JP4887029B2 - 組立式スロープユニット - Google Patents
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Description
この特許文献1の住宅介護用ユニットハウスにおいては、これに設けられたスライド式の扉の室外側に、被介護者が車椅子等で出入りすることができるスロープを形成している。そして、これにより、被介護者は、車椅子に乗ったままの状態で、屋内と屋外との間を出入りすることができるようになっている。
上記床部は、上記傾斜スロープ面の通行方向において互いに隣接する上記支柱同士を連結する床用フレームと、該床用フレームに取り付けて上記傾斜スロープ面を形成する床板とを有しており、
上記支柱は、伸縮可能なアジャスタ部を備えた脚支柱部と、該脚支柱部の上端部に配設した荷重受部と、該荷重受部から立設した手摺支柱部とを有しており、上記荷重受部には、上記床用フレームを載置するための山状傾斜面が形成してあり、
上記床用フレームは、上記山状傾斜面に載置した状態で、上記通行方向に直交する幅方向に設けた支軸によって上記荷重受部に連結してあり、
上記アジャスタ部により上記脚支柱部の長さを調整すると共に上記支軸を支点に上記床用フレームを回動させることにより、該床用フレームを上記脚支柱部に対して傾斜配置し、該傾斜配置した床用フレームに上記床板を取り付けることにより上記傾斜スロープ面を形成するよう構成してあることを特徴とする組立式スロープユニットにある(請求項1)。
そして、本発明のスロープユニットを、既設の建築構造物に増設する際には、アジャスタ部により脚支柱部の長さを調整すると共に、荷重受部に設けた支軸を支点に床用フレームを回動させることにより、床用フレームを脚支柱部に対して傾斜配置する。その後、傾斜配置した床用フレームに床板を取り付けることにより、種々の傾斜角度を有する傾斜スロープ面を容易に形成することができる。
そのため、上記スロープユニットは、種々の既設の建築構造物に容易に増設することができる。
また、床用フレームは、荷重受部の山状傾斜面上に載置することができる。そのため、床用フレームを支柱に対して安定して配設することができ、床用フレームに取り付けた床板により、傾斜スロープ面の耐荷重強度を高く維持することができる。
上記床部は、上記傾斜スロープ面の通行方向において互いに隣接する上記支柱同士を連結する床用フレームと、該床用フレームに取り付けて上記傾斜スロープ面を形成する床板とを有しており、
上記支柱は、ジャッキ用おねじ部を立設してなるジャッキベース支柱と、上記ジャッキ用おねじ部に螺合するジャッキ用めねじ部を形成してなると共に上記床用フレームを載置するための山状傾斜面を形成してなる荷重受部と、上記ジャッキ用おねじ部の上部に連結した手摺支柱部と、上記ジャッキ用おねじ部と上記ジャッキ用めねじ部との螺合状態の緩み止めを行う緩み止めナットとを有しており、
上記床用フレームは、上記山状傾斜面に載置した状態で、上記通行方向に直交する幅方向に設けた支軸によって上記荷重受部に連結してあり、
上記ジャッキ用おねじ部に対する上記ジャッキ用めねじ部の螺合高さを調整すると共に上記支軸を支点に上記床用フレームを回動させることにより、該床用フレームを上記支柱に対して傾斜配置し、該傾斜配置した床用フレームに上記床板を取り付けることにより上記傾斜スロープ面を形成するよう構成してあることを特徴とする組立式スロープユニットにある(請求項3)。
そして、本発明のスロープユニットを、既設の建築構造物に増設する際には、ジャッキ用おねじ部に対するジャッキ用めねじ部の螺合高さを調整すると共に、荷重受部に設けた支軸を支点に床用フレームを回動させることにより、床用フレームを支柱に対して傾斜配置する。その後、傾斜配置した床用フレームに床板を取り付けることにより、種々の傾斜角度を有する傾斜スロープ面を容易に形成することができる。
そのため、上記スロープユニットもまた、種々の既設の建築構造物に容易に増設することができる。
