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JP4893498B2 - 受信装置及び制御方法 - Google Patents
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JP4893498B2 - 受信装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、CW(Continuous Wave:モールス符号を使った無線通信)変調の信号を受信する受信装置及び制御方法に関するものである。
特許文献1はCW変調信号の受信装置を開示する。該受信装置では、CW変調の受信信号は、IF信号に変更されてから、検波器及びピークフィルタを経て、スピーカから可聴音で出力されるようになっている(特許文献1の第2図)。該公報は、また、受信装置において、検波器とピークフィルタに使用する周波数信号を、共通の可変周波数発振器を用いて生成するようにし、使用者が、該可変周波数発振器の周波数を調整することにより、検波器及びピークフィルタをまとめて調整操作できるようにすることを開示している(特許文献1の第1図)。
一方、CW変調の信号の受信機能を装備する従来の無線機における使用者による操作手順は次のようになっている。
S1:CW無線通信が許可されている周波数帯に無線機の受信周波数を合わせる(バンドを変更する)。
S2:無線機の受信フィルタを帯域の広いものに変更する。
S3:無線機の受信周波数を少しずつ変更しながら、CWにてモールス符号を送信している送信局を探す。
S4:CW音声が聞き易い音になるよう受信周波数を調整する。
S5:CW音声のS/Nが悪い、又は混信が起きている場合にはIFフィルタ又はAFフィルタの帯域を可変し、聞き易いよう調整する。
S6:さらにS/Nを改善する必要がある場合には、LMS方式や、SPAC方式等のノイズリダクション機能をONする。
特開平3−10523号公報
従来の無線機におけるCW変調の信号受信操作の問題点は次の通りである。
(1)受信周波数の補正を手動で行う必要があり、受信者が満足できる受信周波数になるまで時間を要するか、又は満足できる受信周波数にすることができない。
(2)フィルタ調整を手動で行う必要があり、受信者が満足できる受信音のS/Nになるまで時間を要するか、又は満足できるS/Nにすることができない。
(3)混信している状況において、フィルタ調整において混信を緩和できないことがあり、受信を諦めなければならないときがある。
(4)S/Nを改善するためのノイズリダクション機能は明瞭度をある程度改善するが、音質は不自然なものになる。また現行のノイズリダクション機能では、パルス的なノイズに効果が薄い。
(5)フェージング等により、受信周波数がずれたり、音量が上下したりすることがあり、安定した通信には受信者が適宜受信周波数の調整やゲインの調整を行う必要がある。
特許文献1は、受信装置における検波器及びピークフィルタの調整操作を能率化することは開示するものの、(1)〜(5)の問題に対する解決手段についてはなんら言及していない。
本発明の目的は、(1)〜(5)の問題点全般に対処する受信装置及び制御方法を提供することである。
本発明によれば、受信信号のパワースペクトルを算出する。CW変調の受信信号が含まれる周波数区分は、パワースペクトルのパワーが大きいことに着目して、周波数区分別のパワーに基づき、CW変調の受信信号がどの周波数区分に含まれているかを知ることができる。
CW変調の受信信号が含まれる周波数区分では、そのパワースペクトルのパワーは、キャリヤの受信及び非受信に伴い、パワースペクトルのパワーが十分に大きく変動する。したがって、所望の周波数区分におけるパワースペクトルのパワーの変化に基づきオーディオを出力する。
本発明の受信装置は次の手段を備えている。
CW無線の周波数帯域の信号を受信する受信手段、
受信信号に係るパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段、
各周波数区分ごとの前記パワースペクトルのパワーに基づきCW変調の信号が存在する周波数区分を提示する周波数区分提示手段、
周波数区分の提示に基づき選択された周波数区分に対し該周波数区分におけるパワースペクトルのパワーの時間変化に基づきオーディオ信号を生成するオーディオ信号生成手段、及び
前記オーディオ信号に係るオーディオを出力するオーディオ出力手段。
本発明の受信装置制御方法は次のステップを備えている。
CW無線の周波数帯域の信号を受信するステップ、
受信信号に係るパワースペクトルを算出するステップ、
各周波数区分ごとの前記パワースペクトルのパワーに基づきCW変調の信号が存在する周波数区分を提示するステップ、
周波数区分の提示に基づき選択された周波数区分に対し該周波数区分におけるパワースペクトルのパワーの時間変化に基づきオーディオ信号を生成するステップ、及び
前記オーディオ信号に係るオーディオを出力するステップ。
本発明によれば、CW変調の周波数帯域において受信した信号のパワースペクトルを算出し、選択した周波数区分におけるパワースペクトルのパワー変化に基づきオーディオを出力するので、CW変調の受信信号に対して良好なオーディオを出力することができる。
