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JP4883956B2 - 電池セル電圧計測装置 - Google Patents
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JP4883956B2 - 電池セル電圧計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の電池セルを積層して成る電池セルスタックのセパレータ電圧を計測する電池セル電圧計測装置に関する。
近年、環境に与える影響を考慮して、各種の電池の開発が進められているが、特許文献1に示されるような燃焼ガスと酸化ガスとによって発電を行う燃料電池の開発が進められている。
燃料電池とは、イオン交換樹脂膜の如き電解質膜を、多孔性金属または炭素で表面をコーティングした白金等の触媒を含む燃料電極と酸素極とで挟んだ構造の燃料電池セルに、セパレータとよばれる端子を兼ねた導体を付加したものである。
燃料電池セルでは、セパレータと燃料電極との間隙に燃焼ガス(水素またはメタノールなどの燃料を改質したガス)を送り、セパレータと酸素極との間隙に酸化ガス(酸素または空気)を送り込むことで生じる化学反応によって1セル当たり数V程度の電圧を発生させるものである。
なお、燃料電池セルスタックとは、燃料電池セルを数百セル積層することで、400〜600Vといった高電圧を得るシステムのことである。この燃料電池セルスタックにおいて、安定した電圧出力を得るには、セパレータ端子電圧(=セル電圧)を監視して、状況に合わせて最適な出力電圧となるよう、きめ細かく燃焼ガスと酸化ガスとを制御する必要がある。
セパレータ端子電圧を監視する装置としては、特許文献2に示されているように、絶縁した複数の電圧測定モジュールを用いて、予め選択した任意のセパレータ端子の電位を測定基準電圧点として、各セパレータ端子電圧を計測する方法が知られている。
特開2002−343397号公報 特開2002−343399号公報
特許文献2に記載された技術にあっては、予め選択したセパレータ端子に接続した電圧測定モジュール内の測定回路基準電位点を唯一の測定基準電圧点としている。
ここで、燃料電池は、車両への適用が研究されているが、燃料電池を車両に適用した場合、車体振動や車両環境によってセパレータ端子の接触不良や断線及び瞬断が発生する可能性がある。
仮に、セパレータ端子の接触不良や断線及び瞬断が発生すると、燃料電池セルスタック全体の電位との関係や、各セパレータ端子間の電圧状態によって決まる基準電位点としていたセパレータ端子の電位と、電圧測定モジュール内の測定回路基準電位点との間に生じる電圧差によって、基準電位点としていたセパレータ端子の前後の端子間電圧に誤差を生じる可能性があり、最適な出力電圧となるような制御が困難となる。
また、断線や瞬断が発生した場合、その事実自体を検知することが困難であり、出力電圧不良が生じたとき、その原因が、断線や瞬断の発生に起因するものなのか否かを判断することができず、かつ、本問題の対応策については、特許文献1には記載されていなかった。
上述した問題点は、燃料電池のみならず、例えば、リチウム電池等の、多数の電池セルを積層して成る電池セルスタックのセパレータ電圧を計測する電池セル電圧計測装置にも存在する、
本発明の目的は、特別な回路や構造を用いることなく、セパレータ端子の接触不良や断線及び瞬断が発生したことを、自動的に検出するとともに、接触不良や断線及び瞬断が発生していない正常状態のセパレータ端子の電位を測定することが可能な電池セル電圧計測装置を実現することである。
本発明によれば、複数の電池セルが積層された電池セルスタックの電池セル電圧を計測する電池セル電圧計測装置において、複数の電池セルの端子のうちの選択された端子を測定回路基準電位点と接続し、これら選択した端子のうちの1つを別の端子に切り換える第1のマルチプレクサと、第1のマルチプレクサに接続された測定回路基準電位点に基づいて、複数の電池セルのそれぞれの端子間電圧を検出する複数の差動電圧検出手段と、複数の差動電圧検出手段のうちの一つを選択して切り換え、その出力信号と同一レベルの信号を出力する第2のマルチプレクサと、この第2のマルチプレクサからの出力信号に基づいて、測定回路基準電圧点に接続された端子のうちのいずれが、接続不良を起こしたかを判断する接続不良判断手段とを備える。