それ故、本発明の組立式スロープユニットによっても、種々の既設の建築構造物に対して容易に増設することができ、傾斜スロープ面の傾斜角度の調整が容易であると共に、傾斜スロープ面及び手摺支柱部の耐荷重強度を高く維持することができる。
上記支柱は、ジャッキ用おねじ部を立設してなるジャッキベース支柱と、上記ジャッキ用おねじ部に螺合するジャッキ用めねじ部を形成してなる荷重受部と、上記ジャッキ用おねじ部の上部に連結した手摺支柱部と、上記ジャッキ用おねじ部と上記ジャッキ用めねじ部との螺合状態の緩み止めを行う緩み止めナットとを有しており、
上記床部は、上記傾斜スロープ面の通行方向に直交する幅方向において、互いに対向する上記支柱における上記荷重受部同士の間に掛け渡した丸パイプ部材と、該丸パイプ部材上に載置する床板とを有しており、
上記ジャッキ用おねじ部に対する上記ジャッキ用めねじ部の螺合高さを調整すると共に上記丸パイプ部材を支点に上記床板を回動させることにより、該床板を上記支柱に対して傾斜配置して上記傾斜スロープ面を形成するよう構成してあることを特徴とする組立式スロープユニットにある。
そして、本発明のスロープユニットを、既設の建築構造物に増設する際には、ジャッキ用おねじ部に対するジャッキ用めねじ部の螺合高さを調整すると共に、丸パイプ部材を支点に床板を回動させることにより、床板を支柱に対して傾斜配置して、種々の傾斜角度を有する傾斜スロープ面を容易に形成することができる。
そのため、上記スロープユニットもまた、種々の既設の建築構造物に容易に増設することができる。
それ故、本発明の組立式スロープユニットによっても、種々の既設の建築構造物に対して容易に増設することができ、傾斜スロープ面の傾斜角度の調整が容易であると共に、傾斜スロープ面及び手摺支柱部の耐荷重強度を高く維持することができる。
上記第1の発明において、上記荷重受部には、上記山状傾斜面の頂点部に対する上記通行方向の前後位置に、ネジ穴が形成してあり、上記床用フレームは、上記ネジ穴に螺合させたネジによって上記荷重受部に固定してあることが好ましい(請求項2)。
この場合には、山状傾斜面と、通行方向の前後位置におけるネジとによって、床用フレームの傾斜角度を荷重受部に対して安定して維持することができる。
この場合には、手摺支柱部をジャッキベース支柱におけるジャッキ用おねじ部の上部に極めて簡単に連結することができる。
この場合には、床板の強度を向上させると共に、床板を丸パイプ部材上に載置することが容易であり、組立式スロープユニットの組付性を向上させることができる。
この場合には、床板の強度を一層向上させることができる。また、丸パイプ部材を支点にして床板ピースを回動させることが容易であり、各床板ピースの傾斜角度を適切に調整して、傾斜スロープ面を形成することができる。
(実施例1)
本例の組立式スロープユニット1(以下に、単にスロープユニット1という。)は、図1〜図5に示すごとく、既存住宅等の建築構造物8における掃出窓又は小縁等の高台部81の屋外側に設置して、この高台部81と屋外との間において車椅子等の出入を可能にするものである。
また、スロープユニット1は、車椅子等が通行するための傾斜スロープ面41を形成する床部2と、この床部2を四方から支持する複数の支柱5とを有している。
そして、組立式スロープユニット1は、アジャスタ部60により脚支柱部6の長さを調整すると共に支軸64を支点に床用フレーム3を回動させることにより、この床用フレーム3を脚支柱部6に対して傾斜配置し、この傾斜配置した床用フレーム3に床板4を取り付けることにより傾斜スロープ面41を形成するよう構成してある。
