Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP4890156B2 - 進入遮断装置及びその設置構造 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP4890156B2 - 進入遮断装置及びその設置構造 - Google Patents

進入遮断装置及びその設置構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4890156B2
JP4890156B2 JP2006225611A JP2006225611A JP4890156B2 JP 4890156 B2 JP4890156 B2 JP 4890156B2 JP 2006225611 A JP2006225611 A JP 2006225611A JP 2006225611 A JP2006225611 A JP 2006225611A JP 4890156 B2 JP4890156 B2 JP 4890156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seismic isolation
isolation structure
shielding member
slider
slide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006225611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008050775A (ja
Inventor
茂 平野
智康 藤井
Original Assignee
株式会社一条工務店
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社一条工務店 filed Critical 株式会社一条工務店
Priority to JP2006225611A priority Critical patent/JP4890156B2/ja
Publication of JP2008050775A publication Critical patent/JP2008050775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4890156B2 publication Critical patent/JP4890156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

本発明は、進入遮断装置及びその設置構造に関り、特に免震構造物と他の構造物との間の所定区域内に人が進入できないように遮断するため、所定区域の出入り口等に配置される進入遮断装置及びその設置構造に関するものである。
近年、地震による構造物の被害を最小限度に留めることを目的に、免震構造物が提案され、また現在では広く実施されている。この免震構造物は、構造物としての戸建住宅を例に挙げて説明すると、基礎と土台との間に免震装置を介在させ、この免震装置により地震による地盤の振動が建物に伝播されることを防止する構造物を言う。ところで、こうした免震構造物、特に免震住宅を建造する場合には、少なくとも地震により変位する範囲内に、塀等の免震されていない他の構造物が存在する場合には、地震の際に免震住宅(免震構造物)と他の構造物とが衝突することとなる。
したがって、必ず免震構造物と他の構造物との間は、一定の間隔を設けなければならない。しかしながら、この免震構造物と他の構造物との間隔が広い場合には、この間隔内において地震の発生時に人が存在しても危険性は少ないが、狭い場合には、免震構造物と他の構造物との間に挟まれてしまう危険性がある。そこで、こうした危険性を回避するために、従来では、可動パイプと可撓性継手体とを利用した遮断柵(特許文献1参照)が提案されている。
この遮断柵は、人の進入を遮断しようとする免震構造物側と他の構造物側とにそれぞれ支柱を立設し、これらの支柱の対向する内側に、ゴム製管体とコイルばねとを組合せた可撓性継手体を介して、パイプ状の基管を対向面が離間した状態でそれぞれ横設し、これら一対の基管の中空部に小径の連繋杆を摺動可能に挿通したものである。そして、免震装置の作動により一対の支柱の間隔が変化した際に、前記基管が中間位置にある連繋杆の外周に沿って摺動することにより伸縮して、一対の支柱の間隔の変化量に追従するようにしたものである。
特開2000−110414
しかしながら、上記従来の技術における一対の基管は、小径の連繋杆の外周に沿って摺動することにより伸縮する構成であるから、一対の支柱の最小間隔は、一対の基管の総全長、又は、連繋杆の全長により制限されるので、免震構造物と他の構造物との間隔が狭い場合には設置できないという問題があった。