また、複数の電池セルが積層された電池セルスタックの電池セル電圧を計測する電池セル電圧計測方法において、複数の電池セルの端子のうちの選択された2つ以上の端子のうちの1つを測定回路基準電位点と接続し、さらに選択した端子の中から別の端子に切り換えて接続し、接続された測定回路基準電位点に基づいて複数の電池セルのそれぞれの端子間電圧を検出し、端子間電圧のうちの一つを選択した後、端子間電圧の他の一つに選択して切り換え、切り換えられた端子間電圧に基づいて、測定回路基準電圧点に接続された端子のうちのいずれが、接続不良を起こしたかを判断する。
本発明によれば、セパレータ端子の接触不良や断線及び瞬断が発生したことを、自動的に検出するとともに、接触不良や断線及び瞬断が発生していない正常状態のセパレータ端子の電位を測定基準電圧点とすることが可能な電池セル電圧計測装置及び計測方法を実現することができる。
また、誤動作が起き難く、小型化し易い燃料電池セル電圧計測装置及び計測方法を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明が適用される燃料電池発電システムの概略構成図である。また、図2は、燃料電池セルスタックおよびセパレータの概略構造図である。
まず、図1を用いて燃料電池システムについて説明する。
図1において、燃料電池セルスタック3には、燃料ガス供給装置1から燃料ガスが供給され、酸化ガス供給装置2からは酸化ガスが供給される。セル電圧計測装置4は、燃料電池セルスタック3内の各セパレータ端子間電圧(=セル電圧)を監視している。
また、制御装置5は、セル電圧計測装置4が計測した各セパレータ端子間電圧に基いて、各燃料電池セルの電圧が適正値になるよう燃焼ガスと酸化ガスとの流量を制御する。
なお、燃料電池セルを数百セル積層することで得られる400〜600Vの電圧は、逆流防止用のダイオード6および燃料電池出力スイッチ7を介して負荷機器8へ供給される。
ここで、燃料電池セルスタック3の出力電流は、負荷機器による影響だけでなく、内部損失や燃料ガスおよび酸化ガスの供給量等によっても変化する。特に、最大出力電流は、図3に示すように、供給ガス量に大きく依存したV−I特性(出力電圧−出力電流特性)を示す。
図3に示す、V−I特性のなかで出力特性が大きく低下している領域(右肩下がりの領域)では過負荷となり、この過負荷領域では、燃料電池セルスタックを構成する燃料電池セルの劣化や破損を生じる可能性がある。
このため、燃料電池システムでは、セル電圧計測装置4を用いて各セパレータ端子電圧(=セル電圧)を監視し、その監視結果に基いて燃料電池セルスタック3が最適な発電状態になるよう、きめ細かく燃料ガスおよび酸化ガスの制御を行う必要がある。
ここで、燃料電池セルスタック3について、図2を参照して説明する。図2において、燃料電池セル13aは、イオン交換樹脂膜のような電解質膜11を、多孔性金属または炭素で表面をコーティングした白金等の触媒を含む燃料電極10と酸素極12とで挟んだ構造をしている。さらに、2つの燃料電極10、酸素極12の両外側を導電体であるセバレータ9で更に挟んだ構造となっている。
燃料電池セル13aでは、セパレータ9と燃料電極10との間隙に燃焼ガス(水素またはメタノールなどの燃料を改質したガス)を送り、セパレータ9と酸素極12との間隙に酸化ガス(酸素または空気)を送り込むことで、化学反応によって数V程度の電圧を発生させている。
また、燃料電池セルスタック3では、た燃料電池セル13aを数百セル積層することで400〜600Vといった高電圧を発生させている。
図4は、本発明とは異なる構成のセル電圧計測装置の内部ブロック図であり、本発明との比較のための図である。
図4において、数V程度の電圧を発生する燃料電池セルを数百セル積層することで得られる400〜600Vといった高電圧の燃料電池セルスタック3の電圧測定には、絶縁電源と絶縁通信機能とを必要とする。
このため、互いに絶縁した電圧測定モジュール18を複数並べて、これら電圧測定モジュール18で、燃料電池セルスタック3を分割して電圧を測定する。
各電圧測定モジュール18は、電圧計測に必要な電力を賄う入出力絶縁型DC−DCコンバータ14と、差動増幅器16と、測定電圧の判定を行う比較器17とを内蔵し、入出力絶縁型DC−DCコンバータ14により絶縁電源機能を確保している。
