JP4886579B2 - 振れ止めワイヤー連結部材 - Google Patents
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Description
詳しくは、構造体の吊設部位に吊設される振れ止め対象部材に対する部材取り付け部と、構造体における吊設部位とは異なる部位に一端側が接続された振れ止めワイヤーの他端側に対するワイヤー取り付け部とが設けられている振れ止めワイヤー連結部材に関する。
(1)振れ止めワイヤーをベース部材のワイヤー挿通孔に結束して振れ止めワイヤーを取り付ける(振れ止めワイヤー取り付け操作)。
(2)本体部材のボルト装着凹部に吊りボルトを挿入装着した状態で、本体部材を吊りボルトの軸芯方向下方側に移動させて振れ止めワイヤーを引張する(振れ止めワイヤー引張操作)。
(3)振れ止めワイヤーが所定の緊張状態になったのち、固定ボルトを操作して本体部材のボルト装着凹部に吊りボルトを取り付ける(振れ止め対象部材取り付け操作)。
構造体の吊設部位に吊設される振れ止め対象部材に対する部材取り付け部と、構造体における吊設部位とは異なる部位に一端側が接続された振れ止めワイヤーの他端側に対するワイヤー取り付け部とが設けられている振れ止めワイヤー連結部材であって、
前記部材取り付け部に前記振れ止め対象部材を取り付けた状態において、緊張状態にした前記振れ止めワイヤーの他端側をワイヤー引張側に変位させながら前記ワイヤー取り付け部に取り付ける引張取付手段が設けられている点にある。
前記引張取付手段を構成するのに、前記ワイヤー取り付け部に装着される一対の筒部材の間に、筒部材それぞれに挿通状態で亘らせた前記振れ止めワイヤーを係止する係止部材が介装されているとともに、前記筒部材どうしの相対近接移動操作によって、少なくとも前記係止部材の一部を前記振れ止めワイヤーの側に突出させて振れ止めワイヤーをワイヤー引張側に引き込みながら徐々に係止する係止部材突出手段が設けられている点にある。
前記係止部材突出手段には、前記筒部材どうしの相対近接移動操作の進行に伴い、少なくとも前記係止部材の一部を前記振れ止めワイヤーの側に徐々に突出させる突出案内手段が備えられている点にある。
前記突出案内手段には、前記筒部材どうしの相対近接移動で生じる挟圧力によって、ワイヤー引張方向下手側の筒部材の内部への前記係止部材の進入動作を許しながら、その進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を前記振れ止めワイヤーの側に徐々に突出させる主案内部が設けられている点にある。
前記主案内部を構成するのに、前記係止部材と前記下手側筒部材との対向部位には、下手側筒部材の内部への係止部材の進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を上手側ほど前記振れ止めワイヤーの側に位置する傾斜方向に徐々に傾倒させる主テーパー面が形成されている点にある。
前記突出案内手段には、前記筒部材どうしの相対近接移動で生じる挟圧力によって、ワイヤー引張方向上手側の筒部材の内部への前記係止部材の進入動作を許しながら、その進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を前記振れ止めワイヤーの側に徐々に突出させる副案内部が設けられている点にある。
前記副案内部を構成するのに、前記係止部材と前記上手側筒部材との対向部位には、上手側筒部材の内部への係止部材の進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を上手側ほど前記振れ止めワイヤーの側に位置する傾斜方向に徐々に傾倒させる副テーパー面が形成されている点にある。
前記下手側筒部材の内部への前記係止部材の進入抵抗が前記上流側筒部材の内部への係止部材の進入抵抗よりも大きくなるように、前記主案内部と前記副案内部の相対進入抵抗が設定されている点にある。
前記主案内部を構成するのに、前記係止部材と前記下手側筒部材との対向部位には、下手側筒部材の内部への係止部材の進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を上手側ほど前記振れ止めワイヤーの側に位置する傾斜方向に徐々に傾倒させる主テーパー面が形成され、
前記副案内部を構成するのに、前記係止部材と前記上流側筒部材との対向部位には、上手側筒部材の内部への係止部材の進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を上手側ほど前記振れ止めワイヤーの側に位置する傾斜方向に徐々に傾倒させる副テーパー面が形成されているとともに、
前記主テーパー面における前記下手側筒部材の筒軸芯からの傾斜角度が、前記副テーパー面における前記上流側筒部材の筒軸芯からの傾斜角度よりも大きく構成されている点にある。
前記振れ止めワイヤーを係止した係止姿勢に前記係止部材を接当保持する姿勢保持手段が設けられている点にある。
構造体の吊設部位に吊設される振れ止め対象部材に対する部材取り付け部と、構造体における吊設部位とは異なる部位に一端側が接続された振れ止めワイヤーの他端側に対するワイヤー取り付け部とが設けられている振れ止めワイヤー連結部材であって、
前記振れ止めワイヤーの他端側を緊張状態で取り付けた前記ワイヤー取り付け部をワイヤー引張側に変位させながら前記振れ止め対象部材を前記部材取り付け部に取り付ける引張取付手段が設けられている点にある。
図1は、構造体の一例であるコンクリート製のスラブSに吊設された吊りボルト1(振れ止め対象部材の一例)に対し、本発明に係る振れ止めワイヤー連結部材4を用いて振れ止めワイヤーWによる振れ止め措置を施した状態を示す。
まず、吊りボルト1の所定部位に対してベース部材5の部材取り付け部5Aを取り付けるとともに、ベース部材5のワイヤー取り付け部5Bに対し引張操作機構6を前述の初期状態で装着する。