そこで、本発明は、上述した従来技術による進入遮断装置が有する課題を解決するために提案されたものであって、免震構造物と他の構造物との間隔が狭い場合であっても、設置することができる進入遮断装置及びその設置構造を提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するため、第1の発明(請求項1記載の発明)に係る進入遮断装置は、免震装置を備えた免震構造物と、この免震構造物に隣接された他の構造物との間に形成された隙間を遮蔽し、人の進入を遮断防止する進入遮断装置であって、人の進入を遮蔽する遮蔽部材と、案内溝が形成され上記他の構造物又は免震構造物の何れか一方に水平に固定されたスライドレールと、このスライドレールの案内溝に案内されながらスライドするスライダと、このスライダと上記遮蔽部材の一側部とを連結する第1の連結部材と、上記遮蔽部材の他側部と上記免震構造物又は他の構造物とを揺動自在に連結する第2の連結部材とを備えてなることを特徴とするものである。
この第1の発明では、人の進入を遮蔽する遮蔽部材と、他の構造物又は免震構造物の何れか一方に水平に固定されたスライドレールと、このスライドレールの案内溝に案内されながらスライドするスライダと、このスライダと遮蔽部材の一側部とを連結する第1の連結部材と、遮蔽部材の他側部と免震構造物又は他の構造物とを揺動自在に連結する第2の連結部材とを備えてなるようにしたので、地震の発生により免震構造物と他の構造物との間隔が変位した場合は、遮蔽部材と第1及び第2連結部材とを介してスライドレールに案内されるスライダの位置が移動するとともに、第2の連結部材の揺動作用により遮蔽部材の揺動角度が変化することで、免震構造物と他の構造物との間隔の変位量を吸収することができる。
そして、この発明の各構成要素には、構成要素それ自身により免震構造物と他の構造物との最小間隔を実質的に制限するものがなく、免震構造物と他の構造物との間隔が狭い場合であっても設置することができる。すなわち、免震構造物と他の構造物との最小間隔は、遮蔽部材、スライドレール、第1及び第2連結部材等の水平方向の厚さ又は幅のみにより制限されるものであるから、免震構造物と他の構造物との最小間隔は実質的に制限を受けない。また、免震構造物と他の構造物との最大間隔は、主として遮蔽部材の水平方向の長さと、スライドレールの長さとにより決められる。
したがって、遮蔽部材は板状部材が好ましく、施工する現場の免震構造物と他の構造物との間隔に対応して、遮蔽部材の水平方向の長さ等を設定すればよい。また、平常時における遮蔽部材の揺動姿勢は、設定される最大間隔と、最小間隔との中間位置に相当する揺動姿勢であり、その際のスライダの位置は、スライドレールの可動範囲の略中央に設定することが好ましい。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、上記第1の発明に記載の進入遮断装置を構成する遮蔽部材は、前記他の構造物から免震構造物までの直角方向よりも傾斜して設置されてなり、平常時においては、前記スライダの位置は、前記スライドレールの略中央とされてなることを特徴とする設置構造である。
この第2の発明では、進入遮断装置を構成する遮蔽部材は、他の構造物から免震構造物までの直角方向よりも傾斜して設置されてなり、平常時においては、スライダの位置は、スライドレールの略中央とされてなる設置構造にしたので、地震の発生による地盤の全方位に亘る変位に対応することができる。すなわち、地震による地盤の変位方向は、限られた特定の方向ではなく全方位(平常時の設定位置に対して360度)に亘って変位するから、例えば、平常時において、免震構造物又は他の構造物に対する遮蔽部材の取付け角度が、直角(又は直角近傍)に設定されていると、地震による地盤の変位が、スライダを中心とした第2の連結部材までの半径以内である場合のみに、当該スライダは、スライドレールに沿ってスライドし地盤の変位に対応できる。
そこで、進入遮断装置を構成する遮蔽部材は、平常時において、免震構造物又は他の構造物に対して直角方向よりも傾斜するとともに、免震構造物の作動軌道が最大時から最小時の間において、スライダを中心とした第2の連結部材の変位角度が直角を超えず、かつ、第2の連結部材が免震構造物又は他の構造物に当接しないような設置構造にすることで、地震の発生による地盤の全方位に亘る変位に対応することができる。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、上記第2の発明において、上記第1の発明に記載の進入遮断装置を構成する遮蔽部材の下端は、前記免震構造物の基礎の上端よりも上方に位置してなるとともに、上記免震構造物と他の構造物との間には、地上から起立してなるとともに、上端が上記遮蔽部材の下端よりも下方とされた進入遮断部材が設置されてなることを特徴とする設置構造である。