図1は無線機10の構成図である。無線機10は、その主要構成部品として、アンテナ11、受信機12、A/D変換器13、DSP(Digital Signal Processor)18、D/A変換器52、アンプ53、スピーカ54、表示器57及び操作パネル60を備えている。
最初に、図1に記載されている主要語句の意味について説明する。
受信機(符号12):FM,AM,SSB,CW等のアナログ変調方式の受信機。
A/D変換器(符号13):アナログ信号をデジタル値に変換する装置
D/A変換器(符号52):デジタル値をアナログ信号に変換する装置
BPF(符号19):バンドパスフィルタ
Buffer(符号20):バッファ。Nポイント過去までのデータを保持できる遅延器。N個のバッファから成り、各パッファを示すときは、Buffer(n)で表わす。ただし、n=1,2,・・・,N−1,Nである。
Window(符号21):例えば、ハニング窓やハミング窓
|FFT|^2(符号22):パワースペクトル
MAX(符号23):パワースペクトルにおける最大パワーのライン(ライン番号Lの周波数区分に対応する。)
PowerSpectrum(n):パワースペクトル。ただし、n=0,1,2,・・・,N/2−2,N/2−1である。
ライン番号L(符号23の出力):PowerSpectrum(n)=最大パワーである場合には、L=nとなる。
Histogram(n):ヒストグラム。ただし、n=0,1,2,・・・,N/2−2,N/2−1である。
ライン番号H(符号35の出力):Histogram(n)の中から使用者が選択した、nの一つ
長期間ヒストグラム(符号28):計測期間が長いヒストグラム
短期間ヒストグラム(符号29):計測期間が短いヒストグラム
CW局判定(符号30):敷居値以上のPowerSpectrum(n)があった場合、n=Cならば、(fs/N)*C<=cw_band<(fs/N)*(C+1)を満たす。該cw_bandにおいてCW復調信号が有る(CW局有り)と看做す。
狭帯域パワー出力器(符号35):PowerSpectrum(H)。ただし、 H=0,1,2,・・・,N/2−2,N/2−1のいずれか。
LPF(符号36):ローパスフィルタ
RollOff(符号38):ロールオフフィルタ
CWオーディオキャリヤ(符号42,43):オーディオ段におけるCWキャリヤ
CWオーディオキャリヤ周波数(符号42,43):上記CWオーディオキャリヤの周波数
トーン生成(符号45):(テーブル参照等の)正弦波の生成器
CWベースバンド信号:CWのキャリヤ有り無しを示す。ON(有り)=1,OFF(無し)=0の2値信号
CW変調信号:RF段におけるCW変調信号
CW復調信号:オーディオ段における可聴のCW信号
CW再生信号(符号49):CWベースバンド信号に、CWオーディオキャリヤ周波数で再構成したトーン信号を乗算することで生成するCW復調信号
ヒストグラムリセット信号(符号30の出力):ヒストグラム生成器(符号28,29)を初期化するためのリセット信号
オーディオライン切替信号(符号30の出力):CW復調信号かCW再生信号のどちらをD/A変換器52に出力するか制御する信号
オーディオライン切替スイッチ(符号50):上記オーディオライン切替信号に制御されるスイッチ
CWオーディオキャリヤ周波数切替信号(符号60の出力):選択したCW局の現在の受信キャリヤ周波数か、予め設定されたCWオーディオキャリヤ周波数かを制御する信号
CWオーディオキャリヤ周波数切替スイッチ(符号44):上記CWオーディオキャリヤ周波数切替信号に制御されるスイッチ
以下、無線機10について、その処理過程に沿って説明する。
CW変調の電波は、アンテナ11により捕捉され、RF信号となって、アンテナ11から受信機12に供給される。アンテナ11が捕捉する電波には、FM,AM,SSB,CW等のアナログ変調方式のものが含まれる。
受信機12は、所定周波数範囲のRF信号を検波し、オーディオ帯域における可聴な復調信号又はIF信号を生成する。使用者がCW局からのCW変調の信号を受信しようとする場合には、受信機12の同調周波数は、CW無線通信が許可されている周波数帯に合わせられる。
A/D変換器13は、受信機12からのアナログ信号をサンプリング周波数fs(Hz)にてデジタル化し、それをDSP18へ供給する。CW変調の信号の処理は、DSP18内におけるデジタル信号処理により実現される。A/D変換器13におけるサンプリング周波数は必要なオーディオ帯域又はIF帯域を満たすものを選択する。
BPF19は、必須ではないが、必要な帯域のみを抽出するためのものである。バッファ20は、パワースペクトル生成器22において実行する高速フーリエ変換(FFT)に必要なポイント数Nの遅延データを保持する。高速フーリエ変換式は図2の(1)で示すとおりである。NポイントのFFTを行う場合、必要な遅延データはNポイントであるので、バッファもNポイント以上のデータを保持できる必要がある。
窓関数適用器21は、バッファ20にてバッファされた遅延データに対して所定の窓関数を適用する。窓関数は、例えばハニング窓やハミング窓を用いる。