セパレータ端子間電圧(=セル電圧)は、予め選択した任意のセパレータ端子(図4のC点)に接続した、電圧測定モジュール18内の点を測定回路基準電位点(=com)として、差動増幅器16で計測する。
各差動増幅器16で得られた計測結果は、各差動増幅器16と対に配置した比較器17において、予め定めた電圧範囲であるか否かを判定する。この判定結果は、1点でも判定異常が生じた場合のみ判断できるように、複数の比較器17の出力信号は、ワイアードOR回路を用いて集計する。そして、その判定結果は、フォトカプラ15を介して、電圧測定モジュール18の外部の機器に送信する。これにより、絶縁通信機能が確保されている。
図4に示す、本発明とは異なるセル電圧計測装置では、予め選択した任意のセパレータ端子(C点)に接続した測定回路基準電位点(=com)を唯一の測定基準電圧点としている。このため、図5に示すような、車両振動等に起因するセパレータ端子の断線や瞬断が発生すると、燃料電池セルスタック3全体の電位との関係や各セパレータ端子間の電圧状態とによって決まる基準電位点としていたセパレータ端子(C点)の電位と、測定回路基準電位点(=com)との間に生じる電位差によって、基準電位点としていたセパレータ端子の前後の端子間電圧に誤差が生じてしまう。
図6は、図5に示した回路において25点のセパレータ端子間電圧を計測していて、各端子間に平均5V、一部の端子間に2V(A−B間)、3V(B−C間)、4V(C−D間)が生じている状態の時、測定基準電圧点であるセパレータ端子(C点)が断線することで生じる本現象(測定誤差が発生する現象)を示すものである。
図6において、C点が断線し、C点と測定回路基準電位点との間に2Vの電位差が生じたとすると、B−C間の電位差は断線前で3Vであったものが、断線後5Vとなってしまう。また、C−D間の電位差は断線前で4Vであったものが、断線後2Vとなってしまう。
本発明とは異なる図4に示したセル電圧計測装置では、セパレータ端子間電圧計測結果をワイアードOR回路にて集計しているため、個々のセパレータ端子間電圧(=セル電圧)の状態は、上位システムで検出することができない。このため、上位システムにおける燃料ガスおよび酸化ガスの流量制御は、セパレータ間毎にはできず、電圧測定モジュール18毎のブロック単位とならざるを得ず、精細な流量制御を実行することができない。
また、図4に示したセル電圧計測装置では、個々のセパレータ電圧端子電圧を検出する差動増幅器16と、その電圧を判断する比較器17とを一対で設置しているため、回路規模が大きくなり、装置の小型化が難しいという問題もある。
図4に示したセル電圧計測装置における問題点を解消するため、本発明は、セル電圧計測装置を、図7に示すような構成としている。
すなわち、予め選択した任意の2点以上のセパレータ端子(C点〜E点)をマルチプレクサMUX0の入力端子に接続し、このマルチプレクサMUX0により、C点〜E点の内の一点を選択して、電圧測定モジュール18内の測定回路基準電位点とする。
そして、マルチプレクサMUX0により測定回路基準電位点を切り替え、複数の電位の異なる測定基準電圧点を作り出し、差動増幅器16にて、異なる測定基準電圧点に基づいて、同一のセパレータ端子間電圧を測定して、その結果を比較することで、C点〜E点に接続されたセパレータ端子の断線等を検出できるように構成する。
また、所定の複数の差動増幅器16の出力が、マルチプレクサMUX1、MUX2・・・に供給され、マルチプレクサMUX1、MUX2・・・で選択された差動増幅器16からの出力信号がA/D演算器19、パルストランス15cを介して制御器20に供給されるように構成している。
上述したセパレータ端子の断線等検出の一連の動作について、図7を参照して説明する。
図7において、電圧測定モジュール18内の測定回路基準電位点(=com)が接続されているマルチプレクサMUX0に、制御器20からの信号がフォトカプラ15aを介して送られてくる。マルチプレクサMUX0は、制御器20からの信号に従って、セパレータ端子(C点〜E点)の内の一点と、測定回路基準電位点(=com)とを接続する。
次に、各差動増幅器16で得られる各セパレータ端子間電圧は、フォトカプラ15bを介して送られてくる制御器20からの信号に従ってマルチプレクサMUX1、MUX2を切替えながら、A/D演算器19と、パルストランス15c(またはフォトカプラ)を介して制御器20に取り込む。