この第3の発明では、進入遮断装置を構成する遮蔽部材の下端は、免震構造物の基礎の上端よりも上方に位置してなるとともに、免震構造物と他の構造物との間には、地上から起立してなるとともに、上端が遮蔽部材の下端よりも下方とされた進入遮断部材が設置されてなる設置構造にしたので、遮蔽部材の下端と地表面との隙間が大きい場合であっても、その隙間から、人の進入(特に幼児の進入)を遮断することができる。
すなわち、免震構造物の基礎の上端よりも下方に遮蔽部材の下端が位置していると、地震の発生により免震構造物と他の構造物との間隔が変位した場合に、当該遮蔽部材が免震構造物の基礎に当接する場合がある。そして、このような場合には、遮蔽部材の下端は、免震構造物の基礎の上端よりも上方に位置すべく設定するとともに、遮蔽部材の下端と地表面との間に上端が当該遮蔽部材の下端よりも下方とされた進入遮断部材を設置することにより、前記隙間から人の進入を遮断するようにする。
上記第1の発明(請求項1記載の発明)では、免震構造物と他の構造物との間隔が変位した場合は、遮蔽部材と第1及び第2連結部材とを介してスライドレールに案内されるスライダの位置が移動するとともに、遮蔽部材の揺動角度が変化することで、免震構造物と他の構造物との間隔の変位量を吸収する構成であることから、構成要素それ自身により免震構造物と他の構造物との最小間隔を実質的に制限するものがなく、免震構造物と他の構造物との間隔が狭い場合であっても設置することができる。このことにより、設計又は施工工事の自由度が高まるとともに、地震の発生時に免震構造物と他の構造物との間に人が進入することを確実に防止して安全性の向上を図ることができる。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)では、地震の発生による地盤の全方位に亘る変位に対応することができ、また、免震構造物の作動軌道が広範囲又は小範囲である場合には、遮蔽部材の水平方向の長さと、スライドレールの長さとにより決められるので、免震構造物と他の構造物との間隔が狭い場合や広い場合、又は、免震構造物の作動軌道が広範囲や小範囲である場合のいずれにも対応できる。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)では、免震構造物と他の構造物との間には、地上から起立してなるとともに、上端が遮蔽部材の下端よりも下方とされた進入遮断部材が設置されてなる設置構造にしたので、進入遮断装置を構成する遮蔽部材の下端と地表面との隙間が大きい場合であっても、その隙間から、人の進入(特に幼児の進入)を遮断して安全性の向上を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態に係る進入遮断装置1は、図1及び図2に示すように、免震装置を備えた免震構造物2と、この免震構造物2に隣接された他の構造物3との間に形成された隙間を遮蔽し、人の進入を遮断防止する装置であって、人の進入を遮蔽する遮蔽部材である遮蔽板5と、他の構造物3に水平に固定された2個のスライドレール4,4と、このスライドレール4,4のそれぞれの図3(b)に示す案内溝4aに案内されながらスライドする2個のスライダ6,6と、これらスライダ6,6と遮蔽板5の一側部5aとを連結する第1の連結部材である2個の継手7,7と、上記遮蔽板5の他側部5bと免震構造物2とを揺動自在に連結する第2の連結部材である各々2個のヒンジ8,8及び揺動継手9,9とで構成される。
まず、免震構造物2は、図1に示すように、地盤に敷設された基礎11の上に多数の起立部材12が立設され、これら起立部材12の上面側には鉄骨土台13が配置され、その上面には土台14が配置され、その上面に柱15等の構造物が配置され、この柱15等と隣接位置には外壁(又は外板)16が上張りされている。そして、鉄骨土台13を含む上方の構造物は図示しない免震装置により支持され、地震の発生により地盤が振動した際には、地盤とともに前記基礎11及び起立部材12のみが振動又は揺動して、鉄骨土台13を含む上方の構造物には図示しない免震装置の作動により振動が伝播されないので、当該構造物には振動または揺動が生じず、地震の振動又は揺動による被害を防止することができる。