パワースペクトル生成器22は、窓関数適用器21の出力データをFFTし、その出力結果よりパワースペクトルを求める。パワースペクトルを求める式は図2の(2)で示すとおりである。なお、該(2)式中、*は複素共役を意味する。
バッファ20〜パワースペクトル生成器22の一連の処理は、一般的なFFTを用いたフーリエ変換とパワースペクトルの算出方法である。
このとき、FFTの処理タイミングは、サンプリング周波数fsか、CWの長短点タイミングが再現できる程度でありかつサンプリング周波数より遅いfs/512までから適宜選択する。
パワースペクトルの周波数分解能は、FFTのポイント数Nによって決定され、サンプリング周波数がfs(Hz)であるとすると、その分解能はfs/N(Hz)となる。すなわち、1ラインが扱う帯域はfs/N(Hz)となる。また、有効な帯域はfs/2(Hz)であるので、観測するパワースペクトルはPowerSpectrum(k)、ただし、k=0,1,2,・・・,N/2−2,N/2−1となる。kはパワースペクトルにおける周波数区分の番号に対応し、kが大きい周波数区分ほど、その周波数が増大している。
パワースペクトルは表示器57に送られる。表示器57では、パワースペクトルを図3に示す一般的な形式、すなわち横軸が周波数、縦軸がパワーの折れ線グラフ形式で表示する。使用者は、表示器57のパワースペクトル表示から、CW信号が複数同時に聞こえるような混信した状況や、受信周波数のずれを視覚的に確認することができる。
また、パワースペクトルは、最大パワー検索器23及び狭帯域パワー出力器35にも送られる。最大パワー検索器23では、パワースペクトルを構成するN/2ラインの内、最大のPowerSpectrum(L)を検出し、ライン番号Lを出力する。
例えば、混信がなく受信状況の良い場合に、CW変調信号が入感すると、キャリヤが有る時間では、ライン番号Lは一定の値を出力し、キャリヤが無い時間では、ライン番号Lはノイズに応じて0〜N/2−1までのランダムな値を取る。
図4は所定のCW変調信号を混信なく良好な受信状況で受信した場合の受信機12の出力波形を示す図である。また、図5は図4の復調信号に対応する最大パワー検索器23の出力を示す図である。図5の例では、ライン番号30近辺でフラットになっている時間範囲がキャリヤ有りであり、上下に振動している時間範囲がキャリヤ無しである。
ライン番号Lは、長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29に供給され、入力されるN/2種類の値に対応するヒストグラムがそれぞれ生成される。このヒストグラムは、CW局判定器30に供給される。長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29は、リセット時間間隔が異なるのみで、構造は同一となっている。最大パワー検索器23から長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29へ供給されるライン番号Lは瞬時的な最大パワーに対する周波数を示すものであるが、ヒストグラムを算出することによって、その算出期間における最大パワーの周波数分布を得ることができる。
図6はライン番号Lのヒストグラムである。該ヒストグラム生成方法は、ライン番号Lが取り得る値0,1,2,・・・,N/2−2,N/2−1のそれぞれにカウンタを設け、ライン番号Lが入力されるごとに、対応するカウンタをアップカウントする処理とする。長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29のカウント値をそれぞれhist1(k), hist2(k)とする。ただし, k=0,1,2,・・・,N/2−2,N/2−1とする。
このヒストグラムは永続的に生成されるものではなく、CW局判定器30から長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29へのヒストグラムリセット信号により前述のカウンタのすべてを0クリアする初期化を行う。長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29にはそれぞれ異なる時間間隔でヒストグラムリセット信号が供給される。図7は長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29へ供給されるリセット信号を示している。長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29のリセット時間間隔をそれぞれhist_period1, hist_period2と定義すると、hist_period1>hist_period2に設定する。
CW局判定器30は、長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29から供給されるヒストグラムhist1(k), hist2(k)よりCW復調信号と認識できる信号が含まれているかどうかの判定を行う。判定は、hist1(k), k=0,1,2,・・・,N/2−1と敷居値cw_det_levelとの比較であり、hist1(k)≧cw_det_levelであるとき、k=cw_lineとすると、帯域(fs/N)*cw_line<=cw_band<(fs/N)*(cw_line+1)(Hz)にCW復調信号を含む可能性があると判定する。