制御器(接続不良判断手段)20では、測定した同一セパレータ端子間の電圧に対して、マルチプレクサMUX0により測定基準電圧点を切り換えて、制御器20に内蔵する通信機能(本例ではCAN:Contro11er Area Network)を利用して外部機器から送られてくる閾値に基き、以下の判定を行う。そして、その結果(断線情報)ならびに個々のセパレータ端子間電圧の情報を外部機器に送信する。
(1)測定基準電圧点として選択したセパレータ端子が2つの場合(図8に示す動作フローチャートに従った動作が行なわれる)
(a)異なる2つの測定基準電圧点の電位を基に計測した同一セパレータ端子間の電位差を測定し、予め定めた値を満たすか否かを判断する((ステップ801〜805)。予め定めた値を満たしていない場合は、判断基準端子断線信号を出力する(ステップ806)。
(b)両者の電位差が予め定めた値を満たしている場合は、予め定めた信号処理(例えば、異なる測定基準電圧点の電位を基に測定した同一セパレータ端子間電位の平均値を算出する処理)を行う(ステップ807)。
(2)測定基準電圧点として選択したセパレータ端子が3つ以上の場合(図9に示す動作フローチャートに従った動作が行なわれる)
(a)異なる測定基準電圧点の電位を基に計測した同一セパレータ端子間の電位差を測定し、互いに比較して、2/3個以上の電位差が予め定めた値を満たしていない場合、基準端子断線信号を出力する(ステップ901〜912)。
(b)2/3個以上の電位差が予め定めた値を満たしている場合、異常な測定基準電圧点に基く測定結果だけを排除した残りの測定結果について、予め定めた信号処理(例えば、異なる測定基準点の電位を基に計測した同一セパレータ端子間電位の平均値を算出する処理)を行う(ステップ907、908、916、917、ステップ907、913、914、915)。
(c)異なる測定基準電圧点の電位を基に計測した同一セパレータ端子間の全ての電位差が予め定めた値を満たしている場合、同一セパレータ端子間電圧の全ての測定結果に対して予め定めた信号処理を行う(ステップ907、913、918)。
図10は、25点のセパレータ端子間電圧を計測していて、各端子間に平均電位差5V、一部のセバレータ端子間に1V、2V、3V、4Vの電位差が生じている正常状態の時の測定電圧状態を示すものである。また、図11は、図7に示す測定基準電圧点であるセパレータ端子(C点、D点、E点)の内、セパレータ端子(D点)が断線した場合に生ずる測定電圧の変化を示す一例である。
ここで、マルチプレクサMUX1、MUX2が固着してしまう事態が発生することが考えられるが、固着が発生したか否かの検出については、予め、抵抗R1、R2(またはR11、R12)の分電圧(ダミー電圧手段)をマルチプレクサMUX1、MUX2の一つの入力に与えておき、この電圧が正確に検出できるか否かを制御器20にて判断することができる。
また、MUX0に固着が発生したか否かは、前述した計測結果の誤差が大きくなることで検出することができる。
なお、本構成のセル電圧計測装置では、差動増幅器16に対するマルチプレクサとA/D演算器19は少なくてもよいため、回路規模も小さくできる。
図12、図13は、本発明によるセル電圧計測装置の構造例である。
図12において、各電圧測定モジュールは、基板の導体間隙に対する耐電圧特性に基き、隣接する配線間電圧が導体間の耐電圧および基板の耐電圧以下となるよう配置すると共に、各電圧測定モジュールを被測定対象であるセパレータ端子電位に合わせて順序良く配置することで、互いの電位差が少なくなり、各電圧測定モジュール間の間隙を最小化することが可能になる。
これらの条件を満たすことで、各電圧測定モジュールを1枚の基板上に配置することが可能になり、装置の小型化が容易になる。
もちろん、図13に示すように、各電圧測定モジュールを個別のユニットとして、これらを大きなユニット内に格納する方式を採用してもよい。
以上述べた構成によって、測定基準電圧点としたセパレート電圧端子の断線や瞬断に起因する測定誤差が増大する問題が解消できるので、上位システムにおいて燃料ガスおよび酸化ガスの供給制御をきめ細かく制御することができる。
さらに、前述した構成と構造を採用することで装置全体の小型化を図ることができる。