なお、上記免震装置には、コロ部材を利用したもの、滑り部材を利用したもの、ゴム部材を利用したものなどが知られているが、本発明の進入遮断装置は、前記免震装置がいかなる方式によるものであっても、実施することができる。また、本発明の実施の形態においては、2個のスライドレール4,4は他の構造物3に固定し、各々2個のヒンジ8,8及び揺動継手9,9により遮蔽板5の他側部5bと免震構造物2とを揺動自在に連結するようにしたが、2個のスライドレール4,4は免震構造物2に固定し、各々2個のヒンジ8,8及び揺動継手9,9により遮蔽板5の他側部5bと他の構造物3とを揺動自在に連結するようにしてもよい。
次いで、上記進入遮断装置1の構成は、図1及び図2に示すように、免震構造物2と他の構造物3との対向する内側面に、当該内側面に対し傾斜して配設され、遮蔽板5により、免震構造物2と他の構造物3との隙間に人が進入できないように遮蔽する装置でるから、遮蔽部材である遮蔽板5は板状が好ましいが、平板に限らず金網状又は柵状等の素材形状から選択すればよい。
この遮蔽板5の一側部5aには、2個の継手7,7が上下に並列して固定され、これら継手7,7の図3(a)に示すそれぞれの軸部7aの先端には球状体に形成されたスライダ6が固定されている。また、遮蔽板5の他側部5bには、2個の揺動継手9,9が上下に並列して固定され、これら揺動継手9,9の図3(a)に示すそれぞれの揺動部9aは二又状(符号は省略する)に形成され、その先端部中央には後述する揺動ピン10を嵌入可能な図示しないピン穴が穿孔されている。
また、図1に示す他の構造物3の免震構造物2と対向する内側面には、遮蔽板5の一側部5aに固定された2個の継手7,7とそれぞれ同一の高さ位置に、2個のスライドレール4,4が水平かつ並列に固定され、それぞれの内周には図3に示すように、2個の継手7,7のそれぞれの先端に固定されたスライダ6を案内する案内溝4aが内周4面に形成され、そのうちの側面には、2個の継手7,7のそれぞれの軸部7aが長手方向に移動自在な長窓状の切欠き(符号は省略する)が形成されている。そして、それぞれのスライドレール4の案内溝4aに挿入されたスライダ6により、それぞれの継手7を介して遮蔽板5の一側部5a側が保持されるとともに、それぞれのスライドレール4の一端部4bから他端部4cの間をスライドする。
また、図1に示す免震構造物2の外壁16には、遮蔽板5の他側部5bに固定された2個の揺動継手9,9とそれぞれ同一の高さ位置に、2個のヒンジ8,8が並列に固定され、それぞれの側面には図3(a)に示すように、揺動継手9のそれぞれの揺動部9aの二又内に挿入可能かつ滑動可能な支持部8aが立設され、その先端部中央には後述する揺動ピン10を回動可能に挿通する図示しないピン穴が穿孔されている。そして、それぞれのヒンジ8の支持部8aに、揺動ピン10により揺動部9aの二又部が枢支された揺動継手9により、遮蔽板5の他側部5bが揺動自在に保持される。
この構成により、図1及び図2に示す免震構造物2と他の構造物3との間隔が図示よりも狭くなると、スライダ6,6が、スライドレール4,4のそれぞれの案内溝4aに案内されて、当該スライドレール4,4の中央部からそれぞれの他端部4c側へスライドするとともに、ヒンジ8,8と揺動継手9,9とを枢支するそれぞれの揺動ピン10を支点にして、上記スライダ6,6のスライドにより継手7,7、遮蔽板5及び揺動継手9,9が一体的に角度変化する傾斜角度に対応する。また、図1及び図2に示す免震構造物2と他の構造物3との間隔が広くなると、スライダ6,6が、スライドレール4,4の中央部からそれぞれの一端部4b側へスライドするとともに、ヒンジ8,8部の揺動ピン10を支点にして、上記スライダ6,6のスライドにより継手7,7、遮蔽板5及び揺動継手9,9が一体的に角度変化する傾斜角度に対応する。
なお、図1において、遮蔽板5の下端位置が、基礎11上に設置された起立部材12の上端よりも下方に設定すると、地震の発生により地盤とともに他の構造物3、基礎11及び起立部材12が図示の左側へ変位した場合には、起立部材12が遮蔽板5の下方に干渉する場合がある。しかしながら、遮蔽板5の下端位置を起立部材12よりも高くすると、遮蔽板5の下端と地表面との隙間から幼児等が、免震構造物2と他の構造物3との間の図2に示す隙間S内に進入する恐れがある。そこで、このような場合には、図1及び図2に示すように、遮蔽板5の下方にコンクリートブロック等の進入遮断部材17を設置することで、幼児等が進入する危険性が回避される。
次に、上述した進入遮断装置1の使用方法を説明しながら作用効果を説明する。なお、地震が発生した際に実際に地盤とともに変位するのは、免震構造ではない他の構造物3及び免震構造物2の地盤側(基礎11、起立部材12)であって、免震構造物2には地震による振動又は揺動が伝播されないので、当該免震構造物2は原則的に変位しないが、図4においては便宜上、他の構造物3に対して免震構造物2が相対変位するものとして記載した。また、図4に示す免震構造物作動軌道Uは、免震構造物2の作動軌道であって、免震構造物2側の外壁16に取付けられたそれぞれのヒンジ8のピン穴部の作動範囲を示す。また、図4(a)及び(c)に仮想線の(5)で示す遮蔽板は、図4(b)における遮蔽板5の位置を示すものである。