ただし、このままではキャリヤON/OFFのCW復調信号と、単一のトーン信号(該トーン信号の受信については※1で後述している。)との区別が付かないため、hist2(cw_line)を複数期間調査し、その値に一定以上の変動が見られる場合に帯域cw_band、すなわち該当周波数にCW復調信号があると確定する。このようにして、有効な帯域fs/2に1つ以上のCW復調信号を判定し、CW送信局があると判断できる場合に、CW局判定器30は、表示器57にCW局検出カーソルをパワースペクトルのグラフに重ねて表示する(図8)。
※1:単一のトーン信号(ビート)は、第三者からの妨害波(意図的なトーン信号の送信)や受信機12の回路構成による内部ビートを受信している期間に生じる。
図8はa,b,cの3局のCW局を検出した例となっている。信号強度が高い順にa、b、cとカーソル表示している。信号強度の順番は長期間ヒストグラム生成器28から供給されるhist1(k)の値より求める。
表示器57に表示されているスペクトラムは瞬時的なパワーの大小であり、表示のスペクトラムの高い順に検出カーソルが表示されるわけではない。すなわち、各検出カーソルは計数値としてのhist1(k)に基づき対応の帯域cw_bandに表示されるものであり、hist1(k)は、瞬時的なパワースペクトルには直接対応付けられておらず、各瞬時のパワースペクトルにおける最大パワーの帯域cw_bandをhist_period1の期間、測定したものである。CW局検出カーソルの更新は、CW局判定器30が長期間ヒストグラム生成器28へリセット信号を出力するタイミング(図7の上段)で行われる。
CW局検出中に操作パネル60より、検出中のCW局を選択することができ、選択された場合には、図9に示すCW局検出カーソル表示からどのCW局が選択されているかの表示に変化する。
CW局が選択されると、その帯域cw_bandにおけるCW復調信号のみを音声出力することとし、cw_bandを満たすcw_lineをライン番号Hとして狭帯域パワー出力器35及びライン番号−周波数変換器42に出力する。また、CW局判定器30からオーディオ経路切替スイッチ50へオーディオライン切替信号を与え、オーディオラインをBPF19から乗算器49に切り替える。
無線機10においてFM,AM,SSBの各復調信号に係るオーディオをスピーカ54から出力する場合は、オーディオ経路切替スイッチ50がBPF19側をD/A変換器52へ接続するように、オーディオライン切替信号をCW局判定器30からオーディオ経路切替スイッチ50へ送る。また、CW変調の復調信号をパワースペクトル処理に施すことなく、直接オーディオへ変換する場合も、オーディオ経路切替スイッチ50がBPF19側をD/A変換器52へ接続するように、オーディオライン切替信号をCW局判定器30からオーディオ経路切替スイッチ50へ送る。
狭帯域パワー出力器35はパワースペクトル生成器22から供給されるPowerSpectrum(k)の内、PowerSpectrum (H)を抽出する。これにより目的のCW復調信号のみのパワー変動を得ることができる。
CW復調信号のキャリヤが有る場合、パワーは高い値になり、キャリヤが無い場合には理想的には0になり、ノイズが有る場合でも、fs/N(Hz)の帯域制限のために、0に近い値が出力される。つまり狭帯域パワー出力器35の出力値は直流電圧によるキャリヤの有り無しを意味している。
これにより、S/Nが低いCW復調信号であっても、高いS/Nにてキャリヤ情報を抽出できる。また、LMS方式や、SPAC方式によるノイズリダクションでは、混信時に最もパワーがあるCW局しか抽出できなかったが、CW局を選択し、高いパワーのCW復調信号に隠れがちの小さいパワーのCW復調信号のキャリヤ情報も抽出することができるようになる。
LPF36は、パワーのばたつきを平滑化するものであり、必須ではない。中点判定・二値化器37は、LPF36の出力から中点電圧CenterBias(n)を求め、それに対して大小を2値化し単純なHigh/Lowの信号とする。2値化するための中点電圧生成は以下のように行う。CenterBias(n)におけるnはサンプリング時点を意味する。
L=Hのとき、CenterBias(n)=PowerSpectrum(H)/2
L≠Hのとき、CenterBias(n)=CenterBias(n−1)
これにより、中点電圧はキャリヤ有り時に生成及び更新され、キャリヤ無し時は生成済みの中点電圧の遅延データを保持することなる。中点電圧はキャリヤのパワーの大小に追従する。
この中点電圧を利用して、PowerSpectrum(H)よりCW復調信号のキャリヤ有り無しを示すCW_baseband(n)を生成する。
PowerSpectrum(H)≧ CenterBias(n)であるとき、CW_baseband(n)=1
PowerSpectrum(H)<CenterBias(n)であるとき、CW_baseband(n)=0
図10はPowerSpectrum(H)とCenterBias(n)との関係を示し、図11は図10のPowerSpectrum(H)から生成されたCW_baseband(n)の波形図である。図10において、PowerSpectrum(H)及びCenterBias(n)はそれぞれ実線及び破線で示している。