前述の第1実施形態では、筒状ボルト7と筒状袋ナット8との間に介装されるカシメ部材9が比較的圧縮変形し難い金属から構成されていたが、この第2実施形態では、カシメ部材9が比較的圧縮変形し易い金属から構成されている。
(1)前述の各実施形態では、振れ止め対象部材として吊りボルト1を例に示したが、例えば、空調機2などの機器類、木材や鋼材などの構造部材などであってもよい。その場合、部材取り付け部5Aの形状を振れ止め対象部材に応じて適宜に変更すればよい。
s1 第1パイプナット(吊設部位)
W 振れ止めワイヤー
1 吊りボルト(振れ止め対象部材)
4 振れ止めワイヤー連結部材
5A 部材取り付け部
5B ワイヤー取り付け部
6 引張取付機構(引張取付手段)
7 筒状ボルト(下手側筒部材)
8 筒状袋ナット(上手側筒部材)
9 カシメ部材(係止部材)
9b 主テーパー面(主案内部、突出案内手段)
9c 副テーパー面(副案内部)
α1、α2 傾斜角度
7A、8B、9b、9c
係止部材突出手段
7A、8B 姿勢保持手段
Claims (11)
- 構造体の吊設部位に吊設される振れ止め対象部材に対する部材取り付け部と、構造体における吊設部位とは異なる部位に一端側が接続された振れ止めワイヤーの他端側に対するワイヤー取り付け部とが設けられている振れ止めワイヤー連結部材であって、
前記部材取り付け部に前記振れ止め対象部材を取り付けた状態において、緊張状態にした前記振れ止めワイヤーの他端側をワイヤー引張側に変位させながら前記ワイヤー取り付け部に取り付ける引張取付手段が設けられている振れ止めワイヤー連結部材。 - 前記引張取付手段を構成するのに、前記ワイヤー取り付け部に装着される一対の筒部材の間に、筒部材それぞれに挿通状態で亘らせた前記振れ止めワイヤーを係止する係止部材が介装されているとともに、前記筒部材どうしの相対近接移動操作によって、少なくとも前記係止部材の一部を前記振れ止めワイヤーの側に突出させて振れ止めワイヤーをワイヤー引張側に引き込みながら徐々に係止する係止部材突出手段が設けられている請求項1記載の振れ止めワイヤー連結部材。
- 前記係止部材突出手段には、前記筒部材どうしの相対近接移動操作の進行に伴い、少なくとも前記係止部材の一部を前記振れ止めワイヤーの側に徐々に突出させる突出案内手段が備えられている請求項2記載の振れ止めワイヤー連結部材。
- 前記突出案内手段には、前記筒部材どうしの相対近接移動で生じる挟圧力によって、ワイヤー引張方向下手側の筒部材の内部への前記係止部材の進入動作を許しながら、その進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を前記振れ止めワイヤーの側に徐々に突出させる主案内部が設けられている請求項3記載の振れ止めワイヤー連結部材。
- 前記主案内部を構成するのに、前記係止部材と前記下手側筒部材との対向部位には、下手側筒部材の内部への係止部材の進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を上手側ほど前記振れ止めワイヤーの側に位置する傾斜方向に徐々に傾倒させる主テーパー面が形成されている請求項4記載の振れ止めワイヤー連結部材。
- 前記突出案内手段には、前記筒部材どうしの相対近接移動で生じる挟圧力によって、ワイヤー引張方向上手側の筒部材の内部への前記係止部材の進入動作を許しながら、その進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を前記振れ止めワイヤーの側に徐々に突出させる副案内部が設けられている請求項4又は5記載の振れ止めワイヤー連結部材。
- 前記副案内部を構成するのに、前記係止部材と前記上手側筒部材との対向部位には、上手側筒部材の内部への係止部材の進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を上手側ほど前記振れ止めワイヤーの側に位置する傾斜方向に徐々に傾倒させる副テーパー面が形成されている請求項6記載の振れ止めワイヤー連結部材。
- 前記下手側筒部材の内部への前記係止部材の進入抵抗が前記上流側筒部材の内部への係止部材の進入抵抗よりも大きくなるように、前記主案内部と前記副案内部の相対進入抵抗が設定されている請求項6記載の振れ止めワイヤー連結部材。
- 前記主案内部を構成するのに、前記係止部材と前記下手側筒部材との対向部位には、下手側筒部材の内部への係止部材の進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を上手側ほど前記振れ止めワイヤーの側に位置する傾斜方向に徐々に傾倒させる主テーパー面が形成され、
前記副案内部を構成するのに、前記係止部材と前記上流側筒部材との対向部位には、上手側筒部材の内部への係止部材の進入動作の進行に伴い係止部材又は係止部材のワイヤー引張方向上手側部位を上手側ほど前記振れ止めワイヤーの側に位置する傾斜方向に徐々に傾倒させる副テーパー面が形成されているとともに、
前記主テーパー面における前記下手側筒部材の筒軸芯からの傾斜角度が、前記副テーパー面における前記上流側筒部材の筒軸芯からの傾斜角度よりも大きく構成されている請求項8記載の振れ止めワイヤー連結部材。 - 前記振れ止めワイヤーを係止した係止姿勢に前記係止部材を接当保持する姿勢保持手段が設けられている請求項2〜7のいずれか1項に記載の振れ止めワイヤー連結部材。
- 構造体の吊設部位に吊設される振れ止め対象部材に対する部材取り付け部と、構造体における吊設部位とは異なる部位に一端側が接続された振れ止めワイヤーの他端側に対するワイヤー取り付け部とが設けられている振れ止めワイヤー連結部材であって、
前記振れ止めワイヤーの他端側を緊張状態で取り付けた前記ワイヤー取り付け部をワイヤー引張側に変位させながら前記振れ止め対象部材を前記部材取り付け部に取り付ける引張取付手段が設けられている振れ止めワイヤー連結部材。
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