りを付加してもよい。
このため、携帯電話1を全開状態で机上などに置くと、表示部6が起きあがり、ユーザは表示部6を見やすくなる。
また、図4(b)の矢線で示したように、ユーザが送話部3の他端側を指などで押下すると、表示部6をより起きあがらせることができ、表示部6をより確認しやすくなる。
また、受話部2を第2の構成部とし、送話部3を第1の構成部とすることも可能である。
(1)開いた状態でも閉じた状態でも外周面が円柱面を有しているため、倒したり、落としたりした場合の対衝撃性が優れている。
即ち、従来の携帯電話の外側面は略平面で形成されているため、例えば、開いている状態でも閉じている状態でも机上に置くとき平らに置かなくてはならず、斜めに置いて手を離すと携帯電話に衝撃が加わる。
しかし、携帯電話1は、閉じるとシェル型形状となり、開くと半径Rの円柱面を構成するため、例えば、一部を設置して手を離しても回転して安定するため、衝撃が少ない。
(3)携帯電話1を開いた場合の重心が送話部3に位置するように設定されているため、携帯電話1を開いて机上に置いた場合でも携帯電話1は自重で起きあがり、表示部6が見やすくなる。また、送話部3の他端側を指で押下すると、携帯電話1がより起きあがる。
(4)携帯電話1が開状態であっても閉状態であっても、形状が手のひらにフィットするため、感触がよく、また、落としにくい。
(5)着信を振動で通知する場合、携帯電話1の外周面が円柱面であるため、携帯電話1が大きく運動し、ユーザにより効果的に通知を行うことができる。
(6)着信を音で通知する場合や音楽を流す場合、外周面の接地面が少ないため音による振動を減衰させることが少ない。更に外周面に設けられたスピーカなどの開口部により音を発するような構成の場合でも、机上に置いた際に開口部を塞ぐことがない。
2 受話部
3 送話部
4 蝶番部
5 当接部
6 表示部
7 キーパッド部
8 スピーカ部
9 マイクロフォン部
10 他端面
11 内側面
12 他端面
Claims (2)
- 所定の曲率半径を有する外側面が形成された第1の構成部と、
所定の曲率半径を有する外側面が形成された第2の構成部と、
前記第1の構成部の外側面の周方向の一端と、前記第2の構成部の外側面の周方向の一端に形成され、前記第1の構成部と前記第2の構成部を開閉可能に保持する蝶番部と、
前記第1の構成部と前記第2の構成部が前記蝶番部によって開いた場合に、前記第1の構成部の外側面と前記第2の構成部の外側面が1つの中心を中心軸として連続した曲面を構成するように、前記第1の構成部と前記第2の構成部の開角度を固定する固定手段と、
を具備し、
前記第1の構成部の内側面には情報を表示する表示手段が設けられており、前記第1の構成部と前記第2の構成部を開いた場合に、前記第2の構成部に重心が形成されている、
ことを特徴とする携帯端末。 - 前記第1の構成部と前記第2の構成部を閉じた場合に、前記第1の構成部の他端面が、前記第2の構成部の内側面に当接し、前記第1の構成部の外側面と前記第2の構成部の他端面が連続した曲面を構成することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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