ロールオフ器38は、必須ではないが、CW_baseband(n)の立ち上がり及び立ち下がりを丸め、これにより、CW復調信号を聴感上良好にする効果を果たす。ロールオフ器38の出力は乗算器49に供給される。図12はロールオフ器38が図11の中点判定・二値化器37の出力波形を入力されたときのロールオフ器38の出力波形を示している。
ライン番号−周波数変換器42では、ライン番号Hから該当する周波数fcwrxを求め、選択したCW局のオーディオキャリヤ周波数とする。fcwrxは下記の式により表わされる。なお、ライン番号−周波数変換器42及び後述のCWオーディオキャリヤ周波数設定器43の出力としてのオーディオキャリヤ周波数は、可聴周波数ではなく、可聴周波数へ変換する基になる周波数情報である。ライン番号−周波数変換器42及びCWオーディオキャリヤ周波数設定器43が出力する周波数情報から可聴周波数への変換は、後述するように、トーン生成器45においてテーブル参照等に基づき行なわれる。
fcwrx=(fs/N)*H(Hz)
CWオーディオキャリヤ周波数設定器43は、予め設定しておくCWオーディオキャリヤ周波数を生成する。該CWオーディオキャリヤ周波数は、使用者の好みの周波数として設定される。選択スイッチ44は、ライン番号−周波数変換器42からの周波数fcwrx及びCWオーディオキャリヤ周波数設定器43のCWオーディオキャリヤ周波数の一方を選択する。使用者は操作パネル60を操作することにより、CWオーディオキャリヤ周波数切替信号が選択スイッチ44に供給され、選択スイッチ44が切り替わる。
ライン番号−周波数変換器42側は、受信しているCW復調信号の周波数となり、CWオーディオキャリヤ周波数設定器43側は固定のものである。CWオーディオキャリヤ周波数設定器43側を選ぶと、受信周波数を同調する手間が省け、いつでも使用者の好みの周波数とすることになる。
トーン生成器45は、テーブル参照等の形式で選択スイッチ44から供給される周波数に対応する可聴帯域周波数のトーン信号(正弦波:図13参照)を生成する。乗算器49は、トーン生成器45からのトーン信号(図13)と、ロールオフ器38からのCW_baseband(n)(図12)を乗算する。その結果、CW復調信号が再生される(図14参照)。なお、図13は波形を明瞭にするために、時間軸方向へ拡大して示している。また、図14では、波形が黒く塗り潰されてしまっているが、時間軸方向へ拡大すると、該部分は、振幅一定の正弦波の波形となる。
D/A変換器52では、デジタル値をアナログ信号に変換し、該アナログ信号は、アンプ53にて増幅され、スピーカ54から再生CW復調信号の音声が出力される。
この無線機10では、フェージングの影響で受信音量が大きく変化するような時に、安定した音量で受信することができる。なぜならば、狭帯域パワー出力器35においてPowerSpectrum (H)を抽出し(図10の実線)、中点判定・二値化器37において、該PowerSpectrum (H)の中点電圧CenterBias(n)を敷居値として算出し(図10の破線)、各時点のPowerSpectrum (H)とCenterBias(n)との対比に基づき中点判定・二値化器37において二値のCW_baseband(n)を生成し(図11)、乗算器49において該二値のCW_baseband(n)に基づき再生CW復調信号を生成し(図14)、これにより、スピーカ54からのオーディオは再生CW復調信号に依拠したものとなるからである。
この無線機10では、受信周波数が使用者の好みに合っていなくても、常に好みの周波数でCW復調信号が出力されるようにできるため、詳細な同調の操作を行う必要がない。なぜならば、使用者が、操作パネル60を操作して、選択スイッチ44がCWオーディオキャリヤ周波数設定器43の出力の方を選択するように切り替えれば、スピーカ54から出力されるオーディオは、使用者好みの周波数にすることができるからである。
この無線機10では、混信時にいくつかの復調信号の中から小さく聞こえるCW復調信号を聴きたい場合、そのCW復調信号のみを聴くことができる。なぜならば、狭帯域パワー出力器35が抽出してLPF36へ出力するPowerSpectrum (H)は、幅を非常に限定されたfs/N(Hz)の帯域のものであり、混信原因になる近傍帯域のPowerSpectrum(k)はPowerSpectrum (H)から排除されているからである。
この無線機10では、復調信号のS/Nが悪く、CW復調信号の内容を把握できない場合でも、ノイズ無しのCW復調信号が出力されるので、明瞭度が非常に高くなる。なぜならば、中点判定・二値化器37が、PowerSpectrum(H)と敷居値のCenterBias(n)との対比から二値のCW_baseband(n)を生成して、スピーカ54からは該CW_baseband(n)の値に対応するオーディオが出力されており、また、PowerSpectrum(H)の帯域はfs/N(Hz)と、周波数幅を極めて小さく帯域制限されており、ノイズが有っても、帯域制限のために、該帯域のノイズは0に近い値となり、目的のCW復調信号のキャリヤ有り無しを忠実に出力することができるからである。