また、従来のセル電圧計測装置とは異なり、図7に示す構成のセル電圧計測装置では、装置内部に全てのセパレータ端子問電圧情報が集約されているため、外部機器の要求に応じた情報(全端子間の情報または、加工した判定情報等)を送ることが可能であり、通信回線を通じて、先に述べた異なる測定基準電圧点の電位を基に測定した同一セパレータ端子間の電圧に対する判定条件や、判定後の処理の方法を比較的自由に更新することで、システムに冗長性を持たせることができるという有意点もある。
なお、本発明は、燃料電池のみならず、多数の電池セルを積層して成る電池セルスタックを有するリチウム電池の電池セル電圧計測装置及び計測方法についても適用可能である。
本発明が適用されるに燃料電池発電システムの概略構成図である。 燃料電池セルスタックおよびセパレータの概略構造図である。 燃料電池セルスタックの供給ガス量に大きく依存した出力電圧−出力電流特性を示すグラフである。 本発明とは異なり、比較例としてのセル電圧計測装置の内部ブロック図である。 図4の例において、測定基準電圧点としたセパレータ端子が断線した場合の状況説明図である。 測定基準電圧点としたセパレータ端子が断線する前後の計測結果例を示す図である。 本発明の一実施形態によるセル電圧計測装置の内部ブロックを示す図である。 測定基準電圧点として選択したセパレータ端子が2つの場合の判断ロジックを示す図である。 測定基準電圧点として選択したセパレータ端子が3つの場合の判断ロジックを示す図である。 測定基準電圧点として選択したセバレータ端子が3つの場合の正常計測結果例を示す図である。 測定基準電圧点として選択したセパレータ端子が3つで、選択したセパレータ端子に断線が生じている場合の計測結果例を示す図である。 本発明によるセル電圧計測装置の一構造例(一基板タイプ)を示す図である。 本発明によるセル電圧計測装置の他の構造例(複数ユニットタイプ)を示す図である。
符号の説明
1 燃焼ガス供給装置
2 酸化ガス供給装置
3 燃料電池セルスタック
4 セル電圧計測装置
5 制御装置
7 燃料電池出カスイッチ
9 セパレータ(セパレータ端子)
10 燃料電極
11 電解質膜
12 酸素極
13a 燃料電池セル
14 絶縁型DC−DCコンバータ
15a、15b フォトカプラ
15c パルストランス(フォトカプラ)
16 差動増幅器
18 電圧測定モジュール
19 A/D演算器
20 制御器
21 酸化ガス供給装置

Claims (9)

  1. 複数の電池セルが積層された電池セルスタックの電池セル電圧を計測する電池セル電圧計測装置において、
    複数の電池セル端子の中から選択した2つ以上の電池セル端子を測定基点とし、前記測定基点とした電池セル端子の内の1つを測定回路基準電位点と接続する手段であって、この測定回路基準電位点と接続する前記測定基点とした電池セル端子を、別の前記測定基点とした電池セル端子に切り換える第1のマルチプレクサと、
    上記第1のマルチプレクサに接続した測定回路基準電位点に基いて、多数の電池セル端子間の電圧を検出するための複数の差動電圧検出手段と、
    上記複数の差動電圧検出手段の中から1つを選択して、選択した差動電圧検出手段の出力と同一レベルの信号を出力する手段であって、選択する差動電圧検出手段を切り換える第2のマルチプレクサと、
    上記第2のマルチプレクサからの出力信号に基いて、測定回路基準電位点に接続した電池セル端子の内いずれかが接続不良を起こしているかを判断する接続不良判断手段と、
    を備えることを特徴とする電池セル電圧計測装置。
  2. 複数の燃料電池セルが積層された燃料電池セルスタックの電池セル電圧を計測する燃料電池セル電圧計測装置において、
    複数の燃料電池セル端子の中から選択した2つ以上の燃料電池セル端子を測定基点とし、前記測定基点とした燃料電池セル端子の内の1つを測定回路基準電位点と接続する手段であって、この測定回路基準電位点と接続する前記測定基点とした燃料電池セル端子を、別の前記測定基点とした燃料電池セル端子に切り換える第1のマルチプレクサと、
    上記第1のマルチプレクサに接続した測定回路基準電位点に基いて、多数の燃料電池セル端子間の電圧を検出するための複数の差動電圧検出手段と、
    上記複数の差動電圧検出手段の中から1つを選択して、選択した差動電圧検出手段の出力と同一レベルの信号を出力する手段であって、選択する差動電圧検出手段を切り換える第2のマルチプレクサと、
    上記第2のマルチプレクサからの出力信号を、非接触で伝達する絶縁型信号伝達手段と、