図1〜図3に示すごとく、本例のスロープユニット1は、既に建築された既存住宅又は既存施設における掃出窓又は小縁等の高台部81を利用して、既存住宅又は既存施設の室内(屋内)と屋外との間を、老人、障害者等の体力衰弱者(利用者)が出入りできるようにするものであり、種々の既存住宅又は既存施設に対して、後から増設することができるものである。そして、本例のスロープユニット1は、可搬組立式のスロープユニット1であり、当該スロープユニット1の増設が必要な既存住宅又は既存施設まで各構成部材を分解した状態で運搬し、既存住宅又は既存施設の庭等において各構成部材を組み立てることにより、建築の専門業者でなくても、容易に組立ができるよう工夫がなされたものである。
また、図1〜図3に示すごとく、本例のスロープユニット1においては、床部2により形成した水平床面40を高台部81に連結し、水平床面40に対して上記傾斜スロープ面41を結合した。
図4、図5に示すごとく、本例の床用フレーム3は、センター板部31及びセンター板部31の両端から立設した一対のサイド板部32とからなるチャンネルを用いて構成してあり、センター板部31の内側面を下方に向けて、荷重受部7の山状傾斜面71上に当接させている。
また、床部2及び支柱5は、軽量化のためにアルミニウムからなる部材を用いて構成することができる。
また、図5に示すごとく、本例の手摺支柱部51は、その下端に配設した一対の連結板部511によって、荷重受部7及び床用フレーム3を挟持した状態で、これらに連結してある。
そして、本例のスロープユニット1を、既設の建築構造物8に増設する際には、アジャスタ部60により脚支柱部6の長さを調整すると共に、荷重受部7に設けた支軸64を支点に床用フレーム3を回動させることにより、床用フレーム3を脚支柱部6に対して傾斜配置する。その後、傾斜配置した床用フレーム3に床板4を取り付けることにより、種々の傾斜角度を有する傾斜スロープ面41を容易に形成することができる。
そのため、上記スロープユニット1は、種々の既設の建築構造物8に容易に増設することができる。
また、床用フレーム3は、荷重受部7の山状傾斜面71上に載置することができる。そのため、床用フレーム3を支柱5に対して安定して配設することができ、床用フレーム3に取り付けた床板4により、傾斜スロープ面41の耐荷重強度を高く維持することができる。
本例の組立式スロープユニット1は、図6に示すごとく、上記支柱5の脚支柱部6に代えて、以下のジャッキベース支柱65等を用いてなる。
具体的には、同図に示すごとく、本例の支柱5は、ジャッキ用おねじ部651を立設してなるジャッキベース支柱65と、床用フレーム3を載置するための山状傾斜面71を形成してなる荷重受部7と、ジャッキ用おねじ部651の上部に連結した手摺支柱部51とを有している。本例の荷重受部7には、ジャッキ用おねじ部651に螺合するジャッキ用めねじ部75が形成してある。
また、本例の支柱5は、ジャッキ用おねじ部651には緩み止めナット63が螺合してあり、この緩み止めナット63を荷重受部7に対して締め付けることによって、地面から荷重受部7までの高さを固定することができる。
また、荷重受部7には、傾斜スロープ面41の通行方向Lに直交する幅方向Wの内側に向けて支軸64が設けてある。この支軸64は、ボルトによって構成してあり、アングル部材の他方の板部に形成した支軸用穴33内に挿通して、荷重受部7に螺合してある。
なお、本例の荷重受部7は、鋳物により構成した。これに対し、図7に示すごとく、荷重受部7は、例えば、一対のアングル75を溶接して枠体を構成し、この枠体に、上記山状傾斜面71を形成したブロック部材76を溶接して構成することもできる。
本例の組立式スロープユニット1においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
本例の組立式スロープユニット1は、図8〜図10に示すごとく、上記荷重受部7に山状傾斜面71を形成する代わりに、丸パイプ部材35を用いて構成してある。また、本例においては、上記床用フレーム3を用いておらず、荷重受部7に支軸64を設ける代わりに、上記丸パイプ部材35を支点にして床板4を回動させるよう構成している。