この無線機10では、CW局を表示器57で見ることができ(図8のカーソル)、現在聴いているCW復調信号以外のCW局の状況を把握することができる。
図15は受信装置70のブロック図である。前述の無線機10は受信装置70の一例である。受信装置70は、受信手段71、パワースペクトル算出手段72、周波数区分提示手段73、オーディオ信号生成手段74及びオーディオ出力手段75を備えている。
受信手段71は、CW無線の周波数帯域の信号を受信する。パワースペクトル算出手段72は、受信信号に係るパワースペクトルを算出する。周波数区分提示手段73は、各周波数区分ごとのパワースペクトルのパワーに基づきCW変調の信号が存在する周波数区分を提示する。
オーディオ信号生成手段74は、周波数区分の提示に基づき選択された周波数区分に対し該周波数区分におけるパワースペクトルのパワーの時間変化に基づきオーディオ信号を生成する。オーディオ出力手段75は、オーディオ信号に係るオーディオを出力する。
パワースペクトル算出手段72は、受信信号に係るパワースペクトルを算出するが、受信信号に係るパワースペクトルとは、例えば、CW変調の受信信号を復調した復調信号のパワースペクトル、又はCW変調の受信信号を周波数についてダウンコンバートしたIF信号のパワースペクトルである。パワースペクトル算出手段72の具体例はパワースペクトル生成器22である。
周波数区分提示手段73においてCW変調の信号が存在するとは、CW局が存在することを意味する。周波数区分提示手段73によるCW変調の信号存在の提示の具体例は、図9におけるa,b,cのカーソル指示である。周波数区分提示手段73の具体例は最大パワー検索器23、長期間ヒストグラム生成器28及び短期間ヒストグラム生成器29及びCW局判定器30を含む構成部分である。図9では、CW変調の信号存在の可能性が高い順に、該当する周波数区分をa,b,cと3個、提示している。
オーディオ信号生成手段74の具体例は、狭帯域パワー出力器35、LPF36、中点判定・二値化器37、ロールオフ器38、ライン番号−周波数変換器42、CWオーディオキャリヤ周波数設定器43、選択スイッチ44、トーン生成器45及び乗算器49を含む構成部分である。オーディオ出力手段75の具体例はスピーカ54である。オーディオ信号生成手段74がオーディオ出力手段75へ出力するオーディオ信号の一例は図14のものである。
受信装置70では、CW変調の周波数帯域の受信信号に係るパワースペクトルを算出して、パワースペクトルにおける周波数区分別のパワーに基づき受信信号におけるCW変調の信号の存在を使用者に提示するので、周波数が接近しているCW変調の各信号の存在を明確にして使用者に提示することができる。
受信装置70では、所望の周波数区分について、そのパワー変化に基づくオーディオを出力するので、周波数区分が狭い分、ノイズ分のパワーが低下し、CW変調信号のキャリヤありなしを忠実に得ることができるため、実質的にS/Nを高くしたオーディオ出力を達成することができる。
なお、受信装置70において、受信手段71、パワースペクトル算出手段72及び周波数区分提示手段73の装置部分を1発明として独立させたり、オーディオ信号生成手段74及びオーディオ出力手段75の装置部分を1発明として独立させたりすることができる。なぜならば、前者の装置部分は、周波数が接近しているCW変調の各信号の存在を明確にして使用者に提示することができるという効果を独立に奏し、また、後者の装置部分は、所望の周波数区分のCW変調の信号について、その実質的なS/Nを高めたオーディオを出力することができるという効果を独立に奏するからである。
好ましくは、周波数区分提示手段73は、最大パワー周波数区分検出手段731及び第1の計数手段732を備えている。最大パワー周波数区分検出手段731は、所定の時間間隔で各時点のパワースペクトルにおける最大パワーの周波数区分を検出する。第1の計数手段732は、各周波数区分について該周波数区分が第1の時間範囲において最大パワーの周波数区分になった回数を計数する。周波数区分提示手段73は、第1の計数手段732の計数値に基づきその提示を行う。
最大パワー周波数区分検出手段731及び第1の計数手段732の具体例は、それぞれ最大パワー検索器23及び長期間ヒストグラム生成器28である。第1の時間範囲における所定の時間間隔ごとの最大パワーの周波数区分がどの周波数区分となっているかを調べることにより、CW変調の信号の存在(CW局の存在)を明確に把握することができる。
好ましくは、周波数区分提示手段73は、さらに、第2の計数手段733を備えている。第2の計数手段733は、各周波数区分について該周波数区分が第1の時間範囲より短い第2の時間範囲において最大パワーの周波数区分になった回数を計数する。周波数区分提示手段73は、第1の計数手段732による計数値が所定値以上である周波数区分であっても、該周波数区分における第2の計数手段733による計数値が、連続する複数回の第2の時間範囲においてほぼ同一であるならば、該周波数区分を提示対象外とする。