    上記絶縁型信号伝達手段からの出力信号に基いて、燃料電池セルへの燃料ガスおよび酸化ガスの供給を制御すると共に、測定回路基準電位点に接続された燃料電池セルの内いずれかが接続不良を起こしているかを判断する接続不良判断手段と、
    上記第1のマルチプレクサ、第2のマルチプレクサ、複数の差動電圧検出手段、
    絶縁型信号伝達手段に非接触で電力を供給する絶縁型電力供給手段と、
    を備えることを特徴とする燃料電池セル電圧計測装置。
  3. 請求項2記載の燃料電池セル電圧計測装置において、複数の燃料電池セル端子の中から上記第1のマルチプレクサによって選択して測定基点とした2つ以上の燃料電池セル端子の電位を基に計測した、同一燃料電池セル端子間の電位差を比較して、夫々の電位差の互い差が予め定めた値を満たしていない場合、上記制御手段は基準端子断線信号を出力し、夫々の電位差の互い差が予め定めた値を満たしている場合は、予め定めた信号処理を行うことを特徴とする燃料電池セル電圧計測装置。
  4. 請求項2記載の燃料電池セル電圧計測装置において、複数の燃料電池セル端子の中から上記第1のマルチプレクサによって選択して測定基点とした3つ以上の燃料電池セル端子の電位を基に計測した、同一燃料電池セル端子間の電位差を比較して、少なくとも2/3以上の電位差の互い差が予め定めた値を満たしていない場合、上記制御手段は、基準端子断線信号を出力し、2/3未満の電位差の互い差が予め定めた値を満たしている場合は、予め定めた信号処理を行うことを特徴とする燃料電池セル電圧計測装置。
  5. 請求項2記載の燃料電池セル電圧計測装置において、上記第1のマルチプレクサおよび第2のマルチプレクサに、予め定めた電圧を与えるダミー電圧手段を設け、ダミー電圧手段による出力信号を上記制御手段が監視することで、既値信号を監視することで、上記第1のマルチプレクサおよび第2のマルチプレクサの固着を監視する機能を設けたことを特徴とする燃料電池セル電圧計測装置。
  6. 請求項2記載の燃料電池セル電圧計測装置において、この燃料電池セル電圧計測装置は、複数の燃料電池セルが積層された燃料電池セルスタックのセパレータ電圧を、互いの間隙を絶縁した複数の電圧測定モジュールを用いて、燃料電池セルスタックを分割して計測し、その計測結果を判定して出力する燃料電池セル電圧計測装置であり、電圧測定モジュールを形成する基板の導体間隙に対する耐電圧特性に基き、導体間の耐電圧および基板の耐電圧以下となるよう隣接する配線間電圧ならびに、互いに絶縁した該電圧測定モジュール間を配置することで、電圧測定モジュールを、少なくとも1枚以上の基板上あるいは基板の内層に分散して配置した構造を有する燃料電池セル電圧計測装置。
  7. 請求項6記載の燃料電池セル電圧計測装置において、隣接する互いに絶縁した該電圧測定モジュールの電位差が最小になるよう、被測定対象であるセパレータ端子電位に合わせて、該電圧測定モジュールを順序良く配置した構造を有する燃料電池セル電圧計測装置。
  8. 複数の電池セルが積層された電池セルスタックの電池セル電圧を計測する電池セル電圧計測方法において、
    複数の電池セル端子の中から選択した2つ以上の電池セル端子を測定基点とし、前記測定基点とした電池セル端子の内の1つを測定回路基準電位点と接続して、これを基準として電池セル端子間電圧を計測した後、新たな測定基点として、前記選択した2つ以上の電池セル端子の内、他の端子を測定回路基準電位点と接続して、再度同一電池セル端子間の電圧の計測を行い、先の計測結果と後の計測結果を比較して、接続不良を起こしているか否かを判断することを特徴とする電池セル電圧計測方法。
  9. 複数の燃料電池セルが積層された燃料電池セルスタックの燃料電池セル電圧を計測する燃料電池セル電圧計測方法において、
    複数の燃料電池セル端子の中から選択した2つ以上の燃料電池セル端子を測定基点とし、前記測定基点とした燃料電池セル端子の内の1つを測定回路基準電位点と接続して、これを基準点として複数の燃料電池セル端子間電圧を計測し、前記計測結果の中から1つを選択して非接触で伝達して、伝達された燃料電池セル端子間電圧に基いて燃料電池セルへの燃料ガスおよび酸化ガスの供給を制御すると共に測定回路基準電位点に接続した燃料電池セル端子の内のいずれかが接続不良を起こしているか否かを判断することを特徴とする燃料電池セル電圧計測方法。
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