まず、免震構造物2の作動範囲が図4に示す免震構造物作動軌道Uの範囲内であるとすると、免震構造物2の側面2Tと他の構造物3の側面3Tとの間隔は、図4(a)に示すように、ヒンジ8が免震構造物作動軌道Uの図示下端部に位置し、かつ、スライダ6がスライドレール4の一端部4bに近づいてなる遮蔽板5の傾斜角度において免震構造物2の側面2Tと他の構造物3の側面3Tとの間隔が最大となる。また、ヒンジ8が他の構造物3の側面3T側へ変位して、図4(c)に示すように、ヒンジ8が免震構造物作動軌道Uの図示上端部に位置し、かつ、スライダ6がスライドレール4の他端部4cに近づいてなる遮蔽板5の傾斜角度において免震構造物2の側面2Tと他の構造物3の側面3Tとの間隔が最小となる。
したがって、平常時における各構成要素の位置関係は、図4に示す免震構造物作動軌道Uの範囲により決められ、免震構造物2の側面2Tと他の構造物3の側面3Tとの間隔が、図4(a)に示す最大間隔と、図4(c)に示す最小間隔との中間位置に設定すればよい(図4(b)参照)。このように設定することで、免震構造物2側のヒンジ8部分が変位可能な範囲は、図4(b)に示す平常時に対して、免震構造物作動軌道U内の全方位に亘って変位でき、免震構造物2と他の構造物3との間隔の変位に対応して遮蔽板5を傾斜させることができる。
そして、例えば、平常時の位置関係を図4(b)に示す中立位置に設定した場合において、地震の発生により免震構造物2の側面2Tと他の構造物3の側面3Tとの間隔が拡幅され、図4(a)に示す状態又はこの状態に近づいた場合には、ヒンジ8部の揺動ピン10により揺動継手9、遮蔽板5及び継手7を介してスライダ6が引き寄せられ、当該スライダ6がスライドレール4の一端部4bに近づくとともに、遮蔽板5の傾斜角度が変化し、その傾斜角度の変化を前記揺動ピン10により吸収する。
また、免震構造物2の側面2Tと他の構造物3の側面3Tとの間隔が縮幅され、図4(c)に示す状態又はこの状態に近づいた場合には、ヒンジ8部の揺動ピン10により揺動継手9、遮蔽板5及び継手7を介してスライダ6が押圧され、当該スライダ6がスライドレール4の他端部4cに近づくとともに、遮蔽板5の傾斜角度が変化し、その傾斜角度の変化を前記揺動ピン10により吸収する。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施の形態によれば、免震構造物2と他の構造物3との間隔の変位に対応して、図3に示すスライダ6がスライドレール4に案内されて移動し、この移動ととともに変化する遮蔽板5の傾斜角度をヒンジ8、揺動継手9及び揺動ピン10の揺動作用により吸収するものであるから、免震構造物2と他の構造物3との最小間隔を制限するものがなく、免震構造物2と他の構造物3との間隔が狭い場合であっても確実に設置することができる。また、この発明に係る構成要素は、通常の建築資材等として市販されているものが利用できるから、例えば遮蔽部材について市販品を利用することにより、板状、金網状又は柵状等の素材形状とともに、色彩や模様等の外観についても、顧客の好みに応じて自由に選択し、美観を整えることができるとともに、装置を安価に構成することができる。
なお、上記実施の形態では、免震構造物と隣接する他の構造物について、免震装置を備えない固定構造である前提で説明したが、他の構造物が免震構造物あっても本発明は実施できる。
実施の形態に係る進入遮断装置の全体を示す一部を断面した側面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 進入遮断装置の主要部を示す拡大図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 地震による遮断ユニットの作動を示す模式図であって、(a)は免震構造物と他の構造物との間隔が最大の場合、(b)は免震構造物と他の構造物との間隔が中間の場合、(c)は免震構造物と他の構造物との間隔が最小の場合を示す。
符号の説明
1 進入遮断装置
2 免震構造物
3 他の構造物
4 スライドレール
4a 案内溝
5 遮蔽板
5a 一側部
5b 他側部
6 スライダ
7 継手
8 ヒンジ
9 揺動継手
10 揺動ピン
11 基礎
14 土台
17 進入遮断部材

Claims (3)

  1. 免震装置を備えた免震構造物と、この免震構造物に隣接された他の構造物との間に形成された隙間を遮蔽し、人の進入を遮断防止する進入遮断装置であって、
    人の進入を遮蔽する遮蔽部材と、
    案内溝が形成され上記他の構造物又は免震構造物の何れか一方に水平に固定されたスライドレールと、