受信信号には、CW変調の信号以外に、第三者からの妨害波や受信手段71における回路構成による内部ビートが含まれることがある。これらは、CW変調の信号のようにキャリヤの受信が断続するものではなく、キャリヤの連続受信のような受信形態となるので、第2の計数手段733による計数値が、複数回の第2の時間範囲において同一であれば、該当の周波数区分の信号は、CW変調の信号ではなく、妨害波等に起因するものと判断することができる。
好ましくは、オーディオ信号生成手段74は周波数区分対応オーディオ信号生成手段741及び使用者好みオーディオ信号生成手段742を備えている。周波数区分対応オーディオ信号生成手段741は、周波数区分の提示に基づき選択された周波数区分に対応付けられた周波数のオーディオ信号を生成する。使用者好みオーディオ信号生成手段742は、使用者好みの周波数のオーディオ信号を生成する。オーディオ信号生成手段74は、使用者選択に基づき周波数区分対応オーディオ信号生成手段74及び使用者好みオーディオ信号生成手段74の一方が生成したオーディオ信号を出力する。
周波数区分対応オーディオ信号生成手段741及び使用者好みオーディオ信号生成手段742の具体例は、それぞれライン番号−周波数変換器42及びCWオーディオキャリヤ周波数設定器43である。使用者は、現在選択中のCW変調の信号について、好みの周波数のオーディオで聞くことを希望する場合には、使用者好みオーディオ信号生成手段742の出力の方を選択する。
好ましくは、オーディオ信号生成手段74は、さらに、敷居値生成手段743及びキャリヤ判定手段744を備えている。敷居値生成手段743は、選択周波数区分のパワー変化に基づき敷居値を生成する。キャリヤ判定手段744は、選択周波数区分のパワーと敷居値との対比に基づき選択周波数区分におけるキャリヤの有無を判定する。オーディオ信号生成手段74は、キャリヤ有りの判定期間はオーディオ信号を出力し、キャリヤ無しの判定期間は、オーディオ信号の出力を停止する。
敷居値生成手段743及びキャリヤ判定手段744の具体例は、共に、中点判定・二値化器37である。キャリヤ判定手段744における選択周波数区分のパワーと敷居値との対比に基づくキャリヤの有無を判定して、判定に基づくオーディオ信号を出力することにより、所望の周波数区分におけるCW変調の信号に対して適正なオーディオ出力を得ることができる。
典型的には、敷居値生成手段743は、パワー判定手段7431を備えている。パワー判定手段7431は、所定時間ごとに選択周波数区分がパワースペクトルにおける最大パワーの周波数区分であるか否かを判定する。敷居値生成手段743は、パワー判定手段7431の判定が正である場合は、敷居値を選択周波数区分の現在のパワーに基づき更新し、パワー判定手段7431の判定が否である場合は、敷居値を現在の値に保持する。
パワー判定手段7431の作動の具体例は、図10の破線を参照しつつ、中点判定・二値化器37における中点生成で説明したものである。すなわち、中点判定・二値化器37では、敷居値としてのCenterBias(n)は次のように計算されていた。L=Hのとき、CenterBias(n)=PowerSpectrum(H)/2 。L≠Hのとき、CenterBias(n)=CenterBias(n−1)。
図16は受信装置制御方法80のフローチャートである。受信装置制御方法80は受信装置70(図15)に適用される。受信装置制御方法80は、S81〜S85を備えている。
S81では、CW無線の周波数帯域の信号を受信する。S82では、受信信号に係るパワースペクトルを算出する。S83では、各周波数区分ごとのパワースペクトルのパワーに基づきCW変調の信号が存在する周波数区分を提示する。
S84では、周波数区分の提示に基づき選択された周波数区分に対し該周波数区分におけるパワースペクトルのパワーの時間変化に基づきオーディオ信号を生成する。S85では、オーディオ信号に係るオーディオを出力する。
S81〜S85の処理は、受信装置70(図15)の受信手段71〜オーディオ出力手段75の機能にそれぞれ対応している。したがって、受信手段71〜オーディオ出力手段75の機能について述べた具体的態様はS81〜S85の処理についての具体的態様としても適用可能である。
本明細書は様々な発明を開示している。それら発明には、本明細書における発明の最良の形態等において、独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、1つ又は複数の要素の組合せを自明の範囲で発明の形態間で入れ換えたものを含む。
無線機の構成図である。 高速フーリエ変換式及びパワースペクトルを求める式を示す図である。 表示器におけるパワースペクトルの表示例を示す図である。 所定のCW変調信号を混信なく良好な受信状況で受信した場合の受信機の出力波形を示す図である。 図4の復調信号に対応する最大パワー検索器の出力を示す図である。
ライン番号Lのヒストグラムである。 長期間ヒストグラム生成器及び短期間ヒストグラム生成器へ供給されるリセット信号を示す図である。 図7の表示画面において検出CW局の周波数位置を示す図である。 図7の表示画面において使用者が1つのCW局を選択した状態を示す図である。 PowerSpectrum(H)とCenterBias(n)との関係を示す図である。