具体的には、本例の床部2は、傾斜スロープ面41の通行方向Lに直交する幅方向Wにおいて、互いに対向する支柱5における荷重受部7同士の間に掛け渡した丸パイプ部材35と、この丸パイプ部材35上に載置する床板4とを有している。
また、図8に示すごとく、荷重受部7に対する丸パイプ部材35の連結は、丸パイプ部材35の端部に挿入するための挿入軸361を設けたフランジ部材36を用いて行うことができる。
そのため、本例のスロープユニット1もまた、種々の既設の建築構造物8に容易に増設することができる。
本例の組立式スロープユニット1においても、その他の構成は上記実施例1、2と同様であり、上記実施例1、2と同様の作用効果を得ることができる。
2 床部
3 床用フレーム
35 丸パイプ部材
4 床板
41 傾斜スロープ面
45 床板ピース
5 支柱
51 手摺支柱部
6 脚支柱部
60 アジャスタ部
64 支軸
65 ジャッキベース支柱
651 ジャッキ用おねじ部
7 荷重受部
71 山状傾斜面
75 ジャッキ用めねじ部
8 建築構造物
81 高台部
L 通行方向
W 幅方向
Claims (4)
- 通行用の傾斜スロープ面を形成する床部と、該床部を支持する複数の支柱とを有してなる組立式スロープユニットであって、
上記床部は、上記傾斜スロープ面の通行方向において互いに隣接する上記支柱同士を連結する床用フレームと、該床用フレームに取り付けて上記傾斜スロープ面を形成する床板とを有しており、
上記支柱は、伸縮可能なアジャスタ部を備えた脚支柱部と、該脚支柱部の上端部に配設した荷重受部と、該荷重受部から立設した手摺支柱部とを有しており、上記荷重受部には、上記床用フレームを載置するための山状傾斜面が形成してあり、
上記床用フレームは、上記山状傾斜面に載置した状態で、上記通行方向に直交する幅方向に設けた支軸によって上記荷重受部に連結してあり、
上記アジャスタ部により上記脚支柱部の長さを調整すると共に上記支軸を支点に上記床用フレームを回動させることにより、該床用フレームを上記脚支柱部に対して傾斜配置し、該傾斜配置した床用フレームに上記床板を取り付けることにより上記傾斜スロープ面を形成するよう構成してあることを特徴とする組立式スロープユニット。 - 請求項1において、上記荷重受部には、上記山状傾斜面の頂点部に対する上記通行方向の前後位置に、ネジ穴が形成してあり、
上記床用フレームは、上記ネジ穴に螺合させたネジによって上記荷重受部に固定してあることを特徴とする組立式スロープユニット。 - 通行用の傾斜スロープ面を形成する床部と、該床部を支持する複数の支柱とを有してなる組立式スロープユニットであって、
上記床部は、上記傾斜スロープ面の通行方向において互いに隣接する上記支柱同士を連結する床用フレームと、該床用フレームに取り付けて上記傾斜スロープ面を形成する床板とを有しており、
上記支柱は、ジャッキ用おねじ部を立設してなるジャッキベース支柱と、上記ジャッキ用おねじ部に螺合するジャッキ用めねじ部を形成してなると共に上記床用フレームを載置するための山状傾斜面を形成してなる荷重受部と、上記ジャッキ用おねじ部の上部に連結した手摺支柱部と、上記ジャッキ用おねじ部と上記ジャッキ用めねじ部との螺合状態の緩み止めを行う緩み止めナットとを有しており、
上記床用フレームは、上記山状傾斜面に載置した状態で、上記通行方向に直交する幅方向に設けた支軸によって上記荷重受部に連結してあり、
上記ジャッキ用おねじ部に対する上記ジャッキ用めねじ部の螺合高さを調整すると共に上記支軸を支点に上記床用フレームを回動させることにより、該床用フレームを上記支柱に対して傾斜配置し、該傾斜配置した床用フレームに上記床板を取り付けることにより上記傾斜スロープ面を形成するよう構成してあることを特徴とする組立式スロープユニット。 - 請求項3において、上記手摺支柱部は、丸パイプ部材を上記ジャッキ用おねじ部の上部に嵌め込んでなることを特徴とする組立式スロープユニット。
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