    このスライドレールの案内溝に案内されながらスライドするスライダと、
    このスライダと上記遮蔽部材の一側部とを連結する第1の連結部材と、
    上記遮蔽部材の他側部と上記免震構造物又は他の構造物とを揺動自在に連結する第2の連結部材と、を備えてなることを特徴とする進入遮断装置。
  2. 前記請求項1記載の進入遮断装置を構成する遮蔽部材は、前記他の構造物から免震構造物までの直角方向よりも傾斜して設置されてなり、平常時においては、前記スライダの位置は、前記スライドレールの略中央とされてなることを特徴とする進入遮断装置の設置構造。
  3. 前記請求項1記載の進入遮断装置を構成する遮蔽部材の下端は、前記免震構造物の基礎の上端よりも上方に位置してなるとともに、上記免震構造物と他の構造物との間には、地上から起立してなるとともに、上端が上記遮蔽部材の下端よりも下方とされた進入遮断部材が設置されてなることを特徴とする請求項2記載の進入遮断装置の設置構造。
JP2006225611A 2006-08-22 2006-08-22 進入遮断装置及びその設置構造 Active JP4890156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006225611A JP4890156B2 (ja) 2006-08-22 2006-08-22 進入遮断装置及びその設置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006225611A JP4890156B2 (ja) 2006-08-22 2006-08-22 進入遮断装置及びその設置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008050775A JP2008050775A (ja) 2008-03-06
JP4890156B2 true JP4890156B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=39235091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006225611A Active JP4890156B2 (ja) 2006-08-22 2006-08-22 進入遮断装置及びその設置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4890156B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008050775A (ja) 2008-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5075948B2 (ja) 制震装置
JP4890156B2 (ja) 進入遮断装置及びその設置構造
KR20090027705A (ko) 굴절강재댐퍼 및 이를 이용한 내진보강장치
JP6761699B2 (ja) 制振装置
JP6494556B2 (ja) 乗客コンベア
JP6534476B1 (ja) カバープレート支持装置及び床用目地装置
JP5253147B2 (ja) 免震構造物の伸縮柵
JP4890426B2 (ja) 渡り通路
JP4499033B2 (ja) 床用目地装置
JP6663454B2 (ja) エキスパンションジョイント床
JP2015168974A (ja) エキスパンション手摺
JP3168022U (ja) エキスパンションジョイント外壁
JP6309068B1 (ja) 床用目地装置
JP5005987B2 (ja) 進入遮断装置
JP5005988B2 (ja) 進入遮断装置
JP4958032B2 (ja) 免震建物用エキスパンションジョイント通路
JP7108285B2 (ja) 手摺コーナー部材、安全帯用手摺及び安全装置
JP3177423U (ja) 目地用遮断柵
JP5025687B2 (ja) 天井用目地カバー装置
JP2009298531A (ja) エレベータシャフトの制震構造
JP2022024231A (ja) 目地装置
JP2007002611A (ja) エキスパンションジョイント
JP2018003519A (ja) 床用目地装置
JP2021080770A (ja) エキスパンションジョイント装置
JP3924556B2 (ja) 壁用目地カバー装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4890156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250