図10のPowerSpectrum(H)から生成されたCW_baseband(n)の波形図である。 ロールオフ器が図11の中点判定・二値化器の出力波形を入力されたときのロールオフ器の出力波形を示す図である。 トーン生成器の出力波形図である。 乗算器の出力信号の波形図である。 受信装置のブロック図である。 受信装置制御方法のフローチャートである。
符号の説明
70:受信装置、71:受信手段、72:パワースペクトル算出手段、73:周波数区分提示手段、74:オーディオ信号生成手段、75:オーディオ出力手段、80:受信装置制御方法、731:最大パワー周波数区分検出手段、732:第1の計数手段、733:第2の計数手段、741:周波数区分対応オーディオ信号生成手段、742:使用者好みオーディオ信号生成手段、743:敷居値生成手段、744:キャリヤ判定手段、7431:パワー判定手段。

Claims (7)

  1. CW無線の周波数帯域の信号を受信する受信手段、
    受信信号に係るパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段、
    各周波数区分ごとの前記パワースペクトルのパワーに基づきCW変調の信号が存在する周波数区分を提示する周波数区分提示手段、
    周波数区分の提示に基づき選択された周波数区分に対し該周波数区分におけるパワースペクトルのパワーの時間変化に基づきオーディオ信号を生成するオーディオ信号生成手段、及び
    前記オーディオ信号に係るオーディオを出力するオーディオ出力手段、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記周波数区分提示手段は、
    所定の時間間隔で各時点のパワースペクトルにおける最大パワーの周波数区分を検出する最大パワー周波数区分検出手段、及び
    各周波数区分について該周波数区分が第1の時間範囲において最大パワーの周波数区分になった回数を計数する第1の計数手段、
    を備え、
    前記周波数区分提示手段は、前記第1の計数手段の計数値に基づきその提示を行うことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記周波数区分提示手段は、
    各周波数区分について該周波数区分が前記第1の時間範囲より短い第2の時間範囲において最大パワーの周波数区分になった回数を計数する第2の計数手段、
    を備え、
    前記周波数区分提示手段は、第1の計数手段による計数値が所定値以上である周波数区分であっても、該周波数区分における第2の計数手段による計数値が、連続する複数回の第2の時間範囲においてほぼ同一であるならば、該周波数区分を提示対象外とすることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記オーディオ信号生成手段は、
    周波数区分の提示に基づき選択された周波数区分に対応付けられた周波数のオーディオ信号を生成する周波数区分対応オーディオ信号生成手段、及び
    使用者好みの周波数のオーディオ信号を生成する使用者好みオーディオ信号生成手段、
    を備え、
    前記オーディオ信号生成手段は、
    使用者選択に基づき前記周波数区分対応オーディオ信号生成手段及び使用者好みオーディオ信号生成手段の一方が生成したオーディオ信号を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 前記オーディオ信号生成手段は、
    選択周波数区分のパワー変化に基づき敷居値を生成する敷居値生成手段、
    前記選択周波数区分のパワーと敷居値との対比に基づき前記選択周波数区分におけるキャリヤの有無を判定するキャリヤ判定手段、
    を備え、
    前記オーディオ信号生成手段は、キャリヤ有りの判定期間はオーディオ信号を出力し、キャリヤ無しの判定期間は、オーディオ信号の出力を停止することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の受信装置。
  6. 前記敷居値生成手段は、
    所定時間ごとに前記選択周波数区分がパワースペクトルにおける最大パワーの周波数区分であるか否かを判定するパワー判定手段、
    を備え、
    前記敷居値生成手段は、前記パワー判定手段の判定が正である場合は、前記敷居値を前記選択周波数区分の現在のパワーに基づき更新し、前記パワー判定手段の判定が否である場合は、前記敷居値を現在の値に保持することを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  7. CW無線の周波数帯域の信号を受信するステップ、
    受信信号に係るパワースペクトルを算出するステップ、
    各周波数区分ごとの前記パワースペクトルのパワーに基づきCW変調の信号が存在する周波数区分を提示するステップ、
    周波数区分の提示に基づき選択された周波数区分に対し該周波数区分におけるパワースペクトルのパワーの時間変化に基づきオーディオ信号を生成するステップ、及び
    前記オーディオ信号に係るオーディオを出力するステップ、
    を備えることを特徴とする受信装置制御方法。
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